JP3059090U - 広告枠付きベンチ - Google Patents

広告枠付きベンチ

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JP3059090U
JP3059090U JP1998009009U JP900998U JP3059090U JP 3059090 U JP3059090 U JP 3059090U JP 1998009009 U JP1998009009 U JP 1998009009U JP 900998 U JP900998 U JP 900998U JP 3059090 U JP3059090 U JP 3059090U
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JP
Japan
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frame
bench
advertising
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JP1998009009U
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English (en)
Inventor
知宏 川口
Original Assignee
株式会社メディアート
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C11/00Benches not otherwise provided for
    • A47C11/005Benches not otherwise provided for having multiple separate seats

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷物によるポスター広告を可能とすること
で、比較的短期間で多数の広告の入替えができ、ナショ
ナルクライアントや短期集中宣伝にも対応可能な広告枠
付きベンチの提供。 【解決手段】 駅のプラットホーム等に設置されるベン
チ1であって、背もたれより上部に、前面に開口した枠
体3が設けられ、この枠体の開口39を閉じるよう前記
枠体に、透明な表面板5が設けられ、この表面板の背面
に、広告ポスター4が重ね合わされて設けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、主として駅のプラットホームをはじめとする待合わせコーナー等 に設置されて使用され、上部に広告が掲出されてなるベンチ(休憩用椅子)に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、駅のプラットホーム等に設置されるベンチの上部には、ベンチの大きさ を基準にして枠を作り、看板広告が行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種の看板広告は、比較的長期間掲出するのを目的と しており、木製、鉄板、アクリル板等で製作されていた。それ故、製作に長期間 を要し、同時に大量の看板を製作することが困難であり、しかも一旦設置された 後は比較的長期間掲出されるものであるから、ナショナルクライアントや短期集 中宣伝向きではなく、設置場所周辺のクライアントにしか利用されていないのが 現状であった。 このように、ベンチ上部の広告は、駅構内等では比較的広告価値が高い所が確 保されているのに関わらず、ベンチが従来の木製から樹脂製に変わっても、その 広告に対する考え方は従前のままで放置されていた。
【0004】 この考案は、上記課題を解決するためになされたものであり、ポスター広告、 すなわち印刷物による広告を可能とすることで、比較的短期間で、比較的多数の 広告の入替えができ、ナショナルクライアントや短期集中宣伝にも対応可能な広 告枠付きベンチを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の広告枠付きベンチは、駅のプラットホーム等に設置されるベンチで あって、背もたれより上部に、前面に開口した枠体が設けられ、この枠体の開口 を閉じるよう前記枠体に、透明な表面板が設けられ、この表面板の背面に、広告 ポスターが重ね合わされて設けられることを特徴とする。 又は、この考案の広告枠付きベンチは、駅のプラットホーム等に設置されるベ ンチであって、前後2つのベンチが、その背もたれの背面同士を対向させて正反 対の方向に向けて配置してなり、各ベンチの背もたれ間には、背もたれより上部 に、前後両面に開口した枠体が設けられ、この枠体の開口を閉じるよう枠体の前 後両面には、それぞれ透明な表面板が設けられ、各表面板の背面に、広告ポスタ ーが重ね合わされて設けられてなることを特徴とする。
【0006】 なお、上記いずれかの構成に加えて、前記広告枠は矩形状に形成されてなり、 広告枠の枠部材には、径方向内側に開口してコ字形状溝が形成されており、この コ字形状溝に、表面板と背面板とに挟まれた前記広告ポスターが配置されて保持 されることを特徴とする広告枠付きベンチとしてもよい。 また、この構成に加えて、(a) 前記背面板は、表面が無地とされる一方、背面 に各種標語やイラスト等が記載又は写真フィルム等が貼付された不透明板からな ること、又は、(b) 前記背面板は、透光性を有しており、この背面板の背面に、 照明装置が設けられてなること、のいずれかを特徴とする広告枠付きベンチとし てもよい。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の広告枠付きベンチ1について、さらに詳細に説明する。 図1は、この考案の広告枠付きベンチ1の一実施例を示す斜視図であり、図2 は、そのA−A断面図である。 この考案の広告枠付きベンチ1は、人が座って休憩するためのベンチ本体2と 、そのベンチ本体2の上部に設けられる広告枠3とからなる。
【0008】 ベンチ本体2の構成は、特に問わないが、例えば図示の例では、ポリエチレン 等の合成樹脂から形成された4つのシート21が横に並べられて設けられてなる 。図示の例のように、ベンチ本体2は複数のシート21に分けて形成してもよい が、シートを区切らずに長椅子状に形成してもよいことは勿論である。また、ベ ンチ本体2の材質や形状、構造等は、適宜に変更可能である。なお、図示の例で は、床からベンチ本体2の座面までの高さHは約350〜400mmとされ、ベ ンチ本体2の左右方向の幅寸法Lは約2500mmとされている。
【0009】 ベンチ本体2の背もたれの背面側の上部には、広告枠3が設けられている。 この実施例の広告枠3は、略矩形状に形成されてなる。なお、図示の例では、 角31が角張っているが、広告枠3の角は安全のために丸みをもたせる等して曲 線とするのが好ましい。 広告枠3は、支持部材38によりベンチ本体2と連結されている。つまり、支 持部材38の下端部はベンチ本体2の脚等に固定される一方、支柱部材38の上 端部には広告枠3が保持されている。 広告枠3は、少なくとも前面に開口して形成されている。また、広告枠3の内 周面には、図2に示すように、コ字形状溝32が径方向内側に開口して形成され ており、そのコ字形状溝32に広告ポスター4が保持されて設けられる。
【0010】 具体的に、図示の例では、広告ポスター4の前面(表面)に透明アクリル板か らなる表面板5が重ね合わされると共に、広告ポスター4の後面(背面)に不透 明アクリル板からなる背面板6が重ね合わされて、広告枠3の前記コ字形状溝3 2に差し込まれて保持される。よって、広告ポスター4の内容は、透明な表面板 5及び広告枠3の前面の開口39を通して、ベンチ1の正面から視認可能とされ る。
【0011】 なお、広告枠3の大きさは、ベンチ本体2の大きさを考慮しつつ適宜に設定さ れる。図示の例では、広告枠3内の広告スペースの大きさは、上下方向寸法Mが 約364mm、左右方向寸法Nが約2060mmとされており、B3サイズ(3 64mm×515mm)のポスター4枚を横に並べて掲出可能な構成とされてお り、従来に比べて注目度をアップさせ、販売促進につなげることができる構成で ある。
【0012】 広告ポスター4の背面に重ね合わされる背面板6は、表面が無地の不透明に形 成される一方、背面には例えば「駅を美しくしましょう」等の標語やイラスト等 を記載したり、或いは写真フィルム等を貼着しておくのが好適である。そのよう に構成しておけば、広告の契約期間が終了し、広告ポスター4を取り外した後、 次の広告ポスター4を掲出するまでの間に空白期間が生じた場合でも、背面板6 を裏返して、前記標語等を表示した面を正面に向けて使用することができる。つ まり、背面板6の裏面に、標語の記載や写真フィルムの貼付を行うことで、ポス ター広告の掲出に空白が生じた場合でも、背面板6を裏返して前記標語等を表示 することで、見苦しくないようにすることができる。しかも、広告ポスター4を 掲出中は、無地の側を表にしておくことで、前記標語等が視認される不都合もな い。なお、ポスター広告の場合、広告の入替えが短期間の内に比較的頻繁に行わ れ、広告物の空白期間を生じ得るため、上記作用・効果は重要である。
【0013】 ところで、広告枠3の上部30は、取り外し可能に構成されており、それ故、 この上部の開口から広告ポスター4や表面板5及び背面板6を出し入れすること ができると共に、通常時には蓋30を閉めておくことで広告枠3内部にほこり等 が進入するのを防止することができる。
【0014】 上記構成の広告枠付きベンチ1によれば、看板広告ではなく、印刷物によるポ スター広告を行うことができる。その上、印刷物であるから、看板広告よりも美 しく仕上がることは勿論、詳細に表現することもでき、しかも短期間の内に大量 製作することも可能であるため、広告内容の交換を極めて容易に行うことができ る。よって、従来のように長期間に渡って同一スポンサーによる同一内容の広告 を行うだけでなく、短期間の内に大量の広告の交換を行うことができ、現状のロ ーカルスポンサー中心からナショナルスポンサーにも対応可能とすることができ る。また、短期集中宣伝にも対応することが可能となる。
【0015】 すなわち、従来の看板広告的な広告枠では、表札的色彩が濃かったが、本考案 によれば、以下の効果が得られる。 (a)設置場所周辺のクライアントに限らず、広範囲の地域を広告対象とする ナショナルクライアントも獲得可能となる。 (b)仕上がり具合が美しく均一化され、短期間の内に大量生産が可能なポス ター広告を可能とするので、本考案の広告枠付きベンチ1さえ設置してあれば、 全国的に短期間で、且つ同一スケジュールの広告展開を行うことが可能となる。 (c)ポスター広告を採用できるので、電車内の車内吊広告等、他の媒体で使 用されているポスター4を若干増刷するだけで本考案の広告枠分を確保すること が可能であり、他の媒体と連動しての広告展開を相当低コストで行うことができ る。よって、そのコスト削減分だけ広告期間を長くすることも可能である。 (d)本広告枠付きベンチ1を特定の場所に限定したり、複数駅をセットして 設置する等により、臨機応変の広告展開を可能とできる。
【0016】 なお、本考案の広告枠付きベンチ1は、上記実施例の構成に限らず、適宜変更 可能である。 例えば、図3に示すように、広告ポスター4の背面に照明灯7を設けてもよい 。照明灯7としては、例えば蛍光灯や電球等が使用される。なお、図3において 、符号71は、反射板を兼ねた照明灯7の取付台である。また、照明灯7を取り 付けた場合には、広告ポスター4の背面に重ね合わされる背面板6は、その背面 への標語等の印刷を省略され、且つ透光性を有するものが使用されることになる 。
【0017】 また、前記実施例では、ベンチ本体2は一方を向いたシートからなって、主と して壁際に配置されて使用される例を示したが、図4に示すように、背もたれの 背面同士を向き合わせた正反対の方向を向く2つのシート21,21からなるも のに適用することも可能である。この場合、広告枠3は、図5に示すように、前 後両面に開口を形成されてなり、その両方の開口に表面板5,5及び背面板6, 6で挟まれた広告ポスター4,4を取り付けるのである。この構成の場合も、中 央部に照明灯7を設けるのが好ましい。図4のような構成のベンチ1は、例えば 駅のプラットホームの中央部に設置され、いずれの側からも広告を視認すること が可能である。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述したように、この考案の広告枠付きベンチによれば、広告の入替えが 容易なポスター広告を容易に行うことができるので、比較的短期間で、比較的多 数の広告の入替えができ、ナショナルクライアントや短期集中宣伝にも対応可能 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の広告枠付きベンチの一実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1に示される広告枠付きベンチの広告枠部分
の縦断面図(図1におけるA−A断面図)である。
【図3】図1に示される広告枠付きベンチの広告枠部分
の変形例を示す縦断面図である。
【図4】この考案の広告枠付きベンチの他の実施例を示
す側面図である。
【図5】図4に示される広告枠付きベンチの広告枠部分
の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 広告枠付きベンチ 3 枠体(広告枠) 4 広告ポスター 5 表面板 6 背面板 7 照明装置 32 コ字形状溝 39 開口

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駅のプラットホーム等に設置されるベン
    チであって、 背もたれより上部に、前面に開口した枠体が設けられ、 この枠体の開口を閉じるよう前記枠体に、透明な表面板
    が設けられ、 この表面板の背面に、広告ポスターが重ね合わされて設
    けられることを特徴とする広告枠付きベンチ。
  2. 【請求項2】 駅のプラットホーム等に設置されるベン
    チであって、 前後2つのベンチが、その背もたれの背面同士を対向さ
    せて正反対の方向に向けて配置してなり、 各ベンチの背もたれ間には、背もたれより上部に、前後
    両面に開口した枠体が設けられ、 この枠体の開口を閉じるよう枠体の前後両面には、それ
    ぞれ透明な表面板が設けられ、 各表面板の背面に、広告ポスターが重ね合わされて設け
    られてなることを特徴とする広告枠付きベンチ。
  3. 【請求項3】 前記広告枠は矩形状に形成されてなり、 広告枠の枠部材には、径方向内側に開口してコ字形状溝
    が形成されており、 このコ字形状溝に、表面板と背面板とに挟まれた前記広
    告ポスターが配置されて保持されることを特徴とする請
    求項1又は請求項2のいずれか一つに記載の広告枠付き
    ベンチ。
  4. 【請求項4】 前記背面板は、表面が無地とされる一
    方、背面に各種標語やイラスト等が記載又は写真フィル
    ム等が貼付された不透明板からなることを特徴とする請
    求項3に記載の広告枠付きベンチ。
  5. 【請求項5】 前記背面板は、透光性を有しており、 この背面板の背面に、照明装置が設けられてなることを
    特徴とする請求項3に記載の広告枠付きベンチ。
JP1998009009U 1998-11-13 1998-11-13 広告枠付きベンチ Expired - Lifetime JP3059090U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5080685B1 (ja) * 2011-12-26 2012-11-21 正一 ▲高▼橋 立て看板

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