JP3059075U - 貼り付け可能なティッシュペーパー入れ及びこれを備えた手入れ用品 - Google Patents

貼り付け可能なティッシュペーパー入れ及びこれを備えた手入れ用品

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JP3059075U
JP3059075U JP1998008991U JP899198U JP3059075U JP 3059075 U JP3059075 U JP 3059075U JP 1998008991 U JP1998008991 U JP 1998008991U JP 899198 U JP899198 U JP 899198U JP 3059075 U JP3059075 U JP 3059075U
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tissue paper
paper container
tissue
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JP1998008991U
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Inventor
孝宏 青柴
Original Assignee
株式会社日研生物医学研究所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ティッシュペーパーを容易に引き出すことがで
き、衣服を汚さなくて済むティッシュペーパー入れ及び
これを備えた手入れ用品を提供する。 【解決手段】本考案のティッシュペーパー入れは、一面
に引き出し口21を有する直方体若しくは円柱形のティ
ッシュペーパー入れ1において、前記引き出し口21を
有する面と異なる面の外側に、粘着性をもたせる手段が
設けられていることを特徴とする。また手入れ用品は、
上記ティッシュペーパー入れとこの中に収容されたティ
ッシュペーパーとを備えていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ティッシュペーパー入れ、及びこれを備えた手入れ用品に関する。
【0002】
【従来の技術】
食品工場等の衛生管理が求められる作業現場では、作業者は自らの手及び使用 する器具を消毒しなければならない。消毒方法には、例えば、ペーパータオルを 消毒液とともに容器に入れておき、そのペーパータオルで手及び器具を拭く方法 や、霧吹器で消毒液を噴霧する方法がある。ところが、消毒液を入れた容器や霧 吹器を作業机や作業用器具の上に置くと、邪魔になり、作業効率が低下する。よ って、消毒用容器や霧吹器は別の場所に置かれることが多く、したがって、作業 者は消毒する度にわざわざその場所にまで行かなければならないという問題があ る。
【0003】 そのため、一面に引き出し口を有する直方体若しくは円柱形のティッシュペー パー入れに、消毒液を染み込ませたティッシュペーパーを収容して、作業中常に ポケットの中に入れておくのが一般的となっている。このようにすると、作業者 は消毒したいとき、消毒液を含んだティッシュペーパーをその場で取り出して、 手や器具を拭くことにより、直ちに消毒することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のティッシュペーパー入れでは、作業者は、まず衣服のポケット からこれを出し、その後にティッシュペーパーを引き出さなければならず、面倒 であった。また、ポケットから出す際に、手の汚れが衣服に付着しやすいという 欠点があった。
【0005】 それ故、本考案の目的は、ティッシュペーパーを容易に引き出すことができ、 衣服を汚さなくて済むティッシュペーパー入れ及びこれを備えた手入れ用品を提 供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のティッシュペーパー入れは、一面に引き出し口を有する直方体若しく は円柱形のティッシュペーパー入れにおいて、 前記引き出し口を有する面と異なる面の外側に、粘着性をもたせる手段が設け られていることを特徴としている。
【0007】 また、本考案の手入れ用品は、上記のティッシュペーパー入れと、この中に収 容されたティッシュペーパーとを備えていることを特徴としている。なお、本考 案のティッシュペーパー入れの面に粘着性をもたせるためには、粘着剤を塗布す るか、粘着テープを固着させると良い。
【0008】 本考案のティッシュペーパー入れ若しくは手入れ用品では、前記引き出し口を 有する面と異なる面の外側に、粘着性をもたせる手段が設けられているので、人 の二の腕や腰などに貼り付けることができ、そのままの状態でティッシュペーパ ーを引き出すことができる。したがって、本考案によると、ティッシュペーパー を引き出すのが容易であり、またその際に、手の汚れが衣服に付着することがな い。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施形態を図とともに説明する。図1、図2は、それぞれ第一実施形 態の手入れ用品1を示す斜視図、側面図である。この手入れ用品1は、本考案の ティッシュペーパー入れ2と、この中に収容されたティッシュペーパー3とから なる。
【0010】 ティッシュペーパー入れ2は、液不透過性及び菌不透過性をもつ柔軟性フィル ムからなり、柔軟性フィルムを折り曲げて端部を圧着することにより、扁平な直 方体状に構成されている。また、一面には、切り込みによって作られた引き出し 口21と、これを覆うようにして貼り付けられた開閉シート22とが設けられて いる。引き出し口21では、楕円に沿って切り込みがなされているが、一部は繋 がったままである。開閉シート22は、粘着剤によってティッシュペーパー入れ 2に貼り付いており、剥がすこともできる。そして、開閉シート22を剥がすと 、これと共に、切り込みに囲まれた部分が開口面から離れ、その結果、引き出し 口21が開口する。開閉シート22を再び貼り付けると、引き出し口21は閉口 する。
【0011】 ティッシュペーパー入れ2の引き出し口21のある面と対向する面には、粘着 テープ23が固着している。粘着テープ23は粘着剤が塗布された粘着面23a を有し、この粘着面23aは保護シート23bによって覆われている。また、テ ィッシュペーパー3は、ティッシュペーパー入れ2の中に一枚ずつ積み重ねた状 態で収容されていて、引き出し口21より外に出され得る。
【0012】 本実施形態の手入れ用品1は、食品工場等の作業現場で消毒用として好適に使 用され得る。その使用方法は、例えば以下の通りである。まず、開閉シート22 をティッシュペーパー入れ2から剥がして、引き出し口21を開口させる。そし て、そこから消毒液としてアルコール溶液を注入し、ティッシュペーパー3に染 み込ませる。ここで、アルコールの濃度は60〜99.5重量%が好ましい。次 に、開閉シート22を再び貼り付けて、引き出し口21を閉口させる。続いて、 粘着テープ23の保護シート23bを取り除くことによって、粘着面23aを露 出させ、二の腕や腰などに貼り付ける。
【0013】 作業中、手又は器具を消毒する必要が生じたときは、手入れ用品1を腕や腰に 貼り付けたまま、引き出し口21を開口させてティッシュペーパー3を引き出し 、消毒する。このとき、従来のように衣服のポケットの中に手入れ用品を入れる のとは異なり、ティッシュペーパー3を引き出すのが容易であり、またその際に 、手の汚れが衣服に付着することがない。
【0014】 ティッシュペーパー3に消毒液を染み込ませるのは、ティッシュペーパー3を ティッシュペーパー入れ2内に封入する前に、つまり製造段階で、なされても良 い。また、粘着テープ23に塗布する粘着剤の種類及び量については、特に限定 はないが、手入れ用品1をしっかりと貼れて且つ簡単に外せる程度の粘着力をも たせるのが好ましい。さらに、粘着テープ23をティッシュペーパー入れ2に固 着させる替わりに、粘着剤を直接塗布しても良い。なお、本実施形態の手入れ用 品1を、作業現場の壁や作業机の脚など邪魔にならないところに貼り付けて使用 することもできる。
【0015】 図3に第二実施形態の手入れ用品11を斜視図として示す。この手入れ用品1 1は、ティッシュペーパー入れ12と、この中に収容されたティッシュペーパー 13とからなる。この実施形態では、ティッシュペーパー入れ12が円柱形をし ている。また、ティッシュペーパー入れ12の上面の中央には円形の引き出し口 121が設けられており、その対向面には粘着テープ123が固着している。テ ィッシュペーパー13については、その一枚ずつが間欠的に繋がった切り込みを 介して直列に接続している。そして、それを巻いて円筒状にしたものが、ティッ シュペーパー入れ12内に収容されている。このティッシュペーパー13は引き 出し口121より外に出され得る。引き出す際には、最も内側にあるものから引 き出していき、間欠的に繋がった切り込み部まで出すと、そこで切り離す。
【0016】 この実施形態の手入れ用品11でも、第一実施形態の手入れ用品1と同様に、 粘着テープ123が設けられている。よって、腕、腰又は机の脚に貼り付けるこ とができ、その状態でティッシュペーパー13を引き出すことができる。したが って、食品工場等の作業現場において手や器具を消毒するために使用するのに適 している。
【0017】
【考案の効果】
本考案によると、ティッシュペーパーを容易に引き出すことができ、しかも、 衣服を汚さなくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施形態の手入れ用品を示す斜視
図である。
【図2】本考案の第一実施形態の手入れ用品を示す側面
図である。
【図3】本考案の第二実施形態の手入れ用品を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1、11 手入れ用品 2、12 ティッシュペーパー入れ 21、121 引き出し口 22、 開閉シート 23、123 粘着テープ 23a 粘着面、 23b 保護シート 3、13 ティッシュペーパー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一面に引き出し口を有する直方体若しくは
    円柱形のティッシュペーパー入れにおいて、 前記引き出し口を有する面と異なる面の外側に、粘着性
    をもたせる手段が設けられていることを特徴とするティ
    ッシュペーパー入れ。
  2. 【請求項2】前記粘着性をもたせる手段が、面の外側に
    塗布された粘着剤である請求項1に記載のティッシュペ
    ーパー入れ。
  3. 【請求項3】前記粘着性をもたせる手段が、面の外側に
    固着した粘着テープである請求項1に記載のティッシュ
    ペーパー入れ。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載のティッシ
    ュペーパー入れと、この中に収容されたティッシュペー
    パーとを備えていることを特徴とする手入れ用品。
JP1998008991U 1998-11-13 1998-11-13 貼り付け可能なティッシュペーパー入れ及びこれを備えた手入れ用品 Expired - Lifetime JP3059075U (ja)

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