JP3058782U - 食 器 - Google Patents

食 器

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JP3058782U
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tableware
outer container
container
soup
stainless steel
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JP1998008987U
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Inventor
進 早川
Original Assignee
株式会社早川器物
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主として学校、病院などの給食用のスープボ
ールなどに使用することができる堅牢で衛生的な食器を
提供する。 【解決手段】 スープボール1は、共に銅を配合したス
テンレス製の外容器2と、この外容器2の内側に一体的
に固定された内容器5とによって碗形に形成され、内部
に中空部Aを形成して断熱性を高めたもので、この外容
器2の縮径部が、他のスープボール1の内容器5の縮径
部に納まるように構成されており、スープボール1は、
その複数をスタッキングして、外容器2の上部に形成し
た外周縁3の部分で留まるようになっているので、保管
・搬送に有利である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、学校、病院などの給食に使用するスープボールなどに有用な食器に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
学校や病院などの給食に使用されている食器の一つとして、例えばスープボー ル(汁碗)があり、現在は軽量化と耐衝撃性などの面からポリカーボネートなど のプラスチックを素材としたものが使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
近年、このポリカーボネートには環境ホルモンの問題が持ち上がり、その使用 を考え直す機運にあり、これに代わるべき安全で衛生的で、かつ使い易い食器が 要望されるようになってきている。 本考案は、かゝる課題を解決した安全で衛生的で、かつ使い易く、しかも優れ た強度の食器を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案の請求項1は、外容器と内容器とを内部に中空部を存して結 合一体化させたステンレス製の二重容器からなることを特徴とする食器である。
【0005】 また、請求項2は、前記食器が銅を配合したステンレスによって抗菌性を付与 したものであることを特徴とする請求項1記載の食器である。
【0006】 さらに、請求項3は、前記食器がスタッキング可能なものであることを特徴と する請求項1または2記載の食器である。
【0007】
【考案の実施の形態】 本考案の食器は、本来、錆やその他の化学薬品に対して耐久性を有し、強度的 にも優れたステンレス板を用いてプレス成形などの加工手段によって外容器と内 容器を製作し、この内外容器を溶接などの手段で一体化して内部に中空部を形成 し、溶接部やその他の部分に仕上加工を施すことによって簡単に得ることができ るものである。 この食器の寸法形状には特段の制限はなく、中に入れる固形状や液体状の食物 に相応しい適宜の形状と外観のものとすることができる。
【0008】 本考案の食器を構成するステンレス素材として銅を配合したステンレスを使用 することによって抗菌性を付与してより衛生的とすることができ、また、スタッ キング可能な形状とすることにより保管、搬送が有利となる。
【0009】
【作用】
本考案の食器は、ステンレス製の内外二重の容器を結合一体化して卓抜した堅 牢性を有する食器としたもので、二重容器の内部に中空部を形成しているので軽 量で断熱性に優れ、内容器に入れた熱い食物あるいは冷たい食物の熱が外側に伝 わり難く、これにより外容器が熱かったりあるいは冷たくなることがなく、また 、冷たい食物を入れても外容器に水滴が凝縮するようなことがない。
【0010】 また、この食器を構成するステンレス素材に銅を配合して抗菌性の食器とする ことができ、これよにり衛生的に優れた食器とすることができる。
【0011】 本考案の食器は、同形、同大の複数をスタッキングできる形状とすることによ り保管、搬送に有利となるものである。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の食器について添付の図面を引用してより具体的に説明する。 図1および図2は、本考案の食器としてスープボールの一例を示したもので、 図1は平面図、図2は一部を断面で示した側面図である。
【0013】 スープボール1は、外容器2と、この外容器2の内側に一体的に固定された内 容器5とによって碗形に形成されているものである。 外容器2は開口部の外周が130mmφ、内容器5は開口部の内周が122m mφであり、外容器2は上部より幅18mmの垂直な外周縁3を形成したのち、 下方に向けて緩やかな曲線を描きながら次第に径を縮小させて直径70mmφの 平坦な底部4を形成しており、開口部から底部までの深さは56mmである。
【0014】 これに対して、内容器5は上部の開口部から下方に向けて直接その径を縮小さ せて直径66mmφの平坦な底部6を形成しており、開口部から底部までの深さ は50mmのものである。
【0015】 この外容器2と内容器5とは、いずれも銅を配合することによって抗菌性とし た厚さ0.5mmのステンレス板の絞り加工によって形成され、両者は開口部の 周縁を溶接で一体化して内部に中空部Aを形成しており、これによって断熱性と 軽量性を保持し、開口部周縁の溶接部aの部分や他の部分に仕上げ加工を施すこ とによって、使用時の安全性を確保している。
【0016】 かゝるスープボール1は、外容器2の縮径部が、他のスープボール1の内容器 5の縮径部に納まるように構成されており、外容器2の上部に形成した外周縁3 の部分で留まるようにして、複数のスープボール1をスタッキングできるように なっている。
【0017】 このスープボール1は、二重構造の内部の中空部Aによって断熱性が付与され て、熱いスープを入れても外側への熱の伝わりが遅いため外容器2が熱くなるこ とがなく、その断熱性によって内容物のスープの温度を保持することができるも のであり、冷たい食物を入れても熱が外側に伝わり難いので外容器が冷たくなる ことがなく、この冷たい食物で外容器に水滴が凝縮するようなこともない。
【0018】 また、スープボール1を構成する素材がステンレスで構成されているので、頑 丈で耐久性に優れており、このステンレス素材には銅を配合することによって抗 菌性が付与されているので、衛生面でも高い安全性を有するものである。
【0019】
【考案の効果】
本考案の食器は、ステンレス製の内外二重の容器を結合一体化し、これによっ て卓抜した堅牢性を有する食器とし、二重容器の内部には中空部を形成している ので軽量で断熱性に優れ、内容器に入れた熱い食物、あるいは冷たい食物の熱が 外側に伝わり難く、これにより外容器が熱かったりあるいは冷たくなることがな く、冷たい食物で外容器に水滴が凝縮するようなこともない。
【0020】 この食器を構成するステンレス素材に銅を配合して抗菌性の食器とすることが でき、これによりプラスチック製の食器よりも遥に長い耐用年数で衛生的に優れ た食器とすることができる。
【0021】 本考案の食器は、その複数をスタッキングできる形状とすることにより保管、 搬送に有利となるものである。 また、手入れが容易で素材がリサイクルできるので、学校や病院の給食用の食 器として、特に好適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る食器としてスープボールの一例を
示した平面図である。
【図2】図1のスープボールの一部を断面で示した側面
図である。
【符号の説明】
1 スープボール 2 外容器 3 垂直な外周縁 4 外容器の底部 5 内容器 6 内容器の底部 A 中空部 a 溶接部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外容器と内容器とを内部に中空部を存し
    て結合一体化させたステンレス製の二重容器からなるこ
    とを特徴とする食器。
  2. 【請求項2】 前記食器が銅を配合したステンレスによ
    って抗菌性を付与したものであることを特徴とする請求
    項1記載の食器。
  3. 【請求項3】 前記食器がスタッキング可能なものであ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の食器。
JP1998008987U 1998-10-29 1998-10-29 食 器 Expired - Lifetime JP3058782U (ja)

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