JP3058446U - マウスパッド - Google Patents

マウスパッド

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JP3058446U
JP3058446U JP1998008063U JP806398U JP3058446U JP 3058446 U JP3058446 U JP 3058446U JP 1998008063 U JP1998008063 U JP 1998008063U JP 806398 U JP806398 U JP 806398U JP 3058446 U JP3058446 U JP 3058446U
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mouse pad
sheet
mouse
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JP1998008063U
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Inventor
克則 森
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有限会社 ミング
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用後にマウスパッド1をテーブル等から剥
がしても、跡が残ったりホコリが付着せず、マウスの操
作も違和感が生じないようにする。 【解決手段】 ポリ塩化ビニル樹脂シート等の帯電性が
良好で、且つ可撓性を有する薄い厚さの基材シート2の
表面に印刷部3を施した後、合成樹脂製の表皮シート4
にて被覆接着する一方、基材シート2の裏面を離型紙5
にて着脱可能に仮接着させたマウスパッド1である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、パーソナルコンピュータ等におけるCRTや液晶板等のディスプレ イの表面上に位置するカーソルを移動させる等のための画像位置指示装置(ポイ ンティングデイバイス)としてのマウスのボールを動かすための平板(以下、マ ウスパッドという)の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のマウスパッドは、厚さが2.5mm〜4mm程度の厚紙や発泡板か らなる芯板の表面側に、マウスのボールが空滑りしないエンボス加工の表皮材を 接着剤にて張設する一方、テーブル(机天板)に載置して使用するとき、マウス 操作時にマウスパッドが不用意にずれ移動しないようにするための弱粘着材を塗 布した滑止めシートを、前記芯板の裏面に張設した構成のものが多かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のマウスパッドをテーブルから剥がすと、弱粘着材がテ ーブルの表面に付着して残存することがあり、この弱粘着材が作業者の手や載置 した紙葉類に付着して、ねばねばとする不快感を与えたり、前記弱粘着材の箇所 にホコリが付着してテーブルの表面が汚れたり、マウスパッドの裏面の弱粘着材 層にホコリが付着してしまい、再度別の箇所に張りつけたときの密着性が劣化し てしまうという問題があった。
【0004】 また、マウスパッドの表面が無地であると殺風景であるので、前記表皮材の表 面に動物や風景等の種々の図柄を印刷したものも多かったが、マウスパッド上に マウスのボールを転がし移動する操作を継続していると、前記印刷インキがボー ルとの擦れで削れ、図柄が不完全になったり消えたりするという問題もあった。 さらに、従来のマウスパッドは芯板の厚さが2.5mm〜4mm程度に厚いと、マ ウスの操作範囲がマウスパッドから外れるとき、当該マウスパッドの厚さによる 段差の箇所でボールの転がりが不連続的となり、操作性が悪くなるという問題も あった。
【0005】 本考案は、これらの従来の問題点を解決したマウスパッドを提供することを目 的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に記載の考案のマウスパッドは、ポリ塩化 ビニル樹脂シート等の帯電性の良好な基材シートの表面を合成樹脂製の表皮シー トにて被覆したものである。 また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載のマウスパッドにおいて、前 記基材シートの裏面を離型紙にて着脱可能に仮接着させたものである。
【0007】 そして、請求項3に記載の考案は、請求項1または請求項2に記載のマウスパ ッドにおいて、前記基材シートの表面に印刷部を施した後に、前記表皮シートを 被覆したものである。 さらに、請求項4に記載の考案は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の マウスパッドにおいて、前記基材シートは、その厚さを0.15mm〜1.0mm 程度に設 定し、可撓性を有するものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
次に、本考案を具体化した好適な実施形態について説明する。図1に示すよう に、テーブル20上には、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ本体21と 、CRT式のディスプレイ22と、キーボード23とが配置されており、パーソ ナルコンピュータ本体21に対してそれぞれケーブル24等にて接続する一方、 マウス25もコード26を介してパーソナルコンピュータ本体21にされている 。
【0009】 本考案に係るマウスパッド1は、図1〜図4に示すように厚さの薄い合成樹脂 材製で、且つ帯電性の優れた基材シート等からなる。即ち、帯電性の優れた(静 電気が帯電し易い)基材シート2として、ポリ塩化ビニル樹脂シート、ポリ塩化 ビニリデン樹脂シート、ポリエチレンテレフタレート樹脂シート等の表面固有抵 抗値が大きいものを用いる。ちなみに、ポリ塩化ビニル樹脂の表面固有抵抗値は 1013 〜1014オーム程度である。
【0010】 そして、この基材シート2の表面側に文字や図形、写真等の図柄をカラー印刷 や白黒印刷して印刷部3を形成する。この印刷部3を覆うように基材シート2の 表面に表皮シート4を図示しない接着剤にて被覆し密着させる。表皮シート4は 、ポリプロピレン樹脂等の耐摩耗性の良好な合成樹脂製の薄いフィルムを用いる 。前記基材シート2の厚さは、0.15mm〜1.0mm 程度とし、表皮シート4の厚さは 基材シート2の厚さより薄く設定する。基材シート2及び表皮シート4は、共に 可撓性を有するものとすることにより、マウスパッド1がテーブル20等のマウ ス操作箇所の表面に沿って湾曲でき、密着可能となるのである。そして、本考案 におけるマウスパッド1の基材シート2が帯電性良好であるため、その静電吸引 力により基材シート2の裏面全体がテーブル20の表面に隙間なく密着させるこ とができるので、表皮シート4の表面にマウス25のボール25a(図4参照) を滑らせる操作時に、マウスパッド1がテーブル20の表面に対してずれたり、 剥がれたりしないのである。さらに、マウスパッド1をテーブル20から剥がし た後に、従来のような弱粘着材が付着しないから、マウスパッド1をはがした跡 に塵等が付着して汚れるという不都合もない。
【0011】 さらに、前記のように、基材シート2の表面に施された印刷部3が表皮シート 4にて被覆された状態となるので、表皮シート4の表面側をマウス25のボール 25a(図4参照)で擦っても、前記印刷部3のインクがはげ落ちたりして印刷 部3が消えるという不都合をなくし、印刷部3の耐久性が向上されるのである。 操作時におけるマウス25のボール25aの空滑りをなくするため、表皮シート 4の表面側にエンボス加工等、ボール25aとの摩擦係数を大きくする表面加工 を施しても良い。
【0012】 マウスパッド1は前記の厚さの薄い基材シート2と表皮シート4であるので、 テーブル20の表面との段差がきわめて少なくなるので、マウス25のボール2 5aがマウスパッド1の縁からはみ出したときにも、マウス25の傾きが少なく なり、マウス25の操作性に違和感がないという効果を有する。そして、本考案 のマウスパッド1は厚さがきわめて薄く、且つ剥がした跡が残らないから、マウ スパッド1をラップトップ型のパソコンにおけるディスプレイ部表面に仮に付着 しておけば、携帯時の邪魔にならず、使用時にはディスプレイ部からマウスパッ ド1を剥がして、使用箇所に張りつければ良い。
【0013】 さらに、基材シート2自体の帯電性により、静電吸引力にて基材シート2の裏 面にホコリや塵が付着しても水洗いにて埃等を除去して清掃することが簡単であ り、且つ水洗いにより前記帯電性が劣化しないので、マウスパッドを繰り返し使 用することができるという効果を奏する。 前記基材シート2の裏面側には離型紙5を仮接着させる。この離型紙5の片面 (基材シート2の裏面に当接する面)には、ポリ−4−メチルペンテン−1等を 塗布する等して非接着性(離型性)を有する離型層5aが形成されている。この 場合、基材シート2自体が帯電性を有することから、その静電吸引力により、離 型紙5を仮接着させることができる。販売や輸送、梱包のために、多数枚のマウ スパッド1を重ねて置くと、前記静電吸引力によるブロッキングが起こり易いが 、本考案のように、基材シート2の裏面を離型紙5で覆っていると、その箇所で マウスパッド1を一枚ずつ分離し易くなる。
【0014】 また、基材シート2の裏面を離型紙5で覆っていることにより、梱包、輸送、 販売経路で、基材シート2の裏面にホコリや塵が付着するのを確実に防止できる という効果も奏する。 なお、離型紙5を基材シート2の裏面から剥がし易くするため、図2及び図3 に示すように、大小2枚に切断した離型紙5b,5cを基材シート2の裏面全体 を覆うように仮接着させることが好ましい。
【0015】
【考案の効果】
以上に詳述したように、請求項1に記載の考案のマウスパッドは、ポリ塩化ビ ニル樹脂シート等の帯電性の良好な基材シートの表面を合成樹脂製の表皮シート にて被覆したものである。 この構成により、マウスパッドの裏面のみ、帯電性の良好な基材シートが露出 していることになって、当該基材シートの帯電性による静電吸引力にて、テーブ ル等の使用箇所に張りつけてマウスパッドの全体を簡単に密着させることができ ると共に、マウスパッドの剥がした跡に従来のような弱粘着材が残らず、ホコリ 等の付着による汚れも付かないという効果を奏する。
【0016】 請求項2に記載の考案は、請求項1に記載のマウスパッドにおいて、前記基材 シートの裏面を離型紙にて着脱可能に仮接着させたものであるから、基材シート 自体の帯電性を有することから、その静電吸引力により、離型紙を至極簡単に仮 接着させることができ、販売や輸送、梱包のために、多数枚のマウスパッドを重 ねた場合に、基材シートの裏面を離型紙で覆っていると、前記静電吸引力を遮断 してその箇所でマウスパッドを一枚ずつ分離し易くなる。
【0017】 また、基材シートの裏面を離型紙で覆っていることにより、梱包、輸送、販売 経路で、基材シートの裏面にホコリや塵が付着するのを確実に防止できるという 効果も奏する。 そして、請求項3に記載の考案は、請求項1または請求項2に記載のマウスパ ッドにおいて、前記基材シートの表面に印刷部を施した後に、前記表皮シートを 被覆したものであるから、マウスの操作にて表皮シートが擦れても印刷部のイン キが薄くなったり剥がれることがなく、印刷部の耐久性が向上するという効果を 奏する。
【0018】 さらに、請求項4に記載の考案は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の マウスパッドにおいて、前記基材シートは、その厚さを0.15mm〜1.0mm 程度に設 定し、可撓性を有するものであるから、マウスパッドの縁からマウスがはみ出し たときにも、段差によるマウスの落下、傾きがきわめて少なく、マウスの操作性 に違和感が無くなるという効果を奏する。また、この薄いマウスパッドをラップ トップ型のパソコンにおけるディスプレイ部表面に仮に付着しておけば、携帯時 の邪魔にならないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】パーソナルコンピュータ、マウス及びマウスパ
ッドをテーブルに載置した使用状態を示す斜視図であ
る。
【図2】離型紙を上側にした状態のマウスパッドの斜視
図である。
【図3】図2の III−III 線矢視拡大断面図である。
【図4】使用状態におけるマウスパッドの拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1 マウスパッド 2 基材シート 3 印刷部 4 表皮シート 20 テーブル 25 マウス 25a ボール

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリ塩化ビニル樹脂シート等の帯電性の
    良好な基材シートの表面を合成樹脂製の表皮シートにて
    被覆したことを特徴とするマウスパッド。
  2. 【請求項2】 前記基材シートの裏面を離型紙にて着脱
    可能に仮接着させたことを特徴とする請求項1に記載の
    マウスパッド。
  3. 【請求項3】 前記基材シートの表面に印刷部を施した
    後に、前記表皮シートを被覆したことを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載のマウスパッド。
  4. 【請求項4】 前記基材シートは、その厚さを0.15mm〜
    1.0mm 程度に設定し、可撓性を有することを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のマウスパッ
    ド。
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