JP3058104U - スプレー模様作成用シート - Google Patents

スプレー模様作成用シート

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JP3058104U
JP3058104U JP1998008646U JP864698U JP3058104U JP 3058104 U JP3058104 U JP 3058104U JP 1998008646 U JP1998008646 U JP 1998008646U JP 864698 U JP864698 U JP 864698U JP 3058104 U JP3058104 U JP 3058104U
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Japan
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pattern
spray
sheet
handle portion
hair
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Application number
JP1998008646U
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Inventor
泰次郎 三輪
Original Assignee
株式会社日整
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪などに各種の明確なスプレー模様を簡単
に作成することができ、またその際のスプレー内容物の
垂れを防止する。 【解決手段】 変形可能で、模様開口部5を形成した模
様型部分4と利用者の持ち手部分6とからなるスプレー
模様作成用シート1とした。持ち手部分6に切り込み
(係合手段)8を設けてこれを互いに嵌め込むことによ
り筒状のグリップとすることができる。また、シート1
の表面2に短繊維3を植毛して模様作成時に表面にかか
ってしまうスプレー内容物の液だれを防止できるように
した。例えば毛髪にスプレー模様を作成するときにはシ
ート1の切り込み8を嵌め込んで持ち手部分6を筒状の
グリップとし、これを持って模様を作成したい場所にシ
ート1をその表面2が外側になるようにして当て、模様
開口部5を中心にスプレーすると、模様開口部5を通過
したスプレー内容物のみが毛髪に付着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案のーする技術分野】
本考案は、ボディ、毛髪、衣服、人形やおもちゃなどに使用されるスプレー模 様作成用シート(以下単に「シート」という。)に関し、特に、スプレーを用い て各種の模様を例えば腕などの湾曲した場所にも容易に作成することができ、ま た模様作成時にシート表面にかかるスプレー内容物の液だれを防止できるように したシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、毛髪などをより個性的なものにするため、そこに好みの模様を作成した り着色したりするカラースプレーが市販されている。
【0003】 カラースプレーを用いて例えば毛髪に花の模様を作成したいときには、スプレ ー釦を押しながらスプレー缶を動かして花の中心部や花びらの形を描くようにし て内容物を毛髪に吹きつけている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、例えば花の模様を描くようにスプレー缶を動かしてその内容物を 毛髪に吹きつけているので、模様の範囲外(花びらの外側)にもスプレー内容物 が飛散してしまい、輪郭がはっきりとした模様を作成しにくい、また、細部(例 えば花の中心部と花びらとの間)にスプレーが飛散してしまい細かい模様を作成 することが困難であるといった問題点を有している。
【0005】 また、腕などの湾曲した場所に模様を作成しにくかったり、毛髪の横側や後側 など利用者が模様を作成するときに視覚に入りにくい場所に模様を作成すること が困難であるといった問題点を有している。
【0006】 さらに、利用者の手の動きによって模様を作成しているので、同一の模様を多 数作成することが困難であるといった問題点を有している。
【0007】 さらに、模様を作成した際に、毛髪などにスプレー内容物が大量にかかると垂 れるおそれがあり、明確な模様が作成できないばかりでなく、利用者にとって不 快であるといった問題点を有している。
【0008】 そこで、本考案では、各種の明確なスプレー模様を簡単に作成でき、またスプ レー内容物の垂れを防止できるスプレー模様作成用シートを提供することを目的 とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題を次のようにして解決する。 (1)スプレー模様作成対象にセットした状態で使用され、模様開口部を形成し た模様型部分と利用者の持ち手部分とを設けたシート状のものとする。 (2)上記(1)において、前記模様型部分および前記持ち手部分を変形可能な ものとし、前記持ち手部分を筒状などの曲面形態に設定できるようにする。 (3)上記(2)において、前記持ち手部分に、その前記曲面形態を保持するた めの結合手段を設ける。 (4)上記(1)において、表面を繊維加工し、模様作成時に当該表面にかかっ てしまうスプレー内容物の液だれを防止できるようにする。 (5)上記(2)において、表面を繊維加工し、模様作成時に当該表面にかかっ てしまうスプレー内容物の液だれを防止できるようにする。 (6)上記(3)において、表面を繊維加工し、模様作成時に当該表面にかかっ てしまうスプレー内容物の液だれを防止できるようにする。
【0010】 本考案によれば、上記(1)のように、模様型部分と持ち手部分とを設けたシ ート状のものとしているので、 ・例えば毛髪にシートを当ててスプレーすると、模様開口部を通過したスプレー 内容物のみが毛髪に付着し、 ・シートを持って模様開口部にスプレーするときにも手にスプレー内容物がかか りにく、 ・正確な連続模様や組合せ模様などが簡単な操作で得られる。
【0011】 また、上記(2)のように、模様型部分および持ち手部分を変形可能とすると ともに、持ち手部分が筒状などの形態に設定されるようにしているので、利用者 はシートを握りやすく、さらにはこの筒状部分を押して曲がり状態を変えること により模様型部分も変形させてそれをボディ、毛髪、衣服、人形やおもちゃなど の表面の立体的変化に合わせることができる。
【0012】 また、上記(3)のように、持ち手部分の筒状などへの形態設定をいわば自己 保持できるようにしているので、利用者の持ち手部分に対する把持操作がより簡 単なものとなる。
【0013】 また、上記(4)、(5)、(6)のように、表面に繊維加工を施したので、 スプレーしたときに模様開口部以外にもかかってしまうスプレー内容物が繊維部 分に吸収・吸養される。
【0014】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図1乃至図5を参照して説明する。 図1は平面状態のシートを示す説明図、図2は図1とは別の模様開口部を示す 説明図、図3は持ち手部分を筒状に設定したときのシートを示す説明図、図4は 利用者が例えば毛髪に模様を作成するときの手順を示す説明図、図5はシートの 作成手順を示す説明図である。
【0015】 これらの図において、1はシート、2はシート1の表面、3は短繊維、4は円 形状の模様型部分、5は模様開口部、6は長方形状の持ち手部分、7は長方形の 左右の辺部、8は左右の辺部7に形成した切り込み(結合手段)、9はグリップ をそれぞれ示している。
【0016】 図1に示すように、シート1はボール紙や合成樹脂(塩化ビニール、ポリエス テルなど)で作成した変形可能なものであり、円形状の模様型部分4と長方形状 の持ち手部分6とを連結した形になっている。
【0017】 模様型部分4には大小2つの花の形をした模様開口部5を形成し、持ち手部分 6の左右の辺部7にはグリップ9形成用の切り込み8を形成し、また、シート表 面2には長さが数mm以下、例えば2mm以下のレーヨンやナイロンなどの短繊 維3をフロッキー加工している。
【0018】 シート1を例えば衣服の上に当ててこの上からスプレーすると、模様開口部5 を通過したスプレー内容物のみが衣服に付着するので、シート1を取り除いた後 の表面2には明確な模様が作成される。
【0019】 また、シート表面2には短繊維3を植毛しているので、横様作成時にシート1 の表面2にかかったスプレー内容物はこの短繊維3に吸収・吸着されてしまい、 当該内容物が垂れるようなことはない。
【0020】 図2は他の4種類の模様開口部を示しており、シート1を販売する際には例え ば図1および図2の5種類の模様開口部5を形成した5枚のシート1を一つのパ ッケージとしている。この場合、利用者は各模様について大小二つの、計10模 様を個々にまたは組み合わせて作成することができる。
【0021】 図3に示すように、長方形の持ち手部分6の左右の辺部7同士を合わせるよう にして2ヶ所の切り込み8を互いに嵌め込むと持ち手部分6は筒状のグリップ9 となり、手で持ち易い形状となる。
【0022】 図4は、利用者が例えば毛髪に模様を作成するときの手順を示す説明図であり 、その内容は次のようになっている。 (11)毛髪を完全に乾かし、ブラシなどで整える。 (12)シート1の切り込み8を互いに嵌め込んで持ち手部分6を筒状のグリッ プ9にする。 (13)グリップ9を持って模様を作成したい場所に、シート1をその表面2が 外側(毛髪とは反対側)になるようにして当てる。 (14)カラースプレー(ホーユー株式会社製の「いろいろ体験」や、輸入販売 元株式会社セラの「グリッタースプレイ」等)をシート1から10〜15cm離 した状態にセットしてからシート1の模様開口部5を中心にまんべんなく軽くス プレーする。 (15)スプレー内容物が乾くまで約10〜15秒放置してからシート1を取り 除く。
【0023】 なお、持ち手部分6を筒状にしてグリップ9を形成するかは任意であり、必要 に応じて長方形の持ち手部分6をそのままの状態で持って模様を作成したい部分 にシート1を当てるようにしてもよい。
【0024】 また、例えば腕などの湾曲した場所に模様を作成したい場合には、筒状にした グリップ9を内側に押圧すると、模様型部分4も内側に曲がるように変形するの で模様開口部5が湾曲した腕により密着して明確な模様を作成し易い。
【0025】 図5は、シートの作成手順例を示す説明図であり、その内容は次のようになっ ている。 (21)たて1100mm、よこ800mmの大きさで、重量が350g/m 程度のボール紙の片面に水性接着剤(CVC−33 コニシ株式会社製など)を 塗布する。 (22)このボール紙の表面に1mあたり70〜150g程度のレーヨンの短 繊維をふるい落としながら静電加工装置で植毛する。なお、一枚のボール紙に対 する静電加工装置の動作時間はを数分間であり、植毛後のシート表面はレーヨン 繊維が立った形のスエード状となる。 (23)このボール紙を30℃〜50℃の乾燥室で約24時間程度乾燥する。 (24)このボール紙の横一列部分を抜き型装置で打ち抜くことにより、同一模 様開口部からなるシートを3枚作成する。 (25)抜き型装置とボール紙とをたて方向に所定長だけ相対移動させる。 (26)上記(24)、(25)の処理を繰り返すことより、ボール紙の横8列 部分から合計24(3×8)枚のシートを作成する。
【0026】 このようにして異なる模様開口部(5種類)のシートを別々に作成した上で、 これら5種類のシートを一つのパッケージとする。
【0027】 なお、使用するボール紙の大きさは任意である。また、一枚のボール紙に同一 の模様を多数作成してもよいし、よこ一列に1パッケージ分の異なる模様のシー トを作成するようにしてもよい。
【0028】 シートの形状は任意であり、模様作成部分や持ち手部分の形状も任意である。 このとき、持ち手部分は模様開口部にスプレーをかけたときにスプレー内容物が かかりにくい場所にすることが好ましい。
【0029】 また、持ち手部分の左右の辺部に形成した切り込みに代えて粘着テープやマジ ックテープを設けてもよい。
【0030】 さらに、一つのシートに形成する模様の数は任意であり、また一つのパッケー ジに何枚のシートを入れて販売するかも任意である。
【0031】
【考案の効果】
本考案は、このように、模様開口部を形成した模様型部分と持ち手部分とを設 けたシート状のものとしているので、 ・例えば毛髪にシートを当ててスプレーするときに、開口部を通過したスプレー 内容物のみを毛髪に付着させることができ、 ・シートを持って開口部にスプレーするときにも手にスプレー内容物がかかりに くくすることができ、 ・連続模様や組合せ模様などを簡単な操作で正確に作成することができる。
【0032】 また、模様型部分および持ち手部分を変形可能とするとともに、持ち手部分が 筒状などの形態に設定され、この設定状態がいわば自己保持されるようにしてい るので、利用者はシートを握りやすく、さらにはこの筒状部分を押して曲がり状 態を変えることにより模様型部分も変形させてボディ、毛髪、衣服、人形やおも ちゃなどの表面の立体的変化に合わせることができる。
【0033】 さらに、表面に繊維加工を施したので、スプレーしたときにシートの模様開口 部以外にもかかってしまうスプレーの内容物を表面部分に吸収・吸着させて、内 容物がシート表面から垂れるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の、スプレー模様作成用シートの平面状
態を示す説明図である。
【図2】本考案の、スプレー模様作成用シートの種々の
模様型部分からなるシートを示す説明図である。
【図3】本考案の、スプレー模様作成用シートの持ち手
部分を筒状に設定したときにシートを示す説明図であ
る。
【図4】本考案の、スプレー模様作成用シートを用いて
毛髪に模様を作成するときの手順を示す説明図である。
【図5】本考案の、スプレー模様作成用シートの作成手
順を示す説明図である。
【符号の説明】
1:シート 2:表面 3:短繊維 4:模様型部分 5:模様開口部 6:持ち手部分 7:左右の辺部 8:切り込み(結合手段) 9:グリップ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプレー模様作成対象にセットした状態
    で使用されるシート状のものであって、 模様開口部を形成した模様型部分と利用者の持ち手部分
    とからなる、ことを特徴とするスプレー模様作成用シー
    ト。
  2. 【請求項2】 前記模様型部分および前記持ち手部分を
    変形可能なものとし、前記持ち手部分を筒状などの曲面
    形態に設定できる、ことを特徴とする請求項1記載のス
    プレー模様作成用シート。
  3. 【請求項3】 前記持ち手部分に、その前記曲面形態を
    保持するための結合手段を設けた、ことを特徴とする請
    求項2記載のスプレー模様作成用シート。
  4. 【請求項4】 表面を繊維加工し、模様作成時に当該表
    面にかかってしまうスプレー内容物の液だれを防止でき
    るようにした、ことを特徴とする請求項1記載のスプレ
    ー模様作成用シート。
  5. 【請求項5】 表面を繊維加工し、模様作成時に当該表
    面にかかってしまうスプレー内容物の液だれを防止でき
    るようにした、ことを特徴とする請求項2記載のスプレ
    ー模様作成用シート。
  6. 【請求項6】 表面を繊維加工し、模様作成時に当該表
    面にかかってしまうスプレー内容物の液だれを防止でき
    るようにした、ことを特徴とする請求項3記載のスプレ
    ー模様作成用シート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016137086A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 株式会社ダリヤ 染毛料用補助具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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