JP3058086B2 - データの版管理方法 - Google Patents

データの版管理方法

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JP3058086B2
JP3058086B2 JP8160754A JP16075496A JP3058086B2 JP 3058086 B2 JP3058086 B2 JP 3058086B2 JP 8160754 A JP8160754 A JP 8160754A JP 16075496 A JP16075496 A JP 16075496A JP 3058086 B2 JP3058086 B2 JP 3058086B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データに版数を付
与して記録し、過去の版を再現することのできるデータ
の版管理装置及びその方法に関し、特にコンピュータ装
置において複数の種類のレコードで構成されるデータ毎
に版数をつけ記録、保存及び再現することのできるデー
タの版管理装置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ装置において、複数
の種類のレコードからなるデータの版管理を行う方式と
しては、差分を記録する方式や、全データを記録する方
式等がある。
【0003】差分を記録する方式では、予め各データ項
目毎に識別子を与え、変更が指示されると、指示対象の
データ項目を更新し、変更箇所の識別子と変更後の内容
と版数とを履歴情報として記録する。過去の版を再現す
る場合には、最新の状態のデータに対して、履歴情報に
基づき順次変更を加える。
【0004】全データを記録する方式では、変更が発生
したデータを項目の有無に関係なく版数を付与し、新規
データとして生成する。
【0005】階層構造のデータの版管理としては、各階
層毎に版数や構造を管理する方式が提案されているが、
これらの方式は、データの実体は最下層にのみ存在する
ことを前提としており、後に説明する中間層にデータの
実体が存在する場合には、全データの記録方式と同じで
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の、差分を記
録するデータの版管理方式においては、データの記録、
再現時における処理回数が多くなるという問題点を有す
る。これは、データの記録時においては、変更が発生す
る度に履歴情報を記録するため、(変更箇所×変更回
数)分の回数の記録処理が発生すること、また過去の版
のデータの再現時においては、最新状態のデータを一時
的な作業領域に移した上で、履歴情報に基づき順次更新
を加えるため、(変更箇所×変更回数)に相当する回数
の処理が発生すること、による。
【0007】これに対して、上記従来の全データを記録
する方式では、データの記録時においては、変更完了が
指示された時に版数を受け全データを記録し、データを
再現する際には、指定された版数を持つレコードを検索
することで直接的にデータを再現することができるので
上述したような処理回数の増大といった問題は発生しな
い。
【0008】しかしながら、全データを記録する方式で
は、蓄積すべきデータ量が変更回数に比例して増加する
という問題点を有する。これは、全データを記録する方
式では、変更が行われなかったデータ項目に対しても版
数を付加し、新規データとして生成するため、例えば複
数の種類のデータが階層構造などの関係にある場合に
は、データ量が大幅に増加すること、による。
【0009】このように、従来のデータの版管理方式で
は、データ量又は処理回数の増加という問題点を有す
る。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、この目的は、複数の種類のテーブルやレコー
ド等で構成されるデータにおいて、変更量に応じた記録
処理回数、および変更途中を含む指定された版数を直接
的に再現することのできるデータの版管理方法を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、テーブル内の一又は複数のレコードに、
修正用フラグ、最新フラグ、及び版数をそれぞれ付与
前記レコード内の項目を変更する場合には、変更対
象の項目を含むレコードに対応する新レコードを作成
し、該新レコードの前記修正用フラグを立て、データの
確定が指示された場合には、前記修正用フラグが立ち、
前記最新フラグが立っていないレコードの版数を更新
し、該レコードの最新フラグを立てるデータの版管理方
法であって、以下の特徴を有する
【0012】すなわち本発明は、版数を指定して前記デ
ータの再現が指示された場合には、前記テーブルを検索
し、前記指定された版数を越えない最大の版数を持つレ
コードを収集し、該レコードからデータを再現し、最新
版の再現が指定された場合には、前記テーブル中で前記
最新フラグが立っているレコードを収集し、該レコード
からデータを再現し、修正中のデータの再現が指定され
た場合には、前記修正用フラグが立っているレコードを
収集し、該レコードからデータを再現する、ことを特徴
とする。
【0013】本発明の方法を実施するための装置構成と
して、データを記録、変更、及び蓄積する手段と、前記
データの、対応関係(以下、「リレーション」とい
う)、及び/又は、前記データの持つ所定の識別子、に
基づき、データを検索する手段と、前記リレーションの
関係にあるデータを同時に表示する手段と、前記表示さ
れたデータを変更する手段と、前記変更部位を認識する
手段と、を有し、変更部位を含むデータを新データとし
て記録可能とし、またデータの記録及び蓄積時におい
て、最新の印、修正用の印、及び版数を付加して記録
し、前記最新の印、修正用の印、及び版数に基づき、前
記データを再現する構成としてもよい
【0014】このように構成される本発明によれば、複
数のテーブルで構成されるデータにおいて変更が発生し
た場合、変更項目を含むテーブルのレコードを新規に作
成すること、及び変更完了が指示されるまで同じレコー
ドを使用することで、データ量の増加、記録処理の回数
を抑えることができる。
【0015】また、データの再現において、修正用、最
新の印、及び版数に基づき、レコードを検索し表示する
ことにより、データを直接的に再現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の好ましい実施の形態の概
略構成を説明するためのブロック図である。本発明の好
ましい実施の形態に係るデータの版管理装置10は、入
力手段11と、更新手段12と、記録手段13と、再現
手段14と、表示手段15と、を有する。
【0018】入力手段11によって入力されたデータ
は、更新手段12によって解析され、記録手段13に記
録される。記録手段13に記録されたデータは、再現手
段14によって再現され、表示手段15に表示される。
【0019】表示手段15に表示された内容は、入力手
段11によって変更の指示を行うことができる。更新手
段12は、この変更の指示内容を解析して改版データを
生成し、記録手段13にこの改版データが記録される。
【0020】次に、本発明の好ましい実施の形態の動作
について、図面を参照して説明する。図2及び図3は、
入力手段11で入力されるデータと、記録手段13にお
ける記録形式と、を説明するための図である。なお、図
1に示す本実施の形態におけるテーブルの数やデータの
内容等は、単に説明のために示されるものであり、本発
明を限定するものではないことは勿論である。
【0021】管理領域22には、最新版数を記録する領
域が備えられ、テーブルI、II、IIIには、それぞれの
1又は複数のレコード23、24、25毎に識別子(i
d)、各レコード内のデータに対応した版数、及びデー
タの内容を記録する領域が備えられており、識別子(i
d)は、各テーブル内においてレコードを識別する機能
と、他のテーブルのレコードとのリレーション(データ
の関連づけ)を行う機能と、を有する。
【0022】テーブルIにおけるidIは、テーブルI
内においてレコードを識別するためのものである。ま
た、テーブルIIにおけるidIは上位(テーブルI)の
レコードを特定するためのものであり、idIIはテーブ
ルII内において各レコードを識別するためのものであ
る。同様に、テーブルIIIにおけるidIIは上位(テー
ブルII)のレコードを特定するためのものであり、id
IIIはテーブルIII内において各レコードを識別するため
のものである。
【0023】このようにして、記録手段13は、識別子
(id)と版数とを組み合わせて各レコードを一意に識
別することができる。
【0024】1版のデータ21(図2(C)参照)を入
力手段11にて入力すると、更新手段12は、図2
(A)に示すように初期のデータを更新する。この初期
のデータに改版処理を行うことにより、図2(B)に示
すように記録手段13の管理領域22に版数“1”、テ
ーブルI、II、IIIのレコード23、24、25に1版
のデータ21の内容が記録される。
【0025】入力手段11により改版が指示されると、
更新手段12は、管理領域22の最新版数に1を加え、
テーブルI、II、IIIにおける、修正中の印があるレコ
ードに最新の印を記録し、版数を管理領域の最新版数と
同じ数字に変更する。次に、この版数を変更したレコー
ドと、識別子が同じで最新の印がついているレコードが
あればこの最新の印を消去する。
【0026】次に、図2(B)及び図3(D)を参照し
て、入力手段11でデータの最下行211(図2(C)
参照)の1行(“A200”)を図3(F)に示すよう
に変更を行う旨の指示が行われると、最下行211に相
当するレコード251をコピーし、新レコード252を
作成した上で内容の変更が行われ(テーブルIIIにおけ
る“A250”)、レコード251の修正用の印、新レ
コード252の最新の印を消去する。入力手段11で改
版が指示されると、レコード252の版数をアップする
(版数を“2”とする)。
【0027】このようにして、変更対象のレコードが属
するテーブル内に、新たなレコードを追加することで、
変更と改版を繰り返すことができる。
【0028】図4は、記録手段13に記録されたデータ
の再現を説明するための図である。図4を参照して、最
新版のデータの再現が指示された場合には、再現手段1
4は、記録手段13に記録されている内容31を参照
し、指示された識別子を持ち、且つ最新の印を有するレ
コードを集める。集められたレコードは表示手段15に
よって最新版の内容32として表示される。
【0029】また、旧版のデータの再現が指示された場
合には、再現手段14は、記録手段13に記録されてい
る内容31を参照し、指示された識別子を持ち、且つ指
示された版数を越えない最大の版数のレコードを集め、
表示手段15によって旧版の内容33が表示される。な
お、図4(B)における旧版の内容33は、一例として
2版のデータの再現が指示された場合が示されている。
【0030】さらに、修正中のデータの再現が指示され
た場合には、再現手段14は、記録手段13に記録され
ている内容31を参照し、指示された識別子を持ち、且
つ修正用の印を有するレコードを集め、表示手段15に
よって修正中の内容34が表示される。
【0031】以上説明した通り、本発明の好ましい実施
の形態においては、直接的にレコードを検索し、データ
を再現することができる。
【0032】
【実施例】次に、本発明の好ましい実施の形態を更に詳
細にすべく、本発明の好ましい実施の形態を実施例に即
して説明する。
【0033】図7は、本実施例の構成を示す図である。
キーボード61は、図1に示した本発明の好ましい実施
の形態で説明した入力手段11の機能を果たし、CPU
62及びメモリ63は、キーボード61で入力された指
示内容を受けて、ファイル64に対して記録及び参照を
行う更新手段12及び再現手段13の機能を果たし、フ
ァイル64は、管理テーブル51、ヘッダテーブル5
2、テストテーブル53、及び手順テーブル54を記録
する記録手段13、ディスプレイ65はCPU62及び
メモリ63で再現されるテスト仕様書の内容44または
45の表示及び、キーボード61で入力された内容の表
示を行う表示手段15の機能を果たす。
【0034】図5は、本実施例において具体例として適
用するテスト仕様書を示す図である。テスト仕様書は、
「処理名」、「概要」、「版数」、「作成者」などのヘ
ッダ部41と、テスト項目42と、各テスト項目の手順
43と、から構成される。これらは、ヘッダ部41にテ
スト項目42が対応し、テスト項目42に手順43が対
応する階層構造とされている。
【0035】図6は、ファイル64に記録されるテスト
仕様書のテーブルを説明するための図である。テスト仕
様書のデータテーブルは、管理テーブル51、ヘッダテ
ーブル52、テストテーブル53、及び手順テーブル5
4から構成されており、ヘッダ部41に相当するデータ
はヘッダテーブル52に、テスト項目42に相当するデ
ータはテストテーブル53に、手順43に相当するデー
タは手順テーブル54に、それぞれ格納されている。
【0036】これらのテーブルは、変更が行われた場合
には、次に確定が指示されるまで次版の下書きとして扱
われる。なお、本実施例においては、“True”は印
が付与されていることを示し、“False”は印が付
与されていないことを示す。
【0037】管理テーブル51は、仕様書番号と最新版
数511とを有している。また、ヘッダテーブル52の
各レコードは、識別子として仕様書番号521、最新の
印として最新フラグ522、修正用の印として修正用フ
ラグ523、及び版数524を有し、さらにデータ項目
として「作成者」、「完了予定日」、「処理名」、及び
「概要」を有する。
【0038】テストテーブル53の各レコードは、仕様
書番号531とテスト番号532とを識別子とし、ヘッ
ダテーブル52と同様に最新フラグ533、修正フラグ
534、及び版数535を有し、データ項目として「テ
スト項目」を有する。
【0039】手順テーブル54の各レコードは、仕様書
番号541とテスト番号542と手順番号543とを識
別子とし、ヘッダテーブル52と同様に最新フラグ54
4、修正フラグ545、及び版数546を有し、データ
項目として「検査日」、「手順」、及び「設定値/期待
値」を有する。
【0040】次に、本実施例の動作について説明する。
【0041】テスト仕様書44、45の新規作成がキー
ボード61によって指示されると、管理領域の最新版数
を0とし、それぞれ、版数が“0”、最新フラグが“F
alse”、修正用フラグが“True”のレコードを
ヘッダテーブル52、テストテーブル53、及び手順テ
ーブル54に作成する。
【0042】図8は、本実施例における変更処理の流れ
を説明するためのフローチャートである。図8を参照し
て、本実施例における変更処理において、管理テーブル
の最新版数511が“0”の場合には、ステップS71
にて入力された指示内容に従って各レコードの追加、変
更、又は削除の処理を行う(ステップS72、S7
3)。また、ここで識別子521、531、541(仕
様書番号)、532、542(テスト番号)、543
(手順番号)の対応関係で結ばれる全てのレコードを表
示することでテスト仕様書44、45を再現するように
してもよい。
【0043】最新版数511が“0”でない場合には、
変更内容の入力(ステップS71)が行われると、ステ
ップ72にてステップS74に分岐し、変更箇所を含む
レコードを抽出し、このレコードの最新フラグを調査す
る(ステップS75)。
【0044】最新フラグが“False”の場合には、
表示中のレコードに変更内容を書き込み、上書き更新す
る(ステップS78)。一方、最新フラグが“Tru
e”の場合には、修正用フラグを“False”に変更
し(ステップS76)、表示中のレコードの内容で、最
新フラグが“False”、修正用フラグが“Tru
e”、版数524が“0”のレコードを追加する(ステ
ップS77)。以降は、この追加したレコードが表示さ
れているものとして扱われ、この追加されたレコードに
対して改版処理が行われる。なお、改版の直後は、最新
フラグが“False”且つ修正用フラグが“Tru
e”のレコードは存在しないので、ステップS76の処
理は行われず、ステップS77のレコードの追加処理が
行われる。続いて、変更箇所を含む次のレコードが存在
する場合には、ステップS74に分岐し、次のレコード
に対し上記処理を行い、存在しない場合には処理を終了
する。
【0045】本実施例における変更処理においては、レ
コード間で整合性を保つ必要がある項目、例えば完了予
定日525及び検査日547の変更においても、変更入
力時に整合性のチェックは行われないため、これらの項
目の入力順序は任意となる。
【0046】図9は、本実施例における改版処理の流れ
を説明するためのフローチャートである。図9を参照し
て、キーボード61により確定が指示されると(ステッ
プS81)、改版処理が開始され、修正フラグが“Tr
ue”の全レコードの読み込みが行われる(ステップS
82)。本実施例におけるテスト仕様書の場合、レコー
ド間の整合性を保つ必要があるため、ヘッダテーブル5
2における完了予定日525とテストテーブル53にお
ける検査日547とは、「完了予定日≧検査予定日」の
関係にある場合にのみ改版処理が行われる(ステップS
83)。
【0047】改版処理は、変更項目、最新フラグ52
3、533、544の状態をチェックしながら行うが、
最新版数511が“0”の場合は、これらのチェックは
不要であり、各レコードの最新フラグ522、533、
544の“False”を“True”に、版数を
“1”に、変更し、最新版数511を“1”に変更する
(ステップS84、S91、S92)。
【0048】最新版数が1以上の場合には、ヘッダテー
ブル52、テストテーブル53、手順テーブル54、管
理テーブル51の順に処理が行われる。最新フラグ52
2が“True”で修正用フラグ523が“Fals
e”のレコードを検索し(ステップS85)、そのレコ
ードの最新フラグ522を“False”に変更する
(ステップS87)。次に、最新フラグ522が“Fa
lse”で修正用フラグ523が“True”のレコー
ドを検索し(ステップS88)、そのレコードの最新フ
ラグ522を“True”に、版数524を最新版数5
11に“1”を加えた値に変更する(ステップS8
9)。同様の処理をテストテーブル、手順テーブルに関
して行い、最後に管理テーブルの最新版数に“1”を加
算する(ステップS90)。
【0049】なお、ステップS86において最新フラグ
522、532、544が“True”で修正用フラグ
523、534、545が“False”を満たすレコ
ードが1件も存在しない場合には、前回確定後に変更が
一切行われていないことを意味するため、改版処理その
ものを中断する。
【0050】また、取消が指示されると、指示された仕
様書番号で、ヘッダテーブル52の修正用フラグ523
が“True”、最新フラグ523が“False”の
レコードを検索し、該当するレコードが存在する場合に
は削除し、最新フラグ523が“True”のレコード
を検索してこのレコードの修正用フラグ523を“Tr
ue”に変更する。同様の処理をテストテーブル53、
手順テーブル54に対しても行う。
【0051】このようにして、本実施例においては変更
途中の内容を取り消し、最新版の状態に戻すことができ
る。
【0052】最新版の再現が指示されると、各テーブル
で最新フラグが“True”のレコードを表示する。1
版の再現が指示されると、各テーブルで指示された仕様
書番号で版数が1以下のレコードを検索する。この時、
同じ識別子のレコードが存在する場合には、版数が最大
のものを表示する。
【0053】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、複
数のテーブルで構成されるデータにおいて、変更が発生
した項目を含むテーブルのレコードのみ修正用として新
規に作成し、改版が指示されるまでは、その修正用レコ
ードを変更対象し、新規レコードを作成しないこととし
たため、改版の内容の記録は、もとのデータの大きさ、
変更回数には直接的に依存せず、データ量の増加率を削
減することができるようになる。
【0054】また、本発明によれば、各レコードが、レ
コードが確定した時の版数、最新の印、及び修正用の印
を持つこと、また、変更処理及び改版処理において、最
新の印と修正用の印とを移動させることとしたため、レ
コードが持つ値を使用し、指定の旧版、最新版、最新状
態データを再現できる。これにより、1度の検索処理で
データの再現ができるようになる。
【0055】更にまた、本発明によれば、改版までは修
正中の仮データとして、テーブル間の整合性は問わず、
改版処理時にテーブル間の整合性のチェックを行うこと
としたため、データを構成するテーブル間の整合性のチ
ェックを入力時に行わないようにできるということであ
る。これにより、入力順序を任意に設定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態の構成を説明する
ためのブロック図である。
【図2】本発明の好ましい実施の形態におけるデータと
記録内容を説明するための図である。
【図3】本発明の好ましい実施の形態におけるデータと
記録内容を説明するための図である。
【図4】本発明の好ましい実施の形態における記録内容
からのデータの再現を説明するための図である。
【図5】本発明の実施例におけるテスト仕様書を説明す
るための図である。
【図6】本発明の実施例におけるテーブルを説明するた
めの図である。
【図7】本発明の実施例の構成を説明するためのブロッ
ク図である。
【図8】本発明の実施例における修正処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図9】本発明の実施例における改版処理を説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
10 データの版管理装置 11 入力手段 12 更新手段 13 記録手段 14 再現手段 15 表示手段 21 1版の論理的データ 22 管理領域 23 テーブルI 24 テーブルII 25 テーブルIII 211〜252 データの内容 31 記録内容の例 32 最新版の再現例 33 旧版の再現例 34 修正中の再現例 41 ヘッダ部の内容 42 テスト項目の内容 43 手順の内容 44 テスト仕様書の表紙 45 テスト仕様書の本文 51 管理テーブル 52 ヘッダテーブル 53 テストテーブル 54 手順テーブル 511〜547 テーブルの項目名 61 キーボード(入力手段) 62 CPU(更新及び再現手段) 63 メモリ(更新及び再現手段) 64 ファイル(記録手段) 65 ディスプレイ(表示手段) 71〜79 処理、判断内容 81〜91 処理、判断内容
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブル内の一又は複数のレコードに、修
    正用フラグ、最新フラグ、及び版数をそれぞれ付与し前記レコード内の項目を変更する場合には、変更対象の
    項目を含むレコードに対応する新レコードを作成し、該
    新レコードの前記修正用フラグを立てデータの確定が指示された場合には、前記修正用フラグ
    が立ち、前記最新フラグが立っていないレコードの版数
    を更新し、該レコードの最新フラグを立てるデータの版
    管理方法であって 、 版数を指定して前記データの再現が指示された場合に
    は、前記テーブルを検索し、前記指定された版数を越え
    ない最大の版数を持つレコードを収集し、該レコードか
    らデータを再現し、 最新版の再現が指定された場合には、前記テーブル中で
    前記最新フラグが立っているレコードを収集し、該レコ
    ードからデータを再現し、 修正中のデータの再現が指定された場合には、前記修正
    用フラグが立っているレコードを収集し、該レコードか
    らデータを再現する、ことを特徴とするデータの版管理
    方法。
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