JP3058075U - 木製の置台兼用篭 - Google Patents

木製の置台兼用篭

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JP3058075U
JP3058075U JP1998007540U JP754098U JP3058075U JP 3058075 U JP3058075 U JP 3058075U JP 1998007540 U JP1998007540 U JP 1998007540U JP 754098 U JP754098 U JP 754098U JP 3058075 U JP3058075 U JP 3058075U
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plate
spiral
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basket
support plate
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JP1998007540U
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English (en)
Inventor
正 馬屋原
Original Assignee
正 馬屋原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装飾的効果もある置台兼用篭を1枚の板材で
作成し、随時使用の便に供せしめる。 【解決手段】 縦・横寸法20cm〜40cm、肉厚寸
法1.5cm〜3cmとなした板材を使用し、該板材の
中央部に一定面積の平坦部が残るようにして複数の螺旋
状スリットを穿設し、これにより6mm〜12mmの巾
寸法の連続した螺旋状帯体を作成し、一方上記板材平板
部裏面側に対し、台板を板材の縦或いは横方向へ少し突
出するように取付け、他方螺旋状帯体の外周で上記台板
の突出箇所と対応する箇所に対し、板材の肉厚と同様寸
法の巾で且つ長さ寸法を5cm〜15cmとなした支持
板の上部を当接し、該部で回動可能状態にピン止めし、
支持板の水平状態では板材全体が置台としての使用とな
り、これに対し支持板を垂直方向へ起立させると複数条
の螺旋状帯体が一定の重なり合い状態に引き上げられ、
物入れ用篭が形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は置台又は篭として使用できる木製の置台兼用篭に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
篭には竹やヤナギなどで編んだものがある。また、木製の器として木を彫って 作ったものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
篭は通常細長く切った竹や細い木を複雑に編み込んで作られる。使わないとき は収納場所を取ってしまう。
【0004】 そこで、本考案は、木の板を使って簡単に篭を作ることができ、篭として使わ ないときは水平状態になして、置台として使用でき、収納場所をとらず、色々な デザインを楽しむことができる木製の篭を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、縦・横寸法20cm〜40cm、肉厚寸法1.5cm〜3cmとな した板材を使用し、該板材の中央部に一定面積の平坦部が残るようにして複数の 螺旋状スリットを穿設し、これにより6mm〜12mmの巾寸法の連続した螺旋 状帯体を作成し、一方上記板材平板部裏面側に対し、台板を板材の縦或いは横方 向へ少し突出するように取付けしめ、他方螺旋状帯体の外周で上記台板の突出箇 所と対応する箇所に対し、板材の肉厚と同様寸法の巾で且つ長さ寸法を5cm〜 15cmとなした支持板の上部を当接し、該部で回動可能状態にピン止めし、支 持板の水平状態では板材全体が置台としての使用となり、これに対し支持板を垂 直方向へ起立させると複数条の螺旋状帯体が一定の重なり合い状態に引き上げら れ、物入れ用篭が形成されることを特徴とする。 このさい、螺旋状帯体は通常4周〜8周するように形成するのであり、また、 螺旋状帯体の最外周に沿ったU字状の把手を作成し、該把手の開放側両端縁部を 支持板に兼用させたりする。 なお、螺旋状スリットのスリット巾寸法は0.7mm〜2mmとなし、また螺 旋状帯体表面が垂直方向と2°〜4°の後退傾斜角を有するように形成するので ある。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態について説明する。
【0007】 図1〜図4は支持板2を水平方向へ倒し置台として使用する状態を示し、図1 は平面図、図2は底面図、図3は側面図、図4は断面図である。 図5,6は支持板を垂直方向へ起立して篭として使用する状態を示し、図5は 断面図、図6は斜視図である。 図7は螺旋状のスリットを穿設するさいの前段階で使用するNC木材加工機の 鋸刃5の形状を示すものである。
【0008】 図に示した本考案の実施例である木製の置台兼用篭は、輪郭をリンゴ形に切っ た縦寸法30cm、横寸法22cm、肉厚寸法約2cmとなした板材1を使用す る。
【0009】 板材1にリンゴ状のスリット1aを穿設するには、初めに図7で示したNC木 材加工機の鋸刃5の使用で任意形状、図示例ではリンゴ模様の溝を彫り、次に該 溝に沿って帯鋸又は糸鋸などで切断面が垂直方向と2°〜4°の後退傾斜角傾斜 θを有するように切断するのである。このさい、該スリットは予め溝が彫ってあ ることにより、帯鋸又は糸鋸などの切断が容易となり、また螺旋状帯体の上面の 角がなくなり滑らかに仕上がる。また、後退傾斜角度θをもたせることにより、 後述する支持板を起こして複数条の螺旋状帯体を引き上げるようにするとき、螺 旋状帯体が円滑に一定の重なり状態となって立体的な篭が形成されるものとなる 。
【0010】 このさい、スリット1aの巾寸法は0.7mm〜2mmとなされるのであり、 また螺旋状帯体1bはその巾寸法sを6mm〜12mmとなしたものを4周〜8 周する程度に設けるようになすのである。
【0011】 上記で切断開始部分1cは自由に開放することのないよう接着剤で板材側へ固 着してある。而して、該部分を次述する支持板の取付箇所にピン止めするのであ る。
【0012】 2は本考案で使用する支持板であって、図示例では1つの把手形状のものを示 すが、左右側へ夫々れ別体2a,2bに作成して取付けても良い。ここに、支持 板2aは板材1の肉厚と同様寸法の巾で且つ長さ寸法Hが少なくとも5cm〜1 5cmとなるようになしたものであり、螺旋状帯体の外周で後述する台板の突出 箇所3aと対応する箇所に当接させ、且つ該箇所で回動可能となる状態にピン4 で止める。本例では、螺旋状帯体の最外周に沿ったU字状の把手2を作成し、該 把手2の開放側端縁部を支持板2a,2aに兼用させたものを示す。而して、上 記支持板2a,2aを垂直方向に引き起こして台板3の突出箇所3aと係合させ ると、一定高さ(5cm〜15cm)の物入れ用篭が形成されるものとなるので ある。 本例では把手2と支持板2a,2aが一体となっているので、単に把手2を持 上げることにより同時に両側の支持板2a,2aを引き起こすことができる。
【0013】 本考案で本体の板材の平坦部1dの裏面側には図2に示す如く、台板3が板材 1の縦横方向長さより少し突出するように取付けてあり、これは支持板2を起立 させた時、上述の通り係合して篭を一定の安定した高さに保つ役割がある。 図示例は台板3を十字状に形成したものを示したが、板材1と相似形の台板を 取付けることも考えられる。
【0014】 なお、板材の形状は、魚、花、野菜、動物等いろいろデザインのものを採用し て楽しむことができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上の通り構成するものであって、単に一枚の板で物入れ用篭を作る ことができ、しかも支持板を引き起こすだけで簡単に篭になり、篭として使わな いときは支持板を倒すことで置台となる。従って、収納場所をとらず、花瓶や装 飾品などの置台や、鍋敷きなどとして重宝に使える。 また、支持板を把手の形にすることで果物や菓子類を入れた食卓やテーブル上 へ置くことができる。このさい、板材の形状を花や動物など各種のデザインにす ることにより装飾的効果の顕著なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる木製の置台兼用篭の支持板を倒
した状態の平面図である。
【図2】図1の状態の底面図である。
【図3】図1の状態の側面図である。
【図4】図1の状態のA−A線断面図である。
【図5】本考案にかかる木製の置台兼用篭の支持板を起
立した状態の斜視図である。
【図6】図5の状態のB−B線断面図である。
【図7】NC木材加工機の鋸刃説明図である。
【符号の説明】
1 板材 1a 螺旋状スリット 1b 螺旋状帯体 1c 切断開始点 1d 平坦部 2 支持板 2a 把手 3 台板 3a 台板の突出箇所 4 ピン 5 NC木材加工機の鋸刃

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦・横寸法20cm〜40cm、肉厚寸
    法1.5cm〜3cmとなした板材を使用し、該板材の
    中央部に一定面積の平坦部が残るようにして複数の螺旋
    状スリットを穿設し、これにより6mm〜12mmの巾
    寸法の連続した螺旋状帯体を作成し、一方上記板材平板
    部裏面側に対し、台板を板材の縦或いは横方向へ少し突
    出するように取付けしめ、他方螺旋状帯体の外周で上記
    台板の突出箇所と対応する箇所に対し、板材の肉厚と同
    様寸法の巾で且つ長さ寸法を5cm〜15cmとなした
    支持板の上部を当接し、該部で回動可能状態にピン止め
    し、支持板の水平状態では板材全体が置台としての使用
    となり、これに対し支持板を垂直方向へ起立させると複
    数条の螺旋状帯体が一定の重なり合い状態に引き上げら
    れ、物入れ用篭が形成されることを特徴とした木製の置
    台兼用篭。
  2. 【請求項2】 螺旋状帯体を4周〜8周するように形成
    してあることを特徴とした請求項1記載の木製の置台兼
    用篭。
  3. 【請求項3】 螺旋状帯体の最外周に沿ったU字状の把
    手を作成し、該把手の開放側両端縁部を支持板に兼用さ
    せてあることを特徴とした請求項1又は2記載の木製の
    置台兼用篭。
  4. 【請求項4】 螺旋状スリットのスリット巾寸法を0.
    7mm〜2mmとなし、また螺旋状帯体表面が垂直方向
    と2°〜4°の後退傾斜角を有するように形成されるこ
    とを特徴とした請求項1,2又は3記載の木製の置台兼
    用篭。
JP1998007540U 1998-09-29 1998-09-29 木製の置台兼用篭 Expired - Lifetime JP3058075U (ja)

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