JP3058036U - 折り畳み椅子 - Google Patents

折り畳み椅子

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JP3058036U
JP3058036U JP1998007485U JP748598U JP3058036U JP 3058036 U JP3058036 U JP 3058036U JP 1998007485 U JP1998007485 U JP 1998007485U JP 748598 U JP748598 U JP 748598U JP 3058036 U JP3058036 U JP 3058036U
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folding chair
shaped opening
leg
mounting hole
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JP1998007485U
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聰傑 黄
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聰傑 黄
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り畳んで上下に安定して積み重ねることが
できる折り畳み椅子を提供する。 【解決手段】 一対の前脚2と一対の後脚3を折り畳め
るように枢軸金具1と枢軸ピン31とによって連結し、
展開して座る状態のときは枢軸金具1のU型開口11に
両前脚2が前方からはまって支持され、折り畳んだ状態
のときはU型開口11が両前脚2から脱離して後ろ向き
になり、二個の折り畳み椅子を上下に積み重ねると、上
方の折り畳み椅子の枢軸金具1のU型開口11の下方の
折り畳み椅子の両前脚がはまりこんで傾斜せずに安定す
る。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は折り畳み椅子に関する。
【従来の技術】
学校や官庁や活動センタ等の広い場所で利用され、展開して配置したり、必要 があるときには折り畳んで収納できる折り畳み椅子は、一般に、折り畳んだあと 壁に寄り掛けておくとその場所が混雑し、また折り畳んで運搬するには人力と時 間が掛かる。これらの折り畳み椅子は、移動式置き台に折り畳んだ椅子を積み重 ねて収納することがある。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、移動式置き台に積み重ねて移動するとき、積み重ねた折り畳み椅子が 振動によって傾斜して倒れる危険があるという問題があった。 本考案は上記の問題を解決するために案出されたものであって、折り畳んで上 下に積み重ねると安定する折り畳み椅子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1記載の折り畳み椅子によると、一対の前脚と、一対の後脚と 、枢軸金具と、背もたれと、座面とを備える。枢軸金具は、上端に前記後脚の上 端に組付けられる枢軸ピンが貫通する上組付孔、及び下端に前記前脚の中段に組 付けられる枢軸ピンが貫通する下組付孔を有し互いに平行に向かい合った2つの 側壁と、前記側壁より短く前記上組付孔及び下組付孔の中心を連結する線と平行 でない底壁とからなり、前記両側壁と前記底壁とで囲まれ、前記前脚の中段部に 嵌合するU型開口を形成する。背もたれは、前記前脚の上端部に接続される側縁 と、後ろに湾曲する上縁と、後ろに湾曲する下縁とを有し、飾り板で頭部が隠蔽 されるビスで前記前脚に固定される。座面は、中段部に前記前脚に組付ける前記 枢軸ピンが挿入される組付孔を有し、後端に上方に延びた組付け板を形成する補 強板を両側の内部に付設する。この折り畳み椅子を展開するとき、前記枢軸金具 は前記下組付孔に挿入された枢軸ピンを中心として下から上に約180度回動し 、前記U型開口は前記前脚の後側面に嵌合して前記U型開口の底面と接触して安 定し、折り畳むとき、前記の枢軸金具を上から下に約180度回動し、前記U型 開口は後ろを向いて前記後脚を前記前脚近傍に寄せて折り畳んだ状態になる。こ の折り畳み椅子を上下に積み重ねると、上方の折り畳み椅子のU型開口に下方の 折り畳み椅子の前脚が嵌合し、上下の両折り畳み椅子は安定した状態になる。
【考案の実施の形態】
以下、本考案による折り畳み椅子の一実施例を図面に基づき詳細に説明する。 本考案の一実施例による折り畳み椅子は、図1、図2、図3、図4、図5及び 図6に示すように、一枢軸金具1と、二本の前脚2と、二本の後脚3と、背もた れ5と、座面6と、一対の前脚滑り止め7と、一対の後脚滑り止め8とを備える 。 枢軸金具1は、二個の平行の側壁と、側壁より短い底側壁111と、平行の両 側壁によって形成されるU字型断面のU型開口11とを有する。折り畳み椅子が 展開されるとき、両前脚2の中段部は底側壁111に寄り掛かる。 枢軸金具1は、さらにその底端に横向きの下組付孔12を形成し、枢軸ピン2 1でもってこの孔12に差し込んで枢軸金具1を両前脚2の中段に可動的に組付 ける。さらにその上端に横向きの上組付孔13を形成し、枢軸ピン31でもって この孔13に差し込んで枢軸金具1を後脚3の上端に組付ける。 開き口11の底壁111の壁面は上下組付孔12、13の円心連結線と一角度 を形成する。すなわちこの底壁111は上下組付孔12、13の円心連結線と平 行でない。 折り畳み椅子4を展開して座るときの状態を図6に示す。このときU字型開き 口11は各前脚2の中段部がはまりこんで、底壁111は各前脚2の後側面と接 触して前脚2を支持し、上組付孔13は下組付孔12より高い位置にある。 折り畳み椅子4が折り畳まれたときの状態を図7に示す。このときU字型開き 口11は後方に向かっていて前脚2とはまっておらず、上組付孔13の位置は各 下組付孔12よりも低く、枢軸ピン21、31が枢軸の作用をして、枢軸金具1 が円弧形状に上から下の方に約180度回り、両後脚3は両前脚2のそばに寄り 添う状態になって、折り畳み椅子4に折り畳まれた状態になる。 図8に示すように、折り畳み椅子4が折り畳まれたときには、枢軸金具1のU 字型開き口11が後ろ向きになる。折り畳み椅子4を移動置き台や地面の上に積 み重ねると、上の折り畳み椅子4のU字型開き口11がちょうど下の折り畳み椅 子の両側の前脚2とはまり合い、上下の両折り畳み椅子が安定されてどの方向に も傾斜せずに積み重ねられ、多数の折り畳み椅子4を積み重ねて置くことができ る。 背もたれ5は一対の前脚2の上段部に組付けられ、上カーブ傾斜縁50と、下 カーブ傾斜縁51とをもち、ビス52でもって両前脚2に固設され、さらに一飾 り板53でビス52がある場所を隠す。 座部6を図10から図14までに示す。図21から図26までに示すように左 右両側に二枚の補強板60を有し、この補強板60は各その中段に座部6を両前 脚2と組付けるための孔61を形成し、さらにその後端に一後脚組付板62を付 設し、この後脚組付板62は座部6を両後脚3と組付けるための孔621を形成 する。 前脚2の滑り止め7は、図15、図16及び図17に示すように、中央底壁と その両側から垂直に上方に延びたカーブした側壁をもち、それで囲まれる内空間 を形成して、各前脚2の底端とはまり合い、さらに中央底壁の内壁面には止め突 起71を形成している。止め突起71は各前脚2の底端に固定されている一横棒 の数個の位置孔の一孔とはまり合って滑り止め7が安定される。さらに各滑り止 め7はその底部に一斜面を形成している。 各後脚3の滑り止め8は、図18、図19及び図20に示すように、中央底壁 とその両側から垂直に上方に延びたカーブした側壁をもち、それで囲まれる内空 間を形成して、各後脚3の底端とはまり合い、さらに中央底壁に止め突起81を 形成して、各後脚3の底端に固定されている横棒の数個の位置孔とはまり合って 滑り止め8が安定される。さらに各滑り止め8はその底部に一斜面を形成してい る。 上述の如く、本考案の折り畳み椅子は簡単に展開させて使用したりまた折り畳 んでから相互に上下に多数に積み重ねて場所をとらないように収納できる。 さらに積み重ねた場合には枢軸金具1の開き口11の作用により上下の両折り 畳み椅子が安定されてどの方向にも傾斜しない。また滑り止め7、8の作用によ り折り畳み椅子が展開されて使用されるときは滑り動くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による折り畳み椅子の枢軸金具
の斜視図である。
【図2】本考案の実施例による折り畳み椅子の枢軸金具
の正面図である。
【図3】本考案の実施例による折り畳み椅子の枢軸金具
の上面図である。
【図4】本考案の実施例による折り畳み椅子の枢軸金具
の側面図である。
【図5】図2のA−A線断面図である。
【図6】本考案の実施例による折り畳み椅子が展開され
たときの側面図である。
【図7】本考案の実施例による折り畳み椅子が折り畳ま
れたときの側面図である。
【図8】本考案の実施例による折り畳み椅子が折り畳ま
れて重ねられたときの側面図である。
【図9】本考案の実施例による折り畳み椅子の背もたれ
の断面図である。
【図10】本考案の実施例による折り畳み椅子の座面の
上面図である。
【図11】本考案の実施例による折り畳み椅子の座面の
正面図である。
【図12】本考案の実施例による折り畳み椅子の右側面
図である。
【図13】図10のB−B線断面図である。
【図14】図10のC−C線断面図である。
【図15】本考案の実施例による前脚の滑り止めの右側
面図である。
【図16】本考案の実施例による前脚の滑り止めの上面
図である。
【図17】図15のD−D線断面図である。
【図18】本考案の実施例による後脚の滑り止めの正面
図である。
【図19】本考案の実施例による後脚の滑り止めの上面
図である。
【図20】本考案の実施例による後脚の滑り止めの側面
図である。
【図21】本考案の実施例による座部の右側補強板の正
面図である。
【図22】本考案の実施例による座部の右側補強板の上
面図である。
【図23】図22のE−E線断面図である。
【図24】本考案の実施例による座部の左側補強板の正
面図である。
【図25】本考案の実施例による座部の左側補強板の上
面図である。
【図26】図25のF−F線断面図である。
【符号の説明】
1 枢軸金具 11 U字型開き口 111 底壁 2 前脚 12 上組付孔 13 下組付孔 21 枢軸ピン 31 枢軸ピン 4 折り畳み椅子 5 背もたれ 50 上縁 51 下縁 52 ビス 53 飾り蓋 6 座部 60 補強板 61 前脚組付孔 62 後脚組付板 621 後脚組付孔 7 前脚滑り止め 71 止め突起 8 後脚滑り止め 81 止め突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の前脚と、 一対の後脚と、 上端に前記後脚の上端に組付けられる枢軸ピンが貫通す
    る上組付孔、及び下端に前記前脚の中段に組付けられる
    枢軸ピンが貫通する下組付孔を有し互いに平行に向かい
    合った2つの側壁と、前記側壁より短く前記上組付孔及
    び下組付孔の中心を連結する線と平行でない底壁とから
    なり、前記側壁と前記底壁とで囲まれ、前記前脚の中段
    部に嵌合する長いU型開口を形成する枢軸金具と、 前記前脚の上端部に接続される側縁と、後ろに湾曲する
    上縁と、後ろに湾曲する下縁とを有し、飾り板で頭部が
    隠蔽されるビスで前記前脚に固定される背もたれと、 中段部に前記前脚に組付ける前記枢軸ピンが挿入される
    組付孔を有し、上方に延びた組付け板を後端に形成する
    補強板を両側の内部に付設する座面とを備え、 展開するとき、前記枢軸金具は前記下組付孔に挿入され
    た枢軸ピンを中心として下から上に約180度回動し、
    前記U型開口は前記前脚の後側面に嵌合して前記U型開
    口の底座と接触して安定し、 折り畳むとき、前記の枢軸金具を上から下に約180度
    回動し、前記U型開口は後ろを向いて前記後脚を前記前
    脚近傍に寄せて折り畳んだ状態になることを特徴とする
    折り畳み椅子。
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