JP3057859U - 自動車用芳香剤容器 - Google Patents

自動車用芳香剤容器

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JP3057859U JP1998007298U JP729898U JP3057859U JP 3057859 U JP3057859 U JP 3057859U JP 1998007298 U JP1998007298 U JP 1998007298U JP 729898 U JP729898 U JP 729898U JP 3057859 U JP3057859 U JP 3057859U
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JP1998007298U
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克義 渡辺
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Shishiai KK
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Shishiai KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 芳香と光とによって快適な車室内空間を造り
出すことができる自動車用芳香剤容器を提供すること。 【解決手段】 芳香剤を収納する透明な容器本体11の
底部11aに、振動により発光する発光ダイオードユニ
ット20を設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、芳香と光とによって快適な車室内空間を造り出すことができる自動 車用芳香剤容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用の芳香剤容器としては、容器本体内部に芳香剤を収納し、前記 容器本体に形成した窓を通じて芳香剤を飛散させることで、車室内の悪臭による 不快感を払拭するようにしたものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の芳香剤容器は、芳香剤を収納し、これを飛散させるという機 能に重点が置かれ、視覚を通じて車室内の装飾性を向上させるといった点につい ては、未だ十分な研究開発が成されてはいなかった。
【0004】 ところが近年、室内環境、居住空間の快適性が求められる中、通勤、買物、レ ジャーなどの足として利用され、現代人にとってなくてはならない存在となって いる自動車についても、単なる移動手段ではなく、快適な車室内空間が造り出さ れたものが求められるようになり、自動車用品としての芳香剤容器についても、 そのような視点に立った開発が始まったところである。
【0005】 本考案は、このような要望を満足し得る新規な自動車用芳香剤容器について、 鋭意研究の結果、生まれたものであり、芳香と光とによって快適な車室内空間を 造り出すことができる自動車用芳香剤容器(以下単に芳香剤容器という)を提供 することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案は、芳香剤を収納する容器本体 に、振動により発光する発光ダイオードユニットを設けたことを特徴とする芳香 剤容器をその要旨とした。
【0007】 請求項2記載の考案は、発光ダイオードユニットが、発光ダイオードからなる 発光部と、前記発光部に電源を供給する電源部と、前記容器本体に伝播する振動 を捉えて前記電源部から前記発光部へ電源を供給するスイッチ部とからなること を特徴とする芳香剤容器をその要旨とした。
【0008】 請求項3記載の考案は、請求項2記載の芳香剤容器において、スイッチ部によ り振動に伴う発光部への電源の供給が間欠的に行われるようにしたことを特徴と する芳香剤容器をその要旨とした。
【0009】 請求項4記載の考案は、請求項1〜3のいずれかに記載の芳香剤容器において 、容器本体が透明又は半透明であり、この容器本体の底部に前記発光ダイオード ユニットを設けたことを特徴とする芳香剤容器をその要旨とした。
【0010】
【作用】
車に振動は付きものである。勿論自動車メーカーは、路面から、あるいはエン ジンルームからの振動を抑制するため、様々な工夫をし、実車に展開している。 また道路事情も改善され、凹凸の少ない道路も増えている。
【0011】 しかしながら、その振動を完全に取り去ることはできない。本考案は、自動車 には付きものである振動に着目し、振動によって発光する発光ダイオードユニッ トを容器本体に設けたのである。運転者及び同乗者にとって、振動自体は不快で はある。しかし、その振動によって容器が発光するようにしたので、本来不快で ある筈の振動が運転者及び同乗者の目を楽しませる発光の起点となり、この結果 、振動による不快感は大いに和らげられ、容器からの芳香と相まって、車室内は 、快適な車室内空間として造り出されるのである。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の芳香剤容器を図面に示す好ましい一実施の形態に従ってさらに 詳しく説明する。本考案の芳香剤容器は、芳香剤を収納する容器本体に、振動に より発光する発光ダイオードユニットを設けたことを特徴としている。
【0013】 容器本体としては、その形状、大きさ、構造などは全く自由であり、自動車内 部における設置位置や取付形態、当該容器のデザイン等を考慮して適宜決定すれ ばよい。以下、容器本体の好ましい例を図1〜図6に示す。図1及び図2に示す 容器本体11は、芳香を飛散させる窓13付きのキャップ12を備えた容器であ る。
【0014】 図3及び図4に示す容器本体11は、基台14上に立設するコイルバネよりな る弾性柱15(ゴム製の弾性柱でもよい)の上に固定した上面に芳香を飛散させ る窓13を形成した球状容器からなるものであり、球状の容器本体11は、自動 車の振動に伴って、車室内に固定される基台14を支えとして、弾性柱15を介 して図4中矢印に示すように、前後左右に回動するようになっている。
【0015】 図5及び図6に示す容器本体11は、方形状をなす容器本体11に、当該容器 本体11をエアコンの吹き出し口16に取り付けるためのクリップ状の取付部1 7を有しているものものであり、エアコンを作動させることで、吹き出し口16 からのエアーとともに、容器本体11からの芳香が車室内に飛散されるようにし たものである。
【0016】 また、上記図1〜図6に示す容器本体11は、いずれも透明または半透明であ り、後述する発光ダイオードユニットの光が当該容器11に映って容器11全体 が光るようになっている。
【0017】 振動によって発光する発光ダイオードユニットとしては、例えば発光ダイオー ドからなる発光部と、前記発光部に電源を供給する電源部と、前記容器本体に伝 播する振動を捉えて前記電源部から前記発光部へ電源を供給するスイッチ部とか らなるもの、前記発光部及び電源部とともにスイッチ部を有し、このスイッチ部 が、容器本体に伝播する振動を捉えて信号を発するセンサーと、センサーからの 信号を受けて発光部へ電源を供給または停止するよう制御する制御部とからなる ものなどを挙げることができる。
【0018】 図1〜図6に示す発光ダイオードユニット20は、発光部として発光ダイオー ド21を用い、この発光ダイオード21に電源を供給する電源部としての蓄電池 (図示しない)と、容器本体11に伝播する振動を捉えて前記電源部(図示しな い)から前記発光ダイオード21へ電源を供給するスイッチ回路(図示しない) を有している。またこのスイッチ回路(図示しない)には、振動に伴う発光ダイ オード21への電源の供給が3〜5秒間、間欠的に行われるよう、つまり振動に 伴って発光ダイオード21が3〜5秒の間、点滅するように、リレー(図示しな い)が組み込まれている。
【0019】 尚、発光ダイオードユニット20における電源部は、図1〜図6に示す形態で は蓄電池を用いたが、太陽電池を用いて長期に渡り、交換なしで電源の供給が行 われるようにすることもできる。
【0020】 また、発光ダイオードユニット20は、図1及び図2に示す形態では、容器本 体11の底部11aに設けられており、透明な容器本体11を透して発光ダイオ ード21の光が容器本体11に映り、容器本体11全体が光るようになっている 。図3及び図4に示す形態では、基台14上に弾性柱15を介して回動する透明 な球状容器11内部に発光ダイオードユニット20が設けられており、振動に伴 う球状容器11の回動と発光ダイオードユニット20の発光点滅で、より趣が増 すことになる。図5及び図6に示す形態では、発光ダイオードユニット20が半 透明な容器本体11内部の一方端側に配置されており、振動に伴って発光ダイオ ードユニット20が発光点滅し、その点滅を半透明な容器本体11を透して容器 本体11全体が光るようになっている。
【0021】 また、発光ダイオードユニット20は、図1〜図6に示す形態では、容器本体 11に各1つづつ設けたが、複数個の発光ダイオードユニット20を用い、これ らを容器本体11の同一の場所に並べて設けたり、例えば図1に示す容器本体1 1の場合、底部11aとキャップ13とに設けたりするなど、発光ダイオードユ ニット20の数、配置は、芳香剤容器のデザインなどを考慮して適宜決定すると 良い。また、複数の発光ダイオードユニット20を用いる場合、発光ダイオード の色を一色のみとしてもよいが、複数の色の発光ダイオードを組み合わせて用い ることもできる。
【0022】 尚、本考案の芳香剤容器に用いる芳香剤は、液体でも固体でもよく、粒状でも 、ゲル状であってもよい。また、液体状の芳香剤を用いるとき、同芳香剤中に金 箔とか銀箔を入れておけば、金箔とか銀箔が発光ダイオードユニット20からの 光(点滅光)を受けて乱反射し、より趣きのある容器となる。
【0023】 尚、容器本体11の一部、1カ所又は複数箇所にレンズ状の部分を設けること もできる。この場合、レンズ状の部分を透して発光ダイオードユニット20から の光(点滅光)が放射するようになり、その光は同レンズ状部分によって拡大、 強調され、より趣を増すことなる。例えば図1に示す容器本体11の底部11a をレンズ状とするのである。こうすることで、容器本体11の底部11a内に設 けた発光ダイオードユニット20からの光(点滅光)がレンズ状部分を透して拡 大、強調されることになる。
【0024】 尚、図面に示した例は、単なる説明例に過ぎず、例えば複数の発光ダイオード ユニットを用い、これらを容器本体に設けることで、図柄や文字、記号などを描 き出すなど、実用新案登録請求の範囲の欄に記載した範囲内で、自由に変更する ことができる。
【0025】
【考案の効果】 本考案は、芳香剤を収納する容器本体に、振動により発光する発光ダイオード ユニットを設けたことにより、本来不快である筈の振動が運転者及び同乗者の目 を楽しませる発光の起点となり、この結果、振動による不快感は大いに和らげら れ、容器からの芳香と相まって、車室内は、快適な車室内空間として造り出され る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の芳香剤容器の一形態を示す斜視図。
【図2】 図1に示す芳香剤容器の断面図。
【図3】 本考案の芳香剤容器の別の形態を示す斜視
図。
【図4】 図3に示す芳香剤容器の断面図。
【図5】 本考案の芳香剤容器のさらに別の形態を示す
斜視図。
【図6】 図5に示す芳香剤容器の断面図。
【符号の説明】
11・・・容器本体 20・・・発光ダイオードユニット 21・・・発光ダイオード

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香剤を収納する容器本体に、振動によ
    り発光する発光ダイオードユニットを設けたことを特徴
    とする自動車用芳香剤容器。
  2. 【請求項2】 前記発光ダイオードユニットが、発光ダ
    イオードからなる発光部と、前記発光部に電源を供給す
    る電源部と、前記容器本体に伝播する振動を捉えて前記
    電源部から前記発光部へ電源を供給するスイッチ部とか
    らなることを特徴とする請求項1記載の自動車用芳香剤
    容器。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ部により振動に伴う発光部
    への電源の供給が間欠的に行われるようにしたことを特
    徴とする請求項2記載の自動車用芳香剤容器。
  4. 【請求項4】 前記容器本体が透明又は半透明であり、
    この容器本体の底部に前記発光ダイオードユニットを設
    けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    自動車用芳香剤容器。
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