JP3057696B2 - コンバインの刈刃装置 - Google Patents

コンバインの刈刃装置

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JP3057696B2 JP1258107A JP25810789A JP3057696B2 JP 3057696 B2 JP3057696 B2 JP 3057696B2 JP 1258107 A JP1258107 A JP 1258107A JP 25810789 A JP25810789 A JP 25810789A JP 3057696 B2 JP3057696 B2 JP 3057696B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) この発明は、コンバインの刈刃装置に関する。
(従来の技術) 刈取った穀稈を全稈脱穀装置へ送り込む全稈投入型の
コンバインにおいては、穀稈の穂先部分のみを刈取って
脱穀装置に送り込むことが処理能力を向上させる点から
望ましいが、このような刈取作業の形態にあっては、刈
残した株が地面に残るから、次に行なう耕起作業の妨げ
になる場合がある。
この刈残した株を切断するための刈刃装置が昇降自在
に刈取機体に設けられ、この刈刃装置を常に地面に対し
て一定レベルに設定維持される。
(発明が解決しようとする課題) このように刈刃装置を地面に対して一定レベルに昇降
制御する形態にあって、刈残した株をできるかぎり地面
近くで切断するような場合には、この刈刃装置によって
株の下方を刈り過ぎて泥等を噛込むことがある。
そこでこの発明は、刈取負荷を検出することによっ
て、適正負荷に維持するように刈刃装置を昇降制御して
上記不具合を解消しようとするものである。
(課題を解決するための手段) この発明は、走行装置3を有する車体に、オーガ・リ
ール・バリカン型の刈刃装置9等を有する刈取機体2
と、刈刃装置9よりも後方低位置にあり且つ刈取機体2
に設けた昇降手段により昇降するバリカン型の刈刃装置
1と、脱穀装置4と、刈取機体2及び脱穀装置4に連通
した搬送ケース10とを有する刈取装置6を昇降可能に設
け、該刈刃装置1は刈取装置6による昇降とは別に、予
め設定した刈取負荷を超えると刈取機体2に対して単独
で上昇し、その後、予め設定した刈取負荷になると刈取
機体2に対して単独で下降することを特徴とするコンバ
インの刈刃装置とする。
(発明の作用) 圃場での収穫作業において、機体を移動すると、穀稈
の上部は刈刃装置9によって切断され、その下部は刈刃
装置1によって切断される。そして、切断された穂部側
は脱穀装置4に送り込まれ脱穀処理を受ける。オーガ・
リール・バリカン型の刈刃装置9等を有する刈取機体
2、刈刃装置9よりも後方低位置で刈取機体2に設けた
バリカン型の刈刃装置1及び搬送ケース10も一体に昇降
する。刈取作業において、刈取負荷を検出し、刈取負荷
を検出し、この刈取負荷を適正負荷にするように刈取装
置1は刈取機体2に対して昇降制御される。
(発明の効果) 刈刃装置1に大きな刈取負荷がかかるのを防止するの
で、刈刃装置1の損傷がなく収穫作業能率を向上するこ
とができる。さらに、刈刃装置1の昇降制御にかかわら
ず、前側に位置する刈刃装置9は定位置にあるので、刈
り取った穀粒のある穂部側の長さに大きなバラツキがな
く、脱穀装置4の脱穀負荷を安定させることができ、脱
穀処理能率を高め得る。
また、刈取装置6を昇降することにより、オーガ・リ
ール・バリカン型の刈刃装置9等を有する刈取機体2
と、刈刃装置9よりも後方低位置にあり且つ刈取機体2
に設けた昇降手段により昇降するバリカン型の刈刃装置
1及び搬送ケース10も一体に昇降するので、穀稈の刈り
取り部の位置決めが容易になる。
(実施例) なお、図例において、左右一対の走行装置3を有した
車体上に脱穀装置4、キャビン5を搭載し、前部に刈取
装置6を昇降自在に設けている。7は穀粒タンク内に収
容された穀粒を機外へ排出する排出オーガである。
刈取装置6は、植立穀稈を掻込むリール8、バリカン
形態の刈刃装置9、この刈刃装置9で刈取られた穀稈を
刈取幅の一側へ掻込み集送するオーガ等を設けた刈取機
体2に対して、この後方には、該オーガで集送される刈
取穀稈を後方の脱穀装置4へ搬送する搬送装置を内装し
た搬送ケース10を設けた構成としている。11はリール8
の未刈稈側に設けた分草装置である。原動機側から搬送
装置が伝動され、この搬送装置からオーガ、リール8及
び刈刃装置9が伝動されるように構成されている。
刈取装置6の刈刃装置9で刈取られた残りの株を地面
に近いレベルで刈取るための刈刃装置1が刈取機体2に
設けられ、該刈刃装置1は、刈取機体2の後部下方の左
右方向の刈刃フレーム27に設けられ、バリカン形態の刈
刃で構成されている。
該刈取機体2の後部に設けられるフレーム12に対し
て、この左右一端側に摺動ボス13を設けると共に中央部
に昇降シリンダ14を設けている。該刈取装置1の刈刃フ
レーム27の中央部は昇降シリンダ14のピストン側先端部
に固着され、左右一端側には該摺動ボス13に摺動自在に
嵌入される摺動軸15を立設している。
刈刃装置1の他端部には、該刈刃装置1を駆動する駆
動部を設けている。前記刈取機体2の側壁16には、前記
搬送装置側から伝動される伝動軸17を突設し、この伝動
プーリ18と伝動機構を内装する上方のギヤーケース19の
入力プーリ20との間に伝動ベルトを掛け渡している。こ
の入力軸21端には該入力軸21の負荷を検出するトルクセ
ンサ22を設けている。
ギヤーケース19の出力側には、スプライン嵌合されて
伸縮自在の駆動軸23が下方に向けて設けられ、この下端
にはクランクアーム24を設けると共に、該クランクアー
ム24の回動によって揺動する揺動アーム25を設け、この
揺動アーム25一端のピンによって刈刃ヘッド26を介して
刈刃装置1が駆動される連動構成としている。
刈刃装置1は、昇降シリンダ14の油圧による伸縮によ
って昇降自在の構成としている。そしてこの刈刃装置1
が非刈取作業位置、即ち収納位置へ大きく上昇される
と、刈刃フレーム27の中央部に設けられた支持板のロー
ラ28によつて回動アーム29、及び回動軸30を回動させ、
伝動ベルトのテンションプーリ31をベルトが弛む方向に
作動させて、伝動プーリ18から入力プーリ20への伝動を
切りとするように連動する構成としている。
刈刃装置1が地面から所定距離の位置に下降されたこ
とを検出してスイッチ38がONとなり、下降を停止させる
接地センサ32を設けている。
トルクセンサ22によって検出される刈取負荷は、接地
センサ32によって刈取装置1が地面から所定距離の位置
に下降されて刈取作業が行なわれるときの刈取負荷を適
正負荷としてコントローラ33へ入力して記憶される構成
である。
刈取作業中においてトルクセンサ22によって検出され
る刈取負荷は、コントローラ33へ入力されて適正負荷と
比較され、負荷が大きくなると上昇信号が出されて昇降
シリンダ14が縮小し、刈刃装置1は適正負荷となる位置
迄上昇制御される。反対に負荷が小さくなると下降信号
が出されて昇降シリンダ14が伸長し、刈刃装置1は適正
負荷となる位置迄下降制御される。
接地センサ32が接地を検出した位置においてもなお刈
取負荷が小さいことが検出されると、刈取る株がないと
判断して収納信号が出されて刈刃装置1は非刈取位置へ
上昇制御されて収納される。このようにトルクセンサ22
の刈取死負荷検出にもとずいて、適正負荷に維持するよ
うに刈刃装置1は刈取機体2に対して昇降制御される構
成である。
刈取装置6を所望の高さ位置として刈取作業を開始す
ると、植立穀稈はリール8の回転によって掻込まれて比
較的上部が刈刃装置9で刈取られ、この刈取穀稈はオー
ガで掻込み集送されて搬送装置で脱穀装置4へ搬送さ
れ、脱穀処理作用を受ける。
この刈残した株は刈取装置1を下降すると、接地セン
サ32が作動して所定の高さ位置へセットされると共に駆
動される。このときの刈刃装置1による刈取作業時の作
業負荷はトルクセンサ22によって検出され、適正され負
荷としてコントローラ33に記憶される。刈取作業時にお
ける刈取負荷はトルクセンサ22によって検出されなが
ら、刈株や泥土等が詰って刈取負荷が大きくなると刈刃
装置1を上昇させ、小さくなると下降させて適正負荷に
維持するように昇降制御される。
又、刈取る株がなくなれば非作業位置へ上昇して伝動
断たれ、収納される。従って作業性及び安全性の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すもので、第1図は側面
図、第2図は背面図、第3図は制御ブロック図である。 図中、符号1は刈刃装置、2は刈取機体、3は走行装
置、4は脱穀装置、6は刈取装置、9は刈刃装置、10は
搬送ケース。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行装置3を有する車体に、オーガ・リー
    ル・バリカン型の刈刃装置9等を有する刈刃機体2と、
    刈刃装置9よりも後方低位置にあり且つ刈取機体2に設
    けた昇降手段により昇降するバリカン型の刈刃装置1
    と、脱穀装置4と、刈取機体2及び脱穀装置4に連通し
    た搬送ケース10とを有する刈取装置6を昇降可能に設
    け、該刈刃装置1は刈取装置6による昇降とは別に、予
    め設定した刈取負荷を超えると刈取機体2に対して単独
    で上昇し、その後、予め設定した刈取負荷になると刈取
    機体2に対して単独で下降することを特徴とするコンバ
    インの刈刃装置。
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