JP3057523U - アルミサッシ高窓、欄間開閉用具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】普通用、防音用アルミサッシ高窓や欄間等手の
届かない場所の鍵の止め金のかけ、はずしが難しくあま
り窓、欄間を開閉しない、つまり閉じられた状態で長期
間放置すると、その部分の器具類が膠着し後に毀れる。
又は必要に応じて作られた窓があまり開閉されないこと
は実に不効率である。 【解決手段】従来は椅子、踏み台等を使ったりその持ち
運びと椅子等にのぼったり降りたりの危険性や面倒があ
るが本考案によりそれらが解決され、いつでもどこにで
も手軽に持ち運び使用できることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【１】

【考案の属する技術分野】

この考案はアルミサッシ高窓や欄間部分の人の手の届かない鍵の止め金を かけたり、はずしたりし窓を開閉する為の用具に関するものである。

【２】

【従来の技術】

従来、普通用サッシ開閉具はあった。

【３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のものには次のような欠点があった。 （イ）サッシ止め金には普通用サッシ止め金（図面２の１）の形と、防音 用サッシ止め金（図面３の１）の形があり、従来のサッシ開閉具は普通 用サッシ止め金のかけ、はずしはできるがその型質から防音用サッシ止 め金のかけ、はずしはできない。 （ロ）従来のサッシ開閉具は先端に凹凸をつける等構造が複雑であり一般 に普及していない。又防音サッシは市場シェアーは沖縄に於いては大き い。住宅が飛行場に近いからである。 本考案はこれらの欠点を除くためになされたものである。

【４】

【課題を解決するための手段】

従来のサッシ開閉具は正面から対応するようになっているが、本考案では 鍵の止め金の横面から鉤（４）を挿入し、約半回転分まで引き、後は逆の ゴム握りの先端の水平部（３）をあてがい押す。本考案により普通用サッ シの鍵の止め金も、防音用サッシの鍵の止め金のかけ、はずしが容易であ る。形状がシンプルであり製造が手軽、又軽量であり主婦の持ち運びに便 利である。

【５】

【考案の実施形態】

以下本考案の実施の形態に付いて説明する。 （イ）防音用アルミサッシ高窓、欄間の鍵の止め金をかけ閉める場合は図 （３の１）の如く、棒の鉤（４）を止め金の横方から挿入し引いて約半 回転をさせ、次に逆のゴム握りの先端水平部（３）をあてがい押して 閉める。開ける場合はその逆となる。 （ロ）普通用アルミサッシ高窓、欄間の鍵の止め金をはずし開ける場合は 図（２の１）の如く、棒の鉤（４）を横方から挿入し引っぱり上げて、 約半回転させた後、逆のゴム握りの先端で上に押し上げる。又開ける場 合はその逆となる。後は、ゴム握りの先端を窓枠にあてがい、左右に開 閉する。

【６】

【考案の効果】

本考案は以上のような構造、用途の用具でこれを使用することにより従来 手が届かずあまり開閉をしなかったアルミサッシ高窓、欄間の開閉が容易 となり、その部分の器具類が常に正常作動し、家の中の風通しも良好とな り、建築設計上何等不安、制約がなくなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図である。

【図２】普通用アルミサッシ高窓、欄間の鍵の止め金を
かけ閉じている図面である。

【図３】防音用アルミサッシ高窓、欄間の鍵の止め金を
かけ閉じている図面である。

【符号の説明】

１．棒 ２．ゴム握り ３．上下水平部 ４．鉤

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【手続補正書】

【提出日】平成１０年１１月２５日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 真っすぐの棒（１）の一端にゴム握り
   （２）をつけ、その先端は上下水平を形成（３）し反対
   側の先端には鉤（４）をつけ、その角度”２１１／４を
   形成した。以上の如く構成されたアルミサッシ高窓、欄
   間開閉用具。