JP3057505B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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JP3057505B2
JP3057505B2 JP2032777A JP3277790A JP3057505B2 JP 3057505 B2 JP3057505 B2 JP 3057505B2 JP 2032777 A JP2032777 A JP 2032777A JP 3277790 A JP3277790 A JP 3277790A JP 3057505 B2 JP3057505 B2 JP 3057505B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 D発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第1図) F作用(第1図) G実施例(第1図〜第5図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は画像表示装置に関し、特に水平走査周波数の
異なる複数の映像信号を切り換えて表示する画像表示装
置に適用して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、画像表示装置において、メモリ回路に格納
された複数の補正データから、水平走査周波数に応じた
補正データを選択的に用いて偏向ヨークを駆動すること
により、水平走査周波数が大きく異なる入力映像信号を
切り換えて表示する場合でも表示画面の色ずれを防止す
ることができる。
C従来の技術 従来、テレビジヨン装置においては、メモリ回路に格
納された補正データに基づいてコンバージエンスを調整
するようになされたものが提案されている(特開昭58−
215887号公報)。
この手法によれば、補正データを所定の値に設定する
だけで、精度良くコンバージエンスを調整し得る。
D発明が解決しようとする問題点 ところで1台のデレビジヨン装置を、ビデオ機器以外
の例えばコンピユータ等の機器に接続して映像を表示す
ることができれば、便利であると考えられる。
ところがこのような機器においては、標準ビデオ信号
と水平走査周波数が異なる場合がある。
従つて、このような機器全てに接続し得るようにする
ためには、現在のところ、水平走査周波数が15〜75〔kH
z〕の映像信号を表示し得るようにする必要がある。
ところが、従来のテレビジヨン装置においては、水平
走査周波数が15〜30〔kHz〕程度の範囲でしかコンバー
ジエンスを補正し得ず、このように水平周波数が大きく
異なると、コンバージエンスがずれ、表示画像に色ずれ
が発生する問題があつた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、水平走
査周波数が大きく異なる画像を表示する場合でも、色ず
れを防止することができる画像表示装置を提案しようと
するものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、水平
走査周波数の帯域毎に補正データを格納したメモリ手段
18と、入力映像信号の水平走査周波数を検出する周波数
検出手段10と、周波数検出手段10の検出結果に基づい
て、メモリ手段18に格納された補正データから、入力映
像信号の水平走査周波数に応じた補正データを選択する
データ選択手段14と、データ選択手段14で選択された補
正データに基づいて、コンバーゼンスを補正する補正手
段12と、メモリ手段18に水平走査周波数の帯域毎に格納
された補正データのうち、いずれか一つの帯域の補正デ
ータが更新された場合、その更新結果に基づいて当該更
新された帯域の補正データ以外の帯域の補正データを更
新する補正データ更新手段14とを備えるようにする。
F作用 入力映像信号の水平走査周波数を検出し、入力映像信
号の水平走査周波数に応じた補正データを選択してコン
バーゼンスを補正すれば、入力映像信号の水平走査周波
数が変化しても、当該水平走査周波数に応じた補正量で
補正し得、色ずれを防止することができる。
また、メモリ手段18に水平走査周波数の帯域毎に格納
された補正データのうち、いずれか一つの帯域の補正デ
ータが更新された場合、その更新結果に基づいて当該更
新された帯域の補正データ以外の帯域の補正データを更
新することにより、補正データの調整作業を簡略化し得
ると共に、色ずれのない表示画像を得ることができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第1図において、1は全体としてプロジエクタを示
し、スクリーン2上に表示画面を形成する。
すなわちプロジエクタ1においては、それぞれ入力映
像信号を赤色、青色及び緑色の色信号に分離した後、各
色信号で陰極線管4R、4B、4Gを駆動する。
さらに投射レンズ6R、6B、6Gで、各陰極線管4R、4B、
4G上に形成される画像をスクリーン2上に投影し、これ
によりスクリーン2上に入力映像信号の表示画像を形成
する。
さらにプロジエクタ1においては、入力映像信号から
水平同期信号SH及び垂直同期信号SVを分離し、水平同期
信号SHをカウンタ回路10に与えると共に、水平同期信号
SH及び垂直同期信号SVをレジストレーシヨン補正回路12
に出力する。
カウンタ回路10は、水平同期信号SHの周波数を検出
し、当該検出結果を制御回路14に出力する。
制御回路14は、設置時に操作される初期設定の操作子
(図示せず)の操作に応動して、レジストレーシヨン補
正回路12に保持されたレジストレーシヨン補正用のデー
タ(以下レジストレーシヨン補正データと呼ぶ)をクリ
ヤした後、バツクアツプメモリ回路16に格納されたレジ
ストレーシヨン補正データをメモリ回路18に転送する。
すなわち第2図に示すように、バツクアツプメモリ回
路16は、メモリ空間を8つの領域M1〜M8に分割し、工場
調整時、各領域M1〜M8にレジストレーシヨン補正データ
が格納される。
同様にメモリ回路18は、メモリ空間を8つの領域M1〜
M8の分割し、バツクアツプメモリ回路16に格納されたレ
ジストレーシヨン補正データを対応する領域M1〜M8に格
納する。
ここで第1の領域M1は、周波数15〜22.5〔kHz〕の中
心周波数でなる水平走査周波数18.75〔kHz〕の映像信号
を表示する際のレジストレーシヨン補正データを格納す
るのに対し、第2の領域M2は、周波数22.5〜30〔kHz〕
の中心周波数でなる水平走査周波数26.25〔kHz〕の映像
信号を表示する際のレジストレーシヨン補正データが格
納される。
同様に、第3の領域M3は、周波数30〜37.5〔kHz〕の
中心周波数でなる水平走査周波数33.75〔kHz〕のレジス
トレーシヨン補正データが、第4の領域M4は、周波数3
7.5〜45〔kHz〕の中心周波数でなる水平走査周波数41.2
5〔kHz〕のレジストレーシヨン補正データが格納され
る。
さらに、第5及び第6の領域M5及びM6は、それぞれ周
波数45〜52.5〔kHz〕及び52.5〜60〔kHz〕の中心周波数
でなる水平走査周波数48.75〔kHz〕及び56.25〔kHz〕の
レジストレーシヨン補正データが、第7及び第8の領域
M7及びM8は、それぞれ周波数60〜67.5〔kHz〕及び67.5
〜75〔kHz〕の中心周波数でなる水平走査周波数63.75
〔kHz〕及び71.25〔kHz〕のレジストレーシヨン補正デ
ータが格納される。
かくしてプロジエクタ1においては、水平走査周波数
の帯域15〜75〔kHz〕を8分割し、分割した各帯域の中
心周波数のレジストレーシヨン補正データをそれぞれメ
モリ回路16に格納するようになされ、当該レジストレー
シヨン補正データがメモリ回路18に転送されるようにな
されている。
これに対して制御回路14は、通常の動作開始時、第3
図に示す処理手順を実行する。
すなわち制御回路14は、ステツプSP1からステツプSP2
に移り、カウンタ回路10の検出結果を取り込む。
続いて制御回路14は、ステツプSP3に移り、レジスト
レーシヨン補正回路12に格納されたレジストレーシヨン
補正データを検出し、このレジストレーシヨン補正デー
タを切り換える必要があるか否か判断する。
ここで当該プロジエクタ1の設置時においては、初期
設定の操作子が操作されてレジストレーシヨン補正回路
12に保持されたレジストレーシヨン補正データがクリヤ
されていることから、ステツプSP3において肯定結果が
得られ、制御回路14は、ステツプSP4に移つてカウンタ
回路10の検出結果に応じたレジストレーシヨン補正デー
タを選択する。
すなわち、周波数15〜22.5〔kHz〕の検出結果が得ら
れた場合は、第1の領域M1に格納されたレジストレーシ
ヨン補正データを選択するのに対し、周波数22.5〜30
〔kHz〕の検出結果が得られた場合は、第2の領域M2に
格納されたレジストレーシヨン補正データを選択する。
さらに、周波数30〜37.5〔kHz〕の検出結果が得られ
た場合は、第3の領域M3に格納されたレジストレーシヨ
ン補正データを、周波数37.5〜45〔kHz〕の検出結果が
得られた場合は、第4の領域M4に格納されたレジストレ
ーシヨン補正データを選択する。
これに対して、周波数45〜52.5〔kHz〕及び52.5〜60
〔kHz〕の検出結果が得られた場合は、それぞれ第5及
び第6の領域M5及びM6に格納されたレジストレーシヨン
補正データを選択し、周波数60〜67.5〔kHz〕及び67.5
〜75〔kHz〕の検出結果が得られた場合は、それぞれ第
7及び第8の領域M7及びM8に格納されたレジストレーシ
ヨン補正データを選択する。
続いて制御回路14は、ステツプSP5に移つて、選択し
たレジストレーシヨン補正データをレジストレーシヨン
補正回路12の減衰回路20に出力した後、ステツプSP6に
移つて当該処理手段を終了する。
これによりレジストレーシヨン補正回路12は、水平同
期信号SH及び垂直同期信号SVに基づいて基本波形生成回
路22で生成される鋸歯状波状、パラボラ状、サイン波状
の基本補正信号を、減衰回路20でレジストレーシヨン補
正データに応じてそれぞれ減衰させた後、加算して駆動
回路24に出力する。
さらにレジストレーシヨン補正回路12は、駆動回路24
で各陰極線管4R、4B、4Gに取り付けられたレジストレー
シヨン補正用偏向ヨーク26R、26B、26Gを駆動し、これ
によりレジストレーシヨン補正データに応じてレジスト
レーシヨンを補正する。
かくして、水平走査周波数の帯域15〜75〔kHz〕をそ
れぞれ周波数7.5〔kHz〕の帯域に8分割し、各分割した
中心周波数のレジストレーシヨン補正データで各帯域の
レジストレーシヨンを補正することにより、レジストレ
ーシヨンを精度良く補正し得、色ずれを有効に防止する
ことができる。
これに対して、当該プロジエクタ1の動作を停止した
後、再び動作を開始した場合、レジストレーシヨン補正
回路12には、以前、制御回路14で選択されたレジストレ
ーシヨン補正データが保持されていることになる。
従つてこの場合、制御回路14は、ステツプSP3におい
て、レジストレーシヨン補正回路12に格納されたレジス
トレーシヨン補正データを検出し、当該レジストレーシ
ヨン補正データの帯域に対してカウンタ回路10の検出結
果が異なるとき、レジストレーシヨン補正データを切り
換える必要があると判断し、ステツプSP4に移る。
これにより制御回路14は、入力映像信号の水平走査周
波数に応じたレジストレーシヨン補正データを選択した
後、ステツプSP5に移つて、レジストレーシヨン補正回
路12に格納されたレジストレーシヨン補正データを更新
する。
かくして入力映像信号の水平走査周波数が大きく変化
すると、レジストレーシヨン補正データを切り換えるこ
とにより、レジストレーシヨン補正量を切り換えること
ができ、これにより水平走査周波数が大きく変化して
も、色ずれを防止することができる。
これに対してカウンタ回路10の検出結果が、レジスト
レーシヨン補正回路12に格納されたレジストレーシヨン
補正データの帯域に入るとき、制御回路14は、ステツプ
SP3においてレジストレーシヨン補正データを切り換え
る必要がないと判断し、ステツプSP6に移つて当該処理
手順を終了する。
かくして水平走査周波数の帯域を分割し、分割した帯
域毎にレジストレーシヨン補正データを保持すると共
に、入力映像信号の水平走査周波数に応じて当該レジス
トレーシヨン補正データを選択してレジストレーシヨン
補正量を切り換えることにより、入力映像信号の水平走
査周波数が大きく異なる場合でも、精度良くレジストレ
ーシヨンを補正することができる。
従つて水平走査周波数の異なる種々の機器に接続し
て、色ずれのない表示画像を得ることができる。
さらに制御回路14は、再調整操作子(図示せず)がオ
ン操作されると、所定の操作子の操作に応動してレジス
トレーシヨン補正回路12に格納されたレジストレーシヨ
ン補正データを順次更新する。
これにより当該プロジエクタ1においては、レジスト
レーシヨン補正回路12に保持されたレジストレーシヨン
補正データを再設定し、工場で調整されたレジストレー
シヨンを再調整し得るようになされている。
さらに制御回路14は、レジストレーシヨンを再調整し
た後、更新の操作子(図示せず)がオン操作されると、
再調整結果に基づいて、メモリ回路18に格納されたレジ
ストレーシヨン補正データを再設定する。
すなわち第4図に示すように、再調整時においては、
メモリ回路18及びバツクアツプメモリ回路16の各領域M1
〜M8に、同一内容のレジストレーシヨン補正データを格
納するのに対し(第4図(A))、再調整が完了すると
再調整されたレジストレーシヨン補正データをメモリ回
路18の対応する領域(この場合は領域M3でなる)に格納
し(第4図(B))、これにより当該領域M3のレジスト
レーシヨン補正データを再設定する。
なおここでは、メモリ回路18及びバツクアツプメモリ
回路16の各領域M1〜M8については、レジストレーシヨン
補正データのうち、それぞれセンタリングに関するレジ
ストレーシヨン補正データを代表にして説明する。
さらに制御回路14は、更新されたレジストレーシヨン
補正データと対応するバツクアツプメモリ回路16に格納
されたレジストレーシヨン補正データの差データを検出
し(この場合値−10でなる)、当該差データの分だけ残
りの領域M1、M2、M4〜M8に格納されたレジストレーシヨ
ン補正データを更新することにより(第4図(C))、
領域M1、M2、M4〜M8のレジストレーシヨン補正データを
再設定する。
このようにすれば、1種類の入力映像信号を用いて、
全ての帯域についてレジストレーシヨン補正データを再
設定することができ、その分再調整作業を簡略化するこ
とができる。
実際上、この種のプロジエクタ1においては、運搬
中、投射レンズ6R、6B、6Gの保持位置等が変化し、これ
により工場で調整したレジストレーシヨンが変化するよ
うになる。
また、設置場所毎にスクリーン2までの距離が異なる
ことから、フオーカスを調整する必要があり、この場合
もレジストレーシヨンが変化するようになる。
従つて、プロジエクタ1においては、設置時、実際に
画像を表示して、レジストレーシヨンを再調整する必要
があり、この場合、8つの帯域毎にレジストレーシヨン
を再調整していたのでは調整作業が煩雑になる。
ところが、この種のレジストレーシヨンの狂いは、光
学系に依存することから、水平走査周波数によるレジス
トレーシヨンと異なり、各領域M1〜M8に格納されたレジ
ストレーシヨン補正データを同一量だけ再設定すること
により、全てのレジストレーシヨン補正データについ
て、レジストレーシヨンを再調整することができる。
従つてこの実施例のように、1つの帯域についてレジ
ストレーシヨン補正データを再調整した後、再調整結果
に基づいて残りのレジストレーシヨン補正データを再調
整することにより、再調整作業を簡略化すると共に、色
ずれのない表示画像を得ることができる。
さらにこの実施例においては、メモリ回路18とは別に
バツクアツプメモリ回路16を設け、当該バツクアツプメ
モリ回路16に工場調整時のレジストレーシヨン補正デー
タを格納したことから、再調整がうまくいかず、却つて
レジストレーシヨンが大幅に狂つてしまつたとき等、当
該バツクアツプメモリ回路16に格納されたレジストレー
シヨン補正データに基づいて初期状態に戻すことができ
る。
従つて、その分再調整作業を簡略化することができ
る。
またユーザが誤まつてレジストレーシヨンを操作した
場合でも、元の状態に戻すことができる。
かくしてこの実施例において、メモリ回路18は、水平
走査周波数の帯域毎に補正データを格納するメモリ手段
を構成するのに対し、カウンタ回路10は、入力映像信号
の水平走査周波数を検出する周波数検出手段を構成す
る。
さらに制御回路14は、周波数検出手段の検出結果に基
づいて、メモリ手段に格納された補正データから、入力
映像信号の水平走査周波数に応じた補正データを選択す
るデータ選択手段を構成すると共に、メモリ手段に水平
走査周波数の帯域毎に格納された補正データのうち、い
ずれか一つの帯域の補正データが更新された場合、その
更新結果に基づいて当該更新された帯域の補正データ以
外の帯域の補正データを更新する補正データ更新手段を
構成するのに対し、レジストレーシヨン補正回路12は、
データ選択手段で選択された補正データに基づいて、コ
ンバーゼンスを補正する補正手段を構成する。
以上の構成において、入力映像信号は水平同期信号SH
が分離され、当該水平同期信号SHがカウンタ回路10に入
力され、これにより入力映像信号の水平走査周波数が検
出される。
水平走査周波数の検出結果は、制御回路14に出力さ
れ、ここでメモリ回路18に転送されたレジストレーシヨ
ン補正データの中から、入力映像信号の水平走査周波数
に応じたレジストレーシヨン補正データが選択される。
選択されたレジストレーシヨン補正データは、レジス
トレーシヨン補正回路12に出力され、これにより当該レ
ジストレーシヨン補正データに基づいて、レジストレー
シヨン補正用偏向ヨーク26R、26B、26Gが駆動される。
これにより、入力映像信号の水平走査周波数に応じた
補正量でレジストレーシヨンが補正され、色ずれのない
表示画像を得ることができる。
以上の構成によれば、入力映像信号の水平走査周波数
に応じて、予め周波数帯域毎に用意されたレジストレー
シヨン補正データを選択してレジストレーシヨンを補正
することにより、水平走査周波数が大きく変化しても、
レジストレーシヨンを確実に補正し得、これにより水平
走査周波数が大きく異なる場合でも色ずれのない表示画
像を得ることができる。
なお上述の実施例においては、水平走査周波数を8つ
の帯域に分割してレジストレーシヨンを補正する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて
種々の帯域に分割してレジストレーシヨンを補正するこ
とができる。
さらに上述の実施例においては、水平走査周波数に応
じてレジストレーシヨン補正データを切り換える場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば水平走
査周波数に加えて入力映像信号のアスペクト比、表示画
像の大きさ等に応じてレジストレーシヨン補正データを
切り換えるようにしてもよい。
この場合第5図に示すように、メモリ領域を3つの大
きな領域に分割し、各領域をそれぞれ8つの領域に細分
割する。
さらに細分割した領域ML1〜ML8に大きな表示画像を表
示する際のレジストレーシヨン補正データを周波数帯域
毎に格納するのに対し、それぞれ領域MM1〜MM8及びMS1
〜MS8に中程度及び小さい表示画像を表示する際のレジ
ストレーシヨン補正データを周波数帯域毎に格納する。
実際上、表示画像の大きさが変化するとその分レジス
トレーシヨンもわずかに変化することから、例えば高品
位テレビジヨンの映像信号を表示する場合は、少しの色
ずれでも大きく目立てしまう。
従つてこのように入力映像信号のアスペクト比、表示
画像の大きさ等の応じてレジストレーシヨン補正データ
を切り換えるようにすれば、表示画像の画質を一段と向
上することができる。
さらに上述の実施例においては、本発明をプロジエク
タに適用する場合について述べたが、本発明はこれにに
限らず、他の種々の画像表示装置に適用してコンバージ
エンスを補正し得、これにより色ずれのない表示画像を
得ることができる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、入力映像信号の水平走
査周波数に応じて補正データを選択し、選択した補正デ
ータに基づいて色ずれを補正することにより、入力映像
信号の水平走査周波数が大きく異なる場合でも、色ずれ
のない表示画像を形成し得る画像表示装置を得ることが
できる。
また、メモリ手段に水平走査周波数の帯域毎に格納さ
れた補正データのうち、いずれか一つの帯域の補正デー
タが更新された場合、その更新結果に基づいて当該更新
された帯域の補正データ以外の帯域の補正データを更新
することにより、補正データの調整作業を簡略化し得る
と共に、色ずれのない表示画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるプロジエクタを示すブ
ロツク図、第2図はそのメモリ回路を示す略線図、第3
図は制御回路の処理手順を示すフローチヤート、第4図
はレジストレーシヨン補正データの更新動作の説明に供
する略線図、第5図は他の実施例のメモリ回路を示す略
線図である。 1……プロジエクタ、10……カウンタ回路、12……レジ
ストレーシヨン補正回路、14……制御回路、16……バツ
クアツプメモリ回路、18……メモリ回路、26R、26B、26
G……レジストレーシヨン補正用偏向ヨーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−63178(JP,A) 特開 平3−127588(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平走査周波数の帯域毎に補正データを格
    納したメモリ手段と、 入力映像信号の水平走査周波数を検出する周波数検出手
    段と、 上記周波数検出手段の検出結果に基づいて、上記メモリ
    手段に格納された上記補正データから、上記入力映像信
    号の水平走査周波数に応じた補正データを選択するデー
    タ選択手段と、 上記データ選択手段で選択された上記補正データに基づ
    いて、コンバーゼンスを補正する補正手段と、 上記メモリ手段に上記水平走査周波数の帯域毎に格納さ
    れた上記補正データのうち、いずれか一つの帯域の上記
    補正データが更新された場合、その更新結果に基づいて
    当該更新された帯域の上記補正データ以外の帯域の上記
    補正データを更新する補正データ更新手段と を具えることを特徴とする画像表示装置。
JP2032777A 1990-02-14 1990-02-14 画像表示装置 Expired - Lifetime JP3057505B2 (ja)

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