JP3057204B2 - ウイルスdnaの植物材料への導入方法、該方法に使用するバクテリア及び該方法により感染した植物 - Google Patents

ウイルスdnaの植物材料への導入方法、該方法に使用するバクテリア及び該方法により感染した植物

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はウイルスDNAを植物細胞へ挿入するための新
規な方法及び該方法により得られる生成物に関する。 (従来の技術) 選択されたDNA断片をウイルスDNAに導入し、その後、
それらを他の有機体にウイルスと共に導入することが多
くの場合に可能であることは既に説明されている。ほと
んどの植物ウイルスは、感染及び非感染植物を摂食する
昆虫により、自然の環境下で伝播され、これにより植物
の新たな感染がおこされるが、この経路はウイルスの選
択的且つ計画的な伝播を行なうには不便であり、困難で
ある。従って、例えば、制御された条件下でその様な方
法を実施するためには、特別に繁殖させた昆虫の集団が
必要とされる。さらに、特に植物材料が大量である場合
には、制御されたウイルス感染を達成するのが非常に困
難であろう。ウイルスを葉に機械的に感染させる方法
は、遺伝子工学で用いられる方法であるが、クローン化
したウイルスDNAはある種の植物には感染しても、その
他の多くの植物にはまだ感染することができないことか
ら応用範囲の限られた方法であるにすぎない。ウイルス
ゲノムの種々の型、例えば2本鎖DNAをクローン化して
得られる1本鎖DNA(Mu−llineaux,P.M.et al.,1984)
をバクテリア中でクローン化して研究することができる
が、バクテリア中でクローン化したウィルスの多くは植
物に再び導入しまたは植物を感染させる為に使用するこ
とができない。従って、生体外で行なう突然変異誘発及
び組換えDNA技術の様な方法は、基礎研究並びに選択さ
れた外来性DNAの担体としてのウイルスの様な開発のた
めには用いることができない。下記に示す本発明の方法
を用いる場合にはこの様な問題は生じない。 本発明の範囲内では各単語は下記に示すように定義さ
れるものとする。 トランスファー微生物:そのDNAの一部を植物材料中に
伝達することのできる微生物〔例えばアグロバクテリウ
ム テュメファシエンス(Agrobacterium tumefacien
s)〕 T−レプリコン:このレプリコン自体または同じ微生物
中の他のレプリコンに存在する遺伝子によって全部また
は一部を植物細胞中に輸送することができるレプリコン
(例:アグロバクテリウム テュメファシエンスのTi−
プラスミド) T−DNA境界配列:1個もしくはそれ以上のコピーにおい
て、微生物の機能によって植物にDNAを伝達することが
できるDNA配列 カルゴDNA:DNAベクターに人為的に組み込まれたDNA 植物細胞培養:プロトプラスト、細胞培養、植物組織中
の細胞、花粉、花粉管、卵細胞、胚のう、接合体及び種
々の発達段階の胚の様な植物単位の培養 完全に形質転換された細胞:各細胞のゲノムが所望の方
法で形質転換された植物 本発明はウイルスDNAを植物材料、特に完全な植物体
または植物細胞培養細胞中にウイルスDNAを導入するた
めの、適用性の高い新規方法に関する。該方法は、本質
的に a)ウイルスDNA、例えばカルゴDNAを含んでいてもよい
カリフラワーモザイクウイルス(CaMV)を、T−レプリ
コン、例えばアグロバクテリウムのTi−プラスミドまた
はRi−プラスミド中の1個もしくはそれ以上のT−DNA
境界配列の付近に、該ウイルスDNAと1個もしくはそれ
以上のT−DNA配列との距離をウイルスDNAが存在するカ
ルゴDNAと共に植物材料中に導入されるように選択して
挿入し、 b)上記のT−レプリコンをトランスファー微生物に導
入し、そして c)b)に従って変性されたトランスファー微生物を植
物材料に感染させることからなる。 この方法は、プラスミドDNAの植物体への導入を促進
するミクロバイアルファンクションを誘導した後、存在
しうるあらゆるカルゴDNAを含む挿入されたDNAもまた導
入されることが確実にされている。その様にして得られ
た形質転換された植物材料は完全に形質転換された植物
に再生される。 従って、本発明の方法は、本質的に下記の各段階から
なる。 a)感染した植物、例えばアブラナ属の植物のウイルス
DNAまたはその等価物(下記に示す)を単離し、その後
適当なバクテリア、例えば大腸菌のような宿主中で該DN
Aをクローニングする; b)1個もしくはそれ以上のT−DNA境界配列の付近
に、該ウイルスDNAと1個もしくはそれ以上のT−DNA配
列との距離をウイルスDNAが存在するカルゴDNAと共に植
物材料中に導入されるように選択された位置にある1個
以上のウイルスゲノムまたはその部分を含有するプラス
ミド(Bap)を形成し、 c)プラスミドBapをトランスファー微生物(例えばア
グロバクテリウム テュメファシエンスもしくはアグロ
バクテリウム リツォゲンス)に導入することによりベ
クター系を形成し、 d)植物材料をc)に従って形成されたベクター系で感
染させる。 c)に記載したベクター系の使用法、並びにアグロバ
クテリウム テュメファシエンス A136(pTiBo542,pEA
P18::Ca305)及びアグロバクテリウム テュメファシエ
ンスA136(pTiBo542,pEA1)種のバクテリアの様な新規
なベクター系もまた本発明の目的を構成する。 特に適するT−レプリコンはバクテリアのレプリコン
であり、例えばアグロバクテリウムのレプリコン、好ま
しくはアグロバクテリウムのTi−プラスミドまたはRi−
プラスミドである。 T−レプリコンを含む微生物は特にバクテリア、好ま
しくは土壌細菌、とりわけアグロバクテリウム種のバク
テリアを意味するものと理解されるであろう。 ウイルスDNA及びその等価物は好ましくは下記のDNAタ
イプのものである。 天然ウイルスDNA(例えばCaMV) 1本鎖DNAウイルスの2本鎖DNA型(例えばジェミニウ
イルス) ウイルスRNAまたはウイロイドRNAのcDNA複製物(例え
ばタバコモザイクウイルスまたはカダング−カダング
(cadang−cadang)ウイロイド ウイルスの全ての致死及び生育突然変異体 ウイルスの複製及び/または発現の影響下でクローン
化されたDNA ウイルスDNAの部分 タンデム型であることを特徴とする上記DNAの等価物 カルゴDNAが挿入されていることを特徴とするDNAの等
価物。 適する植物材料は植物体全部並びに植物の部分を包含
する。植物の部分は例えばプロトプラスト、細胞培養細
胞、植物組織中の細胞、花粉、花粉管、卵細胞、胚の
う、接合体または種々の段階の胚である。植物体及び細
胞培養細胞が好ましい。 本発明の方法は双子葉植物(観葉植物を含む)にウイ
ルスを感染させるのに適している。 双子葉植物の中で特に好ましい植物は、落葉樹、灌木
の他に下記の科の植物である:ナス科、ジュウジバナ
科、アオイ科、キク科、ブドウ科、アカザ科、マツカゼ
ソウ科、ウリ科、アカネ科もしくはツバキ科またはマメ
目、特に胡蝶花亜科。好ましい植物はナス科およびジュ
ウジバナ科の代表種である。 目標とする作物は、例えばナス属、タバコ属、ワタ属
(ワタ)、アブラナ属(アブラナ)、甜菜属、エンドウ
属、インゲンマメ属、ダイズ属、ヒマワリ属、カリン
属、ナシ属、リンゴ属、イチゴ属、オランダイチゴ属、
スモモ属、ナンキンマメ属、コーヒー属、ツバキ属、ブ
ドウ属、橙属もしくはアボガド属(アボカド)の植物で
ある。 感染方法は好ましくは、上記のトランスファー微生物
をプロトプラストと結合するか、または植物体もしくは
組織片を傷つけ、続いてそれらを感染させることからな
る。 上記のベクター系を使用する本発明の方法を用いると
従来のベクター系を使用する方法に比べて著しい利点を
得ることができる。即ち、 −人工的な手段では感染させることができなかったウイ
ルス〔例えばメイズストリークウイルス(maize streak
virus)〕を感染させられるようになり、昆虫のような
自然のベクターを回避でき、 −E coliのようなバクテリア系中のウイルスDNAの操作
が可能になり、 −ウイルスの宿主の範囲が拡大し、 −DNAの精製を避けることにより接種を単純化すること
ができ、接種に必要な接種物の量を実質的に減少するこ
とができ、 −バクテリアの暗号化された機能の支配下で選択された
ウイルスDNAを含むT−DNAを宿主のゲノムに挿入できる
ようになり、バクテリアで形質転換された1個の植物細
胞からの植物体全体の再生が可能となるため、植物中の
全ての細胞の核のゲノムにウイルスDNAを導入すること
ができ、 −従って、有性的に子孫に遺伝することができ、 −他のウイルスの感染を妨げることができ、 −選択されたカルゴDNAを含有するウイルスである複写
物源が可能になり、転写、逆転写、相同組換えまたは他
の遺伝材料の変質方法による複写を用いなくてもよく、 −さらに、核のDNAに挿入されたウイルスゲノムの部分
を含有する植物の重感染によりa)核DNAからのウイル
スゲノムの発現が、ウイルスDNAを重感染性ウイルスの
外来DNAに換えることができるので、より優れたウイル
スのベクターの開発が可能になり、そして b)宿主−ベクター系のより深い解明と、実質的に植物
のより優れた保護を達成することができる。 本発明の方法は、また、植物を弱めた非病原性又はほ
んのわずかな病原性のウイルスで変えることによって上
記したようにトランスファー微生物によるウイルスの攻
撃に対して“免疫性”植物にする植物保護に利用するこ
ともできる。 また、本発明の方法により、ウイルスゲノムの中に挿
入したカルゴDNAは、それが増殖する植物に移すことも
できる。ウイルスの植物中での増殖及びしたがってそれ
によって移された外来遺伝子の増殖もまた、植物を性と
は無関係にふやすこと又はそれらを直接及びできるだけ
短時間に悪影響から保護する(例えば耐性を与えるため
に植物に遺伝子を挿入することにより)ことを望むとき
はいつでも特に有利である。 本発明の方法は、選んだ遺伝子を増殖させる植物、例
えば成長した植物に入れるために特に適当である。 植物へのDNAの導入は、公知のシステムの一つ、例え
ばアン,ジー.(An,G.)ら、1985により述べられたバ
イナリ ペクタシステムによって行うことができる。こ
のペクタシステムは、例えば植物に導入するDNAの相同
組換えのために配列を挿入することにより改善すること
ができる。 CaMVをウイルスとして、大腸菌(E.coli)をクローン
バクテリアとして、そしてアグロバクテリウム テュメ
ファシエンスを伝達バクテリウムとして用いる次の実施
例により適当なベクター系の構築及び使用を更に詳しく
説明する。この実施例はまた、アグロバクテリウム リ
ゾゲネスを用いて同様な方法で行われ得る。 1.3−CaMVゲノムを含有するバクテリアルベクタpCa305
の製造(第1図) a)EcoRIとClaI制限位置の間のプラスミドpHC79〔ホー
ン,ビー.(Hohn,B.)ら,19804)〕の小域を、プラス
ミドpMON30〔pMON120の前駆体;フラレイ,アール.テ
ィ(Fraley,R.T)ら,19835)〕から作り、そしてスペク
チノマイシン/ストレプトマイシン耐性をエンコードす
るEcoRI−ClaIと取り換える。SalIとBstEII制限位置の
間の得られたプラスミドの2.5kbフラグメントを、SalI
制限位置のCaMVSからBstEII制限位置までを切り取った
3.3kbフラグメントと取り換える〔ホーン,B.(Hohn,
B.)ら,19826)〕。次いで完全なCaMV CM−4184ゲノム
を、そのようにして得たプラスミドpCa292の残りのSalI
制限位置に挿入し〔ホワース,エー,ジェー.(Howart
h,A.J.),1981〕、直列配列にCaMVの1.3ゲノムを含有す
るプラスミドpCa305を得る(第1図)。 b)受け入れ植物への伝染性クローンウイルスDNAの導
入がアグロバクテリウム細胞の溶菌によって引き起こさ
れないことを確立するために、広い宿主域を有するプラ
スミドpGV1106〔リーマンズ,ジェー(Leemans,J.)ら,
1982〕をEcoRI酵素で切り、そしてpCa305の単一SphI制
限位置に導入する。得られたプラスミドをA.テュメファ
シエンスに挿入し、そこで独立して複製する。 図の略語 ApR: アンピシリン耐性 SpR/SmR:スペクチノマイシン/ストレプトマイシン耐
性 ori: 複製開始点 bom: 移動開始点 BstEII,SphI,SalI:制限位置 I−VII: カリフラワモザイクウイルスの転写 解読枠 kb: キロベース プラスミドpCa305及びpEA1のアグロバクテリウム テ
ュメファシエンスへの導入 プラスミドpCa305及びpEA1はEscherichia Coli GJ23
(pGJ28;R64 drdll)種のバクテリア中で各々形質転換
される。このE.coli菌によりアグロバクテリア テュメ
ファシエンスのbom制限部位を有するプラスミドの接合
導入が行なわれる。受容体はアグロバクテリウムの2つ
の異なった菌種であり、両方ともアグロバクテリウム
テュメファシエンスA136起源のものであり、原株のTi−
プラスミドpTiBo542(10)ホッド(Hood),E.E.等,198
4)を含む。 a)A.テュメファシエンスA136(pTiBo542,pEAP18)は
プラスミドpCa305の受容体として使用される。pEAP18
は、プラスミドpGA472の6.7kb EcoRI−BamHI断片(アン
(An),G.等,1985)をプラスミドpHC79の2.7kb EcoRI−
BgI II断片(Hohn,B.等,1980)で置き換えることにより
形成される二元性プラスミドであり、T−DNA境界領域
の間にプラスミドpCa305との相同組み換えのための領域
を有する。プラスミドpCa305はA。テュメファシエンス
A136中では複製できないので、リファンピシン、スペク
チノミシン及びストレプトマイシンに対する接合完了体
(exconjugants)の選択により、その中でプラスミドpC
a305が二元性ベクターpEAP18に相同組み換えにより挿入
されている新しい菌種であるA。テュメファシエンスA1
36(pTiBo542,pEAP18::pCa305)を得ることができる。
11)リーマンスLeemans,J.等,1981) b)A.テュメファシエンスA136(pTiBo542)はプラスミ
ドpEA1の受容体として使用される。A.テュメファシエン
ス中で独立して複製されるプラスミドpEA1の導入により
新しい菌種のA.テュメファシエンスA136(pTiBo542,pEA
1)が形成される。接合完了体の選択は、リファンピシ
ン(A.テュメファシエンスについて選択的)、カナマイ
シン、スペクチノマイシン及びストレプトマイシンにつ
いてなされる。 上記a)及びb)に記載したようにして得られた菌種
のプラスミドはDNAの単離及び制限地図により試験され
る。 プラスミドpCa305またはpEA1を含むアグロバクテリウム
菌のブラッシカ ラパ(Brassica rapa)種の植物への
導入 A.テュメファシエンスA136(pTiBo542,pEAP18::pCa30
5)菌種またはA。テュメファシエンスA136(pTiBo542,
pEA1)菌種のアグロバクテリアをプラスミドの選択に適
する抗生物質であるスペクチノマイシン及び/またはス
トレプトマイシンを含有するYEB培地〔水1l中、バクト
ビーフ(bacto−beef)抽出物、ペプトン及びスクロー
ス各々5g、バクトイースト(bacto−yeast)抽出物1g及
びMgSO42mM含有〕中で40時間培養する。続いて遠心分離
により菌の濃縮を行ないYEB培地(前記で使用したYEBの
量による)に対して1/100の体積となるように再懸濁す
る。3週令のブラッシカ ラパC.V.Just Right plants
の葉及び葉柄にこの懸濁液10μl及び20μlを各々接種
する。接種は各々の植物の2枚の葉をセライト(celit
e)で傷つけることによって、または土壌表面に近い葉
柄の密集部分に殺菌したつまようじで穴を開けることに
より行なわれる。従って、上記に示した量のアグロバク
テリウムの懸濁液は損傷した部分に接種される。 結果 対照用の菌種であるA。テュメファシエンスA136(pT
iBo542,pEA1)にはウイルスは感染しないが、試験菌種
A.テュメファシエンスA13。(pTiBo542,pEAP18:pCa30
5)にはCaMVによる全体的な感染が通常約3週間後に見
られた。2つの菌種は同じ配列の1.3CaMVゲノムを含む
ため、試験菌種による植物の感染がプラスミドではなく
T−DNA境界配列の間に位置するウイルスの結果である
こと、及び植物の感染がDNAの生成を伴うアグロバクテ
リウム細胞の溶菌化には帰因し得ないことは、バクテリ
アの暗号機能(bacterially coded functions)により
ウイルスの植物への導入を促進して感染度を変えること
により推測される。 文献 1.ムリネアウックス(Mullineaux),P.M.,EMBO J.3,No.
13,3063−3068,1984 2.ヤコブ(Jacob),F.等,Cold Spring Harbor Symp.28,
329,1963 3.アン(An),G.等,EMBO J.4,No.2,277−2844,1985 4.ホーン(Hohn),B.等,Gene11,291−298,1980 5.フラリー(Fraley),R.T.等,Proc.Natl.Acad.Sci.USA
80,4803−4807,1983 6.ホーン(Hohn),T.等,Current Topics of Microbiolo
gy96,(ed.Henle等),193−236,Springer−Verlag Ber
lin,1982 7.ハワース(Howarth),A.J.等,Virology112,678−685,
1981 8.リーマンス(Leemans),J.等,Gene19,361−364,1982 9.ヴァン ホーテ(Van Haute),E.等,EMBO J.2,No.3,4
11−417,1983 10.ホード(Hood),E.E.等,Bio/Technology,August1984 11.リーマンス(Leemans),J.等,Genet.1,149−164,198
1
【図面の簡単な説明】 図は本発明の一実施例で使用するプラスミドを示す図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI //(C12N 1/21 C12R 1:01) (72)発明者 トーマス ホーン スイス国,4103 ボットミンゲン ター ルマットヴェーク 11 (56)参考文献 欧州特許出願公開126546(EP,A 1) Science,Vol.223, (1984),p.496−498 Science,Vol.222, (1983),p.815−821 EMBO J.,Vol.3, (1984),p.1681−1689 Virology,Vol12, (1981),p.678−685 Trends in Biotech nology,Vol.2,No.2, (1984),p.25−29 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12N 15/00 - 15/90 A01H 1/00 - 5/12 C12N 1/00 - 5/28 BIOSIS(DIALOG) WPI(DIALOG)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.植物ウイルスDNAを双子葉植物材料に導入する方法
    であって、 a)宿主植物内で全体的感染を依然として開始すること
    ができる1個より多いウイルスゲノムまたはその一部を
    含み、そしてカルゴDNAを含んでいてもよいウイルスDNA
    を、T−レプリコン中の1個もしくはそれ以上のT−DN
    A境界配列の付近に、該ウイルスDNAと1個もしくはそれ
    以上のT−DNA境界配列との距離をウイルスDNAが存在す
    るカルゴDNAと共に植物材料中に導入されるように選択
    して挿入し、 b)上記のT−レプリコンをトランスファー微生物に導
    入し、そして c)b)に従って変性されたトランスファー微生物を植
    物材料に感染させ、そして植物の全体的感染を引き起こ
    す ことからなることを特徴とする前記方法。 2.a)ウイルスDNAまたはその等価物を感染した植物
    材料から単離し、該DNAを適当なバクテリアのベクター
    中でクローニングし、 b)1個もしくはそれ以上のT−DNA境界配列の付近
    の、前記ウイルスDNAと1個もしくはそれ以上のT−DNA
    境界配列との距離を、ウイルスDNAが、挿入されたカル
    ゴDNAと共に植物材料中に導入されるように選択された
    位置に1個より多いウイルスゲノムまたはそれらの部分
    を含むプラスミド(BaP)を形成し、 c)該プラスミド(BaP)をトランスファー微生物に導
    入することによりベクター系を形成し、そして d)c)に従って形成されたベクター系により植物材料
    を感染させることからなる特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3.バクテリアのT−レプリコンを使用する特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 4.アグロバクテリウム種のバクテリアのT−レプリコ
    ンを使用する特許請求の範囲第1項記載の方法。 5.T−レプリコンがアグロバクテリウム属のバクテリ
    アのTi−プラスミドまたはRi−プラスミドである特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 6.T−レプリコンのための宿主微生物がバクテリアで
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 7.T−レプリコンのための宿主微生物が土壌細菌であ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 8.T−レプリコンのための宿主微生物がアグロバクテ
    リウム種のバクテリアである特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 9.ウイルスDNAとして天然ウイルスDNAを使用する特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 10.ウイルスDNAとしてカリフラワーモザイクウイル
    スを使用する特許請求の範囲第1項記載の方法。 11.ウイルスDNAとして一本鎖DNAウイルスの二本鎖DN
    A型を使用する特許請求の範囲第1項記載の方法。 12.ウイルスDNAとしてジェミニウイルスのウイルスD
    NAを使用する特許請求の範囲第1項記載の方法。 13.ウイルスDNAとしてウイルスDNAのcDNA複製物を使
    用する特許請求の範囲第1項記載の方法。 14.ウイルスDNAとしてウイロイドRNAのcDNA複製物を
    使用する特許請求の範囲第1項記載の方法。 15.ウイルスDNAとしてウイルスの致死または生存可
    能な突然変異体のウイルスDNAを使用する特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 16.ウイルスDNAとして、ウイルス複製シグナルの影
    響下にあるクローン化DNAを使用する特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 17.ウイルスDNAとして、発現シグナルの影響下にあ
    るクローン化DNAを使用する特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 18.ウイルスDNAとして、ウイルスの複製および発現
    シグナルの影響下にあるクローン化DNAを使用する特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 19.ウイルスDNAとして、ウイルスDNAの部分を使用す
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 20.ウイルスDNAをタンデム型で使用する特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 21.ウイルスDNAまたはその等価物をタンデム型で使
    用する特許請求の範囲第9項ないし第19項のいずれか1
    項に記載の方法。 22.ウイルスDNAを挿入されたカルゴDNAと共に使用す
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 23.ウイルスDNAまたはその等価物を挿入されたカル
    ゴDNAと共に使用する特許請求の範囲第9項ないし第20
    項のいずれか1項に記載の方法。 24.植物材料が全植物体または植物の部分からなる特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 25.植物材料が全植物体または植物の細胞培養物から
    なる特許請求の範囲第1項記載の方法。 26.植物材料がナス科、ジュウジバナ科、アオイ科、
    キク科、ブドウ科、アカザ科、マツカゼソウ科、ウリ
    科、アカネ科もしくはツバキ科またはマメ目の植物体、
    またはその部分からなる特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 27.植物材料が胡蝶花亜科の植物体またはその部分か
    らなる特許請求の範囲第1項記載の方法。 28.植物材料がナス科もしくはジュウバナ科の植物体
    またはその部分からなる特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 29.植物材料がナス属、タバコ属、ワタ属、アブラナ
    属、甜菜属、エンドウ属、インゲンマメ属、ダイズ属、
    ヒマワリ属、カリン属、ナシ属、リンゴ属、イチゴ属、
    オランダイチゴ属、スモモ属、ナンキンマメ属、コーヒ
    ー属、ツバキ属、ブドウ属、橙属もしくはアボガド属の
    植物体またはその部分からなる特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 30.ウイルスDNAの植物材料への挿入を、該DNAを植物
    細胞に導入し、かつ1個もしくはそれ以上のT−DNA境
    界配列の付近の、該ウイルスDNAと1個もしくはそれ以
    上のT−DNA境界配列との距離がウイルスDNAの植物細胞
    への導入が行われるように選択された位置にウイルスDN
    Aを含むバクテリアから実質的になるベクター系を用い
    て行い、そして該ウイルスDNAが挿入されたカルゴDNAを
    含んでいてもよい特許請求の範囲第1項記載の方法。 31.プロトプラストがトランスファー微生物に結合さ
    れている特許請求の範囲第1項記載の方法。 32.全植物体を傷つけ、それにトランスファー微生物
    を感染させることからなる特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 33.植物にウイルスの攻撃に対する免疫を与えるため
    に使用される特許請求の範囲第1項記載の方法。 34.植物ウイルスDNAを双子葉植物材料に導入する方
    法であって、 a)宿主植物内で全体的感染を依然として開始すること
    ができる1個より多いウイルスゲノムまたはその一部を
    含み、そしてカルゴDNAを含んでいてもよいウイルスDNA
    を、T−レプリコン中の1個もしくはそれ以上のT−DN
    A境界配列の付近に、該ウイルスDNAと1個もしくはそれ
    以上のT−DNA境界配列との距離をウイルスDNAが存在す
    るカルゴDNAと共に植物材料中に導入されるように選択
    して挿入し、 b)上記のT−レプリコンをトランスファー微生物に導
    入し、そして c)b)に従って変性されたトランスファー微生物を植
    物材料に感染させ、そして植物の全体的感染を引き起こ
    す ことからなる前記方法により感染された双子葉植物材料
    および該植物材料から再生された完全に形質転換した双
    子葉植物。
JP61109363A 1985-05-13 1986-05-13 ウイルスdnaの植物材料への導入方法、該方法に使用するバクテリア及び該方法により感染した植物 Expired - Lifetime JP3057204B2 (ja)

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