JP3057176U - 米研器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 米研と水洗を一つの容器で効率的に行う。米
研は震盪などを用い、水洗は水流撹拌を用いる。強力で
ない水流でも効果的に水洗できるようにする。また、米
研時に力とこつを必要としない米研器具を提供する。 【解決手段】 米を入れる容器１と、効果的に水流を導
く給水部材２と、震盪するときにかぶせる蓋３からな
る。給水部材の注水部はロート状にし、メッシュを施し
た排水部は注水部より少し下に設ける。また、容器をセ
ットでき手動または動力で振動、震盪、回転等する装
置。また、米研時の水分量を調節するために目盛り４を
設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【従来の技術】

従来、震盪によって米研をする容器はさまざまあったが、水洗のことがほとん ど考えられておらず使いにくいものが多かった。

【０００２】 水流撹拌によって米研をするものがあったが、効率が悪く水がむだであるばか りでなく、ホースを接続したりせねばならず手軽ではなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

手を濡らさずに米研と水洗を一つの容器で連続して行えるようにする。米研は 震盪などを用い、水洗は水流撹拌を用いるが、手軽に効率的に米研ができる容器 を提供する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

震盪に使う容器に給水用の部材を用い、さらにその上から蓋をする。震盪する ときは蓋を閉める。水洗するときは蓋を取り給水する。

【０００５】 給水部材は注水部をロート状にし、メッシュを施した排水部は注水部より少し 低い位置に設ける。

【０００６】 震盪時に水分が多くても少なくても効率が悪いので、適切な量を簡単に与えら れるように本体容器や蓋に目盛りをつける。

【０００７】 蓋を閉めた容器をセットし、手動もしくは動力で、振動、震盪、回転などし、 米研を楽に、効率的に行う装置を用いる。

【０００８】

【実施例】

【実施例１】 図１に基づいて説明する。本体容器１、給水部材２、蓋３を組み合わせる。米 を入れ底蓋７を閉める。蓋３を外し給水してゴミなどを流し、逆さにおいて水を 切る。目盛り４を使い米の量に応じた水を入れ蓋３をかぶせる。回転用装置８に セットし、水が真っ白になるくらいまで回転させる。回転用装置８から外し、蓋 ３を取り、給水して撹拌洗浄する。回転と水洗を適宜繰り返す。逆さにして水を 切る。給水部材２をとり蓋３をして米を浸したまま保存することもできる。回転 用装置８を使わずに直接手で震盪することもできる。

【０００９】

【実施例２】 図２に基づいて説明する。実施例１において、直接手で震盪するときのために 取っ手９を付けたものである。

【００１０】

【実施例３】 図３に基づいて説明する。本体容器１と給水部材２を一体にし形状を変更した ものである。

【００１１】

【考案の効果】

一つの容器で米研と水洗をするので、米を入れ替えたりする手間が要らず、連 続的に素早く米研を行える。また少量の米でも効率的に米研ができる。

【００１２】 ホースなどを接続する必要がないので、手軽でコンパクトに米研がすむ。また 米研自体に水流を必要としないので、効率的であり水の無駄もない。

【００１３】 給水部材の形状により水洗自体も効率的である。また容器を逆さに置くことに よって完全に水切りができる。

【００１４】 装置にセットし、手で震盪を与える変わりに振動、震盪、回転などを効率的に 与えることにより力を必要としないで米研ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例１を示す断面図である。

【図２】実施例２を示す断面図である。

【図３】実施例３を示す断面図である。

【符号の説明】 １ 本体容器 ２ 給水部材 ３ 蓋 ４ 目盛り ５ メッシュ ６ 穴 ７ 底蓋 ８ 回転用装置 ９ 取っ手

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 給水部材はロート状の注水部と、メッシ
   ュを施した排水部とに高低差を設け、容器本体や蓋に目
   盛りをつけ、容器を回転させる装置と組合わせた米研容
   器。