JP3057080U - 携帯電話機のメモリダイヤルバックアップ装置 - Google Patents

携帯電話機のメモリダイヤルバックアップ装置

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JP3057080U
JP3057080U JP1998006661U JP666198U JP3057080U JP 3057080 U JP3057080 U JP 3057080U JP 1998006661 U JP1998006661 U JP 1998006661U JP 666198 U JP666198 U JP 666198U JP 3057080 U JP3057080 U JP 3057080U
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勉 塩谷
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株式会社エス・アイ・シー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機のメモリダイヤルデータをバック
アップするためには費用がかかり、かつ操作も繁雑であ
る。 【解決手段】 制御部11は、携帯電話機2からメモリ
ダイヤルデータを受け取ってデータメモリ12に格納し
てバックアップする。また、制御部11は、携帯電話機
2に対応した最速の通信速度を設定し、設定された通信
速度の値に基づいて、読出時には、読出元の携帯電話機
2からメモリダイヤルデータを読み出し、書込時には、
メモリダイヤルデータをデータメモリ12から読み出し
て、書込先の携帯電話機2に書き込むように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば、携帯電話機に登録されているメモリダイヤルデータを記憶 する携帯電話機のメモリダイヤルバックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機は、通常、メモリダイヤル機能を有しており、電話番号と対応する 相手先名等とからなるメモリダイヤルデータを多数記憶できるようになっている 。そして、最近の機種では数百件ものメモリダイヤルデータが登録できることが 当たり前となっている。
【0003】 徐々にデータを蓄積していって一度数百件も登録されてしまうと、この記録を 当てにしてしまうので、電子手帳等別の機器へ同一のメモリダイヤルデータを二 重に登録したり、筆記によって写しておくことはまれである。
【0004】 こういう状況で、携帯電話機を紛失してしまったりすると、貴重なメモリダイ ヤルデータを全て失ってしまうこととなり大きな損失を被るという問題点がある 。また、携帯電話機を交換する際、通信事業者が異なるときはメモリダイヤルデ ータの移替えは行われない。
【0005】 また、通話中に携帯電話機のメモリダイヤル機能を利用する際には、一度送受 話器を離して操作を行わなければならないので、会話が途中でとぎれて大変煩わ しい思いを強いられる。
【0006】 そこで、この携帯電話機とは別に、メモリダイヤルデータをバックアップする ために、モバイル通信機器やパーソナルコンピュータ等を購入し、さらに、携帯 電話機との通信ユニットやメモリダイヤル管理ツール等を使用することが考えら れる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような方法では、機器の購入のために多額の費用を要する し、取り敢えずメモリダイヤルデータの管理を目的とする場合には無駄が多い。 また、操作も複雑であって、誰でも簡単に使いこなせるわけでもない。
【0008】 そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、誰でも簡単にしかも 安価にメモリダイヤルデータのバックアップができるメモリダイヤルバックアッ プ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の考案は、メモリダイヤルデータが 登録されたダイヤルデータ記憶装置から前記メモリダイヤルデータを読み出す読 出手段と、読み出された前記メモリダイヤルデータを記憶する記憶手段と、前記 ダイヤルデータ記憶装置またはメモリダイヤルデータが登録可能な別のダイヤル データ記憶装置に、少なくとも前記記憶手段に記憶されているメモリダイヤルデ ータを書き込む書込手段とを備えた携帯電話機のメモリダイヤルバックアップ装 置において、読出元または書込先の前記ダイヤルデータ記憶装置に対応した少な くとも通信速度を含んだ通信設定値を設定する設定手段を備え、前記設定手段に よって設定された通信設定値に基づいて、前記読出手段は読出元の前記ダイヤル データ記憶装置からメモリダイヤルデータを読み出し、前記書込手段は書込先の 前記ダイヤルデータ記憶装置にメモリダイヤルデータを書き込むことを特徴とす る。
【0010】 上記課題を解決するために、請求項2記載の考案は、請求項1記載の携帯電話 機のメモリダイヤルバックアップ装置において、前記ダイヤルデータ記憶装置は 携帯電話機に内蔵され、前記設定手段によって、前記通信速度として前記携帯電 話機が通信可能な最も速い通信速度が設定されることを特徴とする。
【0011】 上記課題を解決するために、請求項3記載の考案は、メモリダイヤルデータが 登録された携帯電話機から前記メモリダイヤルデータを読み出す読出手段と、読 み出された前記メモリダイヤルデータを記憶する記憶手段と、前記携帯電話機ま たはメモリダイヤルデータが登録可能な別の携帯電話機に、少なくとも前記記憶 手段に記憶されているメモリダイヤルデータを書き込む書込手段とを備えた携帯 電話機のメモリダイヤルバックアップ装置において、前記記憶手段に記憶されて いるメモリダイヤルデータについて、読出元の前記携帯電話機の判別コードと、 書込先の前記携帯電話機の判別コードとを比較し、前記両判別コードが異なる場 合に前記メモリダイヤルデータを書込先の前記携帯電話機のフォーマットに従っ て変換する変換手段を備え、前記書込手段は変換された前記メモリダイヤルデー タを書込先の前記携帯電話機に書き込むことを特徴とする。
【0012】 上記課題を解決するために、請求項4記載の考案は、メモリダイヤルデータが 登録された携帯電話機から前記メモリダイヤルデータを読み出す読出手段と、読 み出された前記メモリダイヤルデータを記憶する記憶手段と、前記携帯電話機ま たはメモリダイヤルデータが登録可能な別の携帯電話機に、少なくとも前記記憶 手段に記憶されているメモリダイヤルデータを書き込む書込手段と、前記記憶手 段に記憶されているメモリダイヤルデータを表示する表示手段とを備えた携帯電 話機のメモリダイヤルバックアップ装置において、書込時には書込先の前記携帯 電話機に登録されたメモリダイヤルデータの有無を判定し、読出時には前記記憶 手段に記憶されているメモリダイヤルデータの有無を判定する判定手段と、書込 時または読込時に、前記判定手段によってメモリダイヤルデータ有りと判定され たときには、この旨を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えたことを 特徴とする。
【0013】 上記課題を解決するために、請求項5記載の考案は、請求項4記載の携帯電話 機のメモリダイヤルバックアップ装置において、前記記憶手段は、予め所定のデ ータが書き込まれ、かつ、新たな書込みが禁止された再書込不可領域を有してい ることを特徴とする。
【0014】 上記課題を解決するために、請求項6記載の考案は、請求項4または5記載の 携帯電話機のメモリダイヤルバックアップ装置において、前記読出手段には時刻 を計るタイマが接続され、読出時には、前記タイマによって計られた読出時の時 刻が前記記憶手段に記憶されることを特徴とする。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0016】 実施の形態1. 図1は本考案の実施の形態1によるメモリダイヤルバックアップ装置及び同メ モリダイヤルバックアップ装置が接続されたデータメモリ付きの携帯電話機の構 成を示すブロック図、図2は同メモリダイヤルバックアップ装置のキー入力部の 構成を示す平面図、図3は同メモリダイヤルバックアップ装置の表示部における 表示例を示す図、図4は同メモリダイヤルバックアップ装置または携帯電話機の データメモリに格納されるメモリダイヤルデータの構造を示す図、図5は同メモ リダイヤルバックアップ装置のメモリダイヤルデータ読出時の動作を説明するた めのフローチャート、図6は同表示部及び同キー入力部の動作を説明するための 説明図、図7は同メモリダイヤルバックアップ装置のメモリダイヤルデータ書込 時の動作を説明するためのフローチャートである。
【0017】 図1において、1はメモリダイヤルバックアップ装置、2はデータメモリ付き の携帯電話機、1aはメモリダイヤルバックアップ装置1側の通信コネクタ、2 aは携帯電話機2側の通信コネクタ、3は通信ケーブルである。
【0018】 同図に示すように、メモリダイヤルバックアップ装置1は、装置各部を所定の プログラムに従って制御したり必要な演算や判断を行う制御部(読出手段、書込 手段、変換手段、判定手段、表示制御手段)11と、メモリダイヤルデータを記 憶するための書換可能なデータメモリ(記憶手段)12と、シリアル/パラレル 変換を行うシリアル入出力部(読出手段、書込手段)13と、入出力部14と、 データを入力するためのキー入力部15と、メモリダイヤルデータを表示する表 示部(表示手段)16とを有してなっている。
【0019】 制御部11は、装置各部を所定のプログラムに従って制御したり、必要な演算 や判断を行うCPU111と、各種演算や制御を行うためのプログラムが格納さ れたROM112と、例えば、演算結果等を一時記憶するRAM113と常時時 刻を計測しているタイマ114とから構成されている。
【0020】 ROM112には、携帯電話機2のIDコードに対応したフォーマットの変換 の手順が記述されたフォーマット変換プログラム等が格納されている。
【0021】 データメモリ12は例えば、EEPRPROMからなっている。このデータメ モリ12には例えば、500件分のメモリダイヤルデータが格納可能である。な お、データメモリ12の一部の領域には、予め特定の広告目的のメモリダイヤル データが書き込まれ、再書込が禁止される。
【0022】 キー入力部15は図2に示すように、数字キー15aと、データ読出時に用い る読出キー15bと、データ書込時に用いる書込キー15cと、表示部16の表 示を1ページ送ると共に上書き確認の際に用いる表示送り/許諾キー15dと、 同表示を1ページ戻すと共に上書き確認の際に用いる表示戻し/取消キー15e とからなっている。
【0023】 後述するように上書き確認の際には、表示送り/許諾キー15dは、上書きし ても良いときに押下され、表示戻し/取消キー15eは、上書きをしたくないと きに、読出しまたは書込みを取り止めるために押下される。
【0024】 表示部16は、図3に示すように、氏名(漢字)、氏名(カタカナ)、電話番 号からなる1件分のメモリダイヤルデータを1つのページに表示する。この表示 部16には例えば液晶表示材が用いられる。
【0025】 携帯電話機2は、電話機各部を制御する制御部21と、アンテナ221や変復 調部等を有する無線通信部22と、スピーカ23と、マイクロフォン24と、メ モリダイヤルデータが記憶されたデータメモリ25と、シリアル入出力部26と 、入出力部27と、キー入力部28と、表示部29とを有してなっている。
【0026】 なお、制御部21も、制御部11と同様に図示せぬCPUとROMとRAMと から構成され、ROMには、製造番号からなるIDコード(判別コード)が格納 されている。
【0027】 データメモリ25には、例えば、図4に示すように、インデックス、名前(漢 字)、名前(カタカナ)、電話番号からなる1件分のメモリダイヤデータが多数 格納される。携帯電話機2の機種によっては、所属名(グループ名)等が追加さ れたり、名前(漢字)が省略されたり、また、表示順序が異なったりすることが ある。
【0028】 次に動作について説明する。
【0029】 携帯電話機2からのメモリダイヤルデータの読出方法から説明する。
【0030】 まず、キー入力部15の読出キー15bを押下する(ステップSP101(図 5))。これによって、制御部11はID要求信号を作成し、携帯電話機2へ送 出する(ステップSP102)。携帯電話機2の制御部21はこのID要求信号 を受け取ると、制御部21のROMからIDコードを読み出して、メモリダイヤ ルバックアップ装置1側へ送出する。
【0031】 制御部11は、IDコードを受け取ると(ステップSP103)、IDコード をデータメモリ12に記憶する。これ以降の動作においては、このIDコードに よって相手の携帯電話機2の機種の違いを識別し、例えば、機種によって若干異 なった通信手順を採用して、転送等の処理を行う。
【0032】 次に、制御部11は、通信可能な通信速度の値を携帯電話機2に問い合わせ、 その回答に応じて転送速度を選定する(ステップSP104)。すなわち、制御 部11は、予め初期値として、例えば、600bps に設定された通信速度を、携 帯電話機2から2400bps または9600bps で通信可能という回答を受け取 った場合は、最も速い9600bps に変更する。
【0033】 次に、制御部11は、データメモリ12内の既存のデータの有無を確認する( ステップSP105)。もし、データがある場合は、ステップSP106へ進ん で、表示部16に「データを上書きしてもよいですか?」というメッセージを表 示させ、応答のキー入力を待機する。データがない場合は、ステップSP109 へ進む。
【0034】 使用者は表示部16の表示を確認し、上書きしたくないときは、表示戻し/取 消キー15eを押下する(ステップSP107)。また、上書きしても良いとき は、表示送り/許諾キー15dを押下する(ステップSP108)。
【0035】 次に、制御部11は、データ転送許可信号を作成して携帯電話機2側へ送出し 、メモリダイヤルデータの転送を要求する(ステップSP109)。
【0036】 携帯電話機2の制御部21は、データ転送許可信号を受け取ると、データメモ リ25内からメモリダイヤルデータを読み出して、シリアル入出力部26へ送出 する。メモリダイヤルデータは所定の通信速度で、通信ケーブル3を介して、メ モリダイヤルバックアップ装置1へ送られる。
【0037】 制御部11は、設定された通信速度に基づいてシリアル入出力部13を制御し 、シリアル入出力部13から取り込まれたメモリダイヤルデータを、取込時の年 月日や時刻からなる時刻デ−タと共に、データメモリ12に格納する(ステップ SP110)。
【0038】 バックアップされたメモリダイヤルデータは、例えば、図3に示すように表示 部16に表示される。この表示は、表示送り/許諾キー15dを押下することに よって、図6に示すように、1ページ送って表示させることができる。なお、1 ページ戻したいときは、表示戻し/取消キー15eを押下する。
【0039】 次に携帯電話機2へのメモリダイヤルデータの書込方法について説明する。
【0040】 まず、書込キー15cを押下する(ステップSP201(図7))。これによ って、制御部11はID要求信号を作成し、携帯電話機2へ送出する(ステップ SP202)。携帯電話機2の制御部21はこのID要求信号を受け取ると、上 記ROMからIDコードを読み出して、メモリダイヤルバックアップ装置1側へ 送出する。
【0041】 制御部11は、IDコードを受け取ると(ステップSP203)、このIDコ ードをデータメモリ12に格納し、読出時と同様に、通信速度を設定する(ステ ップSP204)。次に、携帯電話機2のデータメモリ25内の既存のデータの 有無を確認するための確認要求信号を作成し、携帯電話機2へ送出する(ステッ プSP205)。
【0042】 携帯電話機2の制御部21は確認要求信号を受け取ると、データメモリ25内 の既存のデータの有無を確認し、データの有無に応じた回答信号をメモリダイヤ ルバックアップ装置1へ返送する。
【0043】 制御部11は、ステップSP206において、もし、データ有りの回答を得た 場合は、表示部16に「データを上書きしてもよいですか?」というメッセージ を表示させて(ステップSP207)、応答のキー入力を待機する。ステップS P206において、データなしの回答を得た場合は、ステップSP210へ進む 。
【0044】 使用者は表示部16の表示を確認し、上書きしたくないときは、表示戻し/取 消キー15eを押下する(ステップSP208)。また、上書きしても良いとき は、表示送り/許諾キー15dを押下する(ステップSP209)。
【0045】 次に、制御部11は、現在接続している携帯電話機2のIDコードと、データ メモリ12にメモリダイヤルデータをバックアップしたときの転送元の携帯電話 機2のIDコードとを比較し(ステップSP210)、同じ場合はステップSP 212へ進み、もし異なる場合には、現在接続している携帯電話機2のIDコー ドに対応したフォーマットに変換する(ステップSP211)。
【0046】 ここで、制御部11は、データメモリ12からメモリダイヤルデータを一旦R AM113に記憶させた後、フォーマット変換プログラムに従って、変換された 状態で、メモリダイヤルデータをデータメモリ12に再び格納する。
【0047】 例えば、前回バックアップ時には、図4に示すように、1件分のメモリダイヤ データが、インデックス、名前(漢字)、名前(カタカナ)、電話番号からなっ ており、今回転送する先の携帯電話機2においては、名前(漢字)が省略される フォーマットの場合は、データメモリ12から読み出したメモリダイヤルデータ から名前(漢字)のデータを削除することとなる。
【0048】 ステップSP212において、制御部11は、メモリダイヤルデータを読み出 して、シリアル入出力部13へ送り、メモリダイヤルデータは、携帯電話機2へ 転送される。ここで、制御部11は、設定された通信速度に基づいて、シリアル 入出力部13を制御する。
【0049】 携帯電話機2においては、制御部21がメモリダイヤルデータをデータメモリ 25に格納する。
【0050】 以上説明したように、本実施の形態1によれば、制御部11が、読出元または 書込先の携帯電話機2に対応した通信速度を設定し、設定された通信速度の値に 基づいて、読出時には、読出元の携帯電話機2からメモリダイヤルデータを読み 出し、書込時には、メモリダイヤルデータをデータメモリ12から読み出して、 書込先の携帯電話機2に書き込むように構成したので、簡単かつ安価にメモリダ イヤルデータのバックアップができると共に、例えば、接続する携帯電話機2の 機種によって最速の通信速度がかわっても、相手先の通信速度に合わせてデータ の授受を行い、確実かつ効率的にメモリダイヤルデータの転送を行うことができ る。
【0051】 また、制御部11は、書込時には、データメモリ12に記憶されているメモリ ダイヤルデータについて、読出時の携帯電話機2のIDコードと、書込先の携帯 電話機2のIDコードとを比較し、両ID判別コードが異なる場合にメモリダイ ヤルデータを書込先の携帯電話機2のフォーマットに従って変換し、変換された メモリダイヤルデータを書込先の携帯電話機2に書き込むように構成したので、 例えば、接続する携帯電話機2の機種によってメモリダイヤルデータの構造のフ ォーマットがかわっても、書込先のフォーマットに合わせてバックアップしてい たメモリダイヤルデータを書き込むことができる。
【0052】 制御部11が、書込時には書込先の携帯電話機2のデータメモリ25に登録さ れたメモリダイヤルデータの有無を判定し、読出時にはデータメモリ12に記憶 されているメモリダイヤルデータの有無を判定し、メモリダイヤルデータ有りと 判定された時には、この旨のメッセージを表示部16に表示させるように構成し たので、例えば、表示部16の表示を確認してから読出し(バックアップ)や書 込みを行うことで、重要なデータを誤って消去してしまうのを予め防止すること ができる。
【0053】 また、データメモリ12の再書込禁止領域には、例えば、予め特定の広告目的 のメモリダイヤルデータが書き込まれ、新たな書込みが禁止されているので、携 帯電話機2の使用者はこのデータを利用することができる。
【0054】 また、メモリダイヤルデータは、バックアップ時の年月日や時刻と共にデータ メモリ12に格納されるので、例えば、書き込まれているメモリダイヤルデータ が不用となった古いデータであるかどうかの判別が行いやすい。
【0055】 以上、本考案の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態 に限られるものではない。
【0056】 例えば、上述した実施の形態では、IDコードを自動的に受け取る場合につい て述べたが、IDコードをキー入力部15から入力するようにしても良い。
【0057】 また、データメモリ12としてはEEPROMに限らず、フラッシュメモリや SRAM(但し、電池によりバックアップを行う)等を用いても良い。
【0058】 また、メモリダイヤルバックアップ装置1を携帯電話機2に接続してメモリダ イヤルデータの授受を行う場合について述べたが、例えば、メモリダイヤルバッ クアップ装置1同士を接続してメモリダイヤルデータの転送を行うようにしても 良い。
【0059】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、設定手段が読出元または書込先のダイ ヤルデータ記憶装置または携帯電話機に対応した少なくとも通信速度を含んだ通 信設定値を設定し、この通信設定値に基づいて、読出時には、読出手段は読出元 のダイヤルデータ記憶装置または携帯電話機からメモリダイヤルデータを読み出 し、書込時には、書込手段はメモリダイヤルデータを記憶手段から読み出して、 書込先のダイヤルデータ記憶装置または携帯電話機に書き込むように構成したの で、簡単かつ安価にメモリダイヤルデータのバックアップができると共に、例え ば、接続するダイヤルデータ記憶装置または携帯電話機の機種によって通信可能 な最速の通信速度がかわっても、相手先の通信速度に合わせてデータの授受を行 い、確実かつ効率的にメモリダイヤルデータの転送を行うことができる。
【0060】 また、変換手段は記憶手段に記憶されているメモリダイヤルデータについて、 読出元の携帯電話機の判別コードと、書込先の携帯電話機の判別コードとを比較 し、両判別コードが異なる場合にメモリダイヤルデータを書込先の携帯電話機の フォーマットに従って変換し、書込手段は変換されたメモリダイヤルデータを書 込先の携帯電話機に書き込むように構成したので、例えば、接続する携帯電話機 の機種によってメモリダイヤルデータの構造のフォーマットがかわっても、書込 先のフォーマットに合わせてバックアップしていたメモリダイヤルデータを書き 込むことができる。
【0061】 また、判定手段が、書込時には書込先の携帯電話機に登録されたメモリダイヤ ルデータの有無を判定し、読出時には記憶手段に記憶されているメモリダイヤル データの有無を判定し、書込時または読込時に、表示制御手段が、判定手段によ ってメモリダイヤルデータ有りと判定された時には、この旨を表示手段に表示さ せるように構成したので、例えば、表示手段の表示を確認してから、読出し(バ ックアップ)や書込みを行うことで、重要なデータを誤って消去してしまうこと を予め防止することができる。
【0062】 また、記憶手段は、予め所定のデータが書き込まれ、かつ、新たな書込みが禁 止された再書込不可領域を有しているので、例えば、この再書込不可領域に予め 特定の広告目的のメモリダイヤルデータを書き込んでおいて利用することができ る。
【0063】 また、メモリダイヤルデータは、読出時(バックアップ時)の時刻と共に記憶 手段に格納されるので、例えば、更新すべきかどうかの判定等、メモリダイヤル データの管理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態1によるメモリダイヤルバ
ックアップ装置及び同メモリダイヤルバックアップ装置
が接続されたデータメモリ付きの携帯電話機の構成を示
すブロック図である。
【図2】同メモリダイヤルバックアップ装置のキー入力
部の構成を示す平面図である。
【図3】同メモリダイヤルバックアップ装置の表示部に
おける表示例を示す図である。
【図4】同メモリダイヤルバックアップ装置または携帯
電話機のデータメモリに格納されるメモリダイヤルデー
タの構造を示す図である。
【図5】同メモリダイヤルバックアップ装置のメモリダ
イヤルデータ読出時の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図6】同表示部及び同キー入力部の動作を説明するた
めの説明図である。
【図7】同メモリダイヤルバックアップ装置のメモリダ
イヤルデータ書込時の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 メモリダイヤルバックアップ装置 11 制御部(読出手段、書込手段、変換手段、判定手
段、表示制御手段) 12 データメモリ(記憶手段) 13 シリアル入出力部(読出手段、書込手段) 16 表示部(表示手段) 114 タイマ 2 携帯電話機 25 データメモリ(ダイヤルデータ記憶装置)

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリダイヤルデータが登録されたダイ
    ヤルデータ記憶装置から前記メモリダイヤルデータを読
    み出す読出手段と、読み出された前記メモリダイヤルデ
    ータを記憶する記憶手段と、前記ダイヤルデータ記憶装
    置またはメモリダイヤルデータが登録可能な別のダイヤ
    ルデータ記憶装置に、少なくとも前記記憶手段に記憶さ
    れているメモリダイヤルデータを書き込む書込手段とを
    備えた携帯電話機のメモリダイヤルバックアップ装置に
    おいて、 読出元または書込先の前記ダイヤルデータ記憶装置に対
    応した少なくとも通信速度を含んだ通信設定値を設定す
    る設定手段を備え、 前記設定手段によって設定された通信設定値に基づい
    て、前記読出手段は読出元の前記ダイヤルデータ記憶装
    置からメモリダイヤルデータを読み出し、前記書込手段
    は書込先の前記ダイヤルデータ記憶装置にメモリダイヤ
    ルデータを書き込むことを特徴とする携帯電話機のメモ
    リダイヤルバックアップ装置。
  2. 【請求項2】 前記ダイヤルデータ記憶装置は携帯電話
    機に内蔵され、前記設定手段によって、前記通信速度と
    して前記携帯電話機が通信可能な最も速い通信速度が設
    定されることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機の
    メモリダイヤルバックアップ装置。
  3. 【請求項3】 メモリダイヤルデータが登録された携帯
    電話機から前記メモリダイヤルデータを読み出す読出手
    段と、読み出された前記メモリダイヤルデータを記憶す
    る記憶手段と、前記携帯電話機またはメモリダイヤルデ
    ータが登録可能な別の携帯電話機に、少なくとも前記記
    憶手段に記憶されているメモリダイヤルデータを書き込
    む書込手段とを備えた携帯電話機のメモリダイヤルバッ
    クアップ装置において、 前記記憶手段に記憶されているメモリダイヤルデータに
    ついて、読出元の前記携帯電話機の判別コードと、書込
    先の前記携帯電話機の判別コードとを比較し、前記両判
    別コードが異なる場合に前記メモリダイヤルデータを書
    込先の前記携帯電話機のフォーマットに従って変換する
    変換手段を備え、 前記書込手段は変換された前記メモリダイヤルデータを
    書込先の前記携帯電話機に書き込むことを特徴とする携
    帯電話機のメモリダイヤルバックアップ装置。
  4. 【請求項4】 メモリダイヤルデータが登録された携帯
    電話機から前記メモリダイヤルデータを読み出す読出手
    段と、読み出された前記メモリダイヤルデータを記憶す
    る記憶手段と、前記携帯電話機またはメモリダイヤルデ
    ータが登録可能な別の携帯電話機に、少なくとも前記記
    憶手段に記憶されているメモリダイヤルデータを書き込
    む書込手段と、前記記憶手段に記憶されているメモリダ
    イヤルデータを表示する表示手段とを備えた携帯電話機
    のメモリダイヤルバックアップ装置において、 書込時には書込先の前記携帯電話機に登録されたメモリ
    ダイヤルデータの有無を判定し、読出時には前記記憶手
    段に記憶されているメモリダイヤルデータの有無を判定
    する判定手段と、書込時または読込時に、前記判定手段
    によってメモリダイヤルデータ有りと判定されたときに
    は、この旨を前記表示手段に表示させる表示制御手段と
    を備えたことを特徴とする携帯電話機のメモリダイヤル
    バックアップ装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、予め所定のデータが書
    き込まれ、かつ、新たな書込みが禁止された再書込不可
    領域を有していることを特徴とする請求項4記載の携帯
    電話機のメモリダイヤルバックアップ装置。
  6. 【請求項6】 前記読出手段には時刻を計るタイマが接
    続され、読出時には、前記タイマによって計られた読出
    時の時刻が前記記憶手段に記憶されることを特徴とする
    請求項4または5記載の携帯電話機のメモリダイヤルバ
    ックアップ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05155194A (ja) * 1991-05-24 1993-06-22 Kokuyo Co Ltd 綴込具
WO2001076302A1 (en) * 2000-03-31 2001-10-11 Shinji Aoyama Cellular telephone, and method and apparatus for backup of data of cellular telephone

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