JP3056983U - 扉の開放防止具 - Google Patents

扉の開放防止具

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JP3056983U
JP3056983U JP1998006521U JP652198U JP3056983U JP 3056983 U JP3056983 U JP 3056983U JP 1998006521 U JP1998006521 U JP 1998006521U JP 652198 U JP652198 U JP 652198U JP 3056983 U JP3056983 U JP 3056983U
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JP
Japan
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locking
fixed holding
door
view
door opening
Prior art date
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Application number
JP1998006521U
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English (en)
Inventor
徹 藤堂
明子 丸谷
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Richell Corp
Original Assignee
Richell Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネット、冷蔵庫等の扉のロックおよび
解除が容易で、使い勝手に優れ、見栄えのよい扉開放防
止具を提供すること。 【解決手段】 側壁12を備えて天板a10と底板11
との間に所望の隙間を有するように合成樹脂成型品で形
成した一対の固定保持部材1と、棒状で端部を鶏頭状に
形成したつまみ部23aと中間部に係止爪23bを備
え、かつ前記固定保持部材1の隙間に差し込み可能に係
止部23を対峙させて設けた一対の係止部材2と、可撓
性を有する素材で構成された所望長さの帯材30の両端
に設けた連結部31を前記係止部23に連結する接続部
材3とで構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はキャビネット、冷蔵庫等の扉をロックする扉開放防止具に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
家庭等において例えば冷蔵庫の開閉を簡易な手段でロックする扉の開放防止具 として、実用新案登録第2531704号公報に記載された考案がある。この考 案は、定着部の一方または双方に設けた固定側の本体部に対して蝶開自在な蓋部 を有すると共に、本体部と蓋部との間に凹部を形成し、この凹部に収容される係 止部に可撓帯材を固定したものである。 前記係止部を凹部に収容した状態で本体部を冷蔵庫に固定すれば、冷蔵庫は閉 状態でロックされる。 冷蔵庫を開けるときは、蓋部に指をかけて本体から蝶開して、係止部を外すこ とによりロックは解除される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の扉の開放防止具においては、ドアーの側面は狭いために前 面部に固定した本体から蓋部を蝶開してロックを解除することになり、左開きド アーでは蝶開のための爪掛けが右利きの人に容易であるが左利きに不便であり、 右開きドアーではその反対になる。また、蓋部の蝶開のための動作が、本体部が 設けられた定着部を取付面から引き剥がすように作用し、開放の度毎に繰り返え されるので、取付面に対する定着部の固着力が弱まるなどの問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る扉の開放防止具は上記のような問題点を解決するためになされた ものであり、その第1の考案は、側壁を備えて天板と底板との間に所望の隙間を 有するように合成樹脂成型品で形成した一対の固定保持部材と、棒状で端部を鶏 頭状に形成したつまみ部と中間部に係止爪を備え、かつ前記固定保持部材の隙間 に差し込み可能に係止部を対峙させて設けた一対の係止部材と、可撓性を有する 素材で構成された所望長さの帯材の両端に設けた連結部を前記係止部に連結する 接続部材とで構成したものである。
【0005】 また、第2の考案は、前記固定保持部材の側壁間にガイドリブを有するととも に、係止部材へ前記ガイドリブに嵌り合う中央突起を設けたものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
実施の形態1. 図1は本考案の実施の形態1を示す(a)が平面図および部分断面図、(b) が正面図および部分断面図である。図において、1は合成樹脂成型品からなる一 対の固定保持部材で、冷蔵庫等の扉および本体にそれぞれ1個づつ固定する。2 は同じく係止部材で、可撓性を有する素材から形成され、前記固定保持部材1に 着脱自在に係止する。3は柔軟な帯材を備えた接続部材で、両端部がそれぞれ前 記係止部材2に結合する。前記各部材を一体化すると、平面の輪郭が小判形で、 表面が動物を連想する平面形状で、人間の美意識を刺激し、あるいは感性に訴え るような構成としている。この実施の形態1においては熊を連想するものとして いる。
【0007】 前記固定保持部材1は、図2の拡大図および図3の拡大断面図に示すように、 天板a10は略楕円形を長軸方向に二等分した平面形状で、表面が熊を連想する 形状に成形されている。底板11は平面としている。側壁12はA−A線に平行 な両側に設けられ、円弧部の中央にセンタリブ13がコの字状に設けられ、側壁 12とセンタリブ13の間は開放され、円弧の頂部側に向かって片側1°の傾斜 (2°のテーパ)で間隔が大きくなっている。A−A線と直交する円弧部の反対 側の直線部は壁がなく開放されている。また、側壁12の間は、間隔をほぼ三等 分するように所望厚さのガイドリブ14が設けられている。
【0008】 前記係止部材2は、図4の拡大図に示すように、天板b20が半円形の平面形 状で、周囲に周壁21が前記固定保持部材1と同等高さになるように設けられて いる。前記周壁21は、固定保持部材1の底板11と重なる範囲を、前記固定保 持部材1の底板11の厚さ分ほど短く形成している。また、前記周壁21の直線 部中央から、方形の中央突起22が垂直に突き出す状態で設けられている。両側 部からは棒状に伸びて対峙するように係止部23が設けられている。前記係止部 23は、端部を鶏頭状に形成したつまみ部23aと、中間部に突起した係止爪2 3bを備えている。
【0009】 そして、前記中央突起22および係止部23は、全体の高さのほぼ1/3の厚 さに形成され、端部に向かって片側1°の傾斜(2°のテーパ)で薄くなってい る。さらに、円弧部のほぼ全長の1/3に亘る中間部は、天板20の外周を所望 幅に切り欠き、周壁21の上部のほぼ1/3を切り欠いて開口20aを形成して いる。また、天板20の内部中央に長円形で頂部を前記開孔20aに向かって上 向きの傾斜に削がれた連結突起24が、前記周壁21の直線部と長軸を平行させ る方向に垂設されている。
【0010】 前記接続部材3は、可撓性を有する素材で構成された所望長さの帯材30と、 前記帯材30の両端に一体形成された薄板状の角形小片からなる連結部31とで 構成されている。この連結部31は、中央に長円形の開孔32を有している。こ の開孔32は長軸方向が接続部材3の長手方向と直交する方向で、前記連結突起 24に嵌合するように設けられている。また、帯材30の端部が一体形成されて いる連結部31の辺は係止部材2と同形の円弧になっている。
【0011】 上記のように構成された扉開放防止具においては、予め係止部材2の開口20 aから接続部材3の連結部31を差し込み、連結突起24に開孔32を嵌合させ ることによって連結させる。連結する際に、前記連結突起24は頂部が前記開孔 20aに向かって上向きの傾斜に削がれているので、連結部31の差し込みをス ムーズに行える。
【0012】 固定保持部材1と係止部材2の接続は、固定保持部材1の解放側の側壁12と ガイドリブ14との間に、係止部材2の係止部23を元まで差し込むと、つまみ 部23aが固定保持部材1の側壁12とセンタリブ13の間の開放された位置に 出現するとともに、固定保持部材1の側壁12の端部および天板a10と係止部 材2の周壁21の平坦部とが当接し行き止まるとともに、係止爪23bが側壁1 2の端部へ掛止して抜けない状態が形成される。その際、中央突起22がガイド リブ14に案内されるので、所定の状態を維持して差し込むことができ、つまみ 部23aが突っ掛かったりすることなく通り抜け、図1に示す状態にスムーズに 組み上がる。
【0013】 上記のような実施の形態1の扉開放防止部具は以下の要領で使用される。 図1に示す状態に組み上がっている扉開放防止具は、片開きの扉であれば、別 に用意した両面接着テープ等を用いて、固定保持部材1の一方を本体に固定し、 他方を扉に固定する。観音開きの扉であれば、両方の扉に同様に固定することに より、例えば冷蔵庫は閉状態でロックされる。
【0014】 次に、冷蔵庫を開けるときは、つまみ部23aを指に挟んで幅を狭めれば、セ ンターリブ13に当接して必要以上に変形することなく左右対称に曲がり、側壁 12の端部から係止爪23bが外れ、その状態でつまみ部23aを押し戻せば、 固定保持部材1から係止部材2を取り外せるようになり、扉開放防止具のロック は解除され、冷蔵庫は自由に開けることができる。
【0015】 上記実施の形態1においては、固定保持部材1に係止部材2を結合する際に、 固定保持部材1に設けたガイドリブ14によって、中央突起22が案内されるよ うに構成したが、図5に示すようにガイドリブ14および中央突起22は設けな くとも係合は支障なく実行できる。
【0016】 また、帯材30は、紐または鎖状部材に変更してもよいものであり、その場合 、係止部材2に設けた連結突起24に連結部31の開孔32を嵌め合わせること によって連結するようにした構成を必要に応じて他の手段に変更してもよい。
【0017】 また、両面接着テープ等を用いて、固定保持部材1を接着するようにしたが、 吸盤を用いて取り付けるようにしてもよいものである。なお、両面接着テープ等 は、予め固定保持部材に接着しておいてもよい。
【0018】 さらに、平面の輪郭は小判形で、表面が熊を連想する平面形状としているが、 平面の輪郭および平面形状のいずれも上記形状に限定されるものではなく、多角 形、或いは多面体とすること、熊以外の動物、或いは植物を連想させる等、その 他のあらゆる形状を採用してよいものである。
【0019】
【考案の効果】
以上のように本考案のによれば、可撓性を有する帯材の両端に設けた連結部に 連結させた係止部のつまみ部を指で挟んで幅を狭めることによって、ロックが解 除され、冷蔵庫を自由に開けることができるようにし、動物等を連想させる外観 形状を備えたので、扉のロックおよび解除のために加える力が扉の開放防止具を 引き剥がすように作用せず、ロックおよび解除が容易で、使い勝手に優れ、その 上見栄えのよい扉の開放防止具を提供することができる。 また、前記固定保持部材の側壁間にガイドリブを備えるとともに、係止部材に 中央突起を備えることにより、ロック動作がスムーズに行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態1を示す(a)平面図およ
び部分断面図、(b)正面図および部分断面図である。
【図2】図1の固定保持部材を拡大して示す(a)平面
図、(b)左側面図、(c)右側面図および(d)正面
図である。
【図3】図2の断面を示す(e)A−A線断面図、およ
び(f)B−B線断面図である。
【図4】図1の係止部材を拡大して示す(a)平面図お
よび底面図、(b)左側面図、(c)右側面図、(d)
正面図、(e)A−A線断面図である。
【図5】図1の接続部材を示す(a)底面図、(b)正
面図および部分断面図である。
【図6】本考案の実施の形態2を示す(a)平面図およ
び部分断面図、(b)正面図および部分断面図である。
【符号の説明】
1 固定保持部材 2 係止部材 3 接続部材 10 天板a 11 底板 12 側壁 13 センタリブ 14 ガイドリブ 20 天板b 21 周壁 22 中央突起 23 係止部 24 連結突起 30 帯材 31 連結部 32 開孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁を備えて天板と底板との間に所望の
    隙間を有するように合成樹脂成型品で形成した一対の固
    定保持部材と、棒状で端部を鶏頭状に形成したつまみ部
    と中間部に係止爪を備え、かつ前記固定保持部材の隙間
    に差し込み可能に係止部を対峙させて設けた一対の係止
    部材と、可撓性を有する素材で構成された所望長さの帯
    材の両端に設けた連結部を前記係止部に連結する接続部
    材とで構成したことを特徴とする扉の開放防止具。
  2. 【請求項2】 前記固定保持部材の側壁間にガイドリブ
    を有するとともに、係止部材へ前記ガイドリブに嵌り合
    う中央突起を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    扉の開放防止具。
JP1998006521U 1998-08-25 1998-08-25 扉の開放防止具 Expired - Lifetime JP3056983U (ja)

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