JP3056623U - こませポンプ - Google Patents

こませポンプ

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JP3056623U
JP3056623U JP1998006051U JP605198U JP3056623U JP 3056623 U JP3056623 U JP 3056623U JP 1998006051 U JP1998006051 U JP 1998006051U JP 605198 U JP605198 U JP 605198U JP 3056623 U JP3056623 U JP 3056623U
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JP
Japan
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water
nozzle
piston
pump
cylinder
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Application number
JP1998006051U
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English (en)
Inventor
芳政 小池
Original Assignee
芳政 小池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 こませを目的の場所に正確に撒く。 【解決手段】 透明プラスチックで筒体1を形成し、筒
体の先端にノズル2を形成する。ノズル2の隣に、ノズ
ル2より長い突起状の底当たり部材5を形成する。筒体
1の後端にはキャップ6を捩じ込む。この筒体1の中に
ピストン7を摺動自在に嵌装する。ピストン7から延び
る軸9は、キャップ6の中央にあけた孔を通って外に突
出し、軸端に握り10を取り付ける。このポンプの内容
積は約0.5リットルである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、魚つりの際、こませ(撒きえさ)を撒くための器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
水面近くにいる魚(例えば、たなご、ぼら、さより、あじ、さば等)を釣ると きは、こませを撒いて魚を集めるようにすると、よく釣れる。こませとしては、 粉末のものもあるが、おきあみが普通用いられている。
【0003】 従来、こませはバケツのような容器の中で水と混ぜ、ひしゃくのようなもので すくって水面に撒いていた。このような方法は、有り合わせの道具でできる利点 があるが、目的の場所(浮きの近く)に届かなかったり、目標の場所以外に円弧 状に散らばってしまう等の欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、こませを目的の場所に正確に撒くための器具を提供することを課 題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
筒体の中にピストンを嵌装し、ピストンから延びて筒体の後端から外に突出す るピストン軸に握りを取り付ける。この筒体の先端に、水と共にこませを吸引、 吐出するためのノズルを取り付ける。おきあみが通過できるよう、ノズルの内径 は例えば2〜3mmくらいにする。
【0006】 使用するときは、おきあみをバケツの中で水に溶いておき、一方の手でポンプ の筒1を握り、ノズルをバケツに浸け、もう片方の手で握りを握って、ピストン を引く。こうすると、水と共におきあみがノズルから筒体の中に吸引される。次 いで、ポンプをバケツから出し、ノズルを目標(水面の浮き)に向け、握りを勢 いよく押すと、ピストンによって水と共におきあみが押し出され、ノズルから勢 いよく噴出し、浮きのまわりの水面に落ちる。この水面に落ちてくるおきあみに 、魚が集ってくる。 おきあみの中に含まれている特に大きいおきあみや、粉末状のこませの中に含 まれている穀物の粒等がノズルを通過しにくいことがあるが、このような場合は 、勢いよく何度かピストンを往復させれば、ポンプの力で破砕してノズルを通過 させることができる。
【0007】 おきあみは水と混ぜても、しばらくすると、浮いたり沈んだりして水と分離し てしまう。このような場合は、ピストンを上下に何度か動かし、水とおきあみを 吸ったり吐き出したりする。こうすると、おきあみと水が均一に混ざり合うので 、ポンプで吸い上げるおきあみの量が一定する。なお、ポンプの中のおきあみが 見えるよう、ポンプの筒体は透明材料で作るとよい。
【0008】 バケツからおきあみを吸い上げるときにポンプのノズルがバケツの底に当接す ると、ノズルの孔が塞がれてしまう。そこで、好ましくは、筒体の先にノズルよ り長い底当たり部材を形成し、ノズルの先がバケツの底に当接しないようにする 。
【0009】
【考案の実施の形態】
透明プラスチックで筒体1を形成し、筒体の先端にノズル2を形成する。ノズ ルの内径はおきあみ3がやっと通れる程度の2.5mmにしてある。ノズル2の隣に 、ノズル2より長い突起状の底当たり部材5を形成する。筒体1の後端にはキャ ップ6を捩じ込む。
【0010】 この筒体1の中にピストン7を摺動自在に嵌装する。ピストンは、それ自体ゴ ム等の弾性部材で形成するか、周囲にはOリング等のパッキンを取り付けるなど して、筒体1との間をシールする。ピストン7から延びる軸9は、キャップ6の 中央にあけた孔を通って外に突出し、軸端に握り10を取り付ける。このポンプ の内容積は約0.5リットルである。
【0011】 使用するときは、おきあみ3をバケツ11の中で水に溶いておき、その中にポ ンプの先を浸け、ピストン7を引く(図1)。こうすると、水と共におきあみが ノズル2を通って筒体1の中に吸引される。次いで、ポンプをバケツから出して 、ノズル2を目標とする方向に向け、握り10を勢いよく押すと、ピストンによ って水と共におきあみが押し出され、ノズルから飛び出す(図2)。飛距離は8m ほどである。なお、ポンプ内に吸い込んだ水とおきあみは、全部一度に噴射して もよいし、数回に分けて噴射してもよい。
【0012】 おきあみは水と混ぜても、しばらくすると水と分離しまうが、このような場合 は、水の中にポンプの先を浸した状態で、ピストン7を往復動させ、何回か水と おきあみを吸ったり吐き出したりする。こうすると、おきあみと水が均一に混ざ り合う。
【0013】 このポンプは、筒体1の先に底当たり部材5を形成したので、ポンプをバケツ の中に入れたとき、底当たり部材5がバケツ11の底に当接してノズルは底から 離れた状態になるので、おきあみの吸引に支障が生じない。
【0014】 図1の場合、底当たり部材5は単なる突起であったが、図2の底当たり部材は 15はリングで形成してある。リングはノズル2の先端より先まで延びており、 リングの先端縁は波形に形成し、波の間からおきあみが通過できるようにしてあ る。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案は、ピストンポンプの中に水と共にこませを吸 い込んで勢いよく吐出するようにしたものであり、遠くの目標に向ってこませを 正確に、無駄なく撒くことができる効果がある。また、こませを溶いた容器の中 で、水とこませが分離した場合、ポンプで吸引吐出を何回か繰り返すことで、水 と込ませを均一に混ぜることができ、手でかき混ぜたりする必要がない。さらに 、構造がシンプルであり、故障がなく、安価に供給することができる。
【0016】 筒体の先に底当たり部材を形成し、ノズルの先がこませを溶いた容器の底に当 接しないようにすれば、こませの吸引に支障をきたすこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 こませを吸引している状態のポンプの断面図
である。
【図2】 こませを撒いている状態のポンプの部分断面
図である。
【符号の説明】
1 筒体 2 ノズル 3 おきあみ(こませ) 5、15 底当たり部材 6 キャップ 7 ピストン 9 ピストン軸 10 握り 11 容器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体と、該筒体の中に嵌装されたピスト
    ンと、該ピストンから延び、筒体の後端から外に突出す
    るピストン軸と、該軸の先に取り付けられた握りと、該
    筒体の先端に取り付けられた、水と共にこませを吸引吐
    出するためのノズルとからなるこませポンプ。
  2. 【請求項2】 該筒体の先に底当たり部材を形成し、該
    ノズルの先がこませを入れた容器の底に当接しないよう
    にした請求項1に記載のこませポンプ。
JP1998006051U 1998-08-10 1998-08-10 こませポンプ Expired - Lifetime JP3056623U (ja)

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