JP3056257B2 - 大腿骨転子の外用副え木 - Google Patents

大腿骨転子の外用副え木

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JP3056257B2 JP8507791A JP50779196A JP3056257B2 JP 3056257 B2 JP3056257 B2 JP 3056257B2 JP 8507791 A JP8507791 A JP 8507791A JP 50779196 A JP50779196 A JP 50779196A JP 3056257 B2 JP3056257 B2 JP 3056257B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、大腿骨転子のための外用副え木に関するも
のであり、とくに大腿部外面の基部側3分の1の部位へ
数群の骨ネジを挿入することにより大転子および小転子
の骨折部位を固定するための外用副え木、に関する。
大腿骨の大転子および小転子の骨折が、大腿部の基部
側3分の1の部位に起こるものであり、その骨折状態は
不安定で、そこでは骨組織の再生が起こり難い、という
ことも周知のとおりである。そのような骨折は、骨粗鬆
症のため一般に転生組織の希薄な中高年の患者が、複雑
な外傷を受けたときの強い衝撃に起因することが多い。
背景技術 大腿骨転子の骨折部安定化のための公知の一方法にあ
っては、内部副え木装置、すなわち、破損した骨部分ど
うしが再度完全に一体化するまでの間、脚部内に留置さ
れる副え木を利用するものであり、該装置は例えば骨髄
内ボルトと板片とからなる組立品、あるいはネジと板片
との組立品などである。
他の方法にあっては、外用の安定化装置を利用する
が、それは、部分的には患者の脚表皮の外側に保持され
るよう設計されていて、その2群の骨ネジは大腿鼠蹊部
に近い基部側と膝に近い末端側とにそれぞれ配置され、
外部構造体ないしフレームにより該2群の骨ネジは相対
位置が固定されるようになっている。
本発明は、この後者のタイプの装置に関するものであ
る。
外用副え木の主たる短所の一つは、末端側のネジ群が
膝に近すぎるため膝の屈伸に支障を来し、膝部筋肉系
(fascia lata)に属した張筋の腱部分に強い筋肉痛を
起こすことである。その結果、関節の硬直化を来し、脚
の運動機能回復とリハビリテーションのための物理的療
法に多大な時間と費用とを要することになる。
その他の欠点は、張筋の近傍へ骨ネジを埋め込む際の
出血量が多い、という点である。
更にその他の欠点は、そのような従来の副え木が相当
複雑な構造であることに起因して、その取り外しのため
に余分な外科手術を必要とすることが多い、という点で
ある。
発明の開示 本発明は、信頼性が高くてコンパクト、かつ快適に使
用できる経済的な、大腿骨転子のための外用副え木を提
供することによって叙上の諸欠点を解消しようとするも
のである。
具体的な一目的は、外科医が簡単に位置決め固定でき
る、きわめてコンパクトな、大腿骨転子用の副え木を提
供することである。
他の目的は、膝部筋肉系(fascia lata)の腱部分に
干渉することのない、したがって膝関節に痛みを起こす
ことなしに膝部の運動性を完全に保証し得る外用副え木
を提供することにより、術後の機能回復に要する時間と
費用とを大幅に軽減することである。
別の目的は、血管を有した組織や筋肉組織が装着の際
に影響を被る面積を少くした大腿骨転子用の副え木を提
供することにより、手術時の出血量を減らすことであ
る。
さらに別の目的は、手術室で何ら複雑な手術を行わな
くても、外来患者からの副え木取外しが可能なよう、構
造を簡潔化した装置を提供することである。
これらの諸目的を達成すべく、本発明が提供する大腿
骨転子用の外用副え木、つまり大腿部の大転子および小
転子の骨折部位を外科的に固定するための副え木は、そ
れぞれ長手方向にのびた中心軸線を有する1対のクラン
プを備えていて、その中の1つのクランプが、大腿骨の
塊状転子の中へに差し込まれる第1群の骨ネジを止める
構造であり、他のクランプは大腿骨の円柱状骨幹の基部
側へ差し込まれる第2群の骨ネジを止めるものとされ、
これら両クランプが中間部材を介して相互にほぼ並置さ
れていると共に、前記の両中心軸線がなす角度を選択し
てセットするための第1固定手段と、自己の軸線まわり
に回動可能な少なくとも一方のクランプの角度位置を選
択してセットするための第2固定手段、とを備えたこと
を特徴とするものである。
前記の中間部材は、1対の回転ジョイントによって前
記両クランプへそれぞれ連結されていて、これらジョイ
ントの回転中心線が実質上相互に直交していることが望
ましい。
前記の各ジョイントについては、それぞれ一方の側に
筒状の受け座を有し、相手側部材が有するピンが該受け
座と相補形をなし該座の中に回転可能に保持される、と
いう構成が望ましい。
前記ジョイントのうちの第1ジョイントのための受け
座として、前記中間部材の本体部中央には貫通穴が穿設
されている。さらに、該本体部側縁の外方突片がこの貫
通穴に実質上直交していて、第2ジョイントのピンとな
っている。
一具体例において、一方のクランプには、大腿転子用
の骨ネジ群をそれらの軸線が交差する姿勢に固定するた
めの手段が設けてあり、他方のクランプは、その長手方
向軸線まわりに相互間の角度姿勢を変更調整できる2つ
のパーツからなり、大腿骨幹用の2群の骨ネジの角度姿
勢を互いに偏位させ得る構成がなされている。
さらに第1ジョイントは、1つ以上の円錐台形表面を
有した当接部材を備えている。
本発明の大腿骨転子用の副え木は、接合すべき骨折部
位の姿勢安定作用に優れているので、患者としては手術
直後から自由に動くことができ快適であるともに、回復
時間と入院日数が短かくなるため経済的なメリットも多
大である。
そのほか、血管が密集している筋肉部位から遠ざけて
セットできる本発明の副え木は出血量の軽減にも寄与す
る。
また、本発明の副え木は構造が簡潔で取外しが容易で
あるため、患者は手術室に入る必要はなく外来患者診療
室で副え木を取外してもらえる。
そして本発明の副え木にあっては、大腿骨転子用のネ
ジと骨幹用のネジとがそれぞれ別々のクランプにより適
切に姿勢をセットできるから、複雑骨折や骨折部骨片ど
うしの相対位置が不安定な場合における副え木安定性と
適用性の向上にも大いに貢献する。
図面の簡単な説明 大腿骨転子の外用副え木に関する本発明の他の構成要
件と利点は、好適なただし非限定的な数件の実施態様を
単なる一例として示した図面を参照しつつ、以下に説明
するところから明らかになるであろう。図面中: 第1図は、大腿小転子の骨折部位に適用した本発明に
係る外用副え木の側面図であり; 第2図は、第1図の外用副え木の正面図であって、そ
の一部は第1図中のII−II線に沿った断面として示して
あり; 第3図は、第1図の外用副え木の正面図であり; 第4図は、第1図の外用副え木の平面図であり; 第5図は、第1図の外用副え木の展開斜視図であり; 第6図は、大腿首部に影響を及ぼす大転子骨折部位に
適用した、本発明の他の実施例に係る外用副え木の側面
図であり; 第7図は、第6図の外用副え木の側面図であって、第
6図中のVII−VII線に沿った部分断面図として示してあ
り; 第8図は、第6図の副え木の一構成部材の詳細を示し
た正面図であり; 第9図は、第8図の部材の平面図であり; 第10図は、第6図の外用副え木の正面図であり; 第11図は、第6図の外用副え木の平面図であり; 第12図は、第6図の外用副え木の展開斜視図である。
発明を実施するための最良の形態 添付図面に見られるように、全体を番号(1)で示し
た本発明の大腿骨転子の外用副え木は、中間部材(4)
により連結された1対のクランプ(2),(3)を備え
ている。
いずれのクランプも、適宜の締め付け手段により相互
に重ね合わせ可能な2つのパーツ、すなわちベースとカ
バーで構成されている。
以下さらに詳細に説明すると、第1クランプ(2)の
ベース(5)とカバー(6)はそれぞれ実質的に平坦な
内面を有している。図示の実施例にあっては、ベース
(5)は外面も平坦なプリズム状であるが、カバーの方
は人体の脚の形に調和すべく角縁をなくし丸みを付けし
た外面を有している。各パーツ(5),(6)には、そ
れぞれ貫通穴の対、即ちカバーには穴(7),(8)
を、又ベースの方には内ネジ穴(9),(10)を穿ち、
凹部つき頭を有した締め付けボルト(11),(12)を差
し通すようになっている。
両パーツ(5),(6)が組み合わされると、それら
の平坦面どうしの間の界面が、それらの中心部を通る内
面に直交した他の平面と交差することによって、当該ク
ランプ(2)の長手方向の軸線(a)が形成される。
両パーツ(5),(6)の内面には、互いに並行な第
1群の横向き受け座(R)が各内面の両端側に対置され
ている。これらの受け座(R)は、長手方向軸線(a)
に対して角度(α)だけ傾斜しているが、この角度
(α)は、大腿骨転子の首部が大腿軸線に対して示す平
均斜度にほぼ等しい。要すれば、右脚・左脚のいずれに
も使用できるよう、両パーツ(5),(6)には、それ
らの内面中心線に関して前記の第1群受け座(R)とは
対称の位置に、第2群の受け座(S)を形成してあって
もよい。
ボルト(11),(12)とパーツ(5),(6)を締め
付けると、大腿基部と大腿骨頚部を貫き転子の中へ前も
って埋め込んである一群の骨ネジ(V)を不動化でき
る。したがって、クランプ(2)は以降、単に「転子ク
ランプ」と記す。このようにして一旦締め付ければ、両
パーツ間の隙間は極めて微小なものとなるから、2本の
ボルトを前後して締めることによる片締めの問題は起こ
らない。
同様に、第2クランプ(3)もベース(13)とカバー
(14)を備え、該両パーツは実質的に平坦な内面と丸い
外面とを有した半円柱形を呈している。この場合にもや
はり、両パーツ(13),(14)には、凹部付き頭の締め
付けボルト(19)(30)を差し通すべき貫通穴、すなわ
ちカバー(14)には穴(15),(16)が、またベース
(13)には内ネジ穴(17),(18)が、それぞれ穿設し
てある。これら各部を組み合わせると、クランプ(2)
について前述したのと同様に、やはり長手方向の軸線
(b)が形成される。
両パーツ(13),(14)の内面には、互いに実質上並
行な一群の横向き受け座(V)が各内面の両端側に対置
されている。この場合の受け座(V)は、長手方向軸線
(b)に対して実質上垂直であり、大腿骨々幹の基部側
部分へ前もって埋め込んでいる一群の骨ネジ(W)を固
定して安定化させることができる。したがって、クラン
プ(3)は以降、単に「骨幹クランプ」と記す。骨ネジ
(W)は、膝関節筋肉系の張筋から十分離れた部位へ固
定できるため、従来の大腿骨転子用副え木では避けられ
なかった問題、つまり、患者に苦痛を与たり膝関節の可
動性を損ったりする、という問題はない。
中間部材(4)は、並置された上記クランプ(2),
(3)間の相対位置関係を、該クランプが有する回転ジ
ョイントを介して選択的にセットする部材である。
以下、中間部材について詳しく説明すると、これは、
ほぼプリズム形状を呈していると共に、相互に直交した
2軸線(c),(d)を有した本体部(21)を備えてい
る。ほぼ円柱形の延長部(22)は、その中心線が軸線
(c)であって、本体部(21)に面した環状溝(23)を
有している。この延長部(22)は、前記ベース(5)に
正確に且つ若干の寸法的余裕をもって穿ってある対応受
け座(24)へ嵌合して第1回転ジョイントを構成すべき
ピン、として設計してある。受け座(24)は、最も肉薄
のベース(5)の部位に半径方向の切込み(25)をいれ
てあるため、弾性的かつ可逆的に降伏変形(yield)し
うるものである。固定ボルトは、ベース(5)に穿設し
部分的に内ネジ条を形成してある穴(27)、へのネジ込
みが可能である。中間部材(4)の延長部(22)を受け
座(24)の中へ収容したのち、締め付けボルト(26)を
穴(27)へネジ込めば、転子クランプ(2)が中間部材
(4)から意に反して脱落するという恐れはない。ボル
ト(26)をさらに強く締め付けると、中間部材(4)の
軸線(d)に対するベース(5)の姿勢、従ってクラン
プ(2)の相対的角度を固定できる。
第2ジョイントは、クランプ(3)のベース(13)か
ら軸線方向に突出した延長部(28)をもって構成され、
実質的に円柱形の該延長部(28)は、軸線(d)を有し
た中間部材(4)の本体部(21)に、若干の寸法的余裕
をもって正確に形成してある内部受け座(29)への挿入
が可能である。受け座(29)は、望ましい形として最も
肉薄の側壁部分に半径方向の切込み(30)をいれてある
ため、弾性的かつ可逆的に降伏変形(yield)しうるも
のである。やはりこの場合にも、第2ジョイントのピン
としての軸線方向延長部(28)には、ボルト(32)の側
方貫挿を許容すべく環状溝(31)を形成してあり、該ボ
ルトは、部分的に内ネジを刻設し中間部材(4)の本体
部(21)に形成した穴(33)へネジ込むことにより、受
け座(29)を弾性的に閉鎖する作用をなす。すなわち、
ボルト(32)を穴(33)へネジ込むと、軸線方向延長部
(28)は固定され、骨幹クランプ(3)が中間部材
(4)から分離する恐れはなくなる。
外科医は本発明の副え木を使用するに際し、先ず、少
なくとも1対の骨ネジ(V)を転子の中へネジ込み、同
様に少なくとも1対の骨ネジ(W)を大腿骨々幹の基部
側部分へネジ込むが、これら骨部分に対する事前の穿孔
は、ガイドマスクを用いて行うか、あるいはドリルガイ
ドの代用として前記クランプを用いて行えばよい。
そのあと、ボルト(26),(32)を緩めることによ
り、中間部材(4)をクランプ(2),(3)に連結し
ている回転ジョイントの固定作用を解除する。これによ
り、クランプ(2),(3)の姿勢は、それらの軸線
(a),(b)間の挟角や軸線(b)まわりのクランプ
(3)の角度を適切に設定すべく、調整することができ
る。次いで、ボルト(11),(12),(19),(20)を
締め付けると、クランプ(2),(3)はそれぞれ対応
した骨ネジ群(V),(W)へ固着できる。この時点で
外科医は、X線装置用い2露光面、または1以上の露光
面において骨折部位の骨片相互間の位置関係を適切に設
定する。最後に、ボルト(26),(32)を締め付けて骨
折部位を固定する。
第6〜12図に示した改変例が上の実施例と異なる点
は、両クランプとこれらの間のジョイントとに関した3
種の構成要件である。以下、相違点を詳しく説明する
が、対応部分には必要に応じ参照番号にアポストロフィ
(′)を付して示す。
第1の相違点は、転子クランプ(2′)、とくに転子
用の骨ネジを固定するための手段、に係るものである。
最初の実施例と同様に、このクランプもベース(5′)
とカバー(6′)を備え、互いに対向した該ベースとカ
バーは6角凹部付き頭部を有した固定ボルト(11′),
(12′)により相互に固定されるが、これらボルトは、
カバー(6′)に穿設した穴(7′),(8′)に貫挿
されベース(5′)の内ネジ穴(9′),(10′)へ螺
合する。
不動かつ平行な第1群の横方向受け座(R′)は、ク
ランプ軸線(a′)に対して角度(α)だけ傾斜してお
り、転子に差し込まれた或は大腿骨幹の頚部を貫通した
1本または2本の骨ネジを固定すべく、ベース(5′)
とカバー(6′)の対向平坦面の上部域に形成してあ
る。この例にあっても、第1群の受け座(R′)に加
え、これらと対称の位置に第2群の受け座(S′)を設
けてあるから、該クランプを左脚にも右脚にも適用でき
る。これらの受け座群は、転子ネジを互いに平行に保持
すべく不動の状態に形成してある。
臨床面から明らかになってきた問題の一つは、大腿骨
頚部に差し込んだ複数ボルトが互いに完全に平行である
場合に、該ボルトに位置ズレを来す恐れがあること、す
なわち、大腿部に加わる外力に起因して該ボルトが骨組
織の中へ漸次深く突き進んでいき、遂には先端が大腿骨
頚部から反対側へ突出し関節を動けなくするに至る、と
いう問題である。
この問題の一解決策は、相対的に若干傾斜した非平行
な複数本の骨ネジを同一鉛直面内で保持する、という対
策である。しかし、大腿骨折部の形状がケースごとにマ
チマチであるため、全ての場合に最適傾斜角を賦与する
ことは必ずしも容易ではない。
そのため本発明では、上部の不動固定点に加え、可調
整の固定点を追加することにした。この目的に沿い、カ
バー(6′)の平坦内面の下部域に蝶々形の凹部を形成
し、穴(7′)の個所をV字形の凸辺(34),(35)と
して残すことにした。これに対応して、ベース(5′)
の方にも、凸辺(36),(37)を残した凹部を、カバー
のそれと鏡像の関係になるよう形成した。したがって、
該カバー及びベースを組み合わせると、これら凹部は1
つの空洞部(38)を形成し、転子ネジ支持具(39)をそ
こに収容できる。この支持具は、溝形部材(40)とこれ
から直角に突出したピン(41)とからなり、前記ベース
(5′)の長穴(42)の中へ挿入される該ピンは、該長
穴内での回転および該ベース軸線方向でのスライドが可
能である。ピン(41)を長穴(42)へ挿入したのち、O
リング(43)を該ピン(41)の先端へ被嵌しその拡大頭
部(44)に係止させれば、該ピンが軸線方向に脱落する
ことはない。そしてボルト(11′),(12′)を締め付
けると、骨ネジ(T″)は前記支持具(39)とこれに対
向したカバー(6′)の内面との間に挟圧固定されるこ
とになる。このような構成のため、下方の転子ネジ
(T″)がクランプ軸線との間になす角度(δ)は外科
医が随意に設定でき、これらの下方転子ネジ(T″)と
1本又は複数の上方転子ネジ(T′)との間に適度の挟
角を生じさせることで、これらのネジが大腿骨頭部に損
傷を与える恐れは解消できる。
第2の改変点は、骨幹クランプ、とくに骨幹用の骨ネ
ジを固定するための手段、に係るものである。これらの
骨ネジを大腿骨へ差し込む際に実際に遭遇する問題は、
大腿骨頭部から最も遠い側の骨幹頚部部位に骨ネジを正
確に差し込むことは特に難しい、という問題である。
そのため本発明では、先端側の骨幹ネジを基部側のも
のに関連づけて配置できるよう、骨幹クランプ(3′)
の軸線(d′)と同じ軸線を有しロック可能な第3ジョ
イントを採用することによって、該クランプに改変を加
えることとした。
この目的に沿い、骨幹クランプ(3′)は、ほぼ半円
柱形の上部ベース(13′)と、ボルト(19′)により締
め付けるべき上部カバー(14′)とを備えたものとし、
これら両者間に対向状に形成された受け座(V′)に第
1骨ネジ(W′)を固定できるようにした。ベース(1
3′)の下部に設けた膨出部(45)は、該クランプと同
心で第7図示の如く下向きに開口した円筒形空洞(46)
を有するが、この空洞には半径方向の切込み(47)を設
け弾性的に閉止できるようにしてある。なお、膨出部
(45)の穴(49)へ差し込まれるボルト(48)は、該空
洞(46)を閉じる方向に締め付けるためのものである。
空洞(46)には、最少の遊びしろを伴い、且つクランプ
軸線(b′)まわりの回動を自在に、下部ベース(51)
の軸線方向の突起(50)を挿入するが、その姿勢は前記
ボルト(48)を締め付けることにより所望の角度にセッ
トできる。空洞(46)に嵌合させボルト(48)で締め付
ける軸線方向突起(50)を備えたこの組立品は、本発明
副え木において第3ジョイントを構成している。下部ベ
ース(52)を、ボルト(20′)で下部ベース(51)へ取
付けることにより、第2の骨幹ネジ(W″)、場合によ
ってはさらに第3の骨幹ネジ(W″)も、対向状の受け
座(V″)に固定することができる。
このようにして、外科医としては、通常の方法で前も
って骨幹の下方部に穿った穴へ、大腿骨頚部への骨ネジ
取付け精度には何ら左右されることなく、他の骨ネジを
容易かつ正確に挿入できる。さらに、骨幹ネジの取付け
直しと穴明け直しとが必要な場合でも、それは既往の取
付位置のまわりに角度を変えて容易に行えるから、骨折
部固定の確実性を保証できる。
第3の改変点は、中間部材(4)とクランプ(2)な
いし(3)との間のジョイントに迅速ロック機構を設け
た点にある。第6〜12図に示した例では、簡略に、中間
部材(4′)とクランプ(3′)との間における軸線
(c)まわりの、一方のジョイントのみを示した。
この改変例では、第5図に示した実質上円柱形の延長
部(22)が有するボルト(32)用の半円形断面環状溝
(23)に代え、第7図に示す如き台形または楔形断面の
多連環状溝を設けた実質的に円柱形の延長部(53)を採
用した。この延長部(53)は、ベース(5′)の穴(5
4)の下方半円形域に収容され、ほぼ半円形の接触面を
有した押圧ロッド(55)により位置が固定されるが、こ
のロッド(55)の接触面には延長部(53)と相補形をな
すべく台形溝を形成してある。ロッド(55)の上部に設
けた2つの円筒形受け座(56)には、1対の押圧ボルト
(57)の平坦端部が押し付けられるが、これらボルトは
ベース(5′)の上部に形成した内ネジ穴(58)に螺合
するものである。
ボルト(57)を締め付けると、上記の押圧ロッド(5
5)は延長部(53)へ押し付けられる。相補形を呈して
いる接触面どうしが相互に楔作用をなすため、ベース
(5′)の主要部に対し過度の圧を加えなくても、対ト
ルク抵抗力は十分に高められ、当該ジョイントの連結は
確実なものとなる。同様のロック機構は他のジョイント
にも適用でき、同様の連結強度と確実性とを賦与でき
る。
クランプ(2),(3),(2′),(3′)及び中
間部材(4),(4′)の材質は、単位重量あたりの強
度が大きく、生体親和性がありオートクレーブ内で殺菌
できる各種材料の中から選択できるが、その例として
は、硬質黒色酸化表面処理を施した高強度アルミニウム
合金(UN19007/2、ERGALL 55)を挙げることができる。
3本のボルトは、タンブリングと不動態化処理と電気研
磨を施したAISI 303型やAISI 304型の高強力ステンレス
鋼を用いて製作すればよい。
カバー(5),(5′),(8),(8′)の一方も
しくは双方を、スライド又は弾性の付属品を用いて連結
し軸線方向のズレを最小限に抑えるならば、副え木はダ
イナミックなものとなり、骨組織の再生を骨折部位に集
中させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ファッシオリ・ギオヴァンニー イタリア国 I―46040 モンザンバノ、 ヴィア ヨーロッパ 19 (72)発明者 ヴェンツリニー・ダニエレ イタリア国 I―37065 ポヴェグリア ノ、ヴェロネーゼ ヴィア ジ ヴィッ トリオ 7 (56)参考文献 特開 平5−184593(JP,A) 特開 平3−158150(JP,A) 特表 昭63−500499(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 17/56 - 17/60

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大腿骨転子用の、とくに大腿部の大転子お
    よび小転子の骨折部位を外科的に固定するための外用副
    え木であって、それぞれ長手方向にのびた中心軸線
    (a、b)を有する1対のクランプ(2、3)を備えて
    いて、その中の1つのクランプ(2)が、大腿骨の塊状
    転子と部分的に大腿骨頚部の中へ差し込まれる第1群の
    骨ネジ(V)を解除可能に止める構造であり、他のクラ
    ンプ(3)は大腿骨の円柱状骨幹の基部側へ差し込まれ
    る第2群の骨ネジ(W)を解除可能に止めるものとさ
    れ、これら両クランプが中間部材(4)を介して相互に
    並置されていると共に、前記の両中心軸線(a、b)が
    なす角(α)を選択してセットするための第1固定手段
    (26)と、自己の軸線(b)まわりに回動可能な少なく
    とも一方のクランプ(3)の角度位置を選択し、セット
    するための第2固定手段(32)とを備えたことを特徴と
    する外用副え木。
  2. 【請求項2】前記の中間部材(4)が本体部(21)を有
    し、この本体部は、実質上相互に交した2軸線(c),
    (d)のまわりにそれぞれ回転可能な1対のジョイント
    を介して前記両クランプへ連結されている請求項1に記
    載の外用副え木。
  3. 【請求項3】前記の各ジョイントが、それぞれ一方の側
    に筒状の受け座を有し、相手側部材が有するピンが該受
    け座と相補形をなし該座の中に回転可能に保持されてい
    る請求項2に記載の外用副え木。
  4. 【請求項4】前記本体部(21)が有する内部空洞(29)
    は、前記ジョイントのうちの第1ジョイント用の受け座
    として形成されている請求項3に記載の外用副え木。
  5. 【請求項5】前記本体部(21)がその側縁に外方突片
    (22)を有し、その軸線(c)が前記受け座(29)の軸
    線(d)に実質上直交している該突片(22)が、第2ジ
    ョイントのピンとなっている請求項4に記載の外用副え
    木。
  6. 【請求項6】前記の各クランプ(2,3)が、それぞれベ
    ース(6,7)とカバー(5,8)とからなり、実質上平坦な
    内面を備えた該ベースとカバーとが、少なくとも1つの
    固定ボルト(11,12;19,20)により結合されている構成
    の、請求項3に記載の外用副え木。
  7. 【請求項7】前記の各クランプを構成しているベースと
    カバーの内面には、前記の骨ネジ(V,W)の群のための
    受け座(S,T)が形成されている請求項6に記載の外用
    副え木。
  8. 【請求項8】骨幹用の前記クランプ(3)に取付けられ
    る骨ネジのための受け座(T)が、該クランプの軸線
    (b)に実質上直交している請求項7に記載の外用副え
    木。
  9. 【請求項9】転子用の前記クランプ(2)に取付けられ
    る骨ネジのための受け座(S)が、該クランプの軸線
    (a)に対して角度(α)だけ傾斜していて、この角度
    が、大腿骨に対する転子の平均的傾斜角度にほぼ等しい
    ものとされている請求項6に記載の外用副え木。
  10. 【請求項10】転子用の前記クランプ(2)を構成する
    前記ベース(5)とカバー(6)の内面には、該クラン
    プの軸線(a)に関して前記第1群受け座(S)に対し
    対称の位置に、第2群の傾斜受け座(S)が形成されて
    いて、右脚・左脚のいずれにも適用できる構成である請
    求項9に記載の外用副え木。
  11. 【請求項11】前記の一方のクランプ(3)のベース
    (13)が、前記第1ジョイントのためのピンとしての、
    軸線方向の延長部(28)を有していて、大腿基部側へ向
    かう該ピンが、中間部材(4)の本体部(21)に形成さ
    れた前記受け座(29)の中へ少しの余裕をもち且つほぼ
    密嵌合状に挿入しうるものである、請求項6に記載の外
    用副え木。
  12. 【請求項12】前記の他方のクランプ(2)のベース
    (6)には、横方向の貫通穴(24)が該ベースの長手方
    向の一端側に穿たれていて、該穴が、中間部材の軸線方
    向にのびた円柱形延長部(22)を少しの余裕をもって且
    つほぼ密嵌合状に受容すべく、前記第2ジョイントのた
    めの受け座として形成されたものである、請求項11に記
    載の外用副え木。
  13. 【請求項13】前記横方向貫通穴(24)を有したクラン
    プのベース(6)には、該貫通穴(24)に関して実質上
    直径方向の切込み(25)を備えていて、この切込みが、
    該第2ジョイントの受け座を弾性的かつ可逆的に変形可
    能にしている請求項12に記載の外用副え木。
  14. 【請求項14】第1ジョイントには、前記貫通穴の接線
    方向に取付けられる第1ボルト(26)が設けてあり、前
    記中間部材(4)側縁の外方突片(22)を所定位置に配
    置したのち、両クランプ間の前記挟角(α)を任意に調
    整できるよう、第2ジョイントのための受け座(24)を
    選択的に締め付けることができる構成の、請求項13に記
    載の外用副え木。
  15. 【請求項15】前記中間部材(4)の本体部(21)には
    切込み(30)があり、該本体部中央穴の実質上直径方向
    のある該切込みは、前記第1ジョイントの受け座を弾性
    的にかつ可逆的に開閉するものである請求項14に記載の
    外用副え木。
  16. 【請求項16】前記第2固定手段としての第2ボルト
    (32)が、前記本体部(21)の受け座(29)の接線方向
    に延びたものであり、該受け座を弾性的に閉鎖すること
    により前記クランプのうちの一方を、その長手方向軸線
    (d)まわりの角度位相を調整できる構成である請求項
    3に記載の外用副え木。
  17. 【請求項17】前記転子用のクランプ(2′)における
    骨ネジ用の、少なくとも1つの受け座が、前記ベース
    (5′)とカバー(6′)との間の界面内において角度
    が可変である請求項9に記載の外用副え木。
  18. 【請求項18】前記の角度可変受け座を構成する支持具
    (39)が、溝形部材(40)とこれから突出したピン(4
    1)とからなり、該部材(40)は骨ネジ(T′)を受容
    する形状であると共に、該ピンは前記ベース(5′)に
    穿った長穴(42)へ回動自在かつスライド自在に挿入さ
    れ、前記クランプ(2′)の軸線(a′)に対する前記
    部材の傾斜角(δ)を変更できる構成である請求項17に
    記載の外用副え木。
  19. 【請求項19】前記の骨幹用クランプが、上部ベース
    (13′)と下部ベース(51)とを備えていて、この上部
    ベースは第1ジョイントを介して前記中間部材(4′)
    に連結されていると共に、前記下部ベースを該上部ベー
    スへ連結している第3回転ジョイントの軸線(b′)が
    クランプ(3′)の軸線と一致している請求項9に記載
    の外用副え木。
  20. 【請求項20】前記第3ジョイントを構成している下部
    ベース(51)に形成された軸線方向延長部(50)が、上
    部ベース(13′)の膨出部(45)に形成された軸線方向
    の空洞(46)へ挿入され、該膨出部(45)へ差し込まれ
    る締め付けボルト(48)によって位置を固定されるもの
    である請求項19に記載の外用副え木。
  21. 【請求項21】前記の転子用クランプ(2′)のベース
    (6′)に、その長手方向一端側に形された空洞(54)
    が第2ジョイントの受け座であり、この受け座は、中間
    部材(4′)の延長部(53)を少しの余裕をもち且つほ
    ぼ密嵌合状に受容しうるものであり、この延長部(53)
    の外面は実質上円柱形で、実質上断面台形の溝が1条以
    上形成されている請求項11に記載の外用副え木。
  22. 【請求項22】前記空洞(54)の壁と前記延長部(53)
    との間には、ロック用のロッド(55)が介装され、ベー
    ス(5′)にネジ込まれた1個以上の締め付けボルト
    (57)により該延長部(53)へ押圧される該ロッド(5
    5)の半円筒形内面は該延長部と相補形をなし、これに
    楔作用を及ぼす構成である請求項21に記載の外用副え
    木。
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