JP3056199B1 - ディジタルコ―ドレス電話システム - Google Patents

ディジタルコ―ドレス電話システム

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JP3056199B1
JP3056199B1 JP11047851A JP4785199A JP3056199B1 JP 3056199 B1 JP3056199 B1 JP 3056199B1 JP 11047851 A JP11047851 A JP 11047851A JP 4785199 A JP4785199 A JP 4785199A JP 3056199 B1 JP3056199 B1 JP 3056199B1
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英樹 根岸
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Abstract

【要約】 【課題】公衆モードサービス領域と子機が登録されてい
る自営モードサービス領域とが重なっている領域内に子
機が位置する場合において従来例よりも子機の待ち受け
中の消費電力を低減できるディジタルコードレス電話シ
ステムを提供する。 【解決手段】自営用親機は、公衆用親機から子機に対し
て送信される公衆用制御信号を受信してタイミング情報
を取得し、タイミング情報に基づき公衆用制御信号に隣
接したタイミングにより自営用制御信号を子機に対して
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルコード
レス電話システムに関し、特に公衆用親機と自営用親機
と子機とからなるディジタルコードレス電話システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公衆モードサービス領域と子機が
登録されている自営モードサービス領域とが重なってい
る領域内に子機が位置するディジタルコードレス電話シ
ステムにおいては、公衆用親機と自営用親機それぞれが
独自のタイミングで子機に対し制御信号の送信を行って
いた。図10は、時分割多元接続方式(以下TDMAと
いう。)の時分割されたタイムスロット(パーソナル・
ハンディホン・システム(以下PHSという。)の例で
は625μs幅)を利用し無線通信を行う従来のディジ
タルコードレス電話システムにおける公衆用親機、自営
用親機それぞれが子機に対し送信する制御信号のタイミ
ングと、これらの制御信号を受信した子機の無線部電源
のオンオフ制御タイミングを示した説明図である。
【0003】図10において、制御信号701,702
は公衆用親機が子機に対して送信する公衆用制御信号で
あり、制御信号703,704は自営用親機が同じ子機
に対して送信する自営用制御信号を示している。公衆用
制御信号及び自営用制御信号はそれぞれ一定周期(PH
Sの例では、公衆用制御信号送信周期=120ms、自
営用制御信号送信周期=100ms)で送信される。ま
た、公衆用制御信号及び自営用制御信号はそれぞれ決め
られた周波数(PHSの例では、公衆用制御信号周波数
=1899.950MHz、自営用制御信号周波数=1
898.450MHz)で送信される。
【0004】次に、図11は、従来例によるディジタル
コードレス電話システムにおける子機の無線部電源のオ
ンオフ制御タイミングを詳細に示した説明図である。図
10の子機無線部電源を受信周波数を決定する子機シン
セサイザの電源と子機受信部電源の2つに分け、制御信
号を受信して子機無線部の動作が安定するまでに一定の
時間が必要であることを示している。
【0005】図11に示す通り、子機受信部電源は動作
安定のため受信する制御信号よりさらに前方約1.5m
sのセットアップ時間を必要とし、子機シンセサイザ電
源は発生周波数安定のため受信する制御信号よりさらに
前方約6msのセットアップ時間を必要とする。
【0006】従来は、公衆用制御信号と自営用制御信号
とは同期がとれておらず、それぞれ独自の周期及びタイ
ミングにより送信されていたため、子機は公衆用制御信
号701を受信するために約6ms+625μs、自営
用制御信号703を受信するために同じく約6ms+6
25μs、合計約13.3msの時間にわたって子機無
線部電源をオン制御しなければならなかった。
【0007】以上のように、従来例では公衆用制御信号
と自営用制御信号の両方を受信できる領域内において、
その両方の制御信号を受信する待ち受け接続状態の子機
は公衆用制御信号と自営用制御信号のそれぞれを受信す
る度に無線部の電源をオンオフ制御しなければならなか
ったため、無線部電源オンの回数が増大し、したがって
電源オン時間が長くなり待ち受け接続状態での消費電力
が増大してしまい、この非効率な受信制御のために子機
が内蔵する電池の持続時間を長くすることができなかっ
た。
【0008】しかし、これを改良した従来例として、特
開平7−75165号公報に記載されたデジタルコード
レス電話装置があり、複数の親機と子機からなるデジタ
ルコードレス電話装置において複数の親機の中の基準と
なる親機から送信される制御信号を他の親機で受信さ
せ、この制御信号の受信タイミングに同期させて他の親
機から制御信号を送信するようにし、子機の受信部は一
定のタイミングで間欠動作することにより待ち受け時の
消費電力を低減させるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平7−7
5165号公報に記載された従来例においては、上述し
たように、実際には必要となる子機シンセサイザの電源
について発生周波数安定のための約6msのセットアッ
プ時間及び子機受信部電源の動作安定のための約1.5
msのセットアップ時間については何らふれておらず、
複数の親機のうち基準となるマスタの制御信号に後続し
て他の親機から送信される制御信号の間隔が5msであ
ることが記載されているだけである。すなわち、親機が
2台である場合においては実際には5ms+625μs
にさらに約6msを加えた約11.6msの期間は子機
シンセサイザの電源がオンしている必要があり、また、
5ms+625μsに約1.5msを加えた約7.1m
sの期間は子機受信部の電源がオンしている必要がある
わけである。したがって、2台の親機からの制御信号の
間隔を5ms(タイムスロット幅=625μs、4チャ
ネルTDMAとすれば1フレーム幅に等しい。)とした
だけでは、子機の待ち受け接続状態における消費電力を
十分に低減することはできないという問題点がある。
【0010】本発明の目的は、公衆用親機と自営用親機
と子機とからなり、公衆モードサービス領域と子機が登
録されている自営モードサービス領域とが重なっている
領域内に子機が位置する場合において従来例よりも子機
の待ち受け接続状態における消費電力を低減できるディ
ジタルコードレス電話システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成は、
公衆用親機と自営用親機と子機とからなり、公衆モード
サービス領域と前記子機が登録されている自営モードサ
ービス領域とが重なっている領域内に少なくとも前記自
営用親機と前記子機とが位置し、時分割多元接続方式エ
アインタフェースにより、前記公衆用親機から前記子機
に対して送信される公衆用制御信号により前記子機が前
記公衆用親機と待ち受け接続されながら、前記自営用親
機から前記子機に対して送信される自営用制御信号によ
り前記子機が前記自営用親機とも待ち受け接続されてい
るディジタルコードレス電話システムにおいて、前記自
営用親機は、前記公衆用親機から前記子機に対して送信
される前記公衆用制御信号を受信して前記公衆用制御信
号のタイミング情報を取得し、前記タイミング情報に基
づき、前記公衆用制御信号の送信周期のn(nは1以上
の整数)倍の送信周期に従い、前記公衆用制御信号が収
容されたタイムスロットに隣接するタイムスロットに前
記自営用制御信号を収容して送信し、前記公衆用制御信
号を受信することができない場合には、任意のタイムス
ロットにより前記自営用制御信号を送信することを特徴
とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】また、前記自営用親機は、アンテナと、無
線部と、コーデックと、加入者回路接続部と、通信制御
部とを備え、前記通信制御部は前記無線部から復調出力
された前記公衆用制御信号を受けてデコードする第1の
手段と、前記第1の手段のデコード出力を受けて前記公
衆用制御信号の送信周期を検出する第2の手段と、前記
第2の手段の送信周期検出出力を受けて前記自営用制御
信号の送信周期を算出する第3の手段と、前記第3の手
段の送信周期算出出力を受けて前記自営用制御信号をエ
ンコードする第4の手段と、前記第3の手段にて算出さ
れた送信周期に基づき前記第4の手段にてエンコードさ
れた前記自営用制御信号を送信する第5の手段とを備え
ることを特徴とする。
【0016】また、本発明の第1の構成に適用する通信
制御方法は、電源投入の第1のステップの後、前記公衆
用親機から送信される前記公衆用制御信号を検索する第
2のステップと、前記第2のステップの後、前記第2の
ステップの検索結果に基づき前記公衆用制御信号を受信
できたかを判断する第3のステップと、前記第3のステ
ップの後、前記第3のステップの結果により受信できた
と判断された場合には、前記公衆用制御信号に含まれる
送信周期情報を取得する第4のステップと、前記第4の
ステップの後、前記第4のステップで得られた前記送信
周期情報に基づき前記自営用制御信号の送信周期を前記
公衆用制御信号の送信周期のn(nは1以上の整数)倍
に設定する第5のステップと、前記第5のステップの
後、前記第5のステップで得られた前記自営用制御信号
の送信周期に従って前記公衆用制御信号の隣接タイムス
ロットにより前記自営用制御信号を送信開始する第6の
ステップと、前記第3のステップの後、前記第3のステ
ップの結果により受信できないと判断された場合には、
任意のタイムスロットにより前記自営用制御信号を送信
開始する第7のステップと、前記第6のステップ又は前
記第7のステップの後、定常動作状態に移行する第8の
ステップとを備えることを特徴とする。
【0017】さらに、本発明の第2の構成は、公衆用親
機と自営用親機と子機とからなり、公衆モードサービス
領域と前記子機が登録されている自営モードサービス領
域とが重なっている領域内に少なくとも前記公衆用親機
と前記子機とが位置し、時分割多元接続方式エアインタ
フェースにより、前記自営用親機から前記子機に対して
送信される自営用制御信号により前記子機が前記自営用
親機と待ち受け接続されながら、前記公衆用親機から前
記子機に対して送信される公衆用制御信号により前記子
機が前記公衆用親機とも待ち受け接続されているディジ
タルコードレス電話システムにおいて、前記公衆用親機
は、前記自営用親機から前記子機に対して送信される前
記自営用制御信号を受信して前記自営用制御信号のタイ
ミング情報を取得し、前記タイミング情報に基づき、前
記自営用制御信号の送信周期のn(nは1以上の整数)
倍の送信周期に従い、前記自営用制御信号が収容された
タイムスロットに隣接するタイムスロットに前記公衆用
制御信号を収容して送信し、前記自営用制御信号を受信
することができない場合には、任意のタイムスロットに
より前記公衆用制御信号を送信することを特徴とする。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】また、前記公衆用親機は、アンテナと、無
線部と、コーデックと、加入者回路接続部と、通信制御
部とを備え、前記通信制御部は前記無線部から復調出力
される前記自営用制御信号を受けてデコードする第1の
手段と、前記第1の手段のデコード出力を受けて前記自
営用制御信号の送信周期を検出する第2の手段と、前記
第2の手段の送信周期検出出力を受けて前記公衆用制御
信号の送信周期を算出する第3の手段と、前記第3の手
段の送信周期算出出力を受けて前記公衆用制御信号をエ
ンコードする第4の手段と、前記第3の手段にて算出さ
れた送信周期に基づき前記第4の手段にてエンコードさ
れた前記公衆用制御信号を送信する第5の手段とを備え
ることを特徴とする。
【0022】また、本発明の第2の構成に適用する通信
制御方法は、電源投入の第1のステップの後、前記自営
用親機から送信される前記自営用制御信号を検索する第
2のステップと、前記第2のステップの後、前記第2の
ステップの検索結果に基づき前記自営用制御信号を受信
できたかを判断する第3のステップと、前記第3のステ
ップの後、前記第3のステップの結果により受信できた
と判断された場合には、前記自営用制御信号に含まれる
送信周期情報を取得する第4のステップと、前記第4の
ステップの後、前記第4のステップで得られた前記送信
周期情報に基づき前記公衆用制御信号の送信周期を前記
自営用制御信号の送信周期のn(nは1以上の整数)倍
に設定する第5のステップと、前記第5のステップの
後、前記第5のステップで得られた前記公衆用制御信号
の送信周期に従って前記自営用制御信号の隣接タイムス
ロットにより前記公衆用制御信号を送信開始する第6の
ステップと、前記第3のステップの後、前記第3のステ
ップの結果により受信できないと判断された場合には、
任意のタイムスロットにより前記公衆用制御信号を送信
開始する第7のステップと、前記第6のステップ又は前
記第7のステップの後、定常動作状態に移行する第8の
ステップとを備えることを特徴とする。
【0023】また、本発明の第1又は第2の構成におい
ては、隣接したタイムスロットに収容され送信される前
記公衆用制御信号及び前記自営用制御信号を受信した前
記子機は、前記公衆用制御信号と前記自営用制御信号と
のうち前方に位置する方の前縁からさらに一定時間だけ
早く前記子機の無線部の電源をオン制御し、前記公衆用
制御信号と前記自営用制御信号とのうち後方に位置する
方の後縁にて前記子機の無線部の電源をオフ制御するこ
とを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
によるディジタルコードレス電話システムの構成を図1
を参照して説明する。本構成では、公衆用親機3がサー
ビスを行う公衆モードサービス領域1と、自営用親機4
がサービスを行う自営モードサービス領域2とが一部に
おいて重複している。また、自営用親機4と子機5はこ
の重複した領域内に位置している。また、子機の待ち受
け接続状態におけるエアインタフェースは、公衆用親機
3から子機5に対しては、特定周波数の下り公衆用制御
信号(PHSの例では、公衆用制御信号周波数=189
9.95MHz)により、逆に子機5から公衆用親機3
に対しては、同一周波数で下り公衆用制御信号と交互に
送信される上り公衆用制御信号により行われており、自
営用親機4から子機5に対しては、特定周波数の下り自
営用制御信号(PHSの例では、自営用制御信号周波数
=1898.45MHz)により、逆に子機5から自営
用親機4に対しては、同一周波数で下り自営用制御信号
と交互に送信される上り自営用制御信号により行われて
いる。
【0025】図2に公衆用及び自営用制御信号について
共通である4チャネルTDMAのフレーム構成を示す。
1フレームは5msであり、公衆用制御信号周波数又は
自営用制御信号周波数において、このフレームが連続す
る。フレームの前半は4チャネル分の上りタイムスロッ
トが並び、後半は4チャネル分の下りタイムスロットが
並ぶ。1タイムスロット幅はPHSの場合は625μs
であり、上り公衆用制御信号及び上り自営用制御信号は
4つのうちいずれかの上りタイムスロットに収容され、
下り公衆用制御信号及び下り自営用制御信号は4つのう
ちいずれかの下りタイムスロットに収容される。
【0026】このように、各親機では各制御信号周波数
においてフレームの前半で制御信号の送信が行われフレ
ームの後半で制御信号の受信が行われる。以下、公衆用
及び自営用制御信号とは、全て下り制御信号のことであ
る。
【0027】図3に公衆用及び自営用制御信号の構成を
示す。公衆用制御信号と自営用制御信号の構成は同じで
あり、240ビットで構成される。公衆用親機3が子機
5に対して送信する公衆用制御信号又は自営用親機4が
子機5に対して送信する自営用制御信号の送信周期情報
は共に制御データの部分に収容されている。
【0028】公衆用親機3からは公衆モードサービス領
域1内に位置する子機5に対し公衆用制御信号が送信さ
れ、自営用親機4からは自営モードサービス領域2内に
も位置する子機5に対し自営用制御信号が送信されてい
るので、子機5はこれら両方の親機の制御信号を受信し
ながら待ち受け状態で接続されている。
【0029】同時に、公衆モードサービス領域1内に位
置する自営用親機4は公衆用親機3が子機5に対し送信
している公衆用制御信号を受信している。従って、公衆
モードサービス領域1と自営モードサービス領域2とが
重なっている領域内に公衆用親機3と自営用親機4の両
方が位置していてもかまわない。
【0030】次に、本発明の第1の実施の形態によるデ
ィジタルコードレス電話システムの自営用親機の構成を
図4を参照して説明する。自営用親機4は、アンテナ1
01と、送信時と受信時とでアンテナ101の接続を切
り替えるアンテナスイッチ102と、無線の送信部10
3と、無線の受信部105と、シンセサイザ104と、
チャネルコーデック106と、音声コーデック107
と、加入者回路接続部108と、通信制御部109とか
ら構成され、さらに、チャネルコーデック106はTD
MA4チャネル分のチャネルエンコーダ/デコーダ11
1a〜111dと、これに対応するタイミング制御部1
12a〜112dとから構成され、音声コーデック10
7はD/A,A/Dコンバータ113と、ADPCMコ
ーデック114a〜114dと、VOX115とから構
成される。
【0031】まず、自営用親機4が公衆用親機3からの
公衆用制御信号を受信する場合は、通信制御部109に
よりチャネルコーデック106を介してシンセサイザ1
04の発生周波数を制御し受信部105の受信周波数が
設定され、アンテナ101により受信された公衆用親機
3からのデータ信号がアンテナスイッチ102を介して
受信部105にて復調されチャネルコーデック106に
出力される。チャネルコーデック106ではチャネルエ
ンコーダ/デコーダ111a〜111dにより受信周波
数制御が行われ、タイミング制御部112a〜112d
により受信タイミングの制御が行われる。音声コーデッ
ク107は通話状態において使用され、チャネルコーデ
ック106からのADPCM信号が音声コーデック10
7に入力され、ADPCMコーデック114a〜114
dによりディジタル信号に変換され、D/A,A/Dコ
ンバータ113によりアナログ音声信号に変換され加入
者回路接続部108に入力されるとともに、ISDN回
線110から加入者回路接続部108を介して入力され
たアナログ音声信号はD/A,A/Dコンバータ113
によりディジタル信号に変換され、ADPCMコーデッ
ク114a〜114dによりADPCM信号に変換さ
れ、チャネルコーデック106に入力される。加入者回
路接続部108は収容されたISDN回線110にアナ
ログ音声信号情報を送出するためのインタフェースを行
う。VOX115は通話時に音声の有無を検出し、背景
雑音の制御をおこなう。
【0032】次に、自営用親機4が子機5に対して自営
用制御信号を送信する場合は、通信制御部109により
チャネルコーデック106を介してシンセサイザ104
の発生周波数を制御し送信部103の送信周波数が設定
され、チャネルコーデック106から出力されたデータ
信号は送信部103にて変調され、アンテナスイッチ1
02を介してアンテナ101から送信される。このと
き、チャネルコーデック106ではチャネルエンコーダ
/デコーダ111a〜111dにより送信周波数制御が
行われ、タイミング制御部112a〜112dにより送
信タイミングの制御が行われる。
【0033】次に、本発明の第1の実施の形態によるデ
ィジタルコードレス電話システムの自営用親機4の通信
制御部109の構成を図5を参照して説明する。通信制
御部109は、受信部105で受信された公衆用制御信
号をチャネルコーデック106から受けて公衆用制御信
号をデコードする制御信号デコード部501と、制御信
号デコード部501からのデコード出力を受けて制御信
号の受信周期を検出する受信制御信号周期検出部502
と、受信制御信号周期検出部502からの制御信号の受
信周期値を受けて自営用制御信号の送信周期を算出する
送信制御信号周期算出部503と、送信制御信号周期算
出部503からの送信周期値を受けて送信する自営用制
御信号を生成する制御信号エンコード部504と、送信
制御信号周期算出部503で算出した送信周期値に従い
制御信号エンコード部504で生成した自営用制御信号
を送信する制御信号送信周期制御部505とにより構成
される。
【0034】次に、本発明の第1の実施の形態によるデ
ィジタルコードレス電話システムの子機の構成を図6を
参照して説明する。子機5は、アンテナ201と、送信
時と受信時とでアンテナ201の接続を切り替えるアン
テナスイッチ202と、無線の送信部203と、無線の
受信部205と、シンセサイザ204と、チャネルコー
デック206と、音声コーデック207と、マイク/ス
ピーカ216と、通信制御部209とから構成され、さ
らに、チャネルコーデック206はチャネルエンコーダ
211と、タイミング制御部212とから構成され、音
声コーデック207はD/A,A/Dコンバータ213
と、ADPCMコーデック214と、VOX215とか
ら構成される。
【0035】まず、子機5が公衆用親機3からの公衆用
制御信号又は自営用親機4からの自営用制御信号を受信
する場合は、通信制御部209によりチャネルコーデッ
ク206を介してシンセサイザ204の発生周波数を制
御し受信部205の受信周波数が設定され、アンテナ2
01により受信された公衆用親機3からのデータ信号又
は自営用親機4からの自営用制御信号がアンテナスイッ
チ202を介して受信部205にて復調されチャネルコ
ーデック206に入力される。チャネルコーデック20
6ではチャネルエンコーダ/デコーダ211により受信
周波数制御が行われ、タイミング制御部212により受
信タイミングの制御が行われる。音声コーデック207
は通話状態で使用され、チャネルコーデック206から
のADPCM信号が音声コーデック207に入力され、
ADPCMコーデック214によりディジタル信号に変
換され、D/A,A/Dコンバータ213によりアナロ
グ音声信号に変換されてマイク/スピーカ216に音声
出力されるとともに、マイク/スピーカ216から入力
されたアナログ音声信号はD/A,A/Dコンバータ2
13によりディジタル信号に変換され、ADPCMコー
デック214a〜214dによりADPCM信号に変換
されチャネルコーデック206に入力される。また、V
OX215は通話時に音声の有無を検出し、背景雑音の
制御をおこなう。
【0036】次に、子機5が公衆用親機3又は自営用親
機4に対して制御信号を送信する場合は、通信制御部2
09によりチャネルコーデック206を介してシンセサ
イザ204の発生周波数を制御し送信部203の送信周
波数が設定され、チャネルコーデック206から出力さ
れたデータ信号は送信部203にて変調され、アンテナ
スイッチ202を介してアンテナ201から送信され
る。
【0037】また、子機5は待ち受け接続状態では、公
衆用親機3から送信される公衆用制御信号又は自営用親
機4から送信される自営用制御信号を、通信制御部20
9によりそれぞれの送信周期に同期して、これらの制御
信号を受信するのに必要な期間のみ、受信部205の電
源217とシンセサイザ204の電源218とをオンす
るように制御する。
【0038】次に、本発明の第1の実施の形態によるデ
ィジタルコードレス電話システムの動作を図3,5,
7,8,9を参照して説明する。自営用親機4が、受信
した公衆用制御信号のタイミングに自営用制御信号を合
わせるための制御ステップを図7に示す。各ステップの
処理は、図5の通信制御109にて実行される。
【0039】各ステップの順に説明すると、まずステッ
プ601にて、自営用親機4の電源が投入されると、次
にステップ602にて、受信制御信号デコード部501
は公衆用親機3が送信している公衆用制御信号のタイミ
ングを検索する。受信部105からチャネルコーデック
106を介して入力された公衆用制御信号は受信制御信
号デコード部501によりデコードされ、図3に示すフ
ォーマットのデータとなる。
【0040】次にステップ603にて、受信制御信号デ
コード部501はステップ602の検索結果に基づき公
衆用制御信号を受信できたか否かを判断する。
【0041】公衆用制御信号を受信できた場合は、次に
ステップ604にて、受信制御信号周期検出部502は
図3に示す公衆用制御信号の制御データ部分に含まれる
公衆用制御信号送信周期情報を取得する。
【0042】次にステップ605にて、送信制御信号周
期算出部503はステップ604での取得情報に基づき
自営用制御信号送信周期を公衆用制御信号送信周期のn
(nは1以上の整数)倍に設定し、送信制御信号エンコ
ード部504は設定された自営用制御信号送信周期情報
を図3に示すフォーマットの制御データ部分に書き込
み、エンコードを行う。
【0043】次にステップ606にて、送信制御信号送
信周期制御部505は自営用制御信号を収容するタイム
スロットを公衆用制御信号の後方(前方としても同じ効
果が得られるのでかまわない。)に隣接するタイムスロ
ット位置に設定し、かつステップ605で設定された送
信周期に従って自営用制御信号の送信を開始する。その
後、ステップ608にて定常状態に移行する。
【0044】また、もしも公衆用制御信号を受信できな
かった場合には、ステップ607にて、送信制御信号エ
ンコード部504は任意のタイムスロットを設定し、送
信制御信号送信周期制御部505は設定に従って自営用
制御信号の送信を開始する。その後、ステップ608に
て定常状態に移行する。
【0045】以上の一連の制御ステップの結果、自営用
親機4は公衆用制御信号に隣接したタイムスロット位置
により自営用制御信号を子機5に対して送信することが
できる。
【0046】また、公衆用制御信号と自営用制御信号と
は送信周波数が異なるので、子機5は隣接タイムスロッ
トに設定された公衆用制御信号と自営用制御信号との受
信部における受信周波数の切替えを前方に位置する公衆
用制御信号の末尾のガードビット期間にて行う。
【0047】次に、図8は公衆用親機3と自営用親機4
と子機5の制御タイミングの説明図であり、時分割され
た期間であるタイムスロット(PHSでは625μs)
に収容されて公衆用親機3から子機5に対し送信される
公衆用制御信号301,302と、自営用親機4から子
機5に対し送信される自営用制御信号303,304の
タイムスロットの位置関係を示している。図8は、n=
1すなわち公衆用制御信号と自営用制御信号の送信周期
が等しい場合を示しているが、nは1以上の整数であれ
ばよく、例えばn=2と設定すれば、公衆用制御信号の
2周期に1回の割合で自営用制御信号が送信されること
になる。
【0048】図8では「送信」と示した方が公衆用親機
3又は自営用親機4から子機5に対して送信される制御
信号を示し、「受信」と示した方が子機5から公衆用親
機3又は自営用親機4に対して送信される制御信号を示
す。図8中の破線は制御信号が送信され得るタイムスロ
ット位置を示し、送信4スロットと受信4スロットを合
わせて1フレームが構成され、公衆用制御信号301,
302が収容されているフレームと自営用制御信号30
3,304が収容されているフレームとは位相が一致し
ている。また、上述した通り、自営用制御信号303,
304の送信周期は公衆用制御信号301,302の送
信周期(PHSの一例では120ms)と同一値に設定
され、さらに自営用制御信号303,304は公衆用制
御信号301,302の後方に隣接したタイムスロット
位置で送信されている。
【0049】子機5は公衆モードサービス領域と自営モ
ードサービス領域との両方に位置しているので公衆用制
御信号301,302と自営用制御信号303,304
との両方を受信する。子機5の通信制御部209は、自
営用親機4の通信制御部109と同様の動作により各親
機から送信される制御信号の周期を記憶しているので、
受信すべき公衆用制御信号301,302の前縁から無
線部の動作安定のために必要な一定時間だけ早いタイミ
ングで無線部電源をオンし、そのままオンし続け、1タ
イムスロット後方に位置する自営用制御信号303,3
04を受信し終わると、自営用制御信号303,304
の後縁にて無線部電源をオフする。
【0050】図9は図8の詳細説明図であり、子機5の
シンセサイザ電源218は公衆用制御信号301を安定
して受信するために公衆用制御信号301の前縁よりさ
らに約6ms早くオン制御され、受信部電源217も同
様に約1.5ms早くオン制御される。その後自営用制
御信号303の受信が完了すると、自営用制御信号30
3の後縁にて受信部電源217とシンセサイザ電源21
8の両方は同時にオフ制御される。
【0051】従って公衆用制御信号及び自営用制御信号
の両方を受信する際、シンセサイザ電源218は約7.
25ms、受信部電源217は約2.75msだけオン
制御されるのみであるため、子機無線部の動作時間を従
来例に比べて約40%程度短縮することができる。
【0052】このように、公衆用制御信号と自営用制御
信号のタイムスロットを隣接させることにより、子機5
は無線部電源を一度オンするだけで公衆用制御信号と自
営用制御信号との両方をまとめて受信できることにな
り、子機5の無線部電源のオンオフ制御回数が削減さ
れ、電源オン時間が少なくなるため、子機5の消費電力
を大幅に低減することができる。
【0053】次に、本発明の第2の実施の形態によるデ
ィジタルコードレス電話システムの構成について説明す
る。本発明の第2の実施の形態によるディジタルコード
レス電話システムの構成は、本発明の第1の実施の形態
によるディジタルコードレス電話システムの構成におい
て公衆用親機と自営用親機とを入れ替えたものである。
即ち、公衆モードサービス領域と子機が登録されている
自営モードサービス領域とが重なっている領域内に少な
くとも公衆用親機と子機とが位置しているとき、公衆用
親機は、自営用親機が子機に対して送信している自営用
制御信号を受信し、その自営用制御信号に隣接したタイ
ムスロットにて公衆用制御信号を送信するものである。
【0054】まず、本発明の第2の実施の形態によるデ
ィジタルコードレス電話システムの公衆用親機は、本発
明の第1の実施の形態によるディジタルコードレス電話
システムの自営用親機の構成と同様の構成を有する。
【0055】さらに、本発明の第2の実施の形態による
ディジタルコードレス電話システムの公衆用親機の通信
制御部は、本発明の第1の実施の形態によるディジタル
コードレス電話システムの自営用親機の通信制御部の構
成と同様の構成を有し、かつ同様の制御ステップを行
う。
【0056】また、本発明の第2の実施の形態によるデ
ィジタルコードレス電話システムの自営用親機は、本発
明の第1の実施の形態によるディジタルコードレス電話
システムの自営用親機と同様の構成を有する。
【0057】また、本発明の第2の実施の形態によるデ
ィジタルコードレス電話システムの子機は、本発明の第
1の実施の形態によるディジタルコードレス電話システ
ムの子機と同様の構成を有し、かつ同様の無線部電源の
オンオフ制御を行う。
【0058】また、本発明の第2の実施の形態によるデ
ィジタルコードレス電話システムのエアインタフェース
のフレーム構成及び制御信号は、本発明の第1の実施の
形態によるディジタルコードレス電話システムにおける
ものと同じである。
【0059】次に、本発明の第2の実施の形態によるデ
ィジタルコードレス電話システムの動作について説明す
る。本発明の第2の実施の形態によるディジタルコード
レス電話システムの公衆用親機は、本発明の第1の実施
の形態によるディジタルコードレス電話システムの自営
用親機と同様の動作を行う。従って、子機は本発明の第
1の実施の形態によるディジタルコードレス電話システ
ムにおけるのと全く同じ消費電力削減の効果を得ること
ができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の実
施の形態を用いれば、自営用親機は公衆用親機が送信す
る公衆用制御信号に隣接したタイムスロットで自営用制
御信号を送信することができ、また本発明の第2の実施
の形態を用いれば、公衆用親機は自営用親機が送信する
自営用制御信号に隣接したタイムスロットで公衆用制御
信号を送信することができるので、公衆用制御信号と自
営用制御信号の両方が受信できる領域内で待ち受け接続
状態の子機は、公衆用制御信号と自営用制御信号を短時
間にまとめて受信することができ、無線部の電源のオン
オフ制御回数を最小限にすることができ、従って電源オ
ン時間を短縮することができるので消費電力を最小限に
抑えることができ、従来よりも子機の電池の持続時間が
長いディジタルコードレス電話システムを実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるディジタルコ
ードレス電話システムの構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるディジタルコ
ードレス電話システムのフレームの構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態によるディジタルコ
ードレス電話システムの制御信号の構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態によるディジタルコ
ードレス電話システムの自営用親機の構成図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態によるディジタルコ
ードレス電話システムの自営用親機の通信制御部の構成
図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態によるディジタルコ
ードレス電話システムの子機の構成図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態によるディジタルコ
ードレス電話システムの自営用親機の通信制御部の制御
ステップの説明図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態によるディジタルコ
ードレス電話システムの公衆用親機と自営用親機と子機
の制御タイミングの説明図である。
【図9】図8の詳細説明図である。
【図10】従来例によるディジタルコードレス電話シス
テムの公衆用親機と自営用親機と子機の制御タイミング
の説明図である。
【図11】図10の詳細説明図である。
【符号の説明】
1 公衆モードサービス領域 2 自営モードサービス領域 3 公衆用親機 4 自営用親機 5 子機 101,201 アンテナ 102,202 アンテナスイッチ 103,203 送信部 104,204 シンセサイザ 105,205 受信部 106,206 チャネルコーデック 107,207 音声コーデック 108 加入者回路接続部 109,209 通信制御部 110 ISDN回線 111a〜111d,211 チャネルエンコーダ/
デコーダ 112a〜112d,212 タイミング制御部 113,213 D/A,A/Dコンバータ 114a〜114d,214 ADPCMコーデック 115,215 VOX 216 マイク/スピーカ 301,302,701,702 公衆用制御信号 303,304,703,704 自営用制御信号 501 受信制御信号テ゛コード部 502 受信制御信号周期検出部 503 送信制御信号周期算出部 504 送信制御信号エンコード部 505 送信制御信号送信周期制御部 601 電源投入するステップ 602 公衆用親機が送信する公衆用制御信号を検索
するステップ 603 公衆用制御信号を受信できたか判定するステ
ップ 604 公衆用制御信号に含まれる公衆用制御信号送
信周期情報を取得するステップ 605 自営用制御信号送信周期を公衆用制御信号送
信周期と同一に設定するステップ 606 公衆用制御信号の隣接タイムスロットで自営
用制御信号を送信開始するステップ 607 任意のタイムスロットで自営用制御信号を送
信開始するステップ 608 定常状態に移行するステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 智恵美 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403 番53 日本電気アイシーマイコンシステ ム株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−13920(JP,A) 特開 平10−66146(JP,A) 特開 平6−343056(JP,A) 特開 平7−203539(JP,A) 特開 平8−275242(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26 102

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆用親機と自営用親機と子機とからな
    り、公衆モードサービス領域と前記子機が登録されてい
    る自営モードサービス領域とが重なっている領域内に少
    なくとも前記自営用親機と前記子機とが位置し、時分割
    多元接続方式エアインタフェースにより、前記公衆用親
    機から前記子機に対して送信される公衆用制御信号によ
    り前記子機が前記公衆用親機と待ち受け接続されなが
    ら、前記自営用親機から前記子機に対して送信される自
    営用制御信号により前記子機が前記自営用親機とも待ち
    受け接続されているディジタルコードレス電話システム
    において、前記自営用親機は、前記公衆用親機から前記
    子機に対して送信される前記公衆用制御信号を受信して
    前記公衆用制御信号のタイミング情報を取得し、前記タ
    イミング情報に基づき、前記公衆用制御信号の送信周期
    のn(nは1以上の整数)倍の送信周期に従い、前記公
    衆用制御信号が収容されたタイムスロットに隣接するタ
    イムスロットに前記自営用制御信号を収容して送信し、
    前記公衆用制御信号を受信することができない場合に
    は、任意のタイムスロットにより前記自営用制御信号を
    送信することを特徴とするディジタルコードレス電話シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記自営用親機は、アンテナと、無線部
    と、コーデックと、加入者回路接続部と、通信制御部と
    を備え、前記通信制御部は前記無線部から復調出力され
    た前記公衆用制御信号を受けてデコードする第1の手段
    と、前記第1の手段のデコード出力を受けて前記公衆用
    制御信号の送信周期を検出する第2の手段と、前記第2
    の手段の送信周期検出出力を受けて前記自営用制御信号
    の送信周期を算出する第3の手段と、前記第3の手段の
    送信周期算出出力を受けて前記自営用制御信号をエンコ
    ードする第4の手段と、前記第3の手段にて算出された
    送信周期に基づき前記第4の手段にてエンコードされた
    前記自営用制御信号を送信する第5の手段とを備える
    とを特徴とする請求項1記載のディジタルコードレス電
    話システム。
  3. 【請求項3】 電源投入の第1のステップの後、前記公
    衆用親機から送信される前記公衆用制御信号を検索する
    第2のステップと、前記第2のステップの後、前記第2
    のステップの検索結果に基づき前記公衆用制御信号を受
    信できたかを判断する第3のステップと、前記第3のス
    テップの後、前記第3のステップの結 果により受信でき
    たと判断された場合には、前記公衆用制御信号に含まれ
    る送信周期情報を取得する第4のステップと、前記第4
    のステップの後、前記第4のステップで得られた前記送
    信周期情報に基づき前記自営用制御信号の送信周期を前
    記公衆用制御信号の送信周期のn(nは1以上の整数)
    倍に設定する第5のステップと、前記第5のステップの
    後、前記第5のステップで得られた前記自営用制御信号
    の送信周期に従って前記公衆用制御信号の隣接タイムス
    ロットにより前記自営用制御信号を送信開始する第6の
    ステップと、前記第3のステップの後、前記第3のステ
    ップの結果により受信できないと判断された場合には、
    任意のタイムスロットにより前記自営用制御信号を送信
    開始する第7のステップと、前記第6のステップ又は前
    記第7のステップの後、定常動作状態に移行する第8の
    ステップとを備えることを特徴とする請求項2記載のデ
    ィジタルコードレス電話システムに適用する通信制御方
  4. 【請求項4】 公衆用親機と自営用親機と子機とからな
    り、公衆モードサービス領域と前記子機が登録されてい
    る自営モードサービス領域とが重なっている領域内に少
    なくとも前記公衆用親機と前記子機とが位置し、時分割
    多元接続方式エアインタフェースにより、前記自営用親
    機から前記子機に対して送信される自営用制御信号によ
    り前記子機が前記自営用親機と待ち受け接続されなが
    ら、前記公衆用親機から前記子機に対して送信される公
    衆用制御信号により前記子機が前記公衆用親機とも待ち
    受け接続されているディジタルコードレス電話システム
    において、前記公衆用親機は、前記自営用親機から前記
    子機に対して送信される前記自営用制御信号を受信して
    前記自営用制御信号のタイミング情報を取得し、前記タ
    イミング情報に基づき、前記自営用制御信号の送信周期
    のn(nは1以上の整数)倍の送信周期に従い、前記自
    営用制御信号が収容されたタイムスロットに隣接するタ
    イムスロットに前記公衆用制御信号を収容して送信し、
    前記自営用制御信号を受信することができない場合に
    は、任意のタイムスロットにより前記公衆用制御信号を
    送信することを特徴とするディジタルコードレス電話シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記公衆用親機は、アンテナと、無線部
    と、コーデックと、加入者回路接続部と、通信制御部と
    を備え、前記通信制御部は前記無線部から復調出力され
    た前記自営用制御信号を受けてデコードする第1の手段
    と、前記第1の手段のデコード出力を受けて前記自営
    制御信号の送信周期を検出する第2の手段と、前記第2
    の手段の送信周期検出出力を受けて前記公衆用制御信号
    の送信周期を算出する第3の手段と、前記第3の手段の
    送信周期算出出力を受けて前記公衆用制御信号をエンコ
    ードする第4の手段と、前記第3の手段にて算出された
    送信周期に基づき前記第4の手段にてエンコードされた
    前記公衆用制御信号を送信する第5の手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項記載のディジタルコードレス電
    話システム。
  6. 【請求項6】 電源投入の第1のステップの後、前記
    用親機から送信される前記自営用制御信号を検索する
    第2のステップと、前記第2のステップの後、前記第2
    のステップの検索結果に基づき前記自営用制御信号を受
    信できたかを判断する第3のステップと、前記第3のス
    テップの後、前記第3のステップの結果により受信でき
    たと判断された場合には、前記自営用制御信号に含まれ
    る送信周期情報を取得する第4のステップと、前記第4
    のステップの後、前記第4のステップで得られた前記送
    信周期情報に基づき前記公衆用制御信号の送信周期を前
    自営用制御信号の送信周期のn(nは1以上の整数)
    倍に設定する第5のステップと、前記第5のステップの
    後、前記第5のステップで得られた前記公衆用制御信号
    の送信周期に従って前記自営用制御信号の隣接タイムス
    ロットにより前記公衆用制御信号を送信開始する第6の
    ステップと、前記第3のステップの後、前記第3のステ
    ップの結果により受信できないと判断された場合には、
    任意のタイムスロットにより前記公衆用制御信号を送信
    開始する第7のステップと、前記第6のステップ又は前
    記第7のステップの後、定常動作状態に移行する第8の
    ステップとを備えることを特徴とする請求項記載のデ
    ィジタルコードレス電話システムに適用する通信制御方
    法。
  7. 【請求項7】 隣接したタイムスロットに収容され送信
    される前記公衆用制御信号及び前記自営用制御信号を受
    信した前記子機は、前記公衆用制御信号と前記自営用制
    御信号とのうち前方に位置する方の前縁からさらに一定
    時間だけ早く前記子機の無線部の電源をオン制御し、前
    記公衆用制御信号と前記自営用制御信号とのうち後方に
    位置する方の後縁にて前記子機の無線部の電源をオフ制
    御することを特徴とする請求項1又は請求項4記載の
    ィジタルコードレス電話システム。
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