JP3055995B2 - シクロプロパンカルボン酸アミドおよび−チオアミド - Google Patents

シクロプロパンカルボン酸アミドおよび−チオアミド

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JP3055995B2 JP4011861A JP1186192A JP3055995B2 JP 3055995 B2 JP3055995 B2 JP 3055995B2 JP 4011861 A JP4011861 A JP 4011861A JP 1186192 A JP1186192 A JP 1186192A JP 3055995 B2 JP3055995 B2 JP 3055995B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般式I:
【0002】
【化2】 〔式中、nは0、1または2を表わし、但し、nが2を
表わす場合には、R2 は異なっていてもよく;A1 はメ
チレン基、エチレン基またはプロピレン基を表わし、但
し、これらの基は、1または2個のC1〜C3 −アルキ
ル基を有していてもよく;A2 はエチレン基またはプロ
ピレン基を表わし、但し、これらの基は、1または2個
のC1 〜C3 −アルキル基を有していてもよく;R1
水素原子、ハロゲン原子またはC1 〜C6 −アルキル基
を表わし;R2 はハロゲン原子またはC1 〜C3 −アル
キル基を表わし;Xは1〜3個の窒素原子または1個の
酸素原子もしくは硫黄原子を有するかまたは1または2
個の窒素原子およびヘテロ原子としての1個の酸素原子
もしくは硫黄原子を有する、C原子またはN原子により
結合された5員のヘテロ芳香族基、またはピラゾリル−
1−オキシ基もしくはトリアゾリル−1−オキシ基を表
わし、この場合これらの5員のヘテロ芳香族基は、これ
らの炭素環員に次の基:ニトロ、シアノ、C1 〜C6
アルキル、C1 〜C4 −ハロゲン化アルキル、C1〜C6
−アルコキシ、C1 〜C4 −ハロゲン化アルコキシ、
1 1〜C4 −アルキルチオ、C1 〜C4 −ハロゲン化
アルキルチオ、C1 〜C4−アルコキシ−C1〜C4 −ア
ルキル、C3 〜C8 −シクロアルキル、C2 〜C8 −ア
ルケニル、C2 〜C8 −アルキニル、アリールもしくは
アリール−C1 〜C10−アルキルを1〜3個有していて
もよく、但し、芳香族基は、その側にハロゲン原子を1
〜5個および/または次の基:C1 〜C4 −アルキル、
1 〜C4 −ハロゲン化アルキル、C1 〜C4 −アルコ
キシ、C1〜C4 −ハロゲン化アルコキシ、C1 〜C4
アルキルチオもしくはC1 〜C4 −ハロゲン化アルキル
チオを1〜3個有していてもよく;Yは酸素原子または
硫黄原子を表わす〕で示されるシクロプロパンカルボン
酸アミドおよび−チオアミドに関する。
【0003】更に、本発明は、該化合物の製造法、該化
合物を含有する殺虫剤および害虫を防除する方法に関す
る。
【0004】その上、本発明は、シクロプロパンカルボ
ン酸アミドおよび−チオアミドIを製造するための中間
生成物、即ち一般式VIII:
【0005】
【化3】 〔式中、符号nおよび置換基A2 、R1 およびR2 は前
記のものを表わす〕で示されるフェノールならびに一般
式X:
【0006】
【化4】 〔式中、置換基A1 、A2 、R1 およびXは前記のもの
を表わす〕で示されるアミンに関する。
【0007】
【従来の技術】刊行物の記載から、殺虫作用を有するシ
クロプロパンカルボン酸アミドは公知であるが(シクロ
プロパンカルボン酸−N−フェノキシフェノキシアルキ
ルアミド:欧州特許出願公開第258733号明細書、
欧州特許出願公開第350688号明細書およびドイツ
連邦共和国特許出願公開第3841433号明細書;シ
クロプロパンカルボン酸−N−アルコキシフェノキシア
ルキルアミド:欧州特許出願公開第285934号明細
書;シクロプロパンカルボン酸−N−6員環ヘテロアリ
ールオキシフェノキシアルキルアミド:欧州特許出願公
開第351617号明細書;シクロプロパンチオカルボ
ン酸アミド:ドイツ連邦共和国特許出願第号明細書)、
しかし該化合物の害虫に対する作用は、例えば使用量が
低い場合には必ずしも満足なものではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、害虫
の防除に適当な新規化合物ならびに該化合物の製造法お
よび該化合物の使用を提供することであった。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題に応じて、冒頭
に定義したシクロプロパンカルボン酸アミドおよび−チ
オアミドIが見い出された。更に、このシクロプロパン
カルボン酸アミドおよび−チオアミドを製造するための
方法および中間生成物、該化合物を含有する殺虫剤なら
びに該殺虫剤の使用方法が見い出された。
【0010】シクロプロパンカルボン酸アミドおよび−
チオアミドIは、種々の方法で入手可能である。
【0011】特に有利には、Yが酸素原子を表わすよう
な一般式Iの化合物は、一般式IIの4−ヒドロキシフ
ェノールエーテルを自体公知の方法で不活性の有機溶剤
中で塩基の存在下に一般式IIIのニトリルでエーテル
化して一般式IVのヒドロキノンジエーテルに変え、引続
きニトリル官能基を自体公知の方法で還元し、その後に
こうして得られた一般式Vの第一アミンを一般式VIの
活性化シクロプロパンカルボン酸で一般式VIIの相応
するアミドに変換し、VIIから保護基Rの脱離によっ
て一般式VIIIの相応するフェノールを遊離し、次に
自体公知の方法で一般式IXのヘテロアリールアルキル
化合物でエーテル化してIに変えることにより、得られ
る。
【0012】
【化5】
【0013】上記式II、IV、VおよびVII中、R
は、反応条件下で不活性の保護基、例えばC1 〜C6
アルキル基、例えばペンチル基、1−メチルブチル基、
2−メチルブチル基、3−メチルブチル基、2,2−ジ
メチルプロピル基、1−エチルプロピル基、ヘキシル
基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプ
ロピル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル
基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、
1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル
基、1,3−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチ
ル基、2,3−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブ
チル基、1−エチルブチル基、2−エチルブチル基、
1,1,2−トリメチルプロピル基、1,2,2−トリ
メチルプロピル基、1−エチル−1−メチルプロピル基
および1−エチル−2−メチルプロピル基、特にC1
4 −アルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基、1−メチルエチル基、ブチル基,1−メチルプロ
ピル基、2−メチルプロピル基および1,1−ジメチル
エチル基、殊に1,1−ジメチルエチル基を表わすか;
フェニル環に1〜5個のハロゲン原子、例えば弗素、塩
素、臭素および沃素、特に弗素、塩素および臭素を有す
ることができおよび/または次の基:C1 〜C4−アル
キル、例えばメチル、エチル、プロピル、1−メチルエ
チル、ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピ
ルおよび1,1−ジメチルエチル、特にメチル、エチ
ル、プロピル、1−メチルエチルおよび1,1−ジメチ
ルエチル、殊にメチル、エチルおよび1,1−ジメチル
エチル;C1 〜C4 −アルコキシ、例えばメトキシ、エ
トキシ、プロピルオキシ、1−メチルエトキシ、ブチル
オキシ、1−メチル−プロピルオキシ、2−メチルプロ
ピルオキシおよび1,1−ジメチルエトキシを1〜3個
有することができるベンジル基を表わすか;3回C1
6 −アルキル基によって置換されたおよび/または前
記したような非置換もしくは置換フェニルによって置換
されたシリル基、殊にトリメチルシリル基、第三ブチル
−ジメチルシリル基、フェニル−ジメチルシリル基およ
び第三ブチル−ジフェニルシリル基を表わすか;C1
4 −アルコキシ−C1 〜C4 −アルキル基、例えば1
または2位でメトキシ、エトキシ、プロピルオキシ、1
−メチルエトキシ、ブチルオキシ、1−メチル−プロピ
ルオキシ、2−メチルプロピルオキシおよび1,1−ジ
メチルエトキシによって置換されたメチル基、エチル
基、プロピル基、1−メチルエチル基、ブチル基、1−
メチルプロピル基、2−メチルプロピル基および1,1
−ジメチルエチル基、殊にメトキシメチル基を表わす
か、或いはC1 〜C4 −アルコキシ−エトキシ−C1
4 −アルキル基、例えば1または2位でメトキシエト
キシ、エトキシエトキシ、プロピルオキシエトキシ、1
−メチルエトキシエトキシ、ブチルオキシエトキシ、1
−メチル−プロピルオキシエトキシ、2−メチルプロピ
ルオキシエトキシおよび1,1−ジメチルエトキシエト
キシによって置換されたメチル基、エチル基、プロピル
基、1−メチルエチル基、ブチル基、1−メチルプロピ
ル基、2−メチルプロピル基および1,1−ジメチルエ
チル基、殊にメトキシエトキシメチル基を表わす。
【0014】式III 中のZ1 および式IX中のZ2 は、
互いに独立に、求核性脱離基、例えばハロゲン原子、例
えば殊に塩素原子、臭素原子および沃素原子、C1 〜C
4 −アルキルスルホニル基、例えばメチルスルホニル
基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、1−
メチルエチルスルホニル基、ブチルスルホニル基、1−
メチルプロピルスルホニル基、2−メチルプロピルスル
ホニル基および1,1−ジメチルエチルスルホニル基、
殊にメチルスルホニル基を表わすか;或いはフェニル環
に1〜5個のハロゲン原子、例えば弗素、塩素、臭素お
よび沃素、特に弗素、塩素および臭素を有することがで
きおよび/または次の基:C1 〜C4 −アルキル、例え
ばメチル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチ
ル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピルおよび
1,1−ジメチルエチル、特にメチル、エチル、プロピ
ル、1−メチルエチルおよび1,1−ジメチルエチル、
殊にメチル、エチルおよび1,1−ジメチルエチルを1
〜3個有することができるフェニルスルホニル基を表わ
す。
【0015】式III中のA3 は、1または2個のC1
〜C3 −アルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル
および1−メチルエチル、特にメチルおよびエチル、殊
にメチルを有することができるメチレン基またはエチレ
ン基を表わす。式VI中で、Lは、求核性の追出し可能
な脱離基、例えばハロゲン原子、例えば塩素原子、臭素
原子および沃素原子;C1 〜C4 −アルキルオキシ基、
例えばメチルオキシ基、エチルオキシ基、プロピルオキ
シ基、1−メチルエチルオキシ基、ブチルオキシ基、1
−メチルプロピルオキシ基、2−メチルプロピルオキシ
基および1,1−ジメチルエチルオキシ基、殊にメチル
オキシ基およびエチルオキシ基を表わす。
【0016】詳細には、反応は、次のようにして実施さ
れる: 反応工程A:エーテル化 (Houben-Weyl, Methoden der organischen Chemie, 第
VI/3巻,第1頁以降,第49頁以降,Thieme Verla
g, Stuttgart, 1965)
【0017】
【化6】 通常、エーテル化は、−20〜170℃、特に20〜1
30℃の温度で行なわれる。
【0018】エーテル化は、一般に20℃を上廻って十
分な速度で進行する。一般に、完全な反応のためには、
130℃を超えてはならない。反応は、熱発生下に進行
することができ、したがって有利には、冷却手段を備え
させることができる。
【0019】塩基としては、一般に無機の化合物、例え
ばアルカリ金属水酸化物およびアルカリ土類金属水酸化
物、例えば水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウムおよび水酸化カルシウム、アルカリ金属酸化物
およびアルカリ土類金属酸化物、例えば酸化リチウム、
酸化ナトリウム、酸化カルシウムおよび酸化マグネシ
ム、アルカリ金属水素化物およびアルカリ土類金属水素
化物、例えば水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素
化カリウムおよび水素化カルシウム、アルカリ金属炭酸
塩およびアルカリ土類金属炭酸塩、炭酸リチウム、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウムおよび炭酸カルシウム、アル
カリ金属炭酸水素塩、例えば炭酸水素ナトリウム、金属
有機化合物、殊にアルカリ金属アルキル、例えばメチル
リチウム、ブチルリチウムおよびフェニルリチウム、ア
ルカリ金属アルコラートおよびアルカリ土類金属アルコ
ラート、例えばナトリウムメタノラート、ナトリウムエ
タノラート、カリウムエタノラート、カリウム−第三ブ
タノラートおよびジメトキシマグネシウム、さらに有機
金属、例えば第三アミン、例えばトリメチルアミン、ト
リエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンおよびN
−メチルピペリジン、ピリジン、置換ピリジン、例えば
コリジン、ルチジンおよび4−ジメチルアミノピリジン
ならびに二環式アミンがこれに該当する。特に有利なの
は、水酸化カリウム、炭酸カリウム、ナトリウムメチラ
ート、ナトリウムエチラート、カリウム−第三ブチラー
トおよび水素化ナトリウムである。通常の場合には、少
なくとも等量の塩基が使用されるが、しかしこの塩基
は、過剰量で使用してもよいし、場合によっては溶剤と
して使用してもよい。
【0020】溶剤としては、例えば脂肪族炭化水素、例
えばペンタン、ヘキサン、シクロヘキサンおよび石油エ
ーテル、芳香族炭化水素、例えばトルオール、o−キシ
ロール、m−キシロールおよびp−キシロール、ハロゲ
ン化炭化水素、例えば塩化メチレン、塩化エチレン、ク
ロロホルムおよびクロルベンゾール、エーテル、例えば
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、第三ブチ
ルメチルエーテル、ジオキサン、アニソールおよびテト
ラヒドロフラン、ニトリル、例えばアセトニトリルおよ
びプロピオニトリル、ケトン、例えばアセトン、メチル
エチルケトン、ジエチルケトンおよび第三ブチルメチル
ケトン、アルコール、例えばメタノール、エタノールお
よびイソプロパノール、ならびに非プロトン性の双極性
溶剤、例えばジメチルスルホキシド、ジメチルホルムア
ミドおよびピリジン、特に有利にアセトニトリル、エタ
ノールおよびジメチルホルムアミドが適当である。
【0021】また、記載した溶剤の混合物を使用するこ
ともできる。
【0022】出発物質は、通常、化学量論的量で互いに
反応される。例えば、収量を上昇させるために、出発物
質の1つを0.1〜10モル当量、特に0.2〜1.5
モル当量の過剰量で使用することは、有利である。
【0023】式IIIもしくはIXの何れか一方の式中
のZ1 もしくはZ2 が塩素原子または臭素原子を表わす
場合には、反応は、一般に沃化カリウムの触媒的量の添
加によって促進させることができる。触媒は、通常5〜
20モル%の量で使用される。
【0024】反応工程B:還元 (Organikum ,第15版,第540頁以降,第614頁
以降,VEB DeutscherVerlag der Wissenschaften,Berli
n 1977)
【0025】
【化7】 通常、還元は、−30〜100℃、特に0〜80℃の温
度で行なわれる。
【0026】還元は、一般に0℃を上廻る温度で十分な
速度で進行する。一般に、完全な反応のためには、80
℃を超えてはならない。
【0027】還元剤としては、一般に複合水素化物、例
えば水素化アルミニウムリチウムおよび水素化硼素が当
てはまるかまたはラニー−ニッケルのような金属触媒の
存在下での元素状水素が当てはまる。特に有利なのは、
水素化アルミニウムリチウムおよび水素/ラニー−ニッ
ケルである。
【0028】通常は、少なくとも当量の還元剤が使用さ
れるが、しかしこれは過剰量で使用してもよい。
【0029】溶剤としては、例えば脂肪族炭化水素、例
えばペンタン、ヘキサン、シクロヘキサンおよび石油エ
ーテル、芳香族炭化水素、例えばトルオール、o−キシ
ロール、m−キシロールおよびp−キシロール、エーテ
ル、例えばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、第三ブチルメチルエーテル、ジオキサン、アニソー
ルおよびテトラヒドロフラン、アルコール、例えばメタ
ノール、エタノールおよびイソプロパノール、特に有利
にジエチルエーテルおよびテトラヒドロフランが適当で
ある。
【0030】また、記載した溶剤の混合物を使用するこ
ともできる。
【0031】反応工程C:アミド形成 (Organikum ,第15版,第511頁以降,VEB Deutsc
her Verlag der Wissen-schaften, Berlin1977)
【0032】
【化8】 通常、アミド形成は、−20〜100℃、特に0〜80
℃の温度で行なわれる。反応は、一般に0℃を上廻る温
度で十分な速度で進行する。一般に、完全な反応のため
には、80℃を超えてはならない。
【0033】溶剤としては、例えば脂肪族炭化水素、例
えばペンタン、ヘキサン、シクロヘキサンおよび石油エ
ーテル、芳香族炭化水素、例えばトルオール、o−キシ
ロール、m−キシロールおよびp−キシロール、ハロゲ
ン化炭化水素、例えば塩化メチレン、塩化エチレン、ク
ロロホルムおよびクロルベンゾール、エーテル、例えば
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、第三ブチ
ルメチルエーテル、ジオキサン、アニソールおよびテト
ラヒドロフラン、アルコール、例えばメタノール、エタ
ノールおよびイソプロパノール、ならびに非プロトン性
の双極性溶剤、例えばピリジン、特に有利にジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフランおよび塩化メチレンが適当
である。
【0034】また、記載した溶剤の混合物を使用するこ
ともできる。
【0035】反応工程D:エーテル分解 (Houben-Weyl, Methoden der organischen Chemie, 第
VI/1c巻,第314頁以降,ThiemeVerlag, Stuttg
art, 1976)
【0036】
【化9】 化合物VIIからの保護基Rの脱離は、同様に公知の方
法で溶剤中で酸または酸性触媒の存在下で行なわれる。
【0037】エーテルVIIは、一般に−20〜120
℃、特に20〜100℃の温度で分解される。
【0038】分解のための溶剤としては、エーテル化に
関連して前記したもの、殊にメタノール、エタノール、
クロロホルムおよびジオキサンならびに相応する混合物
が適当である。
【0039】酸および酸性触媒としては、無機酸、例え
ば弗化水素酸、塩酸、臭化水素酸、硫酸およびペルオキ
シ塩素酸、ルイス酸、例えば三弗化硼素、三塩化アルミ
ニウム、塩化鉄(III)、塩化錫(IV)、塩化チタ
ン(IV)および塩化亜鉛(II)、ならびに有機酸、
例えば蟻酸、酢酸、プロピオン酸、蓚酸、クエン酸およ
びトリフルオル酢酸が使用される。酸は一般に触媒量で
使用されるが、しかし酸は、等モル量、過剰量で使用し
てもよいし、場合によっては溶剤として使用してもよ
い。
【0040】反応工程E:エーテル化
【0041】
【化10】 生成物Iへの化合物VIIIのエーテル化は、一般に特
に反応工程Aに記載した条件により実施される。
【0042】Yが硫黄を表わすような一般式Iの化合物
は、有利には、Yが酸素原子を表わすような一般式Iの
シクロプロパンカルボン酸アミドを自体公知の方法で不
活性の有機溶剤中で硫黄逓伝試薬の存在下に反応させる
ことによって得られる。
【0043】硫黄逓伝試薬としては、P410またはラ
ウェッソン(Lawesson)試薬〔2,4−ビス−(4−メ
トキシフェニル)−1,3−ジチア−2,4−ジホスフ
ェタン−2,4−ジスルフィド〕が適当である。このよ
うな反応は、Houben-Weyl, Methoden der organischen
Chemie, 第E5巻,第1242頁以降,Thieme Verlag,
Stuttgart, 1985に記載されている。硫化は、一般
に0〜150℃、特に50〜120℃の温度で実施され
る。
【0044】溶剤としては、例えば脂肪族炭化水素、例
えば石油エーテル、芳香族炭化水素、例えばトルオール
およびキシロール、ハロゲン化炭化水素、エーテル、例
えば、ジオキサン、アニソール、グリコールジメチルエ
ーテルおよびジグリコールジメチルエーテル、ならびに
芳香族アミン、例えばピリジン、殊にトルオール、グリ
コールジメチルエーテルおよびピリジンが適当である。
【0045】化合物Iは、例えば一般式Xのアミンを自
体公知の方法で不活性の有機溶剤中で一般式VI´の活
性化シクロプロパンカルボン酸もしくはシクロプロパン
チオカルボン酸と反応させることによっても得られる。
【0046】
【化11】
【0047】式VI´中で、Lは求核性の追出し可能な
脱離基を表わす。Yが酸素原子を表わす場合には、求核
性脱離基としては、特にハロゲン原子、例えば弗素原
子、塩素原子、臭素原子および沃素原子、特に塩素原子
および臭素原子ならびにアルコキシ基、特にC1 〜C4
−アルコキシ基、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロ
ピルオキシ基、1−メチルエトキシ基、ブチルオキシ
基、1−メチル−プロピルオキシ基、2−メチルプロピ
ルオキシ基および1,1−ジメチルエトキシ基、殊にメ
トキシ基およびエトキシ基が適当である。
【0048】Yが硫黄原子を表わす場合には、求核性脱
離基としては、特にアルキルチオ基、特にC1 〜C4
アルキルチオ基、例えばメチルチオ基、エチルチオ基、
プロピルチオ基、1−メチルエチルチオ基、ブチルチオ
基、1−メチル−プロピルチオ基、2−メチルプロピル
チオ基および1,1−ジメチルエチルチオ基、殊にメチ
ルチオ基およびエチルチオ基が適当である。
【0049】通常、アミド形成は、−50〜150℃、
特に−20〜120℃の温度で行なわれる。
【0050】アミド形成は、一般に−20℃を上廻る温
度で十分な速度で進行する。一般に、完全な反応のため
には、120℃を超えてはならない。この反応は、熱の
発生下に進行することができ、したがって好ましくは、
冷却手段を備えていてもよい。
【0051】溶剤としては、例えば脂肪族炭化水素、例
えばペンタン、ヘキサン、シクロヘキサンおよび石油エ
ーテル、芳香族炭化水素、例えばトルオール、o−キシ
ロール、m−キシロールおよびp−キシロール、ハロゲ
ン化炭化水素、例えば塩化メチレン、塩化エチレン、ク
ロロホルムおよびクロルベンゾール、エーテル、例えば
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、第三ブチ
ルメチルエーテル、ジオキサン、アニソールおよびテト
ラヒドロフラン、アルコール、例えばメタノール、エタ
ノールおよびイソプロパノール、ならびに非プロトン性
の双極性溶剤、例えばピリジン、特に有利にジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフランおよび塩化メチレンが適当
である。
【0052】また、記載した溶剤の混合物を使用するこ
ともできる。
【0053】出発物質は、通常、化学量論的量で互いに
反応される。例えば、収量を上昇させるために、出発物
質の1つを0.1〜10モル当量、特に0.2〜1.5
モル当量の過剰量で使用することは、有利である。
【0054】一般式Xの前記方法に必要とされるアミン
は、一般式IIの4−ヒドロキシフェノールエーテルを
一般式IXのヘテロアリールアルキル化合物と反応させ
て一般式V´のジエーテルに変え、保護基を脱離し、こ
うして得られた一般式VIII´の相応するフェノール
を一般式IIIのニトリルでエーテル化して一般式IV
´のヒドロキノンジエーテルに変え、引続きニトリル官
能基を還元することによって得られる。
【0055】
【化12】
【0056】反応工程1:エーテル化 一般式V´のジエーテルへの化合物IIのエーテル化
は、一般に特に反応工程Aに記載した条件下で実施され
る。 反応工程2:エーテル分解 一般式VIII´のフェノールへの化合物V´のエーテ
ル分解は、一般に特に反応工程Dに記載した条件下で実
施される。 反応工程3:エーテル化 一般式IV´のジエーテルへの化合物VIII´のエー
テル化は、一般に特に反応工程Aに記載した条件下で実
施される。 反応工程4:還元 アミンXへの化合物IV´の還元は、一般に特に反応工
程Bに記載した条件下で実施される。
【0057】反応混合物は、通常、例えば水と混合し、
相を分離し、かつ場合によっては粗製生成物をクロマト
グラフィー処理により精製することによって後処理され
る。中間生成物および最終生成物は、一部が無色または
淡褐色の粘稠な油状物の形で生じ、これは減圧下で適度
に高められた温度で揮発性分と分離されるかまたは精製
される。中間生成物および最終生成物を固体として得る
場合には、精製は、再結晶または温浸によって行なうこ
ともできる。
【0058】式IXの反応に必要とされるヘテロアリー
ルアルキル誘導体は、公知であるか、商業的に入手可能
であるか、または一般に公知の方法により得ることがで
きる。
【0059】チオフェン誘導体を製造するための方法
は、例えば次の刊行物の記載から明かである:Comprehe
nsive Heterocyclic Chemistry, A.R.Katritzky および
C.W.Rees,第4巻,第863頁以降,Pergamon Press
1984,チアゾール誘導体、オキサゾール誘導体、イ
ソチアゾール誘導体、チアジアゾール誘導体およびオキ
サジアゾール誘導体、例えばComprehensive Heterocycl
ic Chemistry, A.R.Katritzky および C.W.Rees ,第6
巻,第131頁以降,第177頁以降,第235頁以
降,第365頁以降,第427頁以降,第545頁以
降,PergamonPress 1984;イミダゾール誘導体、例
えばAdvances in Heterocyclic Che-mistry,第27
巻,第242頁以降,1980,ピラゾール誘導体およ
びトリアゾール誘導体、例えばComprehensive Heterocy
clic Chemistry, A.R.KatritzkyおよびC.W.Rees,第5
巻,第167頁以降,第733頁以降,Pergamon Press
1984;イソオキサゾール誘導体、例えばドイツ連邦
共和国特許出願公開第2549962号明細書およびド
イツ連邦共和国特許出願公開第2754832号明細
書。
【0060】N−メチルアゾールは、一部がHeterocycl
es24,2233〜2237(1986)の記載から公
知であるかまたはこの刊行物に記載された方法によりア
ゾールをパラ−ホルムアルデヒドと反応させることによ
って得ることができる。
【0061】N−ヒドロキシピラゾールは、例えばドイ
ツ連邦共和国特許出願公開第3820738号明細書お
よびドイツ連邦共和国特許出願公開第3820739号
明細書に記載されており、N−ヒドロキシトリアゾール
は、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第39003
47号明細書に記載されているかまたはこの特許出願公
開明細書中に記載された方法により得ることができる。
【0062】殺虫剤へのシクロプロパンカルボン酸およ
び−チオアミドIの一定の使用に関連して、符号および
置換基としては次のものがこれに該当する: n 0、1または2、但し、nが2、特に0を表わす場合に
は、R2 基は、異なっていてよい。
【0063】A1 メチレン、エチレンまたはプロピレン、特にメチレンま
たはエチレン、殊にメチレン、但し、これらの基は、1
または2個のC1 〜C3 −アルキル基、例えばメチル、
エチル、プロピルおよび1−メチルエチル、特にメチル
およびエチル、殊にメチルを有していてもよい。
【0064】A2 エチレンまたはプロピレン、但し、これらの基は、1ま
たは2個のC1〜C3 −アルキル基、例えばメチル、エ
チル、プロピルおよび1−メチルエチル、特にメチルお
よびエチル、殊にメチルを有していてもよい。
【0065】R1 水素、ハロゲン、例えば弗素、塩素、臭素および沃素、
特に弗素、塩素および臭素、殊に弗素および塩素、また
はC1 〜C6 −アルキル、例えばメチル、エチル、プロ
ピル、1−メチルエチル、ブチル、1−メチル−プロピ
ル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、ペ
ンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メ
チルブチル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプ
ロピル、ヘキシル、1,1−ジメチルプロピル、1,2
−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、2−メチル
ペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、
1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチル、
1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル、
2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1
−エチルブチル、2−エチルブチル、1,1,2−トリ
メチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピル、1
−エチル−1−メチルプロピルおよび1−エチル−2−
メチルプロピル、特にC1 〜C3−アルキル、殊にメチ
ルおよびエチル;
【0066】R2 ハロゲン、例えば弗素、塩素、臭素および沃素、特に弗
素、塩素および臭素、殊に弗素および塩素、またはC1
〜C3 −アルキル、例えばメチル、エチル、プロピルお
よび1−メチルエチル、特にメチルおよびエチル、殊に
メチル;
【0067】X 1〜3個の窒素原子またはヘテロ原子としての1個の酸
素原子もしくは1個の硫黄原子を有するか或いは1また
は2個の窒素原子および1個の酸素原子もしくは1個の
硫黄原子を有する、1個のC原子または1個のN原子に
より結合された5員のヘテロ芳香族基、例えば2−フリ
ル、3−フリル、2−チエニル、3−チエニル、2−ピ
ロリル、3−ピロリル、3−イソオキサゾリル、4−オ
キサゾリル、5−オキサゾリル、3−イソチアゾリル、
4−イソチアゾリル、5−チアゾリル、1−ピラゾリ
ル、3−ピラゾリル、4−ピラゾリル、5−ピラゾリ
ル、2−オキサゾリル、4−オキサゾリル、5−オキサ
ゾリル、2−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾ
リル、2−イミダゾリル、1−イミダゾリル、1,2,
4−オキサジアゾール−3−イル、1,2,4−オキサ
ジアゾール−5−イル、1,2,4−チアジアゾール−
3−イル、1,2,4−チアジアゾール−5−イル、
1,2,4−トリアゾール−3−イル、1,2,4−ト
リアゾール−1−イル、1,2,4−トリアゾール−4
−イル、1,3,4−オキサジアゾール−2−イル、
1,3,4−チアジアゾール−2−イルおよび1,3,
4−トリアゾール−2−イル、特に1〜2個の窒素原子
および/またはヘテロ原子としての1個の酸素原子もし
くは硫黄原子を有するヘテロ芳香族基、殊に1−イミダ
ゾリル、3−イソオキサゾリル、5−イソオキサゾリ
ル、1,3,4−オキサジアゾール−2−イルおよび
1,3,4−チアジアゾール−2−イル;またはピラゾ
リル−1−オキシ基またはトリアゾリル−1−オキシ
基、但し、これらの5員のヘテロ芳香族基は、その炭素
環員に次の基:ニトロ、シアノ、ハロゲン、例えば弗
素、塩素、臭素および沃素、特に弗素、塩素および臭
素、殊に弗素および塩素を1〜3個有することができる
ものとし;
【0068】C1 〜C6 −アルキル、例えばメチル、エ
チル、プロピル、1−メチルエチル、ブチル、1−メチ
ル−プロピル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチル
エチル、ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチ
ル、3−メチルブチル、2,2−ジメチルプロピル、1
−エチルプロピル、ヘキシル、1,1−ジメチルプロピ
ル、1,2−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、
2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチル
ペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチル
ブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブ
チル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチ
ル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、1,1,2
−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピ
ル、1−エチル−1−メチルプロピルおよび1−エチル
−2−メチルプロピル、特にC1 〜C4 −アルキル、殊
にメチル、エチルおよびプロピル;
【0069】C1 〜C4 −ハロゲン化アルキル、特にC
1 〜C2 −ハロゲン化アルキル、例えばクロルメチル、
ジクロルメチル、トリクロルメチル、フルオルメチル、
ジフルオルメチル、トリフルオルメチル、クロルフルオ
ルメチル、ジクロルフルオルメチル、クロルジフルオル
メチル、1−フルオルエチル、2−フルオルエチル、
2,2−ジフルオルエチル、2,2,2−トリフルオル
エチル、2−クロル−2−フルオルエチル、2−クロル
−2,2−ジフルオルエチル、2,2−ジクロル−2−
フルオルエチル、2,2,2−トリクロルエチルおよび
ペンタフルオルエチル、殊にトリフルオルメチル;
【0070】C1 〜C6 −アルコキシ、例えばメチルオ
キシ、エチルオキシ、プロピルオキシ、1−メチルエチ
ルオキシ、ブチルオキシ、1−メチル−プロピルオキ
シ、2−メチルプロピルオキシ、1,1−ジメチルエチ
ルオキシ、ペンチルオキシ、1−メチルブチルオキシ、
2−メチルブチルオキシ、3−メチルブチルオキシ、
1,1−ジメチルプロピルオキシ、1,2−ジメチルプ
ロピルオキシ、2,2−ジメチルプロピルオキシ、1−
エチルプロピルオキシ、ヘキシルオキシ、2−メチルペ
ンチルオキシ、2−メチルペンチルオキシ、3−メチル
ペンチルオキシ、4−メチルペンチルオキシ、1,1−
ジメチルブチルオキシ、1,2−ジメチルブチルオキ
シ、1,3−ジメチルブチルオキシ、2,2−ジメチル
ブチルオキシ、2,3−ジメチルブチルオキシ、3,3
−ジメチルブチルオキシ、1−エチルブチルオキシ、2
−エチルブチルオキシ、1,1,2−トリメチルプロピ
ルオキシ、1,2,2−トリメチルプロピルオキシ、1
−エチル−1−メチルプロピルオキシおよび1−エチル
−2−メチルプロピルオキシ、特にC」1〜C」3−ア
ルコキシ、殊にメトキシおよびエトキシ;
【0071】C1 〜C4 −ハロゲン化アルコキシ、特に
1 〜C2 −ハロゲン化アルキルオキシ、例えばクロル
メチルオキシ、ジクロルメチルオキシ、トリクロルメチ
ルオキ、例えばクロルメチルオキシ、ジクロルメチルオ
キシ、トリクロルメチルオキシ、フルオルメチルオキ
シ、ジフルオルメチルオキシ、トリフルオルメチルオキ
シ、クロルフルオルメチルオキシ、ジクロルフルオルメ
チルオキシ、クロルジフルオルメチルオキシ、1−フル
オルエチルオキシ、2−フルオルエチルオキシ、2,2
−ジフルオルエチルオキシ、2,2,2−トリフルオル
エチルオキシ、2−クロル−2−フルオルエチルオキ
シ、2−クロル−2,2−ジフルオルエチルオキシ、
2,2−ジクロル−2−フルオルエチルオキシ、2,
2,2−トリクロルエチルオキシおよびペンタフルオル
エチルオキシ、殊にトリフルオルメトキシおよびジフル
オルメトキシ;
【0072】C1 〜C4 −アルキルチオ、例えばメチル
チオ、エチルチオ、プロピルチオ、1−メチルエチルチ
オ、ブチルチオ、1−メチル−プロピルチオ、2−メチ
ルプロピルチオおよび1,1−ジメチルエチルチオ、特
にC1 〜C2 −アルキルチオ、殊にメチルチオ;
【0073】C1 〜C4 −ハロゲン化アルキルチオ、特
にC1 〜C2 −ハロゲン化アルキルチオ、例えばクロル
メチルチオ、ジクロルメチルチオ、トリクロルメチルチ
オ、フルオルメチルチオ、ジフルオルメチルチオ、トリ
フルオルメチルチオ、クロルフルオルメチルチオ、ジク
ロルフルオルメチルチオ、クロルジフルオルメチルチ
オ、1−フルオルエチルチオ、2−フルオルエチルチ
オ、2,2−ジフルオルエチルチオ、2,2,2−トリ
フルオルエチルチオ、2−クロル−2−フルオルエチル
チオ、2−クロル−2,2−ジフルオルエチルチオ、
2,2−ジクロル−2−フルオルエチルチオ、2,2,
2−トリクロルエチルチオおよびペンタフルオルエチル
チオ、殊にトリフルオルメチルチオ;
【0074】前記したようなC1 〜C4 −アルコキシに
よって特に1または2位で置換された前記したようなC
1 〜C4−アルキル、例えばメトキシメチル、エトキシ
メチル、プロピルオキシメチル、1−メチルエトキシメ
チル、メトキシ−1−エチル、エトキシ−1−エチル、
プロピル−オキシ−1−エチル、1−メチルエトキシ−
1−エチル、メトキシ−2−エチル、エトキシ−2−エ
チル、プロピルオキシ−2−エチル、1−メチルエトキ
シ−2−エチル、メトキシ−1−プロピル、エトキシ−
1−プロピル、プロピルオキシ−1−プロピル、1−メ
チルエトキシ−1−プロピル、メトキシ−2−プロピ
ル、エトキシ−2−プロピル、プロピルオキシ−2−プ
ロピル、1−メチルエトキシ−2−プロピル、メトキシ
−3−プロピル、エトキシ−3−プロピル、プロピルオ
キシ−3−プロピル、1−メチルエトキシ−3−プロピ
ル、特にC1 〜C2 −アルコキシ−C1 〜C2−アルキ
ル、殊にメトキシメチル、エトキシメチルおよびメトキ
シエチル;C3 〜C8 −シクロアルキル、例えばシクロ
プロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル、シクロヘプチルおよびシクロオクチル、殊にシク
ロプロピル;
【0075】C2 〜C8 −アルケニル、特にC2 〜C6
−アルケニル、例えばエテニル、1−プロペニル、2−
プロペニル、1−メチルエテニル、1−ブテニル、2−
ブテニル、3−ブテニル、1−メチル−1−プロペニ
ル、2−メチル−1−プロペニル、1−メチル−2−プ
ロペニル、2−メチル−2−プロペニル、1−ペンテニ
ル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニ
ル、1−メチル−1−ブテニル、2−メチル−1−ブテ
ニル、3−メチル−1−ブテニル、1−メチル−2−ブ
テニル、2−メチル−1−ブテニル、3−メチル−2−
ブテニル、1−メチル−3−ブテニル、2−メチル−3
−ブテニル、3−メチル−3−ブテニル、1,1−ジメ
チル−2−プロペニル、1,2−ジメチル−1−プロペ
ニル、1,2−ジメチル−2−プロペニル、1−エチル
−1−プロペニル、1−エチル−2−プロペニル、1−
ヘキセニル、2−ヘキセニル、3−ヘキセニル、4−ヘ
キセニル、5−ヘキセニル、1−メチル−1−ペンテニ
ル、2−メチル−1−ペンテニル、3−メチル−1−ペ
ンテニル、4−メチル−1−ペンテニル、1−メチル−
2−ペンテニル、2−メチル−2−ペンテニル、3−メ
チル−2−ペンテニル、4−メチル−2−ペンテニル、
1−メチル−3−ペンテニル、2−メチル−3−ペンテ
ニル、3−メチル−3−ペンテニル、4−メチル−3−
ペンテニル、1−メチル−4−ペンテニル、2−メチル
−4−ペンテニル、3−メチル−4−ペンテニル、4−
メチル−4−ペンテニル、1,1−ジメチル−2−ブテ
ニル、1,1−ジメチル−3−ブテニル、1,2−ジメ
チル−1−ブテニル、1,2−ジメチル−2−ブテニ
ル、1,2−ジメチル−3−ブテニル、1,3−ジメチ
ル−1−ブテニル、1,3−ジメチル−2−ブテニル、
1,3−ジメチル−3−ブテニル、2,2−ジメチル−
3−ブテニル、2,3−ジメチル−1−ブテニル、2,
3−ジメチル−2−ブテニル、2,3−ジメチル−3−
ブテニル、3,3−ジメチル−1−ブテニル、3,3−
ジメチル−2−ブテニル、1−エチル−1−ブテニル、
1−エチル−2−ブテニル、1−エチル−3−ブテニ
ル、2−エチル−1−ブテニル、2−エチル−2−ブテ
ニル、2−エチル−3−ブテニル、1,1,2−トリメ
チル−2−ピロペニル、1−エチル−1−メチル−2−
プロペニル、1−エチル−2−メチル−1−プロペニル
および1−エチル−2−メチル−2−プロペニル、特に
2 〜C4 −アルケニル、殊にエテニル、1−プロペニ
ルおよび2−プロペニル;
【0076】C2 〜C8 −アルキニル、特にC2 〜C6
−アルキニル、例えば1−プロピニル、2−プロピニ
ル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル、1−
メチル−2−プロピニル、1−ペンチニル、2−ペンチ
ニル、3−ペンチニル、4−ペンチニル、1−メチル−
2−ブチニル、1−メチル−3−ブチニル、2−メチル
−3−ブチニル、3−メチル−1−ブチニル、1,1−
ジメチル−2−プロピニル、1−エチル−2−プロピニ
ル、1−ヘキシニル、2−ヘキシニル、3−ヘキシニ
ル、4−ヘキシニル、5−ヘキシニル、1−メチル−2
−ペンチニル、1−メチル−3−ペンチニル、1−メチ
ル−4−ペンチニル、2−メチル−3−ペンチニル、2
−メチル−4−ペンチニル、3−メチル−1−ペンチニ
ル、3−メチル−4−ペンチニル、4−メチル−1−ペ
ンチニル、4−メチル−2−ペンチニル、1,1−ジメ
チル−2−ブチニル、1,1−ジメチル−3−ブチニ
ル、1,2−ジメチル−3−ブチニル、2,2−ジメチ
ル−3−ブチニル、1−エチル−2−ブチニル、1−エ
チル−3−ブチニル、2−エチル−3−ブチニルおよび
1−エチル−1−メチル−2−プロピニル、特にC2
3 −アルキニル、殊にエチニルおよび1−プロピニ
ル;
【0077】アリール、例えばフェニル、1−ナフチル
および2−ナフチル、特にフェニルまたは前記したよう
なアリールによって置換された前記したようなC1 〜C
10−アルキル、特にC1 〜C6 −アルキル、特に前記し
たようなC1 〜C4 −アルキル、殊にメチル、エチルお
よびプロピル、但し、芳香族基は、その側で1〜5個の
ハロゲン原子、例えば弗素、塩素、臭素および沃素、特
に弗素、塩素および臭素、殊に弗素および塩素、および
/または次の基:C1 〜C4 −アルキル、例えばメチ
ル、エチル、プロピル、1−メチルエチル、ブチル、1
−メチル−プロピル、2−メチルプロピルおよび1,1
−ジメチルエチル、特にC1 〜C3 −アルキル、殊にメ
チルおよびエチル;
【0078】C1 〜C4 −ハロゲン化アルキル、特にC
1 〜C2 −ハロゲン化アルキル、例えばクロルメチル、
ジクロルメチル、トリクロルメチル、フルオルメチル、
ジフルオルメチル、トリフルオルメチル、クロルフルオ
ルメチル、ジクロルフルオルメチル、クロルジフルオル
メチル、1−フルオルエチル、2−フルオルエチル、
2,2−ジフルオルエチル、2,2,2−トリフルオル
エチル、2−クロル−2−フルオルエチル、2−クロル
−2,2−ジフルオルエチル、2,2−ジクロル−2−
フルオルエチル、2,2,2−トリクロルエチルおよび
ペンタフルオルエチル、殊にトリフルオルメチル;
【0079】C1 〜C4 −アルコキシ、例えばメチルオ
キシ、エチルオキシ、プロピルオキシ、1−メチルエチ
ルオキシ、ブチルオキシ、1−メチル−プロピルオキ
シ、2−メチルプロピルオキシおよび1,1−ジメチル
エチルオキシ、特にC1 〜C3 −アルコキシ、殊にメト
キシおよびエトキシ;
【0080】C1 〜C4 −ハロゲン化アルコキシ、特に
1 〜C2 −ハロゲン化アルキルオキシ、例えばクロル
メチルオキシ、ジクロルメチルオキシ、トリクロルメチ
ルオキシ、フルオルメチルオキシ、ジフルオルメチルオ
キシ、トリフルオルメチルオキシ、クロルフルオルメチ
ルオキシ、ジクロルフルオルメチルオキシ、クロルジフ
ルオルメチルオキシ、1−フルオルエチルオキシ、2−
フルオルエチルオキシ、2,2−ジフルオルエチルオキ
シ、2,2,2−トリフルオルエチルオキシ、2−クロ
ル−2−フルオルエチルオキシ、2−クロル−2,2−
ジフルオルエチルオキシ、2,2−ジクロル−2−フル
オルエチルオキシ、2,2,2−トリクロルエチルオキ
シおよびペンタフルオルエチルオキシ、殊にジフルオル
メトキシおよびトリフルオルメトキシ;
【0081】C1 〜C4 −アルキルチオ、例えばメチル
チオ、エチルチオ、プロピルチオ、1−メチルエチルチ
オ、ブチルチオ、1−メチル−プロピルチオ、2−メチ
ルプロピルチオおよび1,1−ジメチルエチルチオ、特
にC1 〜C3 −アルキルチオ、殊にメチルチオおよびエ
チルチオ;または
【0082】C1 〜C4 −ハロゲン化アルキルチオ、特
にC1 〜C2 −ハロゲン化アルキルチオ、例えばクロル
メチルチオ、ジクロルメチルチオ、トリクロルメチルチ
オ、フルオルメチルチオ、ジフルオルメチルチオ、トリ
フルオルメチルチオ、クロルフルオルメチルチオ、ジク
ロルフルオルメチルチオ、クロルジフルオルメチルチ
オ、1−フルオルエチルチオ、2−フルオルエチルチ
オ、2,2−ジフルオルエチルチオ、2,2,2−トリ
フルオルエチルチオ、2−クロル−2−フルオルエチル
チオ、2−クロル−2,2−ジフルオルエチルチオ、
2,2−ジクロル−2−フルオルエチルチオ、2,2,
2−トリクロルエチルチオおよびペンタフルオルエチル
チオ、殊にトリフルオルメチルチオ;
【0083】Y 酸素または硫黄。
【0084】特に有利なのは、置換基A1 が次のもの:
メチレン、エチレンまたはプロピレンを表わすような一
般式Iのシクロプロパンカルボン酸アミドおよび−チオ
アミドであり、この場合これらの置換基は、1または2
個のメチル基を有することができる。
【0085】また、特に有利なのは、置換基A2 が次の
もの:エチレンまたはプロピレンを表わすような一般式
Iのシクロプロパンカルボン酸アミドおよび−チオアミ
ドであり、この場合これらの置換基は、1または2個の
メチル基を有することができる。
【0086】それと共に、置換基R1 が次のもの:水
素、弗素、塩素、臭素またはメチルを表わすような一般
式Iのシクロプロパンカルボン酸アミドおよび−チオア
ミドは、有利である。
【0087】同様に、置換基R2 が次のもの:弗素、塩
素および/またはメチルを表わすような一般式Iのシク
ロプロパンカルボン酸アミドおよび−チオアミドも、有
利である。
【0088】更に、置換基Xが次の環X−1〜X−32
の中の1つを表わすような一般式Iのシクロプロパンカ
ルボン酸アミドおよび−チオアミドも、有利である。こ
れらの環に対して予想できる置換基は、一目瞭然なので
記載されておらず;A1 に対する結合は、.−で示され
ている。
【0089】
【化13】
【0090】
【化14】 一般式Iの特に好ましい化合物の例は、次の表1中に纏
めてある:
【0091】
【表1】
【0092】
【表2】
【0093】
【表3】
【0094】
【表4】
【0095】
【表5】
【0096】
【表6】
【0097】
【表7】
【0098】
【表8】
【0099】
【表9】
【0100】
【表10】
【0101】
【表11】
【0102】
【表12】
【0103】
【表13】
【0104】
【表14】
【0105】
【表15】
【0106】
【表16】
【0107】
【表17】
【0108】
【表18】
【0109】
【表19】
【0110】
【表20】
【0111】
【表21】
【0112】
【表22】
【0113】
【表23】
【0114】
【表24】
【0115】
【表25】
【0116】
【表26】
【0117】
【表27】
【0118】
【表28】
【0119】シクロプロパンカルボン酸アミドおよび−
チオアミドの合成のために、中間生成物として一般式V
IIIのフェノ−ルおよび一般式Xの第一アミンが使用
される。この場合、VIII中の置換基R1 、R2およ
びA2 ならびにX中のR1 、A1 、A2 およびXは、一
般に特に前記のものを表わす。
【0120】式Iの化合物は、昆虫類、蜘形類および線
虫類からの害虫を防除するのに適当である。この化合物
は、植物保護に使用してもよく、ならびに衛生分野、貯
蔵品保護の分野および獣医学的分野において殺虫剤とし
て使用してもよい。
【0121】害虫には次のものが含まれる。すなわち、
鱗翅目(Lepidoptera)の害虫には例えばア
グロテス・イプシロン(Agrotis ypsilo
n)、アグロテス・セゲタム(Agrotissege
tum)、アラバマ・アルジラセア(Alabama
argillacea)、アンチカルシア・ゲマタリス
(Anticarsia gemmatalis)、ア
ルジレスチア・コンジュゲラ(Arggresthia
conjugella)、オートグラファ・ガマ(A
utographa gamma)、ブパラス・ピニア
リウス(Bupalus piniarius)、カコ
エシア・ムリナナ(Cacoecia murinan
a)、カプア・レチキュラナ(Capua retic
ulana)、ケイマトビア・ブルマタ(Cheima
tobia brumata)、チョリストネウラ・フ
ミフェラナ(Choristoneura fumif
erana)、チョリストネウラ・オクシデンタリス
(Choristoneura occidental
is)、シルピス・ウニプンクタ(Cirphis u
nipuncta)、チデイア・ポモネーラ(Cydi
a pomonella)、デンドロリマス・ピニ(D
endrolimus pini)、ダイアファニア・
ニチダリス(Diaphania nitidali
s)、ダイアトラエア・グルンディオセーラ(Diat
raea grndiosella)、エアリアス・イ
ンスラナ(Eariasinsulana)、エラスモ
パルパス・リグノセーラス(Elasmopalpus
lignosellus)、オイポエシリア・アムピ
グエーラ(Eupoecilia ambiguell
a)、エベトリア・ブーリアナ(Evetria bo
uliana)、フェルチア・サブテーラネア(Fel
tia subterranea)、ガレリア メロネ
ーラ(Galleria mellonella)、グ
ラホリタ・フネブラナ(Grapholita fun
ebrana)、グラホリタ・モレスタ、(Graph
olita molesta)、ヘリオテス・アルミゲ
ラ(Heliothis armigera)、ヘリオ
テス・ピレセンス(Heliothis viresc
ens)、ヘリオテス・ジー(heliothis z
ea)、ヘールラ・アンダリス(Hellula un
dalis)、ヒベルニア・デフォリアリア(Hibe
rnia defoliaria)、ヒファントリア・
クネア(Hyphantria cunea)、ヒポノ
ムータ・マリネラス(Hyponomeuta mal
inellus)、ケイフェリア・リコペルシセーラ
(Keifferia lycopersicell
a)、ラムブディナ・フィセラリア(Lambdina
fiscellaria)、ラフィグマ・エクシグア
(Laphygma exigua)、ロイコプテラ・
カフィーラ(Leucoptera coffeell
a)、ロイコプテラ・シテルラ(Leucoptera
scitella)、リソコレーチス・ブランカルデ
ーラ(Lithocolletis blancard
ella)、ロベシア・ボトラナ(Lobesia b
otrana)、ロクソステーゲ・スティクティカリス
(Loxostege sticticalis)、リ
マントリア・ディスパー(Lymantria dis
par)、リマントリア・モナチャ(Lymantri
a monacha)、リオネチア・クレルケーラ(L
yonetia clerkella)、マラコソマ・
ノイストリア(Malacosoma neustri
a)、マメストラ・ブラシーカエ(Mamestra
brassicae)、オルギィア・プソイドツガタ
(Orgyia pseudotsugata)、オス
トリニア・ヌビラリス(Ostrinia nubil
alis)、パノリス・フラメア(Panolis f
lamea)、ペクチノフォラ・ゴシィピエーラ(Pe
ctinophora gossypiella)、ペ
リドロマ・サウシア(PeridromaSauci
a)、ファレラ・ブスファーラ(Phalera bu
cephala)、フトリマエア・オペルキュレーラ
(Phthorimaea operculell
a)、フィロチスティス・シトレーラ(Phylloc
hitiscitrella)、ピエリス・ブラシーカ
(Pieris brassicae)、プラティペナ
・スカルブラ(Plathypena scarbr
a)、プルテーラ・キシロステーラ(Plutella
xylostella)、プソイドプルシア・インク
ルデンス(Pseudoplusia include
ns)、フィアシオニア・フルストラナ(Phyaci
onia frustrana)、スクロビパルプラ・
アブソルタ(Scrobipalpula absol
uta)、シトトロガ・セレレーラ(Sitotrog
a cerelella)、スパルガノティス・ピレリ
アナ(Sparganothis pillerian
a)、スポドプテラ・フルジペルダ(Spodopte
ra frugiperda)、スポドプテラ・リトラ
リス(Spodoptera littorali
s)、スポドプテラ・リチュラ(Spodoptera
litura)、タウマトポエア・ピティオカムパ
(Thaumatopoea pityocamp
a)、トリトリックス・ビリダナ(Tortrix v
iridana),トリコプルシア・ニ(Tricho
plusia ni)、ザイラフェラ・カナデンシス
(Zeiraphera canadensis)が属
する。
【0122】鞘翅目(Coleoptera)としては
例えばアグリラス・シヌアタス(Agrilus si
nuatus)、アグリオテス・リネアタス(Agri
otes lineatus)、アグリオテス・オブス
キュラス(Agriotesabscurus)、アン
フィマーラス・ソルスティティアリス(Amphima
llus solstitialis)、アニサンドラ
ス・ディスパー(Anisandrus dispa
r),アンソノムス・グランディス(Anthonom
us grandis)、アンソノムス・ポモラム(A
nthonomus pomorum)、アトマリア・
リネアリム(Atomarialinearis)、ブ
ラストファグス・ピニペルダ(Blastophagu
s piniperda)、ブリトファガ・ウンダタ
(Blitophaga undata)、ブルカス・
ルフィマヌス(Bruchus rufimanu
s)、ブルカス・ピソラム(Bruchus piso
rum)、ブルカス・ベチュラエ(Bruchus b
etulae)、ブルカス・レンティス(Bruchu
s lentis)、カシィーダ・ネビュローサ(Ca
ssida nebulosa)、セロトマ・トリフル
カタ(Cerotoma trifurcata)、シ
ュートリーンカス・アッシミリス(Ceuthorrh
ynchus assimilis)、シュートリーン
カス・ナピ(Ceuthorrhynchus nap
i)、チャエトクネマ・ティビアリル(Chaetoc
nematibialis)、コノデラス・ベスペルテ
ィナス(Conoderusvespertinu
s)、クリオセリス・アスパラギー(Crioceri
sasparagi)、ダイアブロティカ・ロンジコロ
ニス(Diabrotica longicorni
s)、ダイアブロティカ・12−プンクタタ(Diab
rotica 12−punctata)、ダイアブロ
ティカ・ビルジフェラ(Diabrotica vir
gifera)、エピラシュナ・バリベスティス(Ep
ilachna varivestis)、エピトリッ
クス・ヒルティペニス(Epitrix hirtip
ennis)、オイティノボスラス・ブラシリエンシス
(Eutinobothrus brasiliens
is)、ヒロビウス・アビエティス(Hylobius
abietis)、ヒペラ・ポスティカ(Hyper
a postica)、ヒペラ・ブルネイペニス(Hy
pera brunneipennis)、イプス・テ
ィポグラファス(Ipstypographus)、レ
マ・ビリネアタア(Lema bilineata)、
レマ・メラノプス(Lema melanopus)、
レプチノタルサ・デセムリネアタ(Leptinota
rsa decemlineata)、リモニウス・カ
リフォルニカス(Limonius californ
icus)、リソルホプトラス・オリゾフィラス(Li
ssorhoptrus oryzophilus)、
メラノタス・コミュニス(Melanotus com
munis)、メリゲテス・アエネウス(Melige
thes aeneus)、メロロンタ・ヒポカスタニ
(Melolontha hippocastan
i)、メロロンタ・メロロンタ(Melolontha
melolontha)、オンレマ・オリーザ(On
lema oryzae)、オルティオリーンカス・サ
ルカタス(Ortiorrhynchus sulca
tus)、オルテゥオリーンカス・オバタス(Orti
orrhynchus ovatus)、ファエドン・
コックレアリア(Phaedon cochleari
ae)、ピロトレタ・クリソセファラ(Phyllot
reta chrysocephala)、フィロフィ
ガ・エスピー(Phyllophaga sp.)、フ
ィロペルサ・ホルティコラ(Phyllopertha
horticola)、フィロトレタ・ネモラム(P
hyllotreta nemorum)、フィロトレ
タ・ストリオラタ(Phyllotreta stri
olata)、ポピーリア・ジャポニカ(Popill
ia japonica)、シトナ・リネアタス(Si
tona lineatus)、シトフィラス・グラナ
リア(Sitophilus granaria)が属
する。
【0123】双翅目(Diptera)としてはアエデ
ス・アエジプティ(Aedes aegypti)、ア
エデス・ベクサンス(Aedes vexans)、ア
ナストレファ・ルーデンス(Anastrepha l
udens)、アノフェレス・マクリペニス(Anop
heles maculipennis)、セラティテ
ィス・カピタタ(Ceratitis capitat
a)、クリソミヤ・ベジーアナ(Chrysomya
bezziana)、クリソミヤ・ホミニポラックス
(Chrysomya hominivorax)、ク
リソミヤ・マセーラリア(Chrysomya mac
ellaria)、コンタリニア・ソルジヒコラ(Co
ntarinia sorghicola)、コルディ
ロビア・アンスロポファガ(Cordylobia a
nthropophaga)、キュレックス・ピピエン
ス(Culex pipiens)、ダカス・キュキュ
ルビテア(Dacus cucurbitae)、ダカ
ス・オレアレ(Dacusoleae)、ダシネウラ・
ブラシーカ(Dasineura brassica
e)、ファニア・カニキュラリス(Fannia ca
nicularis)、ガステロフィラス・インティテ
ィナリス(Gasterophilus intes
tinalis)、グロシア・モルシタンス(Glos
siamorsitans)、ヘマトビア・イリタンス
(Haematobia irritans)、ハプロ
ディプロシス・エケストリス(Haplodiplos
isequestris)、ヒーレミア・プラチュラ
(Hylemyia platura)、ヒポデルマ・
リネアタ(Hypoderma lineata)、リ
リオミザ・サチバエ(Liriomyza sativ
ae)、リリオミザ・トリフォリィ(Liriomyz
a trifolii)、ルシリア・カプリナ(Luc
ilia caprina)、ルシリア・クプリナ(L
uciliacuprina)、ルシリア・セリカタ
(Lucilia sericata)、リコリア・ペ
クトラリス(Lycoria pectorali
s)、マエティオラ・デストラクター(Mayetio
la destructor)、ムスカ・ドメスティカ
(Musca domestica)、ムシーナ・スタ
ビュランス(Muscina stabulans)、
オエストラス・オビス(Oestrus ovis)、
オッシネーラ・フリット(Oscinella fri
t)、ペゴミア・ヒソシャーミ(Pegomya hy
socyami)、フォルビア・アンティカ(Phor
bia antiqua)、フォルビア・ブラシーカ
(Phorbia brassicae)、フォレビア
・コアルクタタ(Phorbia coarctat
a)、ラゴレティス・セラシ(Rhagoletis
cerasi)、ラゴレティス・ポモネーラ(Rhag
oletis pomonella)、タバナス・ボビ
ヌス(Tabanus bovinus)、ティプラ・
オレラセア(Tipula oleracea)、ティ
プラ・パルドサ(Tipula paludosa)が
属する。
【0124】総翅目(Thysanoptera)とし
て例えばフランクリニエーラ・フスカ(Frankli
niella fusca)、フランクリニエーラ・オ
クシデンタリス(Frankliniella occ
identalis)、フランクリニエーラ・トリティ
シ(Frankliniella tritici)、
シルトスリップス・シトリ(Scirtothrips
citri)、スリップス・オリザエ(Thrips
oryzae)、スリップス・パルミ(Thrips
palmi)、スリップス・タバシ(Thrips
tabaci)、が属する。
【0125】膜翅目(Hymentoptera)とし
ては例えばアサリア・ロザエ(Athalia ros
ae)、アタ・セファロテス(Atta cephal
otes)、アタ・セックスデンス(Atta sex
dens)、アタ・テキサナ(Atta texan
a)、ホプロカンパ・ミヌタ(Hoplocampam
inuta)、ホプロカンパ・テスチュディネア(Ho
plocampa testudinea)、モノモリ
ウム・ハァラオニス(Monomoriumphara
onis)、ソレノプシス・ゲミナタ(Solenop
sisgeminata)、ソレノプシス・インビクタ
(Solenopsis invicta)が属する。
【0126】異翅亜目(Heteroptera)とし
ては例えばアクロステルナム・ヒラレ(Acroste
rnum hilare)、ブリサッス・ロイコプテラ
ス(Blissus leucopterus)、シル
トペルティス・ノタタス(Cyrtopeltis n
otatus)、ディスデルカス・シングラタス(Dy
sdercus cingulatus)、ディスデル
カス・インテルメディアス(Dysdercus in
termedius)、オイリーガスター・インテグリ
セプス(Eurygaster integricep
s)、オイチスタス・イミクティベントリス(Euch
istus imictiventris)、レプトグ
ローサス・フィロープス(Leptoglossusp
hyllopus)、リーガス・リネオラリス(Lyg
us lineolaris)、リーガス・プラテンシ
ス(Lygus pratensis)、ネザラ・ビリ
デゥラ(Nezara viridula)、ピエズマ
・カドラタ(Piesma quadrata)、ソル
ベア・インスラリス(Solubea insular
is)、ティアンタ・ペルディトール(Thyanta
perditor)が属する。
【0127】同翅亜目(Homoptera)の目には
例えばアシルトシフォン・オノブリーシス(Acyrt
hosiphon onobrychis)、アデルゲ
ス・ラリシス(Adelges laricis)、ア
フィドラ・ナスチュルティ(Aphidula nas
turtii)、アフィス・ファバエ(Aphisfa
bae)、アフィス・ポミ(Aphis pomi)、
アフィス・サンブシ(Aphis sambuci)、
ブラチーカウダス・カルデゥイ(Brachycaud
us cardui)、ブレブコリンネ・ブラシイーカ
(Brevicoryne brassicae)、セ
ロシィファ・ゴシィープイ(Cerosipha go
ssypii)、ドレフュシア・ノルドマンニィアナエ
(Dreyfusia nordmanniana
e)、ドレフュシア・ピセェア(Dreyfusia
piceae)、ドレフュシア・ラジコラ(Dreyf
usia radicola)、ディサウラコルツム・
プソイドソラニ(Dysaulacorthum ps
eudosolani)、エムポアスカ・ファベイー
(Empoasca fabei)、マクロシフム・ア
ベナエ(Macrosiphum avenae)、マ
クロシフム・オィフォルビア(Macrosiphum
euphorbiae)、マクロシフム・ロザエ(M
acrosiphum rosae)、メグーラ・ビシ
ア(Megoura viciae)、メトポロフィウ
ム・ディルホダム(Metopolophium di
rhodum)、ミゾデス・ペルシカエ(Myzode
s persicae)、ミザス・セラシー(Myzu
s cerasi)、ニラパルバタ・ルゲンス(Nil
aparvata lugens)、ペムフィガス・バ
ルサリウス(Pemphigus bursariu
s)、ペルキンシェラ・サッカリシィデ(Perkin
siella saccharicida)、フォロド
ン・フムリー(Phorodon humuli)、プ
シーラ・マリ(Psylla mali)、プシーラ・
ピリ(Psylla piri)、ロパロミーズス・ア
スカロニカス(Rhopalomyzus ascal
onicus)、ロパロシィフム・マイディス(Rho
palosiphum maidis)、サパフィス・
マラ(Sappaphis mala)、サパフィス・
マリー(Sappaphis mali)、シザフィス
・グラミナム(Schizaphis graminu
m)、シゾネウラ・ラヌジイノサ(Schizoneu
ra lanuginosa)、トリアロイロデス・バ
ポラリオラム(Trialeurodes vapor
ariorum)、ビテウス・ビティフォリー(Vit
eus vitifolii)。
【0128】等翅目(Isoptera)の目には例え
ばカロテルメス・フラビコーリス(Caloterme
s flavicollis)、ロイコテルミス・フラ
ビペス(Leucotermes flavipe
s)、レティキュリテルメス・ルシフグス(Retic
ulitermes lucifuqus)、テルメス
・ナタレンシス(Termes natalensi
s)。
【0129】直翅目(Orthoptera)の目には
例えばアチタ・ドメスチカ(Acheta domes
tica)、ブラッタ・オリエンタリス(Blatta
orientalis)、ブラッタ・ジェルマニカ
(Blatta germanica)、フォルフィキ
ュラ・アウリキュラリア(Forficula aur
icularia)、グリーロタルパ・グリーロタルパ
(Gryllotalpa gryllotalp
a)、ロカスタ・ミグラトリア(Locusta mi
gratoria)、メラノプラス・ビリッタタス(M
elanoplusbrittatus)、メラノプラ
ス・フェムル−ルブラム(Melanoplus fe
murrubrum)、メラノプラス・メキシカナス
(Melanoplus mexicanus)、メラ
ノプラス・サングイニペス(Melanoplus s
anguinipes)、メラノプラス・スプレタス
(Melanoplus spretus)、ノマダリ
クス・セプテムファシィアータ(Nomadacris
septemfasciata)、ペリプラネタ・ア
メリカーナ(Periplaneta america
na)、シストセルサ・アメリカーナ(Schisto
cerca americana)、シストセルサ・ペ
レグリナ(Schistocerca peregri
na)、スタウロノタス・マロッカナス(Stauro
notus maroccanus)、タキシネス・ア
シーナモラス(Tachycines asynamo
rus)。
【0130】蛛形類(Acarina)例えばアムブリ
オンマ・アメリカナム(Amblyomma amer
icanum)、アムブリオンマ・バリエガタム(Am
glyomma variegatum)、アルガス・
ペルシカス(Argas persicus)、ブーフ
ィラス・アンヌラタス(Boophilus annu
latus)、ブーフィラス・デコロラタス(Boop
hilusdecoloratus)、ブーフィラス・
ミクロプラス(Boophilusmicroplu
s)、ブレビパルパス・フェニシス(Brevipal
pusphoenicis)、ブリオビア・プラエティ
オサア(Bryobia praetiosa)、デル
マセントール・シルバラム(Dermacentor
silvarum)、エオテトラニーカス・カルピニ
(Eotetranychuscarpini)、エリ
オフェス・シエルドニ(Eriphyes sheld
oni)、ヘイアロムマ・トランカタム(Hyalom
ma truncatum)、イクソデス・リシナス
(Ixodes ricinus)、イクソデス・ルビ
カンダス(Ixodes rubicundus)、オ
ルニトドラス・マウバタ(Ornithodorus
moubata)、オトビンス・メグニニ(Otobi
ns megnini)、パラテラニーカス・ピロサス
(Parateranychus pilosus)、
ペルマニーサス・ガリーナエ(Permanyssus
gallinae)、フィロカプトラッタ・オレイボ
ラ(Phyllocaptrata oleivor
a)、ポリファゴタルソネムス・ラタス(Polyph
agotarsonemus latus)、プソロプ
テス・オビス(Psoroptes ovis)、リピ
セファラス・アペンディキュラタス(Rhipicep
halus appendiculatus)、リピセ
ファラス・エヴェルトシー(Rhipicephalu
s evertsi)、サクソプテス・スカビエイ(S
accoptes scabiei)、テトラニカス・
シンナバリナス(Tetranychus cinna
barinus)、テトラニカス・カンザワイ(Tet
ranychus kanzawai)、テトラニカス
・パシフィカス(Tetranychus pacif
icus)、テトラニカス・テラリウス(Tetran
ychus telarius)、テトラニカス・ウル
チィカエ(Tetranychus urtica
e)。
【0131】円虫類として例えば根状虫線虫例えばメロ
イドギーネ・ハプラ(Meloidogyne hap
la)、メロイドギーネ・インコグニタ(Meloid
ogyne incognita)、メロイドギーネ・
ジャバニカ(Meloidogyne javanic
a)。
【0132】包嚢形成線虫すなわちグロボデラ・ロスト
チーエンシス(Globoderarostochie
nsis)、ヘテロデラ・アベナエ(Heterode
raavenae)、ヘテロデラ・グリシナエ(Het
erodera glycinae)、ヘテロデラ・シ
ャツティー(Heterodera schati
i)、ヘテロデラ・トリフォロリー(Heterode
ra triflolii)、幹および葉線虫すなわち
ベロノライムス・ロンジカウダタス(Belonola
imus longicaudatus)、ジチレンカ
ス・デストラクター(Ditylenchus des
tructor)、ジチレンカス・ディプサシ(Dit
ylenchus dipsaci)、ヘリオコチレン
カス・マルチシンクタス(Heliocotylenc
hus multicinctus)、ロンジドラス・
エロンガタス(Longidorus elongat
us)、ラドフォラス・シミリス(Radopholu
s similis)、ロチレンカス・ロブスタス(R
otylenchus robustus)、トリコド
ラス・プリミティバス(Trichodorus pr
imitivus)、チレンコリーンカス・クレイトニ
(Tylenchorynchus clayton
i)、チレンコリーンカス・ドビウス(Tylench
orynchusdubius)、プラチーレンカス・
ネグレクタス(Pratylenchus negle
ctus)、プラチーレンカス・ペネトランス(Pra
tylenchus penetrans)、プラチー
レンカス・キュルビタタス(Pratylenchus
curvitatus)、プラチーレンカス・グッデ
ィイー(Pratylenchus goodeyi)
が属する。
【0133】有効物質はそのまま又は製剤形又はそれか
ら調整される適用形式例えば直接的に噴霧可能な溶液、
粉末、懸濁液、又は分散液、エマルジョン、油性分散
液、ペースト、ダスト剤、散布剤又は顆粒の形で噴霧、
ミスト法、ダスト法、散布法又は注入法によって適用す
ることができる。適用形式は、完全に使用目的に基づい
て決定される;いずれの場合にも、本発明の有効物質の
可能な限りの微細分が保証されるべきである。
【0134】直接飛散可能の溶液、乳濁液、ペースト又
は油分散液を製造するために、中位乃至高位の沸点の鉱
油留分例えば燈油又はディーゼル油、更にコールタール
油等、並びに植物性又は動物性産出源の油、脂肪族、環
状及び芳香族炭化水素例えばベンゾール、トルオール、
キシロール、パラフィン、テトラヒドロナフタリン、ア
ルキル置換ナフタリン又はその誘導体、メタノール、エ
タノール、プロパノール、ブタノール、クロロホルム、
四塩化炭素、シクロヘキサノール、シクロヘキサノン、
クロルベンゾール、イソフォロン等、強極性溶剤例えば
ジメチルフォルムアミド、ジメチルスルフォキシド、N
−メチルピロリドン、水が使用される。
【0135】水性使用形は乳濁液濃縮物、ペースト、又
は湿潤可能の粉末(噴射粉末、油分散液)より水の添加
により製造することができる。乳濁液、ペースト又は油
分散液を製造するためには、物質はそのまま又は油又は
溶剤中に溶解して、湿潤剤、接着剤、分散剤又は乳化剤
により水中に均質に混合されることができる。しかも有
効物質、湿潤剤、接着剤、分散剤又は乳化剤及び場合に
より溶剤又は油よりなる濃縮物を製造することもでき、
これは水にて希釈するのに適する。
【0136】表面活性物質としては次のものが挙げられ
る:リグニンスルフォン酸、ナフタリンスルフォン酸、
フェノールスルフォン酸、ジブチルナフタレンスルフォ
ン酸の各アルカリ塩、アルカリ土類塩、アンモニウム
塩、アルキルアリールスルフォナート、アルキルスルフ
ァート、アルキルスルフォナート、脂肪アルコールスル
ファート、脂肪酸及びそのアルカリ塩及びアルカリ土類
塩並びに硫酸化脂肪アルコールグリコールエーテルの
塩、スルフォン化ナフタリン及びナフタリン誘導体とフ
ォルムアルデヒドとの縮合生成物、ナフタリン或はナフ
タリンスルフォン酸とフェノール及びフォルムアルデヒ
ドとの縮合生成物、ポリオキシエチレン−オクチルフェ
ノールエーテル、エトキシル化イソオクチルフェノー
ル、オクチルフェノール、ノニルフェノール、アルキル
フェノールポリグリコールエーテル、トリブチルフェニ
ルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリエー
テルアルコール、イソトリデシルアルコール、脂肪アル
コールエチレンオキシド−縮合物、エトキシル化ヒマシ
油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、又はエトキ
シル化ポリオキシプロピレン、ラウリルアルコールポリ
グリコールエーテルアセタール、ソルビットエステル、
リグニン−亜硫酸廃液及びメチル繊維素。
【0137】粉末、散布剤及び振りかけ剤は有効物質と
固状担体物質とを混合又は一緒に磨砕することにより製
造することができる。使用形は有効物質を通常0.01
乃至95重量%殊に0.1乃至90重量%を含有する。
この際有効物質は純度90〜100%、好ましくは95
〜100%(NMRスペクトルによる)で使用される。
【0138】製剤例は以下の通りである。
【0139】I.5重量部の化合物2.06を、細粒状
カオリン95重量部と密に混和する。かくして有効物質
5重量%を含有する噴霧剤が得られる。
【0140】II.30重量部の化合物2.11を、粉
末状珪酸ゲル92重量部及びこの珪酸ゲルの表面上に吹
きつけられたパラフィン油8重量部よりなる混合物と密
に混和する。かくして良好な接着性を有する有効物質の
製剤が得られる(有効物質含有量は23重量%)。
【0141】III.10重量部の化合物2.08を、
キシロール90重量部、エチレンオキシド8乃至10モ
ルをオレイン酸−N−モノエタノールアミド1モルに付
加した付加生成物6重量部、ドデシルベンゾールスルフ
ォン酸のカルシウム塩2重量部及びエチレンオキシド4
0モルをヒマシ油1モルに付加した付加生成物2重量部
よりなる混合物中に溶解する(有効物質含有量は9重量
%)。
【0142】IV.20重量部の化合物2.14を、シ
クロヘキサノン60重量部、イソブタノール30重量
部、エチレンオキシド7モルをイソオクチルフェノール
1モルに付加した付加生成物5重量部及びエチレンオキ
シド40モルをヒマシ油1モルに付加した付加生成物5
重量部よりなる混合物中に溶解する(有効物質含有量は
16重量%)。
【0143】V.80重量部の化合物2.03を、ジイ
ソブチル−ナフタリン−α−スルフォン酸のナトリウム
塩3重量部、亜硫酸−廃液よりのリグニンスルフォン酸
のナトリウム塩10重量部及び粉末状珪酸ゲル7重量部
と充分に混和し、かつハンマーミル中において磨砕する
(有効物質含有量は80重量%)。
【0144】VI.90重量部の化合物2.10を、N
−メチル−α−ピロリドン10重量部と混合する時は、
極めて小さい滴の形にて使用するのに適する溶液が得ら
れる(有効物質含有量は90重量%)。
【0145】VII.20重量部の化合物2.04を、
シクロヘキサノン40重量部、イソブタノール30重量
部、エチレンオキシド7モルをイソオクチルフエノール
1モル付加した付加生成物20量部及びエチレンオキシ
ド40モルをヒマシ油1モルに付加した付加生成物10
重量部よりなる混合物中に溶解する。この溶液を水10
0000重量部に注入しかつ細分布することにより有効
物質0.02重量%を含有する水性分散液が得られる。
【0146】VIII.20重量部の化合物2.15
を、ジイソブチル−ナフタリン−α−スルフォン酸のナ
トリウム塩3重量部、亜硫酸−廃液よりのリグニンスル
フォン酸のナトリウム塩17重量部及び粉末状珪酸ゲル
60重量部と充分に混和し、かつハンマーミル中におい
て磨砕する。この混合物を水20000重量部に細分布
することにより有効物質0.1重量%を含有する噴霧液
が得られる。
【0147】粒状体例えば被覆−、浸透−及び均質粒状
体は、有効物質を固状担体物質に結合することにより製
造することができる。固状担体物質は例えば鉱物土例え
ばシリカゲル、珪酸、珪酸ゲル、珪酸塩、滑石、カオリ
ン、アタクレー、石灰石、石灰、白亜、膠塊粒土、石灰
質黄色粘土、粘土、白雲石、珪藻土、硫酸カルシウム、
硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、磨砕合成樹脂、
肥料例えば硫酸アンモニウム、燐酸アンモニウム、硝酸
アンモニウム、尿素及び植物性生成物例えば穀物粉、樹
皮、木材及びクルミ殻粉、繊維素粉末及び他の固状担体
物質である。
【0148】直ちに使用可能な調剤の場合の作用物質濃
度は、より広い範囲内で変動することができる。
【0149】一般に、作用物質濃度は、0.0001〜
10%の間、特に0.01〜1%の間にある。
【0150】また、作用物質は、良好な成果をもって超
低量法(ULV)で使用することもでき、この場合に
は、95重量%を上廻る作用物質を有する調製剤を散布
することができるか、或いはむしろ作用物質を添加剤な
しで散布することができる。
【0151】作用物質の使用量は、露地条件下で0.0
1〜10kg/ha、特に0.1〜1kg/haであ
る。
【0152】作用物質には、種々の型の油、除草剤、殺
菌剤、別の殺虫剤、殺菌剤を、場合によっては使用直前
で初めて(タンクミックス(Tankmix )法)添加するこ
とができる。これらの薬剤は、本発明による薬剤に1:
10〜10:1の重量比で混入することができる。
【0153】
【実施例】製造例 化合物を製造するための次に記載した方法は、エダクト
を変化させながら他の本発明による化合物を製造するた
めに利用された。相応する化合物およびその物理的デ−
タは、次の表から認めることができる。A:一般式VI
II:
【0154】
【化15】 シクロプロパンカルボン酸−N−2−(4−ヒドロキシ
フェノキシ−)エチルアミド(R1 =R2 =H;A2
CH2 CH2 )の中間生成物の製造
【0155】エタノール/水1000ml(10/1)
中のシクロプロパンカルボン酸−N−2−(4−第三ブ
トキシ−フェノキシ−)エチルアミド63.7g(0.
23モル)の溶液に濃厚なHCl 20ml(約1当
量)を添加し、かつ還流下に2時間加熱した。溶剤を濃
縮し、残留物に水を添加し、この混合物をpH7に調節
し、沈殿した沈殿物を吸引濾過した。収量:白色の結晶
物46.4g(91%)、融点115℃
【0156】一般式Iの作用物質の製造 実施例1 5−(4−シクロプロピルカルボニルアミノエトキシフ
ェノキシ−)メチル−3−イソプロピル−イソオキサゾ
ール(第2表中の化合物No.2.02)DMF60m
l中のNaH1.3g(1当量)(鉱油中の80%の分
散液)の懸濁液に室温で滴下法で、DMF70ml中の
Aで得られた化合物9.7g(44ミリモル)の溶液を
添加し、かつ1時間80℃に加熱した。DMF50ml
中の5−クロルメチル−3−イソプロピル−イソオキサ
ゾール7.0g(44モリモル)の溶液の添加後に6時
間120℃に加熱し、引続き溶剤を真空下に抽出し、残
留物を酢酸エチル中に入れ、かつ水で洗浄した。溶剤を
濃縮し、得られた固体をエタノールから再結晶させるこ
とにより、望ましいフェノールエーテル8.7g(57
%)、融点:76〜80℃が得られた。
【0157】実施例2 5−(4−シクロプロピルカルボニルアミノエトキシフ
ェノキシ−)メチル−2−シクロプロピル−1,3,4
−チアジアゾール(第2表中の化合物No.2.05)
VIIa 9.7g(44ミリモル)および5−クロル
メチル−2−シクロプロピル−1,3,4−チアジアゾ
ール7.6g(44ミリモル)を合成例2と同様にして
反応させることにより、エタノールからの粗製生成物の
再結晶後に望ましいフェノールエーテル7.9g(50
%)、融点:105〜112℃が得られた。
【0158】実施例3 5−(4−シクロプロピルチオカルボニルアミノエトキ
シフェノキシ−)メチル−3−イソプロピルイソオキサ
ゾール(第2表中の化合物No.2.10)化合物2.
02 5.85g(17ミリモル)およびトルオール1
00ml中のラウェッソン試薬6.9g(17ミリモ
ル)の懸濁液を1時間80℃に加熱した。溶剤を除去
し、粗製生成物をクロマトグラフィー処理により前精製
した(シリカゲル、シクロヘキサン/酢酸エチル=1/
1)。生成物をシクロヘキサン/酢酸エチルから再結晶
させることにより、望ましいチオアミド2.7g(44
%)、融点:95〜102℃が得られた。
【0159】実施例4 5−(4−シクロプロピルチオカルボニルアミノエトキ
シフェノキシ−)メチル−2−シクロプロピル−1,
3,4−チアジアゾール(第2表中の化合物No.2.
13)化合物2.05 4.3g(12ミリモル)およ
びトルオール100ml中のラウェッソン試薬5.6g
(13.8ミリモル)の懸濁液を1.5時間80℃に加
熱した。溶剤を除去し、粗製生成物をクロマトグラフィ
ー処理により前精製した(シリカゲル、シクロヘキサン
/酢酸エチル=1/1)後、望ましいチオアミド3.9
g(87%)、融点:114〜116℃が得られた。
【0160】
【表29】
【0161】
【表30】
【0162】使用例 一般式Iの化合物の殺虫作用は、次の試験によって示す
ことができる:作用物質を a)アセトン中の0.1%の溶液としてかまたは b)シクロヘキサノール70重量%、ネカニル(Nekani
l)(登録商標)LN20重量%(ルテンソル Lutenso
l(登録商標)AP6、エトキシル化アルキルフェノー
ルを基礎とした乳化作用および分散作用を有する湿潤
剤)およびエマルホル(Emulphor)(登録商標)EL1
0重量%(エムラン(Emulan)(登録商標)EL、エト
キシル化脂肪アルコールを基礎とした乳化剤)からなる
混合物中の10%の乳濁液として散布し、かつ望ましい
濃度に相応してa)の場合にはアセトンで希釈したかも
しくはb)の場合には水で希釈した。
【0163】試験の完結後にそれぞれ最も低い濃度を測
定し、この場合化合物は、未処理の対照試験と比較して
なお80〜100%の抑制率もしくは死亡率を生じさせ
た(作用の増大もしくは最小濃度)。
【0164】A)プロデニア・リトゥラ(Prodenia lit
ura )(エジプトワタムシ Aegypt.Baumwollwurm)、
飼育試験 試験容器の底面を作用物質のアセトン溶液で湿潤させ、
かつ溶剤の蒸発後に第4幼生期の幼虫5匹を置いた。4
時間後、死亡率を測定した。この試験の場合、化合物
2.01、2.04、2.09、2.13および2.1
5は、0.0001〜0.0004ppmの作用の増大
を示した。
【0165】B)プロデニア・リトゥラ(Prodenia lit
ura )(エジプトワタムシ Aegypt.Baumwollwurm)、
形態発生 成長段階L3(10〜12mm)の5匹の幼虫を標準培
養基(水3.1 l、寒天80g、ビール酵母137
g、トウモロコシ粉515g、コムギ胚芽130gなら
びに常用の添加剤およびビタミン(ウェッソン(Wesso
n)塩20g、ニパギン(Nipagin )5g、ソルビン5
g、セルロース10g、アスコルビン酸18g、ルタビ
ト(Lutavit )(登録商標)ブレンド1g(ビタミ
ン)、アルコール性ビオチン溶液5ml)上に置き、こ
の場合には、この標準培養基は、予め水性作用物質処理
液で湿潤させておいた。
【0166】観察は、作用物質なしの対照試験の場合に
蛹になるまで続けられた。この試験時間の間に生じた成
長の変化を標準の成長と比較して評価した。
【0167】この試験の場合、化合物2.01、2.0
4、2.09、2.13および2.15は、0.001
〜0.0004ppmの作用の増大を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C07D 249/08 503 C07D 261/08 261/08 261/12 261/12 263/32 263/32 263/34 263/34 263/38 263/38 263/40 263/40 271/06 271/06 271/10 271/10 275/02 275/02 277/22 277/22 285/08 285/08 307/42 285/12 333/16 285/13 A01N 53/00 510 307/42 C07D 285/12 A 333/16 C (72)発明者 ウヴェ、カルドルフ ドイツ連邦共和国、6800、マンハイム、 1、4、デー3 (72)発明者 ヴォルフガング、クリーク ドイツ連邦共和国、6721、ヴァインガル テン、ザールシュトラーセ、17 (72)発明者 クリストフ、キュナスト ドイツ連邦共和国、6701、オターシュタ ット、ザリールシュトラーセ、2 (56)参考文献 特開 平2−124860(JP,A) 特開 平2−72146(JP,A) 特開 昭63−258840(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 231/10 - 231/12 A01N 53/12 C07D 233/64 - 233/70 C07D 249/08 503 C07D 261/08 - 261/12 C07D 263/32 - 263/40 C07D 271/06 - 271/10 C07D 275/02 C07D 277/22 C07D 285/08 C07D 285/12 - 285/13 C07D 307/42 C07D 333/16 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式I: 【化1】 〔式中、nは0、1または2を表わし、但し、nが2を
    表わす場合には、R2は異なっていてもよく;A1 はメ
    チレン基、エチレン基またはプロピレン基を表わし、但
    し、これらの基は、1または2個のC1 〜C3 −アルキ
    ル基を有していてもよく;A2 はエチレン基またはプロ
    ピレン基を表わし、但し、これらの基は、1または2個
    のC1 〜C3 −アルキル基を有していてもよく;R1
    水素原子、ハロゲン原子またはC1 〜C6 −アルキル基
    を表わし;R2 はハロゲン原子またはC1 〜C3 −アル
    キル基を表わし;Xは1〜3個の窒素原子または1個の
    酸素原子もしくは硫黄原子を有するかまたは1または2
    個の窒素原子およびヘテロ原子としての1個の酸素原子
    もしくは硫黄原子を有する、C原子またはN原子により
    結合された5員のヘテロ芳香族基、またはピラゾリル−
    1−オキシ基もしくはトリアゾリル−1−オキシ基を表
    わし、この場合これらの5員のヘテロ芳香族基は、これ
    らの炭素環員に次の基:ニトロ、シアノ、C1 〜C6
    アルキル、C1 〜C4 −ハロゲン化アルキル、C1〜C6
    −アルコキシ、C1 〜C4 −ハロゲン化アルコキシ、
    1 〜C4 −アルキルチオ、C1 〜C4 −ハロゲン化ア
    ルキルチオ、C1 〜C4 −アルコキシ−C1 〜C4 −ア
    ルキル、C3 〜C8 −シクロアルキル、C2 〜C8 −ア
    ルケニル、C2〜C8 −アルキニル、アリールもしくは
    アリール−C1 〜C10−アルキルを1〜3個有していて
    もよく、但し、芳香族基は、その側にハロゲン原子を1
    〜5個および/または次の基:C1 〜C4 −アルキル、
    1 〜C4 −ハロゲン化アルキル、C1 〜C4 −アルコ
    キシ、C1 〜C4 −ハロゲン化アルコキシ、C1 〜C4
    −アルキルチオもしくはC1 〜C4 −ハロゲン化アルキ
    ルチオを1〜3個有していてもよく;Yは酸素原子また
    は硫黄原子を表わす〕で示されるシクロプロパンカルボ
    ン酸アミドおよび−チオアミド。
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