JP3055667U - 商品の自動販売機による無人抽選・景品システム - Google Patents

商品の自動販売機による無人抽選・景品システム

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JP3055667U JP1998006139U JP613998U JP3055667U JP 3055667 U JP3055667 U JP 3055667U JP 1998006139 U JP1998006139 U JP 1998006139U JP 613998 U JP613998 U JP 613998U JP 3055667 U JP3055667 U JP 3055667U
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石川 幸市
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 購入した商品以外の商品が景品として返還さ
れる抽選機能を備えた商品の自動販売機による無人抽選
・景品システムの提供。 【解決手段】 商品保管部の一部に設けられ,販売され
る商品以外の商品を保管する景品保管部と,販売可ボタ
ン4をそれぞれ抽選ランプとし,この抽選ランプを点滅
させ,景品法の範囲内において任意の景品が選択される
抽選機能と,景品とその当選確率とを初期設定する機能
と,抽選ランプのいずれか1つのランプに,抽選機能を
開始・停止する機能を設けた開始・停止ボタン5とを設
け,つり銭が払い出された後,抽選機能の開始ボタンを
オンして抽選を開始し,抽選機能の停止ボタンをオンし
て抽選を停止し,当りの時は景品保管部内の景品が取り
出し口9に取り出された後,又は,はずれの時ははずれ
が表示された後,選択した商品を取り出し口から取り出
し可能としたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は,各種商品の自動販売機に関するもので,特に販売する商品以外の 商品がある当選確率で景品として当たる抽選機能を備えた商品の自動販売機によ る無人抽選・景品システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,清涼飲料等の各種の商品の自動販売機は,24時間,年中無休で対面販 売の煩わしさから開放される手軽な店舗として,又,人件費が節約出来る等のた めに,全国に普及している。例えば,清涼飲料等の自動販売機では米が景品とし て当たるようになっているものがあり,又,その他の自動販売機では,抽選のた めの応募券が出るもの等がある。
【0003】 一般的に,このような自動販売機の場合,図9に示すように,これらの自動販 売機50の前面パネル51には,商品の種類に対応する数の商品選択ボタン52 ,お金を投入するための投入口53,つり銭の返却口54,選択された商品を取 り出すための取り出し口55が配列されている。
【0004】 購買者が,商品を買う場合には,まず,投入口53にお金を入れた後,希望の 商品選択ボタン52をオンすると,つり銭が返却口54に返却されるとともに, 選択された商品は,景品保管部(図示せず)から取り出し口55に落下し,取り 出すことが出来るように構成されている。
【0005】 又,図10に示すように,応募券が景品として当たるように構成されている自 動販売機の場合には,マスコミを介して宣伝・広告した後(ステップ80),販 売業者が商品を販売し(ステップ61),お客様である購買者が商品を購入する (ステップ62)。この際の景品が応募券である形式の自動販売機には,購買者 はこの応募券を葉書に添付して応募する(ステップ63)。
【0006】 次いで,販売業者により応募葉書の仕訳分類がなされた後(ステップ64), 葉書の抽選が行われ(ステップ65),販売業者から当選通知が購買者に通知さ れるとともに(ステップ66),新聞等に当選発表や広告がなされる(ステップ 67)。さらに,販売業者は当選者のリストに基づいて配送手続が行われ(ステ ップ68),景品の発送が行われる(ステップ69),ようやく購買者は景品を 入手することが出来る(ステップ70)。
【0007】
【考案が解決しようとする問題点】
このようにほとんどの自動販売機50の場合には,お金を投入口53に投入し ,商品とつり銭を受け取ることで販売が終了するように構成されている。しかし ながら,自動販売機50は,無人販売であるため販売業者のサービスは全く期待 出来ず,その上,商品を買う時の楽しみ等全くなく,無味乾燥であった。そのた め,販売業者は購買者へ対して何らかのサービスを提供したいとの希望があった 。
【0008】 一方,米の自動販売機の場合のように,米を購入したのに再度米が景品として 当たるのでは余り面白味がない。その上,販売業者の宣伝広告費,人件費等がか かるという問題がある。
【0009】 又,図10に示すように,応募券が景品として当たるように構成されている自 動販売機の場合には,上記の費用の他に応募者のリストの整理に伴う経費,抽選 の遂行に伴う経費,当選者への連絡業務に伴う経費,景品の発送や納品の確認に 伴う経費,ハガキ等の郵送費,景品発送に伴う経費,応募ハガキの私書箱代,場 所代,ハガキの廃棄処理に伴う経費等がかかるという問題がある。
【0010】 販売業者側では,このような経費をおさえて,その分購買者へ還元してサービ スしたいとの要望が強く,又,購買者側においても自動販売機の簡便さと相反す る抽選の応募券の発送の手間,購買した商品以外の商品を景品として得たいとの 要望があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係わる考案は,お金の投入口と,販売される商品の種類にそれぞれ 対応する複数の商品選択ボタンと,この商品選択ボタンにそれぞれ対応するとと もに,商品が販売可能状態で点灯する販売可ボタンと,商品を保管する商品保管 部と,商品の取り出し口とを備え,投入口にお金を投入して所望の商品選択ボタ ンをオンしてつり銭を払い出すとともに,取り出し口から選択した商品を取り出 す商品の自動販売機において,商品保管部の一部に設けられ,販売される商品以 外の商品を保管する景品保管部と,販売可ボタンをそれぞれ抽選ランプとし,こ の抽選ランプを点滅させ,景品法の範囲内において任意の景品が選択される抽選 機能と,景品とその当選確率とを初期設定する機能と,抽選ランプのいずれか1 つのランプに,抽選機能を開始・停止する機能を設けた開始・停止ボタンとを設 け,つり銭が払い出された後,抽選機能の開始ボタンをオンして抽選を開始し, 抽選機能の停止ボタンをオンして抽選を停止し,当りの時は景品保管部内の景品 が取り出し口に取り出された後,又は,はずれの時ははずれが表示された後,選 択した商品を取り出し口から取り出し可能としたものである。
【0012】 さらに,請求項2に係わる考案は,つり銭が払い出された後,抽選機能の開始 ボタンをオンして抽選を開始する代わりに,つり銭が払い出されると同時に抽選 機能の開始ボタンが自動的にオンする機能を設けたものである。
【0013】 さらに,請求項3に係わる考案は,抽選機能の停止ボタンをオンして前記抽選 を停止する代わりに,抽選機能を停止する停止ボタンが自動的にオンして抽選機 能を停止するようにしたものである。
【0014】 さらに,請求項4に係わる考案は,景品とこの景品の当選確率とが初期設定さ れない時は,抽選機能は動作開始しないようにしたものである。
【0015】 さらに,請求項5に係わる考案は,つり銭が返却された後,抽選機能が動作開 始するようにしたものである。
【0016】
【考案の実施の形態】
この考案の実施例を,図1〜図8に基づいて詳細に説明する。 図1〜図8はこの考案の実施例を示すもので,図1は自動販売機1の要部正面 図である。図2〜図4は自動販売機1の動作手順を示す説明図で,図2は商品の 販売待機状態からつり銭が返却口に出てくるまでの手順を示す説明図,図3は抽 選の開始から停止するまでの手順を示す説明図,図4は抽選終了後,商品が取り 出し口に出てくるまでの手順を示す説明図である。図5は景品を初期設定する手 順を示す説明図,図6は当選確率を初期設定する手順を示す説明図,図7は抽選 ランプの点灯パターンを示す図,図8は購買者が景品を入手するまでの手順を示 すフローである。
【0017】 図1〜図4において,1は自動販売機で,内部には販売する商品を保管する商 品保管部(図示せず)が設けられており,この商品保管部の一部には,景品とな る商品が収納されている景品保管部(図示せず)が設けられており,いずれも後 述する商品の取り出し口9と連通している。
【0018】 自動販売機1の前面パネル2の上端部には,取り扱い商品にそれぞれ対応する 数だけ商品選択ボタン3が配列されている。この実施例の場合には,商品選択ボ タン3は12個配列されている。この商品選択ボタン3のそれぞれ下方には,そ れぞれ対応する商品が販売可能な状態であることを表示する販売可ランプ4が商 品選択ボタン3の数だけ明るく点灯している。なお,商品が欠品している場合に は,この商品の商品選択ボタン3に対応する販売可ボタン4は消灯している。
【0019】 販売可ランプ4の一方の端,この実施例の場合には,第12番目の販売可ボタ ン4には,後述する抽選機能を開始・停止する機能も設けられた開始・停止ボタ ン5ともなっている。なお,抽選機能の開始・停止機能を設けた開始・停止ボタ ン5は,この実施例のように,12番目に限定されるこなく,後述する抽選ラン プ(販売可ボタン4)のいずれにもうけられても良い。
【0020】 この自動販売機1には,抽選機能が内蔵されており,販売可ボタン4は,図7 に示すような点灯パターンを示す抽選ランプとなっている。従って,抽選の開始 にあたって抽選の開始・停止ボタン5をオンすると,抽選ランプ4(販売可ラン プ4)は,1番目から12番目まで各抽選ランプ4が順番に点灯するように構成 されている。抽選ランプ4(販売可ランプ4)の点滅中に再度開始・停止ボタン 5をオンすると抽選機能が停止して販売可ボタン4の点滅動作が停止するように 構成されている。
【0021】 6はお金の投入口で,硬貨投入口6bとお札の投入口6aとが設けられている 。7は販売手順を音声で指示するためのスピーカである。8は抽選の景品とその 当選確率とを初期設定する表示画面で,自動販売機1の内部に設けられており, 前面パネル2には設けられていない。9は選択された商品の取り出し口で,販売 される商品が収納されている商品保管部と景品として取り出される景品保管部と も連通している。10はつり銭の返却口で,10aは釣りお札の返却口,10b は釣り硬貨の返却口である。
【0022】 ここで,抽選の景品としては,その場で得られる購入した景品やその他の景品 あるいは景品引換券等が当たる。そして,景品引換券としては,例えば,自転車 引換券,牛肉引換券,百貨店の商品券,図書券,旅行権,ホテル・旅館の宿泊券 ,紳士・婦人洋服仕立券,映画鑑賞券,遊園地入場券,電化製品引換券,玩具引 換券,テレホンカード,鉄道会社が発行する乗車用のプリペイドカード,スイミ ングスクール受講券,お米券,ゴルフレッソン受講券,航空券,ビール券,CD ・レコード券,美術鑑賞券,スポーツクラブ・ジム入場券,英会話教室受講券, テニスレッスン受講券,エステ・美容・美顔コース券,各種割引券,各種優待券 等が設定出来るように構成されており,これらの商品は景品保管部に収納される 。
【0023】 なお,この実施例の場合には,抽選の景品,当選確率を初期設定しない場合に は,抽選機能は動作しないように構成されているが,この考案はこれに限定され るものではない。
【0024】 まず,景品として図書券が景品保管部に収納されている場合について,各図書 券の金額及びその当選確率を初期設定する場合について説明する。 図5は景品である図書券の各等級の金額の設定手順,図6は各等級におけるそ れぞれ当選確率の設定手順の一例をそれぞれ示すものである。
【0025】 表示画面8の初期表示画面では,景品の金額の設定表示画面20となっており ,1等から3等までの景品の金額の設定はすべてOFFと表示されている。 ここで,景品は図書券であるから,1等の場合の図書券の金額を10,000 円,当選確率1%に設定する場合について説明する。なお,表示画面8および選 択ボタン11,設定キー12,デジタルスイッチ13等は,自動販売機1の内部 に設けられている。
【0026】 図8はこの考案による自動販売機により商品を購入した後,景品を入手するま での手順を示すフローで,販売業者により自動販売機1に広告が掲示され(ステ ップ45),購買者が希望の商品を購入し(ステップ46),同時に当りの場合 には,商品を入手することができる(ステップ47)。このように,図10に示 す従来の手順を示すものに比較して,大幅に経費を削減出来る。
【0027】 まず,初期設定するための選択ボタン11は,初期状態においては項目選択1 1aが表示されている。そこで,この選択ボタン11を1回押圧すると,表示画 面8に矢印が表示され,この矢印で1等の項目を選択する(景品設定表示画面2 1)。
【0028】 ついで,選択ボタン11を1回押圧すると選択ボタン11はクリア設定11b に変更されるから,設定キー12を設定モードに設定する。すると,景品設定表 示画面21は,その1等設定がOFFからONにかわり,2等設定,3等設定は OFFの状態を保持している景品設定表示画面22となる。
【0029】 次いで,選択ボタン11を1回押圧すると,クリア設定11bは表示切替11 cへ変更され,景品設定表示画面22は,その表示内容が景品である図書券の金 額とその当選確率とを設定するための1等設定表示画面23へと変更される。そ こで,選択ボタン11を1回押圧すると,項目選択11aに変更され,1等設定 表示画面23に矢印が表示され,この矢印で景品である図書券の1等の金額の項 目を選択する(1等設定表示画面24)。
【0030】 景品である図書券の金額が矢印で表示されている1等設定表示画面24におい て,デジタルスイッチ13を1000に合わせる。次いで,選択ボタン11を1 回押圧してクリア設定11bに変更するとともに設定キー12を設定モードに設 定する。
【0031】 次いで,景品である図書券の金額が,10,000円の場合の当選確率1%に ついて設定する。まず,図6に示すように,表示画面8は,1等設定表示画面2 5と表示されており,選択ボタン11は項目選択11aが表示されている。この 選択ボタン11を1回押圧して,1等設定表示画面25において図書券の金額を 指示している矢印を確率に合わせる(1等設定表示画面26)。
【0032】 次いで,デジタルスイッチ13を0001に合わせる。なお,この実施例の場 合には,当選確率の設定範囲は,1%から100%とし,5%から100%まで は5%ステップ,1%から5%までは1%ステップで設定するように構成されて いる。
【0033】 次いで,選択ボタン11を1回押圧してクリア設定11bに変更するとともに 設定キー12を設定モードに設定すると,1等設定表示画面27に示すように, 確率1%に設定される。次いで,選択ボタン11を押圧して終了11dとなる。 このようにして,1等の景品の図書券の金額と当選確率とが設定され,表示画 面8は景品設定表示画面28に戻る。2等,3等の景品である図書券の金額およ びその当選確率も同様にして設定される。
【0034】 次に,購入する商品の販売手順について説明する。 図2に示すように,販売待機状態では,販売可ボタン4はすべて点灯し,全商 品は販売可能な状態となっている。そこで,お札投入口6aおよび硬貨投入口6 bにそれぞれ必要なお金を投入すると,この実施例の場合には,スピーカー7か ら,例えば,「いらっしゃいませ。」,「ご希望の商品を選び,商品選択ボタン 3を押してください。」等の音声が流れるからこれに従って所望の商品選択ボタ ン3をオンする(ステップ30)。
【0035】 商品選択ボタン3をオンすると(ステップ31),つり銭の払い出し動作が起 動し(ステップ32),スピーカー7から,例えば,「お釣りをおとり下さい。 」との音声が流れ,つり銭返却口10のお札返却口10aにはお札のつり銭が, 硬貨返却口10bには硬貨のつり銭が出る(ステップ33)。
【0036】 つり銭返却口10につり銭が出ると,図3に示すように,スピーカー7から, 例えば,「12番のボタンを押して抽選を開始して下さい。」との音声が流れ, これにしたがって12番目の商品選択ボタン3をオンすると,例えば,図7に示 すような抽選点灯パターンに従って1番目から12番目までの販売可ボタン4が 順次点滅を繰り返す(ステップ34)。
【0037】 次いで,スピーカー7から,例えば,「12番のボタンを押して抽選をストッ プした下さい。」との音声が流れ,12番目の商品選択ボタン3を再度オンする と,販売可ボタン4の点滅が停止して抽選機能が停止する(ステップ35)。
【0038】 この際,抽選が当りの場合,スピーカー7から,例えば,「おめでとうござい ます。△等が当りました。」,「景品をお受け取り下さい。」との音声が流れ, これに従って商品の取り出し口9から景品の△等に対応する図書券が出てくる( ステップ38)。この際,販売可ボタン4の当り番号のみが点灯した状態となっ ている。
【0039】 抽選がはずれの場合,スピーカー7から,例えば,「外れです。」,「次回に ご期待下さい。」との音声が流れる(ステップ37)。この際,販売可ボタン4 はすべて消灯した状態となっている。
【0040】 次いで,図4に示すように,本体内に貯蔵されている商品保管部から選択され た商品が商品取り出し口9に運ばれ(ステップ38),スピーカー7から,例え ば,「◇番の引き出しを引いて商品をお取り下さい。」との音声が流れるととも に,販売可ランプ4は連続点灯した状態となっている(ステップ39)。そこで ,引き出しを引いて商品を取り出すと(ステップ40),再度スピーカー7から 「商品を取り出したら引き出しを締めて下さい。」,「有難うございました。」 との音声が流れ(ステップ41),すべての販売行為が終了し(ステップ42) ,最初の販売待機状態に戻る(ステップ43)。
【0041】 なお,景品が,例えば,ビール券のような場合には,1等設定表示画面23〜 27には,”キンガク”の代わりに”マイスウ”と表示して,**00枚と表示 される。2等設定表示画面及び3等設定表示画面等についても同様である。
【0042】 又,販売されている商品以外の商品を景品とする場合には,同様に1等設定表 示画面,2等設定画面・・・には”キンガク”の代わりに”コスウ”と表示され ,**00個と表示される。
【0043】
【考案の効果】
請求項1に係わる考案は,お金の投入口と,販売される商品の種類にそれぞれ 対応する複数の商品選択ボタンと,この商品選択ボタンにそれぞれ対応するとと もに,商品が販売可能状態で点灯する販売可ボタンと,商品保管部と,商品の取 り出し口とを備え,投入口にお金を投入して所望の商品選択ボタンをオンしてつ り銭を払い出すとともに,取り出し口から選択した商品を取り出す商品の自動販 売機による無人抽選・景品システムにおいて,商品保管部の一部に設けられ,販 売する商品以外の商品が保管される景品保管部と,販売可ボタンをそれぞれ抽選 ランプとし,この抽選ランプを点滅させ,景品法の範囲内において任意の景品が 選択される抽選機能と,景品とその当選確率とを初期設定する機能と,抽選ラン プのいずれか1つのランプに,抽選機能を開始・停止する機能を設けた開始・停 止ボタンとを設け,つり銭が払い出された後,抽選機能の開始ボタンをオンして 抽選を開始し,抽選機能の停止ボタンをオンして抽選を停止し,当りの時は景品 保管部に保管されている景品が取り出し口に取り出された後,又は,はずれの時 ははずれが表示された後,選択した商品を取り出し口から取り出し可能としたの で,購買者は,希望の商品を買った後,抽選を楽しむことが出来るとともに,当 りの場合には,景品も貰える楽しみを味わうことも出来る。
【0044】 さらに,抽選を楽しんだ後に商品が取り出せるようになっているので,すべて の購買者が抽選を楽しめるとともに,図8に示すように,目的とする商品の購入 と同時に景品も入手することが出来る。一方,販売業者もすべての購買者に同じ サービスを提供することが出来るとともに,従来のように購買者が景品を入手す るためでにかかる各経費を大幅に削減することが出来る。
【0045】 その上,当りの景品は,販売される商品以外の商品が景品として選択されるよ うにしたので,抽選の結果が当りの場合には,購買者は自分が購入した商品以外 の商品を景品として得ることが出来るから,充分満足出来るサービスを受けるこ とが出来る。
【0046】 請求項2に係わる考案は,つり銭が払い出された後,抽選機能の開始ボタンを オンして抽選を開始する代わりに,つり銭が払い出されると同時に抽選機能の開 始ボタンが自動的にオンする機能を設けたので,うっかりして抽選を開始させる ことを忘れることはなく,全購買者がもれなく抽選を楽しむことが出来る。
【0047】 請求項3に係わる考案は,抽選機能の停止ボタンをオンして抽選を停止する代 わりに,抽選機能を停止する停止ボタンが自動的にオンして抽選機能を停止する ようにしたので,購買者が停止ボタンを操作せずに自動販売機から離れた場合で あっても,安全である。
【0048】 請求項4に係わる考案は,景品とこの景品の当選確率とが初期設定されない時 は,抽選機能は動作開始しないようにしたので,景品の出ない状態で抽選が開始 されることはない。
【0049】 請求項5に係わる考案は,つり銭が返却された後,抽選機能が動作開始するよ うにしたので,つり銭の取り忘れを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示すもので,自動販売機1
の要部正面図である。
【図2】この考案の実施例を示すもので,商品の販売待
機状態からつり銭が返却されるめでの手順を示す説明図
である。
【図3】この考案の実施例を示すもので,抽選の開始か
ら停止までの手順を示す説明図である。
【図4】この考案の実施例を示すもので,抽選終了後,
商品が取り出されるまでの手順を示す説明図である。
【図5】この考案の実施例を示すもので,賞金金額の初
期設定の手順を示す説明図である。
【図6】この考案の実施例を示すもので,当選確率の初
期設定の手順を示す説明図である。
【図7】この考案の実施例を示すもので,抽選ランプの
点灯パターンを示す図である。
【図8】この考案の実施例を示すもので,購買者が景品
を入手するまでの手順を示すフローである。
【図9】従来の自動販売機を示す図である。
【図10】従来例を示すもので,購買者が景品を入手す
るまでの手順を示すフローである。
【符号の説明】
1 自動販売機 3 商品選択ボタン 4 販売可ボタン(抽選ランプ) 5 抽選の開始・停止ボタン 6 お金の投入口 6a お札の投入口 6b 硬貨の投入口 9 商品の取り出し口 10 つり銭の返却口 10a つり銭のお札の返却口 10b つり銭の硬貨の返却口

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 お金の投入口と,販売される商品の種類
    にそれぞれ対応する複数の商品選択ボタンと,この商品
    選択ボタンにそれぞれ対応するとともに,商品が販売可
    能状態で点灯する販売可ボタンと,前記商品の商品保管
    部と,前記商品の取り出し口とを備え,前記投入口にお
    金を投入して所望の前記商品選択ボタンをオンしてつり
    銭を払い出すとともに,前記取り出し口から前記選択し
    た商品を取り出す商品の自動販売機による無人抽選・景
    品システムにおいて,前記商品の商品保管部の一部に設
    けられ,販売される商品以外の商品を景品として保管す
    る景品保管部と,前記販売可ボタンをそれぞれ抽選ラン
    プとし,この抽選ランプを点滅させ,景品法の範囲内に
    おいて任意の景品が選択される抽選機能と,前記景品と
    その当選確率とを初期設定する機能と,前記抽選ランプ
    のいずれか1つのランプに,前記抽選機能を開始・停止
    する機能を設けた開始・停止ボタンとを設け,前記つり
    銭が払い出された後,前記抽選機能の開始ボタンをオン
    して抽選を開始し,前記抽選機能の停止ボタンをオンし
    て前記抽選を停止し,当りの時は前記景品保管部内の景
    品が取り出し口に取り出された後,又は,はずれの時は
    はずれが表示された後,前記選択した商品を前記取り出
    し口から取り出し可能としたことを特徴とする商品の自
    動販売機による無人抽選・景品システム。
  2. 【請求項2】 前記つり銭が払い出された後,前記抽選
    機能の開始ボタンをオンして抽選を開始する代わりに,
    つり銭が払い出されると同時に前記抽選機能の開始ボタ
    ンが自動的にオンする機能を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の商品の自動販売機による無人抽選・景品
    システム。
  3. 【請求項3】 前記抽選機能の停止ボタンをオンして前
    記抽選を停止する代わりに,抽選機能を停止する停止ボ
    タンが自動的にオンして前記抽選機能を停止するように
    したことを特徴とする請求項1〜請求項2にそれぞれ記
    載の商品の自動販売機による無人抽選・景品システム。
  4. 【請求項4】 前記景品とこの景品の当選確率とが初期
    設定されない時は,前記抽選機能は動作開始しないよう
    にしたことを特徴とする請求項1〜請求項3にそれぞれ
    記載の商品の自動販売機による無人抽選・景品システ
    ム。
  5. 【請求項5】 つり銭が返却された後,前記抽選機能が
    動作開始するようにしたことを特徴とする請求項1〜請
    求項4にそれぞれ記載の商品の自動販売機による無人抽
    選・景品システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005038013A (ja) * 2003-07-15 2005-02-10 Nippon Syscom Research:Kk 公営競技用発券機における投票券の発券方法
JP2019185319A (ja) * 2018-04-06 2019-10-24 株式会社ココロ 景品提供装置

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