JP3055562U - バルーン玩具 - Google Patents

バルーン玩具

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JP3055562U
JP3055562U JP1998005402U JP540298U JP3055562U JP 3055562 U JP3055562 U JP 3055562U JP 1998005402 U JP1998005402 U JP 1998005402U JP 540298 U JP540298 U JP 540298U JP 3055562 U JP3055562 U JP 3055562U
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outer bag
stick
gas
pressure
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JP1998005402U
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岳史 酒井
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Epoch Co Ltd
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Epoch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 玩具性を高めたバルーン玩具を提供する。 【解決手段】 空気吹き込み孔2aを有するスティック
2と、該スティック2の一端に取り付けられ、空気を吹
き込むことにより拡大するバルーン3と、該拡大前のバ
ルーン3を被包し、拡大中のバルーンの圧力で被包解除
される外袋4と、を備えたことを特徴とし、空気(息)
を吹き込んで膨らませると、それまでに隠れていた主役
(バルーン3)が殻(外袋4)を剥いで突如出現(誕
生)するように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、気体(息・ガスなど)を注入して膨らませると、それまでに隠れて いた主役が殻を剥いで突如として出現(誕生)するようにしたバルーン玩具に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、予め気体が封じ込められたスティック付きバルーンが知られていた。こ のバルーンはアルミを蒸着したプラスチックフィルムで形成され、軽量にして持 ち易く、安価である上に、表面のアルミ蒸着面が銀色に輝き、見た目が綺麗であ ると同時に、表面に人気キャラクターの絵や写真が施され、特に幼年層の子ども たちには好まれていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記スティック付きバルーンは、なんらの玩具性もなく、従っ て、幼年層の子どもたちには好まれても、少し年齢が上がると満足が得られない という問題があった。
【0004】 本考案は、上記の点に鑑み案出したもので、その目的とするところは、玩具性 を高めたバルーン玩具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、気体注入孔を有するスティックと、該ス ティックの一端に取り付けられ、気体の注入により拡大するバルーンと、該拡大 前のバルーンを被包し、拡大中のバルーンの圧力で被包解除される外袋と、を備 えたことを特徴とし、気体(息)を注入して膨らませると、それまでに隠れてい た主役が殻を剥いで突如出現(誕生)するように構成した。
【0006】 また、請求項2に記載の考案は、前記バルーンが、気体注入前には扁平に折り 畳まれていることを特徴とし、バルーン自体を伸び縮みしない材料、例えばアル ミを蒸着したプラスチックフィルムで形成した場合に、気体注入前の小ささを簡 易に確保できるように構成した。
【0007】 さらに、請求項3に記載の考案は、前記外袋が、拡大中のバルーンの圧力で破 れて被包解除されるものであることを特徴とし、外袋を材質的に弱いか、弱くな るように加工されたシート状物を用いて破れ方が一定しないように構成した。
【0008】 さらにまた、請求項4に記載の考案は、前記外袋が、拡大中のバルーンの圧力 でミシン目(切取線)から裂けて被包解除されるものであることを特徴とし、外 袋を特定個所にて裂け易くなるように構成した。
【0009】 さらにまた、請求項5に記載の考案は、前記外袋が、拡大中のバルーンの圧力 で非被包位置へ片寄せられて被包解除されるものであることを特徴とし、外袋を スティックの一部に残すように構成した。
【0010】 さらにまた、請求項6に記載の考案は、前記スティックが、逆流防止弁付きの ものであることを特徴とし、バルーンを拡大した状態に長期にわたって保てるよ うにすると共に、バルーンから自然な状態で気体抜けがあったときに気体(息) を補給できるように構成した。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態及び実施例を添付図面に基づいて説明する。なお、 気体は空気を、気体注入は息で膨らませることを前提として説明する。図1は本 願バルーン玩具の気体注入前の外観斜視図、図2は本願バルーン玩具の気体注入 前の断面図、図3は本願バルーン玩具に気体の注入によりバルーンが外袋を破っ て出現した状態を示す外観斜視図、図4は本願バルーン玩具の他の態様を示す断 面図である。
【0012】 本願バルーン玩具1は、気体注入孔2aを有するスティック2と、該スティッ ク2の端部に取り付けたバルーン3と、該バルーン3を被包した外袋4とからな る。バルーン3の形態は子どもたちに人気の漫画のキャラクターや動物や植物な どにするとよい。また、外袋4は卵の形態や変身前の動物や植物の形態にしてお くとよい。
【0013】 前記バルーン3は、実施例では伸び縮みしない材料、例えば、片面にアルミを 蒸着したプラスチックフィルムにて形成されている。勿論、伸び縮みする材料、 例えば、天然ゴムや合成ゴムを利用して形成してもよい。
【0014】 前記バルーン3には伸び縮みしない材料を用いている関係で、気体注入前の小 ささを確保するため、図1及び図2の如く、扁平に折り畳んである。この折り畳 み方法は特に問わない。
【0015】 前述の如く、折り畳まれたバルーン3は、スティック2の基端2bを口に銜え て気体(息)を注入すると、折り畳み状態から展開状態に変化し、さらに気体を 継続して注入すると膨らんで体積が徐々に拡大し、満杯状態になる。
【0016】 前記バルーン3の満杯状態は、スティック2の基端2bに止め栓(図示せず) を差し込むようにして保持してもよいが、スティック2の上端部2cに逆流防止 弁5を設けておくとより便利であるし、バルーンから自然な状態で気体抜けがあ ったときにも気体の補給が簡単にできる利点がある。この逆流防止弁5の構造は 特に問わない。
【0017】 前記外袋4は、前記バルーン3と同材質のものでも良いし、他の材質で形成し ても良いが、非透明材料又は非透明塗料を塗布した材料を利用することが好まし い。また、外袋4の体積は、膨らんだバルーン3よりも小さくなっており、拡大 中のバルーンの圧力で被包解除される構造になっている。この被包解除は外袋4 の「破れ」による場合、外袋4が予め設けたミシン目(切取線)から「裂け」る 場合、非被包位置へ「片寄せ」られる場合などがある。勿論、これ以外の態様で 被包解除することがあれば、それによることも自由である。
【0018】 前記被包解除が外袋4の「破れ」によって実現するときは、外袋4を材質的に 弱い薄い紙で形成するか、強度的に弱くなるように加工されたシート状物を用い て形成すると良い。例えば、シート状物に無数の針孔を部分的又は全面的に設け るとか、シート状物を小片を弱い粘性の糊で接着して繋ぎ合わせて作成してもよ い。
【0019】 図1〜図3は外袋4に予め設けたミシン目(切取線)6を設けた場合を示して いる。このミシン目(切取線)6は外袋4を上下に2分割する位置に設けている が、他の位置に設けてもよい。ミシン目(切取線)6を卵が破れるようにジグザ グ状に設けるようにしてもよい。
【0020】 図4は外袋4が、拡大中のバルーン3の圧力で非被包位置7へ片寄せられて被 包解除された状態を示している。例えば、図4(a)の如く、バルーン3の頂部 に裂け目(合せ目)6′を有した状態で被包しており、バルーン3に気体を注入 して拡大させると、図4(b)の如く、裂け目(合せ目)6′から裂けてバルー ン3により下に押されてスティック2の非被包位置7となる首部に残るようにし ている。
【0021】 次に、本願バルーン玩具1の作用を説明する。まず、スティック2の基端2b を口に銜えて気体(息)を注入する。これにより外袋4内で折り畳み状態にある バルーン3は膨らんで体積が徐々に拡大し、外袋4内で満杯状態になる。
【0022】 さらに、気体注入により外袋4が臨界状態になると、ミシン目(切取線)6よ り「ポーン」という音と共に裂け、中からバルーン3が弾け出る。この場合にお いて、外袋4が卵形状、バルーン3が恐竜形状であると、今までバルーン3は外 袋に隠れて外からは見えない状態にあったため、殻を破って卵から突如として恐 竜が出現(誕生)したような恰好、突然に形態の変化が生ずるという驚きが得ら れることとなる。
【0023】 つまり、外袋4内から出てくるバルーン3の形状として何が出てくるか判らな いことから、友だち同士で何かを「当てっこ」することもできるという面白さや 意外性が得られる。また、バルーン3に記号や数字等を記入しておけば「くじ」 や「ビンゴゲームの数字出し具」としても使用できるし、バルーン3及び外袋4 を企業の宣伝媒体として使用することも可能となる。
【0024】 前記バルーン3は満杯状態においてスティック2の基端2bに止め栓(図示せ ず)を差し込むか、逆流防止弁5が設けられているときは、当然にその形態を保 ち、スティックバルーンとなるが、自然な状態で気体抜けがあったときはスティ ック2の基端2bより気体の補給を行えば半永久的にスティックバルーンを維持 できる。
【0025】 上記実施例は、製品を安価に提供することを主眼においたベストモードの一つ である。なお、上記実施例には示さなかったが、空気(息)以外の気体としては 例えば、ヘリウムが挙げられる。この場合、バルーンの大きさと材質を選択する ことにより浮かべて楽しめるようにすることも可能である。
【0026】 また、注入する気体は、口から吐き出す息に限らず、例えば、圧縮気体を詰め たボンベから排出される気体、エアポンプから排出される気体であってもよいこ とは勿論である。ボンベ又はエアポンプを用いるときは膨らますのに力がいらな いという利点がある。
【0027】
【考案の効果】
以上の如く、本考案は、気体注入孔を有するスティックと、該スティックの一 端に取り付けられ、気体の注入により拡大するバルーンと、該拡大前のバルーン を被包し、拡大中のバルーンの圧力で被包解除される外袋と、を備えたことを特 徴としているから、気体(息)を注入してバルーンを膨らませると、それまでに 隠れていた主役が殻を剥いで突如出現(誕生)するような驚きと面白さが得られ るという効果を奏する。
【0028】 また、請求項2に記載の考案は、前記バルーンが、気体注入前には扁平に折り 畳まれていることを特徴としているから、バルーン自体を伸び縮みしない材料、 例えばアルミを蒸着したプラスチックフィルムで形成した場合にも、気体注入前 の小ささを簡易に確保できるという効果を奏する。
【0029】 さらに、請求項3に記載の考案は、前記外袋が、拡大中のバルーンの圧力で破 れて被包解除されるものであることを特徴としているから、外袋を材質的に弱い か、弱くなるように加工されたシート状物を用いて作成でき、従って、外袋の破 れ方が予想できない面白さが得られるという効果を奏する。
【0030】 さらにまた、請求項4に記載の考案は、前記外袋が、拡大中のバルーンの圧力 でミシン目(切取線)から裂けて被包解除されるものであることを特徴としてい るから、外袋は特定個所にて裂け易くなり、裂ける個所の形状を卵の割れたとき のジグザグ形状にしたり、火山の噴火口のような形状にしたりすることが可能と なるという効果を奏する。
【0031】 さらにまた、請求項5に記載の考案は、前記外袋が、拡大中のバルーンの圧力 で非被包位置へ片寄せられて被包解除されるものであることを特徴としているか ら、外袋をスティックの一部に残して繰り返し利用することができるという効果 を奏する。
【0032】 さらにまた、請求項6に記載の考案は、前記スティックが、逆流防止弁付きの ものであることを特徴としているから、バルーンを膨らました後、止め栓などを 挿入するような手間をかけずに拡大した状態を即座に保つことができると共に、 バルーンから自然な状態で気体抜けがあったときは気体(息)を簡単に補給でき るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願バルーン玩具の気体注入前の外観斜視図で
ある。
【図2】本願バルーン玩具の気体注入前の断面図であ
る。
【図3】本願バルーン玩具に気体注入によりバルーンが
外袋を破って出現した状態を示す外観斜視図である。
【図4】本願バルーン玩具の他の態様で、(a)は気体
注入前、(b)は気体注入後をそれぞれ示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 本願バルーン玩具 2 スティック 2a 気体注入孔 2b スティックの基端 3 バルーン 4 外袋 5 逆流防止弁 6 ミシン目(切取線) 6′ 裂け目(合せ目) 7 非被包位置(スティックの首部)

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体注入孔を有するスティックと、該ス
    ティックの一端に取り付けられ、気体の注入により拡大
    するバルーンと、該拡大前のバルーンを被包し、拡大中
    のバルーンの圧力で被包解除される外袋と、を備えたこ
    とを特徴とするバルーン玩具。
  2. 【請求項2】 前記バルーンが、気体注入前には扁平に
    折り畳まれていることを特徴とする請求項1に記載のバ
    ルーン玩具。
  3. 【請求項3】 前記外袋が、拡大中のバルーンの圧力で
    破れて被包解除されるものであることを特徴とする請求
    項1又は2に記載のバルーン玩具。
  4. 【請求項4】 前記外袋が、拡大中のバルーンの圧力で
    ミシン目から裂けて被包解除されるものであることを特
    徴とする請求項3に記載のバルーン玩具。
  5. 【請求項5】 前記外袋が、拡大中のバルーンの圧力で
    非被包位置へ片寄せられて被包解除されるものであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のバルーン玩具。
  6. 【請求項6】 前記スティックが、逆流防止弁付きのも
    のであることを特徴とする1〜5のうちの1に記載のバ
    ルーン玩具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013069220A1 (ja) * 2011-11-11 2013-05-16 ビーエルデーオリエンタル株式会社 遊戯装置
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