JP2001190858A - 紙吹雪を散布する装置およびその製造および使用方法 - Google Patents
紙吹雪を散布する装置およびその製造および使用方法Info
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H37/00—Jokes; Confetti, streamers, or other dance favours ; Cracker bonbons or the like
Landscapes
- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 紙吹雪を確実に上方および下方に散布する装
置を提供する。 【解決手段】 a)内部を形成し、膨張した直立位置の
とき、下端領域と上端領域間にのびる壁を有する膨張エ
ンベロープを備え、前記壁は前記上端領域から前記内部
にのび、前記エンベロープの前記上端領域にある開口端
を有するポケット46を形成する反転部34,36を有
し、さらにb)加圧ガスを前記エンベロープの内部に導
入し、前記エンベロープを直立位置で膨張させる前記上
端領域のガス入口と、c)前記ポケットに収容された紙
吹雪を構成する多数の物体と、d)前記開口端を横切っ
てのび、前記ポケットを閉じ、十分な力で直立位置の膨
張したエンベロープを圧縮したとき、破裂する破断遮蔽
材50とを備え、前記ガスによって前記遮蔽材50が裂
かれ、前記反転部が裏返され、前記紙吹雪が付随破裂音
とともに爆発的に放出されるようにしたことを特徴とす
る。
置を提供する。 【解決手段】 a)内部を形成し、膨張した直立位置の
とき、下端領域と上端領域間にのびる壁を有する膨張エ
ンベロープを備え、前記壁は前記上端領域から前記内部
にのび、前記エンベロープの前記上端領域にある開口端
を有するポケット46を形成する反転部34,36を有
し、さらにb)加圧ガスを前記エンベロープの内部に導
入し、前記エンベロープを直立位置で膨張させる前記上
端領域のガス入口と、c)前記ポケットに収容された紙
吹雪を構成する多数の物体と、d)前記開口端を横切っ
てのび、前記ポケットを閉じ、十分な力で直立位置の膨
張したエンベロープを圧縮したとき、破裂する破断遮蔽
材50とを備え、前記ガスによって前記遮蔽材50が裂
かれ、前記反転部が裏返され、前記紙吹雪が付随破裂音
とともに爆発的に放出されるようにしたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の分野】この発明は、社会的および娯楽的行事に
使用され、多数の物体を散布する装置に関するものであ
り、特に、紙吹雪を付随破裂音とともに散布する装置お
よび方法、およびその装置を製造する方法に関するもの
である。ただし、ここにいう紙吹雪は紙に限らない。
使用され、多数の物体を散布する装置に関するものであ
り、特に、紙吹雪を付随破裂音とともに散布する装置お
よび方法、およびその装置を製造する方法に関するもの
である。ただし、ここにいう紙吹雪は紙に限らない。
【0002】
【関連技術の説明】結婚式またはバースデイパーティー
などの社会的行事またはカーニバルなどの純粋の娯楽目
的において、紙吹雪を空中、床およびテーブル上、およ
び人々、特に、祝賀される行事の関係者に上方および前
方に散布することは知られている。この技術の代表的特
許に、紙吹雪および火薬をチューブ内に配置した紙吹雪
キャノンを開示する米国特許第825,843号があ
る。爆発ひもを引っ張ると、紙吹雪が力強く放出され
る。米国特許第1,560,326号は、外周のまわり
でシールされた2つのシート材料で形成されたバッグを
有する紙吹雪ガンを開示する。紙吹雪はバッグ内に配置
される。排出チューブまたはネックがバッグにのびる。
バッグを力強く圧搾および膨張させることによって、紙
吹雪が放出される。米国特許第4,932,915号
は、紙吹雪および他のアイテムが収容されたバルーンエ
ンベロープを開示する。膨張後、バルーンエンベロープ
がパンクし、その収容物が放出される。
などの社会的行事またはカーニバルなどの純粋の娯楽目
的において、紙吹雪を空中、床およびテーブル上、およ
び人々、特に、祝賀される行事の関係者に上方および前
方に散布することは知られている。この技術の代表的特
許に、紙吹雪および火薬をチューブ内に配置した紙吹雪
キャノンを開示する米国特許第825,843号があ
る。爆発ひもを引っ張ると、紙吹雪が力強く放出され
る。米国特許第1,560,326号は、外周のまわり
でシールされた2つのシート材料で形成されたバッグを
有する紙吹雪ガンを開示する。紙吹雪はバッグ内に配置
される。排出チューブまたはネックがバッグにのびる。
バッグを力強く圧搾および膨張させることによって、紙
吹雪が放出される。米国特許第4,932,915号
は、紙吹雪および他のアイテムが収容されたバルーンエ
ンベロープを開示する。膨張後、バルーンエンベロープ
がパンクし、その収容物が放出される。
【0003】紙吹雪を付随破裂音とともにさらに確実に
散布するため、この出願の発明者は、米国特許第5,3
38,242号および同第5,433,643号に紙吹
雪散布装置を開示したが、それは実際には必ずしも効果
的ではなかった。その装置は、エンベロープの両端のガ
スの入口および紙吹雪充填ポケットを有する膨張エンベ
ロープを使用したものである。使用者が空気を入口に吹
き込み、エンベロープを膨張させるとき、使用者は、エ
ンベロープをその入口がエンベロープの頂端にあり、使
用者の口に接近するよう保持する。したがって、紙吹雪
が充填されたポケットは、エンベロープの下端に配置さ
れる。
散布するため、この出願の発明者は、米国特許第5,3
38,242号および同第5,433,643号に紙吹
雪散布装置を開示したが、それは実際には必ずしも効果
的ではなかった。その装置は、エンベロープの両端のガ
スの入口および紙吹雪充填ポケットを有する膨張エンベ
ロープを使用したものである。使用者が空気を入口に吹
き込み、エンベロープを膨張させるとき、使用者は、エ
ンベロープをその入口がエンベロープの頂端にあり、使
用者の口に接近するよう保持する。したがって、紙吹雪
が充填されたポケットは、エンベロープの下端に配置さ
れる。
【0004】膨張後、使用者は膨張したエンベロープの
まわりで拳を握り、空気によって紙吹雪をポケットから
放出するよう指示される。もちろん、使用者はその拳を
握る前、エンベロープを反転させるよう指示される。エ
ンベロープを反転しないとき、紙吹雪は床または使用者
の身体に向かって放出される。しかしながら、多くの使
用者は、その指示を読まないか、またはそれに従わず、
紙吹雪は空中に上方および前方に散布されず、逆方向の
後方および下方に散布されることがあった。
まわりで拳を握り、空気によって紙吹雪をポケットから
放出するよう指示される。もちろん、使用者はその拳を
握る前、エンベロープを反転させるよう指示される。エ
ンベロープを反転しないとき、紙吹雪は床または使用者
の身体に向かって放出される。しかしながら、多くの使
用者は、その指示を読まないか、またはそれに従わず、
紙吹雪は空中に上方および前方に散布されず、逆方向の
後方および下方に散布されることがあった。
【0005】
【発明の目的】したがって、この発明は、多数の物体、
たとえば、紙吹雪を付随破裂音とともに空中に確実に上
方および前方に散布するための新規な装置を提供するこ
とにある。
たとえば、紙吹雪を付随破裂音とともに空中に確実に上
方および前方に散布するための新規な装置を提供するこ
とにある。
【0006】特に、この発明の目的は、紙吹雪を散布す
る前、装置を反転させくてもよいようにすることにあ
る。
る前、装置を反転させくてもよいようにすることにあ
る。
【0007】この発明の他の目的は、紙吹雪を力強く放
出させ、使用者の誤りを減少させる信頼性および耐久性
のある経済的な装置を提供することにある。
出させ、使用者の誤りを減少させる信頼性および耐久性
のある経済的な装置を提供することにある。
【0008】この発明の他の目的は、このような物体を
散布する装置を製造および使用する新規な方法を提供す
ることにある。
散布する装置を製造および使用する新規な方法を提供す
ることにある。
【0009】
【発明の特徴】簡単に説明すると、この発明の特徴は、
内部を形成する壁、および加圧ガス、たとえば、空気を
内部に導入するガスの入口を有する膨張エンベロープか
らなる物体、たとえば、紙吹雪を散布する装置に存する
ものである。エンベロープは膨張した直立位置で上端お
よび下端領域間にのび、上端領域は下端領域よりも上方
に配置される。壁は上端領域から内部にのび、エンベロ
ープの上端領域の開口端を有するポケットを形成する反
転部を有する。ガスの入口がこの上端領域に設けられ
る。
内部を形成する壁、および加圧ガス、たとえば、空気を
内部に導入するガスの入口を有する膨張エンベロープか
らなる物体、たとえば、紙吹雪を散布する装置に存する
ものである。エンベロープは膨張した直立位置で上端お
よび下端領域間にのび、上端領域は下端領域よりも上方
に配置される。壁は上端領域から内部にのび、エンベロ
ープの上端領域の開口端を有するポケットを形成する反
転部を有する。ガスの入口がこの上端領域に設けられ
る。
【0010】紙吹雪を構成する多数の物体がポケットに
収容される。破断手段は開口端を横切ってのびる。破断
手段はポケットを閉じ、十分な力で直立位置の膨張した
エンベロープを圧縮したとき、破裂する遮蔽材であり、
ガスが遮蔽材を破裂させ、反転部が裏返され、物体が付
随破裂音とともに爆発的に放出される。
収容される。破断手段は開口端を横切ってのびる。破断
手段はポケットを閉じ、十分な力で直立位置の膨張した
エンベロープを圧縮したとき、破裂する遮蔽材であり、
ガスが遮蔽材を破裂させ、反転部が裏返され、物体が付
随破裂音とともに爆発的に放出される。
【0011】したがって、ガスの入口および紙吹雪が充
填されたポケットがエンベロープの両端に配置される周
知の装置と異なり、この発明のガスの入口および紙吹雪
が充填されたポケットは、エンベロープの同一端、すな
わち、上端領域に設けられる。使用者は、エンベロープ
を直立位置で保持し、口をガスの入口に配置し、空気を
エンベロープに吹き込み、それを膨張させることができ
る。その後、エンベロープを反転させなくても、使用者
は片手を膨張したエンベロープのまわりで握り、エンベ
ロープを破裂させ、紙吹雪を放出させることができる。
エンベロープを反転させる指示に使用者が従う必要はな
い。紙吹雪が不慮に床または使用者の身体に放出される
こともなく、紙吹雪は使用者の身体から離れる方向の空
中に上方および前方に確実に散布される。
填されたポケットがエンベロープの両端に配置される周
知の装置と異なり、この発明のガスの入口および紙吹雪
が充填されたポケットは、エンベロープの同一端、すな
わち、上端領域に設けられる。使用者は、エンベロープ
を直立位置で保持し、口をガスの入口に配置し、空気を
エンベロープに吹き込み、それを膨張させることができ
る。その後、エンベロープを反転させなくても、使用者
は片手を膨張したエンベロープのまわりで握り、エンベ
ロープを破裂させ、紙吹雪を放出させることができる。
エンベロープを反転させる指示に使用者が従う必要はな
い。紙吹雪が不慮に床または使用者の身体に放出される
こともなく、紙吹雪は使用者の身体から離れる方向の空
中に上方および前方に確実に散布される。
【0012】この発明の好ましい実施例によれば、エン
ベロープは外周のまわりでシールされた一対のシートを
有する。シートを合成樹脂材料、紙またはラミネートで
構成してもよい。シートがその外周に沿ってヒートシー
ルされることが好ましい。
ベロープは外周のまわりでシールされた一対のシートを
有する。シートを合成樹脂材料、紙またはラミネートで
構成してもよい。シートがその外周に沿ってヒートシー
ルされることが好ましい。
【0013】エンベロープは下端領域から上端領域に向
かう方向に直線的に広がるサイドエッジ領域を有する。
上端領域はサイドエッジ領域間にのび、その距離は下端
領域がサイドエッジ領域間にのびる距離よりも長い。膨
張していない状態のとき、平坦なエンベロープの上端、
下端およびサイド領域は台形状をなす。膨張した状態の
とき、エンベロープはアイスクリームコーンに類似する
切頭円錐状をなす。したがって、膨張したエンベロープ
は使用者の手に容易にフィットする。
かう方向に直線的に広がるサイドエッジ領域を有する。
上端領域はサイドエッジ領域間にのび、その距離は下端
領域がサイドエッジ領域間にのびる距離よりも長い。膨
張していない状態のとき、平坦なエンベロープの上端、
下端およびサイド領域は台形状をなす。膨張した状態の
とき、エンベロープはアイスクリームコーンに類似する
切頭円錐状をなす。したがって、膨張したエンベロープ
は使用者の手に容易にフィットする。
【0014】紙吹雪は多数の有色の紙、リボン、米、ボ
ール、おもちゃ、ミニフィギャー、キャンディであって
もよく、どのようなおもちゃまたは物をポケットに収容
してもよい。
ール、おもちゃ、ミニフィギャー、キャンディであって
もよく、どのようなおもちゃまたは物をポケットに収容
してもよい。
【0015】好ましい実施例によれば、破断手段は接着
遮蔽材であり、刻み目線をもつことが好ましい。これに
代えて、破断手段はポケットの開口端に接着された低い
引っ張り強さの紙またはプラスチックストリップであっ
てもよい。
遮蔽材であり、刻み目線をもつことが好ましい。これに
代えて、破断手段はポケットの開口端に接着された低い
引っ張り強さの紙またはプラスチックストリップであっ
てもよい。
【0016】ガスの入口はエンベロープの外部から上端
領域にのびるマウスチューブまたはストロー、およびポ
ケット内に配置され、チューブおよびエンベロープの内
部に連通するチャンバを有する。使用者がチューブに吹
き込んだ空気は、チャンバを通り、エンベロープに入
り、それを膨張させる。チャンバおよびチューブは物理
的にポケットに存在するが、吹き込まれた空気はポケッ
トに入らない。空気の通過後、チャンバの壁が互いに折
り畳まれ、平坦化され、空気がチューブから戻らないた
め、エンベロープ内の空気はエンベロープから逃げるこ
とはない。
領域にのびるマウスチューブまたはストロー、およびポ
ケット内に配置され、チューブおよびエンベロープの内
部に連通するチャンバを有する。使用者がチューブに吹
き込んだ空気は、チャンバを通り、エンベロープに入
り、それを膨張させる。チャンバおよびチューブは物理
的にポケットに存在するが、吹き込まれた空気はポケッ
トに入らない。空気の通過後、チャンバの壁が互いに折
り畳まれ、平坦化され、空気がチューブから戻らないた
め、エンベロープ内の空気はエンベロープから逃げるこ
とはない。
【0017】この発明の他の特徴は、前述した装置を製
造する方法に関する。この方法は、次の工程を含む。
造する方法に関する。この方法は、次の工程を含む。
【0018】まず、開口端を有する反転されたポケット
が膨張エンベロープから形成される。ガスの入口が開口
端に配置され、エンベロープの内部に連通する。さら
に、ポケットに多数の物体が充填される。次いで、破断
遮蔽材をポケットの開口端を横切って配置することによ
って、ポケットが閉じられる。
が膨張エンベロープから形成される。ガスの入口が開口
端に配置され、エンベロープの内部に連通する。さら
に、ポケットに多数の物体が充填される。次いで、破断
遮蔽材をポケットの開口端を横切って配置することによ
って、ポケットが閉じられる。
【0019】使用のとき、エンベロープが片手で保持さ
れ、その状態で膨張され、圧縮される。膨張したエンベ
ロープは反転されない。使用者が、エンベロープの上端
領域に設けられたガスの入口に吹き込むことによって、
膨張工程がなされる。切頭円錐状の膨張したエンベロー
プは、片手に適宜フィットし、指をエンベロープのまわ
りに巻き付けることができる。
れ、その状態で膨張され、圧縮される。膨張したエンベ
ロープは反転されない。使用者が、エンベロープの上端
領域に設けられたガスの入口に吹き込むことによって、
膨張工程がなされる。切頭円錐状の膨張したエンベロー
プは、片手に適宜フィットし、指をエンベロープのまわ
りに巻き付けることができる。
【0020】したがって、大晦日などの社会的行事を祝
賀するた、膨張した装置を片手で十分な力で握り、その
ガスが反転した部分を押し出し、裏返すようにすること
ができる。この力が破断遮蔽材を引き裂き、紙吹雪を付
随破裂音とともに爆発的に放出させ、これがお祭り気分
を盛り上げる。
賀するた、膨張した装置を片手で十分な力で握り、その
ガスが反転した部分を押し出し、裏返すようにすること
ができる。この力が破断遮蔽材を引き裂き、紙吹雪を付
随破裂音とともに爆発的に放出させ、これがお祭り気分
を盛り上げる。
【0021】以下、この発明の実施例を説明する。
【0022】
【好ましい実施例の説明】図において、参照符号10
は、この発明に従って多数の物体12を散布する装置を
示す。装置10は互いに横たわり、外周オーバーラップ
エッジのまわりでシールされ、内部18を形成する上側
フレキシブルシート14および下側フレキシブルシート
16を有する膨張エンベロープを含む。フレキシブルシ
ート14、16は紙、プラスチック、または商標“マイ
ラー”(Mylar)上にコーティグされたアルミニウ
ムなどのプラスチックと金属のラミネートで構成されて
いてもよい。シート14、16はその外周エッジのまわ
りでヒート溶融され、シールされていることが好まし
い。これに代えて、単一のシートを使用し、折り畳み、
1つまたはそれ以上の外周エッジを形成するようにして
もよい。
は、この発明に従って多数の物体12を散布する装置を
示す。装置10は互いに横たわり、外周オーバーラップ
エッジのまわりでシールされ、内部18を形成する上側
フレキシブルシート14および下側フレキシブルシート
16を有する膨張エンベロープを含む。フレキシブルシ
ート14、16は紙、プラスチック、または商標“マイ
ラー”(Mylar)上にコーティグされたアルミニウ
ムなどのプラスチックと金属のラミネートで構成されて
いてもよい。シート14、16はその外周エッジのまわ
りでヒート溶融され、シールされていることが好まし
い。これに代えて、単一のシートを使用し、折り畳み、
1つまたはそれ以上の外周エッジを形成するようにして
もよい。
【0023】図1に示されているように、製造の最初の
段階のエンベロープは下端領域20、上端領域22、お
よび下端領域から上端領域に向かう方向に上向きに直線
的に広がる一対のサイドエッジ領域24、26を有す
る。下端領域20は直線的であり、上端領域22に平行
に、それよりも小さい横方向距離をもってのびる。
段階のエンベロープは下端領域20、上端領域22、お
よび下端領域から上端領域に向かう方向に上向きに直線
的に広がる一対のサイドエッジ領域24、26を有す
る。下端領域20は直線的であり、上端領域22に平行
に、それよりも小さい横方向距離をもってのびる。
【0024】ガスの入口がエンベロープの外部から内部
18にのびる。入口は、マウスチューブ28および一対
のチャンバ壁30、32を含み、これはチューブ28お
よびエンベロープの内部18に連通する。チャンバ壁は
チューブの内端のまわりでシールされている。
18にのびる。入口は、マウスチューブ28および一対
のチャンバ壁30、32を含み、これはチューブ28お
よびエンベロープの内部18に連通する。チャンバ壁は
チューブの内端のまわりでシールされている。
【0025】図1に示されているように、ポケット部3
4、36は壁14、16の連続部として形成されてい
る。ポケット部は上側ポケットエッジ38およびサイド
エッジ領域24、26の連続部であるサイドポケットエ
ッジ40、42に沿って互いに連結されている。サイド
ポケットエッジは上端領域22から上側ポケットエッジ
38に向かう方向に収れんする。ポケット34、36お
よび壁14、16が内部18を形成する。内部の開口個
所だけがガスをチャンバ30と内部18間に流す孔44
である。
4、36は壁14、16の連続部として形成されてい
る。ポケット部は上側ポケットエッジ38およびサイド
エッジ領域24、26の連続部であるサイドポケットエ
ッジ40、42に沿って互いに連結されている。サイド
ポケットエッジは上端領域22から上側ポケットエッジ
38に向かう方向に収れんする。ポケット34、36お
よび壁14、16が内部18を形成する。内部の開口個
所だけがガスをチャンバ30と内部18間に流す孔44
である。
【0026】図1のポケット部34、36が反転され、
エンベロープの内部18に押し返され、これによって開
口端48を有するポケット46(図5参照)が形成され
る。物体12はポケット内に配置される。物体12は多
数の紙およびリボンを含み、両者は有色および無色であ
り、平坦であり、立体的であり、米、キャンディ、おも
ちゃなどの他のアイテムおよび事実上紙吹雪とみなされ
るどのようなものを使用することもできる。ポケットの
開口端48は図2の上端領域22と同一の高さに配置さ
れる。
エンベロープの内部18に押し返され、これによって開
口端48を有するポケット46(図5参照)が形成され
る。物体12はポケット内に配置される。物体12は多
数の紙およびリボンを含み、両者は有色および無色であ
り、平坦であり、立体的であり、米、キャンディ、おも
ちゃなどの他のアイテムおよび事実上紙吹雪とみなされ
るどのようなものを使用することもできる。ポケットの
開口端48は図2の上端領域22と同一の高さに配置さ
れる。
【0027】図2に示されているように、チャンバ壁3
0、32およびチューブ24の少なくとも下側内端が、
ポケット46内に配置される。チューブはポケットの開
口端48およびエンベロープの上端領域22の外方にの
びる。使用者は、その唇(図2参照)をチューブ28の
上側外端に配置し、空気をチューブ28、チャンバ3
0、32、孔44からエンベロープの内部18に吹き込
み、それを膨張させることができる。ポケットは空気の
流れから遮断されるため、吹き込まれた空気はポケット
46を膨張させない。チャンバの壁30、32が互いに
折り畳まれ、ワンウェイチェックバルブと同様の自己シ
ール作用を生じさせるため、エンベロープ内の空気が孔
44から逃げることはない。
0、32およびチューブ24の少なくとも下側内端が、
ポケット46内に配置される。チューブはポケットの開
口端48およびエンベロープの上端領域22の外方にの
びる。使用者は、その唇(図2参照)をチューブ28の
上側外端に配置し、空気をチューブ28、チャンバ3
0、32、孔44からエンベロープの内部18に吹き込
み、それを膨張させることができる。ポケットは空気の
流れから遮断されるため、吹き込まれた空気はポケット
46を膨張させない。チャンバの壁30、32が互いに
折り畳まれ、ワンウェイチェックバルブと同様の自己シ
ール作用を生じさせるため、エンベロープ内の空気が孔
44から逃げることはない。
【0028】破断遮蔽材50がエンベロープ上に配置さ
れ、ポケット46にオーバーラップし、ポケットの開口
端48を閉じる。遮蔽材50はエンベロープに接着され
た低い引っ張り強度のティッシュペーパーまたはプラス
チックストリップである。接着材は感圧接着材であるこ
とが好ましい。
れ、ポケット46にオーバーラップし、ポケットの開口
端48を閉じる。遮蔽材50はエンベロープに接着され
た低い引っ張り強度のティッシュペーパーまたはプラス
チックストリップである。接着材は感圧接着材であるこ
とが好ましい。
【0029】紙吹雪12を散布するため、図4に示され
ているように、使用者は、その指を握り、拳を形成する
ことによって膨張されたエンベロープを指間で圧搾す
る。エンベロープ内のガスは反転されたポケット壁3
4、36に押し込まれ、その反転位置を裏返す。すなわ
ち、ポケット46がその端48から押し出されるもので
ある。エンベロープ内の圧力が予め設定された値に達す
ると、遮蔽材50が破裂し、紙吹雪12が付随破裂音と
ともに急激に放出される。
ているように、使用者は、その指を握り、拳を形成する
ことによって膨張されたエンベロープを指間で圧搾す
る。エンベロープ内のガスは反転されたポケット壁3
4、36に押し込まれ、その反転位置を裏返す。すなわ
ち、ポケット46がその端48から押し出されるもので
ある。エンベロープ内の圧力が予め設定された値に達す
ると、遮蔽材50が破裂し、紙吹雪12が付随破裂音と
ともに急激に放出される。
【0030】膨張されたエンベロープは頂端では広く底
端では狭く、使用者は片手の指をエンベロープに適宜巻
き付けることができる。使用者がエンベロープを取り上
げたとき、使用者はエンベロープをその広い頂端が狭い
底端の上方に配置されるよう保持することが自然であ
る。頂端にあるチューブの配置は、使用者がエンベロー
プをこの直立位置で保持し、使用者の唇をチューブに適
宜接触させることを促す。
端では狭く、使用者は片手の指をエンベロープに適宜巻
き付けることができる。使用者がエンベロープを取り上
げたとき、使用者はエンベロープをその広い頂端が狭い
底端の上方に配置されるよう保持することが自然であ
る。頂端にあるチューブの配置は、使用者がエンベロー
プをこの直立位置で保持し、使用者の唇をチューブに適
宜接触させることを促す。
【0031】したがって、使用者はその指を拳状に握
り、紙吹雪を放出することが自然である。握る前、エン
ベロープを反転させる指示は要求されない。したがっ
て、装置の使用は直感的である。
り、紙吹雪を放出することが自然である。握る前、エン
ベロープを反転させる指示は要求されない。したがっ
て、装置の使用は直感的である。
【0032】前述した各エレメントまたは2つまたはそ
れ以上のエレメントを、前述したタイプとは異なる構造
の他のタイプのものに有効に適用することもできるのは
理解されるであろう。
れ以上のエレメントを、前述したタイプとは異なる構造
の他のタイプのものに有効に適用することもできるのは
理解されるであろう。
【0033】この発明には、前記実施例の他に種々の変
形例が考えられる。
形例が考えられる。
【図1】製造時のこの発明の装置の正面図である。
【図2】製造後の図1の装置の正面図である。
【図3】図2の膨張した装置の側面図である。
【図4】使用時の膨張した装置の側面図である。
【図5】図2の装置の入口領域の拡大破断断面図であ
る。
る。
【図6】図5の線6−6に沿った断面図である。
10 装置 12 物体 14 上側フレキシブルシート 16 下側フレキシブルシート 18 内部 20 下端領域 22 上端領域 24、26 サイドエッジ領域 28 マウスチューブ 30、32 チャンバ壁 34、36 ポケット部 46 ポケット 48 開口端 50 遮蔽材
Claims (11)
- 【請求項1】 紙吹雪を散布する装置であって、 a)内部を形成し、膨張した直立位置のとき、下端領域
と上端領域間にのびる壁を有する膨張エンベロープを備
え、前記壁は前記上端領域から前記内部にのび、前記エ
ンベロープの前記上端領域にある開口端を有するポケッ
トを形成する反転部を有し、さらに b)加圧ガスを前記エンベロープの内部に導入し、前記
エンベロープを直立位置で膨張させる前記上端領域のガ
ス入口と、 c)前記ポケットに収容された紙吹雪を構成する多数の
物体と、 d)前記開口端を横切ってのび、前記ポケットを閉じ、
十分な力で直立位置の膨張したエンベロープを圧縮した
とき、破裂する破断遮蔽材とを備え、前記ガスによって
前記遮蔽材が裂かれ、前記反転部が裏返され、前記紙吹
雪が付随破裂音とともに爆発的に放出されるようにした
ことを特徴とする装置。 - 【請求項2】 前記エンベロープは、前記下端領域から
前記上端領域に向かう方向に広がるサイドエッジ領域を
有することを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記エンベロープが膨張していない状態
のとき、前記サイドエッジ領域は直線的に広がることを
特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 前記サイドエッジ領域は横方向に間隔を
置いて配置され、前記下端および上端領域は横方向にの
び、前記上端領域は前記下端領域よりも長い距離をもっ
て横方向にのびることを特徴とする請求項2に記載の装
置。 - 【請求項5】 前記エンベロープは前記サイドエッジ領
域および前記下端領域に沿って連結された一対の合成樹
脂シートを有することを特徴とする請求項2に記載の装
置。 - 【請求項6】 前記ガスの入口は前記エンベロープの外
部から前記エンベロープの上端領域にのびるマウスチュ
ーブを有することを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項7】 前記入口は前記ポケット内のチャンバを
有し、前記チューブは前記チャンバと連通し、前記チャ
ンバは前記エンベロープの内部と連通していることを特
徴とする請求項6に記載の装置。 - 【請求項8】 前記遮蔽材は接着ストリップであること
を特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項9】 紙吹雪を散布する装置を製造する方法で
あって、 a)膨張エンベロープから開口端を有する反転ポケット
を形成する工程と、 b)ガスの入口を前記ポケットの開口端に位置させ、前
記エンベロープの内部に連通させる工程と、 c)前記ポケットに紙吹雪を構成する多数の物体を充填
する工程と、 d)破断遮蔽材を前記ポケットの開口端を横切るよう位
置させることによって、前記ポケットを閉じる工程とか
らなる方法。 - 【請求項10】 紙吹雪を散布する装置を使用する方法
であって、 a)上端および下端領域を有する装置の膨張エンペロー
プをその上端領域が下端領域よりも上方に配置される直
立位置で片手で保持する工程を備え、前記エンベロープ
は前記上端領域から前記エンベロープの内部にのび、紙
吹雪を収容するポケットを形成する反転壁部を有し、前
記ポケットは前記上端領域に破断遮蔽材によって閉じら
れる開口端を有し、さらに b)前記エンベロープを前記直立位置で前記片手で保持
しているとき、加圧ガスを前記エンベロープの上端領域
のガスの入口に導入することによって、前記エンベロー
プを膨張させる工程と、 c)前記片手を十分な力で拳状に握ることによって、前
記膨張したエンベロープを直立位置で圧縮し、前記ガス
が前記遮蔽材を破裂させ、前記反転部が裏返され、前記
紙吹雪が付随破裂音とともに爆発的に放出されるように
する工程とからなる方法。 - 【請求項11】 空気を前記入口に吹き込むことによっ
て、前記膨張工程が達成されることを特徴とする請求項
10に記載の方法。
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-
2000
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- 2000-03-14 EP EP00105294A patent/EP1114663B1/en not_active Expired - Lifetime
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- 2000-03-14 CN CN00203371U patent/CN2431029Y/zh not_active Expired - Lifetime
- 2000-03-30 JP JP2000093811A patent/JP2001190858A/ja active Pending
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