JP3055103U - 可搬式投光器 - Google Patents
可搬式投光器Info
- Publication number
- JP3055103U JP3055103U JP1998004456U JP445698U JP3055103U JP 3055103 U JP3055103 U JP 3055103U JP 1998004456 U JP1998004456 U JP 1998004456U JP 445698 U JP445698 U JP 445698U JP 3055103 U JP3055103 U JP 3055103U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- secondary battery
- portable
- cord
- light
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】二次電池の特徴を有効に活用でき、応用性に富
んだ可搬式投光器を提供する。 【解決手段】携帯可能な容器1と、この容器1内に収容
された二次電池2及び該二次電池2を商用交流電源で選
択的に充電するための充電回路24と、容器1に取り付
けられた伸縮自在3,4なポストと、このポスト3,4
の先端部に取り付けられて二次電池2を電源として点灯
制御される投光ライト7,8と、二次電池2の出力を投
光ライト以外の電源として外部へ取り出し可能とするコ
ンセント28とを備えている。
んだ可搬式投光器を提供する。 【解決手段】携帯可能な容器1と、この容器1内に収容
された二次電池2及び該二次電池2を商用交流電源で選
択的に充電するための充電回路24と、容器1に取り付
けられた伸縮自在3,4なポストと、このポスト3,4
の先端部に取り付けられて二次電池2を電源として点灯
制御される投光ライト7,8と、二次電池2の出力を投
光ライト以外の電源として外部へ取り出し可能とするコ
ンセント28とを備えている。
Description
【0001】
本考案は、非常時や夜間工事等において用いられる可搬式投光器に関する。
【0002】
非常時や夜間工事等において用いられる投光器には、可搬性を備えていること 、電源が得られない場所でも使用できること、扱い易い構造であることなどの点 が要望される。
【0003】 このようなことから、従来のこの種の投光器は、二次電池を内蔵した可搬タイ プに形成され、常時、商用交流電源を電源として二次電池が充電されるように管 理される。そして、非常時を含む必要時に、二次電池の出力で投光ライトを点灯 できるように構成されている。
【0004】 しかしながら、上記のように構成された従来の可搬式投光器にあっては、照明 という面だけに重点をおいて構成されているため、応用性に欠けるという問題が あった。
【0005】
そこで本考案は、二次電池の特徴を有効に活用でき、応用性に富んだ可搬式投 光器を提供することを目的としている。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案に係る可搬式投光器は、携帯可能な容器と 、この容器内に収容された二次電池及び該二次電池を商用交流電源で選択的に充 電するための充電回路と、前記容器に取り付けられたポストと、このポストの先 端部に取り付けられて前記二次電池を電源として点灯制御される投光ライトと、 前記二次電池の出力を前記投光ライト以外の電源として外部へ取り出し可能とす る電源取り出し回路とを備えている。
【0007】 なお、前記電源取り出し回路は、一端側が過電流継電器を介して前記二次電池 の両端に接続されたコードと、このコードの他端側に接続された電源端子とで構 成されていてもよい。この場合、前記コードは一方向に付勢されたリールに巻か れて長さ調節が可能なコードリール機構に組み込まれ、また前記電源端子は前記 コードの他端側に接続されたコンセントで構成されていてもよい。
【0008】 容量の大きい二次電池を用いると、この二次電池から供給できるエネルギは投 光ライトを点灯させるのに必要なエネルギを十分に上回ることになる。本考案で は、上述した余剰のエネルギを有効に活用できるようにするために、二次電池の 出力を投光ライト以外の電源として外部へ取り出し可能とする電源取り出し回路 を設けている。このため、例えば投光ライトを点灯させたままの状態で電源取り 出し回路を通して例えば測定器等が必要とする電源を確保することができ、投光 機能ばかりか電源として利用できるので、応用性を拡大することができる。
【0009】
以下、図面を参照しながら考案の実施形態を説明する。 図1には本考案の一実施形態に係る可搬式投光器を局部的に切開した正面図が 示されている。
【0010】 同図において、1は密閉防水構造に形成された箱体(容器)を示している。こ の箱体1は、図2に示すように、人Aが背嚢等の背負い具Sに入れて自由に運ぶ ことができる大きさに形成されている。そして、この箱体1内に、充電可能な二 次電池2や図3に示す点灯制御回路20等が収容されている。
【0011】 箱体1の左右両側には、図2に示すように背負い状態で両肩上に突出させるこ とが可能に上下方向に伸縮自在なポスト3,4が設けられている。これらポスト 3,4は、箱体1の左右両側部にそれぞれ止め金5で固定された外管3a,4a と、これら外管3a,4a内に回転および上下動可能に嵌挿された内管3b、4 bとで構成されている。そして、外管3a,4aの上端部には、内管3b、4b を任意の伸縮高さ位置に締着固定するための止めネジ6が螺挿されている。なお 、ポスト3,4は必ずしも伸縮自在でなくてもよい。
【0012】 各ポスト3,4における内管3b、4bの上端部には、俯仰角を調整できるヒ ンジ具7a,8aを介して投光ライト7,8が固定されている。投光ライト7, 8は、投光カバー9を有する笠体10と、この笠体10内に配置されたランプ1 1と、笠体10の前面開口部にランプ11を覆うように嵌め込まれた投光レンズ 12とから構成されている。
【0013】 なお、図1中、13は後述する点灯制御回路20の充電回路24を商用交流電 源に接続するためのスイッチを示し、14、15は投光ライト7,8を点灯状態 に設定するためのスイッチを示し、16は箱体1に設けられた取っ手を示してい る。
【0014】 点灯制御回路20は、図3に示すように、商用交流電源に選択的に接続される 差込プラグ21を備え、さらに差込プラグ21及び前記スイッチ13を介して得 られた交流入力を全波整流回路22に通して直流電力に変換し、この直流電力を 充電制御回路23の制御のもとに二次電池2に供給して充電する充電回路24を 備えている。そして、スイッチ14,15を介して二次電池2の両端に投光ライ ト7,8のランプ11を選択的に接続できるようにしている。
【0015】 一方、二次電池2の両端間には、二次電池2の出力を投光ライト7,8以外の 電源として外部へ取り出し可能とする電源取り出し回路25が接続されている。 この電源取り出し回路25は、二次電池2の両端間に過電流継電器26とコード 27とを介して電源端子としてのコンセント28を接続したものとなっている。
【0016】 コード27は、図1及び図4(a)に示すように、一方向に付勢されたリール に巻かれて長さ調節が可能なコードリール機構29に組み込まれている。このコ ードリール機構29は箱体1内に収容されている。そして、コード27の先端部 に取り付けられたコンセント28は、防水性能を損なわないようにするために、 箱体1の低壁を上方に向けて凹没させた凹部30のいわゆる低壁を通して外部に 引き出されている。
【0017】 次に、上記のように構成された可搬式投光器の使用例を説明する。 非常用の可搬式投光器の場合、一般的には、建屋内の特定の場所に何時でも持 ち出すことができるように保管される。この例の場合、保管場所において、差込 プラグ21を商用交流電源である100Vラインのコンセントに接続した状態で 保管される。ここで、保管状態においては、スイッチ13がオン、スイッチ14 ,15がオフに設定されているものとする。
【0018】 充電回路24を商用交流電源へ接続することによって、二次電池2は両端電圧 が規定のレベルに達するまで充電される。このように、特定の場所に保管されて いるときには、二次電池2が一定レベルに充電され、待機状態に保持される。
【0019】 待機状態にあるとき、保管場所から離れた場所において照明を必要とするよう な非常事態が発生した場合には、スイッチ13をオフにし、コンセントから差込 プラグ21を引き抜き、図2に示すように、背負い具Sに入れて現場へと運ぶ。
【0020】 そして、現場においてスイッチ14,15の何れか一方をオン操作すると、一 方の投光ライトを点灯させることでき、両方をオン操作する両方の投光ライト7 ,8を点灯させることができ、ここに投光器としての機能を発揮させることがで きる。
【0021】 ところで、現場によって種々の要求が発生する。例えば、その代表的な例とし て、簡易電源を必要とする計測器の使用を挙げることができる。この場合には、 計測器を動作させるために電源を確保する必要とする。この電源としては、一般 的には乾電池が使用されている。しかし、乾電池は寿命が非常に短かい。
【0022】 この例に係る可搬式投光器では、非常用として十分な容量を持つ二次電池2の 出力を投光ライト7,8以外の電源として外部へ取り出し可能とする電源取り出 し回路25を設けている。したがって、図4(b)に示すように、コンセント2 8を握り、コード27を引き出し、コンセント28にアダプタ31等を介して電 源安定化機能付の図示しない計測器を接続すれば、この計測器を長時間に亘って 安定に動作させることができる。
【0023】 なお、このとき計測器側において短絡事故が発生すると、過電流継電器26が 作動して事故電流を遮断するとともに二次電池2のエネルギ消費を抑える。事故 処理が終了した後に過電流継電器26を再投入することによってコンセント28 を介して再給電することができる。
【0024】 このように、二次電池2の出力を投光ライト7,8以外の電源として外部へ取 り出し可能とする電源取り出し回路25を設けているので、例えば投光ライト7 ,8を点灯させたままの状態で電源取り出し回路25を通して例えば測定器等が 必要とする電源を確保することができ、投光機能ばかりか電源としても利用でき る。
【0025】 なお、上述した例では、電源取り出し回路25の一部をコードリール機構29 に組み込まれたコード27で構成しているが、必ずしもコードリール機構29を 用いる必要はなく、またコンセント28も例えば防水機能を備えた固定式の電源 端子に置き換えてもよい。さらに、上述した例では、本考案に係る可搬式投光器 を非常時における照明用として用いているが、夜間工事における照明用などの非 常時以外においても使用できることは勿論であり、また表示用として利用するこ ともできる。さらに、背負って運ぶものに限らず、手に持って運ぶものにも適用 できることは勿論である。
【0026】
以上のように、本考案によれば、利用範囲の拡大に寄与できる。
【図1】本考案の一実施形態に係る可搬式投光器を一部
切欠して示す正面図
切欠して示す正面図
【図2】同可搬式投光器の使用形態の一例を説明するた
めの図
めの図
【図3】同可搬式投光器に組み込まれた点灯制御回路の
回路図
回路図
【図4】同可搬式投光器に組み込まれた電源取り出し回
路の一部を示す図
路の一部を示す図
1…箱体 2…二次電池 3,4…伸縮自在なポスト 7,8…投光ライト 11…ランプ 13,14,15…スイッチ 20…点灯制御回路 24…充電回路 25…電源取り出し回路 26…過電流継電器 27…コード 28…電源端子としてのコンセント 29…コードリール機構 30…凹部
Claims (3)
- 【請求項1】携帯可能な容器と、この容器内に収容され
た二次電池及び該二次電池を商用交流電源で選択的に充
電するための充電回路と、前記容器に取り付けられたポ
ストと、このポストの先端部に取り付けられて前記二次
電池を電源として点灯制御される投光ライトと、前記二
次電池の出力を前記投光ライト以外の電源として外部へ
取り出し可能とする電源取り出し回路とを具備してなる
ことを特徴とする可搬式投光器。 - 【請求項2】前記電源取り出し回路は、一端側が過電流
継電器を介して前記二次電池の両端に接続されたコード
と、このコードの他端側に接続された電源端子とで構成
されていることを特徴とする請求項1に記載の可搬式投
光器。 - 【請求項3】前記コードは一方向に付勢されたリールに
巻かれて長さ調節が可能に形成されており、前記電源端
子は前記コードの他端側に接続されたコンセントで構成
されていることを特徴とする請求項2に記載の可搬式投
光器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998004456U JP3055103U (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 可搬式投光器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998004456U JP3055103U (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 可搬式投光器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3055103U true JP3055103U (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=43189118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998004456U Expired - Lifetime JP3055103U (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 可搬式投光器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055103U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008282800A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-11-20 | Pelican Products Inc | 照明装置 |
JP2011512625A (ja) * | 2008-02-19 | 2011-04-21 | ペリカン プロダクツ インコーポレイテッド | 照明装置 |
JP2013045691A (ja) * | 2011-08-25 | 2013-03-04 | Makita Corp | 電源装置 |
JP2014211234A (ja) * | 2009-06-03 | 2014-11-13 | エア システムズ インコーポレイテッドAir Systems,Inc. | 一体化型可搬型スタンド |
JP2015039294A (ja) * | 2014-11-11 | 2015-02-26 | 株式会社マキタ | 電源装置 |
-
1998
- 1998-06-19 JP JP1998004456U patent/JP3055103U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008282800A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-11-20 | Pelican Products Inc | 照明装置 |
JP2011512625A (ja) * | 2008-02-19 | 2011-04-21 | ペリカン プロダクツ インコーポレイテッド | 照明装置 |
JP2014211234A (ja) * | 2009-06-03 | 2014-11-13 | エア システムズ インコーポレイテッドAir Systems,Inc. | 一体化型可搬型スタンド |
JP2013045691A (ja) * | 2011-08-25 | 2013-03-04 | Makita Corp | 電源装置 |
JP2015039294A (ja) * | 2014-11-11 | 2015-02-26 | 株式会社マキタ | 電源装置 |
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Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |