JP3055067U - 包装用箱 - Google Patents

包装用箱

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JP3055067U
JP3055067U JP1998004392U JP439298U JP3055067U JP 3055067 U JP3055067 U JP 3055067U JP 1998004392 U JP1998004392 U JP 1998004392U JP 439298 U JP439298 U JP 439298U JP 3055067 U JP3055067 U JP 3055067U
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康弘 田中
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有限会社タナカ・パッケージ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 瓶等の比較的重量のかさむ収容物を収納可能
として、持ち運びに便利なこと。 【解決手段】 瓶20等の収容物では、下部22の径が
大きく、上部21の径が細いことから、瓶20を横にし
たとき、その重心位置は、瓶底方向の下方に移動する
が、その重心移動に相当する距離Xだけ偏位させて、そ
の重心の上部に手持部5A,5Bの中心位置付近を持っ
てくることによって、その手持部5A,5Bを人が手で
掴んで持ち歩くことにより、最も持ち易く、持ち運びに
安定したものとなる。特に、瓶20等の収容物をガイド
部10が、その箱本体1の内部に収納される瓶20等の
収容物の方向付けを特定しているから、重心位置が逆転
する可能性がなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、贈答用等に使用される包装用箱に関するもので、特に、瓶等の長さ 方向に荷重分布が異なる収容物を収容する包装用箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の包装用箱の斜視図である。
【0003】 従来から、菓子等の収容物を収容する箱本体1と、その箱本体1の長辺方向に 並行し、短辺の略中央に位置し、その箱本体1の蓋部2から略直角に折曲して形 成された取手部3と、その箱本体1の短辺側から延長して形成され、その取手部 3の両側に係合されることによりその取手部3を固定する係止端部4と、その取 手部3の長辺方向の中央位置に手が挿通される長辺方向に長い挿通孔からなる手 持部5からなる包装用箱が使用されていた。特に、この種の箱は、菓子等の包装 用箱として使用されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述の包装用箱では、箱本体1の蓋部2から略直角に折曲して形成 された取手部3に形成された手持部5は、その箱本体1の取手部3の長辺方向の 中央位置に設けていた。
【0005】 したがって、箱本体1内の収容する収容物が軽量物を対象とするものでは、持 ち運びに便利であり、かつ、見栄えからも、その需要が高かった。
【0006】 ところが、現今のワインブームに対して、その瓶を収容する包装用箱は、従前 から直方体のものであり、贈答用には見栄えがよくなかった。
【0007】 そこで、この考案はかかる不具合を解決するためになされたもので、瓶等の比 較的重量のかさむ収容物を収納可能として、持ち運びに便利な包装用箱の提供を 課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の包装用箱によれば、長さ方向に荷重分布が異なる収容物を収容する 箱本体と、前記箱本体の内部に前記収容物の方向付けを特定するガイド部と、前 記箱本体の長辺方向に並行し、短辺の略中央に位置し、前記箱本体の蓋部から略 直角に折曲して形成された取手部と、前記箱本体の短辺側から延長して形成され 、前記取手部の両側に係合されることにより前記取手部を固定する係止端部と、 前記収容物の加重分布によって前記取手部の長辺方向の中央位置から、その荷重 の変化に応じて、その荷重の重い方側に偏位させ、前記取手部に形成し、手が挿 通される長辺方向に長い挿通孔からなる手持部とを具備するものである。
【0009】 請求項2の包装用箱によれば、前記長さ方向に荷重分布が異なる収容物を収容 する箱本体が、瓶を収容する筐体としたものである。
【0010】 請求項3の包装用箱によれば、前記箱本体及び蓋部と取手部及び係止端部を一 体に形成し、前記ガイド部のみを別体に形成したものである。
【0011】 請求項4の包装用箱によれば、前記取手部の両側に係合される一対の係止端部 が、両者でその大小関係を異にするものである。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の包装用箱を具体的な実施の形態に基づいて説明する。
【0013】 〈実施の形態1〉 図1は本考案の第1の実施の形態にかかる包装用箱の全体の斜視図であり、ま た、図2は本考案の第1の実施の形態にかかる包装用箱の全体の展開斜視図であ る。また、図3は本考案の第1の実施の形態にかかる包装用箱を正面からみた要 部断面図である。
【0014】 図1において、箱本体1は、収容物としての瓶20のように、その長さ方向に 荷重分布が異なるものを収容するものであり、基本的には、従来と同様、直方体 の容積空間を形成する有底直方体の容器を構成している。
【0015】 瓶20は、下部22の径が大きく、上部21の径が細いワイン、日本酒、ブラ ンデー、ビール等のアルコール類、清涼飲料等で公知の瓶である。勿論、本考案 を実施する場合には、瓶の形は、ワイン、日本酒、ブランデー、ビール等のアル コール類、清涼飲料等の形状に限定されるものではなく、瓶20の長さ方向に荷 重分布が異なるものであればよい。
【0016】 また、箱本体1の内部に収容物としての瓶20の方向付けを特定するガイド部 10は、収容物によって、その形態が特定されるものである。本実施の形態では 、1枚の厚紙を折曲することにより、瓶20の底面をガイド及び保持する底部保 持部11と、瓶20の上部をガイド及び保持する上部保持部12と、その間を連 結する連結部14を有し、更に、上部保持部12には、瓶20の上部を水平方向 に移動しないように拘束する嵌合部13を有している。瓶20の底面をガイド及 び保持する底部保持部11と瓶20の上部を水平方向に移動しないように拘束す る上部保持部12の嵌合部13及び連結部14は、互いに、瓶20の水平方向の 移動を拘束し、容易に箱本体1の側面に当接しないようにしている。また、連結 部14は、瓶20に対する下方からの衝撃を緩和させている。そして、瓶20の 底面側の底部保持部11と上部側に位置する上部保持部12は、瓶20の底面側 の水平方向と上部側の水平方向に加わる衝撃力を緩和する。
【0017】 箱本体1の両長辺側には、その長辺側に連続して一対の蓋部2が形成されてい る。箱本体1の長辺側に連続する一対の蓋部2は、箱本体1の長辺方向に並行す る短辺の略中央で上方に折曲され、取手部3(3A,3B)を形成している。一 対の蓋部2と取手部3Aまたは取手部3Bの長さは、箱本体1の短辺の長さに略 一致する長さになっている。これによって、無駄の少い型取り及び蓋部2と取手 部3Aまたは取手部3Bを重ね合せることにより、箱本体1を直方体状にまとめ ることができる。
【0018】 箱本体1の両長辺側には、その長辺側に連続して一対の蓋部2が形成されてい る。箱本体1の長辺側に連続する一対の蓋部2は、箱本体1の長辺方向に並行す る短辺の略中央で上方に折曲され、取手部3(3A,3B)を形成している。一 対の蓋部2と取手部3Aまたは取手部3Bの長さは、箱本体1の短辺の長さに略 一致する長さになっている。これによって、無駄の少い型取り及び蓋部2と取手 部3Aまたは取手部3Bを重ね合せることにより、箱本体1を直方体状にまとめ ることができる。
【0019】 取手部3Aの外周には、大小の突部、即ち、小突部31A、大突部32Aが形 成され、また、取手部3Bの外周には、小突部31B、大突部32Bが形成され ている。これら、小突部31Aは小突部31Bに、大突部32Aは大突部32B に対向し、両者は、重ね合せることにより一致する外形形状となっている。小突 部31A及び大突部32Aと小突部31B及び大突部32Bは、その小突部31 Aと大突部32A、小突部31Bと大突部32Bの対向する側が、相互間の取手 部3Aまたは取手部3Bの外形線と略90度以下の角度で交わっている。
【0020】 また、蓋部2との境界の取手部3A側には、略C字状に打抜き、その打抜き片 6が蓋部2から折曲されることなく、同一平面を形成するようになっている。こ の打抜きによって、取手部3A側には箱本体1の長辺方向に長い挿通孔からなる 手持部5Aを形成している。一方、蓋部2との境界の取手部3Bには、略D字状 に打抜いて開口を形成し、その打抜きによって箱本体1の長辺方向に長い挿通孔 からなる手持部5Bを形成している。手持部5A及び手持部5Bも、両者は重ね 合せることにより一致する内径形状となっている。
【0021】 更に、箱本体1の短辺側から延長して形成された一対の係止端部4A,4Bは 、取手部3(3A,3B)の両側の小突部31A,31Bまたは大突部32A, 32Bに係合されることにより、取手部3(3A,3B)を固定している。
【0022】 係止端部4(4A,4B)と取手部3(3A,3B)の小突部31A,31B または大突部32A,32Bとの係合は、次のように行われる。
【0023】 即ち、一対の係止端部4(4A,4B)には、その短辺の中央位置に対して直 角方向のスリット41Aまたは41Bが形成されている。このスリット41Aに は取手部3(3A,3B)の大突部32A,32Bが挿入され、スリット41A と取手部3(3A,3B)の大突部32A,32Bの略鋭角となった段部に係合 する。また、スリット41Bには取手部3(3A,3B)の小突部31A,31 Bが挿入され、スリット41Bと取手部3(3A,3B)の大突部32A,32 Bの略鋭角となった段部に係合する。
【0024】 更に、手持部5A,5Bは、瓶20等の収容物の加重分布によって取手部3( 2A,3B)の長辺方向の中央位置から、その荷重の変化に応じて、その荷重の 重い方側に距離Xだけ偏位させて取手部3(3A,3B)に形成しており、手が 挿通される長辺方向に長い挿通孔としている。この偏位させる距離Xは、内容物 が均一荷重であれば取手部3(3A,3B)は、図5に示すように長辺を2分し た均等距離Lにその中心がある。したがって、その位置を人が手で掴んで持ち歩 けば、最も持ち易く、持ち運びに安定した位置となる。
【0025】 しかし、ワイン、ビール、ブランデー等で公知の瓶20では、下部22の径が 大きく、上部21の径が細いことから、瓶20を横にしたとき、その重心位置は 、瓶底方向の下方に移動する。そこで、従来の図5に示す長辺を2分した均等距 離Lの中心位置よりも、距離Xだけ偏位させて、その重心の上部に手持部5A, 5Bの中心位置付近を持ってくることによって、その手持部5A,5Bを人が手 で掴んで持ち歩けば、最も持ち易く、持ち運びに安定した位置となる。
【0026】 ここで、一対の係止端部4Aまたは係止端部4Bと、取手部3(3A,3B) の大突部32A,32Bまたは小突部31A,31Bとの係合は、取手部3(3 A,3B)の大突部32A,32Bと小突部31A,31Bとを均一の大きさで 形成すると、手持部5A,5Bの位置が偏位していることがその対称性によって 強調され、人目に見栄えよく写らない。しかし、取手部3(3A,3B)の大突 部32A,32Bと小突部31A,31Bが、手持部5A,5Bの位置が距離X だけ偏位したとき、偏位して短くなった距離L−Xの方の突起を小突部31A, 31Bのように小さくし、偏位して長くなった距離L+Xの方の突起を大突部3 2A,32Bのように大きくすることにより、人の視覚では、デザイン的にも比 較的取手部3(3A,3B)の偏位が気にならなくなる。
【0027】 〈実施の形態2〉 図4は本考案の第2の実施の形態にかかる包装用箱の全体の斜視図である。な お、図中、実施の形態1と同一符号及び記号は実施の形態1の構成部分と同一ま たは相当する構成部分を示すものであるから、ここでは重複する説明を省略する 。
【0028】 図4に示す実施の形態2と図1乃至3に示す実施の形態1との相違点は、内容 物の瓶20が1本入りか2本入りかにあり、基本的構成は変らないので、その説 明を省略する。このように、本考案を実施する場合には、内容物が1本入りでも よいし、2本入りでもよい。結果的に、長さ方向に荷重分布が異なる収容物であ ればよい。
【0029】 このように、上記実施の形態の包装用箱は、長さ方向に荷重分布が異なる瓶2 0等の収容物を収容する箱本体1と、その箱本体1の内部に瓶20等の収容物の 方向付けを特定するガイド部10と、箱本体1の長辺方向に並行し、短辺の略中 央に位置し、箱本体1の蓋部2から略直角に折曲して形成された取手部3(3A ,3B)と、箱本体1の短辺側から延長して形成され、取手部3(3A,3B) の両側に係合されることにより取手部3(3A,3B)を固定する一対の係止端 部4(4A,4B)と、瓶20等の収容物の加重分布によって取手部3(3A, 3B)の長辺方向の中央位置から、その荷重の変化に応じて、その荷重の重い方 側に偏位させ、取手部3(3A,3B)に形成し、手が挿通される長辺方向に長 い挿通孔からなる手持部5(5A,5B)とを具備するものである。
【0030】 したがって、瓶20等の収容物では、下部22の径が大きく、上部21の径が 細いことから、瓶20を横にしたとき、その重心位置は、瓶底方向の下方に移動 するが、その重心移動に相当する距離Xだけ偏位させて、その重心の上部に手持 部5(5A,5B)の中心位置付近を持ってくることによって、その手持部5( 5A,5B)を人が手で掴んで持ち歩くことにより、最も持ち易く、持ち運びに 安定したものとなる。特に、瓶20等の収容物をガイド部10が、その箱本体1 の内部に収納される瓶20等の収容物の方向付けを特定しているから、重心位置 が逆転する可能性がなくなる。また、ガイド部10を厚紙で成形したものでは、 緩衝材として機能し、内容物を破損する可能性を少なくすることができる。
【0031】 また、長さ方向に荷重分布が異なる収容物を収容する箱本体は、瓶を収容する 箱体としたものでは、従来にない包装用箱としてデザインに富む商品とすること ができる。特に、瓶類は、縦持ち、即ち、瓶20を立てた状態で持ち運びするの が通常であったが、瓶物の搬送及び包装を根底から覆すことができる。
【0032】 そして、箱本体1及び蓋部2と取手部3(3A,3B)及び係止端部4(4A ,4B)を一体に形成し、ガイド部10のみを別体に形成したものにおいては、 意匠性を問われる外箱と意匠性を問われることのないガイド部10とを任意の材 料で形成でき、内容物に適した包装が可能となる。
【0033】 更に、取手部3(3A,3B)の両側に係合される一対の係止端部4(4A, 4B)は、両者でその大小関係を異にするものである。即ち、一対の係止端部4 Aまたは係止端部4Bと、取手部3(3A,3B)の大突部32A,32Bまた は小突部31A,31Bとの係合は、取手部3(3A,3B)の大突部32A, 32Bと小突部31A,31Bとを均一の大きさで形成すると、手持部5(5A ,5B)の位置が偏位していることがその対称性によって強調され、見栄えがよ くない。しかし、取手部3(3A,3B)の大突部32A,32Bと小突部31 A,31Bが、手持部5(5A,5B)の位置が距離Xだけ偏位したとき、偏位 して短くなった距離L−Xの方の突起を小突部31A,31Bのように小さくし 、偏位して長くなった距離L+Xの方の突起を大突部32A,32Bのように大 きくすることにより、人の視覚では、デザイン的にも比較的取手部3(3A,3 B)の偏位が気にならなくなり、違和感がない。
【0034】 また、本実施の形態の包装用箱によれば、プレゼント用等の見栄えの必要なも のにも包装紙を使用することなく使用できる。
【0035】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1の包装用箱によれば、長さ方向に荷重分布が異 なる収容物を収容する箱本体と、前記箱本体の内部に前記収容物の方向付けを特 定するガイド部と、前記箱本体の長辺方向に並行し、短辺の略中央に位置し、前 記箱本体の蓋部から略直角に折曲して形成された取手部と、前記箱本体の短辺側 から延長して形成され、前記取手部の両側に係合されることにより前記取手部を 固定する一対の係止端部と、前記収容物の加重分布によって前記取手部の長辺方 向の中央位置から、その荷重の変化に応じて、その荷重の重い方側に偏位させ、 前記取手部に形成し、手が挿通される長辺方向に長い挿通孔からなる手持部とを 具備するものである。
【0036】 したがって、長さ方向に荷重分布が異なる収容物の重心位置は、その重心移動 に相当する距離Xだけ単純長さ方向の中心よりも偏位するが、その偏位させた重 心の上部に手持部の中心位置付近を持ってくることによって、その手持部を人が 手で掴んで持ち歩くことにより、最も持ち易く、持ち運びに安定したものとなる 。また、収容物をガイド部が、その箱本体の内部に収納される収容物の方向付け を特定しているから、重心位置が逆転する可能性がなくなる。
【0037】 請求項2の包装用箱によれば、請求項1の長さ方向に荷重分布が異なる収容物 を収容する箱本体を、瓶を収容する筐体としたものであるから、請求項1の効果 に加えて、従来にない包装用箱としてデザインに富む商品とすることができる。 特に、瓶類は、縦持ち、即ち、立てた状態で持ち運びするのが通常であったが、 瓶物の搬送及び包装を根底から覆すことができる。
【0038】 請求項3の包装用箱によれば、請求項1または請求項2の箱本体及び蓋部と取 手部及び係止端部を一体に形成し、前記ガイド部のみを別体に形成したものであ るから、請求項1または請求項2の効果に加えて、意匠性を問われる外箱と意匠 性を問われることのないガイド部とを任意の材料で形成でき、内容物に適した包 装が可能となる。
【0039】 請求項4の包装用箱によれば、請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の取 手部の両側に係合される一対の係止端部を、両者でその大小関係を異にするもの であるから、請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の効果に加えて、一対の 係止端部と、取手部の大突部または小突部との係合は、取手部の大突部と小突部 とを均一の大きさで形成すると、手持部の位置が偏位していることがその対称性 によって強調され、見栄えがよくない。しかし、取手部の大突部と小突部が、手 持部の位置が偏位したとき、偏位して短くなった距離の方の突起を小突部とし、 偏位して長くなった距離の方の突起を大突部とすることにより、人の視覚では、 デザイン的にも比較的取手部の偏位が気にならなくなり、その使用に違和感がな い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本考案の第1の実施の形態にかかる包
装用箱の全体の斜視図である。
【図2】 図2は本考案の第1の実施の形態にかかる包
装用箱の全体の展開斜視図である。
【図3】 図3は本考案の第1の実施の形態にかかる包
装用箱を正面からみた要部断面図である。
【図4】 図4は本考案の第2の実施の形態にかかる包
装用箱の全体の斜視図である。
【図5】 図5は従来の包装用箱の斜視図である。
【符号の説明】
1 箱本体 2 蓋部 3,3A,3B 取手部 4,4A,4B 係止端部 5,5A,5B 手持部 10 ガイド部 20 瓶

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向に荷重分布が異なる収容物を収
    容する箱本体と、 前記箱本体の内部に前記収容物の方向付けを特定するガ
    イド部と、 前記箱本体の長辺方向に並行し、短辺の略中央に位置
    し、前記箱本体の蓋部から略直角に折曲して形成された
    取手部と、 前記箱本体の短辺側から延長して形成され、前記取手部
    の両側に係合されることにより前記取手部を固定する一
    対の係止端部と、 前記収容物の加重分布によって前記取手部の長辺方向の
    中央位置から、その荷重の変化に応じて、その荷重の重
    い方側に偏位させ、前記取手部に形成し、手が挿通され
    る長辺方向に長い挿通孔からなる手持部とを具備するこ
    とを特徴とする包装用箱。
  2. 【請求項2】 前記長さ方向に荷重分布が異なる収容物
    を収容する箱本体は、瓶を収容する筐体としたことを特
    徴とする請求項1に記載の包装用箱。
  3. 【請求項3】 前記箱本体及び蓋部と取手部及び係止端
    部を一体に形成し、前記ガイド部のみを別体に形成した
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装
    用箱。
  4. 【請求項4】 前記取手部の両側に係合される一対の係
    止端部は、両者でその大小関係を異になることを特徴と
    する請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の包装用
    箱。
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