JP3054747U - 麻雀用点数授受システム - Google Patents

麻雀用点数授受システム

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JP3054747U
JP3054747U JP1998005973U JP597398U JP3054747U JP 3054747 U JP3054747 U JP 3054747U JP 1998005973 U JP1998005973 U JP 1998005973U JP 597398 U JP597398 U JP 597398U JP 3054747 U JP3054747 U JP 3054747U
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JP1998005973U
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眞吾 野口
英樹 小松原
太一 吉田
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電元オートメーション株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点棒を不要としたより使いやす
い麻雀用点数授受システムを提供する。 【解決手段】 点数入力部と、表示部と、持ち
点記憶部と、操作部と、これらと電気的に接続された演
算処理部等を有し、点数のやりとりを電子回路にて行う
麻雀用点数授受システムにおいて、前記点数入力部にお
ける点数入力手段を、麻雀用点棒の種類毎にそれぞれ対
応して加算用点数入力スイッチと減算用点数入力スイッ
チを設け、これらのスイッチにより点棒の種類毎に異な
る点数単位で点数入力するようにすると同時に、これら
のスイッチの組み合わせにより入力された点数を加減算
できるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、麻雀における点数のやりとりを電子回路により行うことを目的とし た麻雀用点数授受システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
麻雀において、点数のやりとりに点棒が用いられるのは周知のことであるが、 近年キーボード上のテンキーより点数を入力することにより、電子式に点数のや りとりを可能にした麻雀用点数授受システムがいくつか提案されている。 例えば当社出願の特開平9−140930号公報はそのひとつである。
【0003】 一方、点棒は用いるが、点棒に所定の物理量を与え、その物理量和を計量して 持ち点を算出する点棒集計システムもまたいくつか提案されている。 例えば、重量を計量する方式として特開平6−253号公報がある。
【0004】 このような点棒集計システムでは、ゲーム進行過程での自己及び対戦者の持ち 点、持ち点差、順位等が常時表示できるため、ゲームがより戦略的になるという 効果をもたらす。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
点棒は習慣的に用いられているため、使用する側では特に問題意識はないが、し かし点棒を用いる限り、なくすことのできない問題点がいくつかある。 例えば全自動麻雀卓内への混入による機械トラブル、点棒の紛失、そしていわ ゆる両替や釣りでのゲーム進行阻害等がある。
【0006】 また、前記点棒集計システムでは、上記点棒に関わる問題点以外に、正確さと精 度維持に問題がある。例えば、特開平6−253号公報に開示の、重量を計量す る方式では、ゴミ、汚れ、振動等で計数誤差が発生するため、メンテナンスを頻 繁に行わねばならないという欠点を有する。
【0007】 一方、点数のやりとりを電子回路にて行う前記テンキーを用いた点数集計シス テムでは、上記点棒及び点棒集計システムに関わる問題点が解消され、且つ、ゲ ームスピードが上がり、また点棒コストとメンテナンスコストが不要等、多くの 利点を有するがあまり普及していない。
【0008】 普及しない理由として、テンキーに不慣れな人、特に年輩の人が敬遠すること 、またテンキーに慣れた人でも数字や桁の入力間違いを犯しやすく、やり直し等 がゲーム進行を阻害し、その結果、対戦者の不満を買って白熱したゲームを台な しにしてしまうこと等が考えられる。
【0009】 本考案は上述の課題を解消するためになされたものである。すなわち、点棒を 不要としたより使いやすい麻雀用点数授受システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
点数入力をテンキーによらず、点棒の種類毎にそれぞれ対応て加算用点数入力 スイッチと減算用点数入力スイッチを設け、これらのスイッチにより点棒の種類 毎に異なる点数単位で点数入力するようにすると同時にこれらのスイッチの組み 合わせにより入力された点数を加減算できるようにすることを特徴とする麻雀用 点数授受システムにする。
【0011】 例えば、10000点棒、5000点棒、1000点棒、500点棒、100 点棒のそれぞれに対応したスイッチを設けて、5000点棒に対応したスイッチ を押せば5000点が入力され、1000点棒に対応したスイッチを押せば10 00点が入力される様にする。そして、この操作を連続した場合は、それぞれの 点数が加算されるようにする。
【0012】 また、それぞれの種類に対応して加算スイッチと減算スイッチを設けて、点数 の加算のみならず減算も可能とし、点数入力の効率化と同時に変化に富んだ点数 入力を可能とする。
【0013】 3900点を入力する場合について説明すると、1000点用加算スイッチを 3回押し、次に100点用加算スイッチを9回押して3900点とする以外に、 1000点用加算スイッチを4回押し、次に100点用減算スイッチを1回押し て3900点とすることができ点数入力回数を減らすことができる。あるいは、 5000点用加算スイッチを1回押し、次に1000点用減算スイッチを1回押 し、最後に100点用減算スイッチを1回押して3900点にすることもでき、 点数入力は更に効率化する。
【0014】 上述のように本考案は点棒単位で点数入力を可能にする。そしてテンキー入力 のように桁を考慮しながら、いわば量を数値に変換しながら入力する煩わしさを 解消する。さらに後述の実施例に示すように、これらスイッチの表示に点棒の絵 柄を用いることを併用すれば、点棒感覚で点数のやりとりが行える。
【0015】
【実施例】
以下に本考案の実施の一例として、当社既出願の特開平9−140930号公 報内実施例で開示した点数授受システムにおける点数入力部に応用した例を、図 に基づき詳しく説明する。
【0016】 図1は本考案による点数授受システムを組み込んだ自動麻雀卓2を示す斜視図 、図2は特開平9−140930号公報内実施例で開示した点数授受装置におけ る操作パネルP2を示す平面図、図3は本考案を実施した点数授受システムにお ける操作パネルP3を示す平面図である。
【0017】 図2、及び図3に示すように操作パネルP2,P3には大別して、支払区分1 0,11、点見区分12、点数表示区分14、受取区分16、およびこれ等の区 分以外の共通部分18がある。本実施例の点数授受システムは前記操作パネルP 2内の支払区分10における点数入力手段の違いを除けば、すべて特開平9−1 40930号公報に開示の実施例と共通であるので、したがって、以降、本実施 例では、この支払区分10,11を中心に詳しく説明を行う。
【0018】 図2に示す従来の操作パネルP2において、支払区分10には、支払い点数を 入力するために使用するテンキースイッチSW0〜SW9と、リーチ宣告用のリ ーチスイッチSWrと、リーチ数を表す7セグメントLEDのリーチ表示器Dr が設けられている。点見区分12には対家、上家、下家を選択する家選択スイッ チSWja〜SWjcと、そのときに選択した家を表示する家表示器D2a〜D 2cと、自家を選択していることを表示する家表示器D2dとが設けられている 。
【0019】 点数表示区分14には、選択された家の点数順位を示す7セグメントLEDの 順位表示器Dd2と、点数を3桁(万、千、百の桁)で表示するため3個の7セ グメントLEDから成る点数表示器Dd1と数字の正負を区別するために使用す るマイナス表示器Dmとが設けてある。受取区分16には、確認スイッチSWa と、受取スイッチSWbと、テンパイスイッチSWfおよびチョンボスイッチS Wgが設けてある。上記区分以外の共通部分18には開始スイッチSWsと、終 了スイッチSWeと、取消スイッSWcが設けてある。次に上記スイッチ群およ び表示器群の機能について、本実施例の説明上必要な部分のみ以下に説明する。
【0020】 点数表示器Dd1には、特開平9−140930号公報内実施例で示すように 、所定の手順でゲームを開始すると、持ち点設定で定められた点数を表示する。 そしてこの表示器Dd1は、指定された操作が発生しない限り、ゲーム中におけ る現在の自分の持ち点を常に表示する。マイナス表示器Dmは、持ち点がマイナ スになったとき自動的に点灯する。順位表示器Dd2は点数表示器Dd1同様、 指定された操作が発生しない限り、ゲーム中における現在の自分の順位を常に表 示する。そしてこれら点数表示器Dd1と順位表示器Dd2は、指定された操作 のひとつである点見区分12内の家選択スイッチSWja〜SWjcのいずれか を押したとき、対応する家の持ち点や順位を表示する。
【0021】 また前記点数表示器Dd1は、ゲームの過程で点数の授受が発生し、支払い者 がテンキースイッチSW0〜SW9により支払い点数を押すと、自家および他家 の点数表示器Dd1に入力された数字が点滅表示する。受取者は点数表示器Dd 1に点滅表示されている受け取り点数が正しいことを確認して、確認スイッチS Waを押すと点数表示器Dd1は点滅表示から連続表示に変わり点数受取が可能 になる。続けて受け取りスイッチSWbを押すと、各場の点数表示器Dd1の点 数は更新後の表示値に変わる。
【0022】 ここでテンキースイッチSW0〜SW9による支払い点数の入力動作について もう少し詳しく説明する。例えば3900点を入力する場合、まずテンキースイ ッチSW0〜SW9により3を入力すると数字表示器Dd1の百の桁に3が入力 される。続けてテンキースイッチSW0〜SW9により9を入力すると最初に入 力した3は千の位に移動し同時に9が百の位に表示される。そして3900点と しての入力が完了し、受取者はこれを確認してから上述の手続きに従って受取り 操作を行う。
【0023】 仮に支払い者が誤って続けてテンキースイッチSW0〜SW9により0を入力 してしまった場合、3桁の数字表示器Dd1は390を表示し、39000点の 入力を表す。この様に3桁の数字表示器Dd1すべてが満たされた場合、以降の テンキースイッチSW0〜SW9による入力は受け付けないようになっている。 この様な過ちは惰性でテンキースイッSW0〜SW9を打ってしまった場合や、 有効数字の意識が欠如しているときに起きる。また、この様な入力ミスの他に、 点数を数え間違えて入力してしまった場合がある。
【0024】 取消スイッチSWcを押すとすべての入力された数値は無視され、数字表示器 Dd1は入力前の各場の持ち点を表示する。そして支払い者は再度上述の手順に 従って正しい数値を入れ直さねばならない。次に本考案の操作パネルP3および 点数入力について説明する。
【0025】 図3に示す本考案の操作パネルP3において、支払い区分11には、点棒の種 類を示す絵柄と、それぞれの絵柄の両端エンボス部(楕円部)には支払い点数を 入力するために使用するスイッチSWi1〜SWi5,SWd1〜SWd5(メ ンブレンスイッチ)が設けられている。本実施例では点棒の種類として1000 0点棒、5000点棒、1000点棒、500点棒、100点棒の5種類に対応 している。右端の各スイッチSWi1〜SWi5は加算用で、エンボス部上には 加算を示すプラスマークが表示されている。左端の各スイッチSWd1〜SWd 5は減算用で、エンボス部上には減算を示すマイナスマークが表示されている。
【0026】 この他、支払い区分11には従来の操作パネルP2と同様にリーチ宣告用のリ ーチスイッチSWrと、リーチ数を表す7セグメントLEDのリーチ表示器Dr が設けられている。また、点見区分12、点数表示区分14、受取区分16、お よびこれ等の区分以外の共通部分18についても従来の操作パネルと同一である 。以下に本実施例における支払い点数の入力動作について詳しく説明する。
【0027】 支払い者が支払い区分11にあるいずれかの加算スイッチSWi1〜SWi5 を押すと、押したスイッチの絵柄に相当した点数が入力され、自家および他家の 点数表示器Dd1に入力された点数が点滅表示する。もう一度加算スイッチSW i1〜SWi5を押すと、押したスイッチの絵柄に相当した点数が入力され、自 家および他家の点数表示器Dd1には入力された点数が既に入力された点数に加 算され、その和を点滅表示する。
【0028】 いずれかの減算スイッチSWd1〜SWd5を押すと、押したスイッチの絵柄 に相当した点数が入力され、自家および他家の点数表示器Dd1には入力された 点数が既に入力された点数より減算され、その結果がマイナスにならない場合、 その差が点滅表示する。その結果がマイナスになる場合、その入力を無効にする 。最初の入力が減算スイッチの場合も当然無視される。
【0029】 例えば、3900点を支払うとすると、支払い者は5000点棒の加算スイッ チSwi4を1回押し、続けて1000点点棒の減算スイッチSWd3を1回押 し、最後に100点棒の減算スイッチSWd1を1回押せば3900点の入力が 完了する。もし符の計算が間違えていて5200点が正しい点数と気づいた場合 、同様な方法で1300点を加算すればよく即座に修正が可能である。支払い点 数の入力が完了後の点数のやりとりについては前述した従来のものと同一である 。
【0030】 以上、説明した本実施例では加算スイッチSWi1〜SWi5と減算スイッチ SWd1〜SWd5を別々に設けたが、ひとつのスイッチを加算と減算に切り替 えて使用することも可能である。
【0031】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、点数の入力が点棒感覚でできるため、ご く自然である。また、入力点数が容易に修正できるため、使い勝手のよい点数授 受システムを提供できる。また、精度の高い点棒計量システムが不要であり、正 確でコスト的に有利な点数授受システムが提供できる。また、点棒を用いないの でトラブルがなく、スピーディな麻雀を楽しめる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を組み込んだ自動麻雀卓の斜視図であ
る。
【図2】従来の点数集計装置の操作パネル図を示す平面
図である。
【図3】本考案の点数集計システムの操作パネル図を示
す平面図である。
【符号の説明】
P2 図2の操作パネル P3 図3の操作パネル 2 自動麻雀卓 10 図2の支払区分 11 図3の支払区分 12 点見区分 14 点数表示区分 16 受取区分 18 共通部分 Dr リーチ表示器 Ds スタート表示器 De 終了表示器 D2a〜D2d 家表示器 Dm マイナス表示器 Dd1 点数表示器 Dd2 順位表示器 SW0〜SW9 テンキースイッチ SWi1〜SWi5 加算スイッチ SWd1〜SWd5 減算スイッチ SWs 開始スイッチ SWe 終了スイッチ SWja〜SWjc 家選択スイッチ SWa 確認スイッチ SWb 受取スイッチ SWf テンパイスイッチ SWg チョンボスイッチ SWc 取消スイッチ SWr リーチ宣告スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点数入力部と、表示部と、持ち点記憶部
    と、操作部と、これらと電気的に接続された演算処理部
    等を有し、点数のやりとりを電子回路にて行う麻雀用点
    数授受システムにおいて、前記点数入力部における点数
    入力手段を、麻雀用点棒の種類毎にそれぞれ対応して加
    算用点数入力スイッチと減算用点数入力スイッチを設
    け、これらのスイッチにより点棒の種類毎に異なる点数
    単位で点数入力するようにすると同時に、これらのスイ
    ッチの組み合わせにより入力された点数を加減算できる
    ようにすることを特徴とする麻雀用点数授受システム。
JP1998005973U 1998-04-02 1998-04-02 麻雀用点数授受システム Expired - Lifetime JP3054747U (ja)

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