JP3053539B2 - DOCK180蛋白遺伝子のcDNA - Google Patents
DOCK180蛋白遺伝子のcDNAInfo
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
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- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/46—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from vertebrates
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
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- C07K2319/00—Fusion polypeptide
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、前癌遺伝子産物CR
Kに結合するDOCK180蛋白遺伝子のcDNAと、
このcDNAを連結した組換え体ベクター、この組換え
体ベクターを保有する形質転換体大腸菌、この大腸菌か
ら産生されるDOCK180蛋白、およびそのDOCK
180蛋白を抗原として作成した抗DOCK180蛋白
抗体に関するものである。この発明のcDNA、その発
現産物であるDOCK180蛋白およびこの蛋白に結合
する抗体は、癌細胞の診断や、癌細胞を標的とする制癌
方法の開発等に極めて有用である。
Kに結合するDOCK180蛋白遺伝子のcDNAと、
このcDNAを連結した組換え体ベクター、この組換え
体ベクターを保有する形質転換体大腸菌、この大腸菌か
ら産生されるDOCK180蛋白、およびそのDOCK
180蛋白を抗原として作成した抗DOCK180蛋白
抗体に関するものである。この発明のcDNA、その発
現産物であるDOCK180蛋白およびこの蛋白に結合
する抗体は、癌細胞の診断や、癌細胞を標的とする制癌
方法の開発等に極めて有用である。
【0002】
【従来の技術とその課題】近年の細胞生物学や分子生物
学の進歩には目覚ましいものがあり、発癌のメカニズム
等についても遺伝子レベルでの研究が活発に行なわれ、
ヒトの発癌に関係する多数の癌遺伝子や癌抑制遺伝子、
あるいはそれらの遺伝子産物である各種の蛋白が明らか
になってきている。
学の進歩には目覚ましいものがあり、発癌のメカニズム
等についても遺伝子レベルでの研究が活発に行なわれ、
ヒトの発癌に関係する多数の癌遺伝子や癌抑制遺伝子、
あるいはそれらの遺伝子産物である各種の蛋白が明らか
になってきている。
【0003】例えば、前癌遺伝子の発現産物であるCR
K蛋白は、高等真核動物細胞の増殖を制御する蛋白の主
たるものの一つであり、ヒトの脳腫瘍を始めとして多く
の悪性腫瘍において、その癌細胞の増殖に関与している
ことが知られている。そしてこのCRK蛋白は、DOC
K180蛋白が結合することによってその細胞増殖能を
活性化することが明らかになっている。このため、DO
CK180蛋白は、CRK蛋白を発現する癌細胞の診断
指標として、また各種抗癌剤によるミサイル療法等の標
的としてその重要性が関心を集めている。
K蛋白は、高等真核動物細胞の増殖を制御する蛋白の主
たるものの一つであり、ヒトの脳腫瘍を始めとして多く
の悪性腫瘍において、その癌細胞の増殖に関与している
ことが知られている。そしてこのCRK蛋白は、DOC
K180蛋白が結合することによってその細胞増殖能を
活性化することが明らかになっている。このため、DO
CK180蛋白は、CRK蛋白を発現する癌細胞の診断
指標として、また各種抗癌剤によるミサイル療法等の標
的としてその重要性が関心を集めている。
【0004】しかしながら、従来、このDOCK180
蛋白は、それをコードする遺伝子についての情報が全く
得られておらず、従って、この蛋白をたとえば癌の診断
や発癌メカニズムの解明、あるいは新たな癌療法の開発
等に広く有効利用することが不可能であった。この発明
は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、
これまでに同定されていないDOCK180蛋白遺伝子
のcDNAと、このcDNAの簡便な操作および蛋白の
多量発現を可能とする遺伝子工学材料を提供することを
目的としている。
蛋白は、それをコードする遺伝子についての情報が全く
得られておらず、従って、この蛋白をたとえば癌の診断
や発癌メカニズムの解明、あるいは新たな癌療法の開発
等に広く有効利用することが不可能であった。この発明
は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、
これまでに同定されていないDOCK180蛋白遺伝子
のcDNAと、このcDNAの簡便な操作および蛋白の
多量発現を可能とする遺伝子工学材料を提供することを
目的としている。
【0005】さらにこの発明は、上記cDNAの発現産
物であるDOCK180蛋白と、この蛋白に対する抗体
を提供することを目的としてもいる。
物であるDOCK180蛋白と、この蛋白に対する抗体
を提供することを目的としてもいる。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、前癌遺伝子産物CRKに結合す
るDOCK180蛋白遺伝子のcDNAを提供する。ま
た、この発明は、上記のcDNAを連結した組換え体ク
ローニングベクターおよび発現ベクター、並びにこの発
現ベクターにより形質転換した大腸菌を提供する。
を解決するものとして、前癌遺伝子産物CRKに結合す
るDOCK180蛋白遺伝子のcDNAを提供する。ま
た、この発明は、上記のcDNAを連結した組換え体ク
ローニングベクターおよび発現ベクター、並びにこの発
現ベクターにより形質転換した大腸菌を提供する。
【0007】さらにこの発明は、上記の形質転換体大腸
菌から生産されるDOCK180蛋白と、この蛋白を抗
原として作成した抗DOCK180蛋白抗体をも提供す
る。以下、この発明について詳しく説明する。DOCK
180蛋白の遺伝情報を担うcDNAは、例えば、ヒ
ト、マウス、ニワトリ等の高等真核動物細胞から、例え
ばSambrookらの方法(Molecular Cloning Second editi
on, Cold Spring Harbor Laboratory, New York ,19
89)に従って単離精製することができる。すなわち、
動物細胞からDOCK180蛋白遺伝子のmRNAを精
製し、次いでこのmRNAから逆転写酵素を用いてcD
NA鎖を合成すればよい。このようにして合成すること
のできるDOCK180蛋白のcDNAのうち、ヒト細
胞由来のcDNAの塩基配列およびその翻訳領域のアミ
ノ酸配列を配列表の配列番号1および2にそれぞれに示
した。
菌から生産されるDOCK180蛋白と、この蛋白を抗
原として作成した抗DOCK180蛋白抗体をも提供す
る。以下、この発明について詳しく説明する。DOCK
180蛋白の遺伝情報を担うcDNAは、例えば、ヒ
ト、マウス、ニワトリ等の高等真核動物細胞から、例え
ばSambrookらの方法(Molecular Cloning Second editi
on, Cold Spring Harbor Laboratory, New York ,19
89)に従って単離精製することができる。すなわち、
動物細胞からDOCK180蛋白遺伝子のmRNAを精
製し、次いでこのmRNAから逆転写酵素を用いてcD
NA鎖を合成すればよい。このようにして合成すること
のできるDOCK180蛋白のcDNAのうち、ヒト細
胞由来のcDNAの塩基配列およびその翻訳領域のアミ
ノ酸配列を配列表の配列番号1および2にそれぞれに示
した。
【0008】次に、この発明の組換え体クラーニングベ
クターは、上記方法により得たcDNAの断片を、公知
のクローニング用ベクターに挿入結合することによって
作成することができる。cDNA断片とベクターの結合
は、例えば上記Sambrookらの方法に従えばよい。なお、
使用するベクターとしては、大腸菌を宿主とするプラス
ミドまたはラムダファージが好ましく、プラスミドとし
ては、pBR322由来のもの等を用いることができ
る。またラムダファージを用いる場合にはラムダgt1
1が好適なものとして例示できる。
クターは、上記方法により得たcDNAの断片を、公知
のクローニング用ベクターに挿入結合することによって
作成することができる。cDNA断片とベクターの結合
は、例えば上記Sambrookらの方法に従えばよい。なお、
使用するベクターとしては、大腸菌を宿主とするプラス
ミドまたはラムダファージが好ましく、プラスミドとし
ては、pBR322由来のもの等を用いることができ
る。またラムダファージを用いる場合にはラムダgt1
1が好適なものとして例示できる。
【0009】このようにして作成した組換え体ベクター
の宿主菌への導入は、たとえば上記Sambrookらに記載の
ラムダファージによる感染によって行うことができる。
すなわち、大腸菌Y1090に組換え体ラムダgt11
を37℃で感染させるとこにより、上記cDNAを連結
した組換え体ベクターによる形質転換菌を得ることがで
きる。
の宿主菌への導入は、たとえば上記Sambrookらに記載の
ラムダファージによる感染によって行うことができる。
すなわち、大腸菌Y1090に組換え体ラムダgt11
を37℃で感染させるとこにより、上記cDNAを連結
した組換え体ベクターによる形質転換菌を得ることがで
きる。
【0010】さらに、形質転換菌の選択は、用いたクロ
ーニング用ベクターの種類によって適宜に公知の方法を
使用することができ、たとえば、ベクターとしてラムダ
ファージ由来のラムダgt11を用いた場合の形質転換
菌の選択は、次のように行なうことができる。すなわ
ち、この発明の上記cDNAを連結した組換え体ラムダ
gt11を37℃の温度条件下で大腸菌Y1090に感
染させ、トリプトン、イーストエキストラクト、NaC
l、アンピシリン、寒天を含む培地(以下LA寒天培地
と略する)に培養する。次に、イソプロピルチオ−D−
ガラクトシド(以下IPTGと略する)を含むニトロセ
ルロースあるいはナイロン膜を乗せ、さらに数時間培養
して、感染した大腸菌を膜に転写する。この膜と酵素標
識したCRK蛋白(Matsuda et al., Mol, Cell, Biol,
12:3482−3489,1992)を反応させた
後、酵素に対する基質を入れることで、DOCK180
蛋白のcDNAを連結した組換え体ベクターを有する大
腸菌株を選択することができる。酵素標識としてはアル
カリフォスファターゼあるいはペルオキシダーゼが好適
に用いられる。またCRK蛋白をグルタチオンSトラン
スフェレーゼ(以下GSTと略する)との融合蛋白とし
て製造し、このGSTに対する抗体を用いて選択するこ
とも可能である。
ーニング用ベクターの種類によって適宜に公知の方法を
使用することができ、たとえば、ベクターとしてラムダ
ファージ由来のラムダgt11を用いた場合の形質転換
菌の選択は、次のように行なうことができる。すなわ
ち、この発明の上記cDNAを連結した組換え体ラムダ
gt11を37℃の温度条件下で大腸菌Y1090に感
染させ、トリプトン、イーストエキストラクト、NaC
l、アンピシリン、寒天を含む培地(以下LA寒天培地
と略する)に培養する。次に、イソプロピルチオ−D−
ガラクトシド(以下IPTGと略する)を含むニトロセ
ルロースあるいはナイロン膜を乗せ、さらに数時間培養
して、感染した大腸菌を膜に転写する。この膜と酵素標
識したCRK蛋白(Matsuda et al., Mol, Cell, Biol,
12:3482−3489,1992)を反応させた
後、酵素に対する基質を入れることで、DOCK180
蛋白のcDNAを連結した組換え体ベクターを有する大
腸菌株を選択することができる。酵素標識としてはアル
カリフォスファターゼあるいはペルオキシダーゼが好適
に用いられる。またCRK蛋白をグルタチオンSトラン
スフェレーゼ(以下GSTと略する)との融合蛋白とし
て製造し、このGSTに対する抗体を用いて選択するこ
とも可能である。
【0011】この発明では、下記実施例に示した通り、
ベクタープラスミドpBlue ScriptIIKS(+) に、配列番号
1の塩基配列をコードするcDNAを結合して、組換え
体ベクターpDOCK180を実際に作成し、さらにこ
れを大腸菌K12株由来のXLI−Blue株に導入し
てE.coliDOCK180を作成し、工業技術院生
命工学工業技術研究所に寄託して受託番号FERM P
−14729を得た。
ベクタープラスミドpBlue ScriptIIKS(+) に、配列番号
1の塩基配列をコードするcDNAを結合して、組換え
体ベクターpDOCK180を実際に作成し、さらにこ
れを大腸菌K12株由来のXLI−Blue株に導入し
てE.coliDOCK180を作成し、工業技術院生
命工学工業技術研究所に寄託して受託番号FERM P
−14729を得た。
【0012】次に、この発明の発現ベクターは、DOC
K180蛋白遺伝子のcDNAを公知の遺伝子発現ベク
ターに組み込むことにより作成することができる。cD
NAは、動物細胞のmRNAから合成したものでもよい
が、より好ましくは、この発明の上記クローニングベク
ターから調製して用いることができる。また、遺伝子発
現用ベクターとしては、特に制限はないが、好ましくは
大腸菌を宿主とするpGEX1、pGEX2Tまたはp
GEX3X等を用いるようにする。
K180蛋白遺伝子のcDNAを公知の遺伝子発現ベク
ターに組み込むことにより作成することができる。cD
NAは、動物細胞のmRNAから合成したものでもよい
が、より好ましくは、この発明の上記クローニングベク
ターから調製して用いることができる。また、遺伝子発
現用ベクターとしては、特に制限はないが、好ましくは
大腸菌を宿主とするpGEX1、pGEX2Tまたはp
GEX3X等を用いるようにする。
【0013】以上のようにして作成したこの発明の発現
ベクターを公知の方法により大腸菌(たとえば、DH5
等の大腸菌12株)に導入することによりこの発明の形
質転換菌を作成することができ、さらにこの形質転換体
を公知の方法によって培養することにより、この発明の
DOCK180蛋白を容易かつ大量に製造することがで
きる。その具体例を示せば、たとえば次のとおりであ
る。すなわち、形質転換大腸菌をアンピシリン含有L−
ブロスを用い37℃で3〜24時間培養し、集菌した菌
体を超音波破砕またはトリトンX−100とリゾチーム
により溶菌し、この試料を、たとえばグルタチオンセフ
ァロース(ファルマシアP−Lバイオケミカルズ社製)
等の担体に接着させることにより目的とするDOCK1
80蛋白を分離精製することができる。
ベクターを公知の方法により大腸菌(たとえば、DH5
等の大腸菌12株)に導入することによりこの発明の形
質転換菌を作成することができ、さらにこの形質転換体
を公知の方法によって培養することにより、この発明の
DOCK180蛋白を容易かつ大量に製造することがで
きる。その具体例を示せば、たとえば次のとおりであ
る。すなわち、形質転換大腸菌をアンピシリン含有L−
ブロスを用い37℃で3〜24時間培養し、集菌した菌
体を超音波破砕またはトリトンX−100とリゾチーム
により溶菌し、この試料を、たとえばグルタチオンセフ
ァロース(ファルマシアP−Lバイオケミカルズ社製)
等の担体に接着させることにより目的とするDOCK1
80蛋白を分離精製することができる。
【0014】さらに、このようにして精製したDOCK
180蛋白を常法に従って動物に接種することにより、
DOCK180蛋白に対する抗体を得ることができる。
動物としては、たとえばウサギ、マウス、ヤギ、ヒツ
ジ、ウマ、ハムスター等を用いることができるが、ウサ
ギまたはマウスが特に好ましい。このようにして得た抗
DOCK180蛋白抗体は、たとえば試料中のDOCK
180蛋白の定量や分離に用いることができ、さらに
は、DOCK180蛋白を標的とする抗癌剤のミサイル
療法にも有用な材料となる。
180蛋白を常法に従って動物に接種することにより、
DOCK180蛋白に対する抗体を得ることができる。
動物としては、たとえばウサギ、マウス、ヤギ、ヒツ
ジ、ウマ、ハムスター等を用いることができるが、ウサ
ギまたはマウスが特に好ましい。このようにして得た抗
DOCK180蛋白抗体は、たとえば試料中のDOCK
180蛋白の定量や分離に用いることができ、さらに
は、DOCK180蛋白を標的とする抗癌剤のミサイル
療法にも有用な材料となる。
【0015】また、この発明のcDNA、蛋白および抗
体は、新たな癌療法の開発に有用な各種の遺伝子操作材
料を提供する。すなわち、DOCK180蛋白遺伝子の
アンチセンスRNAやDOCK180の変異タンパク、
あるいはこれらのRNA、変異タンパクまたは抗DOC
K180蛋白抗体を癌細胞中で発現させるウィルスベク
ター等である。
体は、新たな癌療法の開発に有用な各種の遺伝子操作材
料を提供する。すなわち、DOCK180蛋白遺伝子の
アンチセンスRNAやDOCK180の変異タンパク、
あるいはこれらのRNA、変異タンパクまたは抗DOC
K180蛋白抗体を癌細胞中で発現させるウィルスベク
ター等である。
【0016】以下、実施例を示してこの発明をさらに詳
細かつ具体的に説明するが、この発明は以下の例に限定
されるものではない。
細かつ具体的に説明するが、この発明は以下の例に限定
されるものではない。
【0017】
【実施例】実施例1 (ヒトDOCK180蛋白遺伝子のcDNAの単離)ヒ
ト脾臓から単離したDOCK180蛋白遺伝子のmRN
Aより合成したcDNAをラムダgt11に組み込み、
この組換え体ベクターを大腸菌Y1090に感染させ、
LA寒天培地に塗末した。6時間後この培地上に1mMI
PTGを含むニトロセルロース膜を乗せ、さらに3時間
培養した後、このニトロセルロース膜を2%スキムミル
ク、0.05%Tween20を含むリン酸緩衝液(p
H7.5)と1時間反応させた。ついで、1μg/ml
GST−CRK、1μg/ml抗GSTモノクローナル
抗体を含むリン酸緩衝液と1時間、1μg/mlアルカ
リフォスファターゼ標識抗マウス抗体(TAGO社製)
と1時間反応させた後、アルカリフォスファターゼの基
質であるAPパープル(Bio101社製)を用いてC
RK蛋白と結合するファージを同定した。このファージ
を3回のプラーク形成を行って純化したのち、そのDN
Aをフェノール抽出法により調製し、制限酵素EcoR
Iで切断後、電気泳動することによりヒト由来DOCK
180蛋白のcDNAの一部分を調製した。ついでこの
cDNA部分をランダムオリゴプライマー(ベーリンガ
ー社製)と32pデオキシシチヂン三リン酸とを用いてア
イソトープ標識し、この標識したcDNAを用いてSamb
rookらの方法(Molecular Cloning Second edition, Co
ld Spring Harbor Laboratory, New York,1989)に
より、先に述べたヒト膵臓由来のcDNA組換え体ラム
ダgt11をプラークハイブリダイゼーションによりス
クリーニングし、さらに6種類のDOCK180蛋白c
DNAを有する組換え体ラムダgt11を得た。これら
のファージのDNAを制限酵素EcoRIで切断し、D
OCK180蛋白のcDNAを精製してファージェミド
ベクターpUC119にサブクローニングした。得られ
た組替え体ベクターより1本鎖DNAを精製し、その塩
基配列を自動核酸配列読み取り機(パーキンエルマー社
製)を用いて決定した。その塩基配列を配列表の配列番
号1に、また予想される翻訳領域のアミノ酸配列を同じ
く配列番号2に示す。このアミノ酸配列をヨーロッパ分
子生物学研究所(EMBL)、ジーンバンク(GenBank)
に登録されているデータベースで検索したところ、DO
CK180蛋白のアミノ末端側はチロシンキナーゼのF
yn、Yes等と20%以上同一であった。この領域は
SH3というドメイン構造で、チロシンキナーゼ以外に
も様々な細胞増殖の信号伝達に関する蛋白群に存在す
る。しかしながら、DOCK180蛋白は既知にいかな
る蛋白とも異なるもので、新しい信号伝達因子であるこ
とが判明した。また、このDOCK180蛋白をラット
線維芽細胞rat1A細胞に発現させると、この細胞が
癌化することから、DOCK180蛋白は細胞の癌化に
も関与する蛋白であることが確認された。実施例2 (クローニングベクターと形質転換菌の作成)実施例1
で、DOCK180蛋白のcDNAをサブクローニング
するのに用いたpUC119の組換え体群から、各々重
複する部分を除いた断片を切り出し、cDNAの全翻訳
領域を包含する部分を結合して8.59kbからなるク
ローニングベクターpDOCK180を作成した。この
pDOCK180の構成は図1に示した通りである。
ト脾臓から単離したDOCK180蛋白遺伝子のmRN
Aより合成したcDNAをラムダgt11に組み込み、
この組換え体ベクターを大腸菌Y1090に感染させ、
LA寒天培地に塗末した。6時間後この培地上に1mMI
PTGを含むニトロセルロース膜を乗せ、さらに3時間
培養した後、このニトロセルロース膜を2%スキムミル
ク、0.05%Tween20を含むリン酸緩衝液(p
H7.5)と1時間反応させた。ついで、1μg/ml
GST−CRK、1μg/ml抗GSTモノクローナル
抗体を含むリン酸緩衝液と1時間、1μg/mlアルカ
リフォスファターゼ標識抗マウス抗体(TAGO社製)
と1時間反応させた後、アルカリフォスファターゼの基
質であるAPパープル(Bio101社製)を用いてC
RK蛋白と結合するファージを同定した。このファージ
を3回のプラーク形成を行って純化したのち、そのDN
Aをフェノール抽出法により調製し、制限酵素EcoR
Iで切断後、電気泳動することによりヒト由来DOCK
180蛋白のcDNAの一部分を調製した。ついでこの
cDNA部分をランダムオリゴプライマー(ベーリンガ
ー社製)と32pデオキシシチヂン三リン酸とを用いてア
イソトープ標識し、この標識したcDNAを用いてSamb
rookらの方法(Molecular Cloning Second edition, Co
ld Spring Harbor Laboratory, New York,1989)に
より、先に述べたヒト膵臓由来のcDNA組換え体ラム
ダgt11をプラークハイブリダイゼーションによりス
クリーニングし、さらに6種類のDOCK180蛋白c
DNAを有する組換え体ラムダgt11を得た。これら
のファージのDNAを制限酵素EcoRIで切断し、D
OCK180蛋白のcDNAを精製してファージェミド
ベクターpUC119にサブクローニングした。得られ
た組替え体ベクターより1本鎖DNAを精製し、その塩
基配列を自動核酸配列読み取り機(パーキンエルマー社
製)を用いて決定した。その塩基配列を配列表の配列番
号1に、また予想される翻訳領域のアミノ酸配列を同じ
く配列番号2に示す。このアミノ酸配列をヨーロッパ分
子生物学研究所(EMBL)、ジーンバンク(GenBank)
に登録されているデータベースで検索したところ、DO
CK180蛋白のアミノ末端側はチロシンキナーゼのF
yn、Yes等と20%以上同一であった。この領域は
SH3というドメイン構造で、チロシンキナーゼ以外に
も様々な細胞増殖の信号伝達に関する蛋白群に存在す
る。しかしながら、DOCK180蛋白は既知にいかな
る蛋白とも異なるもので、新しい信号伝達因子であるこ
とが判明した。また、このDOCK180蛋白をラット
線維芽細胞rat1A細胞に発現させると、この細胞が
癌化することから、DOCK180蛋白は細胞の癌化に
も関与する蛋白であることが確認された。実施例2 (クローニングベクターと形質転換菌の作成)実施例1
で、DOCK180蛋白のcDNAをサブクローニング
するのに用いたpUC119の組換え体群から、各々重
複する部分を除いた断片を切り出し、cDNAの全翻訳
領域を包含する部分を結合して8.59kbからなるク
ローニングベクターpDOCK180を作成した。この
pDOCK180の構成は図1に示した通りである。
【0018】さらにこのクローニングベクターpDOC
K180を、大腸菌K12株由来のXLI−Blue株
に導入し、形質転換菌E.coliDOCK180を得
た。 実施例3 (DOCK180蛋白の製造)実施例2で得たクローニ
ングベクターpDOCK180を制限酵素で切断し、D
OCK180蛋白のcDNA領域を調製して、これをプ
ラスミドpGEX1に連結し、発現ベクターを作成し
た。この発現ベクターを大腸菌DH5に導入して形質転
換菌を作成し、この形質転換菌を、アンピシリンを含む
1リットルのL−ブロース中で、吸光度が0.6になる
まで培養した後、IPTGを0.5mMになるように加
え、さらに3時間培養を続けた。菌体を集菌した後、超
音波処理し、菌体破砕物を除いた上清をグルタチオンセ
ファロース(ファルマシアP−Lバイオケミカルズ社
製)と混ぜ、グルタチオンセファロースをリン酸緩衝液
で洗浄した後、5mMのグルタチオンを含むリン酸緩衝
液でDOCK180蛋白を遊離させた。この蛋白をリン
酸緩衝液で透析した後、一部をSDS−ポリアクリルア
ミドゲルにて分析した結果、純度90%以上のGST融
合蛋白が合成されていた。実施例4 (抗C3G蛋白抗体の作成)実施例3で精製したDOC
K180蛋白を、完全フロイントアジュバントとともに
家兎に2週間おきに3回皮下接種したのち、その血清を
採取した。
K180を、大腸菌K12株由来のXLI−Blue株
に導入し、形質転換菌E.coliDOCK180を得
た。 実施例3 (DOCK180蛋白の製造)実施例2で得たクローニ
ングベクターpDOCK180を制限酵素で切断し、D
OCK180蛋白のcDNA領域を調製して、これをプ
ラスミドpGEX1に連結し、発現ベクターを作成し
た。この発現ベクターを大腸菌DH5に導入して形質転
換菌を作成し、この形質転換菌を、アンピシリンを含む
1リットルのL−ブロース中で、吸光度が0.6になる
まで培養した後、IPTGを0.5mMになるように加
え、さらに3時間培養を続けた。菌体を集菌した後、超
音波処理し、菌体破砕物を除いた上清をグルタチオンセ
ファロース(ファルマシアP−Lバイオケミカルズ社
製)と混ぜ、グルタチオンセファロースをリン酸緩衝液
で洗浄した後、5mMのグルタチオンを含むリン酸緩衝
液でDOCK180蛋白を遊離させた。この蛋白をリン
酸緩衝液で透析した後、一部をSDS−ポリアクリルア
ミドゲルにて分析した結果、純度90%以上のGST融
合蛋白が合成されていた。実施例4 (抗C3G蛋白抗体の作成)実施例3で精製したDOC
K180蛋白を、完全フロイントアジュバントとともに
家兎に2週間おきに3回皮下接種したのち、その血清を
採取した。
【0019】この血清と精製したDOCK180蛋白と
の反応性をウエスタンブロッティング法を用いて調べた
ところ、約1000の希釈でもDOCK180蛋白に対
する確かな反応性を示したことから、DOCK180蛋
白に対する抗体として使用可能であることが確認され
た。
の反応性をウエスタンブロッティング法を用いて調べた
ところ、約1000の希釈でもDOCK180蛋白に対
する確かな反応性を示したことから、DOCK180蛋
白に対する抗体として使用可能であることが確認され
た。
【0020】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、前癌遺伝子産物CRKに結合するDOCK180
蛋白を指標とする新たな診断方法や治療法の開発が可能
となる。
って、前癌遺伝子産物CRKに結合するDOCK180
蛋白を指標とする新たな診断方法や治療法の開発が可能
となる。
【0021】
【配列表】配列番号:1 配列の長さ:6519 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:ホモ サピエンス 細胞の種類:脾臓細胞 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置: 24−5619 特徴を決定した方法:E 配列 GCACGAGCGG CTCCGGCGGC GCCATGACGC GCTGGGTGCC CACCAAGCGC GAGGAGAAGT 60 ACGGCGTGGC TTTTTATAAC TATGATGCCA GAGGAGCGGA TGAACTTTCT TTACAGATCG 120 GAGACACTGT GCACATCTTA GAAACATATG AAGGGTGGTA CCGAGGTTAC ACGTTACGAA 180 AAAAGTCTAA GAAGGGTATA TTTCCTGCTT CATATATTCA TCTTAAAGAA GCGATAGTTG 240 AAGGAAAAGG GCAACATGAA ACAGTCATCC CGGGTGACCT CCCCCTCATC CAGGAAGTCA 300 CCACGACACT CCGAGAGTGG TCCACCATCT GGAGGCAGCT CTACGTGCAA GATAACAGGG 360 AGATGTTTCG AAGTGTGCGG CACATGATCT ATGACCTTAT TGAATGGCGA TCACAAATTC 420 TTTCTGGAAC TCTGCCTCAG GATGAACTCA AAGAACTGAA GAAGAAGGTC ACAGCCAAAA 480 TTGATTATGG AAACAGAATT CTAGATTTGG ACCTGGTGGT TAGAGATGAA GATGGGAATA 540 TTTTGGATCC AGAATTAACT AGCACGATTA GTCTCTTCAG AGCTCATGAA ATAGCTTCTA 600 AACAAGTGGA GGAAAGGTTA CAAGAGGAAA AATCTCAAAA GCAGAACATA GATATTAACA 660 GACAAGCCAA GTTTGCTGCA ACCCCTTCTC TGGCCTTGTT TGTGAACCTC AAAAATGTGG 720 TTTGTAAAAT AGGAGAAGAT GCTGAAGTCC TCATGTCTCT ATATGACCCT GTGGAGTCCA 780 AATTCATCAG TGAGAACTAC CTGGTTCGCT GGTCCAGTTC AGGATTACCT AAAGACATAG 840 ACAGATTACA TAATTTGCGA GCCGTGTTTA CTGACCTCGG AAGCAAAGAC CTGAAAAGGG 900 AGAAAATCAG TTTTGTCTGT CAGATTGTTC GCGTGGGTCG CATGGAGCTG AGGGACAACA 960 ACACCAGGAA ACTGACCTCG GGGTTGCGGC GACCTTTTGG AGTGGCTGTG ATGGATGTAA 1020 CAGATATAAT AAATGGAAAA GTAGATGATG AAGATAAGCA GCATTTCATT CCCTTTCAGC 1080 CGGTGGCAGG GGAGAATGAC TTCCTTCAGA CTGTTATAAA CAAAGTCATC GCTGCCAAAG 1140 AAGTCAACCA CAAGGGGCAG GGTTTGTGGG TAACATTGAA ATTACTTCCT GGAGATATCC 1200 ATCAGATCCG AAAAGAGTTT CCGCATTTAG TGGACAGGAC CACAGCTGTG GCTCGAAAAA 1260 CAGGGTTTCC GGAGATAATC ATGCCTGGTG ATGTTCGAAA TGATATCTAT GTAACATTAG 1320 TTCAAGGAGA TTTTGATAAA GGAAGCAAAA CAACAGCGAA GAACGTGGAG GTCACGGTGT 1380 CTGTGTACGA TGAGGATGGG AAACGATTAG AGCATGTGAT TTTCCCGGGT GCTGGTGATG 1440 AAGCGATTTC AGAGTACAAA TCTGTGATTT ACTACCAAGT AAAGCAGCCA CGCTGGTTTG 1500 AGACTGTTAA GGTGGCCATT CCCATCGAGG ACGTTAACCG CAGTCACCTT CGGTTTACCT 1560 TCCGCCACAG GTCATCACAG GACTCTAAGG ATAAATCTGA GAAAATATTT GCACTAGCAT 1620 TTGTCAAGCT GATGAGATAC GATGGTACCA CCCTGCGAGA CGGAGAGCAC GATCTTATCG 1680 TCTATAAGGC CGAAGCGAAG AAGCTGGAAG ATGCTGCCAC GTACTTGAGT CTGCCCTCCA 1740 CGAAGGCAGA GTTGGAAGAA AAGGGCCACT CGGCCACCGG CAAGAGCATG CAGAGCCTTG 1800 GGAGCTGCAC CATTAGCAAG GACTCCTTCC AGATCTCCAC GCTCGTGTGC TCCACCAAAC 1860 TGACTCAGAA CGTGGACCTT CTGGGGCTCT TGAAATGGCG CTCCAACACC AGCCTGCTGC 1920 AGCAGAACTT GAGGCAGCTG ATGAAAGTCG ATGGTGGTGA AGTAGTGAAG TTTCTTCAGG 1980 ACACGTTGGA TGCCCTCTTC AACATCATGA TGGAGAACTC AGAGAGTGAG ACTTTTGACA 2040 CGTTAGTCTT TGATGCTCTG GTATTTATCA TTGGACTGAT TGCTGATAGA AAATTTCAGC 2100 ATTTTAATCC TGTTTTGGAA ACTTACATTA AGAAACACTT TAGTGCAACG TTAGCCTACA 2160 CGAAGTTGAC AAAAGTGTTG AAGAACTACG TGGACGGTGC TGAGAAGCCG GGAGTAAATG 2220 AGCAGCTGTA CAAAGCCATG AAAGCGCTAG AATCCATCTT CAAGTTCATC GTGCGCTCCA 2280 GGATCCTGTT CAATCAACTG TATGAAAACA AGGGAGAGGC TGACTTCGTG GAATCTTTGC 2340 TGCAGCTCTT CAGGTCCATC AATGACATGA TGAGCAGCAT GTCAGACCAG ACCGTCCGGG 2400 TGAAGGGGGC AGCACTGAAA TACTTACCAA CGATCGTCAA CGATGTGAAA TTGGTGTTTG 2460 ATCCCAAAGA GCTCAGCAAA ATGTTTACTG AATTCATCCT CAATGTTCCC ATGGGCTTGC 2520 TGACCATCCA GAAACTCTAC TGCTTGATCG AAATCGTCCA CAGTGACCTC TTCACACAGC 2580 ATGACTGCAG AGAGATCCTG CTTCCCATGA TGACCGATCA GCTCAAGTAC CATCTGGAGA 2640 GACAGGAGGA CCTGGAGGCC TGCTGTCAGC TGCTCAGCCA CATCCTGGAG GTGCTGTACA 2700 GGAAGGACGT GGGGCCAACC CAGAGGCACG TCCAGATTAT CATGGAGAAA CTTCTCCGGA 2760 CCGTGAACCG AACCGTCATT TCCATGGGAC GAGATTCTGA ACTCATTGGA AACTTCGTGG 2820 CTTGCATGAC AGCTATTTTA CGACAAATGG AAGATTACCA TTATGCCCAC TTGATCAAGA 2880 CTTTTGGGAA AATGAGGACT GATGTGGTAG ATTTCCTAAT GGAAACATTC ATCATGTTTA 2940 AGAACCTCAT TGGAAAGAAC GTTTACCCCT TCGACTGGGT GATCATGAAC ATGGTGCAAA 3000 ATAAAGTCTT CCTGCGAGCA ATTAATCAGT ATGCAGATAT GCTGAACAAA AAATTTCTGG 3060 ATCAAGCCAA CTTTGAGCTA CAGCTGTGGA ACAACTACTT TCACCTGGCT GTTGCTTTCC 3120 TTACTCAAGA GTCCCTGCAA CTGGAGAATT TTTCAAGTGC CAAGAGAGCC AAAATCCTTA 3180 ACAAGTACGG AGATATGAGG AGACAGATTG GCTTTGAAAT CAGAGACATG TGGTACAACC 3240 TTGGTCAACA CAAGATAAAG TTCATTCCAG AAATGGTGGG CCCAATATTA GAAATGACAT 3300 TAATTCCCGA GACGGAGCTG CGCAAAGCCA CCATCCCCAT CTTCTTTGAT ATGATGCAGT 3360 GTGAATTCCA TTCGACCCGA AGCTTCCAAA TGTTTGAAAA TGAGATCATC ACCAAGCTGG 3420 ATCATGAAGT CGAAGGAGGC AGAGGAGACG AACAGTACAA AGTGTTATTT GATAAAATCC 3480 TTCTGGAACA CTGCAGGAAG CACAAATACC TCGCCAAAAC AGGAGAAACT TTTGTAAAAC 3540 TCGTTGTGCG CTTAATGGAA AGGCTTTTGG ATTATAGAAC CATCATGCAC GACGAGAACA 3600 AAGAAAACCG CATGAGCTGC ACCGTCAATG TGCTGAATTT CTACAAAGAA ATTGAAAGAG 3660 AAGAAATGTA TATAAGGTAT TTGTACAAGC TCTGTGACCT GCACAAGGAG TGTGATAACT 3720 ACACCGAAGC GGCTTACACC TTGCTTCTCC ATGCAAAGCT TCTTAAGTGG TCGGAGGATG 3780 TGTGTGTGGC CCACCTCACC CAGCGGGACG GGTACCAGGC CACCACGCAG GGACAGCTGA 3840 AGGAGCAGCT CTACCAGGAA ATCATCCACT ACTTCGACAA AGGCAAGATG TGGGAGGAGG 3900 CCATTGCCTT GGGCAAGGAG CTAGCCGAGC AGTATGAGAA CGAAATGTTT GATTATGAGC 3960 AACTCAGCGA ATTGCTGAAA AAACAGGCTC AGTTTTATGA AAACATCGTC AAAGTGATCA 4020 GGCCCAAGCC TGACTATTTT GCTGTTGGCT ACTACGGACA AGGGTTCCCC ACATTCCTGC 4080 GGGGAAAAGT TTTCATTTAC CGAGGGAAAG AGTATGAGCC CCGGGAAGAT TTTGAGGCTC 4140 GGCTCTTAAC TCAGTTTCCA AACGCCGAGA AAATGAAGAC AACATCTCCA CCAGGCGACG 4200 ATATTAAAAA CTCTCCTGGC CAGTATATTC AGTGCTTCAC AGTGAAGCCC AAACTCGATC 4260 TGCCTCCTAA GTTTCACAGG CCAGTGTCAG AGCAGATTGT AAGTTTTTAC AGGGTGAACG 4320 AGGTCCAGCG ATTTGAATAT TCTCGGCCAA TCCGGAAGGG AGAGAAAAAC CCAGACAATG 4380 AATTTGCGAA TATGTGGATC GAGAGAACCA TATATACAAC TGCATATAAA TTACCTGGAA 4440 TTTTAAGGTG GTTTGAGGTC AAGTCTGTTT TCATGGTGGA AATCAGCCCC CTGGAGAATG 4500 CCATCGAGAC CATGCAGCTG ACGAACGACA AGATCAACAG CATGGTGCAG CAGCACCTGG 4560 ATGACCCCAG CCTGCCCATC AACCCGCTCT CCATGCTCCT GAACGGCATC GTGGACCCAG 4620 CTGTCATGGG GGGCTTCGCA AACTACGAAA AGGCCTTCTT TACAGACCGG TACCTGCAGG 4680 AGCACCCTGA GGCCCATGAA AAGATCGAGA AGCTCAAGGA CCTGATTGCT TGGCAGATTC 4740 CTTTTCTGGC CGAAGGGATC AGAATCCATG GAGACAAAGT CACGGAGGCA CTGAGGCCGT 4800 TCCACGAGAG GATGGAGGCC TGTTTCAAAC AGCTGAAGGA AAAGGTGGAG AAAGAGTACG 4860 GCGTCCGAAT CATGCCCTCA AGTCTGGATG ATAGAAGAGG CAGCCGCCCC CGGTCCATGG 4920 TGCGGTCCTT CACGATGCCT TCCTCATCCC GCCCTCTGTC TGTGGCCTCT GTCTCTTCCC 4980 TCTCATCGGA CAGCACCCCC TCCAGACCAG GCTCCGACGG GTTTGCCCTG GAGCCTCTCC 5040 TGCCAAAGAA AATGCACTCC AGGTCCCAGG ACAAGCTGGA CAAGGATGAC CTGGAGAAGG 5100 AGAAGAAGGA CAAGAAGAAG GAAAAAAGGA ACAGCAAACA TCAAGAGATA TTTGAGAAAG 5160 AATTTAAACC CACCGACATT TCCCTGCAGC AGTCTGAGGC TGTGATCCTT TCGGAAACGA 5220 TAAGTCCCCT GCGGCCCCAG AGACCGAAGA GCCAGGTGAT GAACGTCATT GGAAGCGAAA 5280 GGCGCTTCTC GGTGTCCCCC TCGTCACCGT CCTCCCAGCA AACACCCCCT CCAGTTACAC 5340 CAAGAGCCAA GCTCAGCTTC AGCATGCAGT CGAGCTTGGA GCTGAACGGC ATGACGGGGG 5400 CGGACGTGGC CGATGTCCCA CCCCCTCTGC CTCTCAAAGG CAGCGTGGCA GATTACGGGA 5460 ATTTGATGGA AAACCAGGAC TTGCTGGGCT CGCCAACACC TCCACCTCCC CCTCCACACC 5520 AGAGGCATCT GCCACCTCCA CTGCCCAGCA AAACTCCGCC TCCTCCCCCT CCAAAGACAA 5580 CTCGCAAGCA GACATCGGTG GACTCTGGGA TCGTGCAGTG ACATCGCAAG GCTCTCTGGA 5640 AAGAGTGTGC TGCCCCTCCC CATCTCCATG CCCTCTCCTT CTGTGTCCCC TGAGTCTGCT 5700 GTTTACCTCA TTGGGCCTGT GATGTTAACA TTTCGTGCGA CTGCTTTTTC TTCAAAGGAG 5760 TTCAGTTCTC ACCATGGAGT GAGTGGCCTT TAGCGTCATG GAGCAAGGTG GGTCTGGGAG 5820 GTAGATATGG GTCCGGGATG TGCCATCGTA GTTACCAGAG TTGGGGGCCT CTGAGTGTGT 5880 CTGGCTCTGA GAGAGTCTGA GTCTTGCCCA AACATTCTTT CTTTTTGTGC CAAATGACTT 5940 GCATTTGCAA AGAGCTCAAT TGCTCTGAGC TCAGCCAAGT AGGAGAGGCT AGGCCATCAC 6000 TCTTGGGAAG CTGTGTAGTG ATGATGTATA AGAATCCTCC TCACTGTCAT GGGATGTTGT 6060 ATCCAGCCCC TCCTTGTTCC AGCCGGTGGT GTGACTTCGT TGGTTGAGGT GTGTCTCCAA 6120 CCTACATCAG ACCATGAAGT TCAACCCCTC CAGGGAAGCT CCTGATTTCC CCTGCATAAT 6180 TGAAAATAGG ATATTCTCAG CTATTGAACA GTTACTAATT TATGGGGTGG AAACAGCATT 6240 AAGAATACTG AATCAAATGG AAAAACAAAT GAATACAGGA AGATAAGTGT TCGTTCTTTT 6300 CTGAAAAAAG AGTATGTGTA CCACAAGAGC TGGTTTTAAT TGGGTGAATT GTTTTTGTCC 6360 TCATTCTGTA CAGAAATTTG TATATATGAT GGTTCTTAGA ACTTGTTTTA ATTTTTGTGG 6420 TCCTTCTGTT TATTATAATA GGCGTCCACC AATGATTATC CATATGTGTT CTTAATTTTT 6480 AACTGCTGGA AGTGTTAAAA CACACACACC CCGGAATTC 6519 配列番号:2 配列の長さ:1865 配列の型:アミノ酸 配列の種類:タンパク質 起源 生物名:ホモ サピエンス 細胞の種類:脾臓細胞 配列 Met Thr Arg Trp Val Pro Thr Lys Arg Glu Glu Lys Tyr Gly Val Ala 5 10 15 Phe Tyr Asn Tyr Asp Ala Arg Gly Ala Asp Glu Leu Ser Leu Gln Ile 20 25 30 Gly Asp Thr Val His Ile Leu Glu Thr Tyr Glu Gly Trp Tyr Arg Gly 35 40 45 Tyr Thr Leu Arg Lys Lys Ser Lys Lys Gly Ile Phe Pro Ala Ser Tyr 50 55 60 Ile His Leu Lys Glu Ala Ile Val Glu Gly Lys Gly Gln His Glu Thr 65 70 75 80 Val Ile Pro Gly Asp Leu Pro Leu Ile Gln Glu Val Thr Thr Thr Leu 85 90 95 Arg Glu Trp Ser Thr Ile Trp Arg Gln Leu Tyr Val Gln Asp Asn Arg 100 105 110 Glu Met Phe Arg Ser Val Arg His Met Ile Tyr Asp Leu Ile Glu Trp 115 120 125 Arg Ser Gln Ile Leu Ser Gly Thr Leu Pro Gln Asp Glu Leu Lys Glu 130 135 140 Leu Lys Lys Lys Val Thr Ala Lys Ile Asp Tyr Gly Asn Arg Ile Leu 145 150 155 160 Asp Leu Asp Leu Val Val Arg Asp Glu Asp Gly Asn Ile Leu Asp Pro 165 170 175 Glu Leu Thr Ser Thr Ile Ser Leu Phe Arg Ala His Glu Ile Ala Ser 180 185 190 Lys Gln Val Glu Glu Arg Leu Gln Glu Glu Lys Ser Gln Lys Gln Asn 195 200 205 Ile Asp Ile Asn Arg Gln Ala Lys Phe Ala Ala Thr Pro Ser Leu Ala 210 215 220 Leu Phe Val Asn Leu Lys Asn Val Val Cys Lys Ile Gly Glu Asp Ala 225 230 235 240 Glu Val Leu Met Ser Leu Tyr Asp Pro Val Glu Ser Lys Phe Ile Ser 245 250 255 Glu Asn Tyr Leu Val Arg Trp Ser Ser Ser Gly Leu Pro Lys Asp Ile 260 265 270 Asp Arg Leu His Asn Leu Arg Ala Val Phe Thr Asp Leu Gly Ser Lys 275 280 285 Asp Leu Lys Arg Glu Lys Ile Ser Phe Val Cys Gln Ile Val Arg Val 290 295 300 Gly Arg Met Glu Leu Arg Asp Asn Asn Thr Arg Lys Leu Thr Ser Gly 305 310 315 320 Leu Arg Arg Pro Phe Gly Val Ala Val Met Asp Val Thr Asp Ile Ile 325 330 335 Asn Gly Lys Val Asp Asp Glu Asp Lys Gln His Phe Ile Pro Phe Gln 340 345 350 Pro Val Ala Gly Glu Asn Asp Phe Leu Gln Thr Val Ile Asn Lys Val 355 360 365 Ile Ala Ala Lys Glu Val Asn His Lys Gly Gln Gly Leu Trp Val Thr 370 375 380 Leu Lys Leu Leu Pro Gly Asp Ile His Gln Ile Arg Lys Glu Phe Pro 385 390 395 400 His Leu Val Asp Arg Thr Thr Ala Val Ala Arg Lys Thr Gly Phe Pro 405 410 415 Glu Ile Ile Met Pro Gly Asp Val Arg Asn Asp Ile Tyr Val Thr Leu 420 425 430 Val Gln Gly Asp Phe Asp Lys Gly Ser Lys Thr Thr Ala Lys Asn Val 435 440 445 Glu Val Thr Val Ser Val Tyr Asp Glu Asp Gly Lys Arg Leu Glu His 450 455 460 Val Ile Phe Pro Gly Ala Gly Asp Glu Ala Ile Ser Glu Tyr Lys Ser 465 470 475 480 Val Ile Tyr Tyr Gln Val Lys Gln Pro Arg Trp Phe Glu Thr Val Lys 485 490 495 Val Ala Ile Pro Ile Glu Asp Val Asn Arg Ser His Leu Arg Phe Thr 500 505 510 Phe Arg His Arg Ser Ser Gln Asp Ser Lys Asp Lys Ser Glu Lys Ile 515 520 525 Phe Ala Leu Ala Phe Val Lys Leu Met Arg Tyr Asp Gly Thr Thr Leu 530 535 540 Arg Asp Gly Glu His Asp Leu Ile Val Tyr Lys Ala Glu Ala Lys Lys 545 550 555 560 Leu Glu Asp Ala Ala Thr Tyr Leu Ser Leu Pro Ser Thr Lys Ala Glu 565 570 575 Leu Glu Glu Lys Gly His Ser Ala Thr Gly Lys Ser Met Gln Ser Leu 580 585 590 Gly Ser Cys Thr Ile Ser Lys Asp Ser Phe Gln Ile Ser Thr Leu Val 595 600 605 Cys Ser Thr Lys Leu Thr Gln Asn Val Asp Leu Leu Gly Leu Leu Lys 610 615 620 Trp Arg Ser Asn Thr Ser Leu Leu Gln Gln Asn Leu Arg Gln Leu Met 625 630 635 640 Lys Val Asp Gly Gly Glu Val Val Lys Phe Leu Gln Asp Thr Leu Asp 645 650 655 Ala Leu Phe Asn Ile Met Met Glu Asn Ser Glu Ser Glu Thr Phe Asp 660 665 670 Thr Leu Val Phe Asp Ala Leu Val Phe Ile Ile Gly Leu Ile Ala Asp 675 680 685 Arg Lys Phe Gln His Phe Asn Pro Val Leu Glu Thr Tyr Ile Lys Lys 690 695 700 His Phe Ser Ala Thr Leu Ala Tyr Thr Lys Leu Thr Lys Val Leu Lys 705 710 715 720 Asn Tyr Val Asp Gly Ala Glu Lys Pro Gly Val Asn Glu Gln Leu Tyr 725 730 735 Lys Ala Met Lys Ala Leu Glu Ser Ile Phe Lys Phe Ile Val Arg Ser 740 745 750 Arg Ile Leu Phe Asn Gln Leu Tyr Glu Asn Lys Gly Glu Ala Asp Phe 755 760 765 Val Glu Ser Leu Leu Gln Leu Phe Arg Ser Ile Asn Asp Met Met Ser 770 775 780 Ser Met Ser Asp Gln Thr Val Arg Val Lys Gly Ala Ala Leu Lys Tyr 785 790 795 800 Leu Pro Thr Ile Val Asn Asp Val Lys Leu Val Phe Asp Pro Lys Glu 805 810 815 Leu Ser Lys Met Phe Thr Glu Phe Ile Leu Asn Val Pro Met Gly Leu 820 825 830 Leu Thr Ile Gln Lys Leu Tyr Cys Leu Ile Glu Ile Val His Ser Asp 835 840 845 Leu Phe Thr Gln His Asp Cys Arg Glu Ile Leu Leu Pro Met Met Thr 850 855 860 Asp Gln Leu Lys Tyr His Leu Glu Arg Gln Glu Asp Leu Glu Ala Cys 865 870 875 880 Cys Gln Leu Leu Ser His Ile Leu Glu Val Leu Tyr Arg Lys Asp Val 885 890 895 Gly Pro Thr Gln Arg His Val Gln Ile Ile Met Glu Lys Leu Leu Arg 900 905 910 Thr Val Asn Arg Thr Val Ile Ser Met Gly Arg Asp Ser Glu Leu Ile 915 920 925 Gly Asn Phe Val Ala Cys Met Thr Ala Ile Leu Arg Gln Met Glu Asp 930 935 940 Tyr His Tyr Ala His Leu Ile Lys Thr Phe Gly Lys Met Arg Thr Asp 945 950 955 960 Val Val Asp Phe Leu Met Glu Thr Phe Ile Met Phe Lys Asn Leu Ile 965 970 975 Gly Lys Asn Val Tyr Pro Phe Asp Trp Val Ile Met Asn Met Val Gln 980 985 990 Asn Lys Val Phe Leu Arg Ala Ile Asn Gln Tyr Ala Asp Met Leu Asn 995 1000 1005 Lys Lys Phe Leu Asp Gln Ala Asn Phe Glu Leu Gln Leu Trp Asn Asn 1010 1015 1020 Tyr Phe His Leu Ala Val Ala Phe Leu Thr Gln Glu Ser Leu Gln Leu 1025 1030 1035 1040 Glu Asn Phe Ser Ser Ala Lys Arg Ala Lys Ile Leu Asn Lys Tyr Gly 1045 1050 1055 Asp Met Arg Arg Gln Ile Gly Phe Glu Ile Arg Asp Met Trp Tyr Asn 1060 1065 1070 Leu Gly Gln His Lys Ile Lys Phe Ile Pro Glu Met Val Gly Pro Ile 1075 1080 1085 Leu Glu Met Thr Leu Ile Pro Glu Thr Glu Leu Arg Lys Ala Thr Ile 1090 1095 1100 Pro Ile Phe Phe Asp Met Met Gln Cys Glu Phe His Ser Thr Arg Ser 1105 1110 1115 1120 Phe Gln Met Phe Glu Asn Glu Ile Ile Thr Lys Leu Asp His Glu Val 1125 1130 1135 Glu Gly Gly Arg Gly Asp Glu Gln Tyr Lys Val Leu Phe Asp Lys Ile 1140 1145 1150 Leu Leu Glu His Cys Arg Lys His Lys Tyr Leu Ala Lys Thr Gly Glu 1155 1160 1165 Thr Phe Val Lys Leu Val Val Arg Leu Met Glu Arg Leu Leu Asp Tyr 1170 1175 1180 Arg Thr Ile Met His Asp Glu Asn Lys Glu Asn Arg Met Ser Cys Thr 1185 1190 1195 1200 Val Asn Val Leu Asn Phe Tyr Lys Glu Ile Glu Arg Glu Glu Met Tyr 1205 1210 1215 Ile Arg Tyr Leu Tyr Lys Leu Cys Asp Leu His Lys Glu Cys Asp Asn 1220 1225 1230 Tyr Thr Glu Ala Ala Tyr Thr Leu Leu Leu His Ala Lys Leu Leu Lys 1235 1240 1245 Trp Ser Glu Asp Val Cys Val Ala His Leu Thr Gln Arg Asp Gly Tyr 1250 1255 1260 Gln Ala Thr Thr Gln Gly Gln Leu Lys Glu Gln Leu Tyr Gln Glu Ile 1265 1270 1275 1280 Ile His Tyr Phe Asp Lys Gly Lys Met Trp Glu Glu Ala Ile Ala Leu 1285 1290 1295 Gly Lys Glu Leu Ala Glu Gln Tyr Glu Asn Glu Met Phe Asp Tyr Glu 1300 1305 1310 Gln Leu Ser Glu Leu Leu Lys Lys Gln Ala Gln Phe Tyr Glu Asn Ile 1315 1320 1325 Val Lys Val Ile Arg Pro Lys Pro Asp Tyr Phe Ala Val Gly Tyr Tyr 1330 1335 1340 Gly Gln Gly Phe Pro Thr Phe Leu Arg Gly Lys Val Phe Ile Tyr Arg 1345 1350 1355 1360 Gly Lys Glu Tyr Glu Pro Arg Glu Asp Phe Glu Ala Arg Leu Leu Thr 1365 1370 1375 Gln Phe Pro Asn Ala Glu Lys Met Lys Thr Thr Ser Pro Pro Gly Asp 1380 1385 1390 Asp Ile Lys Asn Ser Pro Gly Gln Tyr Ile Gln Cys Phe Thr Val Lys 1395 1400 1405 Pro Lys Leu Asp Leu Pro Pro Lys Phe His Arg Pro Val Ser Glu Gln 1410 1415 1420 Ile Val Ser Phe Tyr Arg Val Asn Glu Val Gln Arg Phe Glu Tyr Ser 1425 1430 1435 1440 Arg Pro Ile Arg Lys Gly Glu Lys Asn Pro Asp Asn Glu Phe Ala Asn 1445 1450 1455 Met Trp Ile Glu Arg Thr Ile Tyr Thr Thr Ala Tyr Lys Leu Pro Gly 1460 1465 1470 Ile Leu Arg Trp Phe Glu Val Lys Ser Val Phe Met Val Glu Ile Ser 1475 1480 1485 Pro Leu Glu Asn Ala Ile Glu Thr Met Gln Leu Thr Asn Asp Lys Ile 1490 1495 1500 Asn Ser Met Val Gln Gln His Leu Asp Asp Pro Ser Leu Pro Ile Asn 1505 1510 1515 1520 Pro Leu Ser Met Leu Leu Asn Gly Ile Val Asp Pro Ala Val Met Gly 1525 1530 1535 Gly Phe Ala Asn Tyr Glu Lys Ala Phe Phe Thr Asp Arg Tyr Leu Gln 1540 1545 1550 Glu His Pro Glu Ala His Glu Lys Ile Glu Lys Leu Lys Asp Leu Ile 1555 1560 1565 Ala Trp Gln Ile Pro Phe Leu Ala Glu Gly Ile Arg Ile His Gly Asp 1570 1575 1580 Lys Val Thr Glu Ala Leu Arg Pro Phe His Glu Arg Met Glu Ala Cys 1585 1590 1595 1600 Phe Lys Gln Leu Lys Glu Lys Val Glu Lys Glu Tyr Gly Val Arg Ile 1605 1610 1615 Met Pro Ser Ser Leu Asp Asp Arg Arg Gly Ser Arg Pro Arg Ser Met 1620 1625 1630 Val Arg Ser Phe Thr Met Pro Ser Ser Ser Arg Pro Leu Ser Val Ala 1635 1640 1645 Ser Val Ser Ser Leu Ser Ser Asp Ser Thr Pro Ser Arg Pro Gly Ser 1650 1655 1660 Asp Gly Phe Ala Leu Glu Pro Leu Leu Pro Lys Lys Met His Ser Arg 1665 1670 1675 1680 Ser Gln Asp Lys Leu Asp Lys Asp Asp Leu Glu Lys Glu Lys Lys Asp 1685 1690 1695 Lys Lys Lys Glu Lys Arg Asn Ser Lys His Gln Glu Ile Phe Glu Lys 1700 1705 1710 Glu Phe Lys Pro Thr Asp Ile Ser Leu Gln Gln Ser Glu Ala Val Ile 1715 1720 1725 Leu Ser Glu Thr Ile Ser Pro Leu Arg Pro Gln Arg Pro Lys Ser Gln 1730 1735 1740 Val Met Asn Val Ile Gly Ser Glu Arg Arg Phe Ser Val Ser Pro Ser 1745 1750 1755 1760 Ser Pro Ser Ser Gln Gln Thr Pro Pro Pro Val Thr Pro Arg Ala Lys 1765 1770 1775 Leu Ser Phe Ser Met Gln Ser Ser Leu Glu Leu Asn Gly Met Thr Gly 1780 1785 1790 Ala Asp Val Ala Asp Val Pro Pro Pro Leu Pro Leu Lys Gly Ser Val 1795 1800 1805 Ala Asp Tyr Gly Asn Leu Met Glu Asn Gln Asp Leu Leu Gly Ser Pro 1810 1815 1820 Thr Pro Pro Pro Pro Pro Pro His Gln Arg His Leu Pro Pro Pro Leu 1825 1830 1835 1840 Pro Ser Lys Thr Pro Pro Pro Pro Pro Pro Lys Thr Thr Arg Lys Gln 1845 1850 1855 Thr Ser Val Asp Ser Gly Ile Val Gln 1860 1865
【図1】この発明のクローニングベクターの一実施例で
あるpDOCK180の構成図である。
あるpDOCK180の構成図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI //(C12N 1/21 C12R 1:19) (C12N 15/09 ZNA C12R 1:91) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12N 15/00 - 15/90 C07K 14/00 - 16/46 C12N 1/00 - 1/38 C12P 21/00 - 21/08 BIOSIS(DIALOG) GenBank/KMBL/DDBJ(G ENETYX) MEDLINE(STN) WPI(DIALOG)
Claims (8)
- 【請求項1】 配列番号1の塩基配列を有するDNA鎖
であって、前癌遺伝子産物CRKに結合するDOCK1
80蛋白遺伝子のcDNA。 - 【請求項2】 請求項1のcDNAを連結した組換え体
クローニングベクター。 - 【請求項3】 組換え体ベクターが、E.coliDO
CK180(FERM R−14729)の保有するプ
ラスミドpDOCK180である請求項2の組換え体ク
ローニングベクター。 - 【請求項4】 請求項1のcDNAを連結した組換え体
発現ベクター。 - 【請求項5】 発現ベクターが、大腸菌用ベクタープラ
スミドである請求項4の組換え体発現ベクター。 - 【請求項6】 請求項4または5の組換え体発現ベクタ
ーにより形質転換された大腸菌。 - 【請求項7】 請求項6の大腸菌により生産される蛋白
であって、配列番号2のアミノ酸配列を有するDOCK
180蛋白。 - 【請求項8】 請求項7のDOCK180蛋白を抗原と
して作成したDOCK180蛋白抗体。
Priority Applications (6)
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