JP3053476B2 - 位置測定装置 - Google Patents

位置測定装置

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JP3053476B2 JP31493591A JP31493591A JP3053476B2 JP 3053476 B2 JP3053476 B2 JP 3053476B2 JP 31493591 A JP31493591 A JP 31493591A JP 31493591 A JP31493591 A JP 31493591A JP 3053476 B2 JP3053476 B2 JP 3053476B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的手段を使用して
位置指示手段により指示された位置を測定する位置測定
装置に関し、特に、位置を規定するパターン光を時間的
に変位させることにより位置測定を可能にした座標入力
装置等に使用される位置測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の位置測定装置には、例え
ばPSD位置測定装置、光ディジタイザ、走査方向識別
装置等、数多くの装置が提供されている。
【0003】このPSD位置測定装置は、発光素子を持
つ位置指示器を測定位置におき、この位置指示器の発光
素子からの光を受光して位置を測定するものである。か
かるPSD位置測定装置としては、例えば、「ポジショ
ンセンサ」(C2399;浜松ホトニクス株式会社製)
が市販されている。
【0004】また、上記光ディジタイザは、測定したい
図形等が記載された記録媒体上に、蛍光塗料で一定のパ
ターンを描いた透明平板を載置し、この透明板上に位置
測定用カーソルを載置し、このカーソル内の投光手段か
ら光を上記平板に投光し、その反射光を前記カーソル内
の反射光検出手段で検出し、かつ前記カーソルを測定し
たい図形等に沿って移動させることにより当該図形等の
位置を測定するものである(特公平2−18722 号)。
【0005】さらに、走査方向識別装置は、光吸収ゾー
ンと光反射ゾーン交互に両隣の帯幅を異ならせるととも
に所定数の帯幅を組にし、かつ帯幅を走査方向によって
異ならせて複数並列配置したパッドを設け、このパッド
に投光手段から光を投射し、その反射光を光検出器で検
出し、その検出信号から走査方向を特定するものである
(特開平3−209513号) 。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】上述した従来のPS
D位置測定装置は、PSDを非分割センサで構成してあ
り、そのPSDの出力がアナログ信号であるので、測定
位置をデジタル表示するときや、コンピュータ・システ
ムに入力するときには、アナログ/デジタル(A/D)
変換器を使用する必要があり、部品点数が多く、かつ高
価になる。
【0007】また、上記従来の光デジタイザは、測定す
る物体位置にパターンを載置しなければならず、かつパ
ターンも特殊な塗料を使用して作成しなければならず、
その装置を作成する上で特殊な部品を多く必要とし、か
つ組立工数がかかるとともに、使用方法も複雑な手順が
必要である。
【0008】さらに、上述した走査方向識別装置は、そ
の走査する方向を識別するだけであり、位置の測定をす
ることができないものであった。
【0009】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、特殊な部品を不要とし、パターン像を位置指示器の
可動領域に投影し、かつ変位させることで測定位置を算
出でき、測定する物体位置にパターンを載置する必要が
無い位置測定装置を提供することにある。
【0010】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明の位置測定装置は、 位置指示手段で位置
入力系に指定した位置を光学的手段を使用して測定する
位置測定装置であって、該位置入力系中の位置を規定す
るパターン像を発生し、該位置指示手段に投影する投影
手段と、該投影手段から投影される前記パターン像を前
記位置指示手段において走査可能に変位させる手段と、
前記位置指示手段における前記パターン像から位置コー
ドを検出する光学的検出手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0011】また、本発明の位置測定装置は、位置指示
手段で位置入力面に指定した位置を光学的手段を使用し
て測定する位置測定装置であって、該位置入力面上の位
置を規定する直交するパターン像を発生し、該位置指示
手段に投影する投影手段と、該投影手段から投影される
前記パターン像を前記位置指示手段において走査可能に
変位させる手段と、前記位置指示手段における前記パタ
ーン像から位置コードを検出する光学的検出手段とを備
えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】位置を規定するパターン像を時間的に変位させ
て位置指示手段に投影し、そのパターン光の変位を光学
的検出手段で検出することにより得られる信号で当該位
置を特定する。
【0013】また、位置を規定するパターン像をX,Y
直交に配置し、これを45度方向に駆動するレンズで位
置指示手段に投射し、そのパターン像の変位を光学的検
出手段で検出することによりX,Y直交系の位置を得
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。
【0015】図1は、本発明の第一実施例の要部ブロッ
ク構成図を示す。
【0016】図1に示す実施例は、位置入力系5中の位
置を規定するパターン像を時間的に変位させて位置指示
噐1に投影できるダイナミック・パターン投影器3と、
ダイナミック・パターン投影器3から位置入力系5に展
開されたダイナミック・パターン像光の前記位置指示器
1により指示された位置における変化を検出する光検出
手段7とを備えている。本第一実施例では光検出手段7
を前記位置指示器1に装着して設けている。また、前記
ダイナミック・パターン投影器3は、前記パターン像を
発生させるパターン投影手段31、及び前記パターン像
の投影位置を時間的に変位させる手段(以下、「偏向手
段」と言う)32からなる。
【0017】このパターン投影手段31は、面発光手段
311、パターンフィルム312、レンズ313からな
る。この面発光手段311は、図示しないがLEDと集
光レンズ等で構成される。また、面発光手段311は、
この実施例では、LEDを発光手段として使用したが、
他の照明装置を使用して面状に光が出るようにすればよ
い。この面発光手段311の光の出射面には、パターン
・フィルム312が設けてある。このパターン312
は、後に詳細に説明するが、不透明なフィルム、ガラス
板等に絶対位置を定義する透明なスリットからなるパタ
ーンを設けている。前記面発光手段311からの光は、
パターン・フィルム312を透過して偏向手段32に入
射される。
【0018】上述した偏向手段32は、駆動機構321
からなり、この実施例では、レンズ313を時間的に変
位させる(矢印の方向に移動させる)駆動機構321か
らなる。前記レンズ313は、パターン・フィルム31
2からの光を位置入力系5に投光する。このレンズ31
3は、図に矢印で示した横方向に移動可能(即ち、変位
可能)になっており、駆動機構321により時間的に変
位させられる。駆動機構321は、例えばスピーカの振
動コーン等、前後に機械変移を行う装置で構成すればよ
く、レンズ313を同一直線上で位置が変位するように
駆動できるものなら他のものでもよい。
【0019】また、光検出手段7は、フォトダイオー
ド、フォトトランジスタ等の光センサで構成され、この
光検出手段7は、前記投光された光を受光し、その強度
に応じた電気信号として出力する。
【0020】図2は、本発明の実施例で使用する前記位
置入力系中の位置を規定するパターンが描かれたパター
ン・フィルムの構成例を示す説明図である。
【0021】図2において、パターン・フィルム312
は、不透明なフィルム状の板体にスリット状のパターン
315を、細い線315aを“0”、太い線315bを
“1”としてデジタル符号化して描いたものである。太
さを同じくして透過度により差別化することとする他の
実施例も可能である。この“0”と“1”のパターン
は、データ伝送のフレーム同期信号等でよく使用される
M系列の並びである。M系列の特徴は、連続するNビッ
トが全て異なる点にあり、(2N−1)ビット長のビッ
トパターンになることが一般に知られている。図2で
は、説明を分かりやすくするために、N=4としてパタ
ーン315を描いている。したがって、この場合、連続
する4(=N)ビット符号は(24−1)=15通りの
相異なるものが得られることになる。
【0022】即ち、上記ビット系列の最初から順に連続
する4ビットをとると、(1101)、(1011)、
(0110)、(1100)、(1001)、(001
0)、(0101)、(1010)、(0100)、
(1000)、(0000)、(0001)、(001
1)、(0111)及び(1110)のように15通り
の相異なるビット符号が得られる。
【0023】このように構成された第一実施例の動作を
図1及び図2をもとに、図3〜図5を参照しながら説明
する。
【0024】図3は、本第一実施例におけるレンズの変
位と(図3a)と、このレンズの変位に対する光検出手
段7で検出される光強度の関係(図3b)を示したもの
である。図3(a)は横軸に時間を、縦軸にレンズ変位
を、図3(b)は横軸に時間を、縦軸に光強度をそれぞ
れ示している。
【0025】面発光手段311からの光は、パターン・
フィルム312のスリット状のパタン315を通してレ
ンズ313に入射される。ここで、図1に矢印で示すよ
うにレンズ313が水平方向(図3(a)では垂直方
向)に時間に伴って変位されると、位置入力系5に投光
された当該パターン像の位置も時間的に変位する。位置
入力系5におけるパターン像が時間的に直線状に変化す
ると、光検出手段7はパターン像の一部を直線的に走査
するのと同一の光の強度変化を受けることになる。
【0026】即ち、レンズ313が駆動機構321によ
り位置入力系5に対して水平方向に直線的に変化したと
すると(図3(a)参照)、投影パターン像も直線的に
変化する。このときに、点状の位置指示噐1即ち光検出
手段7の上を通過する光は、前記パターン315の
“0”と“1”に対応するパルス幅の変化(図3(b)
参照)となって表れる。この実施例で使用するパターン
像は、上述の如く前記光の強度変化が位置座標コードと
なるものを使用しているから、光検出手段7の出力信号
のパルス列の中で、光検出手段7の変化の中心点に近い
N個(本実施例では4個)のパルス列が、その位置指示
器1即ち光検出手段7における点の位置座標コードであ
る。
【0027】実際の例としては、N=12のM系列パタ
ーンを35〔mm〕のスライド・フィルムとして作成し、
レンズ313の最大変位量を0.1〔mm〕とすれば、分
解能が読み取り範囲の全長に対して1/4000程度と
なる1次元位置測定装置を作ることが可能である。すな
わち、読み取り範囲を20センチメートルとした場合、
0.05ミリメータの分解能を得られる。
【0028】ここで、2次元の位置を測定する場合は、
本第一実施例のダイナミック・パターン投影器を2台使
用し、各々パターンの方向が直角となるように配置し、
面発光手段311の電源を時分割に切り換えることによ
り、2次元の位置を測定することができる。
【0029】図4及び図5は、第一実施例が距離測定も
行うことができる原理を説明するための図である。図4
に示すように、レンズ313を実線から点線に示す位置
へ移動させたときに、図5に示すように、前記A点と、
これとは距離の異なるB点の光の強度の変化が異なるこ
とがわかる。つまり、レンズ313に近いA点の方のパ
ルス間隔(図5(a)参照)方が、B点のパルス間隔
(図5(b)参照)より狭くなる。したがって、図示垂
直方向の移動に応じてパルスの間隔が一義的に決定され
ることから、これらパルスの間隔を計測することによ
り、位置指示器までの距離を求めることができることに
なる。
【0030】図6は、本発明の第二実施例の要部ブロッ
ク構成図である。
【0031】図6に示す第二本実施例では、基本的に、
偏向手段32が前記第一実施例と異なる。この偏向手段
32は、駆動機構321によりパターン・フィルム31
2を駆動するようにしている。また、本第二実施例では
位置指示器と光検出手段7とは異なる位置に配置され、
光検出手段7は位置指示器1からの反射光を検出する点
が異なる。
【0032】ここで、第一実施例と同一構成要素と同一
部品には、同一の符号を付して説明を省略する。
【0033】また、この第二実施例では、レンズ313
を通したパターン光をビームスプリッタ341を通過さ
せて位置入力系5に投影し、このパターン光を位置指示
器1に取りつけたコーナーキューブ71で反射させて、
その反射光をレンズ342で集光して光検出手段7に導
入するようにしている。第一実施例では、光検出手段7
を位置指示器1側に備えていたため、検出データをコン
ピュータシステム等の上位システムに転送するために
は、位置指示器1とコンピュータ等をケーブルで接続す
るか、位置指示器1に電波等を発生する装置を組み込ん
で無線通信をするかによる必要があるが、第二実施例に
あっては光検出手段7を位置指示器1に設けずに、ダイ
ナミックパターン投影器3側に設けることとしたため、
位置指示器1がケーブルに接続されずに、かつ電子部品
を一切有しない構成となっている。
【0034】この第二実施例は、上述の如くパターン・
フィルム312を駆動し、スリツト状のパターン315
のパターン像を時間的に水平方向に変位させ光検出手段
7に該パターンの一部を検出させ第一実施例と同様に位
置指示器で指定された位置を検出している。
【0035】図7は、本発明の第三実施例の要部ブロッ
ク構成図を示す。
【0036】本実施例は、直交する2つのパターン31
2X,312Yを45度の方向で直線的に変位すること
により、1つの駆動機構321でXY直交系の2次元位
置を測定することができるようにした点に特徴がある。
【0037】この第三実施例では、まず、パターン投影
手段31は、光源である赤外発光ダイオード318X,
318Yと、レンズ314X,314Yと、ビームスプ
リッタ315とからなる。また、偏向手段32は、レン
ズ313を駆動機構321により45度の方向で駆動す
るようにしている。レンズ313からのパターン光は、
ビームスプリッタ341を介して位置指示器1に取りつ
けたコーナ・キューブ71を含む位置入力系(位置入力
面)5に投影される。コーナ・キューブ71で反射され
た光は、ビームスプリッタ341により、レンズ34
2、赤外線透過フィルタ343を介して光検出手段7に
与えられるようになっている。
【0038】赤外発光ダイオード318X,318Y
は、制御装置9により発光される。制御装置9は、ダイ
オード駆動用発振器91、切換器92、駆動機構駆動用
発振器93、バンドバスフィルタ94、信号処理器9
5、制御信号発生器96からなる。
【0039】図8は、第三実施例で使用するレンズの駆
動機構321の詳細を示す説明図である。
【0040】図9は、第三実施例による光検出手段7で
のパターン走査を示す説明図である。
【0041】図8において、駆動機構321のスピーカ
の振動コーンは、レンズ313を直交するパターンX,
パターンYを斜め45度で位置駆動できるよう結合され
ている。該レンズ313は、駆動が容易になるようにク
ッション材332で固定されている。ここで、斜めの4
5度の位置で直線駆動を行うと、位置指示点では、例え
ば、X方向のパターン312Xが投影された時を考える
と、図9の矢印のようにパターン312Xに対しレンズ
が45度で直線走査される。次に、Y方向パターン31
2Yが投影された時も同様に走査される。その結果、検
出されるパルスが90度で走査した場合に比較して時間
軸上で(2)1/2なり、引き延ばされるが、位置座標コ
ードの読み取りは可能である。
【0042】図10は、この第三実施例の動作タイミン
グチャートである。
【0043】この第三実施例の特徴ある動作を図7乃至
図10を参照して説明する。
【0044】まず、駆動機構321が駆動機構駆動用発
振器93により、図10(a)に示すように正弦波で駆
動されると、図10(b),(c)に示すように当該正
弦波の直線性が最もよい部分で、切換器92により赤外
発光ダイオード318X,318Yを交互に点灯させ
る。また、赤外発光ダイオード318X,318Yの電
源は、455〔kHz〕の発振器91により振幅変調され
ている。
【0045】このような電源で駆動された赤外発光ダイ
オード318Xから発した光は、レンズ314Xで平行
光線になり、パターン・フィルム312Xを通してX方
向のパターン像光となる。また、同様に上述の電源で駆
動される赤外発光ダイオード318Yから発した光は、
レンズ314Yで平行光線になり、パターン・フィルム
312Yを通してY方向のパターン像光となる。これら
のパターン像光は、ビーム・スプリッタ315で同一範
囲の位置入力系5に一致するように合成され、駆動機構
321によって駆動されるレンズ313を通過し、位置
入力系5の被測定点にあるコーナ・キューブ71に入射
される。この際に、レンズ313の駆動機構321は発
振器93により400〔Hz〕で正弦波駆動される。
【0046】コーナ・キューブ71より入射光と同一の
方向に反射された反射光は、ビーム・スプリッタ341
で入射光と分離されて、レンズ342で集光され、図1
0(d)に示すように赤外透過フィルタ343を介して
光検出手段7で受光される。光検出手段7の前面の赤外
透過フィルタ343は、周囲光を除去するために、赤外
発光ダイオード318Xおよび318Yで発光される波
長のみを通過させて光検出手段7に入力される。
【0047】また、赤外発光ダイオード318X,31
8Yの電源は455〔kHz〕の発振器91により振幅変
調されている。この為、光検出手段7の出力に455
〔kHz〕を中心周波数とするバンドパスフィルタ94を
挿入して、周囲光の除去を行っうことにより、S/Nを
よくしている。
【0048】このようにして光検出手段7で検出された
信号は、バンドパスフィルタ94で処理されて信号処理
器95により所定のパルスとされて出力コネクタ97か
ら取り出すことができる。このパルスは、位置を表すパ
ルスビット列(位置座標コード)となっているので、こ
のパルスを計測することにより当該コーナ・キューブ7
1(即ち、位置指示器1)の位置を特定できる。
【0049】この実施例では、XY平面の位置を測定す
ることができる他、測定点には単にコーナ・キューブ7
1を置くだけであり、測定が簡単になる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本願発明は、位置指
示器で測定位置を指示する位置入力系中の位置座標コー
ドを表すダイナミック・パターン像光を使用し、このパ
ターン像光を該位置指示器において走査可能に時間的に
変位させ、このパターン像光の変位を光検出手段によっ
て検出することにより、位置指示器で指示された位置の
デジタル化座標コードが直接かつ連続して検出でき、高
い精度と分解能を持つ位置測定装置を極めて経済的に得
れることができる効果がある。
【0051】また、本願発明によれば、XY方向に直交
させてパターン・フィルムを配置し、これらXY方向に
直交させた位置指示器で測定位置を指示する位置入力系
中の位置座標コードを表すパターン像光を該位置指示器
において走査可能に時間的に変位させ、このパターン像
光の変位を光検出手段によって検出することにより、X
Y直交平面の位置指示器で指示され位置のデジタル化座
標コードが直接かつ連続して検出でき、高い精度と分解
能を持つ位置測定装置を極めて経済的に得られ、更に、
パターン像を位置指示器の可動領域に投影し、かつ変位
させることで測定位置を算出できるので、測定する物体
位置にパターンを載置する必要が無い等の優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す構成図である。
【図2】同第一実施例で得られるパターンの例を説明す
るための図である。
【図3】同第一実施例で得られる信号の例を示す説明図
である。
【図4】同第一実施例が距離測定できる原理を説明する
ための図である。
【図5】同第一実施例が距離測定できる原理を説明する
ための波形図である。
【図6】本発明の第二実施例を示す構成図である。
【図7】本発明の第三実施例を示す構成図である。
【図8】同第三実施例で使用する駆動機構の説明図であ
る。
【図9】同第三実施例におけるレンズ駆動方向とパター
ンの関係の説明図である。
【図10】同第三実施例で得られる信号を説明するため
のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 位置指示器 3 ダイナミック・パターン投影
器 5 位置入力系 7 光検出手段 9 制御装置 31 パターン投影手段 32 偏向手段 71 コーナ・キューブ 91 ダイオード駆動用発振器 92 切換器 93 駆動機構駆動用発振器 94 バンドバスフィ
ルタ 95 信号処理器 96 制御信号発生器 311
面発光手段 312 パターン・フィルム 312X パターン・
フィルム 312Y パターン・フィルム 314 ビームスプ
リッタ 315 ビーム・スプリッタ 318X 赤外発光ダ
イオード 318Y 赤外発光ダイオード 321 駆動機構
331 レンズ 332 クッション材 341
レンズ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置指示手段で位置入力面に指定した位
    置を光学的手段を使用して測定する位置測定装置であっ
    て、 該位置入力面上の位置を規定する第1のパターン像を発
    生し、該位置指示手段に投影する第1のパターン像発生
    投影装置と、 該位置入力面上の位置を規定する第1のパターン像と直
    交する第2のパターン像を発生し、該位置指示手段に投
    影する第2のパターン像発生投影装置と、 前記第1及び第2のパターン像発生撮像装置を交互に切
    り替える装置と、 該第1および第2のパターン像発生投影手段から前記位
    置指示手段に投影される前記第1パターン像及び第2の
    パターン像を走査可能に変位させる手段と、 前記位置指示手段における前記パターン像から位置コー
    ドを検出する光学的検出手段と、 を備えたことを特徴とする位置測定装置。
  2. 【請求項2】 前記投影手段は、 前記各々パターン像の各々のパターンを規定したパター
    ンフィルムと、 当該各々のパターンフィルムをそれぞれ照射する面発光
    手段と、 当該パターンフィルムにより規定された前記各々のパタ
    ーン像を前記位置指示手段に投射するレンズと、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の位置測定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記変位させる手段は、前記レンズを駆
    動機構でXY直交軸のいずれかの方向に対して45度の
    角度で駆動する様に構成されたことを特徴とする請求項
    2に記載の位置測定装置。
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