JP3053264B2 - ビニルエステル樹脂で含浸されたコアーシートを有する化粧板 - Google Patents
ビニルエステル樹脂で含浸されたコアーシートを有する化粧板Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビニルエステル樹脂が
含浸されている少なくとも1枚のコアーシートを有する
熱及び圧力で団結された化粧板に関する。ビニルエステ
ル樹脂はエポキシド末端樹脂とエチレン性不飽和カルボ
ン酸から誘導されることが好ましい。
含浸されている少なくとも1枚のコアーシートを有する
熱及び圧力で団結された化粧板に関する。ビニルエステ
ル樹脂はエポキシド末端樹脂とエチレン性不飽和カルボ
ン酸から誘導されることが好ましい。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
熱及び圧力で団結された化粧板は、複数のフェノール樹
脂含浸クラフト紙シート、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂で含浸された表面板及び必要によりメラミン樹脂含
浸オーバーレイシートを含むコアー材料から調製されて
いた。このような高圧積層板は壁パネル及びカウンター
甲板用の構造材料として世界中で使用されていた。
熱及び圧力で団結された化粧板は、複数のフェノール樹
脂含浸クラフト紙シート、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂で含浸された表面板及び必要によりメラミン樹脂含
浸オーバーレイシートを含むコアー材料から調製されて
いた。このような高圧積層板は壁パネル及びカウンター
甲板用の構造材料として世界中で使用されていた。
【0003】メラミン−ホルムアルデヒド及びポリエス
テルで含浸されたコアーシートを有する化粧板が最近報
告されている。このような積層板は、フェノール系コア
ー材料が使用される積層板とは幾つかの異なった利点を
与える。最も顕著には、積層板のコアーの色が表面板ま
たは装飾シートの色とマッチする。その結果、通常の積
層板が切断される場合に認められる暗色のエッジライン
が、排除される。
テルで含浸されたコアーシートを有する化粧板が最近報
告されている。このような積層板は、フェノール系コア
ー材料が使用される積層板とは幾つかの異なった利点を
与える。最も顕著には、積層板のコアーの色が表面板ま
たは装飾シートの色とマッチする。その結果、通常の積
層板が切断される場合に認められる暗色のエッジライン
が、排除される。
【0004】例えば、米国特許第4,448,849 号明細書に
は、コアーシート及び/または装飾シート及び/または
オーバーレイシートを含浸してコアー表面の色とエッジ
マッチングするソリッドカラーを有する積層板を得るた
めのヒドロキシルメラミンを含むメラミン−ホルムアル
デヒド樹脂が開示されている。更に、米国特許第4,741,
968 号明細書には、多価アルコール、飽和ジカルボン酸
及び不飽和ジカルボン酸の反応生成物を含むポリエステ
ルがコアーシートに含浸される積層板が開示されてい
る。そのポリエステル含浸コアーシートは、メラミンホ
ルムアルデヒドで含浸されたコアーシートを含む積層板
とは異なった利点を与える。更に引裂抵抗性であること
の他に、ポリエステル含浸コアーシートを含む積層板
は、メラミンホルムアルデヒド含浸コアーシートを含む
積層板よりも大きい可撓性、機械加工性、及び打抜加工
性を特徴とする。加えて、ポリエステル含浸コアーシー
トを含む積層板は、亀裂試験により明らかにされるよう
に、メラミン−ホルムアルデヒドを含む積層板よりも小
さいクレージング抵抗性である。不運なことに、ポリエ
ステルを含む積層板は、メラミンホルムアルデヒド含浸
コアーシートを含む積層板により示される高水準の耐熱
性を示すことができない。
は、コアーシート及び/または装飾シート及び/または
オーバーレイシートを含浸してコアー表面の色とエッジ
マッチングするソリッドカラーを有する積層板を得るた
めのヒドロキシルメラミンを含むメラミン−ホルムアル
デヒド樹脂が開示されている。更に、米国特許第4,741,
968 号明細書には、多価アルコール、飽和ジカルボン酸
及び不飽和ジカルボン酸の反応生成物を含むポリエステ
ルがコアーシートに含浸される積層板が開示されてい
る。そのポリエステル含浸コアーシートは、メラミンホ
ルムアルデヒドで含浸されたコアーシートを含む積層板
とは異なった利点を与える。更に引裂抵抗性であること
の他に、ポリエステル含浸コアーシートを含む積層板
は、メラミンホルムアルデヒド含浸コアーシートを含む
積層板よりも大きい可撓性、機械加工性、及び打抜加工
性を特徴とする。加えて、ポリエステル含浸コアーシー
トを含む積層板は、亀裂試験により明らかにされるよう
に、メラミン−ホルムアルデヒドを含む積層板よりも小
さいクレージング抵抗性である。不運なことに、ポリエ
ステルを含む積層板は、メラミンホルムアルデヒド含浸
コアーシートを含む積層板により示される高水準の耐熱
性を示すことができない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術のポ
リエステル含浸コアーを含む積層板よりも増大された耐
熱性及び引裂抵抗性を示す高圧化粧板を提供する。加え
て、本発明の積層板はポリエステルを含む積層板の非常
に好ましい可撓性、機械加工性、打抜加工性及び低亀裂
性を示す。従来技術の含浸されたメラミンホルムアルデ
ヒド及びポリエステルを含む積層板と同様に、本発明の
積層板の色はその表面板または装飾シートの色とマッチ
する。
リエステル含浸コアーを含む積層板よりも増大された耐
熱性及び引裂抵抗性を示す高圧化粧板を提供する。加え
て、本発明の積層板はポリエステルを含む積層板の非常
に好ましい可撓性、機械加工性、打抜加工性及び低亀裂
性を示す。従来技術の含浸されたメラミンホルムアルデ
ヒド及びポリエステルを含む積層板と同様に、本発明の
積層板の色はその表面板または装飾シートの色とマッチ
する。
【0006】特に、本発明は、ビニルエステル樹脂及び
エチレン性不飽和カルボン酸を含むコアーシート処理組
成物で含浸された少なくとも1枚のコアーシートを含む
積層板を含む。コアーシート中の樹脂成分を更に硬化し
熱硬化するための触媒が、有機溶剤と一緒に更に含まれ
る。本発明は、コアーシートに隣接して、熱硬化性メラ
ミン/ホルムアルデヒド反応生成物で含浸された表面板
を含む積層板を更に含む。メラミン/ホルムアルデヒド
反応生成物で含浸された裏シートがコアーシートに更に
隣接していてもよい。表面板、1枚以上のコアーシー
ト、及び任意の裏シートは熱及び圧力により団結され
る。コアーシート処理組成物中のビニルエステル樹脂の
使用は団結された積層板に一層大きな可撓性と増大され
た耐熱性を付与し、更にそれを亀裂及び引裂を受け難く
する。本発明の積層板は容易に加工され、更に表面板及
び任意の裏シートの色にマッチする1枚以上のコアーシ
ートの色を特徴とする。
エチレン性不飽和カルボン酸を含むコアーシート処理組
成物で含浸された少なくとも1枚のコアーシートを含む
積層板を含む。コアーシート中の樹脂成分を更に硬化し
熱硬化するための触媒が、有機溶剤と一緒に更に含まれ
る。本発明は、コアーシートに隣接して、熱硬化性メラ
ミン/ホルムアルデヒド反応生成物で含浸された表面板
を含む積層板を更に含む。メラミン/ホルムアルデヒド
反応生成物で含浸された裏シートがコアーシートに更に
隣接していてもよい。表面板、1枚以上のコアーシー
ト、及び任意の裏シートは熱及び圧力により団結され
る。コアーシート処理組成物中のビニルエステル樹脂の
使用は団結された積層板に一層大きな可撓性と増大され
た耐熱性を付与し、更にそれを亀裂及び引裂を受け難く
する。本発明の積層板は容易に加工され、更に表面板及
び任意の裏シートの色にマッチする1枚以上のコアーシ
ートの色を特徴とする。
【0007】特に、本発明は、(a) 熱硬化メラミン/ホ
ルムアルデヒド反応生成物で含浸された表面板;(b) 液
体の熱硬化性エポキシ系ビニルエステル樹脂及びエチレ
ン性不飽和架橋性モノマーを含むコアーシート処理組成
物で夫々含浸された少なくとも2枚の着色コアーシー
ト;及び(c) 任意の熱硬化性メラミン/ホルムアルデヒ
ド反応生成物で含浸された裏シートを含む熱及び圧力で
団結された積層板を提供する。得られた団結された積層
板は、周囲温度または室温で行われる巻付け試験により
明らかにされるように改良された可撓性を示す。この試
験で、得られた積層板はメラミン/ホルムアルデヒド反
応生成物で含浸されたコアーシートを含む現在市販され
る積層板(これは5〜6インチ(13〜15cm) の半径で巻
付く) と較べて2〜3インチ(5〜8cm) の半径で巻付
く。加えて、団結された積層板は改良された耐熱性を示
し、しかもNEMA輻射熱試験LD3.7 、NEMAふくれ抵抗試験
LD3.15及びひび割れ抵抗試験により明らかにされるよう
に従来技術の積層板よりも亀裂及び引裂に敏感ではな
い。
ルムアルデヒド反応生成物で含浸された表面板;(b) 液
体の熱硬化性エポキシ系ビニルエステル樹脂及びエチレ
ン性不飽和架橋性モノマーを含むコアーシート処理組成
物で夫々含浸された少なくとも2枚の着色コアーシー
ト;及び(c) 任意の熱硬化性メラミン/ホルムアルデヒ
ド反応生成物で含浸された裏シートを含む熱及び圧力で
団結された積層板を提供する。得られた団結された積層
板は、周囲温度または室温で行われる巻付け試験により
明らかにされるように改良された可撓性を示す。この試
験で、得られた積層板はメラミン/ホルムアルデヒド反
応生成物で含浸されたコアーシートを含む現在市販され
る積層板(これは5〜6インチ(13〜15cm) の半径で巻
付く) と較べて2〜3インチ(5〜8cm) の半径で巻付
く。加えて、団結された積層板は改良された耐熱性を示
し、しかもNEMA輻射熱試験LD3.7 、NEMAふくれ抵抗試験
LD3.15及びひび割れ抵抗試験により明らかにされるよう
に従来技術の積層板よりも亀裂及び引裂に敏感ではな
い。
【0008】一般に、本発明に従って、コアーシートは
表面板の色と一致するように着色されたセルロース紙を
含浸することによりつくられ、そして表面板及び裏シー
トは必要により顔料またはプリント、パターンもしくは
デザインを含むαセルロース紙を含浸することにより製
造される。典型的には、3000平方フィート(279m2) の連
当たり約60〜約160 ポンド( 約27〜約73kg) の坪量の紙
がコアーシートに使用され、一方、表面層に使用される
αセルロースシートは一般に300 平方フィート(27.9m2)
の連当たり約40〜約120 ポンド( 約18〜約54kg) の坪量
に達する。コアーシートは、αセルロース紙、漂白クラ
フト紙またはコットンリンター紙の如き幾つかの含浸グ
レードの紙のいずれかを含んでもよく、これらは装飾シ
ートまたは表面板に良くマッチするように着色し得る。
表面板の色と一致するように着色されたセルロース紙を
含浸することによりつくられ、そして表面板及び裏シー
トは必要により顔料またはプリント、パターンもしくは
デザインを含むαセルロース紙を含浸することにより製
造される。典型的には、3000平方フィート(279m2) の連
当たり約60〜約160 ポンド( 約27〜約73kg) の坪量の紙
がコアーシートに使用され、一方、表面層に使用される
αセルロースシートは一般に300 平方フィート(27.9m2)
の連当たり約40〜約120 ポンド( 約18〜約54kg) の坪量
に達する。コアーシートは、αセルロース紙、漂白クラ
フト紙またはコットンリンター紙の如き幾つかの含浸グ
レードの紙のいずれかを含んでもよく、これらは装飾シ
ートまたは表面板に良くマッチするように着色し得る。
【0009】コアーシート処理組成物中のビニルエステ
ル樹脂は着色コアーシートの色に影響しない。また、そ
の樹脂はかなり長い期間にわたって色安定性であり、し
かも酸、アルカリ及び酸化性薬品に対して優れた抵抗を
示す。コアーシート処理組成物中のビニルエステル樹脂
は更に積層板に増大された可撓性及び耐摩耗性を与え、
末端エチレン性不飽和を特徴とし、エポキシド基を実質
的に含まない。好ましいビニルエステルは180 oF (82
℃) で約10〜約13分のSPI ゲル化時間及び77oF (25 ℃)
で#3スピンドル、60rpm で約400 〜約500cpsのブル
ックフィールド粘度を特徴とする。それはエポキシド末
端樹脂とα、βエチレン性不飽和を有する有機カルボン
酸との反応から誘導されることが好ましい。エチレン性
不飽和末端基は互いに反応性であり、またその樹脂の硬
化中にエチレン性不飽和架橋性モノマーと反応性であ
る。エポキシ系ビニルエステル樹脂のエポキシ当量は一
般に約7,000 〜約20,000であり、更に好ましくは約9,00
0 〜約10,000である。
ル樹脂は着色コアーシートの色に影響しない。また、そ
の樹脂はかなり長い期間にわたって色安定性であり、し
かも酸、アルカリ及び酸化性薬品に対して優れた抵抗を
示す。コアーシート処理組成物中のビニルエステル樹脂
は更に積層板に増大された可撓性及び耐摩耗性を与え、
末端エチレン性不飽和を特徴とし、エポキシド基を実質
的に含まない。好ましいビニルエステルは180 oF (82
℃) で約10〜約13分のSPI ゲル化時間及び77oF (25 ℃)
で#3スピンドル、60rpm で約400 〜約500cpsのブル
ックフィールド粘度を特徴とする。それはエポキシド末
端樹脂とα、βエチレン性不飽和を有する有機カルボン
酸との反応から誘導されることが好ましい。エチレン性
不飽和末端基は互いに反応性であり、またその樹脂の硬
化中にエチレン性不飽和架橋性モノマーと反応性であ
る。エポキシ系ビニルエステル樹脂のエポキシ当量は一
般に約7,000 〜約20,000であり、更に好ましくは約9,00
0 〜約10,000である。
【0010】本発明の出発樹脂として使用されるエポキ
シド樹脂は、ビスフェノール−Aの如きビスフェノール
化合物とエピクロルヒドリンの如きハロ−エポキシ−置
換アルカンとから誘導される型のジグリシジルエーテル
エポキシ樹脂であることが好ましい。使用し得るその他
のエポキシ樹脂原料は、エポキシ化フェノールホルムア
ルデヒドノボラック樹脂を含むだけでなく、アルカンジ
オール、アルカントリオールの如き多価アルコールから
誘導されたエポキシド樹脂を含む。
シド樹脂は、ビスフェノール−Aの如きビスフェノール
化合物とエピクロルヒドリンの如きハロ−エポキシ−置
換アルカンとから誘導される型のジグリシジルエーテル
エポキシ樹脂であることが好ましい。使用し得るその他
のエポキシ樹脂原料は、エポキシ化フェノールホルムア
ルデヒドノボラック樹脂を含むだけでなく、アルカンジ
オール、アルカントリオールの如き多価アルコールから
誘導されたエポキシド樹脂を含む。
【0011】特に所望されるエポキシド樹脂原料は、ビ
スフェノール−Aとエピクロルヒドリンから誘導され一
般式(nは0〜5の整数である)を有するジエポキシド
樹脂である。このような樹脂は約150 〜約1,000 の範囲
のエポキシド当量を示すことが望ましい。約192 のエポ
キシド当量が好ましい。このようなエポキシ系ビニルエ
ステル樹脂は、不飽和カルボン酸をビスフェノールAと
エピクロルヒドリンの縮合生成物と反応させることによ
り調製し得る。少なくとも化学量論量の不飽和有機酸と
ポリエポキシド樹脂とのそのエポキシ基による反応は当
業界で公知である。好ましい不飽和カルボン酸は3〜4
個の炭素原子を含む不飽和カルボン酸であり、アクリル
酸及びメタクリル酸が最も好ましい。メタクリル酸が特
に好ましい。
スフェノール−Aとエピクロルヒドリンから誘導され一
般式(nは0〜5の整数である)を有するジエポキシド
樹脂である。このような樹脂は約150 〜約1,000 の範囲
のエポキシド当量を示すことが望ましい。約192 のエポ
キシド当量が好ましい。このようなエポキシ系ビニルエ
ステル樹脂は、不飽和カルボン酸をビスフェノールAと
エピクロルヒドリンの縮合生成物と反応させることによ
り調製し得る。少なくとも化学量論量の不飽和有機酸と
ポリエポキシド樹脂とのそのエポキシ基による反応は当
業界で公知である。好ましい不飽和カルボン酸は3〜4
個の炭素原子を含む不飽和カルボン酸であり、アクリル
酸及びメタクリル酸が最も好ましい。メタクリル酸が特
に好ましい。
【0012】特に好ましいビニルエステル樹脂は、次式
により表されるビニルエステル樹脂である。
により表されるビニルエステル樹脂である。
【0013】
【化3】
【0014】エポキシド末端樹脂を反応させるエチレン
性不飽和を有する有機カルボン酸は、一塩基性であるこ
とが望ましく、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン
酸、イソクロトン酸、及び桂皮酸から選ばれてもよいだ
けでなく、またエチル、プロピル及びブチル−置換アク
リル酸の如き高級アルキル化アクリル酸から選ばれても
よい。好適なジカルボン酸はマレイン酸及びフマル酸に
より代表される。また、1モルのヒドロキシ化合物(例
えばアルコール)と1モルのエチレン性不飽和ジカルボ
ン酸の酸無水物(例えば無水マレイン酸)のエステル化
により生成されたハーフエステルを使用することが可能
である。広く言えば、不飽和有機酸は少なくとも1個の
カルボキシル基を有するべきであり、更に、かなりの数
のエチレン性不飽和末端基(これは順にエポキシドビニ
ルエステル樹脂のエチレン性不飽和基または好ましくは
エチレン性不飽和架橋性モノマーとの付加重合反応に関
与し得る)とエポキシド末端樹脂を与えるようにエチレ
ン性不飽和を有するべきである。
性不飽和を有する有機カルボン酸は、一塩基性であるこ
とが望ましく、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン
酸、イソクロトン酸、及び桂皮酸から選ばれてもよいだ
けでなく、またエチル、プロピル及びブチル−置換アク
リル酸の如き高級アルキル化アクリル酸から選ばれても
よい。好適なジカルボン酸はマレイン酸及びフマル酸に
より代表される。また、1モルのヒドロキシ化合物(例
えばアルコール)と1モルのエチレン性不飽和ジカルボ
ン酸の酸無水物(例えば無水マレイン酸)のエステル化
により生成されたハーフエステルを使用することが可能
である。広く言えば、不飽和有機酸は少なくとも1個の
カルボキシル基を有するべきであり、更に、かなりの数
のエチレン性不飽和末端基(これは順にエポキシドビニ
ルエステル樹脂のエチレン性不飽和基または好ましくは
エチレン性不飽和架橋性モノマーとの付加重合反応に関
与し得る)とエポキシド末端樹脂を与えるようにエチレ
ン性不飽和を有するべきである。
【0015】本発明のビニルエステル樹脂は、熱単独に
より架橋されてもよく、また硬化されてもよい。触媒が
コアーシート含浸剤を調製する際にビニルエステル樹脂
を硬化するのに使用されることが好ましい。特に、末端
炭素−炭素二重結合は、有機過酸化物及び無機過硫酸塩
の如き遊離基触媒により開始される場合に遊離基重合に
加わり、または硬化する。好適なペルオキシ触媒は過安
息香酸t−ブチル、2,5−ジメチル−2,5−ビス
(2−エチルヘキサノイルペルオキシ)ヘキサン、及び
1,1−ジ−tert−ブチルペルオキシ−3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサンを含む。好ましい触媒は過安息
香酸t−ブチルである。
より架橋されてもよく、また硬化されてもよい。触媒が
コアーシート含浸剤を調製する際にビニルエステル樹脂
を硬化するのに使用されることが好ましい。特に、末端
炭素−炭素二重結合は、有機過酸化物及び無機過硫酸塩
の如き遊離基触媒により開始される場合に遊離基重合に
加わり、または硬化する。好適なペルオキシ触媒は過安
息香酸t−ブチル、2,5−ジメチル−2,5−ビス
(2−エチルヘキサノイルペルオキシ)ヘキサン、及び
1,1−ジ−tert−ブチルペルオキシ−3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサンを含む。好ましい触媒は過安息
香酸t−ブチルである。
【0016】その樹脂はエチレン性不飽和架橋性モノマ
ーと組み合わされることが好ましく、その樹脂はそのモ
ノマーに可溶性であり、そのモノマーは得られる組成物
に低粘度指数を与える。好適なエチレン性不飽和モノマ
ーは、スチレン、ジビニルベンゼン、α−クロロスチレ
ン、p−ブロモスチレン、t−ブチルスチレン、メタク
リル酸メチル、及び2,3−ジブロモメタクリル酸メチ
ル、等である。低粘度の液体モノマー、特にスチレンが
好ましい。エチレン性不飽和架橋性モノマーの使用量は
一般にコアーシート処理組成物の約20〜約60重量%であ
る。好ましくは、エチレン性不飽和架橋性モノマーの量
は約20〜約60重量%、好ましくは30〜約40重量%、最も
好ましくは36重量%である。
ーと組み合わされることが好ましく、その樹脂はそのモ
ノマーに可溶性であり、そのモノマーは得られる組成物
に低粘度指数を与える。好適なエチレン性不飽和モノマ
ーは、スチレン、ジビニルベンゼン、α−クロロスチレ
ン、p−ブロモスチレン、t−ブチルスチレン、メタク
リル酸メチル、及び2,3−ジブロモメタクリル酸メチ
ル、等である。低粘度の液体モノマー、特にスチレンが
好ましい。エチレン性不飽和架橋性モノマーの使用量は
一般にコアーシート処理組成物の約20〜約60重量%であ
る。好ましくは、エチレン性不飽和架橋性モノマーの量
は約20〜約60重量%、好ましくは30〜約40重量%、最も
好ましくは36重量%である。
【0017】また、フェノール系酸化防止剤がコアーシ
ート処理組成物に添加されることが好ましい。酸化防止
剤は、ビニルエステル樹脂の停止反応の機会を増すこと
により樹脂系及びプレプレグの貯蔵寿命を改善するのに
利用できる。フェノール系酸化防止剤は種々のアルキル
化フェノール、ヒンダードフェノール及びフェノール誘
導体、例えばt−ブチルヒドロキノン、ブチル化ヒドロ
キシアニソール、ポリブチル化ビスフェノールA、ブチ
ル化ヒドロキシトルエン(BHT)、アルキル化ヒドロキノ
ン、2,6−ジtert−ブチル−p−クレゾール、2,5
−ジtert−アリールヒドロキノン、オクタデシル−3−
(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート(イルガノックス1076) 、テトラキ
ス[メチレン3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−
4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン
(イルガノックス1010) 、2,2’エチリデンビス
(4,6−ジ−tert−ブチルフェノール)(イソノック
ス129)、または1,3,5−トリス(4−tert−ブチル
−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)−1,
3,5−トリアジン−2,4,6−(1H,3H,5
H)−トリオン(シアノックス1790) を含んでもよい。
好ましいフェノール系酸化防止剤は、CaO-3 、即ちシェ
レックス・ケミカル・カンパニィ(Sherex Chemical Co
mpany)から市販されるブチル化ヒドロキシトルエンであ
る。コアーシート処理組成物の約0.001 重量%〜約0.5
重量%、好ましくは0.01〜0.10重量%、最も好ましくは
0.05重量%の範囲の酸化防止剤の量が許容し得る。
ート処理組成物に添加されることが好ましい。酸化防止
剤は、ビニルエステル樹脂の停止反応の機会を増すこと
により樹脂系及びプレプレグの貯蔵寿命を改善するのに
利用できる。フェノール系酸化防止剤は種々のアルキル
化フェノール、ヒンダードフェノール及びフェノール誘
導体、例えばt−ブチルヒドロキノン、ブチル化ヒドロ
キシアニソール、ポリブチル化ビスフェノールA、ブチ
ル化ヒドロキシトルエン(BHT)、アルキル化ヒドロキノ
ン、2,6−ジtert−ブチル−p−クレゾール、2,5
−ジtert−アリールヒドロキノン、オクタデシル−3−
(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート(イルガノックス1076) 、テトラキ
ス[メチレン3−(3’,5’−ジ−tert−ブチル−
4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン
(イルガノックス1010) 、2,2’エチリデンビス
(4,6−ジ−tert−ブチルフェノール)(イソノック
ス129)、または1,3,5−トリス(4−tert−ブチル
−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)−1,
3,5−トリアジン−2,4,6−(1H,3H,5
H)−トリオン(シアノックス1790) を含んでもよい。
好ましいフェノール系酸化防止剤は、CaO-3 、即ちシェ
レックス・ケミカル・カンパニィ(Sherex Chemical Co
mpany)から市販されるブチル化ヒドロキシトルエンであ
る。コアーシート処理組成物の約0.001 重量%〜約0.5
重量%、好ましくは0.01〜0.10重量%、最も好ましくは
0.05重量%の範囲の酸化防止剤の量が許容し得る。
【0018】ビニルエステル処理組成物は一般に約20〜
100 重量%の固形分の溶液であり、その好ましい量は約
70〜90重量%であり、最適量は約80または85重量%であ
る。一般に、コアー層の夫々を含浸するためのコアーシ
ート処理組成物は、約30〜60重量部のビニルエステル樹
脂、約1〜約70重量%のエチレン性不飽和架橋性モノマ
ー、約10〜60重量部の有機溶剤、及び約1〜10重量%の
遊離基開始触媒を含む。特に好ましい組成物は、約45重
量部のビニルエステル樹脂、約36.5重量部のエチレン性
不飽和架橋性モノマー、最も好ましくはスチレン、約2.
5 重量部の遊離基開始剤、最も好ましくは過安息香酸t
−ブチル、及び約16重量部の有機溶剤を含む。溶剤は8
個までの炭素原子を含むケトンであることが好ましい。
好適な溶剤はメチルエチルケトン、アセトン及びメチル
イソブチルケトンを含む。アセトンが最も好ましい。
100 重量%の固形分の溶液であり、その好ましい量は約
70〜90重量%であり、最適量は約80または85重量%であ
る。一般に、コアー層の夫々を含浸するためのコアーシ
ート処理組成物は、約30〜60重量部のビニルエステル樹
脂、約1〜約70重量%のエチレン性不飽和架橋性モノマ
ー、約10〜60重量部の有機溶剤、及び約1〜10重量%の
遊離基開始触媒を含む。特に好ましい組成物は、約45重
量部のビニルエステル樹脂、約36.5重量部のエチレン性
不飽和架橋性モノマー、最も好ましくはスチレン、約2.
5 重量部の遊離基開始剤、最も好ましくは過安息香酸t
−ブチル、及び約16重量部の有機溶剤を含む。溶剤は8
個までの炭素原子を含むケトンであることが好ましい。
好適な溶剤はメチルエチルケトン、アセトン及びメチル
イソブチルケトンを含む。アセトンが最も好ましい。
【0019】ビニルエステルで含浸されたコアーシート
は、得られた団結積層板に従来技術の積層板よりも大幅
に改良された可撓性を与えることを更に助ける。本発明
の積層板は周囲温度で充分可撓性であり、破壊しないで
2〜3インチ(5〜8cm) の半径で巻付く。これは従来
技術のメラミン/ホルムアルデヒドで含浸されたコアー
シート積層板(これは5〜6インチ(13〜15cm) の半径
で巻付くにすぎない) とは鮮やかに対照的である。
は、得られた団結積層板に従来技術の積層板よりも大幅
に改良された可撓性を与えることを更に助ける。本発明
の積層板は周囲温度で充分可撓性であり、破壊しないで
2〜3インチ(5〜8cm) の半径で巻付く。これは従来
技術のメラミン/ホルムアルデヒドで含浸されたコアー
シート積層板(これは5〜6インチ(13〜15cm) の半径
で巻付くにすぎない) とは鮮やかに対照的である。
【0020】表面板を含浸するに際し、当業界で知られ
ているように、熱硬化性メラミン/ホルムアルデヒド反
応生成物が使用され、これは一般にメラミン1モル当た
り約1.0 〜2.7 モル、最も好ましくは約1.5 〜2.25モル
のホルムアルデヒドから調製された初期縮合物であるこ
とが好ましい。必要により、反応生成物の重量を基準と
して少量、例えば約1〜20重量%の改質剤が使用でき、
このような改質剤はジシアンジアミド、オルト−p−ト
ルエンスルホンアミド、蔗糖、及びジエチレングリコー
ルの如きグリコールを含む。
ているように、熱硬化性メラミン/ホルムアルデヒド反
応生成物が使用され、これは一般にメラミン1モル当た
り約1.0 〜2.7 モル、最も好ましくは約1.5 〜2.25モル
のホルムアルデヒドから調製された初期縮合物であるこ
とが好ましい。必要により、反応生成物の重量を基準と
して少量、例えば約1〜20重量%の改質剤が使用でき、
このような改質剤はジシアンジアミド、オルト−p−ト
ルエンスルホンアミド、蔗糖、及びジエチレングリコー
ルの如きグリコールを含む。
【0021】更に、表面板は、ビニルエステル樹脂、好
ましくはコアーシートを含浸するのに使用されたのと同
じビニルエステル樹脂により含浸し得る。本発明の多重
樹脂系化粧板を調製するに際し、約38〜42重量%の樹脂
含量でビニルエステル樹脂処理組成物で含浸され、一般
に約1.5 〜4重量%、好ましくは約2〜3.5 重量%の揮
発分まで約180 〜260oF (82 〜127 ℃) で乾燥された約
5〜9枚、好ましくは7または8枚のコアーシートを使
用して優れた結果が得られた。
ましくはコアーシートを含浸するのに使用されたのと同
じビニルエステル樹脂により含浸し得る。本発明の多重
樹脂系化粧板を調製するに際し、約38〜42重量%の樹脂
含量でビニルエステル樹脂処理組成物で含浸され、一般
に約1.5 〜4重量%、好ましくは約2〜3.5 重量%の揮
発分まで約180 〜260oF (82 〜127 ℃) で乾燥された約
5〜9枚、好ましくは7または8枚のコアーシートを使
用して優れた結果が得られた。
【0022】得られた積層板は一般に約0.05〜0.07イン
チ(0.13 〜0.18cm) の厚さであり、改良された可撓性を
有するだけでなく良好な色のマッチを有し、しかも耐チ
ッピング性、打抜加工性、取扱の容易さ、及び加工の容
易さという望ましい性質を有するだけでなく、歪み抵抗
性、耐引掻性、表面摩耗、等に関する通常の期待を保持
する。
チ(0.13 〜0.18cm) の厚さであり、改良された可撓性を
有するだけでなく良好な色のマッチを有し、しかも耐チ
ッピング性、打抜加工性、取扱の容易さ、及び加工の容
易さという望ましい性質を有するだけでなく、歪み抵抗
性、耐引掻性、表面摩耗、等に関する通常の期待を保持
する。
【0023】本発明の積層板を製造するのに好ましい方
法は、所望の数及び形状の含浸シートを少なくとも部分
乾燥した後に積み重ね、その積み重ねをステンレス鋼製
プレスプレート間に置くことを含む。任意の模様付シー
トが使用されてもよく、表面板とプレートの間に置かれ
て表面板に光沢及び質感を与えることができ、その模様
付シートはプレス後に除去される。その後、約240 oF
(116℃) 〜350 oF (177℃) の温度で約800 〜1400psi(5
6.2〜98.4kg/cm2) の圧力が20分〜90分の期間にわたっ
てプレスプレートに加えられて硬化を行い、それにより
高圧化粧板を得る。
法は、所望の数及び形状の含浸シートを少なくとも部分
乾燥した後に積み重ね、その積み重ねをステンレス鋼製
プレスプレート間に置くことを含む。任意の模様付シー
トが使用されてもよく、表面板とプレートの間に置かれ
て表面板に光沢及び質感を与えることができ、その模様
付シートはプレス後に除去される。その後、約240 oF
(116℃) 〜350 oF (177℃) の温度で約800 〜1400psi(5
6.2〜98.4kg/cm2) の圧力が20分〜90分の期間にわたっ
てプレスプレートに加えられて硬化を行い、それにより
高圧化粧板を得る。
【0024】以下の実施例は本発明を説明することを目
的とするものであり、本発明を何ら限定するものではな
い。
的とするものであり、本発明を何ら限定するものではな
い。
【0025】
【実施例】実施例1 着色α−セルロース装飾紙(その紙は3000ft2(279m2)当
たり約69ポンド(31kg)の坪量を有する紙である) のロー
ルをメラミンホルムアルデヒド反応生成物で処理するこ
とによりプリントまたは表面板を調製した。そのメラミ
ン/ホルムアルデヒド反応生成物は、メラミン1モルに
ホルムアルデヒド1.4 モルを反応させ、改質剤として5
〜10重量%の蔗糖を添加することにより調製した。
たり約69ポンド(31kg)の坪量を有する紙である) のロー
ルをメラミンホルムアルデヒド反応生成物で処理するこ
とによりプリントまたは表面板を調製した。そのメラミ
ン/ホルムアルデヒド反応生成物は、メラミン1モルに
ホルムアルデヒド1.4 モルを反応させ、改質剤として5
〜10重量%の蔗糖を添加することにより調製した。
【0026】紙のウェブを樹脂含浸用のリバースロール
アプリケーターの上に運び、樹脂計量用のエアーナイフ
に通して55%の樹脂固形分を得た。ウェブを乾燥炉中で
5%の揮発分まで乾燥し、適当な長さの紙をウェブから
切断した。3000ft2(279m2)当たり90ポンド(41kg)の坪量
を有する着色α−セルロース装飾紙のロールを、ビニル
エステル樹脂を含むコアーシート処理組成物中で処理す
ることによりビニルエステルで含浸されたコアーシート
を調製した。そのビニルエステル樹脂は、インタープラ
スチックス・コーポレーション(Interplastics Corpora
tion) からコアージン(COREZYN)VE8300 として市販され
る、45重量%のスチレンを含むビスフェノール−エピク
ロロヒドリンエポキシ系である。スチレンの存在は樹脂
の粘度を500cpsまで下げる。ビスフェノール−エピクロ
ロヒドリンエポキシ系は次式により表される。
アプリケーターの上に運び、樹脂計量用のエアーナイフ
に通して55%の樹脂固形分を得た。ウェブを乾燥炉中で
5%の揮発分まで乾燥し、適当な長さの紙をウェブから
切断した。3000ft2(279m2)当たり90ポンド(41kg)の坪量
を有する着色α−セルロース装飾紙のロールを、ビニル
エステル樹脂を含むコアーシート処理組成物中で処理す
ることによりビニルエステルで含浸されたコアーシート
を調製した。そのビニルエステル樹脂は、インタープラ
スチックス・コーポレーション(Interplastics Corpora
tion) からコアージン(COREZYN)VE8300 として市販され
る、45重量%のスチレンを含むビスフェノール−エピク
ロロヒドリンエポキシ系である。スチレンの存在は樹脂
の粘度を500cpsまで下げる。ビスフェノール−エピクロ
ロヒドリンエポキシ系は次式により表される。
【0027】
【化4】
【0028】その樹脂の粘度を、樹脂をアセトンで希釈
することにより50cps まで下げた。アセトン添加は紙中
の樹脂の浸透を更に促進する。また、高温硬化触媒であ
る過安息香酸t−ブチルを入れた。特に、コアーシート
組成物は下記の成分を含んでいた。 コアージンVE8300 400g 過安息香酸t−ブチル 12g アセトン 80g CAO3 0.2g コアーシート処理組成物を使用して着色コアーシートを
下記の規格値まで処理した。
することにより50cps まで下げた。アセトン添加は紙中
の樹脂の浸透を更に促進する。また、高温硬化触媒であ
る過安息香酸t−ブチルを入れた。特に、コアーシート
組成物は下記の成分を含んでいた。 コアージンVE8300 400g 過安息香酸t−ブチル 12g アセトン 80g CAO3 0.2g コアーシート処理組成物を使用して着色コアーシートを
下記の規格値まで処理した。
【0029】RC35−40% 揮発分−3〜5% 流動性(flow) 0.5 〜2% α−セルロース紙のウェブを、ビニルエステル樹脂入り
の浸漬パン中に入れ、マイヤーロッドに通して所望の樹
脂含量38%を得た。そのウェブを4%の揮発分まで乾燥
し、プリントシートに匹敵する長さのシートに切断し
た。
の浸漬パン中に入れ、マイヤーロッドに通して所望の樹
脂含量38%を得た。そのウェブを4%の揮発分まで乾燥
し、プリントシートに匹敵する長さのシートに切断し
た。
【0030】下記の構成材料シートを組み立てることに
よりソリッドカラーの積層板をつくった。 1枚の仕上紙−アルミニウム箔剥離シート 1枚のメラミン処理プリントシート(表面板) 7枚のビニルエステル処理コアーシート 1枚のメラミン処理プリントシート(裏シート) これらのシートを1200psi(84kg/cm2) の圧力のもとに28
0 oF (138℃) のピーク温度で1時間の全硬化サイクル
で油圧プレス中で団結した。プレス後、仕上紙を除去
し、積層板をトリミングし、サンディングした。
よりソリッドカラーの積層板をつくった。 1枚の仕上紙−アルミニウム箔剥離シート 1枚のメラミン処理プリントシート(表面板) 7枚のビニルエステル処理コアーシート 1枚のメラミン処理プリントシート(裏シート) これらのシートを1200psi(84kg/cm2) の圧力のもとに28
0 oF (138℃) のピーク温度で1時間の全硬化サイクル
で油圧プレス中で団結した。プレス後、仕上紙を除去
し、積層板をトリミングし、サンディングした。
【0031】得られた団結された積層板は、下記の試験
により示されるように、良好な可撓性、改良された靱
性、打抜加工性並びに高温及び低温に暴露された場合の
ひび割れ抵抗性を示した。以下に比較の目的で使用し
た”ポリエステル”はメルコー(MELCOR) として商業上
知られている縮合生成物であり、パイオニア・プラスチ
ックス(Pioneer Plastics)から入手した。
により示されるように、良好な可撓性、改良された靱
性、打抜加工性並びに高温及び低温に暴露された場合の
ひび割れ抵抗性を示した。以下に比較の目的で使用し
た”ポリエステル”はメルコー(MELCOR) として商業上
知られている縮合生成物であり、パイオニア・プラスチ
ックス(Pioneer Plastics)から入手した。
【0032】試験データ 本発明 ポリエステル製品 可撓性 3” 3” 輻射熱、LD3.7 210 123 ふくれ、LD3.15 79 64 ひび割れ 影響なし 影響なし ひび割れ抵抗性は、積層板を150 oF (66 ℃) の炉温度
に24時間、20oF (-7 ℃) の炉温度に24時間暴露し、温
度極限への製品暴露を5日間繰り返すことにより測定し
た。
に24時間、20oF (-7 ℃) の炉温度に24時間暴露し、温
度極限への製品暴露を5日間繰り返すことにより測定し
た。
【0033】更に、均一な着色が積層板全体で明らかで
あった。特に、コアーシートの色は表面板及び裏シート
の色にマッチしていた。積層板は室温の巻付け試験によ
り明らかにされるように可撓性であり、この試験で積層
板は2〜3インチ(5〜8cm) の半径で巻付く。本発明
の以上の記載は、その例示であり説明である。当業者
は、この開示を読み理解した後、上記され、また特許請
求の範囲に記載される本発明の範囲及び精神から逸脱し
ないでなし得る変化及び改良を認め得る。全てのこのよ
うな変化は請求項の範囲内にあることが意図される。
あった。特に、コアーシートの色は表面板及び裏シート
の色にマッチしていた。積層板は室温の巻付け試験によ
り明らかにされるように可撓性であり、この試験で積層
板は2〜3インチ(5〜8cm) の半径で巻付く。本発明
の以上の記載は、その例示であり説明である。当業者
は、この開示を読み理解した後、上記され、また特許請
求の範囲に記載される本発明の範囲及び精神から逸脱し
ないでなし得る変化及び改良を認め得る。全てのこのよ
うな変化は請求項の範囲内にあることが意図される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 EPAT(QUESTEL) WPI/L(QUESTEL)
Claims (28)
- 【請求項1】 エポキシド末端樹脂とエチレン性不飽和
有機カルボン酸から誘導されたビニルエステル樹脂を含
む少なくとも部分硬化されたコアーシート処理組成物を
その中に含浸させた少なくとも1枚のコアーシートを含
むことを特徴とする化粧板。 - 【請求項2】 夫々の中に前記のコアーシート処理組成
物を含浸させた少なくとも2枚のコアーシートを含む請
求項1に記載の化粧板。 - 【請求項3】 エポキシド末端樹脂がジグリシジルエー
テルエポキシ樹脂である請求項1に記載の化粧板。 - 【請求項4】 ジグリシジルエーテルエポキシ樹脂がビ
スフェノール化合物とハロ−エポキシ−置換アルカンか
ら誘導される請求項3に記載の化粧板。 - 【請求項5】 ビスフェノール化合物がビスフェノール
Aであり、ハロ−エポキシ−置換アルカンがエピクロロ
ヒドリンである請求項4に記載の化粧板。 - 【請求項6】 酸がアクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸、イソクロトン酸、及び桂皮酸からなる群から選ば
れた一塩基酸である請求項3に記載の化粧板。 - 【請求項7】 一塩基酸がメタクリル酸である請求項6
に記載の化粧板。 - 【請求項8】 カルボン酸がジカルボン酸または1モル
のヒドロキシ化合物と1モルのエチレン性不飽和ジカル
ボン酸の酸無水物のエステル化により生成されたハーフ
エステルである請求項1に記載の化粧板。 - 【請求項9】 ジカルボン酸がマレイン酸及びフマル酸
からなる群から選ばれる請求項8に記載の化粧板。 - 【請求項10】 ビニルエステル樹脂が式: 【化1】 により表される樹脂である請求項7に記載の化粧板。
- 【請求項11】 コアーシート処理組成物がスチレン、
ジビニルベンゼン、α−クロロスチレン、p−ブロモス
チレン、t−ブチルスチレン、メタクリル酸メチル、及
び2,3−ジブロモメタクリル酸メチルからなる群から
選ばれたエチレン性不飽和架橋性モノマーを更に含む請
求項1に記載の化粧板。 - 【請求項12】 エチレン性不飽和架橋性モノマーがス
チレンである請求項11に記載の化粧板。 - 【請求項13】 前記のエチレン性不飽和架橋性モノマ
ーが前記のコアーシート処理組成物の約20〜約60重量%
を構成する請求項12に記載の化粧板。 - 【請求項14】 前記のコアーシート処理組成物が高温
で遊離基を生じる重合開始剤を更に含む請求項11に記載
の化粧板。 - 【請求項15】 前記の開始剤が有機過酸化物または無
機過硫酸塩である請求項14に記載の化粧板。 - 【請求項16】 前記のコアーシート処理組成物が約10
〜約60重量部の有機溶剤を更に含む請求項11に記載の化
粧板。 - 【請求項17】 前記のコアーシート処理組成物が約45
重量部の前記のビニルエステル樹脂、約36.5重量部のス
チレン、約2.5 重量部の過安息香酸t−ブチル、及び約
16重量部のアセトンを含む請求項16に記載の化粧板。 - 【請求項18】 前記のコアーシートに隣接して熱硬化
性メラミン/ホルムアルデヒド反応生成物で含浸された
表面板を更に含む請求項1に記載の化粧板。 - 【請求項19】 前記の表面板中のメラミン/ホルムア
ルデヒド反応生成物がメラミン1モル当たり約1.0 〜約
2.7 モルのホルムアルデヒドから調製された初期縮合物
である請求項18に記載の化粧板。 - 【請求項20】 前記の反応生成物が蔗糖改質剤を更に
含む請求項19に記載の化粧板。 - 【請求項21】 前記の積層板がメラミン/ホルムアル
デヒド反応生成物で含浸された裏シートを更に含む請求
項18に記載の化粧板。 - 【請求項22】 前記のコアーシート処理組成物のカル
ボン酸がアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イソ
クロトン酸、及び桂皮酸からなる群から選ばれた一塩基
酸である請求項18に記載の化粧板。 - 【請求項23】 一塩基酸がメタクリル酸である請求項
22に記載の化粧板。 - 【請求項24】 前記のコアーシート処理組成物のエポ
キシド末端樹脂がジグリシジルエーテルエポキシ樹脂で
ある請求項22に記載の化粧板。 - 【請求項25】 ビニルエステル樹脂が式: 【化2】 により表される樹脂である請求項24に記載の化粧板。
- 【請求項26】 コアーシート処理組成物がスチレン、
ジビニルベンゼン、α−クロロスチレン、p−ブロモス
チレン、t−ブチルスチレン、メタクリル酸メチル、及
び2,3−ジブロモメタクリル酸メチルからなる群から
選ばれたエチレン性不飽和架橋性モノマーを更に含む請
求項24に記載の化粧板。 - 【請求項27】 エチレン性不飽和架橋性モノマーがス
チレンである請求項26に記載の化粧板。 - 【請求項28】 前記のエチレン性不飽和架橋性モノマ
ーが前記のコアーシート処理組成物の約20〜約60重量%
を構成する請求項27に記載の化粧板。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US569176 | 1990-08-17 | ||
US07/569,176 US5085940A (en) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | Decorative laminate having core sheet impregnated with vinyl ester resin |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04234644A JPH04234644A (ja) | 1992-08-24 |
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