JP3053262U - 連続加熱炉の冷却マッフル装置 - Google Patents

連続加熱炉の冷却マッフル装置

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Publication number
JP3053262U
JP3053262U JP1998002507U JP250798U JP3053262U JP 3053262 U JP3053262 U JP 3053262U JP 1998002507 U JP1998002507 U JP 1998002507U JP 250798 U JP250798 U JP 250798U JP 3053262 U JP3053262 U JP 3053262U
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JP
Japan
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cooling
muffle
heating furnace
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continuous heating
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Application number
JP1998002507U
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English (en)
Inventor
岩谷伸雄
尾池秀夫
高橋正男
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SHOWA MANUFACTURING CO., LTD.
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SHOWA MANUFACTURING CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のマッフル装置に比べ冷却効率が良く、
均一に冷却させることを可能にしたものを得ること。 【解決手段】 マッフル本体内に冷却物の通過経路を形
成し、その上下においてマッフル本体内に僅少の間隔を
存して多数の放冷フィンを付した冷却管を取付け、冷却
管及び放冷フィンの表面に赤外線吸収剤の層を形成した
こと。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、加熱炉内の高温度の物体を冷却する冷却マッフル装置の改良に関す るものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来のこの種のマッフル装置は実公昭６０−４０５８５号公報等に掲載されて いるが、何れも冷却効率は低くまた均一な冷却が望めない欠点があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、従来のものに較べ冷却効率が良く、また均一に冷却させるこ とができる連続加熱炉の冷却マッフル装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案の手段は次のとおりである。
【０００５】 加熱炉に隣接してマッフル本体を設け、加熱炉内と連通してマッフル本体内に 冷却物の通過経路を形成し、通過経路の上下においてマッフル本体内に僅少の間 隔を存して多数の放熱フィン付きの冷却管を取付け、冷却管の冷却媒体入口と媒 体出口をマッフル本体外に導出し、かつ冷却管及び放熱フィンの表面に赤外線吸 収剤の層を形成した連続加熱炉の冷却マッフル装置。
【０００６】
【考案の実施の形態】
図において１は加熱炉、２は加熱炉１に連設した角筒形のマッフル本体で加熱 炉１からの治具３を本体２内に貫通させマッフル本体２内において熱せられ加熱 炉１を通った被冷却物４を冷却するものである。そのため本考案においては、本 体２の内部上下に放熱フィン５を僅少の間隔を置いて多数列設した弯曲冷却管６ を配装し、その一端の冷却媒体入口７と他端の冷却媒体出口８をマッフル本体２ の外部に導出させる。そして放熱フィン５の表面及び冷却管６の表面に赤外線吸 収剤の層１０を層設する。
【０００７】 尚図２のように上部又は下部からクリーンエアーを流すことによって、対流冷 却効果を上げることと、マッフル内の空気（ガス）を冷たい空気（ガス）と置換 することで、マッフル内雰囲気温度の上昇を抑えることにより一層冷却効果を高 めることができる。更に電子部品を自然冷却するときに使用するヒートシンク（ フィン付き冷却器）を用いることもできる。１１はローラーコンベアー式通過経 路、１５はローラーである。
【０００８】
【考案の効果】
本考案の冷却マッフル装置は以上のように治具３と被冷却物４の冷却通路上下 に放冷フィン５を多数列設した冷却管７，８を配装してあり、冷却媒体が常時入 口より出口に至るので、効率良く冷却させることができる。特に冷却管７，８及 び放冷フィン５の表面に赤外線吸収剤層１０を形成してあるから、下記の表のよ うに放射率、吸収率（ε2）は従来のものは約０．３であり、本装置によれば０ ．９以上となり、３倍の冷却効率が得られ、それに伴って雰囲気温度（ｔ）も低 くなるため放射吸収冷却と対流冷却を合わせると、そのときの被冷却物（３，４ ）の温度にもよるが５倍以上の冷却能率をあげることができる。又特に赤外線放 射冷却であるから均一な冷却が可能で、急速冷却においても被冷却物（ガラス等 ）が割れるおそれもない、更に本考案においては、冷却管がフィン付の構造にし たので、吸収面積が大きくなり、従って赤外線吸収効果を高める大きな効果があ る。
【０００９】
【表１】
【図面の簡単な説明】
【図１】縦断側面図。
【図２】図１の側面図、正面図。
【図３】冷却管の斜視図。
【図４】図３の一部の拡大断面図。
【図５】放冷フィン付冷却管の一例を示す斜視図。
【図６】冷却管の他の例を示す斜視図。
【符号の説明】
１ 加熱炉 ２ マッフル本体 ３ 治具 ４ 被冷却物 ５ 放冷フィン ６ 弯曲冷却管 ７ 冷却媒体入り口 ８ 冷却媒体出口 １０ 赤外線吸収剤層 １１ （ローラーコンベアー式）通過経路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 加熱炉に隣接してマッフル本体を設け、
    加熱炉内と連通してマッフル本体内に冷却物の通過経路
    を形成し、通過経路の上下においてマッフル本体内に僅
    少の間隔を存して多数の放冷フィン付きの冷却管を取付
    け、冷却管の冷却媒体入口と媒体出口をマッフル本体外
    に導出し、かつ冷却管及び放冷フィンの表面に赤外線吸
    収剤の層を形成した連続加熱炉の冷却マッフル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5954493B2 (ja) * 2013-04-01 2016-07-20 株式会社Ihi 連続加熱炉

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5954493B2 (ja) * 2013-04-01 2016-07-20 株式会社Ihi 連続加熱炉
US9982943B2 (en) 2013-04-01 2018-05-29 Ihi Corporation Continuous heating furnace

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