JP3052989U - 石材研磨機用研磨板 - Google Patents
石材研磨機用研磨板Info
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- JP3052989U JP3052989U JP1998002478U JP247898U JP3052989U JP 3052989 U JP3052989 U JP 3052989U JP 1998002478 U JP1998002478 U JP 1998002478U JP 247898 U JP247898 U JP 247898U JP 3052989 U JP3052989 U JP 3052989U
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- polishing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は研磨板の脱着の便宜を図るととも
に、軽量化による運搬及び取扱性の改善、研磨板を支持
する補助円板の半永久的な使用を可能にするようにした
石材研磨機用研磨板を提供するものである。 【構成】 石材研磨機の駆動軸に結合されたアダプタに
装着するチップ付着形研磨板において、研磨板をアダプ
タに付着される硬質の補助円板と、この補助円板に脱着
可能なチップ付着形軟質の非締結式研磨板とで構成し、
補助円板には研磨板結合用結合溝を形成し、研磨板には
前記結合溝で挿入される結合突起を形成し、前記補助円
板は前記アダプタの先端に回転中心を一致させてボルト
で締結したものである。
に、軽量化による運搬及び取扱性の改善、研磨板を支持
する補助円板の半永久的な使用を可能にするようにした
石材研磨機用研磨板を提供するものである。 【構成】 石材研磨機の駆動軸に結合されたアダプタに
装着するチップ付着形研磨板において、研磨板をアダプ
タに付着される硬質の補助円板と、この補助円板に脱着
可能なチップ付着形軟質の非締結式研磨板とで構成し、
補助円板には研磨板結合用結合溝を形成し、研磨板には
前記結合溝で挿入される結合突起を形成し、前記補助円
板は前記アダプタの先端に回転中心を一致させてボルト
で締結したものである。
Description
【0001】
本考案は、石材の表面を研磨して光沢を帯びさせるのに使用する石材研磨機用 研磨板に係るものであり、特に研磨板の脱着の便宜を図り、軽量化による運搬及 び取扱性の改善、研磨板を保持する補助円板の半永久的な使用を可能にした石材 研磨機用研磨板に関するものである。
【0002】
通常、建築構造物の内・外壁や床の上等の研磨材で用いられている美匠用石材 はその表面を研磨して光沢を帯びている。このような石材の表面に光沢を帯びさ せるためには、従来から石材研磨機が用いられている。このような用途を持つ従 来の石材研磨機では手動式と自動式がある。手動式石材研磨機には粗い表面を研 磨するための大きな粗度の研磨板から最終光沢を帯びさせるまでに用いられてい るバフィング研磨板等、多数の研磨板が具備され、研磨過程に従って順次研磨作 業に適合する研磨板に切り替えて石材の表面を研磨している。 また、自動式石材研磨機は粗度が大きな研磨板から粗度が漸次小さくなる研磨 板が装着された複数の研磨機によって形成され、加工する石材の進行方向にそっ て配列され、最終段階ではバフィング研磨機を固定配置して直線移動される石材 の表面を研磨するように構成したものである。 図1に例示したような従来の石材研磨機1において研磨板2は、鋳物製円板で あり、その板面にはチップを位置させるための突出部3が形成されている。突出 部3には夫々ダイヤモンド粒を含む超硬金属製チップ4が溶接されている。そし て、この研磨板2は石材研磨機1の駆動軸5に結合されたアダプタ6にボルト7 で締め付け締結する。手動式と自動式の研磨板はチップが摩耗されると研磨板ま でともに廃棄される消耗品である。
【0003】 しかし、このような従来の対アダプタ締結形研磨板は研磨板の脱着と切り替え 作業が不便であり、チップの摩耗のためにそれ以上の使用が不可能になれば研磨 板まで廃棄するために経済的損失が莫大になる。又、鋳物製研磨板は重いために 、運搬と取扱いが困難で、さらに、鋳物は一般溶接が困難なために、チップの溶 接が困難である。
【0004】
本考案は、このような従来装置の有する問題点に鑑みてなされたもので、研磨 板の脱着の便宜を図り、軽量化による運搬、及び取扱性の改善、石材研磨機の研 磨板を保持する補助円板の半永久的な使用が可能な石材研磨機用研磨板を提供す るものである。
【0005】
本考案は、石材研磨機の駆動軸の先端に結合されたアダプタに装着されるチッ プ付着形研磨板において、研磨板をアダプタに付着する硬質の補助円板と、この 補助円板に脱着可能なチップ付着形の軟質の研磨板とで構成し、補助円板の底面 には研磨板結合用結合溝を形成するとともに、研磨板の上面には前記結合溝に挿 入される結合突起を形成して、結合溝に結合突起を挿入することにより、補助円 板の底面に研磨板を簡単に装着させ、取外しに際しては、研磨板を結合するとき の反対方向に引くことで容易に分離され、廃棄研磨板だけを新品に取り替えれば よい。そして前記補助円板は前記アダプタの先端に回転中心が一致するように装 着させて、ボルトで締結できるようにした石材研磨機用研磨板を構成した。
【0006】 本考案はまた、石材研磨機の駆動軸の先端に結合されたアダプタに装着される チップ付着形研磨板において、研磨板をアダプタに付着する硬質の補助円板と、 この補助円板に、非締結方式で脱着可能なチップ付着形軟質研磨板とを構成し、 補助円板の周面には研磨板結合用溝を形成し、研磨板の上面縁部には突出縁を形 成するとともに、この突出縁の内周面には前記結合溝に挿入される結合突起を形 成し、外周面にはバンド溝を形成して補助円板の底面側で研磨板を装着し、前記 結合溝に結合突起を挿入させることで簡単に装着され、そして補助円板に装着し た後、バンド溝に金属バンドでしめつけられることにより補助円板に対する研磨 板の装着状態を強固にし、金属バンドを外して研磨板を抜けば簡単に分離される ので、廃棄研磨板を新品に取り替え挿入することが容易であり、前記補助円板が アダプタの先端にボルトで締結されるように石材研磨機用研磨板を構成した。
【0007】
図2において、石材研磨機1の軸5の先端にはアダプタ6が装着されている。 アダプタ6の底面には補助円板10が装着された状態で、ボルト7を締結して組 立状態が維持される。前記補助円板10には新しい形態の研磨板11が結合され ている。即ち、本考案の研磨板11はチップ4が付着された研磨板11と、石材 研磨機上でこの研磨板11を保持する補助円板に分離してこれらを結合した形態 のものである。 補助円板10は底面の縁部に研磨板11を結合するよう結合溝12を形成した ので、補助円板10の板面に研磨板11を相接させて、その結合溝12に研磨板 11の結合突起13を相接させ挿入するので結合状態が維持される。取外しに際 しては、結合溝12から結合突起13が抜けて、分離される。図面符号8は被加 工物たる石材を示す。
【0008】 図2および図3において、研磨板11は底面に同心円上で複数のチップ4が配 置されている。この研磨板11はゴム、特に低弾性ゴムまたは若干の柔軟性を有 する合成樹脂成形物であり、上面には結合突起13が形成されている。この結合 突起13が補助円板10の結合溝12に挿入されて研磨板11の結合状態を維持 するための必須の構成要素である。チップ4は研磨板11の底面突出部3に接着 剤を塗布して接合するか、あるいはチップ4の根元を突出部3に植入させるよう にして接合する。 前記の図2および図3に示した例において、前記研磨板11は成形時金型内に 設けたチップ座に予めチップ4を挿入した後、金型内に成形材を射出して成形し たものである。これらの図において、チップ4の側面を覆った部分は射出成形の ときにチップ座とチップ4との極狭い隙間に成形材の一部が浸透して形成された 薄肉部14である。
【0009】 図4は補助円板10と研磨板11の他の実施例に関するものであり、図5はこ の研磨板11の斜視図である。ここで、結合溝12aは補助円板10の周面に形 成され、研磨板11の上面の縁部には前記補助円板10の周面を覆う突出縁16 が形成され、この突出縁16の内周面には前記結合溝12aに挿入される結合突 起13aが形成されるとともに、突出縁16の外周面にバンド溝17を形成して 、ここに金属バンド18を掛けて金属バンド18に設けられた螺子19をしめつ けるようにしたものである。研磨板11が補助円板10を覆った状態で、前記バ ンド溝17に金属バンド18を掛け、螺子19により金属バンド18をしめつけ れば補助円板10に対する研磨板11の装着状態がもっと強固になる。取外しに 際しては、補助円板10に研磨板11が装着された状態で、結合溝12から結合 突起13が外せるように螺子19を解いて金属バンド18を緩ませた後、研磨板 11を外せば補助円板10から簡単に分離できる。
【0010】 図6、図7は研磨板11の各種変更実施例に関するものである。図6において 、研磨板11は金属粉末とダイヤモンド粒を混ぜて燒結した塊を小粒で破砕した 粒4cを合成樹脂4dに適当量混ぜて成形したレジンチップ42を研磨板11に 接着剤で接合するか、又は研磨板11の成形と同時に埋入、成形したものである 。
【0011】 図7において、研磨板11はその板面に形成された多数の突出部3にメタルチ ップ41とレジンチップ42を交互に配置させたものである。この場合、メタル チップ41の耐久性とレジンチップ42の柔軟な研削性、及び高光沢度の長所が 発揮されて研磨性と光沢度と耐久性の向上が達成される。
【0012】
本考案は、以上の構造を採用した結果、次の効果をうることができる。 (1)石材研磨機用研磨板をチップが付着された脱着形の純粋研磨板と研磨機側 に固定されて研磨板を保持する補助円板に分離して構成したもので、その装着は 結合溝に結合突起を挿入すれば簡単に装着され、取外しについても補助円板から 容易に研磨板を取外せる非締結式であるので消耗品たる研磨板の取り替え及び脱 着作業が極めて容易である。 (2)従来、鋳物製であった研磨板がゴム製又は合成樹脂製に代替されるので、 一層軽量化され、従って運搬、取り替え作業等の取扱性が良好になる。 (3)補助円板に研磨板を装着した後、金属バンドをしめつけるので研磨板の高 速回転下でも研磨板の強固な装着状態が維持され、特に高性能石材研磨機におい て石材の研磨作業能率が向上される。 (4)ゴム製又は合成樹脂製研磨板には接着剤によるチップの接合、金型内での チップと研磨板との同時成形、あるいは植入のような非溶接でチップを付着する ことができるので、従来の鋳物製研磨板にチップを溶接することに比べてその付 着作業能率が向上する。 (5)チップが摩耗した時に廃棄研磨板だけを取り替えれば継続使用が可能にな るので補助円板と石材研磨機を共に半永久的に使用することが可能になる。
【図1】従来の石材研磨機の部分断面を示す図である。
【図2】本考案の一実施例の補助円板を装着した石材研
磨機における研磨板の一部拡大断面図を含む断面図であ
る。
磨機における研磨板の一部拡大断面図を含む断面図であ
る。
【図3】本考案の研磨板(メタルチップ付着形)を底面
から視た図である。
から視た図である。
【図4】本考案の他の実施例である補助円板と研磨板を
装着した石材研磨機における研磨板の一部拡大断面図を
含む断面図である。
装着した石材研磨機における研磨板の一部拡大断面図を
含む断面図である。
【図5】本考案の研磨板の他の実施例を表わす斜視図で
ある。
ある。
【図6】本考案のレジンチップ付着形研磨板の実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】本考案のメタルチップ、レジンチップ混在形研
磨板の実施例を示す斜視図である。
磨板の実施例を示す斜視図である。
1‥石材研磨機 4‥チップ 5‥駆動軸 6‥アダプタ 7‥ボルト 10‥補助円板 11‥研磨板 12‥結合溝 13‥結合突起 17‥バンド溝 18‥金属バンド 19‥螺子 41‥メタルチップ 42‥レジンチップ
Claims (6)
- 【請求項1】 石材研磨機の駆動軸に結合されたアダプ
タに装着するチップ付着形研磨板において、研磨板をア
ダプタに付着される硬質の補助円板と、この補助円板に
脱着可能なチップ付着形軟質の非締結式研磨板で構成
し、補助円板には研磨板結合用結合溝を形成し、研磨板
には前記結合溝に挿入されるよう結合突起を形成し、前
記補助円板は前記アダプタの先端に回転中心を一致させ
てボルトで締結するように構成したことを特徴とする石
材研磨機用研磨板。 - 【請求項2】 結合溝は補助円板の底面に形成したこと
を特徴とする請求項1記載の石材研磨機用研磨板。 - 【請求項3】 結合溝は補助円板の周面に形成したこと
を特徴とする請求項1記載の石材研磨機用研磨板。 - 【請求項4】 研磨板は上面に結合突起を形成したこと
を特徴とする請求項1記載の石材研磨機用研磨板。 - 【請求項5】 研磨板は上面の縁部に突出縁を形成し、
この突出縁の内周面には結合突起を形成するとともに外
周面にはバンド溝を形成し、ここにバンドを掛けて、螺
子でバンドをしめつけられるようにしたことを特徴とす
る請求項1記載の石材研磨機用研磨板。 - 【請求項6】 研磨板はゴム又は合成樹脂製であること
を特徴とする請求項1、4又は5記載の石材研磨機用研
磨板。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR9706768 | 1997-04-02 | ||
KR1997U32334 | 1997-11-15 | ||
KR9732334 | 1997-11-15 | ||
KR1997U6768 | 1997-11-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3052989U true JP3052989U (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=43187092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998002478U Expired - Lifetime JP3052989U (ja) | 1997-04-02 | 1998-04-01 | 石材研磨機用研磨板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052989U (ja) |
-
1998
- 1998-04-01 JP JP1998002478U patent/JP3052989U/ja not_active Expired - Lifetime
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