JP3052751U - 体外循環回路用接続部材 - Google Patents

体外循環回路用接続部材

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JP3052751U JP1998001061U JP106198U JP3052751U JP 3052751 U JP3052751 U JP 3052751U JP 1998001061 U JP1998001061 U JP 1998001061U JP 106198 U JP106198 U JP 106198U JP 3052751 U JP3052751 U JP 3052751U
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浩一 大谷
英次 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】体外循環回路の途中離脱が必要な時のみ通常の
血液回路のコネクタと患者側のシャントコネクタ(IV
カテーテル)の間に装着して使用することができる体外
循環回路用接続部材を提供すること。 【解決手段】一端に第一のコネクタを接続し、他端に第
二のコネクタを接続した動脈側回路用接続部材2と、一
端に第一のコネクタを接続し、他端に第二のコネクタを
接続した静脈側回路用接続部材3と、一端に第一のコネ
クタを接続し、他端に第二のコネクタを接続した患者側
接続部材4とからなり、前記動脈側回路用接続部材2の
第一のコネクタと静脈側回路用接続部材3の第一のコネ
クタにそれぞれ蓋付の筒状のキャップを装着し、前記動
脈側回路用接続部材2の第二のコネクタと前記患者側接
続部材4の第一のコネクタを接続し、前記静脈側回路用
接続部材3の第二のコネクタと前記患者側接続部材4の
第二のコネクタを接続した体外循環回路用接続部材1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、血液透析、血漿交換等の体液体外循環の治療中に、火災、地震等の 緊急時並びに危機のトラブル、患者個々の事情が生じ余儀なく治療を一時中断す る場合に、患者との離脱と再装着を可能とし、及び移動中の体外循環回路の保持 を可能とした体外循環回路用接続部材を提供するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
本願出願人は実公平6−28125号に離脱式体外循環回路を提案した。 この離脱式体外循環回路はあらかじめ動脈側回路と静脈側回路の途中にそれぞ れオス部材とメス部材よりなるコネクターを配置しているので、緊急のトラブル が発生せずに体外循環を一時的に中断しなくても良い場合は、全く使用する機会 がないので無駄な付属品であり、体外循環回路自体の製造コストを高くする要因 にもなっていた。さらに離脱時のヘパリンロック及びシャントの内部に起こる血 栓を除去するためのフラッシングができなかった。そこで本考案者らは異常の課 題を解決するために鋭意検討を重ねた結果次の考案に到達した。
【0003】
【課題を解決するための手段】
[1]本考案は、一端に第一のコネクタを接続し、他端に第二のコネクタを接続 した動脈側回路用接続部材2と、 一端に第一のコネクタを接続し、他端に第二のコネクタを接続した静脈側回路 用接続部材3と、 一端に第一のコネクタを接続し、他端に第二のコネクタを接続した患者側接続 部材4とからなり、 前記動脈側回路用接続部材2の第一のコネクタと静脈側回路用接続部材3の第 一のコネクタにそれぞれ蓋付の筒状のキャップを装着し、 前記動脈側回路用接続部材2の第二のコネクタと前記患者側接続部材4の第一 のコネクタを接続し、 前記静脈側回路用接続部材3の第二のコネクタと前記患者側接続部材4の第二 のコネクタを接続した体外循環回路用接続部材1を提供する。 [2]本考案は、一端に第一のコネクタを接続し、他端に第二のコネクタを接続 した体外循環回路側接続部材5を固定部材を介して患者側接続部材4に固定した [1]に記載の体外循環回路用接続部材1を提供する。 [3]本考案は、蓋付の筒状のキャップは、筒の一端を動脈側回路用接続部材2 (静脈側回路用接続部材3)の第一のコネクタからとりはずし、筒の他端から蓋 をとりはずした時に、筒の両端が開口して、筒の両端に動脈側血液回路22のコ ネクタと静脈側血液回路23のコネクタの両方が接続可能である[1]に記載の 体外循環回路用接続部材1を提供する。 [4]本考案は、動脈側回路用接続部材2の第一のコネクタは動脈側シャント2 0のコネクタに接続でき、 動脈側回路用接続部材2の第二のコネクタは患者側接続部材4の第一のコネク タ及び動脈側血液回路22のコネクタに接続でき、 静脈側回路用接続部材3の第一のコネクタは動脈側シャント21のコネクタに 接続でき、 静脈側回路用接続部材3の第二のコネクタは患者側接続部材4の第二のコネク タ及び静脈側血液回路23のコネクタに接続でき、 前記各コネクタの接続形態が、一方がオスで他方がメスの接続である[1]に 記載の体外循環回路用接続部材1を提供する。 [5]本考案は、体外循環回路側接続部材5の第一のコネクタは動脈側血液回路 22のオスコネクタ14に接続でき、 体外循環回路側接続部材5の第二のコネクタは静脈側血液回路23のオスコネ クタ16に接続でき、 前記各コネクタの接続形態が一方がオスで他方がメスの接続である[2]に記 載の体外循環回路用接続部材1を提供する。 [6]本考案は、筒の一端が動脈側血液回路22のオスコネクタ14に接続でき 、 筒の他端が静脈側血液回路23のオスコネクタ16に接続でき、 前記筒とコネクタの接続形態が、一方がオスで他方がメスの接続である[3] に記載の体外循環回路用接続部材1を提供する。 [7]本考案は、一端にオスコネクタ6を接続し、他端にメスコネクタ7を接続 した動脈側回路用接続部材2と、 一端にオスコネクタ8を接続し、他端にメスコネクタ9を接続した静脈側回路 用接続部材3と、 両端にオスコネクタ10、12を接続した患者側接続部材4とからなり、 前記動脈側回路用接続部材2のオスコネクタ6と静脈側回路用接続部材3のオ スコネクタ8にそれぞれ蓋付のキャップを装着し、 動脈側回路用接続部材2のメスコネクタ7と患者側接続部材のオスコネクタ1 0を接続し、 静脈側回路用接続部材3のメスコネクタ9と患者側接続部材4のオスコネクタ 12を接続した体外循環回路用接続部材1を提供する。 [8]本考案は、[7]に記載の動脈側回路用接続部材2、静脈側回路用接続部 材3及び患者側接続部材4と、両端にメスコネクタ11、13を接続した体外循 環回路側接続部材5とからなり、 体外循環回路側接続部材5と患者側接続部材4を固定部材を介して固定した[ 7]に記載した体外循環回路用接続部材1を提供する。 [9]本考案は、[1]ないし[9]に記載の動脈側回路用接続部材2及び静脈 側回路用接続部材3の途中にストッパー24、25を配置した体外循環回路用接 続部材1を提供する。
【0004】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案の体外循環回路用接続部材1の一例を示す概略図である。 体外循環回路用接続部材1は一端にオスコネクタ6を接続し、他端にメスコネ クタ7を接続した動脈側回路用接続部材2と、 一端にオスコネクタ8を接続し、他端にメスコネクタ9を接続した静脈側回路 用接続部材3と、 両端にオスコネクタ10、12を接続した患者側接続部材4と、 さらに必要により両端にメスコネクタ11、13を接続した体外循環回路側接 続部材5とから構成される。 また前記動脈側回路用接続部材2、静脈側回路用接続部材3の途中には液体流 路を遮断するストッパー24、25が配置される。
【0005】 動脈側回路用接続部材2のオスコネクタ6は動脈側シャント20のメスコネク タ15と接続され、メスコネクタ7は患者側接続部材4のオスコネクタ10と接 続される。 静脈側回路用接続部材3のオスコネクタ8は静脈側シャント21のメスコネク タ17と接続され、メスコネクタ9は患者側接続部材4のオスコネクタ12と接 続される。 体外循環回路側接続部材5のメスコネクタ11は動脈側血液回路22のオスコ ネクタ14と接続され、メスコネクタ13は静脈側血液回路23のオスコネクタ 16と接続される。また後述するようにオスコネクタ14、16はキャップ30 またはキャップ31と接続することもできる。
【0006】 図2は体外循環回路用接続部材2と静脈側回路用接続部材3と患者側接続部材 4を接続したところの体外循環回路用接続部材1の概略図である。オスコネクタ 6、8に蓋付の筒状のキャップ30、31を装着して、体外循環回路用接続部材 1は動脈側回路用接続部材2と静脈側回路用接続部材3と患者側接続部材4でル ープ状の閉回路を構成した状態で滅菌して、商品として出荷される。 さらにメスコネクタ11、13にキャップ32、33を装着した体外循環回路 側接続部材5を、患者側接続部材4にテープ等の固定部材40で固定して、体外 循環回路用接続部材2と静脈側回路用接続部材3と患者側接続部材4とセットに して、滅菌して商品として出荷することができる。 前記キャップ30(31)は筒の一端をオスコネクタ6(8)から取りはずし 、さらに筒の他端から蓋をはずすと、筒の両端が閉口してメスコネクタの役割を 果たすように形成され、後述するように筒の両端にオスコネクタを接続できるよ うになっている。
【0007】 通常、動脈側シャント20、静脈側シャント21のコネクタはメスコネクタが 使用されるので動脈側回路用接続部材2、静脈側回路用接続部材3の動脈側シャ ント20、静脈側シャント21に接続する側の端部にはオスコネクタが装着され る。また通常、動脈側血液回路22、静脈側血液回路23のコネクタはオスコネ クタが使用されるので動脈側回路用接続部材2、静脈側回路用接続部材3の動脈 側血液回路22、静脈側血液回路23に接続する側の端部にはメスコネクタが装 着される。このため患者側接続部材4の両端部にはオスコネクタが装着される。
【0008】 また体外循環回路側接続部材5の両端部にはメスコネクタが装着される。 なお、離脱する時は動脈側血液回路22、静脈側血液回路23内の血液を循環 させたほうが良いので(血液を静置しておくと血液凝固の原因となる)、体外循 環回路側接続部材5のメスコネクタ11、13または前記キャップ30(オスコ ネクタ6から外して蓋を開けると両端がメスコネクタの役割を果す。両端の内面 にオスコネクタ14、16が圧入できる)を動脈側血液回路22、静脈側血液回 路23のオスコネクタ14、メスコネクタ15に装着して密封し、血液が同じ場 所に滞留しないように動脈側血液回路22、静脈側血液回路23、体外循環側接 続部材5またはキャップ30内を循環させておく。 また、動脈側回路用接続部材2、静脈側回路用接続部材3のオスコネクタ6、 8には付属品としてキャップ30、31が装着されているので、離脱する時にオ スコネクタ14、16を密封する時はキャップを30、31を使用することがで きる。
【0009】 また動脈側回路用接続部材2、静脈側回路用接続部材3の途中に配置されるス トッパー24、25は動脈側回路用接続部材2、静脈側回路用接続部材3、患者 側接続部材4を結合した体外循環回路用接続部材1内に動脈側シャント20から 血液を導入し静脈側シャント21内へ戻す操作を行う時、またはヘパリンロック 、フラッシング、再び体外循環を再開する時に液体(血液)流路を遮断したり流 通させたりする役割を果す。緊急時避難する場合鉗子を使用していないので重く なく、患者側の体外循環回路用接続部材1の保持が容易にできる。 またストッパー24、25は動脈側回路用接続部材2、静脈側回路用接続部材 3の途中を自由に移動できるように装着できる形状、構造のものが最も好ましい 。
【0010】 また動脈側回路用接続部材2の両端に装着されるコネクタは先細りテーパー状 のオスコネクタであれば後述する図10から図12の操作が行いやすい。動脈側 血液回路22、静脈側血液回路23の切断口の内面に圧入して接続しやすくなる ためである。
【0011】 前記オスコネクタとメスコネクタの配置と組み合わせは一例であり、自由に置 換して配置することができる。例えば図1のオスコネクタ6、8、10、12、 14、16とメスコネクタ7、9、11、13、15、17をそれぞれ表1のよ うに置換して配置することができる。
【0012】
【表1】
【0013】 表2の実施例2の各コネクタの組み合わせでは動脈側回路用接続部材2と静脈 側回路用接続部材3のコネクタが全てオスコネクタとなり、患者側接続部材4と 体外循環回路側接続部材5のコネクタが全てメスコネクタとなる。また実施例3 の各コネクタの組み合わせでは動脈側回路用接続部材2と静脈側回路用接続部材 3のコネクタが全てメスコネクタとなり、患者側接続部材4と体外循環回路側接 続部材5のコネクタが全てオスコネクタとなるので、各部品の識別が容易で操作 しやすい。
【0014】 次に本考案の体外循環回路用接続部材1の使用方法の一例について説明する。 (1)トイレ等のための通常の離脱と、再び体外循環を再開する場合 最初に図2に示すように動脈側回路用接続部材2のメスコネクタ7と患者側接 続部材4のオスコネクタ10を接続し、さらに患者側接続部材4のオスコネクタ 12と静脈側回路用接続部材3のメスコネクタ9を接続して動脈側回路用接続部 材2と患者側接続部材4と静脈側回路用接続部材3を接続した体外循環回路用接 続部材1を準備する。 次に図3から図4に示すように動脈側シャント20のメスコネクタ15と動脈 側血液回路22のオスコネクタ14をはずし図5から図6に示すように動脈側シ ャント20のメスコネクタ15に動脈側回路用接続部材2のオスコネクタ6を接 続する。患者の血液を動脈側回路用接続部材2から患者側接続部材4を経て静脈 側回路用接続部材3のオスコネクタ8まで満たす。 図3から図4のように静脈側シャント21のメスコネクタ17と静脈側血液回 路23のオスコネクタ16をはずし、図6から図7に示すようにメスコネクタ1 7に静脈側回路用接続部材3のオスコネクタ8を接続し、血流圧により血液を循 環させる。 またヘパリンロックを行う場合はメスコネクタ15とオスコネクタ14をはず した後、単品にした動脈側回路用接続部材2のオスコネクタ6をメスコネクタ1 5に接続し、メスコネクタ17とオスコネクタ16をはずした後、単品の静脈側 回路用接続部材3のオスコネクタ8をメスコネクタ17に接続し、動脈側回路用 接続部材2のメスコネクタ7と静脈側回路用接続部材3のメスコネクタ9よりそ れぞれヘパリンロックを行う。 動脈側血液回路22のオスコネクタ14と静脈側血液回路23のオスコネクタ 16は、図1のように体外循環回路側接続部材5のメスコネクタ11、13と接 続するかまたはキャップ30の両端にオスコネクタ14、16を接続して循環さ せる。
【0015】 再び体外循環を再開する場合は、離脱後の体外循環回路用接続部材1の動脈側 回路用接続部材2のメスコネクタ7と患者側接続部材4のオスコネクタ10をは ずし、動脈側回路用接続部材2のメスコネクタ7と体外循環回路側接続部材5の メスコネクタ11またはキャップ30をはずした動脈側血液回路22のオスコネ クタ14とを接続する。そして体外循環回路用接続部材1の静脈側回路用接続部 材3のメスコネクタ9と患者側接続部材5のオスコネクタ12をはずし、静脈側 回路用接続部材3のメスコネクタ9と体外循環回路側接続部材5のメスコネクタ 13またはキャップ30をはずした静脈側血液回路23のオスコネクタ16と接 続し容易に再び体外循環をはじめることができる。
【0016】 (2)地震等の緊急時の離脱を行う場合 (1)と同様に動脈側回路用接続部材2と患者側接続部材4と静脈側回路用接 続部材3を接続した体外循環回路用接続部材1を準備する。 図8のように動脈側血液回路22、静脈側血液回路23の途中のそれぞれ各二 箇所を鉗子26、26、27、27等のストッパーで止めて血液流路を遮断する 。 止めた中間点を図9のようにはさみ等で切断する。図10から図11のように 動脈側血液回路22の切断口28に動脈側回路用接続部材2のオスコネクタ6を 接続し、オスコネクタ8まで血液を満たす。 図12のようにオスコネクタ8を静脈側血液回路23の切断口29に接続する 。患者は体外循環回路用接続部材1と共に避難する。
【0017】
【考案の作用効果】 体外循環回路の途中離脱が必要な時のみ通常の血液回路のコネクタと患者側の シャントコネクタ(IVカテーテル)の間に装着して使用することができる。 緊急時またはそれ以外のトイレ等の離脱の時にも接続が容易である。 通常使用されている体外循環回路と比べて、再装着の手技が容易である。 離脱時のヘパリンロック、フラッシングも容易に行うことができる。
【提出日】平成10年4月23日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【課題を解決するための手段】
[1]本考案は、一端に第一のコネクタを接続し、他端に第二のコネクタを接続 した動脈側回路用接続部材2と、 一端に第一のコネクタを接続し、他端に第二のコネクタを接続した静脈側回路 用接続部材3と、 一端に第一のコネクタを接続し、他端に第二のコネクタを接続した患者側接続 部材4とからなり、 前記動脈側回路用接続部材2の第一のコネクタと静脈側回路用接続部材3の第 一のコネクタにそれぞれ蓋付の筒状のキャップを装着し、 前記動脈側回路用接続部材2の第二のコネクタと前記患者側接続部材4の第一 のコネクタを接続し、 前記静脈側回路用接続部材3の第二のコネクタと前記患者側接続部材4の第二 のコネクタを接続した体外循環回路用接続部材1を提供する。 [2]本考案は、一端に第一のコネクタを接続し、他端に第二のコネクタを接続 した体外循環回路側接続部材5を固定部材を介して患者側接続部材4に固定した [1]に記載の体外循環回路用接続部材1を提供する。 [3]本考案は、蓋付の筒状のキャップは、筒の一端を動脈側回路用接続部材2または 静脈側回路用接続部材3の第一のコネクタからとりはずし、筒の他端から 蓋をとりはずした時に、筒の両端が開口して、筒の両端に動脈側血液回路22の コネクタと静脈側血液回路23のコネクタの両方が接続可能である[1]に記載 の体外循環回路用接続部材1を提供する。 [4]本考案は、動脈側回路用接続部材2の第一のコネクタは動脈側シャント2 0のコネクタに接続でき、 動脈側回路用接続部材2の第二のコネクタは患者側接続部材4の第一のコネク タ及び動脈側血液回路22のコネクタに接続でき、 静脈側回路用接続部材3の第一のコネクタは動脈側シャント21のコネクタに 接続でき、 静脈側回路用接続部材3の第二のコネクタは患者側接続部材4の第二のコネク タ及び静脈側血液回路23のコネクタに接続でき、 前記各コネクタの接続形態が、一方がオスで他方がメスの接続である[1]に 記載の体外循環回路用接続部材1を提供する。 [5]本考案は、体外循環回路側接続部材5の第一のコネクタは動脈側血液回路 22のオスコネクタ14に接続でき、 体外循環回路側接続部材5の第二のコネクタは静脈側血液回路23のオスコネ クタ16に接続でき、 前記各コネクタの接続形態が一方がオスで他方がメスの接続である[2]に記 載の体外循環回路用接続部材1を提供する。 [6]本考案は、筒の一端が動脈側血液回路22のオスコネクタ14に接続でき 、 筒の他端が静脈側血液回路23のオスコネクタ16に接続でき、 前記筒とコネクタの接続形態が、一方がオスで他方がメスの接続である[3] に記載の体外循環回路用接続部材1を提供する。 [7]本考案は、一端にオスコネクタ6を接続し、他端にメスコネクタ7を接続 した動脈側回路用接続部材2と、 一端にオスコネクタ8を接続し、他端にメスコネクタ9を接続した静脈側回路 用接続部材3と、 両端にオスコネクタ10、12を接続した患者側接続部材4とからなり、 前記動脈側回路用接続部材2のオスコネクタ6と静脈側回路用接続部材3のオ スコネクタ8にそれぞれ蓋付のキャップを装着し、 動脈側回路用接続部材2のメスコネクタ7と患者側接続部材のオスコネクタ1 0を接続し、 静脈側回路用接続部材3のメスコネクタ9と患者側接続部材4のオスコネクタ 12を接続した体外循環回路用接続部材1を提供する。 [8]本考案は、一端にオスコネクタ6を接続し、他端にメスコネクタ7を接続 した動脈側回路用接続部材2と、 一端にオスコネクタ8を接続し、他端にメスコネクタ9を接続した静脈側回路 用接続部材3と、 両端にオスコネクタ10、12を接続した患者側接続部材4と、 両端にメスコネクタ11、13を接続した体外循環回路側接続部材5とからな り、 体外循環回路側接続部材5と患者側接続部材4を固定部材を介して固定した体 外循環回路用接続部材1を提供する。 [9]本考案は、動脈側回路用接続部材2及び静脈側回路用接続部材3の途中に ストッパー24、25を配置した[1]ないし[8]に記載の体外循環回路用接 続部材1を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の体外循環回路用接続部材1の一例を示
す概略図
【図2】本考案の体外循環回路用接続部材1の使用方法
の一例を示す概略図
【図3】本考案の体外循環回路用接続部材1の使用方法
の一例を示す概略図
【図4】本考案の体外循環回路用接続部材1の使用方法
の一例を示す概略図
【図5】本考案の体外循環回路用接続部材1の使用方法
の一例を示す概略図
【図6】本考案の体外循環回路用接続部材1の使用方法
の一例を示す概略図
【図7】本考案の体外循環回路用接続部材1の使用方法
の一例を示す概略図
【図8】本考案の体外循環回路用接続部材1の使用方法
の一例を示す概略図
【図9】本考案の体外循環回路用接続部材1の使用方法
の一例を示す概略図
【図10】本考案の体外循環回路用接続部材1の使用方
法の一例を示す概略図
【図11】本考案の体外循環回路用接続部材1の使用方
法の一例を示す概略図
【図12】本考案の体外循環回路用接続部材1の使用方
法の一例を示す概略図
【符号の説明】
1 体外循環回路用接続部材 2 動脈側回路用接続部材 3 静脈側回路用接続部材 4 患者側接続部材 5 体外循環回路側接続部材 6、8、10、12、14、16 オスコネクタ 7、9、11、13、15、17 メスコネクタ 20 動脈側シャント 21 静脈側シャント 22 動脈側血液回路 23 静脈側血液回路 24、25 ストッパー 26、27 鉗子 28、29 切断口 30、31 蓋付の筒状のキャップ 32、33 キャップ 40 固定部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に第一のコネクタを接続し、他端に第
    二のコネクタを接続した動脈側回路用接続部材2と、 一端に第一のコネクタを接続し、他端に第二のコネクタ
    を接続した静脈側回路用接続部材3と、 一端に第一のコネクタを接続し、他端に第二のコネクタ
    を接続した患者側接続部材4とからなり、 前記動脈側回路用接続部材2の第一のコネクタと静脈側
    回路用接続部材3の第一のコネクタにそれぞれ蓋付の筒
    状のキャップを装着し、 前記動脈側回路用接続部材2の第二のコネクタと前記患
    者側接続部材4の第一のコネクタを接続し、 前記静脈側回路用接続部材3の第二のコネクタと前記患
    者側接続部材4の第二のコネクタを接続した、ことを特
    徴とする体外循環回路用接続部材1。
  2. 【請求項2】一端に第一のコネクタを接続し、他端に第
    二のコネクタを接続した体外循環回路側接続部材5を固
    定部材を介して患者側接続部材4に固定したことを特徴
    とする請求項1に記載の体外循環回路用接続部材1。
  3. 【請求項3】蓋付の筒状のキャップは、筒の一端を動脈
    側回路用接続部材2(静脈側回路用接続部材3)の第一
    のコネクタからとりはずし、筒の他端から蓋をとりはず
    した時に、筒の両端が開口して、筒の両端に動脈側血液
    回路22のコネクタと静脈側血液回路23のコネクタの
    両方が接続可能であることを特徴とする請求項1に記載
    の体外循環回路用接続部材1。
  4. 【請求項4】動脈側回路用接続部材2の第一のコネクタ
    は動脈側シャント20のコネクタに接続でき、 動脈側回路用接続部材2の第二のコネクタは患者側接続
    部材4の第一のコネクタ及び動脈側血液回路22のコネ
    クタに接続でき、 静脈側回路用接続部材3の第一のコネクタは動脈側シャ
    ント21のコネクタに接続でき、 静脈側回路用接続部材3の第二のコネクタは患者側接続
    部材4の第二のコネクタ及び静脈側血液回路23のコネ
    クタに接続でき、 前記各コネクタの接続形態が、一方がオスで他方がメス
    の接続であることを特徴とする請求項1に記載の体外循
    環回路用接続部材1。
  5. 【請求項5】体外循環回路側接続部材5の第一のコネク
    タは動脈側血液回路22のオスコネクタ14に接続で
    き、 体外循環回路側接続部材5の第二のコネクタは静脈側血
    液回路23のオスコネクタ16に接続でき、 前記各コネクタの接続形態が一方がオスで他方がメスの
    接続であることを特徴とする請求項2に記載の体外循環
    回路用接続部材1。
  6. 【請求項6】筒の一端が動脈側血液回路22のオスコネ
    クタ14に接続でき、 筒の他端が静脈側血液回路23のオスコネクタ16に接
    続でき、 前記筒とコネクタの接続形態が、一方がオスで他方がメ
    スの接続であることを特徴とする請求項3に記載の体外
    循環回路用接続部材1。
  7. 【請求項7】一端にオスコネクタ6を接続し、他端にメ
    スコネクタ7を接続した動脈側回路用接続部材2と、 一端にオスコネクタ8を接続し、他端にメスコネクタ9
    を接続した静脈側回路用接続部材3と、 両端にオスコネクタ10、12を接続した患者側接続部
    材4とからなり、 前記動脈側回路用接続部材2のオスコネクタ6と静脈側
    回路用接続部材3のオスコネクタ8にそれぞれ蓋付のキ
    ャップを装着し、 動脈側回路用接続部材2のメスコネクタ7と患者側接続
    部材のオスコネクタ10を接続し、 静脈側回路用接続部材3のメスコネクタ9と患者側接続
    部材4のオスコネクタ12を接続したことを特徴とする
    体外循環回路用接続部材1。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の動脈側回路用接続部材
    2、静脈側回路用接続部材3及び患者側接続部材4と、
    両端にメスコネクタ11、13を接続した体外循環回路
    側接続部材5とからなり、 体外循環回路側接続部材5と患者側接続部材4を固定部
    材を介して固定したことを特徴とする請求項7に記載し
    た体外循環回路用接続部材1。
  9. 【請求項9】請求項1ないし請求項9に記載の動脈側回
    路用接続部材2及び静脈側回路用接続部材3の途中にス
    トッパー24、25を配置した、ことを特徴とする体外
    循環回路用接続部材1。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014021390A1 (ja) * 2012-08-01 2014-02-06 株式会社ジェイ・エム・エス 輸液セット及びその使用方法

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