JP3052321U - 注ぎ口一体型キャップ - Google Patents
注ぎ口一体型キャップInfo
- Publication number
- JP3052321U JP3052321U JP1998001556U JP155698U JP3052321U JP 3052321 U JP3052321 U JP 3052321U JP 1998001556 U JP1998001556 U JP 1998001556U JP 155698 U JP155698 U JP 155698U JP 3052321 U JP3052321 U JP 3052321U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spout
- container
- cap
- integrated
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一斗缶やオイル缶などの、口金のついた金
属薄板製容器に取り付ける注ぎ口一体型のキャップにお
いて、注ぎ口上の注ぎ残しを簡単に容器に回収し、また
キャップを紛失することのない、さらに容器の気密を充
分に保持できる注ぎ口一体型キャップを提供する。 【構成】 注ぎ口5とキャップ6を一体的に成形し、
これを容器に取り付けて内容物を注いだ後、容器を直立
させたとき、注ぎ口上のつぎのこしが自然に容器に回収
されるように注ぎ口5上面に傾斜面をもうけ、キャップ
6の注ぎ口5への取り付けをはめ込み式とし、注ぎ口5
の下面と容器の口金上面および注ぎ口5のフランジ部9
と容器の口金のくぼみが各々の接触するよう構成し、注
ぎ口5の上面とキャップ6の頭部下面および注ぎ口の容
器取り付け部下面とキャップの挿入部のフランジ部10
が各々接触するよう構成し気密を保つようにした注ぎ口
一体型キャップ。
属薄板製容器に取り付ける注ぎ口一体型のキャップにお
いて、注ぎ口上の注ぎ残しを簡単に容器に回収し、また
キャップを紛失することのない、さらに容器の気密を充
分に保持できる注ぎ口一体型キャップを提供する。 【構成】 注ぎ口5とキャップ6を一体的に成形し、
これを容器に取り付けて内容物を注いだ後、容器を直立
させたとき、注ぎ口上のつぎのこしが自然に容器に回収
されるように注ぎ口5上面に傾斜面をもうけ、キャップ
6の注ぎ口5への取り付けをはめ込み式とし、注ぎ口5
の下面と容器の口金上面および注ぎ口5のフランジ部9
と容器の口金のくぼみが各々の接触するよう構成し、注
ぎ口5の上面とキャップ6の頭部下面および注ぎ口の容
器取り付け部下面とキャップの挿入部のフランジ部10
が各々接触するよう構成し気密を保つようにした注ぎ口
一体型キャップ。
Description
【0001】
本考案は、いわゆる一斗缶や4リットル缶など、口金のついた金属の薄板製の の容器の交換ふたに関して、注ぎ口に残った内容物が容易に容器に戻るようにす るものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、いわゆる一斗缶や4リットル缶など、金属の薄板製の ふたつき容器の注ぎ口は、容器の口金を止める出っ張りを利用し、これにはめ込 む形式の注ぎ口と、気密を保つために樹脂製あるいは紙製のパッキンをはさんで 金属製のふたを取り付けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 従来の構成の場合、注ぎ口より容器の口金 のほうが出っ張っており、このため、注いだ後容器を直立させても、注ぎ口の上 に内容物が残っており、このままふたをすれば、内容物はそのまま取り残され る。内容物が硬化性の樹脂などであると、そのまま硬化してふたがとれなくなる 場合がある。また、ふたやパッキンを紛失するおそれもあり、内容物が揮発性で ある場合などはパッキンを紛失すれば気密が保てず、品質の劣化や消耗を招く。
【0004】 そこで、たとえば実開昭55−47913に示されるような注ぎ口一体型の キャップを容器にとりつけ、内容物の取り出しやすさとふたの気密性を両立させ るような考案がなされている。しかし、この考案では、注ぎ口上に残った注ぎ残 しを回収する仕組は考慮されておらず、ふたの固着の可能性がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、注ぎ口の上面を容器の口より高く し、開口部に蒸かって斜面を構成することで、容器を直立させれば、自然に注ぎ 口の上の内容物が回収されるように構成したものである。また、ふたと注ぎ口を 一体的に構成し、ふたの紛失を防止する。さらに、 また、注ぎ口とキャップの 接触面および容器口金と注ぎ口の接触面を各々2ヵ所設けて、より気密性を向上 させることができる。
【0006】
【実施例】 図4にしめすのは、本考案の実施例であるが、たとえば、注ぎ口 上面には、注ぎ口先端に向かうほど高くなるような斜面を構成し、容器を直立す れば直ちに注ぎ口上に残った内容物が開口部から容器内部に回収される。また、 注ぎ口の上面とキャップの外周下面の接触部と、注ぎ口の口金はめ込み部内周と キャップのはめ込み部外周の接触部によって、より気密性を向上することができ る。容器口金の上面と注ぎ口の下面および容器口金の内側のくぼみと注ぎ口のは め込み下部に設けたフランジの2ヵ所により、口金とそそぎ口の気密も維持され る。
【0007】
【考案の効果】 以上のように、本考案により、注ぎ口上面は注ぎ残しがなく 清浄に保たれるので、硬化性の樹脂などが内容物でもふたが取れなくなるような ことが無い。また、気密性が保たれるので、揮発性の内容物であっても、品質が 維持される。
【図1】金属薄板製の容器の口金、注ぎ口、ふたの説明
図である。
図である。
【図2】金属薄板製の容器の口金、注ぎ口、ふたの断面
図である。
図である。
【図3】本考案の断面図である。
【図4】本考案の平面図、部分断面図および側面図であ
る。
る。
1 金属薄板製容器 2 注ぎ口 3 ふた 4 パッキン 5 本考案の注ぎ口部 6 本考案のキャップ部 7 本考案の取っ手部 8 容器口金の内側のくぼみ 9 注ぎ口のはめ込み下部に設けたフランジ 10 キャップのはめ込み部外周の接触部
Claims (2)
- 【請求項1】 注ぎ口とキャップを一体的に成形し、こ
れを容器に取り付けて内容物を注いだ後、容器を直立さ
せたとき、注ぎ口上のつぎのこしが自然に容器に回収さ
れるように注ぎ口上面に傾斜面をもうけた注ぎ口一体型
のキャップ - 【請求項2】 キャップの注ぎ口への取り付けをはめ込
み式とし、注ぎ口の下面と容器の口金上面および注ぎ口
のフランジ部と容器の口金のくぼみ各々の接触するよう
構成し、注ぎ口の上面とキャップの頭部下面および注ぎ
口の容器取り付け部下面とキャップの挿入部のフランジ
部が各々接触するよう構成し気密を保つようにした請求
項1の注ぎ口一体型キャップ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998001556U JP3052321U (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 注ぎ口一体型キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998001556U JP3052321U (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 注ぎ口一体型キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3052321U true JP3052321U (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=43186442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998001556U Expired - Lifetime JP3052321U (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 注ぎ口一体型キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052321U (ja) |
-
1998
- 1998-03-17 JP JP1998001556U patent/JP3052321U/ja not_active Expired - Lifetime
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