JP3051934U - ナット付けのスポット溶接治具 - Google Patents
ナット付けのスポット溶接治具Info
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- JP3051934U JP3051934U JP1998001075U JP107598U JP3051934U JP 3051934 U JP3051934 U JP 3051934U JP 1998001075 U JP1998001075 U JP 1998001075U JP 107598 U JP107598 U JP 107598U JP 3051934 U JP3051934 U JP 3051934U
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- welding
- nut
- spot welding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スパ−クによる溶接芯棒の焼損を低減する。
【解決手段】 スポット溶接治具の溶接芯棒の先端部を
非通電性を有する物質で被覆するのである。 【効果】 スパ−クによる溶接芯棒の焼損を低減し、漏
電による事故を防ぐ。
非通電性を有する物質で被覆するのである。 【効果】 スパ−クによる溶接芯棒の焼損を低減し、漏
電による事故を防ぐ。
Description
【0001】
本考案は鋼材等に溶接ナットを溶接する際に使用するナット付けのスポット溶 接治具の構造に関する。
【0002】
図1が従来のナット付けのスポット溶接治具1の断面図である。
【0003】 内部に空洞を有する電極本体3に電極の冷却水の水抜き穴2を当該空洞3aに 向けて穿設し、水抜き穴2と空洞3との境界となる空胴部側壁面2aに絶縁体5 を取り付けると共に、当該絶縁体5に取り付けた押しバネ4で電極本体3の先端 部3bの中央部にに嵌合した溶接芯棒6の底面6aを押圧している。溶接芯棒6 の電極本体3との接触面は絶縁体5で被覆されているが、電極本体3から露出し た溶接芯棒6の先端部6aは被覆されていない。
【0004】
ナットのスポット溶接はナット付けのスポット溶接治具の電極に通電し、電極 と接続した芯棒の先端を溶接部位に接合し、当該部位を溶融して行うが、溶接芯 棒6における電極本体3の埋設部分は絶縁体5で被覆されているが、電極本体3 から露出した溶接芯棒6の先端部6aは絶縁体等で全く被覆されておらず、当該 露出部が通電時にスパ−クして溶接芯棒6が焼損が著しく、また、絶縁が十分で ないと漏電による事故が生じるおそれがある。
【0005】 そこで、本考案では溶接芯棒の絶縁を十分に行って溶接芯棒の焼損を抑制し、 安全性及び耐久性を高めたナット付けのスポット溶接治具を提供することを目的 とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため本考案では電極内部に嵌合した溶接芯棒先端にさらに 嵌合した丸ビスの露出部を、接合部を除いて非通電性を有する瀬戸物(セラミッ ク等)で被うのである。
【0007】 溶接芯棒の先端部となる丸ビスの露出した柄のみを非通電性を有する物質(セ ラミック等)で被覆することで、もっとも焼損の激しい溶接芯棒の接合部付近の スパ−クによる傷みを防止すると共に、漏電による事故を未然に防いで、ナット 付けのスポット溶接治具の安全性及び耐久性を高めるのである。
【0008】
本考案の最良の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0009】 本考案にかかるナット付けのスポット溶接治具7は冷却水の水抜き穴8を電極 本体9の内部の空洞15に向けて穿設し、水抜き穴8と空洞部との境界となる空 洞部側壁面15aに絶縁体10を取り付ける。電極本体先端部9aに嵌合した溶 接芯棒12の先端が電極本体9から露出するように、絶縁体10に取り付けた押 しバネ11で、溶接芯棒12の底面を押圧している。
【0010】 溶接芯棒12の先端部に通孔を有するセラミック製の筒13を嵌合し、当該筒 13に丸ビス14を挿通し、溶接芯棒の中央部に設けたネジ穴12aに丸ビス1 4をネジ止めしてナット付けのスポット溶接治具7の接合部を形成するのである 。
【0011】 丸ビス14の先端部の溶接接合部14aを除いて丸ビス14の柄が非通電性を 有するセラミックで被覆されているため、通電時に溶接芯棒がスパ−クしても著 しく焼損することはなく、また、漏電による事故も未然に防げるのである。
【0012】
スパ−クによる溶接装置の接合部の焼損を抑制し、溶接装置の耐久性を高める と共に、絶縁性を高めて電極本体の発熱及び漏電等による事故を防止する。
【図1】 従来のナット付けのスポット溶接治具の断面
図。
図。
【図2】 本考案にかかるナット付けのスポット溶接治
具の断面図。
具の断面図。
9、電極本体 10、絶縁体 11、押しバネ 1
2、溶接芯棒 13、セラミック 14、丸ビス
15、空洞
2、溶接芯棒 13、セラミック 14、丸ビス
15、空洞
Claims (1)
- 【請求項1】丸ビスの柄を非通電性を有する物質で被覆
すると共に、電極本体に取り付けた溶接芯棒の先端に当
該丸ビスを取り付けたことを特徴とするナット付けのス
ポット溶接治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998001075U JP3051934U (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | ナット付けのスポット溶接治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998001075U JP3051934U (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | ナット付けのスポット溶接治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3051934U true JP3051934U (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=43186066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998001075U Expired - Lifetime JP3051934U (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | ナット付けのスポット溶接治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3051934U (ja) |
-
1998
- 1998-03-03 JP JP1998001075U patent/JP3051934U/ja not_active Expired - Lifetime
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