JP3051762U - 水彩画用筆洗ケース - Google Patents

水彩画用筆洗ケース

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JP3051762U
JP3051762U JP1998001849U JP184998U JP3051762U JP 3051762 U JP3051762 U JP 3051762U JP 1998001849 U JP1998001849 U JP 1998001849U JP 184998 U JP184998 U JP 184998U JP 3051762 U JP3051762 U JP 3051762U
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JP
Japan
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brush
handle
washing case
washing
holder
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998001849U
Other languages
English (en)
Inventor
良治 西田
Original Assignee
昭和教材株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画材用具収納兼用の筆洗ケースにあって利便
性を向上させる。 【構成】 筆洗ケース本来の機能と利便性を考え、持ち
手を最下部収納時に使用限度まで低く設定して小突起を
設ける。各水槽には、成形段差をもって水位目安線を設
ける。筆洗ケース外縁に取り付けて使用する、脱着自在
で使用者の思い通りに扱える画筆保持具を具備してなる
筆洗ケースとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主に小学校児童の絵画学習時に使用されている、射出成形により製 造された水彩画用の固筆洗いに関する物であるが、一般に使用されている筆洗に おいても使用される物である。
【0002】
【従来の技術】
従来より、画材用具収納ケースを兼ねて、絵の具・パレット・画筆等、必要用 具が収納できる筆洗兼用ケースが使用され、布製バッグに納められている。布製 バッグへの収納及び取り出しは、筆洗ほぼ中央部に持ち手を設け、持ち手を持っ て出し入れする。
【0003】 持ち手は上下に習動する物もあるが、絵の具・パレット等の用具が各水槽に納 められており、持ち手を最も下の位置にしたときでも、それら収納された用具上 端部より下には設定されていない。
【0004】 筆置き部は筆洗外縁に凹部を設け、筆が転がらないようにしてあり、筆立ては 縁部に数個の縦孔を設け、筆穂先を上にして各孔に柄部を差し込み保持する物で ある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
児童の手の大きさからも、持ち手は筆洗ほぼ中央部に設けるのが最善と考えら れるが、筆洗として使用するときは中央部に突出した持ち手は、どのような扱い をするにしても使い勝手が悪く、画筆穂先と水面の関係や視認性などが大きく損 なわれている。
【0006】 これは絵の具・パレット・筆筒等の画材用具が収納されているため、持ち手を 引き出す手段がなく、持ち手下方収納時の高さを収納された各画材用具の上端よ り上側に位置せざるを得ない。
【0007】 本来、筆洗ケースなのであるが、画材用具収納ケースを兼用している関係上横 に細長い形状となり、水を使用容量より多く注ぐと搬送時に溢れ出すなどの不都 合がある。
【0008】 筆置きは、筆洗外縁凹部に筆を横断させる形で置くことになり、本来の筆洗と して使用するには筆が邪魔となり不都合である。画筆穂先や柄部が筆洗の両外側 に突き出しているので、絵の具で衣服を汚したり画筆を落下させたり、思わぬ失 敗を招く原因にもなっている。
【0009】 筆立てにおいては、穂先を上に向けて柄部を保持するため、穂先の水や絵の具 が柄部に流れ落ち、手指やその周辺を汚すことになる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
持ち手部分を筆洗ほぼ中央に設けることが、機能上・コスト面からも最善と考 えられ、持ち手下方収納時の高さを限界まで下げることで、筆洗として使用する ときの機動性・利便性が大きく向上する。
【0011】 その手段として、持ち手上端部に持ち手引き出し用の小突起を設け、引き出し た取っ手が最上部で自然停止する構造とする。小突起を設けることにより、持ち 手下方収納時の高さを、収納された各画材用具の上端部より低い位置に設定でき る。
【0012】 児童にとって、筆洗使用時における各水槽の水位や、使用水量の加減をするこ とが、大人の感覚以上に困難であるため、各水槽に目安としての水位線を設ける 。
【0013】 筆洗本体と一体成形にて設けられた、筆置き・筆立てに替えて、筆洗外縁に画 筆保持具を取り付けて使用する。
【0014】
【作用】
持ち手下方収納時の高さが、各水槽に収納された画材用具の上端部より低い位 置にあっても、手指先の軽い力で持ち手が引き出せる。布製バッグからの取り出 し・搬送、バッグへ収納するときなど、最適な使用状態となる。
【0015】 筆洗として使用する場合にも、画筆穂先と水面の関係・視認性などが大きく改善 される。各水槽に水位目安線を設けることにより、使用水量の指導を簡明にする 。と同時に、搬送時の水こぼれなど不測の事態をも回避する。
【0016】 筆洗本体の任意の位置に画筆保持具を取り付け、画筆穂先を斜め下方に向け保 持したり、画筆保持具を筆置きとしても使用でき、使用者の意志により自由な取 り扱いが出来る。
【0017】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1及び図2は筆洗ケースの斜視図である。筆洗ケース(A)は熱可塑性樹脂 を用いて、射出成形加工により製造されている。ほぼ中央部には持ち手(B)の 嵌入孔があり、持ち手(B)が習動可能な状態に嵌入されている。持ち手(B) の上端部には小突起(B−1)が設けられ、両下端には係止片及び嵌合調整部が ある。図3には画材用具類が収納された状態で、最下位置にある持ち手(B)の 小突起(B−1)を手指先にて挟持し引きだそうとする断面図である。
【0018】 各水槽(1)・(2)・(3)・(4)にはそれぞれに、水位目安線(5)・ (6)・(7)・(8)・(9)が成形段差で設けられている。段差で示された 目安線は、水槽上部からの視認性も良く、児童や指導する教師にとっても大きく 役立つ物である。
【0019】 図4は画筆保持具(C)の斜視図である。筆洗(A)の外縁(A−1)に画筆 保持具(C)の挟持係止部(C−1)を嵌入し使用する。画筆穂先を斜め下方に 差し込み、画筆の自重で穂先を中空に保持する構造である。
【0020】 太・中筆用(C−2)と細・中筆用(C−3)の2種の保持領域を持ち、前後 双方向に対して保持能力がある。又、画筆保持領域に画筆穂先を差し込むことな く、保持部上面と筆洗外縁を利用して、ほぼ水平に画筆置きとして使用すること もできる。
【0021】 図5に示すのは標準的な使用例であるが、図6のように画筆保持具(C)は筆 洗(A)の外縁四つ角部及び持ち手係合部を除いて使用者の意志により、任意の 位置で脱・着自在の使い方が出来る。
【0022】
【考案の効果】
本考案は前述のとおり構成されており、次に記載する効果を奏する。 請求項1、の筆洗ケースにおいては、画材用具を満載した状態にあっても、持 ち手を楽に引き出すことができ、バッグからの取り出しや搬送の作業を容易に行 える。又、本来の筆洗としての機能も大きく改善している。
【0023】 請求項2、の筆洗ケースにおいては各画材用具の収納能力を削減することなく 、使用水量の指導を簡明にすると同時に搬送時などの水こぼれなど、不測の事態 をも回避する。
【0024】 請求項3、の筆洗ケースにおいては、筆洗の使い方及び遊休画筆の保持など、使 用者の意志で自由に設定でき、従来の筆洗にはなかった利便性を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】筆洗ケース斜視図で、持ち手最下部の図であ
る。
【図2】図1の反対側からの斜視図で、持ち手最上部の
図である。
【図3】筆洗ケース中央部断面図である。
【図4】画筆保持具斜視図である。
【図5】画筆保持具の標準的な使用例を示す斜視図であ
る。
【図6】画筆保持具の使用例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 筆洗ケース本体 B 持ち手 C 画筆保持具 A−1 筆洗ケース外縁 B−1 持ち手小突起 C−1 画筆保持具挟持部 C−2 太・中筆用保持領域 C−3 細・中筆用保持領域 1〜4 各水槽 5〜9 水位目安線 D 二つ折れパレット E 絵の具 F 画筆用筒

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレット・絵の具など、各水槽に用具類
    が収納されていても、筆洗ケースほぼ中央部の持ち手が
    楽に引き出せるよう、持ち手引き上げのための小突起を
    設けたことを特徴とする画材用具が収納できる筆洗ケー
    ス。
  2. 【請求項2】 分割された各水槽に水位目安線を成形段
    差で設けた請求項1の筆洗ケース。
  3. 【請求項3】 使い方が自由に選択できる画筆保持具を
    具備してなる請求項1の筆洗ケース。
JP1998001849U 1998-02-23 1998-02-23 水彩画用筆洗ケース Expired - Lifetime JP3051762U (ja)

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JP1998001849U JP3051762U (ja) 1998-02-23 1998-02-23 水彩画用筆洗ケース

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ID=43185899

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