JP3051756U - 浴槽用背もたれ - Google Patents
浴槽用背もたれInfo
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- JP3051756U JP3051756U JP1998001359U JP135998U JP3051756U JP 3051756 U JP3051756 U JP 3051756U JP 1998001359 U JP1998001359 U JP 1998001359U JP 135998 U JP135998 U JP 135998U JP 3051756 U JP3051756 U JP 3051756U
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- JP
- Japan
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- backrest
- bathtub
- bather
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 浴槽内において入浴者が浴槽の内側壁にそれ
を背にしてもたれた場合にも入浴者背部への浴湯の流通
を可能にする浴槽用背もたれを提供すること。 【解決手段】 背当て部材1とそれを浴槽Bの内側壁上
に脱着可能に保持させる取付け部材11とからなり、前
記背当て部材1は、浴槽Bの内側壁に当接される設置面
4と、入浴者背部と対向させられる背当て面7とを各片
面側に備え、且つ前記背当て面7が、入浴者背部に当接
されてそれを支持する支持部分と、入浴者背部を支持せ
ずにそれを浴槽B内部と連通させる空隙部分とから構成
される。
を背にしてもたれた場合にも入浴者背部への浴湯の流通
を可能にする浴槽用背もたれを提供すること。 【解決手段】 背当て部材1とそれを浴槽Bの内側壁上
に脱着可能に保持させる取付け部材11とからなり、前
記背当て部材1は、浴槽Bの内側壁に当接される設置面
4と、入浴者背部と対向させられる背当て面7とを各片
面側に備え、且つ前記背当て面7が、入浴者背部に当接
されてそれを支持する支持部分と、入浴者背部を支持せ
ずにそれを浴槽B内部と連通させる空隙部分とから構成
される。
Description
【0001】
本考案は、浴槽内において入浴者背部への浴湯の流通を可能にする浴槽用背も たれに関する。
【0002】
浴槽内において入浴者が浴槽の内側壁にそれを背にしてもたれた場合に、入浴 者背部と浴槽の内側壁とが密着して該入浴者背部への浴湯の流通が滞り、そのた め前記入浴者背部に対する温浴効果が阻害される問題があった。
【0003】
本考案の課題は、前記の問題点に鑑み、浴槽内において入浴者が浴槽の内側壁 にそれを背にしてもたれた場合にも入浴者背部への浴湯の流通を可能にする浴槽 用背もたれを提供することにある。
【0004】
本考案に係る浴槽用背もたれは、背当て部材とそれを浴槽の内側壁上に脱着可 能に保持させる取付け部材とからなり、前記背当て部材は、浴槽の内側壁に当接 される設置面と、入浴者背部と対向させられる背当て面とを各片面側に備え、且 つ前記背当て面が、入浴者背部に当接されてそれを支持する支持部分と、入浴者 背部を支持せずにそれを浴槽内部と連通させる空隙部分とからなるものである。
【0005】 入浴者の入浴に際して、前記背当て部材が、その設置面において浴槽の内側壁 上に取付け部材により保持され、該背当て部材の背当て面は、その支持部分にお いて入浴者背部の支持に供され、またその空隙部分において入浴者背部への浴湯 の流通に供される。
【0006】 前記背当て部材は、その形状、構造に特別の限定はなく、その背当て面上に入 浴者背部の経絡等を刺激するための突起を備えていてもよく、また浴槽の内側壁 や入浴者背部における種々の表面形状に応じてある程度変形し得るように可撓性 を備えていてもよい。また、前記取付け部材は、不使用時における浴槽用背もた れの収納性を向上させると共に損傷時の交換を可能にするために着脱可能とする ことが好ましい。
【0007】 前記構成において、請求項2に記載のように、前記背当て部材が間に穴又はス リットを備えた格子状、簀の子状又は網目状を呈し、前記穴又はスリットが入浴 者背部に対する空隙部分とされると共に該穴又はスリットを挟み或は囲む部分が 入浴者背部に対する支持部分とされてもよい。
【0008】 また、前記背当て部材の比重が比較的小さく、且つ該背当て部材がその上部の みにおいて取付け部材により比較的大きな自由度で垂下されるように取り付けら れた場合に、浴湯中において浴槽の内側壁上に保持された背当て部材が浮力によ り浮上する傾向が生じるが、これの防止のために、請求項3に記載のように、前 記背当て部材が下部に錘を備えていてもよい。
【0009】 また、請求項4に記載のように、前記取付け部材が、背当て部材上部に付設さ れた柔軟なシート部と、該シート部裏面に設けられた吸盤とからなるものであっ てもよく、その場合、前記柔軟なシート部が浴槽や浴室の壁面等にその表面形状 に沿って当接されると共に吸盤で固定され、それにより背当て部材は浴槽の内側 壁上に保持されることになる。
【0010】
図1は本考案の実施例に係る浴槽用背もたれの正面図、図2は図1に示す浴槽 用背もたれの背面図、図3は図1及び図2に示す浴槽用背もたれの使用時におけ る中央列の横桟を通る切断線についての縦断面図である。
【0011】 同図において、背当て部材1は、平行に引き揃えられた複数の細長い合成樹脂 製縦板2を、それらの互いに隣接対向する側縁間において、前記縦板2と同質の 短い可撓性横桟3により複数個所にわたって簀の子状に一体成形で連結され、こ の場合、隣接する縦板2間はそれらに架橋された各横桟3を介して幾分湾曲可能 とされると共に全体として一方向にある程度の可撓性を備える。
【0012】 前記背当て部材1の裏面側は浴槽Bの内側壁に対する設置面4に供され、この 設置面4には、大部分の各横桟3上及び両端の各縦板2の外側縁上における前記 各横桟3と対応する個所において高さの低い矩形の突起5がスペーサとして突設 され、また中央の縦板2の下端裏面にステンレス製の錘6がねじ止めにより埋設 されている。
【0013】 前記背当て部材1の表面側は入浴者背部に対する背当て面7に供され、隣接す る縦板2間に形成されたスリット8或は各縦板2と各横桟3とで囲まれて形成さ れた穴9は入浴者背部に対する背当て面7の空隙部分とされ、これらの部分は使 用時に入浴者背部を浴槽B内部と連通させる。また、前記各縦板2は入浴者背部 に対する背当て面7の支持部分とされ、入浴者背部を支持する。なお、本実施例 では、前記各横桟3は、各縦板2の表面から幾分内側に配置されているので、入 浴者背部に対する背当て面7の支持部分にはなっていない。
【0014】 一方、取付け部材11は、略矩形の柔軟なシート部12の裏面に複数の吸盤1 3を設けると共に該シート部12の下端にフック14を設けてなり、前記フック 14が前記背当て部材1における中央列最上の両横桟3に裏側下方から脱着可能 に係合させられている。
【0015】 前記構成の浴槽用背もたれの使用に際しては、図3に示すように、取付け部材 11のシート部12が浴槽B上縁の壁面に掛けられると共にその吸盤13で該縁 壁面に固定され、それにより背当て部材1がその設置面4において各突起5を介 して浴槽Bの内側壁上に保持され、該背当て部材1の背当て面7が、その支持部 分である各縦板2において入浴者背部の当接支持に供されると共にその空隙部分 である各スリット8及び穴9において入浴者背部への浴湯の流通に供され、それ により入浴者背部にも所期の温浴作用が与えられる。なお、浴槽Bの内側壁上に おける前記背当て部材1の保持に際しては、縦板2の下端の錘6が該背当て部材 1の浮上を防止している。
【0016】
本考案に係る浴槽用背もたれは以上のように構成されるので、浴槽内において 入浴者が浴槽の内側壁にそれを背にしてもたれた場合にも、浴槽の内側壁と入浴 者背部との間に介在して両者の密着を防ぐと共に該入浴者背部への浴湯の流通を 可能にする。また、請求項2に記載のものでは、浴槽用背もたれにおける背当て 部材の形成を容易にし、浴湯を背当て面の空隙部分である穴又はスリットを介し て入浴者背部に流通させることができる。
【0017】 また、請求項3に記載のものでは、浮力による背当て部材の浮上を防止すると 共に背当て部材を浴槽の内側壁上に安定に保持させることができる。請求項4に 記載のものでは、取付け部材をその吸盤を備えた柔軟なシート部により浴槽の壁 面等における種々の形状の表面に固定し、それによって背当て部材を浴槽の内側 壁上に保持させることができる。
【図1】本考案の実施例に係る浴槽用背もたれの正面図
である。
である。
【図2】図1に示す浴槽用背もたれの背面図である。
【図3】図1及び図2に示す浴槽用背もたれの使用時に
おける中央列の横桟を通る切断線についての縦断面図で
ある。
おける中央列の横桟を通る切断線についての縦断面図で
ある。
B 浴槽 1 背当て部材 4 設置面 7 背当て面 11 取付け部材
Claims (4)
- 【請求項1】 背当て部材とそれを浴槽の内側壁上に脱
着可能に保持させる取付け部材とからなり、前記背当て
部材は、浴槽の内側壁に当接される設置面と、入浴者背
部と対向させられる背当て面とを各片面側に備え、且つ
前記背当て面が、入浴者背部に当接されてそれを支持す
る支持部分と、入浴者背部を支持せずにそれを浴槽内部
と連通させる空隙部分とからなる浴槽用背もたれ。 - 【請求項2】 前記背当て部材が間に穴又はスリットを
備えた格子状、簀の子状又は網目状を呈し、前記穴又は
スリットが入浴者背部に対する空隙部分とされると共に
該穴又はスリットを挟み或は囲む部分が入浴者背部に対
する支持部分とされた請求項1記載の浴槽用背もたれ。 - 【請求項3】 前記背当て部材が下部に錘を備えた請求
項1又は2記載の浴槽用背もたれ。 - 【請求項4】 前記取付け部材が、背当て部材上部に付
設された柔軟なシート部と、該シート部裏面に設けられ
た吸盤とからなる請求項1記載の浴槽用背もたれ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998001359U JP3051756U (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 浴槽用背もたれ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998001359U JP3051756U (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 浴槽用背もたれ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3051756U true JP3051756U (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=43185893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998001359U Expired - Lifetime JP3051756U (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 浴槽用背もたれ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3051756U (ja) |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP1998001359U patent/JP3051756U/ja not_active Expired - Lifetime
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