JP3051734U - ダイヤル番号変換登録装置、通信装置及びデータ処理装置 - Google Patents

ダイヤル番号変換登録装置、通信装置及びデータ処理装置

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JP3051734U
JP3051734U JP1998000788U JP78898U JP3051734U JP 3051734 U JP3051734 U JP 3051734U JP 1998000788 U JP1998000788 U JP 1998000788U JP 78898 U JP78898 U JP 78898U JP 3051734 U JP3051734 U JP 3051734U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダイヤル番号の桁数変更に対応して登録対象の
ダイヤル番号を変換して登録することのできるダイヤル
番号変換登録装置を提供する。 【解決手段】登録対象のダイヤル番号が、上位3桁が
「0X0」の10桁の場合(S140:YES,S15
0:YES)、利用者によって変換登録が許可されると
(S170:YES)、変換登録を実行する。つまり、
上位3桁(0X0)が050,060,070のいずれ
かであれば(S180:YES)、その上位3桁を「0
70X」に変換し(S190)、上位3桁(0X0)が
それ以外の場合、つまり010,020,030,04
0,080,090のいずれかであれば(S180:N
O)、その上位3桁を「090X」に変換する。このよ
うに、現在用いている携帯電話用の10桁のダイヤル番
号を、1999年1月1日午前2時以降に用いる11桁
のダイヤル番号に変換して登録することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ダイヤル番号を変換して登録するダイヤル番号変換登録装置、及び 当該装置を備えた例えば携帯電話装置などの通信装置やパーソナルコンピュータ などのデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
近年、携帯電話機や簡易型携帯電話機(PHS)などのような移動通信端末の 普及がめざましく、その端末の基本的な機能(電話機であれば電話機能)以外の 付加的な機能も兼ね備えていることが望まれる。このような付加的機能の中で一 般的なものとしてダイヤル番号の登録機能があげられる。つまり、従来の個人の 電話帳の代わりに、電話機自体にダイヤル番号を登録しておき、必要な場合には 、そこから読み出するようにしたものである。この登録機能があれば、自分で覚 えておく必要がなく、またダイヤル番号自体を自分で入力しなくても、登録され た番号の中から所望のものを選択するだけで、そのダイヤル番号にて発呼させる こともできるなど利便向上の点で有効である。
【0003】 この登録の際の利用者の操作としては、例えば数字ボタンを操作して登録した いダイヤル番号を入力する。この際、入力した番号が表示部に表示されるものが 多いので、利用者は入力番号を確認することもできる。そして、入力番号を確認 したら登録ボタンを操作することで登録することができる。上述した確認の際、 入力した番号が間違っていた場合には、全ての桁を消去して最初から入力し直す か、あるいは最下位の桁から間違った桁までを順次消去し、間違いの番号を訂正 した後で、それ以降の桁の番号を再度入力する、といった方法で番号の訂正をす ることができる。
【0004】 ところで、現在、携帯電話システムやPHSでは「3桁のサービス識別番号+ 7桁の利用者番号」という10桁のダイヤル番号を用いているが、携帯電話機や PHS子機(以下、これらの区別を付けずに「携帯電話装置」と称す。)の台数 は今後も大幅に増加することが予想され、上述のサービス識別番号を3桁として いる現行制度のままでは、やがて付与できるダイヤル番号に余裕がなくなる事態 が発生する。そこで、付与可能なダイヤル番号に余裕を持たせて携帯電話装置な どの台数増加に対処するため、サービス識別番号を、1999年1月1日午前2 時をもって3桁から4桁に変更することが予定されている。
【0005】 しかしながら、このようにサービス識別番号が3桁から4桁に変更されると、 誤って従前通りの3桁のサービス識別番号のままで登録してしまった場合、その 登録番号を呼び出して発呼しても相手の携帯電話装置を呼び出すことができない 。したがって、その時点で個別にダイヤル番号を入力して再度発呼するといった 対処が必要となってくる。また、変更後の正しい番号を入力して登録し直さなく てはならない。
【0006】 そして、このような事態は、上述した携帯電話システムなどのように「3桁の サービス識別番号+7桁の利用者番号」を用いたものだけでなく、一般の加入電 話においても、例えば市外局番の桁数が変更される事態も想定され、そのような 場合には、市外局番も含めたダイヤル番号を現在の10桁から11桁に変更する 必要が出てくる。
【0007】 このような、発呼のために用いる番号の桁数の変更に対応するものとして、例 えば特開平3−214846号公報に記載の通信装置においては、発呼時に、例 えば変更後の市外局番を用いて発呼する技術が開示されている。もちろん、この ように発呼時に対処してもよいのであるが、登録された番号を用いて発呼するの であれば、登録時に対応しておけばそれで済むため、登録時に行うことも有効で ある。
【0008】 また、発呼を前提としない装置の場合には前記公報記載の通信装置では対応で きない。例えば、パーソナルコンピュータなどに住所録などのデータベースを記 憶させておく場合には、その中のダイヤル番号は、必ずそれを用いた発呼すると いうものではない。もちろん、パーソナルコンピュータ自体に通信機能があれば 、そのような使用方法も可能ではあるが、必ずしもそれで対処できるとは限らな い。
【0009】 そこで、例えば上述のサービス識別番号の桁数変換など、種々の事情でダイヤ ル番号の桁数が変更された場合に、それに対応して登録対象のダイヤル番号を変 換して登録することのできるダイヤル番号変換登録装置、及び当該登録装置を備 えた通信装置やデータ処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載のダイヤル番号変換登録装 置によれば、登録対象のダイヤル番号が所定桁数であるか否かを桁数判断手段が 判断し、所定桁数であると判断されたダイヤル番号が所定の変換要件を満たす場 合には番号変換手段が、予め定められている変換条件に従ってダイヤル番号の桁 数を変換する。そして、登録手段は、その番号変換手段によって変換されたダイ ヤル番号を登録用メモリに登録する。
【0011】 したがって、例えば、携帯電話システムやPHSにて現在用いている10桁の ダイヤル番号を11桁に変換して登録することができる。この具体例で言えば、 サービス識別番号が現在の3桁から4桁に変更されるため、登録対象のダイヤル 番号が10桁であり、さらに「所定の変換要件」として0X0(Xは1〜9)で 始まる番号であれば桁数変換がなされる。例えば、「010」が「0901」に 変換されるといった具合である。
【0012】 そのため、例えば利用者が変更前の10桁のダイヤル番号を入力してそれを登 録する場合や、外部から変更前の10桁のダイヤル番号を受信してそれを登録す る場合であっても、装置が自動的に変換して登録するため、利用者自身がその都 度訂正して再度登録させるといった手間も省け、便利である。
【0013】 なお、このような事態は、携帯電話システムなどのように「3桁のサービス識 別番号+7桁の利用者番号」を用いたものだけでなく、一般の加入電話において も、例えば市外局番の桁数が変更される事態も想定され、そのような場合には、 市外局番も含めたダイヤル番号を現在の10桁から11桁に変更する必要が出て くる。したがって、この場合も同様の技術思想にて対応できる。
【0014】 ところで、ダイヤル番号の登録時は、実際のダイヤル番号の桁数変更の運用が 開始される以前である場合もある。そして、その場合には、実際のダイヤル番号 の桁数変更の運用開始に備えて予め桁数変換して登録したい状況もあれば、運用 開始までは変更前の桁数のままで登録しておきたい状況もある。これらは利用者 個別の事情に基づくものである。したがって、例えば請求項2に示すように、変 換登録の実行を許可あるいは禁止する指令を入力するための指令入力手段と表示 手段を備え、桁数判断手段によって所定桁数であると判断されたダイヤル番号が 所定の変換要件を満たす場合には、桁数変換して番号登録してよいかどうかにつ いて利用者からの指令を求める内容を表示手段に表示する。そして、指令入力手 段より変換登録の実行許可指令が入力された場合には、登録手段が登録処理を実 行するようにすれば好ましい。
【0015】 このようにすれば、利用者にとっては、変換登録の必要があるかどうかを登録 対象のダイヤル番号毎に判断でき、必要であれば変換登録を実行させ、不要であ れば変換登録を実行させないようにすることができるからである。 これに対し、ダイヤル番号の登録時が実際のダイヤル番号の桁数変更の運用が 開始された以降であれば、一般的に考えて、桁数変換した状態でダイヤル番号を 登録することが好ましい。したがって、例えば請求項3に示すように、カレンダ 機能付きの時計手段を備え、桁数判断手段によって所定桁数であると判断された ダイヤル番号が所定の変換要件を満たし、且つ時計手段によって計時された日時 が、予め定められた番号変更日時以降である場合には、登録手段が登録処理を実 行すればよい。
【0016】 このようにすれば、実際のダイヤル番号の桁数変更の運用が開始された以降に ダイヤル番号を登録する場合、誤って変更前のダイヤル番号が登録対象とされて いても、自動的に桁数変換して登録するため、桁数変換が実施されないことを防 止できる。そして、この場合には利用者の確認がなくても自動的に変換するよう にすれば、手間が省けてなお好ましい。もちろん、利用者の種々の事情を考慮し て、上述した請求項2に示す指令入力手段による指令に基づく登録と併用しても よい。
【0017】 また、請求項4に示すように、モード設定手段によって、桁数判断手段及び番 号変換手段自体の動作実行を許可するモードと禁止するモードとを選択設定でき るようにしておいてもよい。そして、許可モードが選択設定されていれば、登録 手段は、登録対象のダイヤル番号に対する桁数判断手段及び番号変換手段による 動作実行の結果に基づいて登録処理を行い、一方、禁止モードに選択設定されて いる場合、登録手段は、登録対象のダイヤル番号に対してそのままの状態で登録 処理を行うのである。
【0018】 このようにすれば、実際のダイヤル番号の桁数変更の運用開始時点の間近まで は、変換の必要性の判断や変換登録自体の機能を無効化することができ、登録処 理の所要時間が短縮される。また、上述の利用者からの指令に基づくタイプの場 合であれば、利用者が指令自体を入力する必要がなくなる。
【0019】 なお、登録対象のダイヤル番号としては、例えば請求項5に示すように、利用 者がダイヤル番号を入力するための番号入力手段から入力される場合も考えられ るし、あるいは、請求項6に示すように、外部からダイヤル番号を受信する番号 受信手段によって受信する場合も考えられる。
【0020】 以上は、ダイヤル番号変換登録装置として実現した場合を説明したが、通常は 、ダイヤル番号変換登録装置として単体で構成されるよりも、他の装置に内蔵さ れることが多いと考えられる。それらのいくつかを示す。 例えば、請求項7に示すように、ダイヤル番号変換登録装置によって変換登録 されたダイヤル番号を呼び出して発呼可能な発呼手段を備えた通信装置として実 現される。ダイヤル番号の使用方法として最も一般的なのは、そのダイヤル番号 に対応する通信相手との間で通信を行うために相手を発呼することだからである 。また、この通信装置としては、請求項8に示すように、携帯電話装置(いわゆ る携帯電話機やPHS子機を指す)であってもよいし、例えば通信機能を持つパ ーソナルコンピュータなどのように電話機能を持たない通信装置であってもよい 。つまり、通信相手との間では電話装置のように音声による会話をしてもよいし 、データ通信だけをしてもよい。
【0021】 また、通信装置としてではなく、請求項9に示すように、ダイヤル番号変換登 録装置によって変換登録されたダイヤル番号を用いて所定のデータ処理を実行す る処理実行手段を備えたデータ処理装置として実現することもできる。つまり、 ダイヤル番号を用いて通信を実行しなくても、例えば住所録などのように、デー タベースを構築する場合の登録データ(の一つ)がダイヤル番号であってもよい 。この場合は、登録自体が情報処理の内容となる。もちろん、個人や法人に関す るデータの一つがダイヤル番号である場合には、そのダイヤル番号を用いて各種 検索も可能であるため、その検索を実行する情報処理装置としても捉えることが できる。
【0022】
【考案の実施の形態】
以下、本考案が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本考 案の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本考案の技術的範 囲に属する限り、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
【0023】 図1は本考案が適用された実施例の携帯電話装置1の内部構成を表すブロック 図であり、図2は携帯電話装置1を操作部側から見た外観図である。 本実施例の携帯電話装置1は、図2に示す如く、片手で持って操作でき、且つ 携帯に便利なように長尺状に形成されている。そして、その中央部には、操作部 2として、呼出先のダイヤル番号を入力するための「0〜9,*,#」の数字ボ タンや各種機能ボタンが配置されている。これらについても後述する。また、こ の操作部2の下方には、通話時に使用者が音声を入力するためのマイクロフォン 5が設けられ、操作部2の上方には、他の電話装置から送信されてきたメッセー ジや、携帯電話装置1の操作案内,動作状況等を表示するための液晶表示装置( LCD)からなる「表示手段」としての表示部3が設けられ、更に、その上方に は、通話時に耳を当てて電話回線網や通話相手から送られてくる音声信号を再生 するためのスピーカ4が設けられている。また、このスピーカ4より上方の先端 部には、伸縮可能に形成されたロッドアンテナ6が設けられ、このロッドアンテ ナ6を介して、電話回線網側の基地局との間で無線通信ができるようにされてい る。
【0024】 また、携帯電話装置1には、図1に示すように、通話用のスピーカ4とは別に 、電話回線網から呼出信号が送信されてきたときに着信音を発生したり、他の案 内音を発生して、使用者を呼び出すためのスピーカ8が内蔵されている。また、 携帯電話装置1内には、パーソナルコンピュータやダイヤル番号入力機器などに 接続されてデータ通信を行うための外部インタフェース(I/F)11、ロッド アンテナ6を介して基地局50との間で無線通信を行うための送受信部12、暦 日及び時刻を計時可能な「時計手段」としてのカレンダ機能付き時計装置14、 装置機能の設定状態を記憶しておく設定状態記憶装置15、EEPROMなどの 不揮発性メモリからなり「登録用メモリ」としてのダイヤル番号記憶装置16、 及び、上記各部に接続されて、各種制御処理を行うための制御部10も設けられ ている。
【0025】 前記操作部2には、図1に示すように、上述したダイヤル番号を入力するため などに用いられる「0〜9,*,#」の数字ボタン2aに加えて、メモリ機能を 使用して登録したいダイヤル番号を登録するための登録ボタン2b、登録された ダイヤル番号を呼び出すための呼出ボタン2c、指定されたダイヤル番号にて相 手先を呼び出すための発呼ボタン2d、ダイヤル番号の桁数変換登録機能を動作 させるかどうかを選択設定するための設定ボタン2eなどが設けられている。
【0026】 制御部10は、CPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュータを中 心に構成されており、一般的な携帯電話装置としての機能を実現するための各種 制御処理、即ち、送受信部12から電話回線網に対して、他の電話装置を呼び出 すための発呼信号を送信させる発呼処理、基地局から呼出信号が送信されてきた ときにスピーカ8から着信音を発生させる受信処理、着信音の発生により使用者 が携帯電話装置1を電話回線網に接続する指令を入力した際に、送受信部12を 介して当該携帯電話装置1を電話回線網に接続させる接続処理、発呼処理により 呼出先の電話装置が電話回線網に接続されて、その着呼者側の電話装置との通話 が可能になったときや、接続処理により当該携帯電話装置1が電話回線網に接続 されて、発呼者側の電話装置との通話が可能になったときに、使用者がマイクロ フォン5から入力した音声信号を送受信部12から基地局側に送信したり、電話 回線網(換言すれば着呼者側の電話装置)から送信されてきた音声信号にて、ス ピーカ4から音声を発生させる音声入出力処理等を実行する。
【0027】 また、制御部10は、カレンダ機能付き時計装置14によって計時される暦日 及び時刻を表示部3に表示させたり、操作部2を介して設定された装置機能に関 する設定状態を前記設定状態記憶装置15に記憶させたり、操作部2を介して入 力されたダイヤル番号を、所定のメモリ登録処理が実行された場合に前記ダイヤ ル番号記憶装置16へ記憶させたりする処理を行う。
【0028】 さらに、制御部10は、ダイヤルデータ変換部10aと、ダイヤル番号構成部 10bを備えており、次に示すような登録処理や発呼処理などを行う。 つまり、数字ボタン2aから直接入力されたり、あるいはダイヤル番号記憶装 置16から呼び出されたダイヤル番号は、やはりダイヤル番号構成部10bに一 時的に記憶されると共に表示部3に表示され、発呼ボタン2bが操作されると、 ダイヤルデータ変換部10aによって発呼形式の信号に変換され、送受信部12 を介してロッドアンテナ6から基地局へ送信されることとなる。なお、パーソナ ルコンピュータを外部I/F11に接続する場合は、いわゆるパソコン通信を行 うことを目的とするものであり、パーソナルコンピュータから制御部10へ入力 されたダイヤル番号は、ダイヤル番号構成部10bに一時的に記憶された後、ダ イヤルデータ変換部10aによって発呼形式の信号に変換されて送受信部12、 ロッドアンテナ6を介して基地局へ送信される。相手側の通信装置と接続した後 は、パーソナルコンピュータと送受信部12との間が制御部10によって接続さ れ、パーソナルコンピュータの通信用アダプタから送信されたデータがロッドア ンテナ6を介して順次基地局へ送信されることとなる。
【0029】 一方、数字ボタン2aから直接入力されたり、あるいは外部I/F11を介し てダイヤル番号入力機器などから入力されたダイヤル番号は、このダイヤル番号 構成部10bに一時的に記憶されると共に表示部3に表示され、登録ボタン2b が操作されると、ダイヤル番号構成部10bに記憶されたダイヤル番号を必要に 応じて桁数変換してダイヤル番号記憶装置16へ登録する。「必要に応じて」と したのは、本実施例の場合、桁数を変換する対象となるダイヤル番号は限定され ており、さらにそのような変換登録の対象としての要件を満たしていても、利用 者が最終的な登録の許否を決定することができるようにされているからである。
【0030】 また、桁数変換動作の概要を説明すると次の通りである。つまり、本実施例で は、携帯電話システム及びPHSについてのダイヤル番号を対象としており、1 999年1月1日午前2時にサービス識別番号が現在3桁から4桁に変更される 事態への対応を考えている。具体的には、下記のように変換される。
【0031】 [変更前] [変更後] 010 → 0901 020 → 0902 030 → 0903 040 → 0904 050 → 0705 060 → 0706 070 → 0707 080 → 0908 090 → 0909 したがって、まず、現行において「3桁のサービス識別番号+7桁の利用者番 号」の計10桁のダイヤル番号を対象とする。そして、上位3桁が「0X0(X は1〜9)」で始まる番号であれば桁数変換の対象とする。変換規則としては、 「0X0」が050,060,070のいずれかであれば「070X」に変換す る。それ以外、すなわち010,020,030,040,080,090であ れば「090X」に変換する。
【0032】 そこで、必要に応じてこのような変換登録がなされる、携帯電話装置1の制御 部10において実行されるダイヤル番号のメモリ登録処理について、図3のフロ ーチャートに沿って説明する。 まず、数字ボタン2aから直接制御部10へダイヤル番号が入力されたり、あ るいは外部I/F11を介してダイヤル番号入力機器などからダイヤル番号が入 力されると、制御部10は、入力されたダイヤル番号をダイヤル番号構成部10 bに一時的に記憶されると共に表示部3に表示させる(ステップ110。以下ス テップをSと略記する。)。その後、登録ボタン2bが操作されて登録指令があ ったことを判断すると(S120:YES)、続いて、設定状態記憶装置15に アクセスし、現在の設定状態が自動変更モードであるかどうかを判断する(S1 30)。
【0033】 自動変更モードに設定されていない場合には(S130:NO)、ダイヤル番 号構成部10bに一時的に記憶させたダイヤル番号を、変換せずにそのままの番 号でダイヤル番号記憶装置16へ登録し(S230)、本処理ルーチンを終了す る。
【0034】 一方、自動変更モードに設定されている場合には(S130:YES)、次に そのダイヤル番号が10桁であるかどうかを判断する(S140)。10桁のダ イヤル番号でない場合は(S140:NO)、ダイヤル番号構成部10bに一時 的に記憶させたダイヤル番号を、変換せずにそのままの番号でダイヤル番号記憶 装置16へ登録し(S230)、本処理ルーチンを終了する。
【0035】 それに対してダイヤル番号が10桁である場合には(S140:YES)、変 換登録対象としての桁数の要件は満たすので、次に、「0X0」で始まるダイヤ ル番号であるかどうかを判断する(S150)。10桁であっても「0X0」で 始まらないダイヤル番号であれば変換登録対象ではないので(S150:NO) 、ダイヤル番号構成部10bに一時的に記憶させたダイヤル番号を、変換せずに そのままの番号でダイヤル番号記憶装置16へ登録し(S230)、本処理ルー チンを終了する。
【0036】 一方、「0X0」で始まるダイヤル番号であれば変換登録対象であるので(S 150:YES)、次に、利用者による最終確認を得るため、変換登録を実行し て良いかどうかの確認表示を表示部3に出す(S160)。具体的には、変換登 録対象のダイヤル番号であるため、変換してから登録するのであれば「1」を入 力し、変換せずに登録するのであれば「3」を入力するよう促す表示を出す。
【0037】 そして、利用者による数字ボタン2aの操作結果から、入力数字が「1」であ るかどうかを判断し(S170)、「1」でなければ、利用者が変換登録を希望 していないこととなるので(S170:NO)、ダイヤル番号構成部10bに一 時的に記憶させたダイヤル番号を、変換せずにそのままの番号でダイヤル番号記 憶装置16へ登録し(S230)、本処理ルーチンを終了する。
【0038】 一方、入力された数字が「1」であれば利用者が変換登録を希望していること となるので(S170:YES)、ダイヤル番号構成部10bに一時的に記憶さ せたダイヤル番号を所定の変換条件に従って変換する(S180〜S200)。 すなわち、上位3桁(0X0)が050,060,070のいずれかであれば( S180:YES)、その上位3桁を「070X」に変換する(S190)。つ まり、「050」は「0705」、「060」は「0706」、「070」は「 0707」と変換する。一方、上位3桁(0X0)がそれ以外の場合、つまり0 10,020,030,040,080,090のいずれかであれば(S180 :NO)、その上位3桁を「090X」に変換する。つまり、「010」は「0 901」、「020」は「0902」、「030」は「0903」、「040」 は「0904」、「08」は「0908」、「090」は「0909」と変換す る。
【0039】 その後、変換した旨、例えば「ダイヤルバンゴウヲ11ケタニヘンカンシマシ タ」というような内容を表示部3に表示させて利用者に報知し(S210)、変 換後のダイヤル番号をダイヤル番号記憶装置16へ登録してから(S230)、 本処理ルーチンを終了する。
【0040】 なお、本実施例においては、制御部10が桁数判断手段、番号変換手段及び登 録手段に相当し、操作部2が指令入力手段、番号入力手段及びモード設定手段に 相当する。 このように、本実施例の携帯電話装置1においては、現在用いている10桁の ダイヤル番号を、1999年1月1日午前2時以降に用いる11桁のダイヤル番 号に変換して登録することができる。そのため、例えば利用者が変更前の10桁 のダイヤル番号を入力してそれを登録する場合や、外部から変更前の10桁のダ イヤル番号を受信してそれを登録する場合であっても、装置が自動的に変換して 登録するため、利用者自身がその都度訂正して再度登録させるといった手間も省 け、便利である。
【0041】 また、本実施例の場合には、図3のS180〜S200にてダイヤル番号を実 際に変換する前に、利用者が変換登録を実行するかどうかを最終的に判断するよ うになっている。つまり、S160にて、変換登録を実行して良いかどうかの確 認表示を表示部3に出している。そして、利用者によって「1」が入力された場 合には変換登録が許可され、「3」が入力された場合には変換登録は禁止され、 無変換で登録されることとなる(S230)。これは、次のような事情を考慮し たものである。つまり、ダイヤル番号の登録時は、実際のダイヤル番号の桁数変 更の運用が開始される以前である場合もある。そして、その場合には、実際のダ イヤル番号の桁数変更の運用開始に備えて予め桁数変換して登録したい状況もあ れば、運用開始までは変更前の桁数のままで登録しておきたい状況もある。これ らは利用者個別の事情に基づくものである。したがって、変換登録の必要がある かどうかを登録対象のダイヤル番号毎に判断できれば、必要であれば変換登録を 実行させ、不要であれば変換登録を実行させないようにすることができ、利用者 の便宜が向上する。
【0042】 さらにまた、本実施例の場合には、図3のS130に示すように、自動変更モ ードに設定されていなければ(S130:NO)、変換登録の要件を満たすかど うかの判断(S140,S150)自体を実行せず、そのままのダイヤル番号で 登録するようにしている。そして、この変更モードの設定・非設定は、設定ボタ ン2eを操作することで利用者が任意に行える。そのため、実際のダイヤル番号 の桁数変更の運用開始時点の間近までは、変換の必要性の判断(S140,S1 50)や変換登録(S180〜S220)自体の機能を無効化することができ、 登録処理の所要時間が短縮される。また、このような設定・非設定を切り替える ことができないと、変換させたくない場合、上述した図3の処理によれば利用者 が毎回「3」を入力して(S170:NO)変換しない旨の指令を入力しなくて はならず面倒であるが、このようにモード設定できれば、簡便に行える。
【0043】 ところで、本実施例の携帯電話装置1は、上述した通り、ダイヤル番号記憶装 置16から呼び出したダイヤル番号をダイヤル番号構成部10bに一時的に記憶 し、発呼ボタン2bを操作することで、ダイヤルデータ変換部10aによって発 呼形式の信号に変換して送受信部12を介してロッドアンテナ6から基地局へ送 信することができるようにされている。この場合、ダイヤル番号記憶装置16に 登録されているダイヤル番号は、携帯電話装置用の番号であっても10桁の場合 と11桁の場合が混在している可能性がある。上述したように利用者の都合でそ れらのいずれでも登録可能としたからである。
【0044】 但し、実際に呼び出したダイヤル番号にて発呼しようとする場合、実際のダイ ヤル番号の桁数変更の運用が開始される後においては、11桁に変換されていな いと発呼先の相手を呼び出せないこととなる。逆に、実際のダイヤル番号の桁数 変更の運用が開始される前においては、11桁に変換されて登録されていた場合 には、そのままでは発呼先の相手を呼び出せないこととなる。
【0045】 したがって、10桁と11桁のダイヤル番号が混在している状態であっても、 実際のダイヤル番号の桁数変更の運用開始前であれば自動的に10桁に変換して 発呼し、桁数変更の運用開始後であれば自動的に11桁に変換して発呼できるよ うにすることが好ましい。
【0046】 そこで、必要に応じて変換してから発呼がなされる、携帯電話装置1の制御部 10において実行されるダイヤル番号の発呼処理について、図4のフローチャー トに沿って説明する。 まず、呼出ボタン2bを操作して、ダイヤル番号記憶装置16に登録されてい るダイヤル番号を呼び出す(S310)。この場合、呼び出されたダイヤル番号 はダイヤル番号構成部10bに一時的に記憶されると共に、表示部3に表示され る。
【0047】 その後、発呼ボタン2dが操作されて発呼指令があったことを判断すると(S 320:YES)、続いて、設定状態記憶装置15にアクセスし、現在の設定状 態が自動変更モードであるかどうかを判断する(S330)。 自動変更モードに設定されていない場合には(S330:NO)、ダイヤル番 号構成部10bに一時的に記憶させたダイヤル番号を、変換せずにそのままの番 号でダイヤルデータ変換部10aにて発呼形式の信号に変換し、送受信部12か らロッドアンテナ6を介して発呼し(S400)、本処理ルーチンを終了する。 なお、この発呼の結果、発呼先の相手と接続されればそのまま通話がなされるが その点についての説明は省略する。
【0048】 一方、自動変更モードに設定されている場合には(S330:YES)、次に そのダイヤル番号が11桁であるかどうかを判断する(S340)。ダイヤル番 号が11桁である場合には(S340:YES)、変更日時前かどうかを判断す る(S350)。この判断は、カレンダ機能付き時計装置14にて計時した日時 が1999年1月1日の午前2時0分より前かどうかで判断する。
【0049】 変更日時後であれば(S350:NO)、11桁のままでよいので、そのまま の番号(つまり11桁のまま)で発呼し(S400)、本処理ルーチンを終了す る。 一方、変更日時前であれば(S350:YES)、変更対象のダイヤル番号の 場合は10桁に変換してから発呼する必要があるので、次に、「070」あるい は「090」で始まるダイヤル番号であるかどうかを判断する(S360)。1 1桁であっても「070」あるいは「090」で始まらないダイヤル番号であれ ば変換する必要はないので(S360:NO)、そのままの番号(つまり11桁 のまま)で発呼し(S400)、本処理ルーチンを終了する。
【0050】 そして、「070」あるいは「090」で始まるダイヤル番号であれば変換す る必要があるので(S360:YES)、所定の変換条件に従って11桁を10 桁に変換する(S370)。この11桁から10桁への変換は、上述した10桁 から11桁への変換の場合の逆を行えばよいので、詳しい説明は省略する。
【0051】 その後、変換した旨、例えば「ダイヤルバンゴウヲ10ケタニヘンカンシテハ ッコシマス」というような内容を表示部3に表示させて利用者に報知し(S38 0)、変換後のダイヤル番号で発呼してから(S390)、本処理ルーチンを終 了する。
【0052】 一方、呼び出した登録番号が11桁のダイヤル番号でない場合は(S340: NO)、次に10桁のダイヤル番号であるかどうかを判断する(S410)。ダ イヤル番号が10桁でなければ(S410:NO)、そのままのダイヤル番号で 発呼し(S400)、本処理ルーチンを終了するが、ダイヤル番号が10桁であ る場合には(S410:YES)、変更日時前かどうかを判断する(S420) 。そして、変更日時前であれば(S420:NO)、10桁のままでよいので、 そのままの番号(つまり10桁のまま)で発呼し(S400)、本処理ルーチン を終了する。
【0053】 しかし、変更日時以降であれば(S420:YES)、変更対象のダイヤル番 号の場合は11桁に変換してから発呼する必要があるので、次に、「0X0」で 始まるダイヤル番号であるかどうかを判断する(S430)。11桁であっても 「0X0」で始まらないダイヤル番号であれば変換する必要はないので(S43 0:NO)、そのままの番号(つまり11桁のまま)で発呼し(S400)、本 処理ルーチンを終了する。
【0054】 一方、「0X0」で始まるダイヤル番号であれば変換する必要があるので(S 430:YES)、所定の変換条件に従って10桁を11桁に変換する(S44 0)。この10桁から11桁への変換は、上述した登録処理の場合で詳しく説明 したので、ここでは繰り返さない。
【0055】 その後、変換した旨、例えば「ダイヤルバンゴウヲ11ケタニヘンカンシテハ ッコシマス」というような内容を表示部3に表示させて利用者に報知し(S45 0)、変換後のダイヤル番号で発呼してから(S460)、本処理ルーチンを終 了する。
【0056】 このような発呼処理を実行することで、10桁と11桁のダイヤル番号が混在 している状態であっても、実際のダイヤル番号の桁数変更の運用開始前であれば 自動的に10桁に変換して発呼し、桁数変更の運用開始後であれば自動的に11 桁に変換して発呼できるため、利便が向上する。
【0057】 以上、一実施例について説明したが、次のように様々な態様での実施が可能で ある。 (1)例えば、上記実施例におけるメモリ登録処理(図3)では、図3のS1 80〜S200にてダイヤル番号を実際に変換する前に、利用者が変換登録を実 行するかどうかを最終的に判断するようにしていた。つまり、S160にて、変 換登録を実行して良いかどうかの確認表示を表示部3に出し、利用者によって「 1」が入力された場合には変換登録が許可され、「3」が入力された場合には変 換登録は禁止され、無変換で登録されることとした。
【0058】 しかし、実際のダイヤル番号の桁数変更の運用開始以降においては、変更前に 用いていた10桁のままで登録する意義がほとんどないので、桁数変換した状態 でダイヤル番号を登録することが好ましい。したがって、図5に示すメモリ登録 処理のように、桁数変更の運用開始時点を基準として自動的に変換登録する形態 も考えられる。
【0059】 図5におけるS510〜S550及びS580〜S620は、それぞれ図3に おけるS110〜S150及びS180〜S220と同じ処理である。実質的に 変更したのは、図3のS160,S170の代わりに図5においてはS570の 処理を実行するようにした点だけである。
【0060】 具体的には、図3においてはS150にて変換対象のダイヤル番号であると判 断された場合に、S160にて、変換登録を実行して良いかどうかの確認表示を 表示部3に出し、その後、利用者からの意志を応じた数字入力(1あるいは3) を待り、その結果に応じて変換登録の実行・非実行を決定していた。それに対し て本別実施例の場合には、図5においてS550にて変換対象のダイヤル番号で あると判断された場合に、続くS570にて、実際のダイヤル番号の桁数変更の 運用開始日時以降であるかどうかを判断し、変更日時以降であれば(S570: YES)、変更対象のダイヤル番号を10桁から11桁に変換して登録し(S5 80〜S620)、変更日時前であれば(S570:NO)、そのままの番号で 登録している(S630)。
【0061】 このようにすれば、実際のダイヤル番号の桁数変更の運用が開始された以降に ダイヤル番号を登録する場合、誤って変更前のダイヤル番号が登録対象とされて いても、自動的に桁数変換して登録するため、桁数変換が実施されないことを防 止できる。そして、この場合には利用者の確認がなくても自動的に変換するよう にすれば、手間が省けてなお好ましい。
【0062】 もちろん、利用者の種々の事情を考慮して、図3に示した実施例のように、利 用者の指令に基づく登録と併用してもよい。 (2)また、上記実施例は、携帯電話装置1に適用した例を説明したが、携帯 電話装置(いわゆる携帯電話やPHS用の子機)1に限らず、例えば通信機能を 持つパーソナルコンピュータなどのように電話機能を持たない通信装置であって もよい。つまり、通信相手との間では電話装置のように音声による会話をしても よいし、データ通信だけをしてもよい。 なお、これらは、ダイヤル番号の使用方法として最も一般的である「ダイヤル 番号に対応する通信相手との間で通信を行うために相手を発呼する」ことを前提 とした通信装置への適用であったが、変換登録されたダイヤル番号を用いて所定 のデータ処理を実行するデータ処理装置として実現することもできる。つまり、 ダイヤル番号を用いて通信を実行しなくても、例えば住所録などのように、デー タベースを構築する場合の登録データ(の一つ)がダイヤル番号であってもよい 。この場合は、登録自体が情報処理の内容となる。もちろん、個人や法人に関す るデータの一つがダイヤル番号である場合には、そのダイヤル番号を用いて各種 検索も可能であるため、その検索を実行する情報処理装置としても捉えることが できる。 (3)また、このような桁数変換への対処については、上述した携帯電話システ ムなどのように「3桁のサービス識別番号+7桁の利用者番号」を用いたものだ けでなく、一般の加入電話においても、例えば市外局番の桁数が変更される事態 も想定され、そのような場合には、市外局番も含めたダイヤル番号を現在の10 桁から11桁に変更する必要が出てくる。したがって、その場合も、同様の技術 思想にて対応すればよい。そして、上記実施例では10桁から11桁への変換を 説明したが、当然ながらこれは一例であり、それ以外の桁数であっても、同様の 事情により変換する必要が生じた場合には、同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例としての携帯電話装置の内部構
成を表すブロック図である。
【図2】携帯電話装置を操作部側から見た外観図であ
る。
【図3】携帯電話装置にて実行されるメモリ登録処理を
示すフローチャートである。
【図4】携帯電話装置にて実行される発呼処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】携帯電話装置にて実行されるメモリ登録処理の
別実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…携帯電話装置 2…操作部 2a…数字ボタン 2b…呼出ボタン 2b…登録ボタン 2b…発呼ボタン 2c…呼出ボタン 2d…発呼ボタン 2e…設定ボタン 3…表示部 4…スピーカ 5…マイクロフォン 6…ロッドアンテナ 8…スピーカ 10…制御部 10a…ダイヤルデータ
変換部 10b…ダイヤル番号構成部 11…外部I/F 12…送受信部 14…カレンダ機能付
き時計装置 15…設定状態記憶装置 16…ダイヤル番号記
憶装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録対象のダイヤル番号が所定桁数であ
    るか否かを判断する桁数判断手段と、 この桁数判断手段によって所定桁数であると判断された
    ダイヤル番号が所定の変換要件を満たす場合、予め定め
    られている変換条件に従って前記ダイヤル番号の桁数を
    変換する番号変換手段と、 その番号変換手段によって変換されたダイヤル番号を登
    録用メモリに登録する登録手段と、 を備えていることを特徴とするダイヤル番号変換登録装
    置。
  2. 【請求項2】 変換登録の実行を許可あるいは禁止する
    指令を入力するための指令入力手段と、 表示手段とを備えると共に、 前記桁数判断手段によって所定桁数であると判断された
    ダイヤル番号が所定の変換要件を満たす場合には、桁数
    変換して番号登録してよいかどうかについて利用者から
    の指令を求める内容を前記表示手段に表示し、その後、
    前記指令入力手段より変換登録の実行許可指令が入力さ
    れた場合には、前記登録手段が登録処理を実行するよう
    構成されていること、 を特徴とする請求項1に記載のダイヤル番号変換登録装
    置。
  3. 【請求項3】 カレンダ機能付きの時計手段を備えると
    共に、 前記桁数判断手段によって所定桁数であると判断された
    ダイヤル番号が所定の変換要件を満たし、且つ前記時計
    手段によって計時された日時が、予め定められた番号変
    更日時以降である場合には、前記登録手段が登録処理を
    実行するよう構成されていること、 を特徴とする請求項1に記載のダイヤル番号変換登録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記桁数判断手段及び番号変換手段自体
    の動作実行を許可するモードと禁止するモードとを選択
    設定するためのモード設定手段を備え、 当該モード設定手段によって前記許可モードに選択設定
    されている場合、前記登録手段は、前記登録対象のダイ
    ヤル番号に対する前記桁数判断手段及び番号変換手段に
    よる動作実行の結果に基づいて登録処理を行い、一方、
    前記モード設定手段によって前記禁止モードに選択設定
    されている場合、前記登録手段は、登録対象のダイヤル
    番号に対してそのままの状態で登録処理を行うよう構成
    されていること、 を特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のダイヤル番
    号変換登録装置。
  5. 【請求項5】 利用者がダイヤル番号を入力するための
    番号入力手段を備え、 前記桁数判断手段は、前記番号入力手段によって入力さ
    れたダイヤル番号を前記登録対象として、当該ダイヤル
    番号が所定桁数であるか否かを判断するよう構成されて
    いること、 を特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のダイヤル番
    号変換登録装置。
  6. 【請求項6】 外部からダイヤル番号を受信する番号受
    信入力手段を備え、 前記桁数判断手段は、前記番号受信手段によって受信し
    たダイヤル番号を前記登録対象として、当該ダイヤル番
    号が所定桁数であるか否かを判断するよう構成されてい
    ること、 を特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のダイヤル番
    号変換登録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6いずれかに記載のダイヤル
    番号変換登録装置と、 当該ダイヤル番号変換登録装置によって変換登録された
    ダイヤル番号を呼び出して発呼可能な発呼手段と、 を備えていることを特徴とする通信装置。
  8. 【請求項8】 通信装置自身が携帯電話装置であること
    を特徴とする請求項5記載の通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6いずれかに記載のダイヤル
    番号変換登録装置と、 当該ダイヤル番号変換登録装置によって変換登録された
    ダイヤル番号を用いて所定のデータ処理を実行する処理
    実行手段と、 を備えていることを特徴とするデータ処理装置。
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