JP3051682B2 - 多重色調画像のスクリーン化再現を発生するための方法 - Google Patents

多重色調画像のスクリーン化再現を発生するための方法

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JP3051682B2 JP8322223A JP32222396A JP3051682B2 JP 3051682 B2 JP3051682 B2 JP 3051682B2 JP 8322223 A JP8322223 A JP 8322223A JP 32222396 A JP32222396 A JP 32222396A JP 3051682 B2 JP3051682 B2 JP 3051682B2
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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、原図の電子スクリーニング変
調により多重色調(コントーン)画像のスクリーン化再
現を生成するための方法に関し、さらに詳細には、銀塩
拡散転写法により、リソグラフィック版面を作成するた
めの方法に関する。
【0002】
【発明の背景】多数の再現方法は、少数の画像色調を再
現することができるだけである。例えば、オフセット印
刷又は電子写真印刷法は、2つ色調値、即ち、付着イン
ク又はトナーの有無、を印刷することができるだけであ
る。連続色調を有する画像を再現するために、中間調化
又はスクリーニング技術が使用される。
【0003】中間調技術は、濃度値を、印刷される2進
ドットの幾何学的分布に変換する。眼は、個々の中間調
ドットを見ることができず、そして対応する「空間的に
積分された」濃度値を見るのみである。
【0004】デジタル中間調高再現に対して、レーザー
記録器が、写真フィルム、用紙、又は乾板を具備する結
像要素において中間調ドットを生成するために使用され
る。レーザービームは、線毎にフィルム又は乾板を走査
する。各線内に、レーザービームは、離散位置において
「オン」又は「オフ」に変調される。このようにして、
アドレス指定可能な「格子」は、線と列から形成され
る。
【0005】中間調技術の2つの主要クラスが、グラフ
ィック技術分野における使用のために記載された。これ
らの2つの技術は、「振幅変調スクリーニング又はオー
トタイプスクリーニング」(AMとして略記)と「周波
数変調スクリーニング又は確率的スクリーニング」(F
Mとして略記)として公知である。図1と図2を参照す
ると、図1は、振幅変調において使用される如く、中間
調ドット1において密集されたマイクロドット2を具備
する配置を示し、そして図2は、周波数変調において使
用される如く、マイクロドット2の配置を示す。明確な
理解のために、本出願において使用された関連技術用語
の大部分は、詳細な説明(後述)の冒頭における単独章
において説明される。
【0006】振幅変調スクリーニングにより、特定色調
の印象を共に与える中間調ドットは、固定幾何学的格子
において配置される。中間調ドットのサイズを変化させ
ることにより、画像の種々の色調が、シミュレートされ
る。結果的に、このAM技術はまた、「ドットサイズ変
調スクリーニング」と呼ばれる。図5は、先行技術によ
る実施例を用いて、中間調パターンにおける中間調ドッ
トのサイズの増大が、いかに濃厚な画像を与えるかを示
す。図8.1は、例示のAM中間調ドットを示すが、図
8.2は、該中間調ドットのビットマップ構成を示し、
そして図8.3は、電子メモリにおいてセーブされた
時、該ビットマップの表現を示す。
【0007】該AM中間調技術は、しばしば、高分解能
において感光材料を露光する走査レーザービームからな
るデジタルフィルム記録器と組み合わせて使用される。
一般に「結像要素」と呼ばれる感光材料は、写真フィル
ムであり、後に、刷面が、写真製版技術を用いて準備さ
れる。
【0008】本発明は、さらに具体的には、リソグラフ
ィック版面を準備するための方法に関し、詳細には、結
像要素を情報に関して露光する段階と、その後、拡散転
写法により露光結像要素を処理する段階とを具備するリ
ソグラフィック版面を準備するための方法に関し、付加
的な背景は、以後与えられる。
【0009】リソグラフィック印刷は、ある領域がイン
クを受容し(「親油性」領域と呼ばれる)が、他の領域
はインクを受容しない(「疎油性」領域と呼ばれる)特
別に準備された表面から印刷するプロセスである。親油
性領域は、印刷領域を形成するが、疎油性領域は、背景
領域を形成する。
【0010】2つの基本形式のリソグラフィック版面が
公知である。第1形式、所謂「湿式」版面により、水又
は湿し水とインクが、親水性及び疎水性領域を含む版面
に塗布される。親水性領域は、水又は湿し水でぬらさ
れ、これにより、疎油性にされ、疎水性領域は、インク
を受容する。第2形式のリソグラフィック版面は、湿し
水の使用なしに作用し、「乾式平版」版面と呼ばれる。
この形式の版面は、高インク反発性領域及び親油性領域
とを具備する。
【0011】リソグラフィック版面は、ここで「結像要
素」と呼ばれる、感光性リソグラフィック版面前駆体を
使用して準備される。そのような結像要素は、画像デー
タに応じて露光され、一般に、以後現像され、その結
果、露光及び非露光領域の間にインク受容特性を生ず
る。
【0012】銀塩拡散転写法が公知であり、例えば、米
国特許US2,352,042と、Andre Rot
tとEdith Weyde著の書物”Photogr
aphic Silver Halide Diffu
sion Processes”,The Focal
Press,London and New Yor
k(1972)において記載された。
【0013】上記から、リソグラフィック印刷は、領域
がインクを受容するか又はしないために、2つの色調値
を再現することができるのみである。こうして、リソグ
ラフィック印刷は、所謂「2進」プロセスである。上記
の如く、そのようなプロセスにより連続的に変化する色
調値を有する原図を再現するために、中間調スクリーニ
ング技術が適用される。しかし、小ドットの演色は、後
述される如く重要な問題を提起する。
【0014】レーザーイメージセッターと「直刷記録器
又はプレートセッター」は、レーザービーム走査及び変
調を用いて、グラフィック技術フィルム及び版において
中間調画像を露光する。2進ビットマップ画像によって
表現された中間調レベルの忠実な演色は、画像が、レー
ザービームのガウス強度分布(図3はガウスレーザービ
ームの3次元分布を描写する)と、フィルム及び版材の
感光度特性によって歪められるために、達成するのが困
難である。この歪みは、中間調レベルの演色を変化さ
せ、低色調又はハイライトにおける小ドット(正又は
負)と高色調又はシャドーにおける小ドットは、非常に
小さく演色され(露光過度又は不足)、そして中間調ド
ットは、不均一に印刷されるか又は全く印刷されない傾
向がある。一般に、白領域における黒ドットは、「ハイ
ライト」と呼ばれるが、暗領域における白ドットは、
「シャドー」と呼ばれる。
【0015】この歪みは、小ドットにおいて最も顕著に
なり、この場合、エッジだけでなくドットの濃度もま
た、最適に演色されない。色調スケールの他方の端部に
おいて、小さな非露光領域は、周囲領域を露光する光ビ
ームの影響によってかぶりになる。これは、小ドット又
は小ホールの忠実な演色が極めて困難であることを意味
する。この問題に対する可能な対策に関して、種々の接
近方法が企図された。
【0016】まず、高位又は低位レーザーパワーを加え
ることによる全体補償は、露光過度が小ハイライトドッ
トを大きくするが、小シャドードットを埋め尽くすため
に、受け入れられない。露光不足は、この効果を反転さ
せ、シャドーを開くが、ハイライトを縮小する。露光過
度又は不足の両方は、演色された中間調レベルの数と、
こうしてまた、色調範囲を相当に縮小する。
【0017】第2に、理論的に、最良の結果は、高勾配
と急峻なトウを特徴とするグラフィック技術フィルム又
は版と組み合わせて、各走査分解能に対して最適なスポ
ットサイズを有するレーザービームを使用して獲得され
る。これは、特殊な(所謂「爆発性」)現像技術による
緊密な製造公差とフィルムを有するイメージセッターを
必要とし、作業寛容度を相当に低下させる。
【0018】所謂ユークリッドドット形状を用いて上記
の問題を解決する際の第3接近方法を記載する前に、理
論的に、スクリーンが、事実上任意の形状のドットを生
成するように設計されるが、実際には、一般に四角形状
と楕円形状が使用される。四角ドット形状を具備する中
間調スクリーンを示す図9.1と、楕円ドット形状を具
備する中間調スクリーンを示す図9.2を参照する。
【0019】伝授された如く、上記の問題を解決する際
の第3接近方法は、所謂ユークリッドドット形状を使用
し、Miles Inc.、Agfa of divi
sion社のSelectset and Accus
etシリーズのフィルムレコーダにおいて商用的に応用
される。この接近方法は、「Agfa Balance
d Screening」、簡易名「ABS」と呼ば
れ、ドット成長中中間調ドット形状を制御するための方
法を記載する、例えば、(AGFA社の名義における)
EP 0 454 274 A2によって保護される。
ここでは、ドット形状は、標準二次スクリーン(図9.
1参照)と楕円スクリーン(図9.2参照)の両方に対
して、ドット成長中、0%〜100%に次第に変化す
る。さらに具体的に、ドット成長中、中間調ドットの形
状は、0%の起点での円形から50%の方形まで変化
し、100%において再び円形になる。こうして、ドッ
トは、開始における丸形、丸くされた方形、50%にお
ける方形、再び丸くされた方形、最後に100%におけ
る丸形の形状シーケンスを通して成長する。
【0020】さらに、ユークリッドドット形状のスクリ
ーニングシステムにおいても、小中間調ドットを記録す
る際の欠点が、なお認められる。一貫性のある再現は、
色調スケール(例えば、0〜3%又は97〜100%)
の極範囲において可能ではない。
【0021】上記の説明から、全色調スケールで中間調
ドットの一貫性のある再現を設ける中間調システムに対
する必要性が存在することがわかる。
【0022】
【発明の目的】本発明の目的は、特に画像のハイライト
及びシャドー色調において、階調特性とも呼ばれる、改
良再現特性を有するコントーン画像のスクリーン化再現
を生成するための方法を提供することである。
【0023】また、本発明の目的は、プリントにおける
拡張色調スケール及び該版面の拡張使用可寿命等の、改
良印刷性を有する原図を振幅変調スクリーニングするこ
とにより、版面前駆体からリソグラフィック版面を作成
するための方法を提供することである。
【0024】本発明の一層の目的及び利点は、以後の説
明から明らかになるであろう。
【0025】
【発明の要約】本発明により、多重色調画像のスクリー
ン化再現を生成するための方法において、中間調ドット
において該多重色調画像の色調を表現するスクリーン化
データを獲得するために、該多重画像をオートタイプス
クリーニング(又は振幅変調)する段階と、走査式露光
により結像要素において該中間調ドットを再現する段階
とを具備し、色調スケールの極領域において、該中間調
ドットの形状は、周囲長/表面積の値を最小にすること
によりコンパクトである方法が設けられる。
【0026】本発明により、走査式露光と随意的な現像
段階により、インク受容及びインク反発領域が形成され
るリソグラフィック版面前駆体からリソグラフィック版
面を作成するための方法が設けられる。
【0027】
【実施例】以下に与えられた説明は、5つの章、即ち、
(i)本出願において使用された用語と定義、(ii)最
適化ドット形状を有するオートタイプスクリーニングの
好ましい実施態様、(iii)最適化ドット形状を有する
オートタイプスクリーニングを実現するための好ましい
実施態様、(iv)リソグラフィック版面を作成するため
の好ましい実施態様、及び(v)本発明のさらに他の応
用、を具備する。 (i)本説明において使用された用語と定義の説明 以下の議論を理解するための補助として、明細書とクレ
イムに適用される幾つかの特定用語の意味が説明され
る。
【0028】「原図」は、画像の濃度値(例えば、濃
度、透過性、不透明度等)を表現する情報を含む任意の
(ハードコピー又はソフトコピー)表現である。用語
「原図」はまた、例えば、コンピュータプログラムによ
って構成される、所謂「合成画像」を含む。
【0029】各原図は、簡単には「ピクセル」と呼ばれ
る多数のピクチャー要素から成る。ピクセル数は、主走
査又は高速走査方向Xと副走査又は低速走査方向Yにお
ける空間分解能による。
【0030】「コントーン(又は連続色調)画像」又は
「多重色調画像」は、コントーン原図の明示的(以前に
生成された)又は暗示的(実行中に生成された)デジタ
ルデータによる表現である。コントーン画像は、要素の
マトリックスを具備する。各要素は、C個の異なるコン
トーンレベル値を取ることができ、この場合、可能な値
の数Cは、2よりも大きくなければならない(C>2、
例えば、C=256)。
【0031】「中間調画像」は、コントーン原図のデジ
タルデータによる表現である。中間調画像は、要素のマ
トリックスを具備し、この場合、該要素の可能な値の数
Hは、コントーンレベルの対応する数Cよりも小さい
(H<C)。
【0032】色調(又はグレースケール)における色調
値(又は色調レベル)は、時々「パーセント値」とも呼
ばれる占有度又は割合、あるいは「被覆度」(例えば、
50%の被覆度)に関する。
【0033】用語「結像要素」とは、主に、任意の感光
性材料が意図され、こうして、少なくとも感光層を具備
する。結像要素の非限定例は、銀塩拡散転写材料、ジア
ゾニウム塩又はジアゾ樹脂を含有する材料、光重合性合
成物、及び熱パターンが光源によって生ずる熱モード記
録材料である。ここでは、基体の技術は、特に関連はな
く、例えば、フィルム、用紙、ポリエステル、アルミニ
ウム等を具備する。例えば、結像要素は、版面が後に製
版技術を用いて準備される写真フィルムである。
【0034】「正作用結像要素」とは、(次の節におい
て明確にされる)正結像システムにおいて動作する結像
要素であり、このため、露光強度の減少が生ずる時に、
結像要素における濃度の増大を生じる(例えば、原図に
おける黒領域は、少なくとも随意的な現像の後、結像要
素における対応領域を黒にするために、照明される必要
はない)。
【0035】「正結像システム」は、結像要素が非露光
領域によって形成される結像システムである。
【0036】「マイクロドット」又は「基本ドット」又
は「記録器要素」(一般に”rel”として略記され
る)は、図1、図2、図11及び図15において番号1
5で示され、記録装置における最小の空間的にアドレス
指定可能な単位である。relは、矩形又は六角形、円
形又は方形等の任意の形態を有する。
【0037】原図のオートタイプ変調スクリーニングを
具備するプロセスで処理された写真材料と結合して、オ
ートタイプ変調「中間調ドット」(又は簡単に「ドッ
ト」)は、図1、図5、図8、図12、図14及び図1
5において番号1によって示され、該材料を露光及び処
理した後、該結像要素において演色される画像単位であ
り、マイクロドットの隣接クラスターを具備する。中間
調ドットのサイズは、単一relのサイズに等しいか、
又は幾つかの(密集)relを具備する。中間調ドット
は、任意の形態を有する(後述される図15を参照)
が、通常、その形状は方形又は矩形、あるいはユークリ
ッドである。
【0038】「記録器格子」(又は「格子」)は、アド
レス指定可能な線(又は行)と列の周期構造を具備し、
レーザービームがオン又はオフに変調される分解能を規
定する。
【0039】「スクリーン」(図10.1と図15.6
において番号5により示される)は、結像要素に事実上
適用される2次元周期構造であり、こうして、スクリー
ンは、中間調ドットで満たされた「空」格子を具備する
として解釈される。多くのスクリーンは、スクリーンセ
ル6と呼ばれる、隣接する同一矩形によって形成され
る。スクリーンは、水平軸において位置合わせされ、あ
るいはスクリーンは、特定ラスター角度7の下の結像要
素に適用される(図10.1〜図10.4を参照)。
【0040】中間調ドットは、演色システムによって生
ずる結像要素におけるスポットの中心である(図10.
3、図14.1と図14.2において番号3によって示
される)「ドット中心」を有する。
【0041】「ドットパターン」は、(2つのドット中
心を連結する最短線の方向に沿って測定された)「角
度」、(スクリーン角度の方向において測定された、測
定単位当たりのドット中心の数によって規定された)
「スクリーン罫線」、及び(通常所謂「スポット関数」
によって制御された)小(例えば0%)乃至大(例えば
100%)に成長する時のドットの形状によって規定さ
れる。
【0042】(ii)最適化ドット形状を有するオートタ
イプスクリーニングの好ましい実施態様 本発明の好ましい実施態様により、多重色調画像のスク
リーン化再現を生成するための方法は、中間調ドットに
より、該多重色調画像の色調を表現するスクリーン化デ
ータを獲得するために、該多重画像をオートタイプスク
リーニング(又は振幅変調)する段階と、走査露光を用
いて、結像要素において該中間調ドットを再現する段階
とを具備し、この場合、とりわけ色調スケールの極領域
において、中間調ドットの周囲は、あまり長くはない
が、代わりに、該中間調ドットの形状が「コンパクト」
である如く、好ましくは短い。
【0043】できる限り明確であるために、上記で公式
化された解法は、幾つかの異なる段階において説明され
る。まず、変化する被覆度の関数においてドットの形状
と成長に関する一般開始点として、いろいろな濃度(例
えば、10%〜55%)においてドットの先行技術の実
施例を示す図12を参照する。市松模様パターン又は
「チェックボード」は、濃度50%において出現する。
第2の例において、ハイライト又はシャドーのいずれか
を具備する、色調スケールの極ゾーンにおいて、変化す
る被覆度の関数においてドットのより実際的な形状と成
長を綿密に調べる(即ち、ABSTM)。ここで、12
00dpiのアドレス可能性(又は記録器分解能)、1
20lpiの罫線(又は線条)、45°と15°のラス
ター角度におけるオートタイプスクリーニングの(ほぼ
22xの因子により拡大された認知性の向上のための)
結果を表現する、図13.1a〜図13.5bからなる
図13を参照する。適切なラベルにより図面において示
された如く、図13.1(aとb)は、1%の被覆度に
おいて結果を表現し、図13.2(aとb)は、2%の
被覆度において結果を表現し、最後に、図13.5(a
とb)は、5%の被覆度において結果を表現する。
【0044】図13から、多数の実験的な事実が、なか
んずく、(ABSの如く、最近の先行技術においてさ
え)、ドット形状は、色調スケールで一定ではなく、色
調スケールにおける小変化(例えば、1%〜2%又は2
%〜3%)についても一定ではなく、同一被覆度である
が種々の角度(例えば、45°又は15°の下の1%)
においても一定ではなく、同一被覆度であるが同一角度
(例えば、45°の下の1%又は15°の下の5%)に
おいても一定ではないことは、非常に明らかになる。ま
た、先行技術において、印刷ドットの面積対周囲比率
は、一定でないことが、非常に明確に見られる。
【0045】技術における当業者にとって、ドット形状
における上記の差異は、より高いアドレス可能性が使用
されるならば、明白さはうすれるが、それにも拘わら
ず、それらは、本質的に存在する。比較実験が発明者に
よって行われたが、結果のグラフは、本文の容量を縮小
し、読者を困惑させないために、本説明から省略され
る。
【0046】第3の事例において、発明者達は、(図1
5.1〜図15.12において示された)中間調ドット
の幾つかの実験形状において多数の比較実験を実施し
た。専用実験の一層の説明において、図15.1、図1
5.2、図15.4、図15.5、図15.8、図1
5.9、図15.10において示されたドット形状に主
に注目する。図15.3、図15.6、図15.7、図
15.11と図15.12において示されたドット形状
における実験の結果は、発明者の実験室において利用可
能であるが、本文の容量を縮小し、読者を困惑させない
ために、本説明から省略される。
【0047】さらに他の事例において、図15のドット
形状は、比較実験において有効に使用され、その結果
は、図16と図17を参照して議論される。
【0048】図16において、7つの異なるドット形状
を有する(即ち、図15.1、図15.2、図15.
4、図15.5、図15.8、図15.9、図15.1
0において示されたと同一)が、(9×9の可能なマイ
クロドットを具備する配列における8つの有効に記録さ
れたマイクロドットから生ずる)9.9%の共通直線出
力を有する実験が、(識別性のために)3600dpi
の高分解能において、(AGFA−GEVAERTから
商業的に利用可能な)フィルム材料SFP812Pにお
いて実施された。
【0049】横座標において、イメージセッターの幾つ
かの強度設定が、示される(相対値60〜106の範
囲)。縦座標において、処理済フィルムにおいて(濃度
計Macbeth TR 924で測定され、所謂Mu
rray−Daviesの公式によって再計算された)
%黒が、(3.0〜15.0%の範囲で)示される。所
謂Murray−Daviesの公式(”Monoch
rome Reproduction in Phot
oengraving”,J.FranklinIns
titute,june 1936,vol.221,
pp.721−744)とは、
【0050】
【数1】
【0051】ここで、%黒は、中間調ドットのパーセン
ト面積を表現する。 Dt=色彩の測定濃度 Ds=ベタの測定濃度 Db=(下地と存在するならば随意的なかぶりを含む)
基材において測定された測定濃度 該グラフから、多数の事実、なかでも、「%黒」で表さ
れた被覆度の最終結果は、イメージセッターの強度設定
によって高度に影響され、そしてこの影響は、適用ドッ
ト形状に高度に従属することが結論される。実験結果を
より明確にすると、色調スケールの下側被覆範囲におい
て、ドット形状15.1と15.2は、(露光量におい
て最も広いラチチュードを有することにより)従属性の
低いものになり、それらは、最も正しい(9.9%の所
望出力が、ここでは9.8%と9.6%の印刷材料にお
ける非常に近い%黒によって近似されることを意味す
る)ことが結論される。また、ドット形状15.1と1
5.2において、中間調ドットの周囲は、あまり長くは
なく、代わりに、好ましくは短く、該中間調ドットの形
状は、「コンパクト」であると言われ、それらは、周囲
又は円周長/表面積の値は最小であることを意味する
(この比率は、完全に一定である必要はない)ことが述
べられる。
【0052】明らかな理解のために、別の顕著な結果、
即ち、(例えば15.1と15.2の如く)「等コンパ
クト」ドット形状内さえも、高速走査方向においてコン
パクトなドット形状(これらの実験において、走査露光
は、「水平」方向においてレーザーを使用して実施され
た)は、ずっと良い結果を与える(例えば、ドット形状
15.1は、ドット形状15.2よりも好ましい)。
【0053】色調スケールの最高領域におけるアナログ
比較実験の結果は、図17において示される。ここで、
直線出力は、90.1%に達する(総数8×8の可能な
記録可能マイクロドットにおいて8つの非記録マイクロ
ドットから生ずる)ことを意図される。図16の前者の
結果は、本図17によって同様にして持続されるように
見える。
【0054】前述の如く、本概念は、ドット利得による
暗色彩とドット損失による明色彩における色調範囲の損
失を最小にするために発展された。本発明のさらに好ま
しい実施態様において、色調スケールの該極領域は、1
5%被覆度よりも低いハイライト色調及び/又は85%
被覆度よりも高いシャドー色調を具備する。
【0055】図16と図17に関して、本発明のさらに
好ましい実施態様において、該中間調ドットの形状は、
正方形又は矩形である。
【0056】本発明の代替的な好ましい実施態様におい
て、該中間調ドットの形状は、(好ましくは高速走査方
向において)円形又は楕円である。もちろん、楕円形状
は、中間調ドットが十分なマイクロドットを具備するな
らば、実施される。例えば、中間調ドットが、4つのマ
イクロドットを具備するならば、楕円形状は、達するの
が困難である(しかし、正方形の形状は、容易に達せら
れる)。
【0057】本発明の別の好ましい実施態様において、
該中間調ドットの形状は、全色調スケールで一様であ
り、これは比較実験によって持続され、実験の結果は、
図18と図19のグラフにおいて与えられる。
【0058】図18と図19に共通なことは、次の実験
条件である。十分に較正されたイメージセッターSel
ectset Avantraにおいて、He Ne
Red LDフィルムSFP812が、オートタイプス
クリーニングABS(バージョン10.2)によって3
600dpiと150lpiにおいて露光され、OLP
E G101Cに従って処理された。横座標は、強度設
定(任意の単位)を与え、縦座標は、0.01D精密濃
度計Macbeth形式TRb924で測定され、所謂
Murray−Davies方程式によって再計算され
た%黒を与える。図18と図19の両図において、「正
しい」グラフ上の点を連結する「正しい相互連結線」9
5が、引かれ、これらの点において、(露光量に対して
コンピュータにおいてプログラムされた如く)所望の
「点%」は、露光済フィルムにおいて測定された如く)
有効な「%黒」と一致することを意味する。
【0059】図18の実験において、ABSスクリーニ
ングが使用されたが、図19の実験においては、矩形ド
ット形状のみが使用された。図18は、正しい相互連結
線95は、直線ではなく、(厳密に)垂直でもなく、中
色調でもなく、色調スケールの極端でもないことを示
す。これらの実験は、こうして、本発明に関する先行技
術の主要問題を明確に示す。今、図19は、正しい相互
連結線95は、ずっと直線で、ずっと垂直であり、色調
スケールの極端でもある。スクリーニングと印刷の実施
において、+−0.5LogHの小さな作用公差を受け
入れるならば、正しい相互連結が、直線かつ垂直の基準
に非常に良く当てはまる。
【0060】これらの実験は、こうして、本発明に関す
る先行技術の主要問題への解法を明確に示す。
【0061】本発明のさらに好ましい実施態様におい
て、色調スケールの極ゾーンにおいて、該中間調ドット
の中心は、わずかに変化され、好ましくは、中間調ドッ
トの中心の正確な位置よりも中間調ドットの良好な形状
を得る。この場合、ハイライトゾーンとシャドーゾーン
において、意図的な位相調整が導入され、ある不整合
が、理論及び実ドット中心の間に創成され、創成対理論
中間調ドットスクリーンの「局所位相歪み」として見ら
れる。図14は、各中間調ドットが、正確に同数のマイ
クロドット、例えば4つのマイクロドット、を具備する
としても、2つの中間調ドットの重力中心が、いかに異
なるかを示す。図14.1は、(スクリーン格子の幾何
学的設計に基づいた)理論的ドット中心3.thと先行
技術による(所謂スポット関数に基づいた)実ドット中
心3.prを示す。図14.2は、中間調ドットが、本
発明によりコンパクトにされた後、さらに詳細には、中
間調ドットが正方形にされた後、シフトされたドット中
心3.cpを示す中間調ドットを示す。
【0062】(iii)最適化ドット形状を有するオート
タイプスクリーニングを実現するための好ましい実施態
様(装置) 本発明による結像要素の走査露光の変調をより周到に説
明するために、露光システム自体に注目する。図6は、
本発明による方法において使用される平台形走査装置を
概略的に示すが、図7は、本発明による方法において使
用される内部ドラム形走査装置を概略的に示す。
【0063】露光段階は、結像要素70が感光性である
波長を有する変調書込み光ビームを発生することと、書
込み光ビーム60で第1走査方向Xにおいて結像要素7
0の表面を走査するために移動鏡80に書込み光ビーム
60を指向させることとを含む。基準光ビーム65が発
生され、書込み光ビーム60と同時に移動鏡80へ指向
され、基準光ビーム65で第1走査方向Xにおいて光検
出要素75の表面を走査する。書込み光ビーム60と基
準光ビーム65は、同一の移動鏡80によって偏向され
るために、光検出要素75に注ぐ基準光ビーム65は、
結像要素70の表面における書込み光ビーム60の位置
を指示する同期信号を発生させる。書込み光ビーム60
は、変調され、結像要素70は、光検出要素75によっ
て発生された同期信号に応答して、第2走査方向Yにお
いて移動される。このようにして、移動鏡80の表面又
はその移動における欠陥が、説明される。
【0064】書込み光ビーム60は、走査プロセスの進
行とともに変調され、結像要素70を情報に関して露光
する。基準光ビーム65は、変調されず、一定強度であ
る。
【0065】ドラム形走査装置(内部ドラム、外部又は
回転ドラムのいずれか)において、該基準光ビームは、
通常、符号化及び復号化システムによって置き換えられ
る。簡単性のために、図7において、符号器は、示され
なかった。
【0066】画像が、図6又は図7において示された如
く、走査装置によって走査されるならば、画像情報は、
通常、0(例えば、ベタ色調)と255(例えば、白)
の間の色調又はグレー値に変換される。しかし、合成中
間調結像要素70に対して、わずかに2つの可能な状態
がある。画像領域は、黒(即ち、印刷)又は白(即ち、
非印刷)のいずれかである。スキャナーによって生成さ
れた連続色調信号(0〜255)は、このため、2進値
(1又は0)に変換されなければならない。最も簡単な
可能性は、あるしきい値よりも上のすべてのグレー値を
1で符号化し、残りを0で符号化するものである。この
ようにして、画像情報の一部は失われることは明らかで
ある。
【0067】今、所謂「中間調ジェネレータ」を示す図
11に注目すると、2進記録装置(例えば、イメージセ
ッター)と組み合わせたオートタイプスクリーニングを
実行する回路を具備し、本発明における使用のために適
する中間調方法を実現する。まず、この回路の異なる構
築ブロックについての基本情報が、与えられ、その後、
その動作が説明される。
【0068】この中間調画像ジェネレータ90は、記録
器格子のすべての位置毎に、ピクセル値をスクリーンし
きい値と比較することに基づく。結果により、記録器要
素又はマイクロドットが、「オン」又は「オフ」にされ
る。
【0069】ブロック10(時々、「コントーン画像」
又は「ピクセルマップ」と呼ばれる)は、画像のコント
ーンドット値を含むメモリブロックである。典型的に、
これらは、8ビット値であり、N線、M列として編成さ
れる。各コントーン又は多重色調画像ピクセルは、アド
レスと画像信号の情報を担う。ブロック20(一般に
「中間調画像」又は「ビットマップ」と呼ばれる)は、
ブロック10と同一のレイアウトを有するメモリブロッ
クであり、この場合、中間調ピクセル値が記憶される。
2進記録装置の場合において、すべての中間調ピクセル
語は、1ビットの長さを有する。ブロック50は、基
板、例えば、写真フィルムを画像露光することができる
装置であるか、又はブロック20における情報を使用す
るリソグラフィック版面である。中間調ピクセル値への
コントーンピクセル値の変換は、ブロック25において
行われ、しきい化動作に基づく。
【0070】さらに詳細には、図11による装置は、次
のように動作する。記録器アドレスカウンター30は、
中間調記憶(又はビットマップ)内に部分又は全体的に
記憶される中間調画像20によって占有された領域を占
有するために、すべての可能な組み合わせ又はアドレス
(i,j)を発生する。コントーン画像10は、画像記
憶(又はピクセルマップ)において記憶されるが、多
分、記録器格子4における中間調画像20の必要なスケ
ール及び定位とは異なる定位及びスケールで記憶され
る。このため、記録器アドレスカウンター30からのi
カウンターとjカウンターは、スケール化及び回転ユニ
ット35においてスケール化及び回転変換を受ける必要
がある。このユニット35の入力は、iカウンター及び
jカウンター値であり、出力は、通常0〜255の8ビ
ット値であるコントーンピクセル値12を有するコント
ーン画像10内のコントーンピクセル11をアドレス指
定するアドレス(x,y)である。コントーンピクセル
値12は、比較器25に送られる。同時に、アドレス
(i,j)は、「モジュロタイルサイズユニット」40
に送られる。好ましい実施態様において、しきいマトリ
ックス45は水平及び垂直次元において周期的であるた
めに、幾つかの中間調ドットを具備する完全なスクリー
ニング関数又はしきいマトリックスの唯一のテンプレー
トが、記憶されなければならず、そして(i,j)座標
は、ブロック40において示された、iとjにおけるモ
ジュロ演算によって[0..TS)に還元される。TS
は、タイルサイズであり、しきいマトリックス45の幅
と高さを与える。結果のi’=mod(i,TS)値と
j’=mod(j,TS)値は、しきいマトリックス4
5において、しきい値48をアドレス指定し、比較器2
5内のコントーンピクセル値12と比較される。この比
較の結果として、記録器要素又はマイクロドット2は、
「オン」又は「オフ」にされる。図11において記載さ
れた回路の動作についてのさらに多くの情報は、(MI
LES Inc,に譲渡された)US5,155,59
9において見いだされる。マイクロドット2の「オン」
又は「オフ」状態による信号は、SelectSet
Avantra25の如く、イメージセッター50の露
光ビームを駆動するために送信される。SelectS
et Avantraは、Miles Inc.Agf
a Devision in Massachuset
ts(U.S.A.)の商品名である。
【0071】光ビームは、Agfa−Gevaert
N.V.、Mortsel,Belgiumによって販
売される形式SFP812pのグラフィックフィルムを
露光する。中間調画像により変調された光ビームによる
露光の後、フィルムは、現像及び乾燥される。このフィ
ルムは、結像要素とも呼ばれる感光性リソグラフィック
版面前駆体と接触して露光される。結像要素は、一般
に、その後現像され、その結果、露光及び非露光領域の
間にインク受容特性を生ずる。
【0072】本発明による画像露光は、例えば、陰極線
管(CRT)、発光ダイオード(LED)又はレーザー
を用いて、あるいはファイバーオプティック伝送システ
ムに関する光源を使用することにより、走査露光により
行われる。
【0073】本発明に関連して使用されるレーザーの例
は、例えば、HeNeレーザー、アルゴンイオンレーザ
ー、半導体レーザー、YAGレーザー、例えば、Nd−
YAGレーザー等である。
【0074】本発明のさらに好ましい実施態様におい
て、該走査露光は、該走査露光中、結像要素を横切って
連続又は不連続的に移動する露光ユニットによって実施
される(図6と図7を参照)。
【0075】(iv)リソグラフィック版面を作成するた
めの好ましい実施態様 本発明によるさらに好ましい実施態様において、結像要
素は、感光層を含む。さらに具体的には、本発明による
画像状露光は、例えば、版面前駆体(所謂コンピュータ
版面)上の該スクリーン化データにより直接にレーザー
を用いて、走査式露光により進められるか、又はそれ
は、まず、高コントラストの中間写真フィルム、一般
に、高コントラストハロゲン化銀フィルムを、該スクリ
ーン化データに応じて、露光し、それから、リソグラフ
ィック版面前駆体を、カメラ露光又は接触露光における
従来の光源で露光するためのマスクとして、結像された
写真フィルムを使用することにより行われる。そのよう
な中間写真フィルム(結像要素として)の例は、商品名
AGFASTARの下でAgfa−Gevaert N
Vによって販売される。
【0076】感光性リソグラフィック結像要素の例は、
例えば、EP−A−410500、EP−A−4834
15、EP−A−423399において開示された(一
般にDTRと呼ばれる)銀塩拡散転写材料であり、結像
要素は、例えば、EP−A−450199において記載
された如く、ジアゾニウム塩又はジアゾ樹脂を含有する
感光層を有し、そして結像要素は、例えば、EP−A−
502562、EP−A−491457、EP−A−5
03602、EP−A−471483とDE−A−41
02173において記載された如く、感光性樹脂組成を
含有する感光層を有する。
【0077】本発明によりコントーン原図からリソグラ
フィック版面を作成するための好ましい方法は、こうし
て獲得された画像状露光済結像要素を現像する付加段階
を具備する。
【0078】DTRプロセスを用いてリソグラフィック
版面を獲得するための一つのプロセスは、所与の順番
で、粒状の陽極酸化アルミニウムホイルの如く親水性表
面を有する支持物と、物理的現像核の層と、ハロゲン化
銀エマルジョン層とを具備する結像要素を使用する。そ
のような結像要素の例は、商品名LITHOSTARの
下でAgfa−Gevaert NVによって販売され
る。本実施態様の結像要素は、現像剤とハロゲン化銀溶
剤の存在において、現像段階を伴った走査露光を使用し
て結像され、その結果、銀画像が、物理的現像核層にお
いて形成される。続いて、ハロゲン化銀エマルジョン層
と任意の他の随意層が、結像要素を水洗いすることによ
り除去され、その結果、銀画像が露光される。最後に、
銀画像の疎水性特性が、好ましくは、疎水化剤を具備す
る仕上げ液を使用して改良される。該現像についてのさ
らに技術的な詳細は、例えば、EP−A−93.20
1.305.5とUS−SN−08/303,670
(両方共Agfa−Gevaertの名義)において見
いだされる。
【0079】第2形式のモノシートDTR材料は、支持
物上に、所与の順番で、ハロゲン化銀エマルジョン層
と、物理的現像核、例えば、PdSの如く重金属硫化物
を含有する画像収容層とを具備する。画像収容層は、好
ましくは、結合剤がなく、又は30%重量を超えない量
において親水性結合剤を含有する。画像状露光に続い
て、モノシートDTR材料は、例えば、ヒドロキノン形
式及び/又はピラゾリドン形式の現像剤と、例えば、チ
オシアン酸塩の如くハロゲン化銀溶剤の存在において、
アルカリ処理液を使用して現像される。続いて、板表面
は、中和液で中和される。この形式のモノシートDTR
材料と適切な処理液の構成についての詳細は、例えば、
EP−A−423399、US−P−4501811及
びUS−P−4784933において見いだされる。こ
の形式のリソグラフィック版面前駆体は、商品名SET
PRINTとSUPERMASTERの下でAgfa−
Gevaert NVによって販売される。
【0080】また、該走査式露光は、実結像要素に応じ
て、可視スペクトル又は赤外スペクトル又は紫外スペク
トルを有する光源によって実施される。DTR処理のた
めに適する結像要素は、一般に、結像要素の性質によ
り、400〜800nmの範囲内に最大感度を有する。
こうして、LITHOSTAR LAP−Bは、約49
0nmにおいて最大感度を有し、LITHOSTAR
LAP−Oは、約550nmにおいて最大感度を有し、
そしてSUPERMASTER結像要素はまた、約55
0nmにおいて最大感度を有する。こうして、書込み光
ビーム60は、好ましくは、450〜600nmの如
く、400〜800nmの範囲内に波長を有する。
【0081】本発明による方法において使用される結像
要素の感度スペクトルは、すでに述べたEP−A−9
4.203.326.7において見いだされる。
【0082】代替的に、リソグラフィック版面は、リソ
グラフィック結像要素として「熱モード」記録材料から
準備される。画像データによる熱パターンの適用と随意
的な現像により、そのような熱モード記録材料の表面
は、インク受容及びインク反発領域が生成される。熱パ
ターンは、レーザーの如く光源によって生ずる。熱モー
ド記録材料は、光を熱に変換することができる物質を含
む。リソグラフィック結像要素を作成するために使用さ
れる熱モード記録材料は、例えば、EP−A−9220
1633、DE−A−2512038、FR−A−14
73751、1980年4月の研究開示19201と1
992年1月の研究開示33303において記載され
る。
【0083】比較実験において、本発明は、例えば、プ
リントにおける拡張色調スケール、特に印刷コピーの数
の関数における該スケールの下側範囲において、色調値
の小損失等の、改良印刷特性を有するリソグラフィック
版面を作成するための方法を提供する。
【0084】本発明の幾つかの顕著な利点を明確に示す
ために、幾つかの実験の結果が議論される。
【0085】発明者達は、(図20.1〜図20.5b
において示された)中間調ドットの16個の実験形状に
ついての多数の比較実験を実施した。専用実験の一層の
説明において、図20.4〜図20.4.dにおいて示
されたドット形状に主に注目する。図20.1〜図2
0.3.dと図20.5〜図20.5bに示されたドッ
ト形状についての実験の結果は、発明者の実験室におい
て利用可能であるが、本文の容量を縮小し、読者を困惑
させないために、本説明から省略される。
【0086】さらに他の事例において、図20.4〜図
20.4dのドット形状は、こうして、比較実験におい
て有効に使用され、その結果は、図21を参照して議論
される。
【0087】図21において、5つの異なるドット形状
での実験(即ち、図20.4〜図20.4dにおいて示
されたものと同一)が、1200dpiの分解能におい
て実施された。
【0088】比較版面Lithostar LAP−O
が、緑色HeNeレーザー(593nm)で修正された
イメージセッターSelectSet 7000におい
て露光され、その後、Agfa−Gevaert NV
から利用可能な現像液G5000Bと仕上げ液G530
0Bを含む適切な処理液で現像装置Lithostar
LP82において現像された。
【0089】版面は、Dahlgren湿し装置を装備
した従来の印刷機Heidelberg GTO52に
おいて印刷された。使用インクは、K+E 171であ
り、湿し水は、100%Rotafluid(Rota
printから市販される)であった。プリントは、9
0g/m2のマット被覆紙において為された。印刷機の
較正中、ベタ領域における1.75の濃度(FOGRA
標準)が維持された。
【0090】図20と図21において記載された比較実
験によって獲得されたプリントにおいて、ドットのサイ
ズが、事実上評価され、そして濃度が、Murray−
Davies公式に従い、Macbeth RD918
濃度計で測定された。
【0091】35000枚の印刷の後、次の結果が、
(なかでも)観察された。少なくとも1200dpiに
おいて、(ここでは図20.4により示された)正方形
ドット形状が、特に印刷コピーの数の関数において該ス
ケール(ここでは、例えば、約8%)の下方範囲におい
て、色調値の小損失を含む最良の印刷結果を与える。
【0092】図4.1〜図4.2は、最も近い先行技術
ABS(図4.1)と本発明(図4.2)により実施さ
れた45°と15°の下の1200dpi−120lp
iにおける比較オートタイプスクリーニングの拡大図を
表現する。さらに詳細には、図4.1a〜図4.2b
は、1200dpiのアドレス可能性、120lpiの
罫線、及び45°と15°のラスター角度の(ほぼ22
×の因子だけ拡大された認知性の向上のための)結果を
表現する。図4.1(aとb)は、(図13を参照した
前述の)オートタイプスクリーニングの既知の方法AB
Sにより、4%の被覆度において結果を表現するが、図
4.2(aとb)は、本発明によるオートタイプスクリ
ーニングの後に、4%の被覆度における結果を表現す
る。
【0093】この図4から、ドット形状は、今、一定で
あり、印刷ドットの面積対周囲比率は、種々の角度の下
(例えば、45°又は15°の下等)、今、最小である
ことは、非常に明らかである。
【0094】本発明のさらに好ましい実施態様におい
て、種々のコンパクトなドット形状の専用混合は、特定
の色調レベルを表現するために適用される。中間調ドッ
トが、理論的に、正確に41個のマイクロドットを含む
とするならば、厳密な矩形ドット形状が、保証されな
い。今、本実施態様において、例えば、40個のマイク
ロドットを具備する例えば矩形中間調ドットと42個の
マイクロドットの矩形中間調ドットの平衡混合は、41
個の(理論的)マイクロドットに対応する色調レベルを
演色するべきである。
【0095】本発明の別の好ましい実施態様において、
コンパクトなドット形状の専用のずれは、色調スケール
の良好に規定された領域において受け入れられ、特定色
調レベルを表現する。そのため、本実施態様において、
全色調スケールでの実ドット形状のすべてが、理論的な
矩形であるわけではない。
【0096】前述の節を考慮して、中間調ドット内に含
まれた理論的なマイクロドット数は、公式
【0097】
【数2】
【0098】によって与えられる。
【0099】上記で、色調スケールの極領域は、主に、
15%被覆度よりも低いハイライト色調及び/又は85
%被覆度よりも高いシャドー色調を具備する。
【0100】さらに他の実施態様において、中間調ドッ
トは、少なくとも16個のマイクロドットを具備する。
さらに第2の実施態様において、中間調ドットは、少な
くとも10個のマイクロドットを具備する。さらに第3
の実施態様において、中間調ドットは、少なくとも4個
のマイクロドットを具備する。
【0101】さらに他の好ましい実施態様において、該
結像要素は、走査露光と現像段階により、インク受容及
びインク反発領域を有するリソグラフィック版面前駆体
である。
【0102】本発明のさらに好ましい実施態様におい
て、該リソグラフィック版面前駆体は、ハロゲン化銀エ
マルジョン層と、物理的現像核の層を含む画像収容層と
を含み、この場合、該走査露光に続いて、該リソグラフ
ィック版面前駆体は、現像剤とハロゲン化銀溶剤の存在
において、アルカリ処理液を使用して現像される。
【0103】本発明のさらに好ましい実施態様におい
て、該版面前駆体は、支持物の親水性表面上に、所与の
順番で、物理的現像核の層と、ハロゲン化銀エマルジョ
ン層とを含み、この場合、該走査露光に続いて、該リソ
グラフィック版面は、現像剤の存在におけるアルカリ処
理液とハロゲン化銀溶剤を使用して現像され、続いて、
該現像済版面前駆体を処置し、該画像収容層の上部にお
ける層を取り除き、これにより、該画像収容層において
形成された該銀画像を取り出す。
【0104】本発明のさらに好ましい実施態様におい
て、支持物の該親水性表面は、粒状の陽極酸化アルミニ
ウムホイルを具備する。
【0105】本発明のさらに好ましい実施態様におい
て、版面は、前述の方法のいずれかによって獲得され
る。
【0106】(v)本発明の一層の応用性 この発明において記載された方法は、小さな露光領域の
選択的補正により、小ドットの忠実な演色を改良し、こ
うして、高勾配を有する緊密に制御されたスポットサイ
ズ又は材料の必要性を除去する。これは、この発明にお
いて記載された補正方法が、安価なレーザー記録器の出
力品質を改良し、グラフィック技術フィルムの急峻な勾
配及び短いトウ特性を有さない露光板を、板露光システ
ムに割り当てるために適用されることを意味する。とり
わけ最終プリントにおける色調範囲の不十分な品質の問
題は、特にエッジ先鋭度の欠陥に感応的な結像要素で生
ずることが注目される。
【0107】前述の説明から明らかになる如く、小ドッ
ト(ハイライト参照)又は小ホール(シャドー参照)の
みを調整し、大ドット(中色調参照)に影響を有さない
選択的ひずみ補正が、最適数の色調レベルがフィルム、
紙又は板において獲得される如く、中間調演色を改良す
ることができる。本発明は、ドット損失による明色合い
とドット利得による暗色合いにおいて色調範囲の最小損
失を有するコントーン画像のスクリーン化再現を生成す
るための方法を設ける。それはまた、最適数の色調レベ
ルがフィルム又は板において獲得される如く、改良され
た中間調演色を設ける。
【0108】本発明の技術的特徴により、再現の色調演
色が、印刷プロセスの開始からの如くより予測可能であ
り、印刷色の持久性は、出力画像における品質の損失な
しに、実質的に増大されるという都合の良い効果がま
た、達成される。
【0109】いろいろな修正は、発明の範囲に反するこ
となく、本開示の教示を受けた後、技術における当業者
にとって可能になる。
【0110】例えば、本発明による方法において、該走
査露光は、レーザーを使用して、又はLEDを使用し
て、あるいはファイバーオプティック伝送システムでの
光源を使用して実施される。
【0111】図11において示された中間調ジェネレー
タの説明に関して、同一保護範囲内の別の実施態様にお
いて、コントーン画像10は、スケール化及び回転ユニ
ット35が余分であり、各コントーンピクセル11が、
(i,j)アドレスによって直接にアドレス指定される
如く、スクリーニングが有効に開始する前に正しい定位
及びスケールにされる。
【0112】本発明に関するイメージセッターにおい
て、所謂「ラスター画像プロセッサ」(RIP)は、露
光ユニットに個別走査線として情報を送信する前に、色
調値を表現する、2進ビットマップ画像を、メモリにお
いて作成する。ビットマップ画像における負又は正の小
ドット領域は、RIPのビットマップ生成機能において
(ソフトウェア又はハードウェア実現により)包含され
る特殊アルゴリズムによって容易に検出される。
【0113】コントーン画像信号は、好ましくは、0〜
255(又は1〜256)の値を有するが、中間調画像
信号は、好ましくは、低値(一般にわずかに2)を有す
る。しかし、例えば、処理される画像は、1ビット/ピ
クセル純2進中間調画像ないし10又は12(又はさら
に多くの)ビット/ピクセル/色の範囲を取り、高品質
コントーン画像を表現する。
【0114】カラー画像の場合に、上記のスクリーニン
グプロセスは、画像の各色分解において行われる。好ま
しくは、カラー画像は、黄、マゼンタ、シアン及び黒成
分において分離される。これらの各成分は、それから、
スクリーニングされ、本発明による4つのリソグラフィ
ック版面前駆体を画像状に露光するために使用される。
各色分解に対して一つの、4つのリソグラフィック版面
が、こうして獲得される。それから、色分解は、4つの
板を使用して、リソグラフィック印刷機において登録し
て重ね合せて印刷される。
【0115】本説明は、主に矩形又は正方形スクリーン
セルを議論したが、技術における当業者にとっては、平
行四辺形スクリーンセル又は6角形あるいは偏菱形形状
を有するスクリーンセルも、本発明の方法により適用さ
れる。
【0116】なお、スクリーンセルの6角形、偏菱形及
び他の形態は、例えば、”Digital halft
oning”,R.Ulichney,MIT−Pre
ss,Chambridge(U.S.A.)ーLon
don(G.B.),1987において記載されるが、
多角形ラスター化における三角形の使用は、例えば、W
O94/10647(出願者S−MOS System
s Inc.)において開示される。
【0117】本説明は、主に、リソグラフィック版面に
向けられたが、他の技術分野内の出願も、例えば、フレ
キソ印刷、スクリーン印刷、電子印刷等、可能である。
電子写真において、上記の結像要素は、光導体である感
光層を含む。
【0118】本発明は、正結像システムと負結像システ
ムに適用される。
【0119】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
【0120】1.多重色調画像のスクリーン化再現を発
生するための方法において、中間調ドットにおいて該多
重色調画像の色調を表現するスクリーン化データを獲得
するために、該多重画像をオートタイプ(又は振幅変
調)スクリーニングする段階と、走査式露光を用いて結
像要素において該中間調ドットを再現する段階とを具備
し、色調スケールの極領域において、該中間調ドットの
形状が、周囲長/表面積の値を最小にすることによりコ
ンパクトであることを特徴とする方法。
【0121】2.該走査露光が、レーザー又はLEDを
使用して実施される上記1に記載の方法。
【0122】3.該中間調ドットの形状が、正方形又は
矩形である上記2に記載の方法。
【0123】4.色調スケールの該極領域が、15%被
覆度よりも小さなハイライト色調及び/又は85%被覆
度よりも高いシャドー色調を具備する上記3に記載の方
法。
【0124】5.中間調ドットが、少なくとも4つのマ
イクロドットを具備する上記3に記載の方法。
【0125】6.該結像要素が、感光層を含む上記のい
ずれかに記載の方法。
【0126】7.該結像要素が、走査露光と現像段階に
より、インク受容及びインク反発領域を有するリソグラ
フィック版面前駆体である上記に記載の方法。
【0127】8.該リソグラフィック版面前駆体が、ハ
ロゲン化銀エマルジョン層と、物理的現像核を含む画像
収容層を含み、この場合、該走査露光に続いて、該リソ
グラフィック版面前駆体が、現像剤とハロゲン化銀溶剤
の存在においてあるかり処理液を使用して現像される上
記に記載の方法。
【0128】9.該版面前駆体が、支持物の親水性表面
において、所与の順番で、物理的現像核の層と、ハロゲ
ン化銀エマルジョン層とを含み、この場合、該走査露光
に続いて、該リソグラフィック版面は、現像剤の存在に
おけるアルカリ処理液とハロゲン化銀溶剤を使用して現
像され、続いて、該現像済版面前駆体を処置し、該画像
収容層の上部における層を取り除き、これにより、該画
像収容層において形成された該銀画像を取り出す上記に
記載の方法。
【0129】10.該支持物の親水性表面が、粒状化陽
極酸化アルミニウムホイルを具備する上記に記載の方
法。
【0130】11.上記のいずれかに記載の方法により
獲得された版面。
【図面の簡単な説明】
【図1】振幅変調において使用されたマイクロドットの
例示の配置を示す。
【図2】周波数変調スクリーニングにおいて使用される
マイクロドットの例示の配置を示す。
【図3】ガウスレーザービームの3次元分布である。
【図4】先行技術のABS(図4.1)と本発明(図
4.2)により実施された45°と15°の下の120
0dpi−1201piにおける比較オートタイプスク
リーニングの拡大図を表す。
【図5】中間中ドットのサイズの増大が、いかに濃密画
像を与えるかを、先行技術の例において示す。
【図6】本発明による方法において使用される平台形走
査装置を示す。
【図7】本発明による方法において使用される内部ドラ
ム形走査装置を示す。
【図8】AM中間調ドットの先行技術の例(8、1)、
該中間調ドットのビットマップ構成(8、2)及び電子
メモリにおいてセーブされた時の該ビットマップの表現
(8、3)を示す。
【図9】正方形ドット形状を具備する中間調スクリーン
(9、1)及び楕円ドット形状を具備する中間調スクリ
ーン(9、2)である。
【図10】0°、15°、45°と75°のスクリーン
角度の下でのスクリーンパターンをそれぞれ示す。
【図11】本発明における使用のために好適な中間調方
法を実現するための回路である。
【図12】いろいろな濃度におけるドットの例を示す。
【図13】45°と15°の下での1200dpi−1
201piにおけるABSオートタイプスクリーニング
の拡大図を表す。
【図14】先行技術による理論的ドット中心3thと実
ドット中心3prを指示する中間調ドット(14、1)
及び本発明により、中間調ドットがコンパクトにされた
後、シフトされたドット中間3cpを指示する中間調ド
ット(14、2)を示す。
【図15】本発明による比較実験において使用され、フ
イルムにおいて実施される、中間調ドットの12個の実
験形状を示す。
【図16】本発明による9.9%の直線出力に対して意
図された、異なる強度設定の下で使用された中間調ドッ
トの7個の異なる形状のフィネムにおける比較実験を示
す。
【図17】本発明による90.1%の直線出力に対して
意図された、異なる強度設定の下で使用された中間調ド
ットの7個の異なる形状のフィルムにおける比較実験を
示す。
【図18】ABSスクリーニングによる全色調スケール
で実施された、異なる強度設定の下のフィルムにおける
比較実験を示す。
【図19】本発明による矩形ドット形状のみを使用し
て、全色調スケールで実施された、異なる強度設定の下
の(中間フィルム上の)比較実験を示す。
【図20】本発明による比較実験において使用され、リ
ソグラフィック版面において実施された、中間調ドット
の16個の実験形状を示す。
【図21】印刷コピーの数の関数において色調スケール
の下方範囲における印刷特性を示す、本発明によりコン
パクト形状を含む、中間調ドットの5つの異なる形状の
比較実験を示す。
【符号の説明】
25 比較器 30 記録器アドレスカウンター 35 回転ユニット 50 イメージセッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤン・バン・カウエンベルゲ ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテ ストラート27・アグフア−ゲヴエルト・ ナームローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 パウル・デラバステイタ ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテ ストラート27・アグフア−ゲヴエルト・ ナームローゼ・フエンノートシヤツプ内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/46 - 1/64 G06T 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重色調画像をオートタイプスクリーニ
    ングして、中間調ドット(1)において該多重色調画像
    の色調を表現するスクリーン化データを獲得すること
    と、 高速走査方向を有する走査式露光(80)によって結像
    要素(70)において該中間調ドットを再現すること
    と、 該中間調ドットを成形することとを含む多重色調画像の
    スクリーン化再現を発生するための方法において、 該中間調ドットが、非一比率のより長い寸法とより短い
    寸法とを有し、 上記高速走査方向に沿って整合した上記より短い寸法を
    有することによって、上記高速走査方向においてコンパ
    クトな形状を有し、 少なくとも15%被覆度よりも低い色調スケールの領域
    又は85%被覆度よりも高い色調スケールの領域におい
    て、所定のドットサイズにて、最小の周囲長/表面積の
    値を有するように、 該中間調ドットを成形することが実行されることを特徴
    とする多重色調画像のスクリーン化再現を発生するため
    の方法。
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