JP3051271B2 - オーガ式製氷機 - Google Patents

オーガ式製氷機

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JP3051271B2 JP4284539A JP28453992A JP3051271B2 JP 3051271 B2 JP3051271 B2 JP 3051271B2 JP 4284539 A JP4284539 A JP 4284539A JP 28453992 A JP28453992 A JP 28453992A JP 3051271 B2 JP3051271 B2 JP 3051271B2
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明彦 平野
英之 猪狩
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーガ式製氷機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的なオーガ式製氷機においては、内
部に下方から製氷用水が供給されるようにした製氷円筒
の外周に冷凍回路の一構成部材である蒸発パイプを巻き
付けて、同蒸発パイプにて前記製氷円筒を冷凍温度に冷
却し、同製氷円筒の内面に作られる氷を螺旋突条を周囲
に形成したオーガの回転によって剥ぎ取りながら上方に
移送して緻密氷とするようにしてあり、前記蒸発パイプ
として一本で単一構成のパイプが採用されている。ま
た、十分な製氷能力を得るために蒸発パイプが製氷円筒
の外周に密に巻き付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したオーガ式製氷
機においては、蒸発パイプとして一本で単一構成のパイ
プが採用されているため、製氷能力を増加するため多量
の冷媒を流すようにした時、管路抵抗が増加して蒸発パ
イプの入り口側圧力が高くなる。したがって、蒸発パイ
プの上流に配設される膨張弁の入り口側圧力(冷凍回路
の構成によって一義的に決まる圧力)と出口側圧力(蒸
発パイプの入り口側圧力によって決まる圧力)の差を十
分に確保できないことがあり、十分な製氷能力が得られ
ないこともある。なお、上記した管路抵抗の増加は蒸発
パイプの内径を大きくすることにより解消できるもの
の、かかる場合には蒸発パイプの製氷円筒に対する巻き
数が減少して熱交換効率が低下し十分な製氷能力が得ら
れない。本発明は、上記した問題に対処すべくなされた
ものであり、製氷能力を増加するため蒸発パイプに多量
の冷媒を流すようにした時にも十分な製氷能力が得られ
るオーガ式製氷機を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、オーガ式製氷機において、
前記蒸発パイプとして複数本のパイプを採用してこれら
のパイプを前記製氷円筒の外周に並列して螺旋状に巻き
付けて、これらのパイプを入り口と出口で分流器と集流
器により並列接続するとともに、これらのパイプの上流
に単一の膨張弁を配設したことを特徴とするものであ
【0005】
【発明の作用・効果】本発明によるオーガ式製氷機にお
いては、蒸発パイプとして複数本のパイプで構成されて
入り口と出口で分流器と集流器により並列接続された蒸
発パイプが採用されているため、膨張弁を通過した冷媒
は蒸発パイプの各パイプに分流する。しかして、蒸発パ
イプを構成する各パイプはパイプ径が従来と同じである
場合には長さが従来に比して短くなるため、多量の冷媒
を流すようにした時にも当該蒸発パイプでの管路抵抗の
増加が抑えられる。したがって、多量の冷媒を流すよう
にした時にも蒸発パイプの入り口側圧力を従来に比して
低くすることができ、蒸発パイプの上流に配設される膨
張弁の入り口側圧力と出口側圧力の差を十分に確保でき
て、蒸発パイプの各パイプにて冷媒を効率よく蒸発させ
ることができ、十分な製氷能力を得ることができる。ま
た、並列接続された蒸発パイプの各パイプは、製氷円筒
の外周に巻き付けて使用される場合、熱負荷が略同等と
なるため、各パイプ内を流れる冷媒量も均等となり、同
一断面積、同一圧力差では最大の冷媒量が確保できて、
これによっても十分な製氷能力を得ることができる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明によるオーガ式製氷機を概略的
に示していて、このオーガ式製氷機においては、伝熱材
料によって形成された製氷円筒11の外周に巻き付けら
れた蒸発パイプ12として二本の銅製のパイプ12aと
12bによって構成されて入り口と出口で分流器12c
と集流器12dで並列接続されたものが採用されてお
り、この蒸発パイプ12の上流には単一の膨張弁13が
配設されている。膨張弁13は、蒸発パイプ12におけ
る出口側の温度を感知して作動するそれ自体公知の感温
式膨張弁であり、感温筒13aが蒸発パイプ12の出口
側端部の外周に取付けられている。
【0007】このオーガ式製氷機の上記以外の構成は従
来の構成と同じであり、膨張弁13の流入側はドライヤ
14を介してコンデンサ15の出口側に接続され、また
蒸発パイプ12の下流側はコンプレッサ16の吸入側に
接続されていて、蒸発パイプ12及び膨張弁13は上記
ドライヤ14,コンデンサ15,コンプレッサ16及び
圧力スイッチ17等とによって冷凍回路を構成してい
る。
【0008】また、製氷円筒11の内部には製氷水タン
ク21からの製氷用水が下方から順次供給されるように
なっていて、製氷円筒11の内面に作られる氷は螺旋突
条22aを周囲に形成したオーガ22の回転によって剥
ぎ取られながら上方に移送されて押圧ヘッド23にて圧
縮脱水されて緻密氷とされ氷排出口24から機外に排出
されるようになっている。なお、製氷水タンク21内の
水位Lは、製氷運転時、フロートスイッチ25,オーバ
ーフローパイプ26及び給水バルブ(図示省略の給水源
から製氷水タンク21への給水を制御するバルブ)27
等の協同作用によって設定範囲に維持されるようになっ
ており、また製氷停止時、排水バルブ28によって製氷
円筒11及び製氷水タンク21からドレンパン29に排
水されるようになっている。また、オーガ22は電動機
31によってギヤユニット32を介して回転駆動される
ようになっている。
【0009】上記のように構成した本実施例において
は、蒸発パイプとして二本の銅製のパイプ12aと12
bによって構成されて入り口と出口で分流器12cと集
流器12dで並列接続された蒸発パイプ12が採用され
ているため、膨張弁13を通過した冷媒は蒸発パイプ1
2の各パイプ12a,12bに分流する。しかして、蒸
発パイプ12を構成する各パイプ12a,12bはパイ
プ径が従来と同じである場合には長さが従来に比して短
くなるため、多量の冷媒を流すようにした時にも当該蒸
発パイプ12での管路抵抗の増加が抑えられる。したが
って、多量の冷媒を流すようにした時にも蒸発パイプ1
2の入り口側圧力を従来に比して低くすることができ、
蒸発パイプ12の上流に配設される膨張弁13の入り口
側圧力と出口側圧力の差を十分に確保できて、蒸発パイ
プ12の各パイプ12a,12bにて冷媒を効率よく蒸
発させることができ、十分な製氷能力を得ることができ
る。また、並列接続された蒸発パイプ12の各パイプ1
2a,12bは、製氷円筒11の外周に巻き付けて使用
される場合、熱負荷が略同等となるため、各パイプ12
a,12b内を流れる冷媒量も均等となり、同一断面
積、同一圧力差では最大の冷媒量が確保できて、これに
よっても十分な製氷能力を得ることができる。
【0010】上記実施例においては、製氷円筒11の外
周に巻き付けられる蒸発パイプ12を二本のパイプ12
a,12bとこれらを連結する分流器12cと集流器1
2dによって構成した場合について説明したが、蒸発パ
イプ12を三本以上のパイプとこれらを連結する分流器
と集流器によって構成して本発明を実施することも可能
である。
【0011】なお、筒径が100mmで長さが450mmで
ある製氷円筒11の外周にパイプ径12.7mmの蒸発パ
イプを16回転巻き付けて各装置(蒸発パイプ以外の構
成は同一のもの)にてそれぞれ最大の製氷量が得られる
ように冷媒を蒸発パイプに流した場合の実験結果(蒸発
パイプの入り口側圧力、蒸発パイプの出口側圧力、製氷
量)は以下のようであった。 入り口側圧力 出口側圧力 製氷量 パイプ二本の本発明装置 2.4Kgf/cm2 2.2Kgf/cm2 923Kg/日 パイプ三本の本発明装置 2.2Kgf/cm2 2.1Kgf/cm2 1042Kg/日 従来の装置 2.8Kgf/cm2 2.2Kgf/cm2 818Kg/日
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるオーガ式製氷機の一実施例を示
す図である。
【符号の説明】 11…製氷円筒、12…蒸発パイプ、12a,12b…
パイプ、12c…分流器、12d…集流器、13…膨張
弁、22…オーガ、22a…螺旋突条。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−210777(JP,A) 実開 昭63−10367(JP,U) 実開 昭58−15179(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25C 1/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に下方から製氷用水が供給されるよう
    にした製氷円筒の外周に冷凍回路の一構成部材である蒸
    発パイプを巻き付けて、同蒸発パイプにて前記製氷円筒
    を冷凍温度に冷却し、同製氷円筒の内面に作られる氷を
    螺旋突条を周囲に形成したオーガの回転によって剥ぎ取
    りながら上方に移送して緻密氷とするようにしたオーガ
    式製氷機において、前記蒸発パイプとして複数本のパイ
    を採用してこれらのパイプを前記製氷円筒の外周に並
    列して螺旋状に巻き付けて、これらのパイプを入り口と
    出口で分流器と集流器により並列接続するとともに、こ
    れらのパイプの上流側に単一の膨張弁を配設したことを
    特徴とするオーガ式製氷機。
JP4284539A 1992-10-22 1992-10-22 オーガ式製氷機 Expired - Fee Related JP3051271B2 (ja)

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