JP2741453B2 - オーガ式製氷機 - Google Patents

オーガ式製氷機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーガ式製氷機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のオーガ式製氷機においては、内部
に下方から製氷用水が供給されるようにした製氷円筒の
外周に冷凍回路の一構成部材である蒸発パイプを巻き付
けて、同蒸発パイプにて前記製氷円筒を冷凍温度に冷却
し、同製氷円筒の内面に作られる氷を螺旋突条を周囲に
形成したオーガの回転によって剥ぎ取りながら上方に移
送して緻密氷とするようにしてあり、前記蒸発パイプと
して一本で単一構成のパイプが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のオーガ式製氷機
においては、蒸発パイプとして一本で単一構成のパイプ
が採用されているため、製氷円筒が太くて長い場合には
蒸発パイプが長くなり管路抵抗等による圧力損失が大き
くなって蒸発パイプの入り口側圧力が高くなる。したが
って、蒸発パイプの上流に配設される膨張弁の入り口側
圧力(冷凍回路の構成によって一義的に決まる圧力)と
出口側圧力(蒸発パイプの入り口側圧力によって決まる
圧力)の差を十分に確保できないことがあり、十分な製
氷能力が得られないこともある。本発明は、上記した問
題に対処すべくなされたものであり、製氷円筒が太くて
長い場合にも十分な製氷能力が得られるオーガ式製氷機
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、オーガ式製氷機において、
製氷円筒の外周に巻き付けられる蒸発パイプを複数本に
分割して分流器と集流器を用いて常時連通する状態で
列接続し、前記分流器より下流で各蒸発パイプの上流に
膨張弁をそれぞれ配設した。各膨張弁は、出口側の温度
を感知して作動する感温式の膨張弁であるのが望まし
い。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明によるオーガ式製氷機にお
いては、製氷円筒の外周に巻き付けられる蒸発パイプを
複数本に分割して並列接続し、これら各蒸発パイプの上
流に膨張弁をそれぞれ配設したため、製氷円筒が太くて
長い場合にも各蒸発パイプは長くならず各蒸発パイプで
の圧力損失を小さくすることができて、各蒸発パイプの
入り口側圧力を低くすることができ、各蒸発パイプの上
流にそれぞれ配設される各膨張弁の入り口側圧力と出口
側圧力の差を十分に確保できて、各蒸発パイプにて十分
な製氷能力を得ることができる。
【0006】また、各膨張弁が出口側の温度を感知して
作動する感温式の膨張弁である場合には、各蒸発パイプ
での冷凍負荷に応じて各膨張弁が作動して各蒸発パイプ
を流れる冷媒の流量を調整するため、各部で冷凍負荷の
異なる製氷円筒(下方部位は外水温に近い水が存在して
いるため冷凍負荷が大きく、上方部位は完全な氷が作ら
れているため冷凍負荷が小さい)が効率よく冷却され
る。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明によるオーガ式製氷機を概略的
に示していて、このオーガ式製氷機においては、伝熱材
料によって形成された製氷円筒11の外周に巻き付けら
れた銅製の蒸発パイプ12が製氷円筒11の下方部分に
巻き付けられた下方蒸発パイプ12aと、製氷円筒11
の上方部分に巻き付けられた上方蒸発パイプ12bの二
本に分割されて並列接続されており、各蒸発パイプ12
a,12bの上流には膨張弁13a,13bがそれぞれ
配設されている。各膨張弁13a,13bは、出口側の
温度を感知して作動するそれ自体公知の感温式膨張弁で
あり、感温筒13a1,13b1が各蒸発パイプ12
a,12bの出口側端部の外周に取付けられている。
【0008】このオーガ式製氷機の上記以外の構成は従
来の構成と同じであり、両膨張弁13a,13bの流入
側は分流器14及びドライヤ15を介してコンデンサ1
6の出口側に接続され、また両蒸発パイプ12a,12
bの下流側は集流器17を介してコンプレッサ18の吸
入側に接続されていて、両蒸発パイプ12a,12b及
び両膨張弁13a,13bは上記ドライヤ15,コンデ
ンサ16,コンプレッサ18及び圧力スイッチ19等と
によって冷凍回路を構成している。
【0009】また、製氷円筒11の内部には製氷水タン
ク21からの製氷用水が下方から順次供給されるように
なっていて、製氷円筒11の内面に作られる氷は螺旋突
条22aを周囲に形成したオーガ22の回転によって剥
ぎ取られながら上方に移送されて緻密氷とされるように
なっている。なお、製氷水タンク21内の水位Lは、製
氷運転時、フロートスイッチ23,オーバーフローパイ
プ24及び給水バルブ(図示省略の給水源から製氷水タ
ンク21への給水を制御するバルブ)25等の協同作用
によって設定範囲に維持されるようになっており、また
製氷停止時、排水バルブ26によって製氷円筒11及び
製氷水タンク21からドレンパン27に排水されるよう
になっている。また、オーガ22は電動機28によって
ギヤユニット29を介して回転駆動されるようになって
いる。
【0010】上記のように構成した本実施例において
は、製氷円筒11の外周に巻き付けられる蒸発パイプ1
2を下方蒸発パイプ12aと上方蒸発パイプ12bの二
本に分割して並列接続し、これら各蒸発パイプ12a,
12bの上流に膨張弁13a,13bをそれぞれ配設し
たため、製氷円筒11が太くて長い場合にも各蒸発パイ
プ12a,12bは長くならず各蒸発パイプ12a,1
2bでの圧力損失を小さくすることができて、各蒸発パ
イプ12a,12bの入り口側圧力を低くすることがで
き、各蒸発パイプ12a,12bの上流にそれぞれ配設
される各膨張弁13a,13bの入り口側圧力と出口側
圧力の差を十分に確保できて、各蒸発パイプ12a,1
2bにて十分な製氷能力を得ることができる。
【0011】また、各膨張弁13a,13bが出口側の
温度を感知して作動する感温式の膨張弁であるため、各
蒸発パイプ12a,12bでの冷凍負荷に応じて各膨張
弁13a,13bが作動して各蒸発パイプ12a,12
bを流れる冷媒の流量を調整するため、各部で冷凍負荷
の異なる製氷円筒11(下方部位は外水温に近い水が存
在しているため冷凍負荷が大きく、上方部位は完全な氷
が作られているため冷凍負荷が小さい)が効率よく冷却
される。
【0012】上記実施例においては、製氷円筒11の外
周に巻き付けられる蒸発パイプ12を下方蒸発パイプ1
2aと上方蒸発パイプ12bの二本に分割して並列接続
した場合について説明したが、蒸発パイプ12を三本以
上に分割して並列接続し、各蒸発パイプの上流に膨張弁
をそれぞれ配設して本発明を実施することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるオーガ式製氷機の一実施例を示
す図である。
【符号の説明】
11…製氷円筒、12…蒸発パイプ、12a…下方蒸発
パイプ、12b…上方蒸発パイプ、13a,13b…膨
張弁、22…オーガ、22a…螺旋突条。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に下方から製氷用水が供給されるよ
    うにした製氷円筒の外周に冷凍回路の一構成部材である
    蒸発パイプを巻き付けて、同蒸発パイプにて前記製氷円
    筒を冷凍温度に冷却し、同製氷円筒の内面に作られる氷
    を螺旋突条を周囲に形成したオーガの回転によって剥ぎ
    取りながら上方に移送して緻密氷とするようにしたオー
    ガ式製氷機において、前記蒸発パイプを複数本に分割し
    分流器と集流器を用いて常時連通する状態で並列接続
    し、前記分流器より下流で各蒸発パイプの上流に膨張弁
    をそれぞれ配設したことを特徴とするオーガ式製氷機。
  2. 【請求項2】 前記膨張弁として、出口側の温度を感知
    して作動する感温式の膨張弁を採用したことを特徴とす
    る請求項1に記載のオーガ式製氷機。
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