JP3050754B2 - バックライト制御装置 - Google Patents

バックライト制御装置

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JP3050754B2
JP3050754B2 JP6205116A JP20511694A JP3050754B2 JP 3050754 B2 JP3050754 B2 JP 3050754B2 JP 6205116 A JP6205116 A JP 6205116A JP 20511694 A JP20511694 A JP 20511694A JP 3050754 B2 JP3050754 B2 JP 3050754B2
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backlight
voltage
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triac
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博久 水原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は液晶表示器の背面を照
らして表示を行うバックライト電源において入力定格電
圧の相違にかかわらず、バックライトの輝度の均一化を
図るバックライト制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図30は、従来の液晶表示器の電源回路
構成図、図31は従来のバックライト制御装置の回路構
成図である。図において、1はAC電源、2は例えば発
光ダイオード列で構成されたバックライト、3はAC電
源1を入力とする直流電源回路で、この直流電源回路3
によって作り出される直流電圧をバックライト2に印加
して点灯させる。4は、バックライト2によって点灯さ
れる液晶表示器、5は液晶表示器4を駆動する液晶表示
回路、6は、液晶表示回路5の電源である第2の直流電
源回路で、例えばDC5Vの直流電圧を、液晶表示回路
5に印加する。7は交流回路においてインピーダンスと
して作用するコンデンサ、8a〜8dは交流を整流する
ダイオード、9は定電圧出力を導出するツエナダイオー
ドで、このツエナダイオード9によって得られた直流が
バックライト2に印加され点灯させる。
【0003】このような従来のバックライト制御装置に
おいては、直流電源回路3が定電圧電源を使用している
場合は、AC電源1が例えば±10%程度変動しても影
響を受けず一定の電圧を出力するためバックライト2の
輝度は変わらない。しかしAC電源1の定格電圧はAC
100V、AC200VあるいはAC240V等いろい
ろあり、このいずれの電圧が印加されても輝度を一定に
保つには、AC電源1の電圧が例えばAC85〜AC2
64V程度の範囲で機能するワイドレンジをもつ直流電
源回路3を使用しなければならない。これは機器のコス
トアップとなるため安価な方法が求められていた。図3
1は直流電源回路3を非安定なただ単なる整流及び平滑
回路で構成した例であり、非安定の電源回路であるた
め、AC電源1の電圧変動があるとバックライト2の電
流が変動し、輝度が影響を受けるため、AC電源1の電
圧変動の少ない条件下でしか使用できない。従って定格
電圧をAC100VとAC200Vの両方の電圧で共用
することは無理があった。
【0004】広い電源電圧変動に対しても出力電圧の変
化を少なくすることに関連する先行技術としては特開昭
62−117620号公報の電源回路があり、インピー
ダンス成分を有する第1、第2、第3の線形素子の直列
回路を電源に接続し、第2の線形素子の両端にスイッチ
要素を接続すると共に、電源電圧の大小により上記スイ
ッチ要素をオン、オフする制御回路を設け、第3の線形
素子の両端電圧の変動に対しても出力電圧の変化が少な
く、しかも電力損失も少ない、直流回路を紹介してい
る。また、特開平4−53924号公報のバックライト
制御装置においては、ACアダプタや、乾電池等の直流
電源の電源種類検出手段の検出結果に応じて、バックラ
イトの輝度を制御する制御手段を備えることにより、部
品点数を少なくして低コスト化、小形化を図った例を紹
介している。また、特開昭60−82965号公報のモ
ータでは、主コイルと直列にインピーダンス素子を接続
し、且つこのインピーダンス素子と並列にスイッチング
素子を接続することにより、2種類の異なる電源電圧に
対しても同一のモータを使用できる例を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のバ
ックライトの制御装置では、広い電圧範囲において輝度
の均一化を図るには高価な直流安定化電源が必要であっ
た。また、ツエナダイオードにて定電圧を得るものにお
いては、電源電圧が高くなればツエナダイオードに流れ
る電流が多くなり、その発熱が問題となる。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、簡単な回路構成でしかも広い電圧
範囲でバックライトの輝度を均一化できるバックライト
制御装置を提供することを目的としており、さらにこの
装置によって機器の異常とかプロセスの異常を表示する
装置をも併せて提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるバック
ライト制御装置は、並列に接続された少なくとも一つの
コンデンサと少なくとも一つのトライアックから構成さ
れ、交流電圧を入力し、制御信号によってインピーダン
スを変更することができるインピーダンス回路と、この
インピーダンス回路の出力を整流する整流回路と、この
整流回路により整流されたバックライト電流によって発
光するバックライトと、制御信号によりバックライト電
流を阻止するよう設けられたスイッチ回路を有し、交流
電圧を検出し、その検出内容に応じて、インピーダンス
回路にインピーダンスを変更させるための制御信号を送
ると共に、検出内容に応じて、スイッチ回路にバックラ
イト電流を阻止する制御信号を送る交流電圧検出回路を
備えたものである。さらに、並列に接続された少なくと
も一つのコンデンサと少なくとも一つのトライアックか
ら構成され、交流電圧を入力し、制御信号によってイン
ピーダンスを変更することができるインピーダンス回路
と、このインピーダンス回路の出力を整流する整流回路
と、この整流回路により整流されたバックライト電流に
よって発光するバックライトと、制御信号によりバック
ライト電流を阻止するよう設けられたスイッチ回路と、
交流電圧を直流電圧信号に変換する電圧変換回路と、計
測データをA/D変換すると共に電圧変換回路の出力す
る直流電圧信号をA/D変換するA/D変換回路と、こ
のA/D変換回路の出力する直流電圧信号に対応するA
/D変換データの内容により、インピーダンス回路にイ
ンピーダンスを変更させるための制御信号を送ると共
に、直流電圧信号に対応するA/D変換データの内容に
より、スイッチ回路にバックライト電流を阻止する制御
信号を送る制御回路を備えたものである。
【0008】また、スイッチ回路は、インピーダンス回
路に直列にゼロクロス機能付きフォトトライアックを接
続して構成したものである。また、スイッチ回路は、イ
ンピーダンス回路に直列にゼロクロス機能付きフォトト
ライアックを接続し、インピーダンス回路のコンデンサ
に、並列に抵抗器を接続して構成したものである。さら
にまた、制御信号は、第一の所定電圧と第二の所定電圧
の間の所定の電圧範囲で、バックライト電流を阻止する
よう送られるものである。また、制御回路は、スイッチ
回路に、計測データに対応するA/D変換データの内容
に応じて制御信号を送るものである。
【0009】また、バックライトを、複数色の発光ダイ
オードで構成し、制御信号によってそれぞれの色の発光
ダイオードごとのバックライト電流を阻止することがで
きるよう設けられたスイッチ回路に、計測データに対応
するA/D変換データの内容に応じて制御信号を送る制
御回路によって、バックライトの発光色を変化させるも
のである。加えて、複数色の発光ダイオードは、緑と赤
の二色であり、制御回路は、計測データに対応するA/
D変換データと予め設定された警報値との比較を行い、
比較結果に応じて、バックライトを通常時は緑色に発光
させ、一段警報時は橙色に発光させ、二段警報時は、赤
色に発光させるよう制御信号を送るものである。
【0010】また、スイッチ回路は、基準信号発生回路
によって発生される基準信号を制御信号として入力され
ることにより、繰返し開閉し、バックライトをフリッカ
動作させるものである。また、制御回路は、計測データ
に対応するA/D変換データと予め設定された警報値と
の比較によって得られる警報信号を制御信号として送っ
て、スイッチ回路を繰返し開閉し、バックライトをフリ
ッカ動作させるものである。さらに、制御回路は、基準
信号発生回路によって発生され、スイッチ回路に入力さ
れる基準信号を通過させるゲートに、計測データに対応
するA/D変換データと予め設定された警報値との比較
によって得られる警報信号を送り、基準信号を通過させ
て制御信号とすることにより、スイッチ回路を繰返し開
閉し、バックライトをフリッカ動作させるものである。
【0011】また、インピーダンス回路は、直列に接続
された複数のコンデンサと、一部のコンデンサにそれぞ
れ並列に設けられたトライアックから構成され、トライ
アックを制御信号によってオンオフさせることにより、
インピーダンスを変更するものである。また、インピー
ダンス回路は、並列に接続された複数のコンデンサと、
一部のコンデンサにそれぞれ直列に設けられたトライア
ックから構成され、トライアックを制御信号によってオ
ンオフさせることにより、インピーダンスを変更するも
のである。さらにまた、インピーダンス回路のトライア
ックは、ゼロクロス機能付きフォトトライアックであ
り、直列に接続された抵抗器と共に用いられるものであ
る。また、制御信号は、インピーダンス回路のトライア
ックをオンさせる電圧より、トライアックをオフさせる
電圧の方が高くなるよう設定されて、発信されるもので
ある。
【0012】
【作用】上記のように構成されたバックライト制御装置
においては、並列に接続された少なくとも一つのコンデ
ンサと少なくとも一つのトライアックから構成され、交
流電圧を入力し、制御信号によってインピーダンスを変
更することができるインピーダンス回路と、このインピ
ーダンス回路の出力を整流する整流回路と、この整流回
路により整流されたバックライト電流によって発光する
バックライトと、制御信号によりバックライト電流を阻
止するよう設けられたスイッチ回路を有し、交流電圧を
検出し、その検出内容に応じて、インピーダンス回路に
インピーダンスを変更させるための制御信号を送ると共
に、検出内容に応じて、スイッチ回路にバックライト電
流を阻止する制御信号を送る交流電圧検出回路を備え、
広い範囲の交流電圧で、インピーダンスを変更し、バッ
クライト電流をほぼ均一化すると共に、しきい値を越え
る電圧の印加を防ぎ、バックライトの破損を防止する。
さらに、並列に接続された少なくとも一つのコンデンサ
と少なくとも一つのトライアックから構成され、交流電
圧を入力し、制御信号によってインピーダンスを変更す
ることができるインピーダンス回路と、このインピーダ
ンス回路の出力を整流する整流回路と、この整流回路に
より整流されたバックライト電流によって発光するバッ
クライトと、制御信号によりバックライト電流を阻止す
るよう設けられたスイッチ回路と、交流電圧を直流電圧
信号に変換する電圧変換回路と、計測データをA/D変
換すると共に電圧変換回路の出力する直流電圧信号をA
/D変換するA/D変換回路と、このA/D変換回路の
出力する直流電圧信号に対応するA/D変換データの内
容により、インピーダンス回路にインピーダンスを変更
させるための制御信号を送ると共に、直流電圧信号に対
応するA/D変換データの内容により、スイッチ回路に
バックライト電流を阻止する制御信号を送る制御回路を
備え、広い範囲の交流電圧で、インピーダンスを変更
し、バックライト電流をほぼ均一化すると共に、しきい
値を越える電圧の印加を防ぎ、バックライトの破損を防
止する。
【0013】また、スイッチ回路は、インピーダンス回
路に直列にゼロクロス機能付きフォトトライアックを接
続し、インピーダンス回路のコンデンサに並列に、コン
デンサの残留電荷放電用の抵抗器を接続している。さら
にまた、制御信号を、第一の所定電圧と第二の所定電圧
の間の所定の電圧範囲で、バックライト電流を阻止する
よう送り、コンデンサの放電時間をかせいでいる。ま
た、制御回路は、スイッチ回路に、計測データに対応す
るA/D変換データの内容に応じて制御信号を送り、計
測データの異常を知らせる。また、バックライトを、複
数色の発光ダイオードで構成し、制御信号によってそれ
ぞれの色の発光ダイオードごとのバックライト電流を阻
止することができるよう設けられたスイッチ回路に、計
測データに対応するA/D変換データの内容に応じて制
御信号を送る制御回路によって、バックライトの発光色
を変化させて、計測データの異常を知らせる。加えて、
複数色の発光ダイオードは、緑と赤の二色であり、制御
回路は、計測データに対応するA/D変換データと予め
設定された警報値との比較を行い、比較結果に応じて、
バックライトを通常時は緑色に発光させ、一段警報時は
橙色に発光させ、二段警報時は、赤色に発光させるよう
制御信号を送り、計測データの異常を二段階で知らせ
る。
【0014】また、スイッチ回路は、基準信号発生回路
によって発生される基準信号を制御信号として入力され
ることにより、繰返し開閉し、バックライトをフリッカ
動作させて、計測データの異常を知らせる。また、制御
回路は、計測データに対応するA/D変換データと予め
設定された警報値との比較によって得られる警報信号を
制御信号として送って、スイッチ回路を繰返し開閉し、
バックライトをフリッカ動作させ、計測データの異常を
知らせる。さらに、制御回路は、基準信号発生回路によ
って発生され、スイッチ回路に入力される基準信号を通
過させるゲートに、計測データに対応するA/D変換デ
ータと予め設定された警報値との比較によって得られる
警報信号を送り、基準信号を通過させて制御信号とする
ことにより、スイッチ回路を繰返し開閉し、バックライ
トをフリッカ動作させ、計測データの異常を知らせる。
【0015】また、インピーダンス回路は、直列に接続
された複数のコンデンサと、一部のコンデンサにそれぞ
れ並列に設けられたトライアックから構成され、トライ
アックを制御信号によってオンオフさせることにより、
インピーダンスをきめ細かく変更するものである。ま
た、インピーダンス回路は、並列に接続された複数のコ
ンデンサと、一部のコンデンサにそれぞれ直列に設けら
れたトライアックから構成され、トライアックを制御信
号によってオンオフさせることにより、インピーダンス
をきめ細かく変更するものである。さらにまた、インピ
ーダンス回路のトライアックは、ゼロクロス機能付きフ
ォトトライアックであり、直列に接続された抵抗器と共
に用いて、トライアックのオンオフ時の過渡現象を緩和
する。また、制御信号を、インピーダンス回路のトライ
アックをオンさせる電圧より、トライアックをオフさせ
る電圧の方が高くなるよう設定されて、発信させ、イン
ピーダンス変更時のバックライトのフリッカ動作を防止
する。
【0016】図1は、この発明のベースとなるバックラ
イト制御装置の回路構成図、図2は、図1のバックライ
ト制御装置の動作説明図である。図において、1、2、
7、8a〜8dは上記従来装置と同一のものであり、そ
の説明を省略する。10は、コンデンサ、11はコンデ
ンサ10に並列に接続されたトライアック、12はAC
電源1の電圧を検出する電圧検出手段で、既定の電圧を
下回ると、トライアックオン信号13を出力してトライ
アック11をオンさせ、コンデンサ10をバイパスする
ことで電圧低下したときのAC電源1に対するインピー
ダンスを下げて、バックライト2に流れる電流の均一化
を回り、輝度を一定化させる。
【0017】このように構成されたバックライト制御装
置における動作を、図2を用いて説明する。1ではA
C100V及びAC200Vの時のバックライト電流が
同一となるようにし、電源電圧の大きな変動に応じてバ
ックライト電流の変動を少なくするよう構成したもので
ある。実際には電源電圧は商用電源の場合、定格電圧に
対し、それほど大きく変動することはなく、せいぜい±
10%の変動範囲であるので、この変動内でのバックラ
イト電流の変動は輝度としてはほとんど支障がない。さ
て、AC電源1が0Vから上昇していった場合、電圧検
出手段12はトライアック11に対しトライアックオン
信号13を出力し、トライアック11はオン状態とな
る。これによってバックライト電流Iはトライアック1
1、コンデンサ7、ダイオード8a〜8dを経由してバ
ックライト2に流れる。しかも、AC電源1の上昇に比
例してバックライト電流Iも増加し、AC100Vの時
バックライト電流はI100 となる。さらに電圧が上昇す
るとバックライト電流Iはこれに比例してさらに増加す
る。電圧検出手段12がAC150Vを検出する時トラ
イアックオン信号13はオフとなる。これによってバッ
クライト電流Iはコンデンサ10、コンデンサ7、ダイ
オード8a〜8dを経由してバックライト2に流れるた
め、AC電源1に対しコンデンサ10のインピーダンス
分が増加するため、バックライト電流Iは減少して、I
150 となる。
【0018】さらにAC電源1が上昇するとバックライ
ト電流Iは増加し、電源電圧がAC200Vの時、バッ
クライト電流IはAC100Vの時と同じ電流I100
なる。逆にAC電源1が下降する場合はAC140Vの
時に電圧検出手段12はトライアックオン信号13をオ
ンにし、トライアック11をオンさせる。これによって
バックライト電流Iはトライアック11、コンデンサ
7、ダイオード8a〜8dを経由してバックライト2に
流れるため、バックライト電流IはI140 となる。な
お、実施例1ではトライアック11をオンにさせるしき
い電圧140V及びオフさせるしきい電圧150Vとし
て説明したが、回路の電圧や用途、コンデンサ7及び1
0の容量に応じて任意に決めて良いことは言うまでもな
い。
【0019】図3は、この発明のベースとなる別のバッ
クライト制御装置の回路構成図、図4は図3のバックラ
イト制御装置の動作説明図である。1では電源電圧の
変化に対して、トライアック11が1回路でバックライ
ト電流Iの制御を行う構成であったが、図3ではトライ
アックを多回路使用し、バックライト電流Iを多段階に
わたって制御し、バックライト電流Iの変動を少なくし
ている。図3では、図1に比してトライアック14、コ
ンデンサ15及びトライアックオン信号16を付加して
いる。
【0020】図3によるバックライト制御装置の動作は
図4に示すとおりで、トライアックオン信号13の動作
は図2に同じである。すなわちAC電源1の電圧が上昇
し、AC150Vをこえるとバックライト電流Iはコン
デンサ10、トライアック14、コンデンサ7、ダイオ
ード8a〜8dを経由してバックライト2に流れる。A
C電源1の電圧がさらに200Vをこえて上昇し、AC
225Vの時電圧検出手段12はトライアックオン信号
16をオフし、トライアック14をオフさせ、バックラ
イト電流Iは、コンデンサ10、コンデンサ15、コン
デンサ7を経由して流れるようになり、コンデンサ15
のインピーダンスが増加するためバックライト電流Iは
減少する。さらにAC電源1の電圧が上昇するとAC2
40Vの時にAC100V、AC200Vと同じバック
ライト電流I100となる。逆にAC電源1の電圧が下
降する場合は、AC215Vの時に電圧検出手段12は
トライアックオン信号16をオンし、トライアック14
をオンさせる。さらにAC電源1が下降すると図1、図
2で説明したのと同じ動作を行う。なお、図3ではトラ
イアック11、14を2回路使用した場合について説明
したが、この思想に基づき、トライアックを3回路、4
回路…と増加させることで、より細かいバックライト電
流の制御ができることは言うまでもない。
【0021】図5は、この発明のベースとなる更に別の
バックライト制御装置の回路構成図、図6は、図5のバ
ックライト制御装置の動作説明図である。図5は、図1
に比してコンデンサ7を無くする代わりにコンデンサ1
0に並列にコンデンサ17とトライアック11を直列接
続した回路を接続したものである。AC電源1の電圧が
低い時は電圧検出手段12からトライアックオン信号1
3がオンし、トライアック11がオンして、バックライ
ト電流Iはコンデンサ10とコンデンサ17の両方から
並列回路として流入する。AC電源1の電圧が150V
になるとトライアックオン信号13がオフしてバックラ
イト電流Iは、コンデンサ10のみから流れるようにな
り、AC200Vの時AC100Vの時と同じバックラ
イト電流I100 となる。
【0022】図7は、この発明のベースとなる更に別の
バックライト制御装置の回路構成図、図8は、図7のバ
ックライト制御装置の動作説明図である。図7は、図5
に比してコンデンサ17とトライアック11の直列接続
回路と並列に同じ構成のコンデンサ19とトライアック
18の直列接続回路を接続したものである。トライアッ
ク11、18のオンオフ動作は図4に示すものと同様で
ある。AC電源1の電圧の上昇に対応してトライアック
11、18が順次オフとなり、コンデンサ10に並列接
続されていたコンデンサ17、19が順次切り離され、
回路のインピーダンスを高くしていく。逆にAC電源1
の電圧の下降に応じてトライアック11、18が順次オ
ンし、回路のインピーダンスを低くすることでバックラ
イト電流Iを図8に示すように制御することで輝度の一
定化を図るものである。
【0023】
【実施例】実施例以下、この発明の実施例を図にもとづいて説明する。
施例は、図示しない計測対象である信号源からの計測
信号を、CPUを用いて計測表示する液晶表示器に適用
した場合のバックライト制御装置であり、図9はこの発
明の実施例による計測表示するためのバックライト制
御装置の回路構成図、図10は、図9の計測表示するた
めのバックライト制御装置におけるCPUの処理を示す
フローチャートである。なお、実施例のバックライト
制御装置の動作は図2と同じである。図において、1、
2、7、8a〜8d、10、11、13は図1と同じも
のであり、その説明を省略する。21a、21b、21
cは、図示しない計測対象である信号源からの計測信
号、22はCPU、23は計測信号21a、21b、2
1cを入力端子に入力するマルチプレクサで、CPU2
2からの選択信号24でどれか一つを選択する。25
は、マルチプレクサ23で選択された計測信号が入力さ
れるA/D変換回路である。26は、CPU22がA/
D変換回路25に与えるスタート信号で、このスタート
信号26を受けてA/D変換回路25はA/D変換を開
始する。27はA/D変換回路25がA/D変換を完了
した時CPU22へ出力する終了信号、28はA/D変
換回路25の出力であるA/D変換データである。29
はAC電源1の出力電圧を直流電圧信号に変換する電圧
変換回路である。
【0024】このように構成された計測表示するための
バックライト制御装置においては、A/D変換回路25
はCPU22からのスタート信号26によりA/D変換
を開始し、A/D変換が完了すると終了信号27をCP
U22へ出力する。CPU22は終了信号27を受けて
A/D変換データ28を読み込み、読み込んだデータを
もとにスケール変換演算を行い、その結果を図示しない
液晶表示器に表示する。 次に、実施例5におけるバッ
クライト電流Iの制御について説明する。AC電源1の
電圧を電圧変換回路29にて直流電圧信号例えばAC0
〜264Vに対してDC0〜5Vの信号に変換する。こ
の信号はマルチプレクサ23の入力端子へ入力され、C
PU22の選択信号24により選択され(図10の処理
30)、A/D変換回路25にてA/D変換されて、そ
のA/D変換データ28がCPU22に読み込まれる
(図10の処理31)。
【0025】以下、CPU22において図10に示す処
理手順にて処理される。まずトライアック11に対しト
ライアックオン信号13がオン状態になっているかどう
かを確認する(処理32)。トライアック信号13がオ
ンの場合、A/D変換データ28がAC150V以上か
どうか判断する(処理33)。AC150V以上であれ
ばトライアックオン信号13をオフにし、バックライト
電流Iを抑制する(処理34)。さらにトライアックオ
ン信号13をオフにしたことをCPU22の内部の記憶
回路に記憶する(処理35)。一方トライアックオン信
号13がオフの場合は、A/D変換データ28がAC1
40V以下かどうかを判断する(処理36)。AC14
0V以下であればトライアックオン信号13をオンに
し、バックライト電流Iを増加させる(処理37)。さ
らにトライアックオン信号13をオンにしたことをCP
U22の内部の記憶回路に記憶する(処理38)。以上
によって、図2に示すバックライト電流Iの制御を行
う。
【0026】実施例. 図11は、この発明の実施例による計測表示をするた
めのバックライト制御装置の回路構成図、図12は、図
11の計測表示をするためのバックライト制御装置にお
けるCPUの処理を示すフローチャートである。なお、
実施例のバックライト制御装置の動作は図4と同じで
ある。実施例は、実施例においてトライアック1
4、コンデンサ15及びトライアック信号16を付加し
たもので、トライアック11、14の動作は図3で説明
したものと同じである。またトライアック11の制御に
関するCPU22の処理手順は図10の処理30〜38
に同じである。トライアック14の制御に関するCPU
22の処理手順について図12により説明する。まずト
ライアック14に対し、トライアックオン信号16がオ
ン状態にあるかどうかを確認する(処理40)。トライ
アックオン信号16がオンの場合、A/D変換データ2
8がAC225V以上かどうかを判断する(処理4
1)。AC225V以上であれば、トライアックオン信
号16をオフにし、バックライト電流Iを抑制する(処
理42)。さらに、トライアックオン信号16をオフに
したことをCPU22の内部記憶回路に記憶する(処理
43)。一方トライアックオン信号16がオフの場合
は、A/D変換データ28がAC215V以下かどうか
を判断する(処理44)。AC215V以下であればト
ライアックオン信号16をオンにし、バックライト電流
Iを増加させる(処理45)。さらにトライアックオン
信号16をオンにしたことをCPU22の内部の記憶回
路に記憶する(処理46)。以上で図4に示すバックラ
イト電流Iの制御を行う。なおトライアックの数は、必
要に応じて上記の方法で増やせることは言うまでもな
い。
【0027】実施例. 図13は、この発明の実施例による計測表示するため
のバックライト制御装置の回路構成図である。この実施
のバックライト制御装置の動作は図8と同じであ
り、CPUの処理フローは図12と同じである。実施例
は実施例5においてコンデンサ17とトライアック1
1の直列接続回路と並列に、同じ構成のコンデンサ19
とトライアック18の直列接続回路を接続したものであ
る。トライアック11、18の動作は図7で説明したと
おりである。またトライアック11、18の制御に関す
るCPU22の処理手順は図12の処理30〜38、4
0〜46に同じである。これによって図8に示すバック
ライト電流Iの制御を行う。なおトライアックの数は上
記実施例に基づき、必要に応じてコンデンサ17とトラ
イアック11の直列接続回路を並列に増設することがで
きることは言うまでもない。
【0028】実施例. 図14はこの発明の実施例によるバックライト制御装
置の回路構成図である。実施例1〜においてはトライ
アックを直接トライアックオン信号で駆動するよう説明
したが、実際にはAC電源回路とトライアックオン信号
との絶縁や、トライアックオン、オフ時の過渡現象を苛
酷にしないことが求められる。図14はこの問題を改良
するもので、図1の回路のトライアック11に代えて、
フォトトライアック30、フォトトライアック駆動回路
31及び抵抗32及び33を付加することで、その対策
を図ったものである。34はフォトトライアック30の
発光ダイオード、35はフォトトライアックに内蔵され
たゼロクロス検出回路、36はフォトトライアック30
のトライアックである。すなわちトライアックオン信号
13をオンさせることによって、フォトトライアック駆
動回路31が駆動され、フォトトライアック30の発光
ダイオード34を駆動すると抵抗32を介して電流が発
光ダイオード34に流れる。この電流により、フォトト
ライアック30に内蔵されたゼロクロス検出回路35が
感応し、AC電源1の電圧がゼロクロスの時にトライア
ック36をオンさせる。これによって、トライアック3
6はコンデンサ10の両端を短絡して、AC電源1に対
するインピーダンスを低下させ、バックライト電流Iを
増加させる。抵抗33はこの時のコンデンサ10の両端
短絡時に流れる突入電流を抑制し、トライアック36の
破壊を防止する効果を有する。
【0029】トライアックオン信号13をオフさせる
と、発光ダイオード34の電流がオフとなり、ゼロクロ
ス検出回路35はこれに感応してAC電源1の電圧がゼ
ロクロスの時にトライアック36をオフさせる。これに
よってAC電源1に対するインピーダンスを増加させ、
バックライト電流Iを抑制する。以上の構成によって、
トライアックのオンオフ時の過渡現象を緩和できる。な
おこの実施例は上記実施例1〜全てに適用可能なこと
は言うまでもない。
【0030】実施例 作説明図として図2、図4、図6、図8、図10、図
12で説明したように、トライアックのオンとオフの電
圧にヒステリシス、例えば、図2においてAC150V
にAC電源1の電圧が上昇するとトライアックをオフさ
せ、また逆にAC電源1の電圧が下降してAC140V
になるとオンさせる機能を持たせることで、AC140
〜150V付近でトライアックがオンオフを繰り返し、
バックライト電流Iが増減を繰り返して、バックライト
が点滅することを防止できる。実施例1〜はそうした
課題に応えたものである。
【0031】実施例. 図15はこの発明の実施例によるバックライト制御装
置の回路構成図、図16は図15のバックライト制御装
置の動作説明図である。例えば図1でAC電源1の電圧
が上昇していくと、ある所定の電圧でトライアックオン
信号13を出力し、トライアック11のオン、オフでバ
ックライト電流Iを調節する実施例について説明してき
たが、AC電源1の電圧が異常に上昇した場合はバック
ライト電流Iがそれにつれて異常に流れ、バックライト
2を破損させる場合がある。実施例はその解決策を提
示するものである。図15はその実施例を示すもの
で、図1に対し、トライアック11の代わりにフォトト
ライアック30、抵抗32、フォトトライアック駆動回
路31を付加し、さらにフォトカプラ38、抵抗39、
バックライトオフ信号40、フォトカプラ駆動回路41
を付加したものである。フォトトライアック30の動作
については、実施例で説明したフォトトライアック3
0と同様にゼロクロス検出回路を有しているが、図示を
省略しており、また動作も同じである。
【0032】図16を用いて、このように構成された実
施例によるバックライト制御装置の動作を説明する。
AC電源1の電圧が例えばAC260Vより低い場合は
電圧検出手段12はバックライトオフ信号40を出力し
ないため、フォトカプラ駆動回路41はフォトカプラ3
8の発光ダイオードに抵抗39を介して電流を流し、出
力側のトランジスタをオンさせることでバックライト電
流Iを流している。AC電源1の電圧がAC200Vを
過ぎてさらに上昇した場合、例えばAC260Vに達し
た場合、電圧検出手段12はバックライトオフ信号40
を出力する。フォトカプラ駆動回路41はこの信号によ
り、フォトカプラ38の発光ダイオードに抵抗39を介
して流れる電流をオフにする。これによってフォトカプ
ラ38の出力側のトランジスタがオフになり、バックラ
イト電流を遮断して、過電流による破損を防止する。A
C電源1の電圧が下がってきて、AC260を下回ると
再びバックライトオフ信号40が解除され、フォトカプ
ラ38がオンしてバックライト電流Iが流れる。
【0033】なお、実施例ではバックライトオフ信号
40は、AC260Vで出力するように構成したが、A
C電源1の電圧がAC260Vの近傍で繰り返して変化
するとこれに対応して、バックライトオフ信号40もオ
ンオフを繰り返し出力され、バックライト電流Iも断続
されるので、これを防止するために実施例で述べたよ
うに、例えばAC260Vでフォトカプラをオフ、AC
250Vに下降するとオンにするようにヒステリシスを
持たせることもできる。また、この実施例、図3及
び図7にも適用できることは言うまでもない。
【0034】実施例. 図17は、この発明の実施例による計測表示するため
のバックライト制御装置の回路構成図、図18は図17
の計測表示するためのバックライト制御装置におけるC
PUの処理を示すフローチャートである。なお、図17
のバックライト制御装置の動作は図16と同じである。
実施例は、実施例の図9においてトライアック11
の代わりにフォトトライアック30、抵抗32、フォト
トライアック駆動回路31を付加し、またフォトカプラ
38、抵抗39、フォトカプラオフ信号40、フォトカ
プラ駆動回路41を付加したものである。フォトトライ
アック30の動作については、実施例で説明したのと
同じであるので説明を省略する。図17及び図18にお
いて、CPU22がマルチプレクサ23を介して、電圧
変換回路29の出力をA/D変換回路25でA/D変換
して読み込み、AC150V及びAC140Vと大小比
較判定をすることについては、実施例の図10で説明
した内容と同じである。CPU22は処理33において
AC1の電圧がAC150Vより大と判定した場合、ト
ライアックオフ(処理34)、トライアックオフ記憶
(処理35)の処理を行った後、さらにAC260Vよ
り大かどうかの判定を行い(処理70)、AC260V
より大の場合はフォトカプラオフ(処理71)を行い、
フォトカプラオフ信号40を図16に示すように出力し
て、フォトカプラ38をオフさせ、バックライト電流I
を遮断する。またAC260Vより小の場合はフォトカ
プラオン(処理72)を行うことでフォトカプラオフ信
号40の出力を中止し、フォトカプラ38をオンさせ、
バックライト電流Iを流す。またこの実施例は実施例
においても適用できることは言うまでもない。
【0035】実施例. 図19は、この発明の実施例によるバックライト制御
装置の回路構成図、図20は、図19のバックライト制
御装置の動作説明図である。実施例は実施例の図1
5において、フォトカプラ38、抵抗39、バックライ
トオフ信号40、フォトカプラ駆動回路41の代わり
に、フォトトライアック42、抵抗43、トライアック
オン信号44、フォトトライアック駆動回路45を付加
したものである。図19、図20に基づき動作の説明を
行う。電圧検出手段12はAC電源1の電圧が例えばA
C260V以下の場合は、トライアックオン信号44を
オンにし、フォトトライアック駆動回路45によってフ
ォトトライアック42をオンさせ、コンデンサ10を交
流が流れる状態にする。またAC電源1の電圧がAC1
50V未満の場合は電圧検出手段12はトライアックオ
ン信号13をオンさせ、フォトトライアック30がオン
し、インピーダンスを下げてバックライト電流Iを増加
させる。AC電源1の電圧が徐々に増加し、AC150
Vに達すると電圧検出手段12は、トライアックオン信
号13をオフにし、フォトトライアック30がオフにな
り、インピーダンスを増加させてバックライト電流I
は、フォトトライアック42、コンデンサ10、コンデ
ンサ7を経由して流れるようにすることでバックライト
電流Iを抑制する。さらに、AC電源1の電圧がAC2
60Vに達するとトライアックオン信号44がオフにな
り、フォトトライアック42がオフになって、バックラ
イト電流Iを阻止し、バックライト2の破損を防止す
る。
【0036】実施例. 図21は、この発明の実施例によるバックライト制御
装置の動作説明図、図22はこの発明の実施例による
コンデンサの残留電荷放電用抵抗を設けた回路図であ
る。実施例においては、図20のようなトライアック
オン信号13、44を出力することでバックライト電流
Iの制御を行ったが、実施例においては、図21に示
すような制御方法すなわちAC150VとAC160V
の間はトライアック30、42がオフし、バックライト
電流Iが阻止されるようにする。このように構成したも
のでは、コンデンサ10の残留電荷が残ったままとなっ
てしまう。従ってAC200Vから150に低下し、再
び150Vから200Vへ上昇する途中のAC160V
のとき、トライアック42がオンすると、コンデンサ1
0には残留電荷による残留電圧と回路電圧が重畳して印
加されるため耐電圧の高いコンデンサが必要である。ま
た、その際の過渡現象も過酷となるおそれがある。そこ
でコンデンサ10と並列に抵抗46を設けることで、A
C150VとAC160V間にこの抵抗46を介してコ
ンデンサ10の残留電荷を放電するよう構成したので、
上記の問題点を解決することができる。実施例の図1
4においては、抵抗33を設けたが、この抵抗33は常
時バックライト電流Iが流れるため、かなり大きなワッ
ト数の抵抗が必要であった。実施例の場合は図22の
回路により、抵抗46はコンデンサ10の残留電荷放電
用の抵抗として作用する。従って抵抗値を大きくするこ
とができるため、ワット数を小さくできる効果がある。
【0037】実施例10. 図23は、この発明の実施例10による計測表示するた
めのバックライト制御装置の回路構成図、図24は、図
23の計測表示するためのバックライト制御装置におけ
るCPUの処理を示すフローチャートである。実施例
は、実施例の図17においてフォトカプラ38、抵
抗39、フォトカプラ駆動回路41、フォトカプラオフ
信号40の代わりに、フォトトライアック42、抵抗4
3、トライアックオン信号44、フォトトライアック駆
動回路45を付加したものである。電圧変換回路29、
マルチプレクサ23、A/D変換回路25等の動作は実
施例に同じである。以下、実施例と重複する部分に
ついては説明を省略する。
【0038】図24において、CPU22は処理73
で、AC電源1の電圧がAC160Vより小と判定した
場合、トライアックオン信号44をオフさせ、フォトト
ライアック駆動回路45はフォトトライアック42の駆
動をオフにする(処理71b)。一方AC160Vより
大と判定した場合、次にAC260Vより大きいかどう
かの判定を行う(処理70)。AC260Vより小の時
はトライアックオン信号44をオンさせ、フォトトライ
アック42をオンにする(処理72b)。一方AC26
0Vより大の時はトライアックオン信号44をオフさ
せ、フォトトライアック42をオフにする(処理71
b)。これによってバックライト電流Iはフォトトライ
アック30、42ともオフになり、阻止される。なお、
この実施例10の考え方に基づき図11や図13に示す
ようにトライアックとコンデンサの接続された回路を並
列につないだり、あるいは直列につないでいくことで、
バックライト電流Iの変化量を抑制できることは言うま
でもない。これは実施例においても同様である。
【0039】実施例11. 図25は、この発明の実施例11によるバックライト制
御装置の回路構成図である。実施例11は計測対象のデ
ータが、例えば上限値を越えたり、あるいは下限値を越
えるなどの異常が発生した場合などに監視者に警報とし
て知らせるためのフリッカ表示を行うものである。図に
おいて、図15と同じものはその説明を省略する。47
は警報信号であり、図示しない監視手段から信号が送ら
れる。48は基準クロック発生回路であり、フリッカ表
示の周波数に相当する矩形波信号49を出力するもので
ある。50はゲート回路で、警報信号47が入力される
とゲート回路50は開となり、矩形波信号49はゲート
回路50を通過する。51はオアゲート回路で、ゲート
回路50を通過した矩形波信号49が入力されると、こ
の矩形波信号49に同期して、フォトカプラ38をオン
オフ駆動する。これによってバックライト電流Iは断続
されるため、バックライト2はこれに同期して点灯消灯
を繰り返す。これによって監視者に異常を知らしめるこ
とができる。実施例11では、AC電源1の電圧がAC
260Vを越えると、フォトカプラオフ信号40によっ
てバックライト2は消灯する。
【0040】実施例12. 図26はこの発明の実施例12による計測表示するため
のバックライト制御装置の回路構成図、図27は、図2
6の計測表示するためのバックライト制御装置における
CPUの処理を示すフローチャートである。実施例12
は、実施例11と同様に警報発生時にバックライト2を
点滅させ、監視者に知らしめる構成例である。図17と
同じものはその説明を省略する。48は基準クロック発
生回路であり、矩形波信号49を出力し、CPU22に
入力する。CPU22はマルチプレクサ23を介して入
力された計測信号21a,21b,21c…を、A/D
変換回路25でA/D変換したA/D変換データ28を
読み込む。読み込んだA/D変換データ28と、CPU
22があらかじめ設定等により記憶している警報値とを
比較して、上限値を超えているかあるいは下限値を下回
っていると判断すると警報を発生する。そして図27に
示す警報処理を実行する。すなわち矩形波信号49を読
み込み(処理73)、矩形波信号49がオンレベルかオ
フレベルかを判定し(処理74)、オフレベルであれば
フォトカプラオフ信号40をオンにして、フォトカプラ
38をオフにし、バックライト電流Iを阻止してバック
ライト2を消灯させる(処理75)。次にオンレベルで
あればフォトカプラオフ信号40をオフにして、フォト
カプラ38をオンにし、バックライト電流Iを流して、
バックライト2を点灯させる(処理76)。以上の処理
によって警報発生時にバックライト2の点滅ができる。
【0041】実施例13. 図28はこの発明の実施例13による計測表示するため
のバックライト制御装置の回路構成図である。実施例
では基準クロック発生回路48の矩形波信号49を、
一旦CPU22へ取り込んで、CPU22で矩形波信号
49のレベルを判定して、それに応じて、バックライト
2の点滅を行うよう構成したが、実施例13は、図28
に示すように、CPU22は警報信号47を出力し、こ
の信号でゲート回路50を開状態にし、ゲート回路50
を通過した矩形波信号49でフォトカプラ38をオンオ
フさせるよう構成したものである。
【0042】実施例14. 図29はこの発明の実施例14によるバックライトの内
部構成と制御装置を示す回路構成図である。実施例14
のバックライト2は、発光ダイオードを直列に接続した
回路を並列接続したものであり、これにバックライト電
流Iを流すことで発光ダイオードが点灯し、この光によ
って液晶の背面から光を透過させ、液晶を見やすくする
ものである。実施例14では、バックライト2に複数の
赤色発光ダイオード52R1、52R2、52R3…5
2Rnと、複数の緑色発光ダイオード52G1,52G
2,52G3…52Gnを図のように並列接続する。こ
の2列の発光ダイオード列にそれぞれ図17に示される
ようなフォトカプラ38、53、抵抗39、54及びフ
ォトカプラ駆動回路41、55を設けたものである。4
0、56はフォトカプラオフ信号である。通常は、CP
U22はフォトカプラオフ信号40をオフ状態にし、フ
ォトカプラ38をオンにし、フォトカプラオフ信号56
はオン状態にしてフォトカプラ53をオフして、緑色発
光ダイオード52G1、52G2、52G3…52Gn
を導通させ液晶面を緑色に点灯させる。
【0043】次に、一段警報をCPU22が判断する
と、フォトカプラオフ信号56をオフ状態にしてフォト
カプラ53をオンさせ、赤色発光ダイオード52R1、
52R2、52R3…52Rnにもバックライト電流I
を導通させる。これによって赤色の発光も印加されるた
め、緑色の発光と合成されて橙色に液晶面が点灯する。
次に、二段警報をCPU22が判断すると、フォトカプ
ラオフ信号40をオン状態にし、フォトカプラ38をオ
フにすることで緑色発光ダイオード52G1、52G
2、52G3…52Gnのバックライト電流Iを阻止す
る。これによってバックライト電流Iは赤色発光ダイオ
ード52R1、52R2、52R3…52Rnのみに流
れるため、液晶面は赤色に点灯し、注意を喚起すること
ができる。また、この状態でフォトカプラ53を、交互
に、CPU22のフォトカプラオフ信号56にてオンオ
フすることにより、赤色の点滅表示をさせて、一層その
効果を増すことができる。
【0044】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。 列に
接続された少なくとも一つのコンデンサと少なくとも一
つのトライアックから構成され、交流電圧を入力し、制
御信号によってインピーダンスを変更することができる
インピーダンス回路と、このインピーダンス回路の出力
を整流する整流回路と、この整流回路により整流された
バックライト電流によって発光するバックライトと、制
御信号によりバックライト電流を阻止するよう設けられ
たスイッチ回路を有し、交流電圧を検出し、その検出内
容に応じて、インピーダンス回路にインピーダンスを変
更させるための制御信号を送ると共に、検出内容に応じ
て、スイッチ回路にバックライト電流を阻止する制御信
号を送る交流電圧検出回路を備え、複数の定格電源など
広い範囲の交流電圧で、インピーダンスを変更し、バッ
クライト電流をほぼ均一化して、バックライトの輝度を
一定にすることができると共に、しきい値を越える異常
電圧の印加を防ぎ、過電流によるバックライトの破損を
防止する。さらに、並列に接続された少なくとも一つの
コンデンサと少なくとも一つのトライアックから構成さ
れ、交流電圧を入力し、制御信号によってインピーダン
スを変更することができるインピーダンス回路と、この
インピーダンス回路の出力を整流する整流回路と、この
整流回路により整流されたバックライト電流によって発
光するバックライトと、制御信号によりバックライト電
流を阻止するよう設けられたスイッチ回路と、交流電圧
を直流電圧信号に変換する電圧変換回路と、計測データ
をA/D変換すると共に電圧変換回路の出力する直流電
圧信号をA/D変換するA/D変換回路と、このA/D
変換回路の出力する直流電圧信号に対応するA/D変換
データの内容により、インピーダンス回路にインピーダ
ンスを変更させるための制御信号を送ると共に、直流電
圧信号に対応するA/D変換データの内容により、スイ
ッチ回路にバックライト電流を阻止する制御信号を送る
制御回路を備え、複数の定格電源など広い範囲の交流電
圧で、インピーダンスを変更し、バックライト電流をほ
ぼ均一化して、バックライトの輝度を一定にすることが
できると共に、しきい値を越える異常電圧の印加を防
ぎ、過電流によるバックライトの破損を防止し、しか
も、計測データと交流電圧の処理を同じ制御回路で行う
ので、回路の共用化ができ、電源電圧の判定値をソフト
ウエアで設定することができる。
【0045】また、制御回路は、スイッチ回路に、計測
データに対応するA/D変換データの内容に応じて制御
信号を送り、監視者に計測データの異常を知らせること
ができる。また、バックライトを、複数色の発光ダイオ
ードで構成し、制御信号によってそれぞれの色の発光ダ
イオードごとのバックライト電流を阻止することができ
るよう設けられたスイッチ回路に、計測データに対応す
るA/D変換データの内容に応じて制御信号を送る制御
回路によって、バックライトの発光色を変化させて、計
測データの異常を知らせ、監視者の注意を喚起すること
ができる。加えて、複数色の発光ダイオードは、緑と赤
の二色であり、制御回路は、計測データに対応するA/
D変換データと予め設定された警報値との比較を行い、
比較結果に応じて、バックライトを通常時は緑色に発光
させ、一段警報時は橙色に発光させ、二段警報時は、赤
色に発光させるよう制御信号を送り、監視者に計測デー
タの異常を二段階で知らせることができる。
【0046】また、スイッチ回路は、基準信号発生回路
によって発生される基準信号を制御信号として入力され
ることにより、繰返し開閉し、バックライトをフリッカ
動作させて、計測データの異常を監視者に知らせること
ができる。また、制御回路は、計測データに対応するA
/D変換データと予め設定された警報値との比較によっ
て得られる警報信号を制御信号として送って、スイッチ
回路を繰返し開閉し、バックライトをフリッカ動作させ
て、計測データの異常を監視者にしらせる。また、イン
ピーダンス回路は、直列に接続された複数のコンデンサ
と、一部のコンデンサにそれぞれ並列に設けられたトラ
イアックから構成され、トライアックを制御信号によっ
てオンオフさせることにより、インピーダンスをきめ細
かく変更して、簡易な回路で、複数の定格電源における
バックライト電流をほぼ同じにするものであり、インピ
ーダンス回路をコンデンサで構成することで電力損失を
軽減でき、発熱を抑えることができる。また、インピー
ダンス回路は、並列に接続された複数のコンデンサと、
一部のコンデンサにそれぞれ直列に設けられたトライア
ックから構成され、トライアックを制御信号によってオ
ンオフさせることにより、インピーダンスをきめ細かく
変更して、簡易な回路で、複数の定格電源におけるバッ
クライト電流をほぼ同じにするものであり、インピーダ
ンス回路をコンデンサで構成することで電力損失を軽減
でき、発熱を抑えることができ、コンデンサを並列に接
続したので、一つのコンデンサ容量は小さくてよい。
【0047】さらにまた、インピーダンス回路のトライ
アックは、ゼロクロス機能付きフォトトライアックであ
り、直列に接続された抵抗器と共に用いて、トライアッ
クのオンオフ時の過渡現象を緩和でき、トライアックの
電流マージンを小さく設定でき、小形化できる。また、
制御信号を、インピーダンス回路のトライアックをオン
させる電圧より、トライアックをオフさせる電圧の方が
高くなるよう設定して発信させ、インピーダンス変更時
のバックライトのフリッカ動作を防止し、バックライト
の輝度が明暗を繰返し、使用者に不安をもたらせるおそ
れを除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のベースとなるバックライト制御装
置の回路構成図である。
【図2】 図1のバックライト制御装置の動作説明図で
ある。
【図3】 この発明のベースとなる別のバックライト制
御装置の回路構成図である。
【図4】 図3のバックライト制御装置の動作説明図で
ある。
【図5】 この発明のベースとなる更に別のバックライ
ト制御装置の回路構成図である。
【図6】 図5のバックライト制御装置の動作説明図で
ある。
【図7】 この発明のベースとなる更に別のバックライ
ト制御装置の回路構成図である。
【図8】 図7のバックライト制御装置の動作説明図で
ある。
【図9】 この発明の実施例による計測表示するため
のバックライト制御装置の回路構成図である。
【図10】 図9の計測表示するためのバックライト制
御装置におけるCPUの処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】 この発明の実施例による計測表示をする
ためのバックライト制御装置の回路構成図である。
【図12】 図11の計測表示をするためのバックライ
ト制御装置におけるCPUの処理を示すフローチャート
である。
【図13】 この発明の実施例による計測表示するた
めのバックライト制御装置の回路構成図である。
【図14】 この発明の実施例によるバックライト制
御装置の回路構成図である。
【図15】 この発明の実施例によるバックライト制
御装置の回路構成図である。
【図16】 図15のバックライト制御装置の動作説明
図である。
【図17】 この発明の実施例による計測表示するた
めのバックライト制御装置の回路構成図である。
【図18】 図17の計測表示するためのバックライト
制御装置におけるCPUの処理を示すフローチャートで
ある。
【図19】 この発明の実施例によるバックライト制
御装置の回路構成図である。
【図20】 図19のバックライト制御装置の動作説明
図である。
【図21】 この発明の実施例によるバックライト制
御装置の動作説明図である。
【図22】 この発明の実施例によるコンデンサの残
留電荷放電用抵抗を設けた回路図である。
【図23】 この発明の実施例10による計測表示する
ためのバックライト制御装置の回路構成図である。
【図24】 図23の計測表示するためのバックライト
制御装置におけるCPUの処理を示すフローチャートで
ある。
【図25】 この発明の実施例11によるバックライト
制御装置の回路構成図である。
【図26】 この発明の実施例12による計測表示する
ためのバックライト制御装置の回路構成図である。
【図27】 図26の計測表示するためのバックライト
制御装置におけるCPUの処理を示すフローチャートで
ある。
【図28】 この発明の実施例13による計測表示する
ためのバックライト制御装置の回路構成図である。
【図29】 この発明の実施例14によるバックライト
の内部構成と制御装置を示す回路構成図である。
【図30】 従来の液晶表示器の電源回路構成図であ
る。
【図31】 従来のバックライト制御装置の回路構成図
である。
【符号の説明】
1 AC電源、2 バックライト、7,10,15,1
7,19 コンデンサ、8a〜8d ダイオード、1
1,14,18 トライアック、12 電圧検出手段、
22 CPU、25 A/D変換回路、29 電圧変換
回路、30,42フォトトライアック、32,33,4
6 抵抗、38 フォトカプラ、48 基準クロック発
生回路、50 ゲート、52Rn 赤色発光ダイオー
ド、52Gn緑色発光ダイオード。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/133 535

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に接続された少なくとも一つのコン
    デンサと少なくとも一つのトライアックから構成され、
    交流電圧を入力し、制御信号によってインピーダンスを
    変更することができるインピーダンス回路、このインピ
    ーダンス回路の出力を整流する整流回路、この整流回路
    により整流されたバックライト電流によって発光するバ
    ックライト、制御信号によりバックライト電流を阻止す
    るよう設けられたスイッチ回路、上記交流電圧を検出
    し、その検出内容に応じて、上記インピーダンス回路に
    インピーダンスを変更させるための制御信号を送ると共
    に、検出内容に応じて、上記スイッチ回路にバックライ
    ト電流を阻止する制御信号を送る交流電圧検出回路を備
    えたことを特徴とするバックライト制御装置。
  2. 【請求項2】 並列に接続された少なくとも一つのコン
    デンサと少なくとも一つのトライアックから構成され、
    交流電圧を入力し、制御信号によってインピーダンスを
    変更することができるインピーダンス回路、このインピ
    ーダンス回路の出力を整流する整流回路、この整流回路
    により整流されたバックライト電流によって発光するバ
    ックライト、制御信号によりバックライト電流を阻止す
    るよう設けられたスイッチ回路、上記交流電圧を直流電
    圧信号に変換する電圧変換回路、計測データをA/D変
    換すると共に上記電圧変換回路の出力する直流電圧信号
    をA/D変換するA/D変換回路、このA/D変換回路
    の出力する直流電圧信号に対応するA/D変換データの
    内容により、上記インピーダンス回路にインピーダンス
    を変更させるための制御信号を送ると共に、直流電圧信
    号に対応するA/D変換データの内容により、上記スイ
    ッチ回路にバックライト電流を阻止する制御信号を送る
    制御回路を備えたことを特徴とするバックライト制御装
    置。
  3. 【請求項3】 スイッチ回路は、インピーダンス回路に
    直列にゼロクロス機能付きフォトトライアックを接続し
    て構成したことを特徴とする請求項又は請求項記載
    のバックライト制御装置。
  4. 【請求項4】 スイッチ回路は、インピーダンス回路に
    直列にゼロクロス機能付きフォトトライアックを接続
    し、上記インピーダンス回路のコンデンサに、並列に抵
    抗器を接続して構成したことを特徴とする請求項記載
    のバックライト制御装置。
  5. 【請求項5】 制御信号は、第一の所定電圧と第二の所
    定電圧の間の所定の電圧範囲で、バックライト電流を阻
    止するよう送られることを特徴とする請求項記載のバ
    ックライト制御装置。
  6. 【請求項6】 制御回路は、スイッチ回路に、計測デー
    タに対応するA/D変換データの内容に応じて制御信号
    を送ることを特徴とする請求項記載のバックライト制
    御装置。
  7. 【請求項7】 バックライトを、複数色の発光ダイオー
    ドで構成し、制御信号によってそれぞれの色の発光ダイ
    オードごとのバックライト電流を阻止することができる
    よう設けられたスイッチ回路に、計測データに対応する
    A/D変換データの内容に応じて制御信号を送る制御回
    路によって、バックライトの発光色を変化させることを
    特徴とする請求項記載のバックライト制御装置。
  8. 【請求項8】 複数色の発光ダイオードは、緑と赤の二
    色であり、制御回路は、計測データに対応するA/D変
    換データと予め設定された警報値との比較を行い、比較
    結果に応じて、バックライトを通常時は緑色に発光さ
    せ、一段警報時は橙色に発光させ、二段警報時は、赤色
    に発光させるよう制御信号を送ることを特徴とする請求
    記載のバックライト制御装置。
  9. 【請求項9】 スイッチ回路は、基準信号発生回路によ
    って発生される基準信号を制御信号として入力されるこ
    とにより、繰返し開閉し、バックライトをフリッカ動作
    させることを特徴とする請求項又は請求項記載のバ
    ックライト制御装置。
  10. 【請求項10】 制御回路は、計測データに対応するA
    /D変換データと予め設定された警報値との比較によっ
    て得られる警報信号を制御信号として送って、スイッチ
    回路を繰返し開閉し、バックライトをフリッカ動作させ
    ることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか一
    項記載のバックライト制御装置。
  11. 【請求項11】 制御回路は、基準信号発生回路によっ
    て発生され、スイッチ回路に入力される基準信号を通過
    させるゲートに、計測データに対応するA/D変換デー
    タと予め設定された警報値との比較によって得られる警
    報信号を送り、上記基準信号を通過させて制御信号とす
    ることにより、スイッチ回路を繰返し開閉し、バックラ
    イトをフリッカ動作させることを特徴とする請求項
    至請求項のいずれか一項記載のバックライト制御装
    置。
  12. 【請求項12】 インピーダンス回路は、直列に接続さ
    れた複数のコンデンサと、一部の上記コンデンサにそれ
    ぞれ並列に設けられたトライアックから構成され、上記
    トライアックを制御信号によってオンオフさせることに
    より、インピーダンスを変更することを特徴とする請求
    項1乃至請求項11のいずれか一項記載のバックライト
    制御装置。
  13. 【請求項13】 インピーダンス回路は、並列に接続さ
    れた複数のコンデンサと、一部の上記コンデンサにそれ
    ぞれ直列に設けられたトライアックから構成され、上記
    トライアックを制御信号によってオンオフさせることに
    より、インピーダンスを変更することを特徴とする請求
    項1乃至請求項11のいずれか一項記載のバックライト
    制御装置。
  14. 【請求項14】 インピーダンス回路のトライアック
    は、ゼロクロス機能付きフォトトライアックであり、直
    列に接続された抵抗器と共に用いられることを特徴とす
    る請求項12又は請求項13記載のバックライト制御装
    置。
  15. 【請求項15】 制御信号は、インピーダンス回路のト
    ライアックをオンさせる電圧より、上記トライアックを
    オフさせる電圧の方が高くなるよう設定されて、発信さ
    れることを特徴とする請求項12乃至請求項14のいず
    れか一項記載のバックライト制御装置。
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