JP3050682U - マグネット式サイドミラー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、ボンネットの両サイド部分を上下
挟む形態にし、マグネットで土台本体が着脱自在とな
る。中間支え軸部にスプリングバネを装着、上部に左右
確認ミラーと後方確認ミラーを装着し衝突事故の防止を
する。 【解決の手段】 本考案は、土台本体１の内部下面部分
に、４マグネット本体を装着、１土台本体上部に２支え
軸取付台、片面に３盗難防止用戻り留付連結板を一体
化。４マグネット本体接着部で１３ボンネット上面傷防
止に１２片面粘着シールを使用、中間支え軸部に５のス
プリングバネ本体を使用することで、外圧を弱め安全性
を高める。６の２面三角形ミラーカバー本体に７の左右
前方確認ミラー本体を装着、又６の２面三角形ミラーカ
バー本体に８の後方確認ミラー本体を装着し、７と８の
ミラー角度調整は手動式又は電動コントロール式も可能
になり、安全走行で交通事故防止に役立つ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、土台本体に盗難防止用連結板を一体化し、マグネットを装着。支え 軸部にスプリングバネを使用し、上部の２面三角形ミラーカバー本体に、左右確 認と後方確認の２体のミラーを装着した、安全確認ミラーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

道幅が狭く、建物駐車中の車やブロック塀等、信号機もなく左右見通しの悪い 交差点内に進入する際、従来左右の確認は、運転者自身の目以外確認の方法がな く、ボンネット式普通乗用車先端より、運転者の目までの距離約１８０ｃｍ以上 もあり、交差点入口より左右確認時までの空間、目かくし常態で左右通行帯に前 進していた。又、ボンネット式普通乗用車のドアバックミラー確認は、運転者が 左右に首を振りながら走行するため、前方確認度が低下する、特に高齢者や身体 に障害を持った者には負担となっている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

信号機もなく道幅も狭く、障害物等左右見通しの悪い交差点内に目かくし常態 で進入することは、出合い頭の衝突事故の原因であった。従って、ボンネット式 普通乗用車先端両サイド部分のボンネット上部に、マグネット式サイドミラーを 装着することにより、前方右側ミラーは左前方確認、前方左側ミラーは右前方確 認が交差点入口、障害物外面と車体先端部分が平行線上で可能になる。又、走行 中後方確認のため首を左右に振りドアミラーを見ることなく、視線を動かすこと で確認が可能となり、前述の欠点を解消しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、土台本体内部下面部分にマグネットを装着、中心部に支え軸取付台 、片面に盗難防止用戻り留付連結板を一体化した土台本体で、ボンネットを開き 挟む形態で着脱が自在で簡単である。又、土台本体のマグネット接着面でボンネ ット上面傷防止のため、取付簡単な片面粘着シールを貼ることで解決できる。中 間支え軸部にスプリングバネの柔軟性を活用し安全性を高める。上部に雨よけ付 ミラーカバーを一体化した２面三角形ミラーカバー本体にミラー取付部分を２ヶ 所設け、１ヶ所は左右前方確認ミラー本体、もう１ヶ所は後方確認ミラー本体を 装着、ドアミラー車で左右首を振ることなく視線を動かすことで可能となる。ミ ラー本体は適宜の平面又は凸形を使用。ミラー角度調整は手動式又は、電動コン トロール式も可能であり以上の問題点を解決している。

【０００５】

【考案の実施の形態】

土台本体は直径１５ｃｍ高さ２ｃｍの円形体で、土台本体内部下面部分に横並 び常態で前後２ヶ所適宜のマグネットを装着、マグネットは土台本体に固定せず 、３ｍｍ程度上下左右遊びを持つことでボンネット上面に密着できる。又、土台 本体中心部に支え軸取付台、片面に盗難防止用戻り留付連結板を一体化。中間支 え軸部に適宜のスプリングバネを使用、バネの柔軟性を生かし外圧を弱め安全性 をたかめる。上部に２面三角形ミラーカバー本体を装着、２面三角形ミラーカバ ー本体に雨よけカバーを一体化し、ミラー本体取付部分を２ヶ所設け、１ヶ所は 左右前方確認ミラーで適宜の凸形ミラーを使用、もう１ヶ所は後方確認ミラーで 適宜の平面又は平面に近い凸形ミラーを使用する。ミラー角度調整は手動式、又 はマグネット式サイドミラー本体内部に配線通穴を設け、配線をソケットで外線 と連結し電動コントロール式も可能となる。

【０００６】

【実施例】

以下添付図面に従って一実施例を説明する。マグネット式サイドミラー本体は 適宜の素材にて一体化形成されており、１は土台本体で直径１５ｃｍ高さ２ｃｍ の円形体で、内部下面部分に適宜のマグネット本体４を装着、４のマグネット本 体は１土台本体に固定せず、３ｍｍ程度上下左右遊びを持たせることで４マグネ ット本体下面の角度が自在となり、１３ボンネット上面に密着する。１土台本体 上部に２の支え軸取付台を一体化、又１土台本体片面に３盗難防止用戻り留付連 結板を一体化し、１３ボンネットと１４車体との隙間約５ｍｍを活用、１３ボン ネット下面が戻り留部分を留めることにより本体の盗難防止に役立つ、又、４マ グネット接着部分で１３ボンネット上面傷防止に、１２片面粘着シールを貼る事 で解決できる。

【０００７】 ５のスプリングバネ支え軸の下部は２取付台に装着、上部は６の２面三角形ミ ラーカバー本体に装着し、２と６の中間部分５のバネ山部分を適宜の長さに調整 することにより、走行中風圧を受けても６の２面三角形ミラーカバー本体の揺れ を停止し、７と８ミラー本体の確認が可能となる。又バネの特性を生かしバネ内 径より多少太めの軸部に、バネ山にそってねじ込み可能であるが、装着後取り外 しするため逆に廻せばバネの内径が締まり取り外しが不可能となる。

【０００８】 ６の２面三角形ミラーカバー本体に雨よけカバーを一体化。６の２面三角形ミ ラーカバー本体に７左右前方確認ミラー本体と、８後方確認ミラー本体の２面体 を装着。左右見通しの悪い交差点は徐行又は停止し７のミラー本体を使用し、又 走行中は８の後方確認ミラー本体を使用することにより、安全運転走行が可能に なり事故防止に役立つ。

【０００９】

【考案の効果】

上述の様に、マグネット式サイドミラーは安全な車体の位置で左右前方の確認 ができることは勿論、走行中ドアミラー確認のため、首を左右に振る必要もなく 、視線の動きで後方確認ができる。又土台本体にマグネットを使用することによ り着脱が簡単になり、ボンネットを閉じることにより、戻り留で盗難防止として 役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のマグネット式サイドミラー本体の一実
施例を示す一部切欠断面正面図である。

【図２】２面ミラー本体付三角形ミラーカバー本体を上
方から見た一部切欠断面平面図である。

【図３】土台本体を上方から見た一部切欠断面平面図で
ある。

【符号の説明】

１ 土台本体 ２ 支え軸取付台 （土台本体と一体化） ３ 盗難防止用戻り留付連結板 （土台本体と一体化） ４ マグネット本体 ５ 適宜のスプリングバネ支え軸本体 ６ ２面ミラー本体付三角形ミラーカバー本体 ７ 適宜の左右確認凸形ミラー本体 ８ 適宜の後方確認ミラー本体 ９ 配線通穴及び配線 １０ 配線ソケット １１ 保護ゴムカバー １２ 傷防止用片面粘着シール １３ ボンネット １４ 車体 １５ 外線ソケット

【手続補正書】

【提出日】平成１０年２月９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ボンネット式普通乗用車の、ボンネット
   先端部の両サイド部分に、土台本体片面に、盗難防止用
   戻り留付連結板を一体化し、マグネットを装着した土台
   本体は、ボンネットを挟む形態で着脱自在とする。中間
   支え軸部にスプリングバネを使用、上部の２面三角形ミ
   ラーカバー本体に、左右前方確認ミラーと後方確認ミラ
   ーを装着したところを特徴とするマグネット式サイドミ
   ラー