JP3050508B2 - 張力作動式ガス放出防止装置 - Google Patents
張力作動式ガス放出防止装置Info
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- JP3050508B2 JP3050508B2 JP7138633A JP13863395A JP3050508B2 JP 3050508 B2 JP3050508 B2 JP 3050508B2 JP 7138633 A JP7138633 A JP 7138633A JP 13863395 A JP13863395 A JP 13863395A JP 3050508 B2 JP3050508 B2 JP 3050508B2
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L29/00—Joints with fluid cut-off means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
倒壊、落雪荷重などによって容器に接続したホースに対
して一定以上の張力が作用したとき、自動的に作動して
ガスの放出を阻止する張力作動式ガス放出防止装置に関
するものである。
弁を使用する場合は、防止器本体や防止弁本体が容器に
取り付けられ、その先に高圧ホースや調整器が取り付け
られる構造であるため、容器交換に不便であり製品単価
も高くなる。
に鎖やワイヤーの一端が取り付けられ、鎖やワイヤーの
他端が家屋などの固定構造物に取り付けられ、容器転倒
の際に鎖やワイヤーが引っ張られる構造であるため、鎖
やワイヤーが邪魔となって容器交換がやり難い。さら
に、鎖やワイヤーを固定構造物に取り付けるフックが外
れたりして、防止器が作動しないこともある。
とも提案されているが、現に使用している容器だけでな
く、ガス充填のために回収中の容器や保存中の容器な
ど、総ての容器に組み込む必要があるためコスト高とな
るとともに、容器交換の都度その置き方で容器が傾いた
り、また容器交換後に容器弁を開く際の瞬間的なガスの
流れによって誤作動するケースが非常に多い。
目的は、放出防止のためのコストが低減し、誤作動がな
くて信頼性が高いとともに、容器の交換作業が簡便かつ
能率良く行なえる張力作動式ガス放出防止装置を提供す
ることである。
照符号を用いて説明すると、請求項1の発明の張力作動
式ガス放出防止装置では、容器20側に接続される円筒
状ニップル本体1の先端部側の内周面にガス導入口2に
連通した弁孔部3をニップル本体1の中空部6より拡大
して設け、ニップル本体1の中空部6に円筒状防止器本
体7をスライド可能に嵌合し、ニップル本体1の内周面
と防止器本体7の外周面間の気密を保持するシール部材
14を設け、ニップル本体1の基端部側の内周面に制止
溝5をシール部材14の下流側において環状に設け、防
止器本体7のスライド時にガスの取出し通路を閉塞する
弁体13を防止器本体7の先端部に設ける。
入孔10を弁体13の基端側に隣接させて設け、防止器
本体7の中間部分の外周面に第1ストッパー受溝11と
第2ストッパー受溝12を所定間隔を置いて環状に設
け、先端寄りの第1ストッパー受溝11の先端側の溝壁
面11aをスライド方向に対して直角に形成し、第1ス
トッパー受溝11の基端側の溝壁面11bをスライド方
向に対して傾斜したテーパー面に形成し、基端寄りの第
2ストッパー受溝12の先端側の溝壁面12aをスライ
ド方向に対して前記溝壁面11bとは逆向きに傾斜した
テーパー面に形成し、第2ストッパー受溝12の基端側
の溝壁面12bをスライド方向に対して直角に形成す
る。
においては、防止器本体7の前記弁体13がニップル本
体1の弁孔部3内に突出し、防止器本体7の第2ストッ
パー受溝12がニップル本体1の制止溝5に対面する一
方、異常張力が作用した作動後においては、防止器本体
7の弁体13がニップル本体1の中空部6の内周面に圧
接し、防止器本体7の第1ストッパー受溝11がニップ
ル本体1の制止溝5に対面するように位置設定し、円周
の一部が切り離されて半径方向に弾性変形するC形リン
グ状のストッパー15を防止器本体7の第1ストッパー
受溝11または第2ストッパー受溝12とニップル本体
1の制止溝5に跨がらせて係合させ、防止器本体7の基
端部側にホース16を接続する。
防止器本体7の中間部分の外周面に制止溝5をシール部
材14の下流側において環状に設け、ニップル本体1の
基端部側の内周面に第1ストッパー受溝11と第2スト
ッパー受溝12を所定間隔を置いて環状に設け、先端寄
りの第1ストッパー受溝11の先端側の溝壁面11aを
スライド方向に対して直角に形成し、第1ストッパー受
溝11の基端側の溝壁面11bをスライド方向に対して
傾斜したテーパー面に形成し、基端寄りの第2ストッパ
ー受溝12の先端側の溝壁面12aをスライド方向に対
して前記溝壁面11bとは逆向きに傾斜したテーパー面
に形成し、第2ストッパー受溝12の基端側の溝壁面1
2bをスライド方向に対して直角に形成する。
においては、防止器本体7の前記弁体13がニップル本
体1の弁孔部3内に突出し、ニップル本体1の第1スト
ッパー受溝11に防止器本体7の制止溝5が対面する一
方、異常張力が作用した作動後においては、防止器本体
7の弁体13がニップル本体1の中空部6の内周面に圧
接し、ニップル本体1の第2ストッパー受溝12に防止
器本体7の制止溝5が対面するように位置設定する。そ
の他の構成は請求項1のガス放出防止装置と同様とす
る。
よる容器20の転倒や落雪荷重のためにホース16に所
定以上の異常張力が作用したとき、ホース16に牽引さ
れた防止器本体7はニップル本体1内をスライドし、弁
手段13がガス取出し通路を閉塞することによって、ガ
ス放出による爆発や火災事故を未然に防止する。地震の
終息や雪塊の除去後、容器20を起こしてから防止器本
体7を元に位置にスライド復帰させると、容器20とホ
ース16間のガス取出し通路が開放され、ガスは供給可
能となる。容器20の交換作業は、ニップル本体1を容
器20から脱着することによって行われ、その際、防止
器本体7には何等の作業も加えられない。
図2と図4に示したように作動前の状態においては、容
器20側からのガスはニップル本体1のガス導入口2か
ら弁孔部3を通り、防止器本体7のガス流入孔10から
中空部9を通ってホース16に流れている。すなわち、
容器20側からホース16へのガス取出し通路は、ガス
導入口2と弁孔部3とガス流入孔10と中空部9によっ
て構成されている。ストッパー15は防止器本体7の第
2ストッパー受溝12とニップル本体1の制止溝5に跨
がって係合している。第2ストッパー受溝12の直角な
溝壁面12bがストッパー15の側面に当接しているた
め、防止器本体7の先端方向へのスライドは制止されて
おり、弁体13は弁孔部3内に突き出した開弁位置に保
たれている。シール部材14は、ニップル本体1の内周
面と防止器本体7の外周面との間の遊隙を閉塞し、ガス
漏洩を阻止している。
いし転倒したり、落雪荷重がホース16に加わることに
よってホース16に作用する張力が、ストッパー15と
防止器本体7の間に働く摩擦力に打ち勝つと、防止器本
体7はホース16に牽引されてニップル本体1に対して
基端側へとスライドする。このスライド動作時に、第2
ストッパー受溝12のテーパー状の溝壁面12aに側面
を押圧されたストッパー15は、拡径方向に弾性変形し
て第2ストッパー受溝12から押し出され、制止溝5へ
と押し込まれる。
3とガス流入孔10がニップル本体1の中空部6内に一
定距離入り込み、ニップル本体1の中空部6の内周面に
弁体13が圧接することによって、前記した容器20か
らホース16へのガス取出し通路が閉塞されたときに
は、制止溝5は第1ストッパー受溝11に対面する。そ
のため、制止溝5内のストッパー15は縮径方向に瞬時
に弾性復帰し、図6に示したように制止溝5と第1スト
ッパー受溝11に跨がって係合する。このとき、第1ス
トッパー受溝11の直角な溝壁面11aがストッパー1
5の側面に当接するため、防止器本体7の基端方向への
それ以上のスライドは制止される。
ス配管の点検修理が完了した後、防止器本体7をストッ
パー15と防止器本体7間の摩擦力に抗してニップル本
体1の先端方向にスライドさせると、第1ストッパー受
溝11のテーパー状の溝壁面11bに側面を押圧された
ストッパー15は、拡径方向に弾性変形して第1ストッ
パー受溝11から押し出され、制止溝5へと押し込まれ
る。そのため、先端方向への防止器本体7のスライド
は、図2と図4に示したようにホース16の締着金具1
7の先端面17aがニップル本体1の基端面1aに当接
するまで実行される。
とき、図4に示したように制止溝5が第2ストッパー受
溝12に対面するため、制止溝5内のストッパー15は
縮径方向に瞬時に弾性復帰し、制止溝5と第2ストッパ
ー受溝12に跨がって係合し、再び作動前の状態とな
る。
0側からホース16へのガス取出し通路は、ニップル本
体1のガス導入口2と弁孔部3と防止器本体7のガス流
入孔10と中空部9によって構成されている。図7に示
したように作動前の状態では、ストッパー15はニップ
ル本体1の第1ストッパー受溝11と防止器本体7の制
止溝5に跨がって係合している。第1ストッパー受溝1
1の直角な溝壁面11aがストッパー15の側面に当接
しているため、防止器本体7の先端方向へのスライドは
制止されており、弁体13は弁孔部3内に突き出した開
弁位置に保たれている。シール部材14はニップル本体
1の内周面と防止器本体7の外周面との間の遊隙を閉塞
し、ガス漏洩を阻止している。
り、落雪荷重がホース16に加わることによってホース
16に作用する張力が、ストッパー15とニップル本体
1間の摩擦力に打ち勝つと、防止器本体7はホース16
に牽引されてニップル本体1に対して基端側へとスライ
ドする。このスライド動作時に、第1ストッパー受溝1
1のテーパー状の溝壁面11bに側面を押圧されたスト
ッパー15は、縮径方向に弾性変形して第1ストッパー
受溝11から押し出され、制止溝5へと押し込まれる。
3とガス流入孔10がニップル本体1の中空部6内に一
定距離入り込み、ニップル本体1の中空部6の内周面に
弁体13が圧接することによって、前記した容器20か
らホース16へのガス取出し通路が閉塞されたときに
は、制止溝5は第2ストッパー受溝12に対面する。そ
のため、制止溝5内のストッパー15は拡径方向に瞬時
に弾性復帰し、図8に示したように制止溝5と第2スト
ッパー受溝12に跨がって係合する。このとき、第2ス
トッパー受溝12の直角な溝壁面12bがストッパー1
5の側面に当接するため、防止器本体7の基端方向への
それ以上のスライドは制止される。
ップル本体1の先端方向にストッパー15とニップル本
体1間の摩擦力に抗してスライドさせると、第2ストッ
パー受溝12のテーパー状の溝壁面12aに側面を押圧
されたストッパー15は、縮径方向に弾性変形して第2
ストッパー受溝12から押し出され、制止溝5へと押し
込まれる。そのため、先端方向への防止器本体7のスラ
イドは、図7に示したようにホース16の締着金具17
の先端面17aがニップル本体1の基端面1aに当接す
るまで実行される。
とき、図7に示したように制止溝5が第1ストッパー受
溝11に対面するため、制止溝5内のストッパー15は
拡径方向に瞬時に弾性復帰し、制止溝5と第2ストッパ
ー受溝12に跨がって係合し、再び作動前の状態とな
る。
は、シール部材14が防止器本体7の側に設けられてい
る点を除き、図7と図8に示したガス放出防止装置と同
じように作動する。
端部外周面に接続用雄螺子部25を設け、容器弁21の
ガス出口部の内周面には接続用雌螺子部を設けてある。
ニップル本体1には操作ハンドル19を嵌め込み固定し
てあり、ニップル本体1は操作ハンドル19を回転操作
することによって容器弁21にねじ込み接続される。ニ
ップル本体1の先端部には気密保持用のパッキング26
を設けてある。
面18が形成され、これに嵌め合わされたホース16は
高圧用ホースであり、締着金具17によって防止器本体
7に接続されている。ホース16の下流側端部は減圧器
30の入口側に接続され、減圧器30の出口側はガス配
管28に接続されている。ガス配管28は家屋壁面等の
固定構造物27に固着され、ガス配管の途中にはガスメ
ータ29が挿入されている。
に形成してあり、防止器本体7のスライド作動時に弁体
13のガイド面となる。容器20からホース16へのガ
ス取出し通路を閉塞する弁体13はO−リングで構成さ
れ、弁体13は防止器本体7の先端部側外周面に設けた
環状の弁体受溝8に嵌め込まれている。なお、弁体13
の防止器本体7への取付は焼き付けによって行うことも
できる。ニップル本体1の内周面と防止器本体7の外周
面間を気密に保持するシール部材14はOーリングで構
成されている。
ール部材14はニップル本体1の中間部分の内周面に設
けた環状のリング受溝4に嵌め込まれている。図9の実
施例では、シール部材14は防止器本体7の中間部分の
外周面に設けた環状のリング受溝4に嵌め込まれてい
る。
実施例では、ストッパー15は横断面円形の金属線材で
構成され、無負荷状態で第1ストッパー受溝11または
第2ストッパー受溝12と制止溝5の双方に跨がって係
合するように設計される。なお、摩擦力を大きくするた
めに、図2の実施例では、ストッパー15を拡径方向に
弾性変形して防止器本体7の制止溝5に嵌め込み、縮径
方向に弾性復元したストッパー15を防止器本体7に圧
接させることもできる。同様の目的で、図7の実施例と
図9の実施例では、ストッパー15を縮径方向に弾性変
形してニップル本体1の制止溝5に嵌め込み、拡径方向
に弾性復元したストッパー15をニップル本体1に圧接
させることもできる。
放出防止装置では、防止器本体7の主体部分が容器弁2
1に接続されるニップル本体1に完全に組み込まれてお
り、ニップル本体1より突出した防止器本体7の基端部
分にホース16が接続される構造であるため、転倒式防
止器や過流式防止弁を容器弁に直接取付した場合と比較
して、容器20の交換作業が簡便かつ能率良く行なえ
る。
が組み込まれ、容器弁21には一切防止機構を内蔵させ
ない構造であるため、従来の過流式防止弁を総ての容器
弁に組み込む場合と比較して、放出防止のためのコスト
が大幅に低下する。
受けて防止器本体7がスライドする構造であるため、誤
作動や不作動がなく信頼性に優れている。また、作動状
態ではホース16に牽引されて防止器本体7の基端部が
ニップル本体1から突出しているため、作動の成否の確
認が簡単に目視確認できる。
壁面11bや第2ストッパー受溝12の溝壁面12aの
傾斜角度の変更、ストッパー15の材質や寸法形状の変
更、ニップル本体1の内周面や防止器本体7の外周面の
仕上げ度の変更などによって、作動張力を任意にかつ簡
単に設定調整することができる。
例を示す正面図である。
防止装置の作動前の縦断面図である。
である。
トッパーとストッパー受溝の関係位置を示す要部拡大縦
断図である。
の拡大正面図である。
トッパーとストッパー受溝の関係位置を示す要部拡大縦
断図である。
出防止装置の作動前の縦断面図である。
縦断面図である。
ス放出防止装置の作動前の縦断面図である。
大縦断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 容器20側に接続される円筒状ニップル
本体1の先端部側の内周面にガス導入口2に連通した弁
孔部3をニップル本体1の中空部6より拡大して設け、
ニップル本体1の中空部6に円筒状防止器本体7をスラ
イド可能に嵌合し、ニップル本体1の内周面と防止器本
体7の外周面間の気密を保持するシール部材14を設
け、ニップル本体1の基端部側の内周面に制止溝5をシ
ール部材14の下流側において環状に設け、防止器本体
7のスライド時にガスの取出し通路を閉塞する弁体13
を防止器本体7の先端部に設け、防止器本体7の中空部
9に連通するガス流入孔10を弁体13の基端側に隣接
させて設け、防止器本体7の中間部分の外周面に第1ス
トッパー受溝11と第2ストッパー受溝12を所定間隔
を置いて環状に設け、先端寄りの第1ストッパー受溝1
1の先端側の溝壁面11aをスライド方向に対して直角
に形成し、第1ストッパー受溝11の基端側の溝壁面1
1bをスライド方向に対して傾斜したテーパー面に形成
し、基端寄りの第2ストッパー受溝12の先端側の溝壁
面12aをスライド方向に対して前記溝壁面11bとは
逆向きに傾斜したテーパー面に形成し、第2ストッパー
受溝12の基端側の溝壁面12bをスライド方向に対し
て直角に形成し、異常張力が作用していない作動前にお
いては、防止器本体7の前記弁体13がニップル本体1
の弁孔部3内に突出し、防止器本体7の第2ストッパー
受溝12がニップル本体1の制止溝5に対面する一方、
異常張力が作用した作動後においては、防止器本体7の
弁体13がニップル本体1の中空部6の内周面に圧接
し、防止器本体7の第1ストッパー受溝11がニップル
本体1の制止溝5に対面するように位置設定し、円周の
一部が切り離されて半径方向に弾性変形するC形リング
状のストッパー15を防止器本体7の第1ストッパー受
溝11または第2ストッパー受溝12とニップル本体1
の制止溝5に跨がらせて係合させ、防止器本体7の基端
部側にホース16を接続したことを特徴とする張力作動
式ガス放出防止装置。 - 【請求項2】 容器20側に接続される円筒状ニップル
本体1の先端部側の内周面にガス導入口2に連通した弁
孔部3をニップル本体1の中空部6より拡大して設け、
ニップル本体1の中空部6に円筒状防止器本体7をスラ
イド可能に嵌合し、ニップル本体1の内周面と防止器本
体7の外周面間の気密を保持するシール部材14を設
け、防止器本体7の中間部分の外周面に制止溝5をシー
ル部材14の下流側において環状に設け、防止器本体7
のスライド時にガスの取出し通路を閉塞する弁体13を
防止器本体7の先端部に設け、防止器本体7の中空部9
に連通するガス流入孔10を弁体13の基端側に隣接さ
せて設け、ニップル本体1の基端部側の内周面に第1ス
トッパー受溝11と第2ストッパー受溝12を所定間隔
を置いて環状に設け、先端寄りの第1ストッパー受溝1
1の先端側の溝壁面11aをスライド方向に対して直角
に形成し、第1ストッパー受溝11の基端側の溝壁面1
1bをスライド方向に対して傾斜したテーパー面に形成
し、基端寄りの第2ストッパー受溝12の先端側の溝壁
面12aをスライド方向に対して前記溝壁面11bとは
逆向きに傾斜したテーパー面に形成し、第2ストッパー
受溝12の基端側の溝壁面12bをスライド方向に対し
て直角に形成し、異常張力が作用していない作動前にお
いては、防止器本体7の前記弁体13がニップル本体1
の弁孔部3内に突出し、ニップル本体1の第1ストッパ
ー受溝11に防止器本体7の制止溝5が対面する一方、
異常張力が作用した作動後においては、防止器本体7の
弁体13がニップル本体1の中空部6の内周面に圧接
し、ニップル本体1の第2ストッパー受溝12に防止器
本体7の制止溝5が対面するように位置設定し、円周の
一部が切り離されて半径方向に弾性変形するC形リング
状のストッパー15をニップル本体1の第1ストッパー
受溝11または第2ストッパー受溝12と防止器本体7
の制止溝5に跨がらせて係合させ、防止器本体7の基端
部側にホース16を接続したことを特徴とする張力作動
式ガス放出防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7138633A JP3050508B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 張力作動式ガス放出防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7138633A JP3050508B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 張力作動式ガス放出防止装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11150842A Division JP3088418B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 張力作動式ガス放出防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08303694A JPH08303694A (ja) | 1996-11-22 |
JP3050508B2 true JP3050508B2 (ja) | 2000-06-12 |
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ID=15226617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7138633A Expired - Fee Related JP3050508B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 張力作動式ガス放出防止装置 |
Country Status (1)
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- 1995-05-12 JP JP7138633A patent/JP3050508B2/ja not_active Expired - Fee Related
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