JP3050302B2 - 衛星通信地球局 - Google Patents

衛星通信地球局

Info

Publication number
JP3050302B2
JP3050302B2 JP9321475A JP32147597A JP3050302B2 JP 3050302 B2 JP3050302 B2 JP 3050302B2 JP 9321475 A JP9321475 A JP 9321475A JP 32147597 A JP32147597 A JP 32147597A JP 3050302 B2 JP3050302 B2 JP 3050302B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
circuit
local oscillation
output signal
circuits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9321475A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11154898A (ja
Inventor
理 小菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP9321475A priority Critical patent/JP3050302B2/ja
Publication of JPH11154898A publication Critical patent/JPH11154898A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3050302B2 publication Critical patent/JP3050302B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radio Relay Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衛星通信地球局に関
する。
【0002】
【従来の技術】複数の周波数変換部を持つ衛星通信地球
局において、スプリアス成分を抑えることを、従来はレ
ベルダイヤの調整によって実施していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のレベル
ダイヤの調整は、調整自体が非常に難しく、調整工数が
かかるという問題があった。
【0004】また、完全に抑えられる事は、殆ど困難で
あるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、スプリアス成分となる局
部発振回路の出力信号を最小とすることができる衛星通
信地球局を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の衛星通信地球局
は、複数の周波数変換部と、複数の周波数変換部の出力
信号を合成する合成回路と、合成回路の出力を増幅する
増幅回路と、制御回路とから構成され、各周波数変換部
は、周波数変換回路と、周波数変換の基準となる局部発
振回路と、局部発振回路の出力信号の位相を調整する位
相調整回路とから構成される。
【0007】また、各周波数変換部は、各周波数変換部
へ入力された各周波数の信号を、位相調整回路により位
相を調整された局部発振回路の出力信号とMIXして、
各周波数と異なる周波数の出力信号に変換する手段を有
してもよい。
【0008】複数の局部発振回路において、任意の殆ど
等しい周波数を指定された局部発振回路の1対を組とし
て、各局部発振回路の出力信号は各位相調整回路により
位相を調整され、各局部発振回路を有する各周波数変換
部へ入力された各周波数の信号とMIXされ、各周波数
変換部の出力信号に変換され、各周波数変換部の出力信
号は、合成回路により合成される手段を有してもよい。
【0009】また、各局部発振回路の一方の出力信号は
各一方の位相調整回路により位相を0°位相シフトさ
れ、各局部発振回路の他方の出力信号は各他方の位相調
整回路により位相を180°位相シフトされる手段を有
してもよい。
【0010】制御回路は、複数の局部発振回路におい
て、任意の殆ど等しい周波数を指定された局部発振回路
の1対を組として決定し、各局部発振回路の一方の出力
信号を各一方の位相調整回路により位相を0°位相シフ
トし、 各局部発振回路の他方の出力信号を各他方の位
相調整回路により位相を180°位相シフトする手段を
有してもよい。
【0011】また、複数の周波数変換部と、複数の周波
数変換部の出力信号を合成する合成回路と、合成回路の
出力を増幅する増幅回路と、制御回路とから構成され、
各周波数変換部は、周波数変換回路と、周波数変換の基
準となる局部発振回路と、局部発振回路の出力信号を調
整する信号減衰量調整器とから構成されてもよい。
【0012】従って、複数の送信周波数変換部を持ち、
それぞれの周波数変換部に周波数変換回路と局部発振回
路を持ち、局部発振回路の出力に対して出力波形の位相
を調整する位相調整回路を持ち、位相調整回路は、複数
の局部発振回路の出力波形の位相を偶数毎に逆相となる
様に調整され、後段の増幅器出力においてスプリアス成
分となる局部発振回路の出力信号を最小とすることがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態の衛星通信地
球局の構成を示す図である。
【0015】本発明の実施の形態の衛星通信地球局は、
複数の周波数変換部1、5、9と、複数の周波数変換部
1、5、9の出力信号を合成する合成回路13と、合成
回路13の出力を増幅する増幅回路14と、制御回路1
5とから構成される。
【0016】各周波数変換部1、5、9は、周波数変換
回路2,6,10と周波数変換の基準となる局部発振回
路4、8、12と局部発振回路4、8、12の出力信号
の位相を調整する位相調整回路3、7、11とから構成
される。
【0017】位相調整回路3、7、11は、複数の局部
発振回路4、8、12の出力波形の位相を偶数毎に逆相
となる様に調整され、後段の増幅回路14の出力におい
てスプリアス成分となる局部発振回路4、8、12の出
力信号が最小となる効果をあげる。 複数の周波数変換
部1、5、9では、それぞれ周波数f1…fnの信号
を、周波数L1…Lnの局部発振回路4、8、12の出
力信号とMIXして、周波数F1…Fnの出力信号に変
換する。 周波数変換部1、5、9の出力は合成回路1
3にて合成された後、増幅回路14に於いて共通増幅さ
れ装置出力となる。
【0018】複数の局部発振回路4、8、12におい
て、任意の殆ど等しい周波数を指定された局部発振回路
4、8、12の1対を組とする。例えば、F1とF2が
殆ど等しい周波数であるとする。周波数変換部1、5の
出力には、局部発振回路4、8の出力信号が完全に出力
されないことが理想であるが、回路の実現上、完全に押
さえることが不可能で、局部発振回路4、8の出力信号
L1とL2は、最終段の増幅回路14の出力では、目的
とする周波数F1とF2のそれぞれのスプリアス信号と
なる。
【0019】図2は、本発明の実施の形態の動作を示す
図である。
【0020】F1の周波数変換部1にある位相調整回路
3は、L1の局部発振回路4の出力信号の位相を0°位
相シフトする。F2の周波数変換部5にある位相調整回
路7は、L2の局部発振回路8の出力信号の位相を18
0°位相シフトする。
【0021】位相シフトされた周波数L1とL2の信号
は、合成回路13において合成されるが、それぞれ逆相
であるので打ち消されて、合成回路13の出力には現れ
ない。
【0022】以上は、F1とF2の周波数をもつ一組の
例であるが、周波数変換部1、5、9が複数ある場合、
制御回路15において殆ど近い周波数の1組づつが決定
されて、制御回路15からの制御を受けて位相調整回路
3、7、11により一方の局部発振回路4、8、12の
出力信号の位相を180°位相シフトする。
【0023】図3は本発明の他の実施の形態の衛星通信
地球局の構成を示す図である。
【0024】本発明の他の実施の形態の衛星通信地球局
の構成は、複数の周波数変換部1、5、9と、複数の周
波数変換部1、5、9の出力信号を合成する合成回路1
3と、合成回路13の出力を増幅する増幅回路14と、
制御回路15とから構成され、各周波数変換部1、5、
9は、周波数変換回路2、6、10と、周波数変換の基
準となる局部発振回路4、8、12と、局部発振回路
4、8、12の出力信号を調整する信号減衰量調整器3
1、33、37とから構成される。
【0025】図1の本発明の実施の形態の各周波数変換
部1、5、9の位相調整回路3、7、11の代わりに、
信号減衰量調整器(ATT)31、33、37としてレ
ベルダイヤを調整して増幅回路14の出力のスプリアス
成分を抑えることが可能であるが、局部発振回路4、
8、12の出力のレベルが低下したことと同等であるた
め、周波数変換回路2、6、10における変換損失が増
すなどの問題が生じる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の送
信周波数変換部を持ち、それぞれの周波数変換部に周波
数変換回路と局部発振回路を持ち、局部発振回路の出力
に対して出力波形の位相を調整する位相調整回路を持
ち、位相調整回路は、複数の局部発振回路の出力波形の
位相を偶数毎に逆相となる様に調整され、後段の増幅器
出力においてスプリアス成分となる局部発振回路の出力
信号を最小とすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の衛星通信地球局の構成を
示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の動作を示す図である。
【図3】本発明の他の実施の形態の衛星通信地球局の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1 周波数F1の周波数変換部 2 周波数F1の周波数変換回路 3、7、11 位相調整回路 4 周波数L1の局部発振回路 5 周波数F2の周波数変換部 6 周波数F2の周波数変換回路 8 周波数L2の局部発振回路 9 周波数Fnの周波数変換部 10 周波数Fnの周波数変換回路 12 周波数Lnの局部発振回路 13 合成回路 14 増幅回路 15 制御回路 21 位相調整回路入力の信号 22 位相調整回路出力の信号 23 合成回路を通した後の信号 31、33、37 信号減衰量調整器

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の周波数変換部と、該複数の周波数
    変換部の出力信号を合成する合成回路と、該合成回路の
    出力を増幅する増幅回路と、制御回路とから構成され、 前記各周波数変換部は、周波数変換回路と、周波数変換
    の基準となる局部発振回路と、該局部発振回路の出力信
    号の位相を調整する位相調整回路とから構成され 前記各周波数変換部は、該各周波数変換部へ入力された
    各周波数の信号を、前記位相調整回路により位相を調整
    された前記局部発振回路の出力信号とMIXして、前記
    各周波数と異なる周波数の出力信号に変換する手段を有
    し、 複数の前記局部発振回路において、任意の殆ど等しい周
    波数を指定された前記局部発振回路の1対を組として、 前記各局部発振回路の出力信号は前記各位相調整回路に
    より位相を調整され、前記各局部発振回路を有する前記
    各周波数変換部へ入力された各周波数の信号とMIXさ
    れ、前記各周波数変換部の出力信号に変換され、 前記各周波数変換部の出力信号は、前記合成回路により
    合成される手段を有する衛星通信地球局。
  2. 【請求項2】 前記各局部発振回路の一方の出力信号は
    前記各一方の位相調整回路により位相を0°位相シフト
    され、 前記各局部発振回路の他方の出力信号は前記各他方の位
    相調整回路により位相を180°位相シフトされる手段
    を有する請求項3に記載の衛星通信地球局。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、 複数の前記局部発振回路において、任意の殆ど等しい周
    波数を指定された前記局部発振回路の1対を組として決
    定し、 前記各局部発振回路の一方の出力信号を前記各一方の位
    相調整回路により位相を0°位相シフトし、 前記各局
    部発振回路の他方の出力信号を前記各他方の位相調整回
    路により位相を180°位相シフトする手段を有する請
    求項4に記載の衛星通信地球局。
  4. 【請求項4】 複数の周波数変換部と、該複数の周波数
    変換部の出力信号を合成する合成回路と、該合成回路の
    出力を増幅する増幅回路と、制御回路とから構成され、 前記各周波数変換部は、周波数変換回路と、周波数変換
    の基準となる局部発振回路と、該局部発振回路の出力信
    号を調整する信号減衰量調整器とから構成され 前記各周波数変換部は、該各周波数変換部へ入力された
    各周波数の信号を、前記信号減衰量調整器により調整さ
    れた前記局部発振回路の出力信号とMIXして、前記各
    周波数と異なる周波数の出力信号に変換する手段を有
    し、 複数の前記局部発振回路において、任意の殆ど等しい周
    波数を指定された前記局部発振回路の1対を組として、 前記各局部発振回路の出力信号は前記各信号減衰量調整
    器により調整され、前記各局部発振回路を有する前記各
    周波数変換部へ入力された各周波数の信号とMIXさ
    れ、前記各周波数変換部の出力信号に変換され、 前記各周波数変換部の出力信号は、前記合成回路により
    合成される手段を有する衛星通信地球局。
JP9321475A 1997-11-21 1997-11-21 衛星通信地球局 Expired - Lifetime JP3050302B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9321475A JP3050302B2 (ja) 1997-11-21 1997-11-21 衛星通信地球局

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9321475A JP3050302B2 (ja) 1997-11-21 1997-11-21 衛星通信地球局

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11154898A JPH11154898A (ja) 1999-06-08
JP3050302B2 true JP3050302B2 (ja) 2000-06-12

Family

ID=18132987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9321475A Expired - Lifetime JP3050302B2 (ja) 1997-11-21 1997-11-21 衛星通信地球局

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3050302B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11154898A (ja) 1999-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5410747A (en) Dual conversion transmitter
JPH063886B2 (ja) 折り返し試験機
JPH05122265A (ja) デイジタル変調回路
CA2291868C (en) Interference canceling device
JP2019020368A (ja) 模擬目標発生装置および模擬目標発生方法
JP2000077948A (ja) フィ―ド・フォワ―ド歪軽減によりミキサのダイナミック・レンジを拡張するための装置および方法
JP3050302B2 (ja) 衛星通信地球局
KR100441183B1 (ko) 튜너및스플리터-변조기를포함하는회로장치
US6021164A (en) Digital radio communication system having reduced phase-locked loop, and its synchronization
JP2009159604A (ja) 信号生成装置並びに送信機及び送受信機
JP2001119316A (ja) ダイレクトコンバージョン受信機
JP2697650B2 (ja) フィードフォワード増幅器
JPH0846459A (ja) マイクロ波増幅器回路
JPH11281697A (ja) フェージングシミュレータ
JP3077528B2 (ja) 周波数変換装置
JPH084729Y2 (ja) 周波数変換器
JPH032984Y2 (ja)
KR20020051547A (ko) 국부발진신호의 누설신호 제거장치
JP2001136097A (ja) 送受信モジュール
JP2000049539A (ja) 周波数ミキサのダイナミック・レンジを拡張するための方法および装置
KR19990002663U (ko) 사용자 주문형 간이 씨디엠에이(cdma) 파형 신호 발생기
SU1501249A1 (ru) Преобразователь фазомодулированных сигналов в частотно-модулированные сигналы
JPH08307298A (ja) Catvシステム用tvシグナル・プロセッサ
JP2001244826A (ja) マイクロ波通信装置
JPH0661952A (ja) マルチパスシュミレータ