JP3050292B2 - 電子メール音声再生装置、電子メールシステム、電子メール応答方法、電子メール受信装置及びその媒体 - Google Patents

電子メール音声再生装置、電子メールシステム、電子メール応答方法、電子メール受信装置及びその媒体

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JP3050292B2
JP3050292B2 JP14556897A JP14556897A JP3050292B2 JP 3050292 B2 JP3050292 B2 JP 3050292B2 JP 14556897 A JP14556897 A JP 14556897A JP 14556897 A JP14556897 A JP 14556897A JP 3050292 B2 JP3050292 B2 JP 3050292B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール音声再
生装置、電子メールシステム、電子メール応答方法、電
子メール受信装置及びその媒体に関し、特に、自分宛て
に送付された電子メールに対して音声端末からの操作に
よりその電子メールに関連してメッセージを送信する技
術、及びそのメッセージを読み出す技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子メールはコンピュータを使っ
たコミュニケーションツールとして幅広く普及してい
る。しかし、電子メールは従来オフィス内のコンピュー
タから操作するものであり、外出先から電子メールを操
作することができないなど不便な場合もある。
【0003】かかる不具合を解消する技術として特開平
3−276940号公報には電子メールアクセス方式が
開示されている。この技術によれば、ユーザが外出先の
電話機からオフィス内のコンピュータ(メールサーバ)
へアクセスすることによって、音声合成された自分宛の
電子メールを聞き出すことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記技術で
は、自分宛てに届いている電子メールを電話から聞くこ
としかできない。このため、その聞き出した電子メール
に対して何らのアクションを取ることができなかった。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あって、その第一の目的は、音声端末から聞き出した電
子メールに関連してメッセージを送信することができる
電子メール音声再生装置、電子メール応答方法を提供す
ることにある。
【0006】また、第二の目的は、上記電子メール音声
再生装置によって送信されるメッセージの内容をユーザ
が簡便に把握することができる電子メール音声再生装
置、電子メールシステム、電子メール受信装置及びその
媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明に係る電子メール音声再生装置は、通話
回線を介して音声端末と相互に通話接続され、該音声端
末の発呼者に宛てて着信している電子メールの内容の少
なくとも一部を音声合成して、該音声端末に送信する電
子メール音声再生装置において、前記発呼者に宛てて着
信している電子メールのうちの少なくとも一通を選択す
る電子メール選択手段と、該電子メール選択手段によっ
て選択される電子メールの内容に対して前記発呼者が音
声端末で発声する応答メッセージ音声を記憶する応答メ
ッセージ音声記憶手段と、該応答メッセージ音声記憶手
段に記憶される応答メッセージ音声を特定する応答メッ
セージ特定情報を生成する応答メッセージ特定情報生成
手段と、該応答メッセージ特定情報生成手段によって生
成される応答メッセージ特定情報を少なくとも含む通知
用電子メールを生成する通知用電子メール生成手段と、
前記電子メール選択手段によって選択される電子メール
の差出人のメールアドレスを取得するメールアドレス取
得手段と、該メールアドレス取得手段によって取得され
るメールアドレスに前記通知用電子メール生成手段によ
って生成される通知用電子メールを送信する電子メール
送信手段と、を含むものである。
【0008】第2の発明に係る電子メール音声再生装置
は、第1の発明に係る電子メール音声再生装置におい
て、前記応答メッセージ特定情報生成手段によって生成
される応答メッセージ特定情報が音声端末から通話回線
を介して入力される場合に、該応答メッセージ特定情報
が特定する応答メッセージ音声を前記応答メッセージ音
声記憶手段から読み出し、その音声端末に送出する応答
メッセージ音声送出手段をさらに含むものである。
【0009】第3の発明に係る電子メール受信装置は、
第1又は第2の発明に係る電子メール音声再生装置によ
って送信される通知用電子メールを受信する電子メール
受信装置であって、受信する通知用電子メールに含まれ
る応答メッセージ特定情報が特定する応答メッセージ音
声を、前記応答メッセージ音声記憶手段から取得する応
答メッセージ音声取得手段と、該応答メッセージ音声取
得手段によって取得される応答メッセージ音声を再生す
る応答メッセージ音声再生手段と、を含むものである。
【0010】第4の発明に係る電子メールシステムは、
第2の発明に係る電子メール音声再生装置と、該電子メ
ール音声装置によって送信される通知用電子メールを受
信する電子メール受信装置と、を含む電子メールシステ
ムであって、前記電子メール受信装置は、受信する通知
用電子メールに含まれる応答メッセージ特定情報と所定
の電話番号を表す電話番号情報とを前記応答メッセージ
音声送出手段に送信する通知用電子メール処理手段を含
み、前記電子メール音声再生装置に含まれる前記音声メ
ッセージ音声送出部は、前記通知用電子メール処理手段
から受信する前記電話番号情報が表す電話番号に発呼
し、前記通知用電子メール処理手段から受信する応答メ
ッセージ特定情報が特定する応答メッセージ音声を出力
するものである。
【0011】第5の発明に係る電子メール音声再生装置
は、第1又は第2の発明に係る電子メール音声再生装置
において、前記電子メール送信手段によって送信された
通知用電子メールが前記音声端末の発呼者に宛てて着信
している場合に、該通知用電子メールに含まれる応答メ
ッセージ特定情報が特定する応答メッセージ音声を前記
応答メッセージ音声記憶手段から取得し、取得する応答
メッセージ音声を前記音声端末に送出する、通知用電子
メール処理手段を含むものである。
【0012】
【0013】第の発明に係る電子メール音声再生装置
は、通話回線を介して音声端末と相互に通話接続され、
該音声端末の発呼者に宛てて着信している電子メールの
内容の少なくとも一部を音声合成して、該音声端末に送
信する電子メール音声再生装置において、前記発呼者に
宛てて着信している電子メールのうちの少なくとも一通
を選択する電子メール選択手段と、所定のメッセージ内
容を有する通知用電子メールを生成する通知用電子メー
ル生成手段と、前記電子メール選択手段によって選択さ
れる電子メールの差出人のメールアドレスを取得するメ
ールアドレス取得手段と、該メールアドレス取得手段に
よって取得されるメールアドレスに前記通知用電子メー
ル生成手段によって生成される通知用電子メールを送信
する電子メール送信手段と、複数種の応答メッセージ文
を記憶する応答メッセージ文記憶手段と、を含み、前記
通知用電子メール生成手段は、前記音声端末で行われる
操作に対応する応答メッセージ文を前記応答メッセージ
文記憶手段から読み出し、その応答メッセージ文をメッ
セージ内容に含む通知用電子メールを生成するものであ
る。
【0014】
【0015】第の発明に係る電子メール音声再生装置
は、第の発明に係る電子メール音声再生装置におい
て、該電子メール選択手段によって選択される電子メー
ルの内容に対して前記発呼者が音声端末で発声する応答
メッセージ音声を記憶する応答メッセージ音声記憶手段
と、該応答メッセージ音声記憶手段に記憶される応答メ
ッセージ音声を特定する応答メッセージ特定情報を生成
する応答メッセージ特定情報生成手段と、をさらに含
み、前記通知用電子メール生成手段は、該応答メッセー
ジ特定情報生成手段によって生成される応答メッセージ
特定情報をメッセージ内容に含む通知用電子メールを生
成するものである。
【0016】第の発明に係る電子メール音声再生装置
は、通話回線を介して音声端末と相互に通話接続され、
該音声端末の発呼者に宛てて着信している電子メールの
内容の少なくとも一部を音声合成して、該音声端末に送
信する電子メール音声再生装置において、前記発呼者に
宛てて着信している電子メールのうちの少なくとも一通
を選択する電子メール選択手段と、該電子メール選択手
段によって選択される電子メールのメッセージ内容を含
む転送用電子メールを生成する転送用電子メール生成手
段と、所定のメールアドレスの中から少なくとも一つを
選択するメールアドレス選択手段と、該メールアドレス
選択手段によって選択されるメールアドレスに前記転送
用電子メール生成手段によって生成される転送用電子メ
ールを送信する電子メール送信手段と、を含むものであ
る。
【0017】第の発明に係る電子メール音声再生装置
は、第の発明に係る電子メール音声再生装置におい
て、前記メールアドレス選択手段は、前記所定のメール
アドレスの各々を識別する音声を前記音声端末に対して
順次送出するとともに前記音声端末から送信される所定
の選択操作信号を検出し、前記所定のメールアドレスの
中から、該所定の選択操作信号が送信された時間帯に対
応する時間帯に送出された音声が識別するものを選択す
るものである。
【0018】第10の発明に係る電子メール音声再生装
置は、第又はの発明に係る電子メール音声再生装置
において、該電子メール選択手段によって選択される電
子メールの内容に対して前記発呼者が音声端末で発声す
る応答メッセージ音声を記憶する応答メッセージ音声記
憶手段と、該応答メッセージ音声記憶手段に記憶される
応答メッセージ音声を特定する応答メッセージ特定情報
を生成する応答メッセージ特定情報生成手段と、をさら
に含み、前記転送用電子メール生成手段は、該応答メッ
セージ特定情報生成手段によって生成される応答メッセ
ージ特定情報をメッセージ内容に含む転送用電子メール
を生成するものである。
【0019】
【0020】
【0021】第11の発明に係る電子メール応答方法
は、通話回線を介して音声端末と相互に通話接続され、
該音声端末の発呼者に宛てて着信している電子メールの
内容の少なくとも一部を音声合成して、該音声端末に送
信する電子メール音声再生装置で、着信している電子メ
ールに対する応答メッセージを返信する電子メール応答
方法であって、前記発呼者に宛てて着信している電子メ
ールのうちの少なくとも一通を選択する電子メール選択
ステップと、該電子メール選択手段によって選択される
電子メールの内容に対して前記発呼者が音声端末で発声
する応答メッセージ音声を記憶手段に記憶する応答メッ
セージ音声記憶ステップと、前記記憶手段に記憶される
応答メッセージ音声を特定する応答メッセージ特定情報
を生成する応答メッセージ特定情報生成ステップと、該
応答メッセージ特定情報生成ステップで生成される応答
メッセージ特定情報を少なくとも含む通知用電子メール
を生成する通知用電子メール生成ステップと、前記電子
メール選択ステップで選択される電子メールの差出人の
メールアドレスを取得するメールアドレス取得ステップ
と、該メールアドレス取得ステップで取得されるメール
アドレスに前記通知用電子メール生成ステップで生成さ
れる通知用電子メールを送信する電子メール送信ステッ
プと、を含むものである。
【0022】
【0023】第12の発明に係る電子メール応答方法
は、通話回線を介して音声端末と相互に通話接続され、
該音声端末の発呼者に宛てて着信している電子メールの
内容の少なくとも一部を音声合成して、該音声端末に送
信する電子メール音声再生装置で、着信している電子メ
ールに対する応答メッセージを返信する電子メール応答
方法であって、前記発呼者に宛てて着信している電子メ
ールのうちの少なくとも一通を選択する電子メール選択
ステップと、所定のメッセージ内容を有する通知用電子
メールを生成する通知用電子メール生成ステップと、前
記電子メール選択ステップで選択される電子メールの差
出人のメールアドレスを取得するメールアドレス取得ス
テップと、該メールアドレス取得ステップで取得される
メールアドレスに前記通知用電子メール生成ステップで
生成される通知用電子メールを送信する電子メール送信
ステップと、を含み、前記通知用電子メール生成ステッ
プでは、複数種の応答メッセージ文を記憶する応答メッ
セージ文記憶手段から、前記音声端末で行われる操作に
対応する応答メッセージ文を読み出し、その応答メッセ
ージ文をメッセージ内容に含む通知用電子メールを生成
するものである
【0024】第13の発明に係る電子メール応答方法
は、通話回線を介して音声端末と相互に通話接続され、
該音声端末の発呼者に宛てて着信している電子メールの
内容の少なくとも一部を音声合成して、該音声端末に送
信する電子メール音声再生装置で、着信している電子メ
ールに対する応答メッセージを返信する電子メール応答
方法であって、前記発呼者に宛てて着信している電子メ
ールのうちの少なくとも一通を選択する電子メール選択
ステップと、該電子メール選択ステップで選択される電
子メールのメッセージ内容を含む転送用電子メールを生
成する転送用電子メール生成ステップと、所定のメール
アドレスの中から少なくとも一つを選択するメールアド
レス選択ステップと、該メールアドレス選択ステップで
選択されるメールアドレスに前記転送用電子メール生成
ステップで生成される転送用電子メールを送信する電子
メール送信ステップと、を含むものである。
【0025】
【0026】第14の発明に係る媒体は、コンピュータ
を請求項1又は2に記載の電子メール音声再生装置によ
って送信される通知用電子メールを受信する電子メール
受信装置として機能させるためのプログラムを記録した
媒体であって、受信する通知用電子メールに含まれる応
答メッセージ特定情報が特定する応答メッセージ音声
を、前記応答メッセージ音声記憶手段から取得する応答
メッセージ音声取得ステップと、該応答メッセージ音声
取得手段によって取得される応答メッセージ音声を再生
する応答メッセージ音声再生ステップと、を含む手順を
コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
ものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1に係る電
子メール音声再生装置の全体構成を示す機能ブロック図
である。同図に示すように、本電子メール音声再生装置
10は、公衆通話回線11を介してユーザの電話機12
(音声端末)と接続されるとともに、ネットワーク13
を介して、ユーザ宛に着信する電子メールを順次記憶す
るメールサーバ14とDNS(Domain Name Service)
サーバ15とに接続されている。また、電子メール音声
再生装置10は、電子メール音声再生部16、電子メー
ル選択部17、応答メッセージ音声記憶部18、応答メ
ッセージ特定情報生成部19、通知用電子メール生成部
20、メールアドレス取得部21、電子メール送信部2
2、応答メッセージ音声送出部23、を含んで構成され
ている。
【0028】電子メール音声再生部16は、電話機12
の発呼者(ユーザ)に宛ててメールサーバ14に着信し
ている電子メールの内容を、音声合成して電話機12に
送信する。また、電話機12からのアクセスに対してユ
ーザ認証を行う。
【0029】電子メール選択部17は、ユーザに宛てて
メールサーバ14に着信している電子メールの少なくと
も一通を、電話機12でのプッシュボタン操作に応じて
選択する。
【0030】応答メッセージ音声記憶部18は、電子メ
ール選択部17によって選択される電子メールの内容に
対してユーザが電話機12で応答メッセージを発声すれ
ば、その内容を記憶する。
【0031】応答メッセージ特定情報生成部19は、応
答メッセージ音声記憶部18が応答メッセージ音声を記
憶する際に、その応答メッセージ音声を特定する応答メ
ッセージ特定情報を生成する。
【0032】通知用電子メール生成部20は、応答メッ
セージ特定情報生成部19で生成される応答メッセージ
特定情報を、メッセージ内容に含む通知用電子メールを
生成する。
【0033】メールアドレス取得部21は、メールサー
バ14に記憶された電子メールのメッセージ内容とDN
Sサーバ15のサービスとに基づいて、電子メール選択
部17によって選択される電子メールのメールアドレス
を取得する。
【0034】電子メール送信部22は、通知用電子メー
ル生成部20で生成された通知用電子メールを、メール
アドレス取得部21によって取得されたメールアドレス
先に送信する。
【0035】さらに、応答メッセージ音声送出部23
は、通知用電子メールの受取人が電話機12から本電子
メール音声再生装置10にアクセスし、先の通知用電子
メールに含まれたいた応答メッセージ特定情報を入力し
た場合に、その応答メッセージ特定情報が特定する応答
メッセージ音声を応答メッセージ音声記憶部18から読
み出し、電話機12に送出する。
【0036】次に、かかる構成を有する本電子メール音
声再生装置10の動作を説明する。まず、電話機12に
ユーザ宛に電子メールが読み出されるまでの動作を、図
2に従って説明する。同図に示すように、本電子メール
音声再生装置10は、まず、電子メール音声再生部16
がユーザからの通話接続の待ち受ける(S101)。そ
して、ユーザが電話機12で本電子メール音声再生装置
10の電話番号をダイヤリングすれば(S102)、電
話接続が開始される(S103)。その後、電話機12
に利用者番号の入力を促すメッセージを流し、電話機1
2から利用者番号の入力を受ける(S104)。電子メ
ール音声再生部16は、この利用者番号を検出し(S1
05)、電話機12の発呼者が正当なユーザであるかの
認証を行う(S106)。そして、電話機12の発呼者
が正当なユーザであると判断すれば、ネットワーク13
を介してメールサーバ14から当該ユーザ宛に届いてい
る電子メールを取得し、図示しないテンポラリメモリに
一時記憶する(S107)。そして、その電子メールの
内容を音声合成し(S108)、電話機12へ読み出す
(S109)。以上のようにして電話機12にユーザ宛
の電子メールが読み出される。
【0038】次に、図2のS109で読み出される電子
メールに対してユーザがメッセージを送信する場合の、
本電子メール音声再生装置10の動作を図3に従って説
明する。同図に示すように、電子メール音声再生部16
が電子メールの音声出力している場合に(S110)、
ユーザが電話機12の所定のプッシュボタン操作を行え
ば(S111)、電子メール選択部17がそのプッシュ
ボタン操作を検出し、対応する電子メールを選択する
(S112)。続いて、応答メッセージを電話機12の
送話口で話すようユーザを促し、これを受けて、ユーザ
が応答メッセージを電話機12で話す(S113)。そ
して、応答メッセージ音声記憶部18がこの応答メッセ
ージ音声を録音し始める(S114)。その後、ユーザ
が電話機12で応答メッセージ音声の入力を終了するた
めのプッシュボタン操作を行えば(S115)、応答メ
ッセージ音声記憶部18が応答メッセージ音声の録音を
終了し(S116)、その内容をファイルに保存する
(S117)。そして、応答メッセージ特定情報生成部
19がこのファイル名に対応する応答メッセージ特定情
報(ID)を生成するとともに、応答メッセージ音声記
憶部18に記憶されたファイルに公衆電話網を介してア
クセスする際の電話番号を図示しないシステム設定ファ
イルから取得する(S118)。次に、通知用電子メー
ル生成部20は、この電話番号と応答メッセージ特定情
報を内容に含む電子メール(ここではこのメールを「通
知用電子メール」と呼ぶ)を生成し、メールアドレス取
得部21が取得するメールアドレスに送信する(S11
9)。図4は、この通知用電子メールの一例を示す図で
ある。同図に示すように、通知用電子メールのメールヘ
ッダ部分24には、応答メッセージ音声送出部23にア
クセスするための電話番号24aと応答メッセージ特定
情報24bとが記されている。また、メッセージ本体部
分25にも、同様に、応答メッセージ音声送出部23に
アクセスするための電話番号25aと応答メッセージ特
定情報25bとが記されている。さらに、メッセージ本
体部分には、当該通知用電子メールがいずれの電子メー
ルに対する応答メッセージであるかの情報25cと、こ
の通知用電子メールの差出人の名称25dと、が記され
ている。
【0039】こうして、本電子メール音声再生装置10
によれば、ユーザは外出先の電話機12から受け取った
電子メールに対する応答をすることができる。この結
果、ユーザは受信した電子メールに対して指示や意見な
どを発信者に伝えることができる。
【0040】次に、こうして送信された通知用電子メー
ルの受取人がその内容に基づいて本電子メール音声再生
装置10にアクセスしてきた場合の、本電子メール音声
再生装置10の動作を図5に従って説明する。同図に示
すように、通知用電子メールの受取人は、その通知用電
子メールから応答メッセージ音声送出部23へのアクセ
ス電話番号と応答メッセージ識別情報とを知得する(S
120)。そして、この電話番号に電話がかけられると
(S121)、電話機12からの通話接続待ちの状態に
ある応答メッセージ音声送出部23は(S122)、通
話接続を開始する(S123)。その後、電話機12か
ら通知用電子メールに記載の応答メッセージ識別情報が
プッシュボタン操作により入力されれば(S124)、
応答メッセージ音声送出部はそのプッシュボタン操作か
ら応答メッセージ識別情報を検出し(S125)、その
情報が特定する応答メッセージ音声を応答メッセージ音
声記憶部18から読み出し、それを電話機12側に流す
(S126)。
【0041】こうして、本電子メール音声再生装置10
によれば、通知用電子メールの受取人が、自分の発信し
た電子メールに対する応答メッセージを速やかに受け取
ることができる。これにより、外出している者に電子メ
ールを発信した場合にも、その電子メールに対する指示
を受けることができる。
【0042】なお、通知用電子メールがメールサーバ1
4に記憶され、本電子メール音声再生装置10を利用し
て電話機12からその内容を聞き出す場合には、次のよ
うに処理すればよい。すなわち、この場合、該電子メー
ル音声再生部16は通知用電子メールの内容を音声合成
して電話機12に流すことを制限する。そして、代わり
に当該通知用電子メールに含まれる応答メッセージ特定
情報が特定する応答メッセージ音声を応答メッセージ音
声記憶手段から読み出し、電話機12に流す。
【0043】図6は、この場合の電子メール音声再生部
16の処理を説明する図である。同図に示すS130〜
S135は、既に説明した図2のS101〜S107と
同様であるからここでは説明を省略する。同図に示すよ
うに、ユーザが通知用電子メールを受信した場合、電子
メール音声再生部16は、その通知用電子メールのメー
ルヘッダ部分24からこのメールが通知用電子メールと
判別し、さらに、そこから応答メッセージ特定情報を取
得する(S136)。電子メール音声再生部16は、こ
うして取得された応答メッセージ特定情報が特定する応
答メッセージ音声を応答メッセージ音声記憶部18から
読み出し、それを電話機12に出力する(S137)。
【0044】こうすれば、本電子メール音声再生装置1
0のユーザが通知用電子メールを受け取った場合に、応
答メッセージ音声送出部23に別途アクセスすることな
く、応答メッセージの内容を電話機12で聞き出すこと
ができる。また、通知用電子メール自体の音声合成が制
限されるため、ユーザは不必要なメッセージ内容を聞か
ずに済ませることができる。
【0045】次に、通知用電子メールの受取人が応答メ
ッセージにアクセスする更に他の態様を説明する。
【0046】図7は本電子メール音声再生装置10から
発信された通知用電子メールを好適に受信することので
きる電子メール受信装置26の機能ブロックを示す図で
ある。同図に示すように、この電子メール受信装置26
は、電子メール記憶部27と、応答メッセージ取得部2
8と、応答メッセージ音声再生部29と、を含んで構成
されている。電子メール記憶部27は、この電子メール
受信装置26が利用する図示しないメールサーバから、
利用者に宛てに届いた電子メールを読み出し、自機内に
記憶する。応答メッセージ取得部28は、電子メール記
憶部27に記憶された電子メールのうち、通知用電子メ
ールを識別し、この通知用電子メールに含まれる応答メ
ッセージ特定情報が特定する応答メッセージ音声をネッ
トワークを介して電子メール音声再生装置10の応答メ
ッセージ音声記憶部18から取得する。また、応答メッ
セージ音声再生部29は、こうして取得される応答メッ
セージ音声を音声再生する。
【0047】以下、この電子メール受信装置26の動作
を、図8に示すフロー図に基づいて説明する。同フロー
図に示すように、本電子メール受信装置26は、まず、
図示しないメールサーバ14から電子メールを取得し、
それを電子メール記憶部に記憶する(S140)。そし
て、応答メッセージ取得部28は、電子メール記憶部に
記憶された電子メールの中からメールヘッダ部分24の
内容に基づいて通知用電子メールを識別し、そのメール
ヘッダ部分24から応答メッセージ特定情報24bを取
得する(S141)。さらに、応答メッセージ取得部2
8は、この応答メッセージ特定情報24aが特定する応
答メッセージ音声を、ネットワークを介して電子メール
音声再生装置10の応答メッセージ音声記憶部18から
取得する(S142)。その後、応答メッセージ音声再
生部29が、こうして取得される応答メッセージ音声を
音声再生する(S143)。
【0048】この電子メール受信装置26によれば、通
知用電子メールに記載された電話番号や応答メッセージ
特定情報を用いて、その応答メッセージを電話機12か
ら聞き出す必要がなく、応答メッセージ音声再生部29
から直接応答メッセージを聞くことができる。
【0049】なお、本電子メール受信装置26では、S
140において電子メールが取得されている場合に、ユ
ーザによる所定のトリガ(たとえば、ディスプレイ上で
のクリックによる通知用電子メールの指定)により、S
142にジャンプするようにしてもよい。こうすれば、
本電子メール受信装置26のユーザが応答メッセージを
聞きたいときにそれを音声再生することができる。
【0050】また、この電子メール受信装置26は、電
子メール音声再生装置10の応答メッセージ音声記憶部
18から、ネットワークを介して応答メッセージ音声を
取得するものであるが、公衆電話回線を介して応答メッ
セージを聞き出すようにしてもよい。
【0051】図9は、かかる電子メール受信装置の構成
を示す図である。同図に示すように、この電子メール受
信装置30は、電子メール記憶部31と通知用電子メー
ル処理部32とを含んで構成されている。そして、電子
メール記憶部31は、前記電子メール記憶部27と同
様、この電子メール受信装置30が利用する図示しない
メールサーバから利用者に宛てに届いた電子メールを読
み出し、自機内に記憶するものである。また、通知用電
子メール処理部32は、電子メール記憶部31に記憶さ
れた電子メールの中から通知用電子メールを識別し、そ
の通知用電子メールに含まれる応答メッセージ特定情報
と、当該電子メール受信装置30に対応する所定の電話
機の電話番号と、をネットワークを介して、本電子メー
ル音声再生装置10の前記応答メッセージ音声送出部2
3に送信する。また、電子メール音声再生装置10の側
では、前記応答メッセージ音声送出部23は、通知用電
子メール処理部から受信する電話番号に発呼し、対応す
る応答メッセージ音声を出力するよう構成されている。
【0052】以下、この電子メールシステムの動作を、
図10に基づいて説明する。同図に示すように、まず、
このシステムでは、電子メール受信装置30が図示しな
いメールサーバから電子メールを取得しそれを電子メー
ル記憶部31に記憶する(S150)。次に、通知用電
子メール処理部32が電子メール記憶部31に記憶され
た電子メールの中からメールヘッダ部分24の内容に基
づいて通知用電子メールを識別する(S151)。その
後、ユーザが本電子メールディスプレイ上の所定位置を
マウス装置でクリックして通知用電子メールの一つを指
定すれば(S152)、通知用電子メール処理部32
は、その通知用電子メールのメールヘッダ部分24から
応答メッセージ特定情報24aを取得する(S15
2)。さらに、通知用電子メール処理部32は、この取
得した応答メッセージ特定情報24aと所定の電話番号
とを、ネットワーク13を介して電子メール音声再生装
置10の応答メッセージ音声送出部23に送信する(S
153)。その後、電子メール音声再生装置10の応答
メッセージ音声送出部23は、通知用電子メール処理部
32から受信した応答メッセージ特定情報24aが特定
する応答メッセージ音声を応答メッセージ音声記憶部1
8から検索して読み出す(S154)。さらに、応答メ
ッセージ音声送出部23は受信した電話番号に発呼し、
S154で読み出した応答メッセージ音声をその相手先
に読み上げる(S155)。
【0053】この電子メール受信装置30によれば、通
知用電子メールに記載された電話番号を受信者が自らダ
イヤリングすることなく、応答メッセージを聞き出すこ
とができる。また、電子メール受信装置30に応答メッ
セージ音声を記憶しないため、ユーザは、電子メール受
信装置30のディスク記憶装置等の容量を気にせず、応
答メッセージを聞き出すことができる。さらに、電話機
の受話器を利用して応答メッセージを聞くことができる
ため、他人に迷惑を掛けることなく、静かに応答メッセ
ージを聞き出すことができる。
【0054】11は、電子メール音声再生装置10の
変形例を示す機能ブロック図である。同図に示すよう
に、本電子メール音声再生装置40は、公衆通話回線1
1を介してユーザの電話機12と接続されるとともに、
ネットワーク13を介して、ユーザ宛に着信する電子メ
ールを順次記憶するメールサーバ14とDNSサーバ1
5とに接続されている。また、電子メール音声再生装置
40は、電子メール音声再生部16、電子メール選択部
17、応答メッセージ音声取得部41、通知用電子メー
ル生成部42、メールアドレス取得部21、電子メール
送信部22、を含んで構成されている。ここで、電子メ
ール音声再生部16、電子メール選択部17、メールア
ドレス取得部21、電子メール送信部22は、上述の電
子メール音声再生装置10のものと同様であるから、こ
こでは同一符号を付して説明を省略する。
【0055】まず、応答メッセージ音声情報生成部41
は、電子メール選択部17によって選択される電子メー
ルの内容に対して電話機12の発呼者が送話口で発声す
る音声から、その内容を表す応答メッセージ音声情報を
生成する。
【0056】通知用電子メール生成部20は、該応答メ
ッセージ音声情報生成部41が生成した応答メッセージ
情報を添付した電子メールを生成する。具体的には、通
常のテキストデータからなる電子メールに、応答メッセ
ージ音声を記録した音声ファイルをMIME形式で添付
することにより応答用の電子メールを生成する。
【0057】以上の構成を有する本電子メール音声再生
装置40によれば、電子メール選択部17によって選択
された電子メールに対して、応答メッセージ情報を添付
した電子メールを差出人に返信することができる。これ
により、この電子メールの受取人は、電子メール音声再
生装置10から通知用電子メールを受け取った場合のよ
うに別途電話機12により応答メッセージを聞き出す必
要がなく、パソコン等の電子メール受信装置に附属の音
声出力器から直接に応答メッセージを聞き出すことがで
きる。
【0058】実施の形態. 図12は、本発明の実施の形態に係る電子メール音声
再生装置50の全体構成を示す機能ブロック図である。
同図に示すように本電子メール音声再生装置50は、上
述の実施の形態1に係る電子メール音声再生装置10
同様、公衆通話回線11を介してユーザの電話機12と
接続されるとともに、ネットワーク13を介して、ユー
ザ宛に着信する電子メールを順次記憶するメールサーバ
14とDNSサーバ15とに接続されている。また、電
子メール音声再生装置50は、電子メール音声再生部1
6、電子メール選択部17、通知用電子メール生成部5
1、メールアドレス取得部21、電子メール送信部2
2、を含んで構成されている。ここで、電子メール音声
再生部16、電子メール選択部17、メールアドレス取
得部21、電子メール送信部22は、上述の実施の形態
1に係る電子メール音声再生装置10,40のものと同
様であるから、ここでは同一符号を付して説明を省略す
る。
【0059】この実施の形態に係る電子メール音声再
生装置50の特徴的構成である前記通知用電子メール生
成部51は、電子メール選択部17で選択された電子メ
ールに対して、例えば図13に示すメッセージ内容を有
する通知用電子メールを生成するものである。この図1
3に示すメッセージ内容は、電子メール選択部17から
通知用電子メールを返信しようとしている電子メールの
件名を取得するとともに、電子メール音声再生部16か
ら既にユーザ認証しているユーザ名を取得し、これらを
合成することにより生成することができる。そして、こ
の通知用電子メールは、電子メール送信部22によっ
て、メールアドレス取得部21で取得されるメールアド
レスに送信される。
【0060】図14は、本電子メール音声再生装置50
の動作を説明する図である。同図に示すように、電話機
12にユーザ宛に着信している電子メールを音声再生中
(S160)、ユーザが電話機12から通知用電子メー
ルを返信するためのプッシュボタン操作を行うと(S1
61)、本電子メール音声再生装置50の電子メール選
択部17は、このプッシュボタン操作を検出し、この検
出タイミングからいずれの電子メールへの返信を行うか
を選択する(S162)。その後、通知用電子メール生
成部51は、こうして選択された電子メールに対し、図
13に示すようなメッセージ内容を有する通知用電子メ
ールを生成する(S163)。そして、電子メール送信
部22は、この通知用電子メールをメールアドレス取得
部21が取得したメールアドレスに送信する(S16
4)。
【0061】以上説明した本電子メール音声再生装置5
0によれば、少なくとも、ユーザ宛に着信した電子メー
ルが当該ユーザによって確認された旨を差出人に伝える
ことができる。
【0062】なお、以上の電子メール音声再生装置50
で送信される通知用電子メールは、図13に示すように
電子メールがユーザによって確認された旨をメッセージ
内容とするものであったが、複数種の応答メッセージ文
を予め記憶しておき、それらから電話機12からのプッ
シュボタン操作に対応する所定の一つを選択し、その内
容を通知用電子メールのメッセージ内容としてもよい。
【0063】図15は、この変形例に係る電子メール音
声再生装置50aの全体構成を示す機能ブロック図であ
る。同図に示す電子メール音声再生装置50aには、応
答メッセージ文記憶部52が設けられていて、複数種の
応答メッセージ文が予め記憶されるようになっている。
図16はこの応答メッセージ文の例を示す図であり、
(a)はユーザが電話器により聞き出した電子メールに
対して”肯定”の旨の意志を伝えたい場合に用いるもの
であり、一方、(b)は”否定”の旨の意志を伝えたい
場合に用いるものである。なお、これらの図において、
*印の部分には、電子メール選択部17で選択された電
子メールの件名や電子メール音声再生部16でユーザ認
証がされたユーザの名前が合成される。通知用電子メー
ル生成部51aは、応答メッセージ文記憶部52に記憶
されたこれらの応答メッセージ文の中から、電話器から
入力されるプッシュボタン操作信号に対応するものを選
択して読みだし、この内容をメッセージ内容に含む通知
用電子メールを生成する。
【0064】図17は、この電子メール音声再生装置5
0aの動作を説明する図である。同図に示すように、電
話機12にユーザ宛に着信している電子メールを音声再
生中(S170)、ユーザが電話機12から通知用電子
メールを返信するためのプッシュボタン操作を行うと
(S171)、本電子メール音声再生装置50aの電子
メール選択部17は、このプッシュボタン操作を検出
し、この検出タイミングからいずれの電子メールへの返
信を行うかを選択する(S172)。その後、通知用電
子メール生成部51aは、図示しないメモリから応答メ
ッセージ文の選択を案内するための音声を読みだし、電
話器に出力する(S173)。この案内音声に対してユ
ーザが電話器でいずれかを選択するプッシュボタン操作
を行えば(S174)、通知用電子メール生成部51a
は、そのプッシュボタン操作に対応する応答メッセージ
文を応答メッセージ文記憶部52から読みだし、その内
容を合成して通知用電子メールを生成する(S17
6)。そして、電子メール送信部22は、この通知用電
子メールをメールアドレス取得部21が取得したメール
アドレスに送信する(S176)。
【0065】以上の電子メール音声再生装置50aによ
れば、着信した電子メールに対し、所定の内容の応答メ
ッセージを選択して返信することにより、肯定または否
定などの意志表示などを差出人に伝えることができる。
【0066】また、上述の電子メール音声再生装置50
aは、実施の形態1に係る電子メール音声再生装置10
と同様、ユーザに応答メッセージ音声を電話機12から
入力させて電子メール音声再生装置50a内に記憶して
おき、転送用電子メールにその応答メッセージへのアク
セス方法を含めるようにしてもよい。あるいは、電子メ
ール音声再生装置40と同様、ユーザに応答メッセージ
を電話機12から入力させ、その音声を表す応答メッセ
ージ音声情報をMIME形式などで、通知用電子メール
に添付することにしてもよい。こうすれば、電子メール
の差出人に対してさらに細かな意思表示をすることがで
きる。
【0067】実施の形態. 図18は、本発明の実施の形態に係る電子メール音声
再生装置60の全体構成を示す機能ブロック図である。
同図に示すように本電子メール音声再生装置60は、上
述の実施の形態1又は2に係る電子メール音声再生装置
10,40,50,50aと同様、公衆通話回線11を
介してユーザの電話機12と接続されるとともに、ネッ
トワーク13を介して、ユーザ宛に着信する電子メール
を順次記憶するメールサーバ14とDNSサーバ15と
に接続されている。また、電子メール音声再生装置60
は、電子メール音声再生部16、電子メール選択部1
7、メールアドレス選択部61、転送用電子メール生成
部62、電子メール送信部22、を含んで構成されてい
る。ここで、電子メール音声再生部16と電子メール選
択部17は、上述の実施の形態1に係る電子メール音声
再生装置10等のものと同様であるから、ここでは同一
符号を付して説明を省略する。
【0068】まず、前記転送用電子メール生成部62
は、電子メール選択部17で選択された電子メールをネ
ットワーク13を介してメールサーバ14から取得し、
その電子メールのメッセージ内容を含む転送用電子メー
ルを生成する。
【0069】メールアドレス選択部61は、電話機12
でユーザが行うプッシュボタン操作に対応するメールア
ドレスを予め登録しているメールアドレスの中から選択
する。この際、メールアドレス選択部は、予め登録して
いるメールアドレスに対応して作成された図19に示す
転送先テーブルを電話機12に対して読み上げ、その選
択を促す。
【0070】電子メール送信部22は、こうしてメール
アドレス選択部で選択されたメールアドレスに、転送用
電子メール生成部で生成された電子メールを送信する。
【0071】図20は、かかる構成を有する電子メール
音声再生装置60の動作を説明する図である。同図に示
すように、電話機12にユーザ宛に着信している電子メ
ールを音声再生中(S180)、ユーザが電話機12か
ら当該電子メールを他の者に転送するためのプッシュボ
タン操作を行うと(S181)、本電子メール音声再生
装置60の電子メール選択部17は、このプッシュボタ
ン操作を検出し、この検出タイミングからいずれの電子
メールを転送するかを選択する(S182)。次に、メ
ールアドレス選択部61は、図19に示した転送先テー
ブルを電話機12に対して読み上げ、転送先のメールア
ドレスの選択を促す(S183)。この転送先テーブル
の読み上げに対してユーザが電話機12でプッシュボタ
ン操作を行って転送先を選択すれば(S184)、メー
ルアドレス選択部61は、このプッシュボタン操作を検
出し、対応するメールアドレスを認識する(S18
5)。例えば、図19の転送先テーブルが読み上げられ
た場合に、ユーザがそれに応じて「1*3*4#」のよ
うにプッシュボタン操作をすれば、メールアドレス選択
部はこのプッシュボタン操作を検出し、1番と3番と4
番にそれぞれ対応する、山田、佐藤、高橋、の三氏に転
送用電子メールを送付することを決定する。
【0072】その後、転送用電子メール生成部62は、
上述のS182で電子メール選択部17によって選択さ
れた電子メールを、ネットワーク13を介してメールサ
ーバ14から取得し、転送用電子メールを生成する。そ
して、電子メール送信部22が、S185で選択された
メールアドレスに、この転送用電子メールを送信する
(S186)。
【0073】以上説明した本電子メール音声再生装置6
0によれば、オフィス等の端末からでなくても、例えば
外出中の電話機12から、プッシュボタン操作に対応づ
けられた送信先を選択して、受信した電子メールを第3
者へ転送することができる。この結果、電子メールを外
出中に受けた場合にもそれに対して適切な対応を採るこ
とができる。
【0074】なお、上記電子メール音声再生装置60の
メールアドレス選択部61は、図19に示す転送先テー
ブルを先ず読み上げ、この転送先テーブルに記された番
号をユーザが電話機12のプッシュボタンで入力するこ
とによって、転送先のメールアドレスを選択するもので
あったが、他の方法によってメールアドレスを選択する
こともできる。
【0075】図21,22は、メールアドレス選択部6
1の変形例を説明する図である。図21に示すように、
電話機12にユーザ宛に着信している電子メールを音声
再生中(S190)、ユーザが電話機12から当該電子
メールを他の者に転送するためのプッシュボタン操作を
行うと(S191)、本電子メール音声再生装置60の
電子メール選択部17は、このプッシュボタン操作を検
出し、この検出タイミングからいずれの電子メールを転
送するかを選択する(S192)。次に、メールアドレ
ス選択部は、図22に示す転送先テーブルを電話機12
に対して読み上げる(S193)。そして、ユーザが電
話機12にて所定のプッシュボタン操作を行うと(S1
94)、メールアドレス選択部は、このプッシュボタン
操作を検出し、対応するメールアドレスを選択する(S
195)。例えば、図22の転送先テーブルにおいて、
「佐々木さん」との音声が受話口で聞こえている最中、
及びその後「佐藤さん」との音声が受話口で聞こえ始め
るまでの間に、ユーザが電話機12で所定のプッシュボ
タン操作を行えば、メールアドレス選択部は、佐々木氏
に転送用電子メールの送付を決定する。その後、転送用
電子メール生成部は、前述のS192で電子メール選択
部17によって選択された電子メールを、ネットワーク
13を介してメールサーバ14から取得し、転送用電子
メールを生成する。そして、電子メール送信部22が、
Sで選択されたメールアドレスに、この転送用電子メー
ルを送信する(S196)。
【0076】この電子メール音声再生装置60によれ
ば、転送用電子メールの転送先を電話機12のプッシュ
ボタン操作に対応づける必要がなく、転送したい宛先が
読み上げられるときに所定のプッシュボタン操作を行う
だけで転送先を選択することができる。このため、図2
0に示す動作説明図において図19に示した転送先テー
ブルが読み上げられる場合には、ユーザが転送したい宛
先に対応するプッシュボタン操作(プッシュボタン番
号)を覚えておいておかなければならないのに対して、
本電子メール音声再生装置60ではそのような必要がな
く、転送先選択の操作をより簡単化することができる。
【0077】また、上述の実施の形態に係る電子メー
ル音声再生装置60は、実施の形態1に係る電子メール
音声再生装置10と同様、ユーザに応答メッセージ音声
を電話機12から入力させて電子メール音声再生装置6
0内に記憶しておき、転送用電子メールにその応答メッ
セージへのアクセス方法を含めるようにしてもよい。
【0078】図23は、この電子メール音声再生装置6
0の変形例の動作を説明する図である。同図において、
S200〜S205は、既に説明した図20のS190
〜S195と同様であるからここでは説明を省略する。
この変形例では、S205において転送先のメールアド
レスが選択されると、次に、転送する電子メールに添付
したいメッセージをユーザが送話口で話す(S20
6)。このとき、図1の応答メッセージ音声記憶部18
と同様の構成が、その内容を録音する(S207)。そ
の後、ユーザがメッセージを話し終えて所定のプッシュ
ボタン操作を行えば(S208)、電子メール音声再生
装置60では録音を終了し(S209)、その内容をフ
ァイルに保存する(S210)。次に、図1の応答メッ
セージ特定情報生成部19と同様の構成がこのファイル
名に対応する応答メッセージ特定情報を生成するととも
に、応答メッセージ音声記憶部18に記憶されたファイ
ルに公衆電話網を介してアクセスする際の電話番号を図
示しないシステム設定ファイルから取得する(S21
1)。次に、転送用電子メール生成部62は、この電話
番号と応答メッセージ特定情報とS202で選択された
電子メールとを内容に含む電子メールを生成し、電子メ
ール送信部22がこの電子メールを、S205でメール
アドレス選択部で選択されたメールアドレスに送信する
(S212)。
【0079】以上の電子メール音声再生装置60の変形
例によれば、受信した電子メールを第三者に転送する
際、実施の形態1に係る電子メール音声再生装置10に
おける通知用電子メールと同様の内容を含めることで、
転送用電子メールの受取人に応答メッセージ音声のアク
セス方法を伝えることができる。そうして、この受取人
が応答メッセージ音声にアクセスすることにより、転送
した電子メールに関する指示や意見を伝えることができ
る。なお、以上の電子メール音声再生装置60は、実施
の形態2に係る電子メール音声再生装置40と同様にし
て、ユーザに応答メッセージを電話機12から入力さ
せ、その音声を表す応答メッセージ音声情報をMIME
形式などで、通知用電子メールに添付することにしても
よい。
【0080】実施の形態. 図24は、本発明の実施の形態に係る電子メール音声
再生装置70の全体構成を示す機能ブロック図である。
同図に示すように、本電子メール音声再生装置70は、
公衆通話回線11を介してユーザの電話機12と電子メ
ールの差出人の電話機12aとに接続されるとともに、
ネットワーク13を介して、ユーザ宛に着信する電子メ
ールを順次記憶するメールサーバ14に接続されてい
る。また、電子メール音声再生装置70は、電子メール
音声再生部16、電子メール選択部17、電話番号テー
ブル記憶部71、差出人識別情報取得部72、電話番号
取得部73、通話中継部74、を含んで構成されてい
る。ここで、電子メール音声再生部16、電子メール選
択部17、上述の実施の形態1乃至に係る電子メール
音声再生装置10,40,50,50a,60のものと
同様であるから、ここでは同一符号を付して説明を省略
する。
【0081】まず、電話番号テーブル記憶部71は、図
25に示す、電子メールの差出人を識別する情報である
メールアドレスと該差出人の電話番号とを対応づけてな
る電話番号テーブルを記憶する。
【0082】差出人識別情報取得部72は、電子メール
選択部17で選択される電子メールのメールアドレス
を、そのヘッダ情報(例えばFromヘッダ)から取得
する。
【0083】電話番号取得部73は、電話番号テーブル
記憶部71で記憶される電話番号テーブルと、差出人識
別情報取得部72で取得される電子メールの差出人を識
別する情報と、に基づいて、その電子メールの差出人の
電話番号を取得する。
【0084】通話中継部74は、電話番号取得部73で
取得される電話番号に発呼して電子メールの差出人の電
話機12とユーザの電話機12との通話を中継する。
【0085】次に、本電子メール音声再生装置70の動
作を説明する。図26は、本電子メール音声再生装置7
0の動作を説明する図である。同図に示すように、電子
メール音声再生部16が電子メールの音声出力をしてい
る場合に(S220)、ユーザが電話機12の所定のプ
ッシュボタン操作を行えば(S221)、電子メール選
択部17がそのプッシュボタン操作を検出し、対応する
電子メールを選択する(S222)。そして、差出人識
別情報取得部72は、選択された電子メールのヘッダ情
報から差出人のメールアドレスを取得する。そうして、
次に電話番号取得部73はこのメールアドレスに対応し
て電話番号テーブルに記されている電話番号を取得し、
通話の接続先を決定する(S223)。通話中継部74
は、こうして決定され取得された電話番号をダイヤリン
グし(S224)、電話機12と電子メールの差出人の
電話機12aとを接続し、通話中継する(S225)。
その後、ユーザが差出人との会話を始める(S22
6)。
【0086】なお、着信した電子メールを転送する際、
または新たに電子メールを送信する際に、通話接続先を
決定する場合は、図23のS220〜S222に代え
て、実施の形態3に係る電子メール音声再生装置60と
同様に、図20のS180〜S185、又は図21のS
190〜S195を実行すればよい。
【0087】以上の電子メール音声再生装置70によれ
ば、着信した電子メールに対して指示や意見などしたい
とき、その電子メールの差出人と電話回線を接続し、直
接話すことにより正確な指示や意見などをすることがで
きる。
【0088】上の電子メール音声再生装置70におい
て、通話中継部74のダイヤリングに対して相手先の電
話機12aが話し中などで回線接続ができない場合、実
施の形態1乃至に係る電子メール音声再生装置10,
40,50,50aと同様に通知用電子メールをその相
手先に送る、あるいは実施の形態に係る電子メール音
声再生装置60と同様に転送用電子メールをその相手先
に送るようにしてもよい。こうすれば、会話をしようと
する相手が不在の場合、電子メールを使って確実にメッ
セージを伝えることができる。
【0089】
【発明の効果】請求項1又は11に記載の発明によれ
ば、受け取った電子メールに対するユーザの応答メッセ
ージ音声を記憶しておく一方、その応答メッセージ音声
へアクセスするための情報を通知用電子メールで差出人
に送信するようにしたので、ユーザが外出中であっても
受け取った電子メールに対する指示や意見などのメッセ
ージを差出人に伝えることができる。
【0090】請求項2に記載の発明によれば、通知用電
子メールの受取人が電話機などの音声端末から応答メッ
セージ特定情報を入力した場合に、対応する応答メッセ
ージ音声をその電話機に送出するようにしたので、ユー
ザは通知用電子メールの受取人に音声による的確な指示
を与えることができる。
【0091】請求項3又は14に記載の発明によれば、
通知用電子メールを受信した場合に、その通知用電子メ
ールに含まれる応答メッセージ特定情報が特定する応答
メッセージ音声を取得し、それを再生するようにしたの
で、通知用電子メールの受取人は電話機を使わずとも、
速やかにパソコン等の電子メール受信装置から応答メッ
セージを聞き出すことができる。
【0092】請求項4に記載の発明によれば、電子メー
ル受信装置は、通知用電子メールを受信した場合に、そ
の通知用電子メールに含まれる応答メッセージ特定情報
と、例えば自席の電話機の電話番号と、を電子メール音
声再生装置に送信し、一方電子メール音声再生装置は、
受信した電話番号に発呼し、受信した応答メッセージ特
定情報により特定される応答メッセージ音を流すように
したので、応答メッセージ音の音声データを電子メール
受信装置に読み込むことなく、通知用電子メールの受取
人は応答メッセージを聞き出すことができる。また、電
話機により応答メッセージを聞き出すようにしたので、
静かに他人に迷惑をかけずに聞き出すことができる。
【0093】請求項5に記載の発明によれば、電話機等
の音声端末から電子メール音声再生装置を用いて通知用
電子メールを聞き出す場合、その通知用電子メールに含
まれる応答メッセージ特定情報が特定する応答メッセー
ジ音声をその音声端末に流すようにしたので、ユーザは
通知用電子メールの内容をすべて聞いて別途音声端末か
ら応答メッセージにアクセスしなくても、対応する応答
メッセージを聞き出すことができるようになる
【0094】
【0095】
【0096】請求項に記載の発明によれば、複数種の
応答メッセージ文を記憶しておき、そのうちの音声端末
での操作に対応するものを通知用電子メールに含め、差
出人に送信するようにしたので、音声端末からであって
も差出人に肯定や否定などの一定の意思を伝えることが
できる。
【0097】請求項に記載の発明によれば、所定のメ
ッセージ内容の通知用電子メールにさらに応答メッセー
ジ音声特定情報を含めるようにし、その情報を用いて通
知用電子メールの受取人が応答メッセージにアクセスで
きるようにしたので、ユーザは電子メールの差出人にさ
らに細かなメッセージを伝えることができる。
【0098】請求項又は13に記載の発明によれば、
ユーザに着信している電子メールのメッセージ内容を含
む転送用電子メールを生成し、それを所定のメールアド
レスの中の少なくとも一つに送信するようにしたので、
例えば外出中の電話機からでも、容易に受信した電子メ
ールを第三者に転送することができる。
【0099】請求項に記載の発明によれば、転送先の
メールアドレスを選択する場合、各メールアドレスを識
別する音声を順次音声端末に送出し、音声端末で行われ
る操作タイミングによって、そのメールアドレスの中の
少なくとも一つを選択するようにしたので、ユーザは転
送したい宛先が読み上げられたときに所定の操作をする
だけで容易に転送先を選択することができる。
【0100】請求項10に記載の発明によれば、転送用
電子メールにさらに応答メッセージ音声特定情報を含め
るようにし、その情報を用いて転送用電子メールの受取
人が応答メッセージにアクセスできるようにしたので、
ユーザは電子メールの差出人にさらに細かなメッセージ
を伝えることができる。
【0101】
【0102】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る電子メール音声
再生装置の全体構成を示す機能ブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る電子メール音声
再生装置の動作を説明する図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る電子メール音声
再生装置の動作を説明する図である。
【図4】 通知用電子メールの一例を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1に係る電子メール音声
再生装置の動作を説明する図である。
【図6】 本発明の実施の形態1に係る電子メール音声
再生装置の動作を説明する図である。
【図7】 本発明の実施の形態1に係る電子メール受信
装置の構成を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態1に係る電子メール受信
装置の動作を説明するフロー図である。
【図9】 本発明の実施の形態1に係る電子メール受信
装置の構成を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態1に係る電子メール受
信装置の動作を説明する図である。
【図11】 変形例に係る電子メール音声再生装置の全
体構成を示す機能ブロック図である。
【図12】 本発明の実施の形態に係る電子メール音
声再生装置の全体構成を示す機能ブロック図である。
【図13】 通知用電子メールの一例を示す図である。
【図14】 本発明の実施の形態に係る電子メール音
声再生装置の動作を説明する図である。
【図15】 本発明の実施の形態に係る電子メール音
声再生装置の変形例の全体構成を示す機能ブロック図で
ある。
【図16】 応答メッセージ文の例を示す図である。
【図17】 本発明の実施の形態に係る電子メール音
声再生装置の変形例の動作を説明する図である。
【図18】 本発明の実施の形態に係る電子メール音
声再生装置の全体構成を示す機能ブロック図である。
【図19】 転送先テーブルの例を示す図である。
【図20】 本発明の実施の形態に係る電子メール音
声再生装置の動作を説明する図である。
【図21】 本発明の実施の形態に係る電子メール音
声再生装置の変形例の動作を説明する図である。
【図22】 転送先テーブルの例を示す図である。
【図23】 本発明の実施の形態に係る電子メール音
声再生装置の変形例の動作を説明する図である。
【図24】 本発明の実施の形態に係る電子メール音
声再生装置の全体構成を示す機能ブロック図である。
【図25】 電話番号テーブルの例を示す図である。
【図26】 本発明の実施の形態に係る電子メール音
声再生装置の動作を説明する図である。
【符号の説明】
10,40,50,50a,60,70 電子メール音
声再生装置、12 電話機(音声端末)、16 電子メ
ール音声再生部、17 電子メール選択部、18 応答
メッセージ音声記憶部、19 応答メッセージ特定情報
生成部、20,42,51,51a 通知用電子メール
生成部、21 メールアドレス取得部、22 電子メー
ル送信部、23 応答メッセージ音声送出部、26,3
0 電子メール受信装置、27,31 電子メール記憶
部、28 応答メッセージ取得部、29 応答メッセー
ジ音声再生部、32 通知用電子メール処理部、41
応答メッセージ音声情報生成部、52a 応答メッセー
ジ文記憶部、61 メールアドレス選択部、62 転送
用電子メール生成部、71 電話番号テーブル記憶部、
72 差出人識別情報取得部、73 電話番号取得部、
74 通話中継部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−303970(JP,A) 特開 平5−236000(JP,A) 特開 平2−183646(JP,A) 特開 平5−344148(JP,A) 特開 平3−155256(JP,A) 特開 平6−98014(JP,A) 特開 平5−110680(JP,A) 特開 平8−167938(JP,A) 特開 平5−300253(JP,A) 特開 平8−172450(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 G06F 13/00 351 - 357 H04L 12/54 H04L 12/58 H04M 11/00 - 11/10

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話回線を介して音声端末と相互に通話
    接続され、該音声端末の発呼者に宛てて着信している電
    子メールの内容の少なくとも一部を音声合成して、該音
    声端末に送信する電子メール音声再生装置において、 前記発呼者に宛てて着信している電子メールのうちの少
    なくとも一通を選択する電子メール選択手段と、 該電子メール選択手段によって選択される電子メールの
    内容に対して前記発呼者が音声端末で発声する応答メッ
    セージ音声を記憶する応答メッセージ音声記憶手段と、 該応答メッセージ音声記憶手段に記憶される応答メッセ
    ージ音声を特定する応答メッセージ特定情報を生成する
    応答メッセージ特定情報生成手段と、 該応答メッセージ特定情報生成手段によって生成される
    応答メッセージ特定情報を少なくとも含む通知用電子メ
    ールを生成する通知用電子メール生成手段と、 前記電子メール選択手段によって選択される電子メール
    の差出人のメールアドレスを取得するメールアドレス取
    得手段と、 該メールアドレス取得手段によって取得されるメールア
    ドレスに前記通知用電子メール生成手段によって生成さ
    れる通知用電子メールを送信する電子メール送信手段
    と、 を含むことを特徴とする電子メール音声再生装置。
  2. 【請求項2】 前記応答メッセージ特定情報生成手段に
    よって生成される応答メッセージ特定情報が音声端末か
    ら通話回線を介して入力される場合に、該応答メッセー
    ジ特定情報が特定する応答メッセージ音声を前記応答メ
    ッセージ音声記憶手段から読み出し、その音声端末に送
    出する応答メッセージ音声送出手段をさらに含むことを
    特徴とする請求項1記載の電子メール音声再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の電子メール音声
    再生装置によって送信される通知用電子メールを受信す
    る電子メール受信装置であって、 受信する通知用電子メールに含まれる応答メッセージ特
    定情報が特定する応答メッセージ音声を、前記応答メッ
    セージ音声記憶手段から取得する応答メッセージ音声取
    得手段と、 該応答メッセージ音声取得手段によって取得される応答
    メッセージ音声を再生する応答メッセージ音声再生手段
    と、 を含むことを特徴とする電子メール受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の電子メール音声再生装置
    と、該電子メール音声装置によって送信される通知用電
    子メールを受信する電子メール受信装置と、を含む電子
    メールシステムであって、 前記電子メール受信装置は、受信する通知用電子メール
    に含まれる応答メッセージ特定情報と所定の電話番号を
    表す電話番号情報とを前記応答メッセージ音声送出手段
    に送信する通知用電子メール処理手段を含み、 前記電子メール音声再生装置に含まれる前記音声メッセ
    ージ音声送出部は、前記通知用電子メール処理手段から
    受信する前記電話番号情報が表す電話番号に発呼し、前
    記通知用電子メール処理手段から受信する応答メッセー
    ジ特定情報が特定する応答メッセージ音声を出力する、
    ことを特徴とする電子メールシステム。
  5. 【請求項5】 前記電子メール送信手段によって送信さ
    れた通知用電子メールが前記音声端末の発呼者に宛てて
    着信している場合に、該通知用電子メールに含まれる応
    答メッセージ特定情報が特定する応答メッセージ音声を
    前記応答メッセージ音声記憶手段から取得し、取得する
    応答メッセージ音声を前記音声端末に送出する、通知用
    電子メール処理手段を含むことを特徴とする請求項1又
    は2に記載の電子メール音声再生装置。
  6. 【請求項6】 通話回線を介して音声端末と相互に通話
    接続され、該音声端末の発呼者に宛てて着信している電
    子メールの内容の少なくとも一部を音声合成して、該音
    声端末に送信する電子メール音声再生装置において、 前記発呼者に宛てて着信している電子メールのうちの少
    なくとも一通を選択する電子メール選択手段と、 所定のメッセージ内容を有する通知用電子メールを生成
    する通知用電子メール生成手段と、 前記電子メール選択手段によって選択される電子メール
    の差出人のメールアドレスを取得するメールアドレス取
    得手段と、 該メールアドレス取得手段によって取得されるメールア
    ドレスに前記通知用電子メール生成手段によって生成さ
    れる通知用電子メールを送信する電子メール送信手段
    と、複数種の応答メッセージ文を記憶する応答メッセージ文
    記憶手段と、を含み、 前記通知用電子メール生成手段は、前記音声端末で行わ
    れる操作に対応する応答メッセージ文を前記応答メッセ
    ージ文記憶手段から読み出し、その応答メッセージ文を
    メッセージ内容に含む通知用電子メールを生成すること
    を特徴とする 電子メール音声再生装置。
  7. 【請求項7】 該電子メール選択手段によって選択され
    る電子メールの内容に対して前記発呼者が音声端末で発
    声する応答メッセージ音声を記憶する応答メッセージ音
    声記憶手段と、 該応答メッセージ音声記憶手段に記憶される応答メッセ
    ージ音声を特定する応答メッセージ特定情報を生成する
    応答メッセージ特定情報生成手段と、をさらに含み、 前記通知用電子メール生成手段は、該応答メッセージ特
    定情報生成手段によって生成される応答メッセージ特定
    情報をメッセージ内容に含む通知用電子メールを生成す
    ることを特徴とする請求項記載の電子メール音声再生
    装置。
  8. 【請求項8】 通話回線を介して音声端末と相互に通話
    接続され、該音声端末の発呼者に宛てて着信している電
    子メールの内容の少なくとも一部を音声合成して、該音
    声端末に送信する電子メール音声再生装置において、 前記発呼者に宛てて着信している電子メールのうちの少
    なくとも一通を選択する電子メール選択手段と、 該電子メール選択手段によって選択される電子メールの
    メッセージ内容を含む転送用電子メールを生成する転送
    用電子メール生成手段と、 所定のメールアドレスの中から少なくとも一つを選択す
    るメールアドレス選択手段と、 該メールアドレス選択手段によって選択されるメールア
    ドレスに前記転送用電子メール生成手段によって生成さ
    れる転送用電子メールを送信する電子メール送信手段
    と、 を含むことを特徴とする電子メール音声再生装置。
  9. 【請求項9】 前記メールアドレス選択手段は、 前記所定のメールアドレスの各々を識別する音声を前記
    音声端末に対して順次送出するとともに前記音声端末か
    ら送信される所定の選択操作信号を検出し、前記所定の
    メールアドレスの中から、該所定の選択操作信号が送信
    された時間帯に対応する時間帯に送出された音声が識別
    するものを選択することを特徴とする請求項記載の電
    子メール音声再生装置。
  10. 【請求項10】 該電子メール選択手段によって選択さ
    れる電子メールの内容に対して前記発呼者が音声端末で
    発声する応答メッセージ音声を記憶する応答メッセージ
    音声記憶手段と、 該応答メッセージ音声記憶手段に記憶される応答メッセ
    ージ音声を特定する応答メッセージ特定情報を生成する
    応答メッセージ特定情報生成手段と、をさらに含み、 前記転送用電子メール生成手段は、該応答メッセージ特
    定情報生成手段によって生成される応答メッセージ特定
    情報をメッセージ内容に含む転送用電子メールを生成す
    ることを特徴とする請求項又はに記載の電子メール
    音声再生装置。
  11. 【請求項11】 通話回線を介して音声端末と相互に通
    話接続され、該音声端末の発呼者に宛てて着信している
    電子メールの内容の少なくとも一部を音声合成して、該
    音声端末に送信する電子メール音声再生装置で、着信し
    ている電子メールに対する応答メッセージを返信する電
    子メール応答方法であって、 前記発呼者に宛てて着信している電子メールのうちの少
    なくとも一通を選択する電子メール選択ステップと、 該電子メール選択手段によって選択される電子メールの
    内容に対して前記発呼者が音声端末で発声する応答メッ
    セージ音声を記憶手段に記憶する応答メッセージ音声記
    憶ステップと、 前記記憶手段に記憶される応答メッセージ音声を特定す
    る応答メッセージ特定情報を生成する応答メッセージ特
    定情報生成ステップと、 該応答メッセージ特定情報生成ステップで生成される応
    答メッセージ特定情報を少なくとも含む通知用電子メー
    ルを生成する通知用電子メール生成ステップと、 前記電子メール選択ステップで選択される電子メールの
    差出人のメールアドレスを取得するメールアドレス取得
    ステップと、 該メールアドレス取得ステップで取得されるメールアド
    レスに前記通知用電子メール生成ステップで生成される
    通知用電子メールを送信する電子メール送信ステップ
    と、 を含むことを特徴とする電子メール応答方法。
  12. 【請求項12】 通話回線を介して音声端末と相互に通
    話接続され、該音声端末の発呼者に宛てて着信している
    電子メールの内容の少なくとも一部を音声合成して、該
    音声端末に送信する電子メール音声再生装置で、着信し
    ている電子メールに対する応答メッセージを返信する電
    子メール応答方法であって、 前記発呼者に宛てて着信している電子メールのうちの少
    なくとも一通を選択する電子メール選択ステップと、 所定のメッセージ内容を有する通知用電子メールを生成
    する通知用電子メール生成ステップと、 前記電子メール選択ステップで選択される電子メールの
    差出人のメールアドレスを取得するメールアドレス取得
    ステップと、 該メールアドレス取得ステップで取得されるメールアド
    レスに前記通知用電子メール生成ステップで生成される
    通知用電子メールを送信する電子メール送信ステップ
    と、 を含み、 前記通知用電子メール生成ステップでは、複数種の応答
    メッセージ文を記憶する応答メッセージ文記憶手段か
    ら、前記音声端末で行われる操作に対応する応答メッセ
    ージ文を読み出し、その応答メッセージ文をメッセージ
    内容に含む通知用電子メールを生成する、ことを特徴と
    する電子メール応答方法。
  13. 【請求項13】 通話回線を介して音声端末と相互に通
    話接続され、該音声端末の発呼者に宛てて着信している
    電子メールの内容の少なくとも一部を音声合成して、該
    音声端末に送信する電子メール音声再生装置で、着信し
    ている電子メールに対する応答メッセージを返信する電
    子メール応答方法であって、 前記発呼者に宛てて着信している電子メールのうちの少
    なくとも一通を選択する電子メール選択ステップと、 該電子メール選択ステップで選択される電子メールのメ
    ッセージ内容を含む転送用電子メールを生成する転送用
    電子メール生成ステップと、 所定のメールアドレスの中から少なくとも一つを選択す
    るメールアドレス選択ステップと、 該メールアドレス選択ステップで選択されるメールアド
    レスに前記転送用電子メール生成ステップで生成される
    転送用電子メールを送信する電子メール送信ステップ
    と、 を含むことを特徴とする電子メール応答方法。
  14. 【請求項14】 コンピュータを請求項1又は2に記載
    の電子メール音声再生装置によって送信される通知用電
    子メールを受信する電子メール受信装置として機能させ
    るためのプログラムを記録した媒体であって、 受信する通知用電子メールに含まれる応答メッセージ特
    定情報が特定する応答メッセージ音声を、前記応答メッ
    セージ音声記憶手段から取得する応答メッセージ音声取
    得ステップと、 該応答メッセージ音声取得手段によって取得される応答
    メッセージ音声を再生する応答メッセージ音声再生ステ
    ップと、 を含む手順をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムを記録した媒体。
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