JP3050003B2 - コーヒーサーバーの飲料注出ノズル - Google Patents
コーヒーサーバーの飲料注出ノズルInfo
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Description
据付けてレギュラーコーヒーを製造,供給するコーヒー
サーバーの飲料注出ノズルに関する。
サーバー(コーヒー販売用)を図4に示す。図におい
て、1はコーヒーサーバーの本体ケース、2はカップ3
を載せるベンドステージ、4はベンドステージ2に対向
して本体ケース1の上面に突出した飲料供給部、5は操
作盤、6は販売用のコイン機構である。また、図示され
てないが、本体ケース1の内部には種類別にコーヒー豆
を収容した原料箱,コーヒーミル,ブリュアと呼ばれる
エア加圧式のコーヒー抽出器,温水タンクなどが内蔵さ
れており、コーヒー抽出器の出口と前記の飲料供給部4
に装備したパイプ状の飲料注出ノズルとの間がホースな
どで配管接続されている。
コインを投入し、操作盤5の上で所望するコーヒーの種
類を選択すると、選択されたコーヒー豆がコーヒーミル
で粉に挽かれてコーヒー抽出器に供給され、さらに温水
タンクから供給した湯を加えてコーヒーを抽出する。ま
た、ここで抽出されたコーヒーは抽出器のシリンダ内に
導入した加圧エアにより配管(ホース)を通じて圧送さ
れ、前記飲料供給部4の注出ノズルを通じてカップ3に
注がれる。
に機内のコーヒー抽出器で製造したコーヒーをエア加圧
によりパイプ状の飲料注出ノズルを通じてカップに直接
注ぐようにした従来の方式では次記のような不具合が発
生する。すなわち、 (1)エア加圧により圧送されて来たコーヒー液がエア
とともにノズル先端から勢いよく吐き出されるためにコ
ーヒーが飛散し易く、特に注出終了の直前にはエアと混
ざり合ったコーヒー液が飛沫となってノズルより吹出
し、カップ3,ベンドステージ2の周辺を汚す。
り出した後も、飲料注出ノズル,配管の内部に残ったコ
ーヒーが液滴となってノズルより滴下し、ベンドステー
ジ2を汚す。 本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、その
目的は前記課題を解決し、コーヒーをカップに注ぐ際の
周囲飛散を無くし、さらに注出後の後垂れ発生を巧みに
回避できるように構成したコーヒーサーバーの飲料注出
ノズルを提供することにある。
に、本発明の飲料注出ノズルは、コーヒー抽出器と配管
接続したデフューザ機能を有する断面拡大形のノズル本
体と、該ノズル本体の先端に開口する注ぎ口に装着した
パンチングメタル, および筒状の先端ノズル体とから構
成するものとする。
ルとしては、スペーサを挟んで重ねた複数枚のパンチン
グメタルを使用してノズル本体の注ぎ口に装着するのが
よく、また先端ノズル体は、その出口端に内周側へ向け
て張り出す平坦な底壁部を形成し、かつ該底壁部の中央
に胴部よりも小径な飲料出口穴を開口した構造とするの
が好ましい。
らエア加圧により配管を通じて圧送されて来たコーヒー
液は断面が拡大したノズル本体の中に吹出してここに一
時滴に溜まった後、ノズル本体の先端側の注ぎ口よりパ
ンチングメタル,筒状の先端ノズル体を通過して下方の
ベンドステージ上に置かれたカップに向けて流出する。
この際に、配管を通じて圧送されてきたコーヒー液の動
圧はデフューザ機能を有するノズル本体の内部で静圧に
変わるので、コーヒー液がそのままノズル本体の注ぎ口
から勢いよく吹き出して周囲に飛散するおそれがなく、
注ぎ口に装着したパンチングメタルを通過した後、筒状
の先端ノズル体で案内されながら緩やかにカップの中に
注ぎ込まれるようになる。
にノズル本体の内壁面に残った少量のコーヒー液は、パ
ンチングメタルに開口した穴部に分散して表面張力によ
り保持される。同様に先端ノズル体の壁面に残った微量
のコーヒー液はその先端側の平坦な底壁部の上に留ま
る。これにより注ぎ口からコーヒー液の後垂れが発生せ
ず、ベンドステージを汚すこともない。
図面に基づいて説明する。まず、図1(a),(b)およ
び図2において、飲料注出ノズル7は飲料入口側で断面
を拡大したデフューザ機能を有するノズル本体8と、ノ
ズル本体8の後端に接続したジョイントパイプ9と、ノ
ズル本体8の先端に開口する注ぎ口に装着したパンチン
グメタル10,および筒状の先端ノズル体11を主要部
品として構成されている。なお、8aはノズル本体8の
上面を覆う蓋である。
注ぎ口に向けて左右幅が縮小した平面三角形を呈してお
り、かつ底壁が後端から注ぎ口に向けて前傾した傾斜面
となっている。そして、前記のジョイントパイプ9はコ
ーヒー抽出器12から引出したホースに接続されてお
り、ノズル本体8の注ぎ口に装荷したパンチングメタル
10と先端ノズル体11は上下に重ね合わせて上側から
ストッパ13により定位置に保持されている。
(b)で示すように円板状の金属板に穴径0.8mm程度の
小さな穴10aを多数分散して穿孔したものであり、か
つ穴と穴の間に少なくとも穴10aの径よりも大きな間
隔を確保するように定めてある。一方、筒状の先端ノズ
ル体11は、上端側にパンチングメタル10の周縁と重
なり合うリング状のフランジ部11aを有し、かつ胴部
の先端側にはコーナーを曲面として内周側に張り出す平
坦な底壁部11bを形成した上で、この底壁部11bの
中央に胴部よりも一回り径小な飲料出口穴11cが開口
ている。
製造したコーヒーがエア加圧により飲料注出ノズル7に
向けて圧送されて来ると、コーヒーはまずジョイントパ
イプ9を通じて断面が拡大したノズル本体8の中に噴出
してその内部に溜り、ここから先端の注ぎ口に装荷した
パンチングメタル10,先端ノズル体11を経てベンド
ステージ上に置かれたカップ(図4参照)に注がれる。
プ9からノズル本体8の中に噴出したコーヒー液のもつ
運動エネルギー(動圧)は圧力エネルギー(静圧)に変
わるので、ノズル本体8の注ぎ口から飛沫となって周囲
に飛散することなく、パンチングメタル10,先端ノズ
ル体11を通じて緩やかに流出する。一方、注出後にノ
ズル本体8の内壁面に残ったコーヒー液は壁面を伝わっ
て注ぎ口に達したところでパンチングメタル10の穴の
中に分散し、表面張力により各穴の中に保持される。ま
た、パンチングメタル10より先方の先端ノズル体11
の内部に残った微量のコーヒー液滴は先端側の平坦な底
壁部11bの上に留まる。この結果、ベンドステージか
らカップを取り除いた後でもコーヒー液が滴下する後垂
れ現象が発生せず、ベンドステージを汚すこともない。
をより確実にした実施例を図3に示す。すなわち、図3
ではノズル本体8の注ぎ口に、先端ノズル体11ととも
にスペーサ14を挟んで重ねた2枚のパンチングメタル
10が組み込まれている。このように複数枚のパンチン
グメタル10を上下に並べて注ぎ口に装着することによ
り、注出後にノズル本体8に残ったコーヒー液の全てを
1枚目のパンチングメタルで保持し切れない場合でも、
2枚目のパンチングメタルがバックアップとして働くの
で、図2と比べてよりより一層高い後垂れ防止機能が確
保できる。
ば、飲料注出ノズルよりカップに向けて注ぐコーヒーが
周囲に飛散してカップ,ベンドステージを汚すことがな
く、また注出後にノズル内に残った少量のコーヒー液は
表面張力でパンチングメタルに保持されるので、後垂れ
の発生,および後垂れによるベンドステージの汚れも防
止できる。
表す図であり、(a)は側断面図、(b)はノズル本体
の上蓋を外した状態の平面図
を表す図であり、(a)は断面図、(b)は注ぎ口に装
着した各部品の分解斜視図
を表す図であり、(a)は断面図、(b)は注ぎ口に装
着した各部品の分解斜視図
観斜視図
Claims (3)
- 【請求項1】コーヒー抽出器で製造したコーヒーをエア
加圧によりベンドステージ上に置かれたカップに供給す
るコーヒーサーバーの飲料注出ノズルであって、コーヒ
ー抽出器と配管接続したデフューザ機能を有する断面拡
大形のノズル本体と、該ノズル本体の先端に開口する注
ぎ口に装着したパンチングメタル, および筒状の先端ノ
ズル体とからなることを特徴とするコーヒーサーバーの
飲料注出ノズル。 - 【請求項2】請求項1記載の飲料注出ノズルにおいて、
スペーサを挟んで重ねた複数枚のパンチングメタルをノ
ズル本体の注ぎ口に装着したことを特徴とするコーヒー
サーバーの飲料注出ノズル。 - 【請求項3】請求項1記載の飲料注出ノズルにおいて、
先端ノズル体の出口端に内周側へ向けて張り出す平坦な
底壁部を形成し、かつ該底壁部の中央に胴部よりも小径
な飲料出口穴を開口したことを特徴とするコーヒーサー
バーの飲料注出ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5198683A JP3050003B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | コーヒーサーバーの飲料注出ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5198683A JP3050003B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | コーヒーサーバーの飲料注出ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0751167A JPH0751167A (ja) | 1995-02-28 |
JP3050003B2 true JP3050003B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=16395321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5198683A Expired - Fee Related JP3050003B2 (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | コーヒーサーバーの飲料注出ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3050003B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6696545B2 (ja) * | 2018-09-14 | 2020-05-20 | 富士電機株式会社 | 飲料供給装置 |
-
1993
- 1993-08-11 JP JP5198683A patent/JP3050003B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0751167A (ja) | 1995-02-28 |
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