JP3049808U - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP3049808U
JP3049808U JP1997005406U JP540697U JP3049808U JP 3049808 U JP3049808 U JP 3049808U JP 1997005406 U JP1997005406 U JP 1997005406U JP 540697 U JP540697 U JP 540697U JP 3049808 U JP3049808 U JP 3049808U
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JP1997005406U
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弘三郎 東使
敏昭 山口
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プリンス電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光ランプの全長が変わってもランプを装着
する器具本体を共用化できる照明器具を提供することを
目的とする。 【解決手段】 点灯回路装置4を内蔵した筒状の器具本
体2と、この器具本体2に設けられたランプの支持部材
3と、この支持部材3に保持された直管形蛍光ランプL
と、上記器具本体2の端部に進退自在に設けられたラン
プLと電気的接続をなすソケット部材6とを備えている
照明器具1である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ショーケースやショーウインド等に取付けられる照明器具の構造に 関する。
【0002】
【従来の技術】
ショーケースやショーウインド等において展示や収容している商品等の照明に 使われる照明器具の光源としては蛍光ランプが多用されている。この照明器具は 、ケース等内部容積の制限を受けることから、小形のものが要望され、用いる蛍 光ランプも一般照明用に使用されているガラス管バルブよりは細径の外径が約2 0mmの、通称スリムラインおよびラピッドスタート型スリム蛍光ランプと呼ば れている蛍光ランプが採用されている。
【0003】 従来からこれらに用いる蛍光ランプとしては、全長が短いもので約303mm 、長いもので約1,556mmのものがあり、この中間のものも含め多種類のラ ンプがあり、それぞれのランプ長さに適合した照明器具が取揃えられていた。
【0004】 そして、ショーケースやショーウインド等の内部長さに応じ、適宜全長を有す る照明器具を選び取付け照明するようにしていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そして、ランプ長さに合わせて各種の照明器具を取揃えることも可能であるが 、照明器具の種類が多くなると少量多品種生産を余儀なくされ、管理上多大の手 間を要するとともに経済的にも不具合である。
【0006】 本考案は、蛍光ランプの全長が変わってもランプを装着する器具本体を共用化 できる照明器具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1に記載の照明器具は、点灯回路装置を収容した筒状の器具本 体と、この器具本体に設けられたランプの支持部材と、この支持部材に保持され た直管形蛍光ランプと、上記器具本体の端部に進退自在に設けられたランプと電 気的接続をなすソケット部材とを具備していることを特徴とする。
【0008】 フレキシブルなコードに接続したソケット部材やソケット部材が取付けられた 基体が自在に移動可能とすることによって、ランプ長さが変化してもランプの口 金部にソケット部材を装着して電気的な接続とランプの支持をなすことができる 。
【0009】 なお、考案者の実験によれば現行のスリムライン型の蛍光ランプおよびラピッ ドスタート型スリム蛍光ランプとしては、全長が303〜1,556mmのもの があり、このうち全長が303〜999mm(A区分)の範囲のランプが、回路 電圧280V、ランプ電流0,2Aで同一の点灯回路装置4と照明器具1とを共 用でき、また、全長が1,060〜1,556mmの範囲(B区分)のランプが 、回路電圧300V、ランプ電流0,2Aで同一の点灯回路装置4と照明器具1 とが共用できた。また、上記ランプを装着できる照明器具1の全長は、A区分( 303〜999mm)の範囲のランプの場合は約585mmのものが、B区分( 1,060〜1,556mm)の範囲のランプの場合は約1150mmのもので あれば安定した取付けができた。
【0010】 本考案の請求項2に記載の照明器具は、ソケット部材が、スパイラル状コード に接続していることを特徴とする。
【0011】 ソケット部材と接続したコードを巻回することによってフレキシブリティを持 たせ伸縮自在として上記請求項1に記載したと同様な作用を奏する。
【0012】 本考案の請求項3に記載の照明器具は、ソケット部材が、リールに巻回された コードに接続していることを特徴とする。
【0013】 ランプ長さに応じてソケット部材と接続したコードの繰出し長さを変えること によって、上記請求項1に記載したと同様な作用を奏する。
【0014】 本考案の請求項4に記載の照明器具は、ソケット部材が、器具本体を分割した 筒状体端部に取付けられ、この筒状体が本体に対し嵌合して進退自在に取着され ていることを特徴とする。
【0015】 器具本体の端部に嵌合された筒状体端部にソケット部材が取付けられ、この筒 状体が本体に対し出入することができ、ランプ長さに応じて筒状体の繰出し長さ を変えることによって対応し、上記請求項1に記載したと同様な作用を奏する。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の第1の実施の形態を図1および図2を参照して説明する。図1 (a)はたとえばショーケースなどの棚に照明器具を縦列して取付けた状態を示 す正面図、図2(a)〜(c)は図1中の器具の要部を拡大して示し、図2(a )は正面図、図2(b)は下面図、図2(c)は図2(a)中の矢印A−A線に 沿って切欠した部分の断面側面図である。
【0017】 図中、2は金属製の断面長四角形状をなす全長が約565mmの筒状の器具本 体、3,3はこの器具本体2に取付けられた透明合成樹脂製造の略Ω状をなすラ ンプの支持部材、4は器具本体2内に収容された安定器などを有する点灯回路装 置、5はこの点灯回路装置4に接続して器具本体2端部の開口部から導出された スパイラル状コード、6はこのコード5の先端に接続されたソケット部材、Lは ラピッドスタート型スリム蛍光ランプで全長が約1.200mm、ランプLを形 成するガラス管バルブL1の外径は約20mmで、このバルブL1の外面には始 動補助体としてバルブL1軸に沿ってアルミニウムリボン等の導電体(図示しな い。)が形成してあり、これらでもって照明器具1を構成している。
【0018】 また、図中、L2はバルブL1の両端部に接合された口金、L3.L3(一方 は重複していて見えない。)は口金L2に設けられた端子ピンでバルブL1内に 設けられた電極L4と接続している。また、7は器具本体2端部の開口部から導 出した給電線で、点灯回路装置4および隣接する照明器具1に接続している。な お、この給電線7は図2(a)中に一点鎖線で示すように器具本体2の上方等、 他の箇所から導出されていてもよい。また、8は照明器具1の本体2部分が取着 けられたショーケース等の棚である。
【0019】 そして、この照明器具1において、蛍光ランプLはバルブL1部分が2箇所の 略Ω状をなす支持部材3,3に挿入して弾性的に支持されている。また、本体2 の両端部から導出しているスパイラル状をなすコード5の先端に接続したソケッ ト部材6,6をそれぞれの口金L2に装着して端子ピンL3,L3と接続してあ る。(なお、図2(a)中、左方側は口金L2にソケット部材6未装着の状態で 示してある。) この照明器具1は、器具本体2より蛍光ランプLの全長の方が長く、本体2内 および本体2端部の開口部外にあるコード5,5は、引出すことによって順次繰 り出される。そして、蛍光ランプLの全長に応じ、スパイラル状に巻回されてい るため必要長さが伸びることによって対応できる。また、このスパイラル状コー ド5は垂れ下がることなく器具本体2と略同軸方向に延在しているので、器具本 体2と反対側の光放射必要方向への光放射の阻害がない。
【0020】 また、一般照明用の蛍光ランプでは、より高い発光効率が要求されているため 、ランプ電流、ランプ電圧、ランプ電力はもちろん封入ガス、ランプ長さやバル ブ径等が変われば各種ランプ毎に最適にマッチした点灯回路が設計、製造され、 それぞれに異なった専用の点灯回路装置が用いられている。
【0021】 しかし、この種スリムラインランプLは、高発光効率も望ましいが発光効率を 多少犠牲にしても、展示品を一様に照明する等の用途や設備費用を優先とする等 のことから、ランプ長さを異にしても同じ定格の点灯回路装置を使用している。 したがって、従来同じ定格の点灯回路装置を使用していてもランプL長さが異 なれば、全く異なった照明器具を用いなければならなかったが、本考案によれば 、共通の小形化された照明器具1と点灯回路装置4とを用いることができる。な お、照明器具1の全長とランプLの全長との関係は、図示したような照明器具1 より長いランプLの点灯はもちろん、ソケット部材6がフレキシブルなコード5 に接続されているので、ソケット部材6の進退が自由自在で、照明器具1より短 尺のランプLの点灯も可能である。
【0022】 また、ソケット部材も固定式に比べ薄形化が可能で、縦列する照明器具1,1 間の間隔を狭めることができ、展示品などを均一な照度で照明できる利点を有す る。
【0023】 なお、考案者の実験によれば現行のスリムライン型蛍光ランプおよびラピッド スタート型スリム蛍光ランプとしては、全長が303〜1,556mmのものが あり、このうち全長が303〜999mm(A区分)の範囲のランプが、回路電 圧280V、ランプ電流0,2Aで同一の点灯回路装置4と照明器具1とを共用 でき、また、全長が1,060〜1,556mmの範囲(B区分)のランプが、 回路電圧300V、ランプ電流0,2Aで同一の点灯回路装置4と照明器具1と が共用できた。また、上記ランプを装着できる照明器具1の全長は、A区分(3 03〜999mm)の範囲のランプの場合は約585mmのものが、B区分(1 ,060〜1,556mm)の範囲のランプの場合は約1150mmのものであ れば安定した取付けができた。
【0024】 また、図3および図4は本考案の第2および第3の実施の形態の照明器具の要 部となる部分(一端側のみ)を示し、図中、図1および図2と同一部分には同一 の符号を付してその説明は省略する。
【0025】 図3は図2のスパイラル状コード5に変えて、電気掃除機等で用いられている 形式のコードリールで、器具本体2内に渦巻状のぜんまい(図示しない。)によ り逆方向に回転力が付与されたリール9を設け、このリール9にコード51が巻 回され、コード51は引出せば外部に出て、引出したコード51の巻取はぜんま いを動力としてリール9を逆方向に回動して行われるものである。この図3のも のも、引出されたコード51は、ランプL軸に沿って位置し、ランプLからの光 放射を阻害しない等、上記第1の実施の形態と同様な作用効果を奏する。
【0026】 また、第3の実施の形態に示す図4のものは筒状をなす器具本体2端の開口部 に本体2とは分割された別体の筒状体21が嵌合して進退自在に取着されていて 、この筒状体21の端部にソケット部材61が固定してある。
【0027】 そして、このものはランプL1長さに応じ筒状体21を移動(矢印B方向)さ せてソケット部材61とランプL1の口金L2とを合わせ、端子ピンL3をソケ ット部材61に装着することによって、ランプLの支持と電気的な接続が行われ る。この装着が終了したらねじ23を締めることにより本体2と筒状体21との 固定がはかれる。また、図中22は器具本体2の側面に形成した上記ねじ23挿 通用の長孔で、筒状体21の移動(矢印B方向)に対応している。なお、この場 合、ソケット部材61に接続するコードは、装着されるランプLの最大長さをカ バーできる長さ分、筒状体21内または本体2内に収納してある。
【0028】 この図4のものは、コードが露出することなく、ランプLからの光放射を阻害 するものがなく、上記第1および第2の実施の形態と同様な作用効果を奏する。 また、本考案は上記の各実施の形態では、器具本体2の両端のソケット部材6 ,61が本体2軸に対して移動できるようにしたが、これは少なくとも一端側の ソケット部材6,61が移動できれば所期の効果を奏し、これは図1(b)に示 すように、器具本体2の一端側には固定式のソケット部材61を他方側にはたと えば第1の実施の形態に示すソケット部材6が設けてあってもよい。この場合は 、一方のソケット部材61が固定式であるので、ランプLの保持部材3は1個で あってもよい。
【0029】 なお、本考案は上記実施の形態に記述したものに限定されるものではない。た とえば上記実施の形態に記載のように、器具本体側が上方でランプが下方でなく 、ランプ側が上方に位置して点灯されるものであってももちろん差支えない。ま た、器具本体の形状は問われるものではなく、ランプの反射板等が付加されたも のであってもよい。
【0030】 また、給電線は器具本体の両端から導出されている方が、照明器具を縦列して 設置する場合等に便利である。
【0031】
【考案の効果】
請求項1ないし4の記載によれば、ランプの全長が変わっても共通した照明器 具と点灯回路装置とを用いることができる。したがって、照明器具の種類を減ら して、少品種大量生産が可能となるので、生産や在庫管理などのほか品種を選び 設置する等の手間の必要も低減できて、生産性や経済性を向上できる利点を有す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、ショーケースなどの棚に本考案
の第1の実施の形態の照明器具を縦列して取付けた状態
を示す正面図、図1(b)は、同じく本考案の他の照明
器具を縦列して取付けた実施の形態を示す正面図であ
る。
【図2】図2(a)〜(c)は図1中の器具の要部を拡
大して示し、図2(a)は正面図、図2(b)は下面
図、図2(c)は図2(a)中の矢印A−A線に沿って
切欠した部分の断面側面図である。
【図3】本考案の第2の実施の形態の照明器具の要部と
なる部分を拡大して示す正面図である。
【図4】本考案の第3の実施の形態の照明器具の要部と
なる部分を拡大して示す正面図である。
【符号の説明】
1:照明器具 2:器具本体 4:点灯回路装置 5:スパイラル状コード 51:コード 6,61:ソケット部材 L:蛍光ランプ L1:ガラス管バルブ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点灯回路装置を収容した筒状の器具本体
    と;この器具本体に設けられたランプの支持部材と;こ
    の支持部材に保持された直管形蛍光ランプと;上記器具
    本体の端部に進退自在に設けられたランプと電気的接続
    をなすソケット部材と;を具備していることを特徴とす
    る照明器具。
  2. 【請求項2】 上記ソケット部材は、スパイラル状コー
    ドに接続していることを特徴とする請求項1に記載の照
    明器具。
  3. 【請求項3】 上記ソケット部材は、リールに巻回され
    たコードに接続していることを特徴とする請求項1に記
    載の照明器具。
  4. 【請求項4】 上記ソケット部材は、器具本体を分割し
    た筒状体端部に取付けられ、この筒状体が本体に対し嵌
    合して進退自在に取着されていることを特徴とする請求
    項1に記載の照明器具。
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