JP3049663U - マイク除菌・脱臭器 - Google Patents

マイク除菌・脱臭器

Info

Publication number
JP3049663U
JP3049663U JP1997011858U JP1185897U JP3049663U JP 3049663 U JP3049663 U JP 3049663U JP 1997011858 U JP1997011858 U JP 1997011858U JP 1185897 U JP1185897 U JP 1185897U JP 3049663 U JP3049663 U JP 3049663U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microphone
storage tank
liquid storage
box
ozone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997011858U
Other languages
English (en)
Inventor
正義 鈴木
Original Assignee
鬼頭物産株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 鬼頭物産株式会社 filed Critical 鬼頭物産株式会社
Priority to JP1997011858U priority Critical patent/JP3049663U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3049663U publication Critical patent/JP3049663U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】雑菌や臭い等が付き易いマイクロフォンを傷め
たり濡らしたりすることなく簡便に除菌・脱臭すること
のできる機器を提供する。 【構成】液体収容槽を備えたボックスの蓋部において貫
通空隙を有するカップ状陥没部を形成し、かつ該液体収
容槽内に向けてオゾンを放出するオゾン発生装置と超音
波を発する超音波発生装置を該ボックスに取り付けて、
マイク除菌・脱臭器とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はカラオケその他において用いられるマイクロフォン等を除菌したり 脱臭するマイク除菌・脱臭器に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
周知のようにマイクロフォンは、不特定多数の人が音声を発するときに口に近 付けて用いられるものであるから、当然そこにはおびただしい細菌やウィルス、 或いは臭いの粒子等が付着してくる。そこでこれを除菌し、或いは脱臭すること が望まれるわけであるが、マイク頭部は内部にかけて通気状となっているため、 これを熱湯や殺菌液などに漬けることができず、また熱線や紫外線等を当てる方 法も、影の部分に作用しないため適切ではない。従って未だ使用後のマイクを簡 単に除菌・脱臭する機器が実用化していないのが現状である。本考案はこのよう な現状に鑑み、コンパクトで使い易く効率の良いマイク除菌・脱臭器を提供する ことを課題とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】
液体収容槽(1)を備えたボックス(2)の蓋部(3)において貫通空隙(4 )を有するカップ状陥没部(5)を形成し、かつ該液体収容槽(1)内に向けて オゾンを放出するオゾン発生装置(6)と超音波を発する超音波発生装置(7) を該ボックス(2)に取り付けて、マイク除菌・脱臭器とする。
【0004】 上記の液体収容槽(1)内には水、或いは滅菌、消臭、起泡等の作用をもつ液 状物(8)(本考案ではこの言葉で総称する)が使用時において収容される。
【0005】 蓋部(3)において設けられるカップ状陥没部(5)の底部は、該液体収容槽 (1)内に収容される液状物(8)の水面より充分高い水準に位置するようにし ておく。また貫通空隙(4)は、その底部などに1箇所または数ケ所、孔状に設 けてもよいが、該陥没部(5)そのものを網状ないし格子状に形成してもよい。
【0006】 オゾン発生装置(6)は、現在、入歯洗浄器などでも使われ始めた既成のコン パクトなものを用いればよいが、その放出孔には管状フィルタ(9)などを取り 付けて、液中においてオゾンの気泡(10)が分散して出るようにすることが望 ましい。
【0007】 超音波発生装置(7)も、上記の洗浄器や害虫駆除用などに用いられる小出力 かつコンパクトな既成のもので充分である。
【0008】
【作用】
本考案のマイク除菌・脱臭器を使用するには、望ましくは所定の殺菌剤及び起 泡剤入りの水からなる液状物(8)を液体収容槽(1)内に入れ、マイクロフォ ン(11)の頭部を蓋のカップ状陥没部(5)に収めて、電源のスイッチを入れ る。するとオゾン発生装置(6)からオゾンが生じて液状物(8)中の管状フィ ルタから気泡(10)となり上昇する。一方、超音波発生装置(7)からは超音 波が発生し、気泡(10)を細かく分割する。その結果、多数の泡は上面に集ま り、そこで次々と弾けていく。その際、放出されたオゾンは貫通空隙(4)より 該陥没部(5)内のマイクロフォン(11)頭部に到達し、そこでその強力な酸 化作用で菌やウィルスを殺菌すると同時に、臭い分子も無臭化する。なお必要に 応じ液中に含ませた薬剤や超音波もその作用を促進・強化させることになる。
【0009】 所定時間後に電源を切り、マイクロフォン(11)を取り出せば、そこに作用 したのは主にオゾンという気体のみであるから、余分な材料がその中に浸透、或 いは付着ないし残留することがなく、殺菌及び脱臭したままの状態で再び直ちに 反復使用することができる。
【0010】
【実施例】
縦約16cm、横約26cm、高さ約17cmのプラスチック製ボックスの片 側の約3/4を液体収容槽としてその上に蓋を設け、その蓋に2個のカップ状陥 没部を形成すると同時に、底部に直径約2cmの大孔と、その周辺から側部にか けて無数の小孔を形成する。該ボックスの残り1/4の部分にはオゾン発生装置 を収め、そこより液体収容槽に向けてオゾン放出管を設け、その先端に有底管状 のセラミックフィルタを取り付ける。該液体収容槽(ボックス)の下面外側に小 型の超音波発生装置を取り付け、オゾン発生装置と共に配線して、上部にON− OFスイッチを、下部に電源用コードを設ける。なお、該収容槽に入れる液体は 、少量のバイオ系滅菌剤と起泡剤入りの水とする。
【0011】
【考案の効果】
このように本考案によれば、様々な雑菌やウィルス、及び臭いが付着し易いマ イクロフォンを、濡らしたり傷めることなく甚だ簡便に除菌・脱臭して直ちに使 うことができるので、その使用者の不快感をなくすと同時に伝染病の予防になる などの効果がある。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一例の断面図
【図2】本考案一例の見取図
【符号の説明】
1………液体収容槽 2………ボックス 3………蓋部 4………貫通空隙 5………カップ状陥没部 6………オゾン発生装置 7………超音波発生装置 8………液状物 9………管状フィルタ 10………気泡 11………マイクロフォン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体収容槽を備えたボックスの蓋部におい
    て空隙を有するカップ状陥没部を形成し、かつ該液体収
    容槽内に向けてオゾンを放出するオゾン発生装置と超音
    波を発する超音波発生装置を該ボックスに取り付けたこ
    とを特徴とするマイク除菌・脱臭器。
JP1997011858U 1997-12-09 1997-12-09 マイク除菌・脱臭器 Expired - Lifetime JP3049663U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997011858U JP3049663U (ja) 1997-12-09 1997-12-09 マイク除菌・脱臭器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997011858U JP3049663U (ja) 1997-12-09 1997-12-09 マイク除菌・脱臭器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3049663U true JP3049663U (ja) 1998-06-19

Family

ID=43183899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997011858U Expired - Lifetime JP3049663U (ja) 1997-12-09 1997-12-09 マイク除菌・脱臭器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3049663U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000202009A (ja) 殺菌脱臭ガス供給方法及び供給装置
US7273184B2 (en) Disposable air treatment device
US877309A (en) Deodorizer-receptacle.
JP2007325706A (ja) 消臭および脱臭装置
JPH0884949A (ja) 超音波霧化装置の霧化用液体組成物
JP3049663U (ja) マイク除菌・脱臭器
CN106235816A (zh) 一种无菌雾化花瓶
KR200363962Y1 (ko) 의류 살균탈취기
KR20090058653A (ko) 살균탈취제가 수납 가능한 좌변기 덮개
JPH0775185A (ja) マイクロホン除菌消臭器
KR200190855Y1 (ko) 오존살균장치
JP3051875U (ja) ヒノキチオール分散装置
US20070204386A1 (en) Fresh bowl tabs
JP2600349Y2 (ja) 芳香発生脱臭器
JP3488668B2 (ja) 履物の消臭装置及びこれを利用した消臭機能付き履物収納箱
JP3092074U (ja) 高機能匂い分解消臭器
JP2001292932A (ja) 紫外線殺菌灯付便器
JPH0679923B2 (ja) 脱臭厨芥箱
JPS59108633U (ja) 毛細管現象利用による消臭、消煙、芳香、殺菌、同時装置
KR200265602Y1 (ko) 향을 함유하는 숯을 이용한 악취제거 장치
KR200372481Y1 (ko) 살균기능 및 발향기능을 구비한 충전기
JPS6357401A (ja) 脱臭厨芥箱
JP3040762U (ja) シートを覆蓋とするオゾン消毒装置
KR200406000Y1 (ko) 위생 스펀지 마이크 켑
JP3099395U (ja) 便器用の消臭剤吐出装置