JP3049154U - 除草材 - Google Patents

除草材

Info

Publication number
JP3049154U
JP3049154U JP1997008628U JP862897U JP3049154U JP 3049154 U JP3049154 U JP 3049154U JP 1997008628 U JP1997008628 U JP 1997008628U JP 862897 U JP862897 U JP 862897U JP 3049154 U JP3049154 U JP 3049154U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zeolite
herbicide
herbicidal
component
herbicidal action
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997008628U
Other languages
English (en)
Inventor
治 菊地
Original Assignee
有限会社北陸サンコー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社北陸サンコー filed Critical 有限会社北陸サンコー
Priority to JP1997008628U priority Critical patent/JP3049154U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3049154U publication Critical patent/JP3049154U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 除草作用が長期間持続すると共に、地表面の
体裁を良好とし、更に安全性の優れた除草材を提供せん
とする。 【解決手段】 除草作用を有する成分2を含有した沸石
1より成る除草材としたものである。沸石1の形態は粒
状体或いは小石大であることが望ましい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、地面に自然に生育し、除去の対象となるところの所謂雑草に対し、 未然にその発生を阻止する除草材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の除草材は、除草作用を有する成分を主原料とした除草剤を粉末状にした もの、或いは固体の除草剤を溶解した液体とし、除草区域へ散布して使用してい るのである。
【0003】 散布した除草剤は土中に浸透し、除草作用を発揮するのであり、その除草効果 は一時期存続するものである。 又、散布地区は当然のことながら、雑草以外の植物にも影響を与えるものであ るから、当該地は地肌が現れたままの状態であり、更に除草剤の取り扱い及び散 布には安全性への注意を要することは周知の通りである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記従来の除草材に鑑み、除草作用が長期間持続すると共に、地表面 の体裁を良好とし、更に安全性の優れた除草材を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、除草作用を有する成分を含有した沸石より成る除草材としたもので ある。 沸石の形態は粒状体或いは小石大であることが望ましい。
【0006】 又、除草作用を有する成分を沸石へ含有させるには、除草剤を溶解した溶液に 沸石を浸漬し、その高い吸着能を利用して多孔質内に溶液と共に含水させたり、 又陽イオン交換能が大きいことを利用して除草作用を有する成分を多孔質内に吸 着させる方法がある。
【0007】 沸石に吸着含有する除草作用を有する成分は、少しずつ沸石の表面に溶け出し て行き、敷設した地面に到るため、除草作用が長期に及ぶものであり、沸石は石 であるため、敷石、玉石、玉砂利に利用でき、直接除草剤に触れることとならな いため安全性が高いものと成る。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の一実施の形態を説明する。 図1は、任意の一直線上の最長径が5ミリメートル以下の粒状体の沸石1を除 草剤を溶解した溶液中に浸漬し、溶解液と共に除草作用を有する成分2を吸収し たものである。
【0009】 沸石1は含水性に富み、保水力が大きいため、極めて容易に溶解液を内部に吸 着保留することが可能であり、加熱して含有する結晶水を飛ばした後に浸漬すれ ば、吸収を多量とすることができる。
【0010】 沸石1は天然石を使用するのが好ましいが、人工的に合成したものでもよい。 又、除草剤は公知のものを利用することができ、或いは沸石の陽イオン交換能 の大きいことを利用して除草作用を有する成分をそのまま吸着する方法も採用で きる。 更に、最長径を5ミリメートル以上の小石大の沸石としてもよく、任意の大き さ及び形状を選定できる。
【0011】
【考案の効果】
以上のように、本考案の除草材は外観上は石(沸石)であるから、通常の石と 同一の利用が可能であり、例えば小石大や粒状体とすれば、砂利石として地面全 体に敷設でき、体裁のよいものとなると共に、地面全体に後述の除草効果を及ぼ すことができる。
【0012】 そして、含有した除草作用を有する成分は沸石の表面に徐々に溶け出て行くた め、長期間の除草効果を期待できるものであり、内部に除草作用を有する成分を 含有するものであるから、取り扱いも安全性が高いものである。
【提出日】平成9年12月9日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、沸石の多孔質内に除草作用を有する成分の吸着層を形成した除草材 としたものである。 沸石の形態は粒状体或いは小石大であることが望ましい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 又、除草作用を有する成分を沸石への多孔質内へ吸着させるには、除草剤を溶 解した溶液に沸石を浸漬し、その高い吸着能を利用して多孔質内に溶液と共に含 水させたり、又陽イオン交換能が大きいことを利用して除草作用を有する成分を 多孔質内に吸着させる方法がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の除草材の一実施の形態を示す拡大断面
図である。
【符号の説明】
1 沸石 2 除草作用を有する成分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 除草作用を有する成分を含有した沸石よ
    り成る除草材。
  2. 【請求項2】 沸石が粒状体である請求項1記載の除草
    材。
  3. 【請求項3】 沸石が小石大である請求項1記載の除草
    材。
JP1997008628U 1997-09-10 1997-09-10 除草材 Expired - Lifetime JP3049154U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997008628U JP3049154U (ja) 1997-09-10 1997-09-10 除草材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997008628U JP3049154U (ja) 1997-09-10 1997-09-10 除草材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3049154U true JP3049154U (ja) 1998-06-02

Family

ID=43183407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997008628U Expired - Lifetime JP3049154U (ja) 1997-09-10 1997-09-10 除草材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3049154U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN206337131U (zh) 一种原位修复污染底泥的生态毯
Hermosin et al. Organoclays for controlled release of the herbicide fenuron
JPH02158686A (ja) 多孔性イオン交換体を含む土壌又は土壌改良剤
CN110076194B (zh) 一种基于加速蒸腾型去除土壤重金属污染的仿生植物及其用途
CN109251084A (zh) 一种有机覆盖物的制备方法
JP3049154U (ja) 除草材
JP2003096449A (ja) 農地等の土壌改良方法
Kannan et al. Absorption and transport of Pb2+ in young pea seedlings
KR100696099B1 (ko) 임해지, 쓰레기매립지, 척박지, 골프장 조성지의토양개량을 위한 배합토 및 그 제조방법
JP3003172U (ja) 複数の天然石を収容した水の活性化装置
KR102159752B1 (ko) 법면 녹화용 친환경 녹생토 조성물 및 이를 이용한 친환경 법면 녹화 시공방법
CN210586360U (zh) 一种去除土壤中重金属镉的包衣种子
JPH0228687Y2 (ja)
JPH01256588A (ja) 多孔性イオン交換体を含む土壌又は土壌改良剤
JPS5645401A (en) Solid fumigant and method fumigation
JP2016045081A (ja) 土壌の浄化方法
JPH02163009A (ja) ビル屋上、壁面等の緑化用構造体と土壌
JPH111U (ja) 植物栽培床
JPH09209351A (ja) 土中埋設材およびその埋設方法
Choi et al. Soil residual activity of surfactant mixtures containing polyoxyethylene octylphenyl ether and their effect on initial wetting and water movement in container media
RU2590949C2 (ru) Способ посадки саженцев растений
JPS5878942U (ja) 取替式肥料包装体
JPS60137485A (ja) 卓上用ポツトに天然薬石を内蔵する装置
JPH0622648A (ja) シリカヒドロゲルによる土壌の改良方法
RU96111517A (ru) Способ обогащения почвы с помощью прослойки сорбента