JP3049143U - 陶磁器物品 - Google Patents

陶磁器物品

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JP3049143U
JP3049143U JP1997007615U JP761597U JP3049143U JP 3049143 U JP3049143 U JP 3049143U JP 1997007615 U JP1997007615 U JP 1997007615U JP 761597 U JP761597 U JP 761597U JP 3049143 U JP3049143 U JP 3049143U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 陶器若しくは磁器の持つ味わいと、他の素材
の持つ味わい又は同一素材の持つ味わいとを組合わせた
新しい味わいを生み出し、新しい味わいの鑑賞が出来、
且つ周りの雰囲気の演出効果が高い陶磁器物品を提供す
る。 【解決手段】 陶器製の物品2に木製の物品3をボルト
とナットの螺着により脱着自在に固着して急須1を構成
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、陶器若しくは磁器の物品に、別素材の物品又は同一素材の物品を着 脱自在に固着して、急須・湯呑・コップ・茶碗・蓋物等の食器類や、箸・スプー ン・フォーク等や、花瓶・花器等の置物装飾品等の一物品に形成する陶磁器物品 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の陶磁器製品は、全て同一素材で一体成形で製作されている。 以下陶器製の急須を例に説明すると、急須本体と蓋とは分離しているが、把持 部は陶器製の急須本体と一体成形で製作され、又蓋のツマミ部は陶器製の蓋と一 体成形されている。 このように、陶器製の急須は把持部や蓋のツマミ部まで全てが陶器製であり、 陶器の表面に描かれた模様や陶器の持つ味わいだけの鑑賞しか出来ないものであ った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は従来のこれらの問題点を解消し、陶器若しく は磁器の持つ味わいと、他の素材の持つ味わい又は同一素材の持つ味わいとを組 合わせた新しい味わいを生み出し、新しい味わいの鑑賞が出来、且つ周りの雰囲 気の演出効果が高い陶磁器物品を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の構成は、 1) 陶器若しくは磁器製の物品に別素材の物品を着脱自在に固着したことを特 徴とする陶磁器物品 2) 陶器若しくは磁器製の物品に同一素材の物品を着脱自在に固着したことを 特徴とする陶磁器物品 3) 陶器若しくは磁器製の物品と別素材の物品とが取付けられる位置の一方の 物品の壁にナットを設け、他方の物品の壁にボルトを突出して設け、前記ボルト を前記ナットに螺合して互いの物品同士を着脱自在に固着した前記1)記載の陶 磁器物品 4) 陶器若しくは磁器製の物品と同一素材の物品とが取付けられる位置の一方 の物品の壁にナットを設け、他方の物品の壁にボルトを突出して設け、前記ボル トを前記ナットに螺合して互いの物品同士を着脱自在に固着した前記2)記載の 陶磁器物品 5) ナットを陶器若しくは磁器製の物品に設けた前記3)記載の陶磁器物品 6) ナットを筒状とし、同ナットの露出しない後端面に小突出部を設け、前記 ナットが取付けられる物品の壁に嵌入穴を設け、同嵌入穴の底面の中央に前記ナ ットの小突出部が嵌合するくぼみ部を設け、同くぼみ部に前記ナットの小突出部 が嵌合するようにして前記ナットを前記嵌入穴に嵌入し、前記ナットの外周と前 記嵌入穴の内面との間に接着材を充填してナットを固着した前記1)〜5)いず れか記載の陶磁器物品 7) ナットを取付ける側の物品が陶器製の急須本体であって、ボルトを取付け る側の物品が木製の急須用の把持部である前記6)記載の陶磁器物品 8) ナットを取付ける側の物品が陶器製の急須本体と急須の蓋本体であり、ボ ルトを取付ける側の物品が木製の急須用の把持部と蓋用のつまみ部である前記6 )記載の陶磁器物品 9) ナットを取付ける側の物品が壁掛式花瓶の陶器製の花瓶であり且つナット を花瓶の背面壁に設け、ボルトを取付ける側の物品が壁掛式花瓶の木製の背面板 であり且つボルトを背面板の中央部に設けた前記6)記載の陶磁器物品 10) ナットを取付ける側の物品がスプーンの陶器製のボール部分であり、ボ ルトを取付ける側の物品が前記ボール部分に取付けられる木製の把持部である前 記6)記載の陶磁器物品 11) ナットを取付ける側の物品が歯の根元位置を含んだ陶器製のフォークの 先端部分であり、ボルトを取付ける側の物品がフォークの木製の把持部である前 記6)記載の陶磁器物品 12) ナットを取付ける側の物品が箸の陶器製の後端部分であり、ボルトを取 付ける側の物品が箸の後端部分より前方の木製の箸本体である前記6)記載の陶 磁器物品 13) ナットを取付ける側の物品が陶器製の湯呑であり且つナットを湯呑の底 面中央位置に設け、ボルトを取付ける側の物品が湯呑の下面に着脱自在に固着さ れる木製の円盤状の受台であり且つボルトを受台の上面中央位置に設けた前記6 )記載の陶磁器物品 14) ナットを取付ける側の物品が陶器製のマグカップであり且つナットをマ グカップの側壁に設け、ボルトを取付ける側の物品が木製の把持部である前記6 )記載の陶磁器物品 15) ナットを取付ける側の物品が陶器製の茶碗であり且つナットを茶碗の底 面中央位置に設け、ボルトを取付ける側の物品が茶碗の下面に着脱自在に固着さ れる木製の円盤状の受台であり且つボルトを受台の上面中央位置に設けた前記6 )記載の陶磁器物品 16) ナットを取付ける側の物品が蓋物の蓋であり且つナットを蓋本体の上面 中央位置に設け、ボルトを取付ける側の物品が前記蓋の木製のつまみ部である前 記6)記載の陶磁器物品 17) ナットを取付ける側の物品が花器の花瓶であり且つナットを前記花瓶の 底面中央位置に設け、ボルトを取付ける側の物品が前記花瓶の受台であり且つボ ルトを受台の上面位置に設けた前記6)記載の陶磁器物品 にある。
【0005】
【作用】
本考案によれば、陶器若しくは磁器製の物品と別素材の物品とを取付けて一物 品を形成したり、又陶器若しくは磁器製の物品と同一素材の物品とを取付けて一 物品を形成する。 前者では、陶器若しくは磁器の持つ外観や性質と、別の素材の持つ外観と性質 とが組合わさった新しい外観を生みだした物品となり、又周りの雰囲気を演出す る演出効果が高い。又、別素材は、滑りにくい素材・肌ざわりの良い素材・釘や ネジが打てる素材等、形成する一物品の用途に応じて設定し所定個所に着脱自在 に固着することで、別素材の持つ性質を付加した物品に形成出来、高い機能性を 付加出来、取り扱い易さをより向上させることが出来る。 後者では、陶器若しくは磁器の物品と同一素材の物品とを取付けて一物品を形 成するが、互いの物品を別々に焼上げることが出来、同一素材であっても異なる 模様や異なる雰囲気を持った物品同士の取付けによる新しい味わいの一物品に形 成できる。又、陶器若しくは磁器の物品に着脱自在に固着する別素材又は同一素 材の物品は、別の物品に交換して固着させることも可能で、耐久性の向上が図れ る。
【0006】 請求項3記載の考案では、互いの物品をボルトナットの螺合により連結するの で、連結部材が露出せず、形成した一物品の外観を損うことがない。 請求項7記載の考案では、ナットを嵌入する嵌入穴の底面にくぼみ部を設け、 このくぼみ部に挿入される小突出部をナットの後端面に設けており、ナットの後 端面の小突出部を嵌入穴のくぼみ部に挿入することで、ナットの位置合せが正し く行え、ナットを正しく取付けることが出来る。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案では、陶器若しくは磁器製の物品に同一素材の物品を着脱自在に固着さ せる場合、異なった模様の又は異なった焼上がりの同一素材の物品を着脱自在に 固着することが新しい外観を形成出来望ましいが、同一模様・同じ焼上がりとし てもよい。 着脱自在に固着する同一素材又は別素材の物品は、形成する物品の消耗し易い 把持部や、つまみ部分等に用いることで、物品の耐久性の向上が図れる。 ナットを嵌入させる嵌入穴は、陶器若しくは磁器に設けることが望ましいが、別 素材側に設けてもよい。 嵌入穴の底面の中央部にくぼみ部を設け、そのくぼみ部に挿入される小突出部 をナットの後端面に設けることで、互いをかみ合せるだけでナットを嵌入穴内の 中央位置に正しくセット出来、接着材で正しく固着出来る。 ナットは陶器若しくは磁器が焼上がった後に固着させる。
【0008】
【実施例】
図1は実施例1の斜視図、図2は実施例1の縦断面図、図3は実施例2の斜視 図、図4は実施例2の縦断面図、図5は実施例3の斜視図、図6は実施例3の縦 断面図、図7は実施例4の斜視図、図8は実施例4の縦断面図、図9は実施例5 の斜視図、図10は実施例5の縦断面図、図11は実施例6の斜視図、図12は 実施例6の縦断面図、図13は実施例7の斜視図、図14は実施例7の縦断面図 、図15は実施例8の縦断面図、図16は施例9の縦断面図、図17は実施例1 0の縦断面図、図18は実施例11の斜視図、図19は実施例11の縦断面図、 図20は実施例12の斜視図、図21は実施例12の縦断面図である。
【0009】 ;実施例1(図1,2参照) 図1,2中1は急須、1aは同急須1の蓋、1bは急須本体、2は陶器製の物 品、3は木製の物品、4はボルト、5は筒状のナット、6は同ナット5の露出し ない部分の後端面に設けた小突出部、7はナット5を嵌入する嵌入穴、8は同嵌 入穴7の底面の中央部に設けたくぼみ部、9はナット5を嵌入穴7に固定させる 接着材である。
【00010】 図1,2に示す実施例1の急須1は、蓋1aの上面に設けられるつまみ部と急 須1の把持部が木製の物品3であり、残りの急須本体1bと蓋本体となる部分は 陶器製の物品2を用いている。 陶器製の物品2と木製の物品3とが着脱自在に固着される壁の陶器製の物品2 側の壁には、ナット5を嵌入する嵌入穴7を設けており、且つこの嵌合穴7の底 面の中央部には、露出しないナットの後端面に設けた小突出部6が挿入されるく ぼみ部8を設けており、ナット5の小突出部6を嵌入穴7のくぼみ部8に挿入す るようにしてナット5を嵌入穴7に嵌入することで、ナット5を嵌入穴7に正し くセット出来る。 嵌入穴7の内面とナット5の外面との空間に接着材9を充填することでナット 5を嵌入穴7内に固定している。 木製の物品3側の取付面にはボルト4の下端が突出するように、ボルト4を設 けている。実施例1での急須1は、人がつまむ蓋のつまみ部と、人が把持する急 須本体1の把持部に木製の物品3を用いているので、つまみ部と把持部とが濡れ ても滑りにくいものとなり、扱い易いものとなった。 又、急須1は陶器の外観と木の外観とが組み合わされた新しい感覚の外観とな り、周りの雰囲気に合った外観となって周りの雰囲気を演出する演出効果が生ま れた。 陶器製の物品は、成形した素地を素焼・締焼・釉焼・本焼・上絵焼等の焼成の 工程をへて製作される。 上記では陶器製の物品について説明したが、磁器製の物品も同様の作用・効果 が生じる。
【0011】 ;実施例2(図3,4参照) 図3,4中11はポット、11aはポット11の蓋、11bはポット本体であ る。 図3,4に示す実施例2のポット11は、前記実施例1の急須1と同様に把持 部と蓋のつまみ部とが木製の物品3であり、残りは陶器製の物品2である。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0012】 ;実施例3(図5,6参照) 図5,6中12は壁掛式花瓶、12aは花瓶本体、12bは背面板である。 図5,6に示す実施例3の壁掛式花瓶12は、花瓶本体12aが陶器製の物品 2であり、花瓶本体12aの背面に位置する背面板12bが木製の物品3である 。 背面板12bが木製の物品3であるため、和室の雰囲気に合った壁掛式花瓶1 2となった。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0013】 ;実施例4(図7,8参照) 図7,8中13はスプーン、13aはスプーン本体、13bは把持部である。 図7,8に示す実施例4のスプーン13は、把持部13bが木製の物品3であ り、又スプーン本体13aが陶器製の物品2である。 把持部13bが木製の物品2であるので触感が良く又滑りにくくなっている。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0014】 ;実施例5(図9,10参照) 図9,10中14はフォーク、14aはフォーク本体、14bは把持部である 。 図9,10に示す実施例4のフォーク14は、前記実施例4同様に、把持部1 4bが、木製の物品3であり、又フォーク本体14aが陶器製の物品2である。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例4と同じである。
【0015】 ;実施例6(図11,12参照) 図11,12中15は箸、15aは箸本体、15bは把持部である。 図11,12に示す実施例6の箸15は、箸本体15aが木製の物品3であり 、箸15の把持部15bが陶器製の物品2である。 箸15の把持部15bを陶器製の物品2としているので、高級感のある箸15 となった。 又、箸本体15aは木製の物品15aであるので舌ざわりに違和感がなく使用 出来る。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0016】 ;実施例7(図13,14参照) 図13,14中16は湯呑、16aは湯呑本体、16bは受台である。 図13、14に示す実施例7の湯呑16は、湯呑本体16aが陶器製の物品2 であり、又湯呑本体16aの底面に取付けた受台16bは木製の物品3である。 湯呑16の下部を木製の物品3としたことで、湯呑16に注いだお茶の熱さが 湯呑15の底から手に伝わりにくくなっている。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0017】 ;実施例8(図15参照) 図15中17はマグカップ、17aはマグカップ本体、17bは把持部である 。 図15に示す実施例11のマグカップ17は、把持部17bが木製の物品3で あり、マグカップ本体17aが陶器製の物品2である。 把持部17bが木製の物品3であるので滑りにくく把持し易いものとなった。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0018】 ;実施例9(図16参照) 図16中18はコップ、18aはコップ本体、18bはコップ本体18aの底 面に設けた受台である。 図16に示す実施例9のコップ18は、前記実施例7の湯呑16と同様な構造 であり、コップ本体18aが陶器製の物品2で、受台18bが木製の物品3であ る。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例7と同じである。
【0019】 ;実施例10(図17参照) 図17中19は茶碗、19aは茶碗本体、19bは茶碗本体の底面に設けた受 台である。 図17に示す実施例10の茶碗19は、前記実施例7の湯呑16と同様な構造 であり、茶碗本体19aが陶器製の物品2で、受台19bが木製の物品3である 。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例7と同じである。
【0020】 ;実施例11(図18,19参照) 図18,19中20は蓋物、20aは蓋、20bは容器、20cは木製のスプ ーンである。 図18,19に示す実施例11の蓋物20は、蓋20aのつまみ部が木製の物 品3であり、残りの容器2bや蓋本体は陶器製の物品2である。 但し蓋物20に備付けのスプーン20cは木製の物品3である。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0021】 ;実施例12(図20,21参照) 図20,21中21は花器、21aは花瓶、21bは受台、21cは受台に固 定した飾り木である。 図20,21に示す実施例12の花器21は、花瓶21aが陶器製の物品2で あり、その他の受台21b及び受台21bに取付けた飾り木21cは木製の物品 3である。 受台21b及び飾り木21cと花器21の大部分を木製の物品3としているの で、木製特有の雰囲気と、陶器特有の雰囲気とをうまく組み合わせた新しい雰囲 気が生まれ、周りの雰囲気を演出する効果が高く、インテリア性がある。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0022】 上記実施例1〜12においては、陶器製の物品2に木製の物品3を着脱自在に 固定した例について説明しているが、陶器製の物品2を磁気製の物品に変えた場 合も、上記実施例1〜12と同じ構造となり、同じ作用・効果が得られる。 又木製の物品3を陶器製の物品に変え、同一素材同士を着脱自在に固定する場 合も、上記実施例1〜12と同じ構造となり、同じ作用・効果が得られる。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、陶器若しくは、磁器製の物品と別素材の物品とを着脱自在に 固着して一物品を形成したり、又陶器若しくは磁器製の物品と同一素材の物品と を着脱自在に固着して一物品を形成するので、各素材の持つ外観や性質が組み合 わさった新しい外観を生み出すことが出来、周りの雰囲気に大変マッチしたもの に製作出来、又周りの雰囲気を演出する演出効果が高いものとなった。 更に、陶器若しくは磁器製の物品と別素材の物品とを取付けたものでは、別素 材の持つ性質が組み合わさった物となり、滑りにくい素材・肌ざわりの良い素材 ・熱を伝えにくい素材・釘やネジが打てる素材等用途に応じた別素材を用いるこ とで、機能性を付加出来、作業性や取り扱い易さが大変向上する機能的なものと なった。
【提出日】平成9年12月26日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の構成は、 1) 陶器若しくは磁器製の物品と別素材の物品とが取付けられる位置の一方の 物品の壁にナットを設け、他方の物品の壁にボルトを突出して設け、前記ボルト を前記ナットに螺合して互いの物品同士を着脱自在に固着したことを特徴とする 陶磁器物品 2) 陶器若しくは磁器製の物品と同一素材の物品とが取付けられる位置の一方 の物品の壁にナットを設け、他方の物品の壁にボルトを突出して設け、前記ボル トを前記ナットに螺合して互いの物品同士を着脱自在に固着したことを特徴とす 陶磁器物品 3) ナットを陶器若しくは磁器製の物品に設けた前記1)記載の陶磁器物品 4) ナットを筒状とし、同ナットの露出しない後端面に小突出部を設け、前記 ナットが取付けられる物品の壁に嵌入穴を設け、同嵌入穴の底面の中央に前記ナ ットの小突出部が嵌合するくぼみ部を設け、同くぼみ部に前記ナットの小突出部 が嵌合するようにして前記ナットを前記嵌入穴に嵌入し、前記ナットの外周と前 記嵌入穴の内面との間に接着材を充填してナットを固着した前記2)記載の 陶磁 器物品 5) ナットを筒状とし、同ナットの露出しない後端面に小突出部を設け、前記 ナットが取付けられる物品の壁に嵌入穴を設け、同嵌入穴の底面の中央に前記ナ ットの小突出部が嵌合するくぼみ部を設け、同くぼみ部に前記ナットの小突出部 が嵌合するようにして前記ナットを前記嵌入穴に嵌入し、前記ナットの外周と前 記嵌入穴の内面との間に接着材を充填してナットを固着した前記3)記載の 陶磁 器物品 6) ナットを取付ける側の物品が陶器製の急須本体であって、ボルトを取付け る側の物品が木製の急須用の把持部である前記5)記載の陶磁器物品 7) ナットを取付ける側の物品が陶器製の急須本体と急須の蓋本体であり、ボ ルトを取付ける側の物品が木製の急須用の把持部と蓋用のつまみ部である前記5 記載の陶磁器物品 8) ナットを取付ける側の物品が壁掛式花瓶の陶器製の花瓶であり且つナット を花瓶の背面壁に設け、ボルトを取付ける側の物品が壁掛式花瓶の木製の背面板 であり且つボルトを背面板の中央部に設けた前記5)記載の 陶磁器物品 9) ナットを取付ける側の物品がスプーンの陶器製のボール部分であり、ボル トを取付ける側の物品が前記ボール部分に取付けられる木製の把持部である前記 5)記載の 陶磁器物品 10) ナットを取付ける側の物品が歯の根元位置を含んだ陶器製のフォークの 先端部分であり、ボルトを取付ける側の物品がフォークの木製の把持部である前 記5)記載の 陶磁器物品 11) ナットを取付ける側の物品が箸の陶器製の後端部分であり、ボルトを取 付ける側の物品が箸の後端部分より前方の木製の箸本体である前記5)記載の 陶 磁器物品 12) ナットを取付ける側の物品が陶器製の湯呑であり且つナットを湯呑の底 面中央位置に設け、ボルトを取付ける側の物品が湯呑の下面に着脱自在に固着さ れる木製の円盤状の受台であり且つボルトを受台の上面中央位置に設けた前記5 )記載の 陶磁器物品 13) ナットを取付ける側の物品が陶器製のマグカップであり且つナットをマ グカップの側壁に設け、ボルトを取付ける側の物品が木製の把持部である前記5 )記載の 陶磁器物品 14) ナットを取付ける側の物品が陶器製の茶碗であり且つナットを茶碗の底 面中央位置に設け、ボルトを取付ける側の物品が茶碗の下面に着脱自在に固着さ れる木製の円盤状の受台であり且つボルトを受台の上面中央位置に設けた前記5 )記載の 陶磁器物品 15) ナットを取付ける側の物品が蓋物の蓋であり且つナットを蓋本体の上面 中央位置に設け、ボルトを取付ける側の物品が前記蓋の木製のつまみ部である前 記5)記載の 陶磁器物品 16) ナットを取付ける側の物品が花器の花瓶であり且つナットを前記花瓶の 底面中央位置に設け、ボルトを取付ける側の物品が前記花瓶の受台であり且つボ ルトを受台の上面位置に設けた前記4)又は5)記載の 陶磁器物品 にある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 考案では、互いの物品をボルトナットの螺合により連結するので、連結部材 が露出せず、形成した一物品の外観を損うことがない。 請求項4〜16記載の考案では、ナットを嵌入する嵌入穴の底面にくぼみ部を 設け、このくぼみ部に挿入される小突出部をナットの後端面に設けており、ナッ トの後端面の小突出部を嵌入穴のくぼみ部に挿入することで、ナットの位置合せ が正しく行え、ナットを正しく取付けることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の斜視図である。
【図2】実施例1の縦断面図である。
【図3】実施例2の斜視図である。
【図4】実施例2の縦断面図である。
【図5】実施例3の斜視図である。
【図6】実施例3の縦断面図である。
【図7】実施例4の斜視図である。
【図8】実施例4の縦断面図である。
【図9】実施例5の斜視図である。
【図10】実施例5の縦断面図である。
【図11】実施例6の斜視図である。
【図12】実施例6の縦断面図である。
【図13】実施例7の斜視図である。
【図14】実施例7の縦断面図である。
【図15】実施例8の縦断面図である。
【図16】実施例9の縦断面図である。
【図17】実施例10の縦断面図である。
【図18】実施例11の斜視図である。
【図19】実施例11の縦断面図である。
【図20】実施例12の斜視図である。
【図21】実施例12の縦断面図である。
【符号の説明】
1 急須 1a 蓋 1b 急須本体 2 陶器製の物品 3 木製の物品 4 ボルト 5 ナット 6 小突出部 7 嵌入穴 8 くぼみ部 9 接着材 10 欠番 11 ポット 11a 蓋 11b ポット本体 12 壁掛式花瓶 12a 花瓶本体 12b 背面板 13 スプーン 13a スプーン本体 13b 把持部 14 フォーク 14a フォーク本体 14b 把持部 15 箸 15a 箸本体 15b 把持部 16 湯呑 16a 湯呑本体 16b 受台 17 マグカップ 17a マグカップ本体 17b 把持部 18 コップ 18a コップ本体 18b 受台 19 茶碗 19a 茶碗本体 19b 受台 20 蓋物 20a 蓋 20b 容器 20c スプーン 21 花器 21a 花瓶 21b 受台 21c 飾り木
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (17)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陶器若しくは磁器製の物品に別素材の物
    品を着脱自在に固着したことを特徴とする陶磁器物品。
  2. 【請求項2】 陶器若しくは磁器製の物品に同一素材の
    物品を着脱自在に固着したことを特徴とする陶磁器物
    品。
  3. 【請求項3】 陶器若しくは磁器製の物品と別素材の物
    品とが取付けられる位置の一方の物品の壁にナットを設
    け、他方の物品の壁にボルトを突出して設け、前記ボル
    トを前記ナットに螺合して互いの物品同士を着脱自在に
    固着した請求項1記載の陶磁器物品。
  4. 【請求項4】 陶器若しくは磁器製の物品と同一素材の
    物品とが取付けられる位置の一方の物品の壁にナットを
    設け、他方の物品の壁にボルトを突出して設け、前記ボ
    ルトを前記ナットに螺合して互いの物品同士を着脱自在
    に固着した請求項2記載の陶磁器物品。
  5. 【請求項5】 ナットを陶器若しくは磁器製の物品に設
    けた請求項3記載の陶磁器物品。
  6. 【請求項6】 ナットを筒状とし、同ナットの露出しな
    い後端面に小突出部を設け、前記ナットが取付けられる
    物品の壁に嵌入穴を設け、同嵌入穴の底面の中央に前記
    ナットの小突出部が嵌合するくぼみ部を設け、同くぼみ
    部に前記ナットの小突出部が嵌合するようにして前記ナ
    ットを前記嵌入穴に嵌入し、前記ナットの外周と前記嵌
    入穴の内面との間に接着材を充填してナットを固着した
    請求項1〜5いずれか記載の陶磁器物品。
  7. 【請求項7】 ナットを取付ける側の物品が陶器製の急
    須本体であって、ボルトを取付ける側の物品が木製の急
    須用の把持部である請求項6記載の陶磁器物品。
  8. 【請求項8】 ナットを取付ける側の物品が陶器製の急
    須本体と急須の蓋本体であり、ボルトを取付ける側の物
    品が木製の急須用の把持部と蓋用のつまみ部である請求
    項6記載の陶磁器物品。
  9. 【請求項9】 ナットを取付ける側の物品が壁掛式花瓶
    の陶器製の花瓶であり且つナットを花瓶の背面壁に設
    け、ボルトを取付ける側の物品が壁掛式花瓶の木製の背
    面板であり且つボルトを背面板の中央部に設けた請求項
    6記載の陶磁器物品。
  10. 【請求項10】 ナットを取付ける側の物品がスプーン
    の陶器製のボール部分であり、ボルトを取付ける側の物
    品が前記ボール部分に取付けられる木製の把持部である
    請求項6記載の陶磁器物品。
  11. 【請求項11】 ナットを取付ける側の物品が歯の根元
    位置を含んだ陶器製のフォークの先端部分であり、ボル
    トを取付ける側の物品がフォークの木製の把持部である
    請求項6記載の陶磁器物品。
  12. 【請求項12】 ナットを取付ける側の物品が箸の陶器
    製の後端部分であり、ボルトを取付ける側の物品が箸の
    後端部分より前方の木製の箸本体である請求項6記載の
    陶磁器物品。
  13. 【請求項13】 ナットを取付ける側の物品が陶器製の
    湯呑であり且つナットを湯呑の底面中央位置に設け、ボ
    ルトを取付ける側の物品が湯呑の下面に着脱自在に固着
    される木製の円盤状の受台であり且つボルトを受台の上
    面中央位置に設けた請求項6記載の陶磁器物品。
  14. 【請求項14】 ナットを取付ける側の物品が陶器製の
    マグカップであり且つナットをマグカップの側壁に設
    け、ボルトを取付ける側の物品が木製の把持部である請
    求項6記載の陶磁器物品。
  15. 【請求項15】 ナットを取付ける側の物品が陶器製の
    茶碗であり且つナットを茶碗の底面中央位置に設け、ボ
    ルトを取付ける側の物品が茶碗の下面に着脱自在に固着
    される木製の円盤状の受台であり且つボルトを受台の上
    面中央位置に設けた請求項6記載の陶磁器物品。
  16. 【請求項16】 ナットを取付ける側の物品が蓋物の蓋
    であり且つナットを蓋本体の上面中央位置に設け、ボル
    トを取付ける側の物品が前記蓋の木製のつまみ部である
    請求項6記載の陶磁器物品。
  17. 【請求項17】 ナットを取付ける側の物品が花器の花
    瓶であり且つナットを前記花瓶の底面中央位置に設け、
    ボルトを取付ける側の物品が前記花瓶の受台であり且つ
    ボルトを受台の上面位置に設けた請求項6記載の陶磁器
    物品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107049011A (zh) * 2017-04-10 2017-08-18 何赋森 一种带木把手的陶瓷煮茶器

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